転生したらにゃんこ軍団のスキル持ってた件   作:吉良吉良星☆

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吉良吉良星☆です。

前回牙狼族を迎え撃つためにケディはガチャを引き真田を引き当てました。
ついでににゃんこたちが侵略している世界がもしかしたら同じかも…?とリムルが訝しむことになりました。
今回はケディ達が牙狼族を迎え撃ちます!

それでは本編をどうぞ!


完封の牙狼族

夜のジュラの大森林、ゴブリン村があるこの地域では本来静かだがが今日この日は様子が違う。

何故なら今夜は狼の魔物である「牙狼族」たちが弱小なるゴブリンの住む村を襲撃し蹴散らし、牙狼たちの森の足掛かりにする。

そして風が吹く崖の上で牙狼族たちはゴブリン村を見下ろす、すると牙狼族の群れのボスだろうか、

一番先頭の片目に古傷を負った隻眼の牙狼が声を上げる。

 

牙狼族のボス「良い月だ…」

「今夜、あのゴブリンどもの村を滅ぼし、このジュラの大森林の足掛かりを作る!」

 

牙狼族のボスがそう言い遠吠えを上げる、すると他の牙狼族も遠吠えを上げ森に鳴き声がこだまする。

そして牙狼族のボスは崖の上から降り始め続々と他の者も続く。

 

牙狼族ボス「行くぞ、奴らにはもう邪竜の加護は無い」

 

「蹂躙の始まりだ…!!」

 

崖を降り森を駆ける牙狼族たち、目指すはゴブリンの村そして着いた暁には虐殺が始まる…はずだった。

 

牙狼族ボス「むっ?」

「スライムと…猫?」

 

スライム「そこで止まれ」

 

なぜゴブリンとしょぼい家しかいないはずの村の前にはスライムと碧眼の白猫の魔物が…?とボスが疑問に感じると、なんとスライムが牙狼族に向かい止まれと言ってきた。

 

牙狼族ボス(どう言うことだ…?この村は弱小なゴブリンどもしかいなかったでは無いか)

(しかもあのスライム、言葉を発した、どうやら知性があるようだな)

(それにこの柵、人間共が良く建てている物だがなぜそれが建てられて…、ゴブリンたちが知恵を絞って作ったのは…有り得んな)

(となるとこの猫の魔物とスライムがゴブリン共を使って建ててやったのか…やれ屑のくせに小癪な考えをするでは無いか…!)

 

ボスの息子「っ!オヤジ殿、あの者らです。例の殀気(オーラ)を持つ…」

 

ボスがそう考えるとボスの息子である額に星模様を持つ牙狼族が何かに気づいたようだ、ボスの息子が言うには目の前のスライム達は前遭遇した時は、前にボスに報告していた異様なオーラを放っていた魔物だと言う。

だが今のボスにはあのスライム達は殀気(オーラ)が僅かにわかる程度、息子が言っているほどの力は無いように見える。

 

牙狼族ボス「あれが例の魔物だと?下らん、ただの雑魚スライム共では無いか」

「我らの力であればあんな木端の魔物共など…」

 

牙狼族ボスがそう言うと向こうのスライム達が牙狼族たちに向かって警告を告げてきた。

 

スライム「いいかお前ら一度しか言わないかよく聞け」

「お前らがこのまま引くのならば何もしない、大人しく立ち去るが良い」

 

白猫「僕たちも手荒なことはしたく無いから、どうか賢い判断を」

 

牙狼族ボス「…ふん、甘いことを!」

「さあ行け!」

 

ボスがそう言うと瞬時に他に牙狼数匹を連れスライム達を八つ裂きにする為に駆け出す。

 

ボスの息子「オヤジ殿!」

 

牙狼族ボス「下らんあの程度の木切れ、我らの爪と牙で…」

 

しかしその木切れを牙で砕くことは出来はしなかった…。

その理由は影から飛び出して来た予想外の伏兵により妨げられたのだ。

 

???「にゃあああ!!」

 

牙狼族1「キャイン!?」

 

牙狼族ボス「!?なんだ!何が起きて…」

 

突然何者かに突進をされ牙狼族の1匹が吹っ飛ばされてしまったのを見て、困惑をしてしまうボスだが直ぐに飛び出して来た者が横切った方向を見る、見てしまった…。

 

牙狼族ボス「なっ!?」

 

???「ブンブンブンブンブンブンブン!!」

 

牙狼族「や、やめっ、やめてく…!キャイィン!!」

 

???「ブンブンブン…にゃ?

 

ブンブンと倒れた牙狼族に執拗に頭を振り攻撃している「それ」は、牛のような体に長い首をし奇妙な角をしている、だが一番目立つ特徴があった。

それはωの口をし、目が「・・」とした奇怪な顔があったのだ。

 

牙狼族ボス「な、こ、こいつは何だ!?」

「なぜこう奇怪な姿をしているんだ!?」

 

???「こいつは「ネコキリン」にゃ」

 

牙狼族ボス「!!」

 

今度はあの化け物が飛び出した森の方から声が響く、牙狼族ボスが振り向くとそこには一等身だがさっきの化け物と同じ顔をした者がいた。

 

牙狼族ボス「き、貴様…あいつと何故同じ顔をしているんだ!?」

 

???「「にゃんこ」だから当たり前にゃ」

 

ネコキリン「そうにゃそうにゃ「ネコ」でも似てるのは当たり前にゃ!」

 

牙狼族ボス「ぐっ、ぎぎ…!?」(何なのだ…こいつらは!?)

(…いや、だめだ!!こいつらの流れに乗ってしまってはいけない!)

 

思わず流されてしまいそうになった牙狼族ボスだが、何とか正気を保ち再び敵意を向ける。

 

牙狼族ボス「貴様ら!!馬鹿にしているのか!」

「許さん!全員血祭りにしてくれる!!」

 

怒り狂った牙狼族ボスそう言い遠吠えを上げ待機していた牙狼族たちと一緒に一斉で村に向かい攻め込み始めた。

それと同時に白猫とスライムが合図を出しゴブリン達が一斉に弓を引き、森の影からは「軍団」が牙狼族へと突撃を始める、今から本格的に戦闘が始まる。

_______________

リムル視点

 

リムル「来るぞ!皆んな弓を引け!」

 

ケディ「ネコキリン部隊突撃!後続が着くまで牙狼族を食い止めて!」

 

ついに牙狼族が本格的に攻め始めた、俺はゴブリン達に合図を出し弓を引き放たせる、そしてケディはネコキリン達を牙狼族に突撃させ時間を稼いでいた。

 

リムル「ケディ、お前はあまり殺すなとは言ってたが、本当に危なくなったら…わかるな?」

 

ケディ「うん、わかってる!ゴブリン達には手を出させないよ!」

 

実は今回の戦い、ゴブリン達の弓は矢じりが外されている、理由としてはケディが「敵だとしても不用意に殺したくない」と言う考えで俺とは別の作戦を出してきて、本当なら採用しないつもりだったんだが…にゃんこと一緒に全力で説得されてしまって「危ない時は俺が何とかする」と言うことで折れてしまったんだ…。

 

だが何も出来ないのに了承するわけでは無い、ケディの持つにゃんこの戦力は大きい為多少加減をしても十分だからこそ許可をしたんだ。

そしてケディ達がゴブリン達に作戦を伝えると頭を下げて「どうかわがままを許して欲しい」といったが皆んなは納得してくれたので実行に移せるようになったわけだ。

 

リムル「ったく無茶を言うぜ全く…」

 

ケディ「ごめんねリムル…けど嬉しいよ。僕の意思を汲み取ってくれて」

 

リムル「そ、そうか…」

 

まったく、ケディのこの笑顔は照れてしまうな…猫なのに。

…それよりも!牙狼族との戦いだが戦況は一言で言うと「圧倒している」状況だった。

 

ネコドラゴン「んばぁ!!」ブオオ!

 

牙狼族2「ッ!!グルル…!!」

 

ネコファイター「ガラ空きにゃ!」ゴッ!

 

牙狼族2「ガッ!?」

 

にゃんこ達は上手く連携を起こし牙狼族たちを倒して行き。

 

ゴブリン1「喰らえ!」ブゥン

 

牙狼族3「キャイン!」

 

ネコダラボッチ「ムウゥンくらえぇ!!」ドォン!

 

牙狼族4「ぐぅ!!」ざぁぁ

 

ゴブリン2「えい!」ブゥン

 

牙狼族4「ギャイン!!」

 

ゴブリンがにゃんこたちを遠距離からサポートする、村の柵に辿り着いたとしてもゴブリンたちが武器で殴り無力化、この連携により牙狼族はどんどん気絶していき、あっという間に牙狼族で戦える者は数匹へと減ってしまった。(ちなみにガオは村長のそばにいてもらっている)

 

村長「お、おお!?ま、まさかここまで…!」

 

ガオ「すごい…!」

 

リムル「にゃんこたちのの多種多様な攻撃に、矢を避けながら近づくのは難しい」

「仮に辿り着いても殴られて気絶が関の山だ」

 

ケディ「ほんと、にゃんこ達には頭が上がらないね…」

 

リムル「だな…だからこそ「殺さない戦い」が出来るんだ」

「ほんとすごい奴らだよあいつらも、お前ら(ゴブリンたち)も」

「…ケディもな」

 

ケディ「…そうかな?ありがとう」

 

こうして牙狼族はほぼほぼの敗北が確定した、しかし、この事実は牙狼族のボスにとっては到底受け入れられない物だったのだろう。

 

牙狼族ボス(あり得ん!あのようなスライムに畜生に我らが…!)

(そしてゴブリン共に誇り高き牙狼族が翻弄されるなど…!!)

「ウガァァァ!!!」バッ!!

 

ボスの息子「オヤジ殿!?」

 

ネコ「!まずいにゃ皆んなあいつを今すぐに止めるにゃ!」

 

牙狼族のボスは怒りに身を任せて俺たちに突っ込んできた、にゃんこ達も止めようとするがあまりに素早く捕まえられずネコキリンは満身創痍だから戦えない、つまり今はまともに突撃は止められないのだ。

そして俺たちの近くに駆け寄ると高く飛び上がり上から強襲を仕掛けて来た。

 

牙狼族ボス「調子に乗るなスライム風情共が!!」

「ひねり潰してくれる!!」

 

ゴブリンたち「リムル様、ケディ様…っ!!」

 

ガオ「お兄ちゃん!!」

 

牙狼族のボスがゴブリンたちの主人たちに飛びかかる、このままリムルとケディは鋭い牙に貫かれ…はしなかった。

何故か突然牙狼族のボスは空中でピシッと止まってしまったのだ。

 

牙狼族ボス「なっ!?う、動けぬ…」

 

村長「あれはさっきの糸!?てっきり柵の補強に…」

 

ケディ「いや、補強にも使ってたよリムルは、あの糸「粘糸」って言ってね」

「すごく粘着力が強いからもしもの保険で設置してたんだ。」

 

リムル「ああ、そしたら引っかかったわけだまんまとこいつは」

 

牙狼族ボス「これしき…!!」

 

牙狼族のボスは何とか噛み切ろうとするが、糸は切れず空中に吊るされている。

 

ケディ「良し、「トドメ」だね」

「決めちゃって!!」

 

牙狼族ボス「?」

 

すると村の奥から影が飛び出して来た、鳥だろうかすごい速度で牙狼族のボスに向かってくる。

するとボスは理解した、これから自分に何が起きるのか。

 

牙狼族ボス「あ、あぁ…!?」

 

そして次の瞬間牙狼族のボスが視界がとらえた光景は…。

 

 

 

 

 

 

 

 

鎧を纏った人に近い猛禽が、拳を自身の腹にめり込ます所であった。

 

「すまぬな、拙者はよく力加減がわからぬが故、痛くとも許せよ」

_________________________

ケディ視点

 

牙狼のボス「ぐっ!がぁ…!?」

 

どさ…

 

この戦いの最後は真田がとった、リムルの粘糸で動けない所を真田が拳で腹を殴り牙狼族のボスは気絶。そして糸が解れ地面へと落ちた牙狼族のボスと動けない牙狼達ははリムルが糸でぐるぐる巻きにして暴れないようにした。

だがボスがやられたショック大きくと牙狼族達はまともに抵抗は無く動揺だけが顔にあった、特に額に星模様を持つ牙狼は唖然とボスの方と僕たちの方に目線を向けていた。

 

ケディ(ふぃー!よ、よかったぁー!!上手く行ったよ…)

(…けど牙狼族達は中々逃げないな…ボスがやられたから命令が来ないし固まっているのか?)

(うーん、困ったなぁ…なら叩き起こすか?)

 

ケディ「真田ー!」

 

真田幸村「むっ?どうされたかケディ殿?」

 

ケディ「叩き起こしてそいつ」

 

真田幸村「承知」バシィ!!

 

牙狼族ボス「キャイーン!!?」

 

ボスの息子「オヤジ殿ォ!!?」

 

リムル「う、うわぁ痛そうだな…」

 

村長「……!?」

 

バンダナゴブリン「け、ケディ様…」

 

ガオ (ブルブル…)




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