転生したらにゃんこ軍団のスキル持ってた件   作:吉良吉良星☆

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皆様お久しぶりです。吉良吉良星⭐︎です。
「転生したらにゃんこ軍団のスキルを持ってた件」をご覧くださりありがとうございます。
本編前に大事なお話があります。
前回まで建てられていた「わんこ軍団を転スラ世界に参加させるか」のアンケートについてですが、誠に勝手ながら取りやめにさせてもらいました。
理由を述べますと、現在の技量ではわんこ軍団無しには後の展開を作ることが非常に困難になってしまい、皆様の満足の行く出来には出来無いと判断したためです。
改めまして皆様には私の都合でご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ございませんでした!!
これからも皆様がお楽しみいただけるようなssを投稿をして行きますので、どうか応援をよろしくお願いします!!

追記
書き方を変えてみました。もしよろしければご意見をよろしくお願いします。



勝利の次の日

???

 

「ぐ……あ……」

 

「…はっ!此処はッ!?」ガバッ

 

「…暗いからかどこかわからぬな、だがは生きていてる…か」

 

「周りの様子を確認したいが暗い…それに体を糸で巻かれているから自由が効かぬ…チィ!」

 

「忌々しい…あの屑共め…!!」

 

餓狼族のボス、彼は先のゴブリンを襲撃するはずが今は暗くつめたい床の部屋に、糸で身体を縛られていて目を覚ました。

そして彼は糸で動かせない体に舌打ちを打ちながらも、今自分が出来る唯一の事であった、自身が気絶するまでの経緯を思い出していくことにした。

 

「…そうだ、そのせいであのスライムの術中にかかり…そして…猫畜生の鳥にやられたのだ」

 

「…クソッ!たかがゴブリンと畜生、果てにはスライムやられるとは…!!」

 

「畜生が…牙狼族の面子に傷をつけられ、我もこの失態…!」

 

「おのれ許さぬぞ…!!あの痴れ者共がッ!!これも全ては…!」

 

「ぼく達のおかげってことにゃ?」

 

「…はッ?!」

 

「なんかそうらしいな、よっぽど怒りを買われてるぞお前?」

 

「うにゃ〜…敵でも嫌われるとなんだか複雑だにゃ…」

 

「貴様らは…!!いつの間に!?」

 

怒りを燃やして唸り声を上げていた牙狼族のボス、しかし彼の背後から突如聞き覚えのある声がかかった。

ボスは声のする方へと唯一動く顔を向ける、するとそこには縦に長い体をしたにゃんこ、タンクネコと…その頭の上に乗っかるプルプルの喋るスライム、リムルが乗っていた。

 

「貴様ら…ッ!!我にこのような羞恥を受けさせおって…!!」

 

「よっと…、まぁそう唸らないでくれ、良いか?これから俺らはお前に対する処遇を告げる」

 

「もしそれが納得できないものだとしても受け入れる事!良いな?」

 

「処遇か……ふん!どうせ死罪などと言うつもりなのだろう?」

 

「下らん!我がその程度の脅しで怯む事は…『いや全然違うにゃ』…何??」

 

「何だと?なら拷問か?」

 

「違う」

 

「不干渉の約束か??」

 

「違うにゃ」

 

「…」

 

「それでは何なのだその条件は!」

 

「さっ聞いて驚くにゃ!何とお前は~…??」

 

『俺とケディへの忠誠』だ」

 

「にゃ!?セリフ取られた!」

 

 

「……は?」

 

 

リムルから告げられたボスの処遇、それはリムルとケディへの忠誠を誓う…というものだった。

 

「まて」

 

「ああっ、そうだった言い忘れてたけどケディって言うのは俺の兄弟の猫で…」

 

 

「待てと言っている!!!」

 

 

「うぉ!?」

 

「にゃ!?」

 

(このスライム、今「俺に使えろ」とそう言いたいのか?)

 

(ふざけるな!!牙狼族があのようなスライムに敗北し僕になるなんぞあってはならん!!)

 

「貴様のような低俗のスライムに使えてたまるか!!」

 

「ふっ…ざけるな!!今此処で…!ぐっ…!!貴様ら共々噛みちぎってくれるわ!!!」

 

そう言いながらボスは必死に身じろぎをして糸を解こうとし、リムル達に唸りを上げ吠えることで威圧している。

毛皮の上でもわかるほどに血筋を立て毛を逆立て、涎を撒き散らし怒り狂う彼の様にリムルたちは最早哀れに感じていた

 

「…此処までだとちょっとかわいそうだにゃ、プライドって大変だにゃ…」

 

「だな…」

 

「黙れええぇぇぇ!!!」

 

「にゃあ…リムル、もうやっちゃったほうが良くないにゃ…?」

 

「そうだな、このままだと埒が開かないしな…」

 

「貴様ら!どれだけ我の誇りに傷をつけるのだ!!」

 

「貴様らはただ噛み砕いたとて足りぬ!!そのまま爪で八つ裂きに………!?」

 

未だ怒りが収まらずリムル達に悍ましい言葉を放つボス、しかしそれはすぐに驚愕へと変わっていく。

何とリムルが黒い霧出しそれを纏ったかと思うと、霧はどんどん形を変えていきそれが晴れ始めるいく、4足の体、紺色の毛に目は黒く瞳孔は金、がっちりとした骨格…。

そう、リムルはボスと同じ種族である「牙狼族」の姿へと成っていたのだ。

 

「き、貴様…その姿は…!?」

 

「これか?この姿はな()()()()()()んだ」

 

「なに…!?」

 

「お前たちとの戦いに勝った時どうやら一匹取りこぼしがいて、そいつがゴブリンたちに向かって特攻を仕掛けてきたんだ」

 

「んで俺が庇うのも無理だったから飛び掛かってきたところでそいつを食った」

 

「き、貴様………!!!」

 

「まぁ、何だ?その気になればお前のことは簡単に食える…ってことだ

 

リムルの言葉に衝撃を受けるボス、しかし彼の恐怖は此処からだリムルが妖気のセーブを外し本来の魔力、そして本気ではないものの怒りの感情を見せつける、部屋が揺れるような感覚にビリビリと逆立ちそうな空気を感じ、それはボスにとってはあまりに大きく小さな体がまるで幾千年の木へと大きく映るのだ、そしてボスは悟る…。

 

 

(こいつは、いや、あの存在は我が手を出しては、いけなかった…!!)

 

 

(我は…嵐を目を選んでしまったのだ…!!)

 

 

「あ、ああ…、あ……!!」

 

「…ちょっとやり過ぎたか?」

 

「いやこれで良いにゃ、ありがとにゃリムル」

 

「後でぼく秘蔵のネコカンを4…5…たくさんあげるにゃ!」

 

「いや…大丈夫だ…(ていうかネコカンってケディからしかもらえないだろ…?)」

 

「それじゃ後は「ぼく達」がやるからリムルは先に出ちゃっても大丈夫にゃ」

 

「そうか、それじゃあ俺は帰るけどあまりやり過ぎるなよ?」

 

「はーい、にゃ」

 

リムルの妖気に押され腰が引け固まってしまったボス、そしてそんなボスを後にしたリムルが退室し部屋の中はボスとタンクネコの二匹になった…。

狼とネコだけの部屋…ではなかったようだ。

 

「よし、みんにゃ〜!!」

 

 

 

 

 

 

 

にゃー

 

 

「!?、な、何だと!まさかこの声は…!!」

 

タンクネコが何かを呼ぶように大声をあげる、そうすると何と部屋に赤い眼光が2つ4つと増えていきそれに応じて、猫のような鳴き声も隙間なく重なるまでに広がっていた。

これからボスは「教育」をされる、どう言ったものかはボスとこの場のネコ達にしかわからないだろう、だが良くないものだというのは確かだ、だんだんと幾百の赤い眼光は糸に巻かれたボスに近づく。

 

「や、やめろ…!我に何を…!?」

 

「…ふわぁ〜、ネコのやつこんな遅くにこれを頼むだなんて酷だにゃ〜…」

 

「い、いや!やめてくれ!!」

 

「まぁぼくは明日は非番にさせてくれるから良いかにゃ~?」

 

「明日は何しよっかにゃ〜♪河原でお昼寝?…そもそも川どこだっけにゃ?」

 

 

「やめろオォォォォォォッ!!??」

 

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夜 ゴブリン村

 

「!?」ガバッ!!

 

「なんか、タンクネコ達が恐ろしいことをしている気がする…!!」

 

「…まあ、良いか別に殺してるわけじゃ無いだろうし…」

 

「ふにゃ〜…タンク〜おやつは2人分で1人じゃ無いにゃ〜……」

 

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朝…

 

「えーっと…おはようみんな」

 

「「はい!おはようございますリムル様!!ケディ様!!」」

 

「…あっはは」

 

「だいぶ野生味溢れる世帯だな…」

 

あの戦いから次の日の朝、僕とリムルがゴブリン達と何故か服従の意を示して僕たちの仲間になった牙狼族達をまとめて、村の中心に集めていた。

…それと。

 

「にゃー!中々様になってるにゃ!!」

 

「そうだにゃ」

 

「……」

 

ダル絡みするネコ達とそれに蒼くなって震えている牙狼族のボス…いや本当に何したの君たち?

少しあの人可哀想だけど仕方ないかな…それにもっと大事なことがある。

 

「えっとガルくん?」

 

「…何だよ?」

 

「ガオくんとは仲良くしてね?」

 

「…わかったって」

 

「よ、よろしくね!」

 

はい、お仲間が増えました〜!!しかも何と超ネコの子です!!

…ちょっと早く無い?

いやびっくりしちゃったよ、次の日の朝で寝ぼけながら外で体操していたらいきなり光って出てきたもん。

「しばらく超ネコの子達は拝めそうに無いな〜…」って思ってた自分は何だったの…?

なんか裏切られた気分だけどとりあえず今回来た子をは…。

「幼獣ガル」超ネコシリーズのたしか5体目のキャラ、特性は「白い敵」「無属性」以外のほとんどに打たれ強く波動を無効化するという特性だ…。

 

そして第二形態の「帝獣ガルディアン」になると体力、攻撃に射程が伸びて波動攻撃を獲得する。

いやはや本当にありがたい!戦力が増えるのはいいことだ!

とはいえこの子もまだ子供…(僕もだけど)しばらくはガオとネコ達一緒に遊び倒してもらおう。

 

「…そういえばさ」

 

「ん?」

 

「はい?」

 

お前たち(ゴブリンと牙狼族)の名前って何だ?思えば一度も聞いてなかったなって」

 

「あっ!確かにね…?」

 

僕がネコとガオたちを見ている間に、いつのまにか魔物たちをペアにまとめていたリムルが魔物たちの名前に付いて尋ねた、確かに僕たちってゴブリンたちや牙狼族たちの名前はわからなかった。

それを聞いてネコ達も「そういえばそうだった!?」って顔で僕たちの方を見てるし…。

僕は一体どんな名前なんだろう牙狼族は野生みが溢れるのかな?とちょっと考えていながら返しを待つと、村長と牙狼族のボスからの返答は予想外のものだったのだ。

 

「いえ、我らは名前は持ちませぬ」

 

「えっ!?「!?」「にゃ…!!?」」

 

「えっ!どうして…!?」

 

「普通、魔物は名前を持ち得ぬのだ」

 

「俗称までなら問題はないのだがな…」

 

「それに名前はなくとも意思疎通は出来ますからなぁ…」

 

「………!!」

 

まぁじ…?名前なかったのかよ、だからゴブリンの村長は「村長」呼びが多かったのか…。

…少し考えれば珍しくないのかもな…。野生の動物も名前の持たないやつなんてゴロゴロいるし、ましてやこの世界いつ嵐蛇(クソ怖ぇヘビ)みたいなのいてもおかしくなさそうだしな。

そこまで思案は絞れないんだろうなぁって、思っていたらリムルが「ならさ!」って声を上げてきた。

 

「俺が全員に名前をつけてやるよ、無いってのも不便だしさ?」

 

「〜!?」

 

「ッ!?」

 

「あっ?えっ?り、リムル?なんかみんなざわついてきたよ…?」

 

リムルが無いのも不便だし全員に名前をつけてやる、と言った瞬間に何でかみんながざわついてきた。

あまりの騒ぎ具合に向こうで遊んでいたネコ達も関心が全部こっちに向き、集まってきた。

 

「にゃにゃ!?どうしたにゃ!みんなこんな騒々しく…!」

 

「ケディ殿!拙者がネコ達と戯れている間に何が?」

 

「えっと…リムルが僕と一緒に名前を付けてあげるって言ったら、みんな何故か騒ぎ初めて…」

 

「あと真田?なんか僕が見ない間に何でネコ達と遊んでいるの?いつの間に…」

 

「申し訳ない…ネコ達に「遊んでにゃー!!」と囲まれてしまってな…中々抜け出せなかったのだ…」

 

真田…まぁ良いか、今はそんなに大事な話はしてなかったしな。

僕がこんなやり取りをしている間、リムルが名付けをすると言われた牙狼族のボスとゴブリンの村長はリムルに困惑しながら、本当に良いのかと聞いていた。

 

「よ、よろしいのですか?」

 

「この数を…正気なのか!?」

 

「ん?ああそうだ、だからとりあえずみんなを一列に並ばせてくれ」

 

リムルが肯定の意を見せるとみんな歓喜の声を上げて、より一層熱気が高まっていった。

何でみんなそんな熱くなれるのか、ただの名付けなのに…。

この空気の中でそう呑気に思っていた僕たちは思い知ることになる…。

 

名付けによる魔物の変貌ぶりを…

 

 

 

 

 




感想、お気に入りありがとうございます!

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変化なし

わんこ軍団を転スラ世界に登場させる?

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