前回はケディがうっかりミスで牙狼族のボスに名付けをしてしまいました。魔素の代わりにガッツリと持って行かれたXPとネコ缶…。
「にしてもボブゴブリンにゴブリナと
「ほんとだよな、ゴブリンはみんな美男美女になってデカくなってるし」
「ランガとライガはなんか額に角まで生えてきたし」
名付けから2~3日後、無事にリムルが目を覚ましてくれた。そしてリムルの隣いた僕とネコ以外の雌の…いや女性のゴブリン、「ハルナ」の変化を見てすご〜く驚いていた。
実はリムルが気絶してからの翌日の朝、ゴブリンと牙狼族が進化してゴブリンは美男美女に、牙狼族は体格が大きくなりランガとライガはツノが生えるという変化が起きたのだ。
突然のことに困惑してよぼよぼの爺さんからムッキムキのマッチョになったリグルドに聞くと、どうやら魔物は名付けにより進化することがあるらしく、そのおかげでこのような体になってしまったと言うことらしい。
「ていうかケディお前もうちょっと自分を大事にしろよ?」
「そんな大事にならなかったからいいけどさ、今後名付けする時は俺に許可取ること!わかった?」
「はい、肝に銘じておきます…」
いやほんとこんなふうになるなんて思ってなかったわ…、もしかして神さまはこうなることを見越してああしたのか?マジなら頭が上がらないわ。
次は全力でお礼言っとこ…。
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何時間後…
「それじゃ俺たち少しドワルゴンに行ってくるから留守番を頼むぞケディ、リグルド」
「はっ!リムル様からの命、私が必ず村を御守りいたします!!」
「リムル!帰ってきたらお土産話し聞かせてね〜!!」
「バイバイにゃ〜!!」
「村の守りは拙者らに任されよリムル殿!」
いってらっしゃいませ〜!!リムル様ー!!
今村の入り口では村のみんながリムルとリグル、ランガに牙狼族とゴブリン数匹の遠出を見送っている、どうしてリムルたちが遠出をすることになったのか。
理由は少し前に戻る。
リムルが皆を集めて今後のルールとして「人間を襲わない」「仲間内で争わない」「多種族を見下さない」と三つのルールを話していた時、僕はあることがどうしてもあることが気になっていた。
それは村の技術のレベルが低いこと、元々森の中の小さな集落とのこともあり、そんなに発展できなかったこともあるんだろうけど、建物はにゃんこの攻撃数発で一部壊れそうだし食事も大体は焼いただけの物も多かった。
それに服が…その、特に女性のゴブリンのが大分…「危うかった」
流石にこのままの衣装ではまずい!そう思いリムルに村の技術レベルについて言及し今後の村の課題として話していると、リグルドからある有益な情報が出てきた。
それはなんとゴブリンたちはあの前世でのゲームなんかで馴染みの「ドワーフ」との交易をしている、しかもそのドワーフが主に居る王国があるらしいのだ!
それを聞いて「これだッ!!」と思いリムルが王国に出かけるための準備と人選を、僕はリムルがいない間の代表として残ることにした。
とは言っても実を言うとかなり惜しい…ドワーフの国、見てみたかったな…。けど僕のスキルはこの村の防衛の要…だから残るのはしょうがないと自分を納得させるしか無かった。
「…行ってしまわれましたなぁ」
「そうだね、…よし!みんな、まずは今日の食糧を採っていこうか!ネコたちはお手伝いよろしくね?」
「よし、わかったにゃ〜!」
「真田とヴァルキリー、体力に自信のある嵐牙族に弓の得意なゴブリンたちは村周囲の警備をお願い」
「近くにネコキリンも付かせるから何かあったらすぐに言って、僕のところに来るように言っているから」
「はっ!」「心得た」「はい」「よろしくにゃ〜!」
王国がどんな風景なのか悶々と思いに耽りながらも、リムルがいない数日間の一日目はゴブリンたちに食糧を調達をさせて、僕は城の中で日本3章を京都まで進めた。
…そして、侵略始めた時から薄々気づいていた「あること」が確信になった。
敵…わんこ軍団が普通に手強くなっているような気がする?!ちょくちょく何度か城を落とされかけてビビった、あれかな?ゲームみたいに平面に真っ直ぐ進むわけじゃないから敵の戦略がかなり手広くなっているのと、普通に強くなってる気がする、これレジェンドの難所どうなるの?降臨は??
……………よし、これまで以上にレベル上げとかガチャを頑張るしかないな!!深く考えても気が滅入るだけ!!
はぁ…
おやすみ。
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リムルが帰ってくる半日前になった頃だろうか、リムルがいないいつものルーティーンをすまして、ネコとガオにガルと雑魚寝したこの日は、なんだか外が騒がしく何事かと思うとリグルドが慌てて僕の家に飛び込んできた。
「ケディ様!お早くで申し訳ございませんが急ぎの案件が…!!」
「んぁ?どうしたのリグルド?」
「実は村の噂を聞きつけた多くの
「…ゴブリンさんたちが?」
「なんでにゃ〜?」
「おそらくこの地の守り神であった竜の神が消えたことによる、他勢力の侵攻から逃れるためでしょう」
うーむ、竜の神…ヴェルドラのことか、思っていたよりヴェルドラの影響は大きかったんだな、それはそうか、だって無限牢獄に囚われていた時もでかい圧があったんだもん、そんな爆弾があるならそうそう手は出せないよね。
とはいえ今はヴェルドラもいないんだ、ならせめてでも守れるなら護らないといけない、幸い最近は食糧も余裕が出てきた、ある程度は賄えるけど…。
「なるほど、それでその数は?」
「…それが、総勢500名だと…」
「……」
「「「…………500!!!???」」」
「…?なんだぁ?くあぁ…何かあったのかよぉ…?」
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他所の
どうやらリムルの「大賢者」の予測だと、あのゴブリンたちは想像通りヴェルドラの加護がないと他の上位種族による争いに巻き込まれて、淘汰されてしまうと出た。
それを聞いたリムルはゴブリンたちに「来たい者は来い」というと僕とリグルドそしてドワーフの技術者たちを集めて、今のままだと住むスペースがないから移住をする会議をすることになった。
僕は移住地の警備とゴブリンたちのにゃんこの配備だ。
「リムル〜!」
「旦那!」
「おっケディとカイジンにネコか、どうだそっちは?」
「
「あとにゃんこ城はもう収納しちゃったから再設置は移住地についてからになるにゃ」
「俺の方はとりあえず移動先の伐採は終わったぜ、後は移った後で開拓をしようや」
「あぁわかった、ありがとうな」
「そりゃあお早くに移らないとね…」
「寝床の確保もしなくちゃあな!ガッハハハハ!!」
「そうにゃ!ケディも早く我輩たちの引っ越し先を決めてほしいにゃ〜」
「ハハハ…」
いや本当ですわ…早く皆には移住先で住めるようにしたいし、技術者さんたちも引っ越してそうそう仕事が多いし休んでもらいたい!
後ネコ、しれっと催促するな。
「我が主らよ!測量を終えたミルド達を連れて参りました」
「うむ、ご苦労だったなランガ」
「けどミルドさんたち伸びちゃってるから次は優しくね…」
「…はっ(シュン…)」
ランガに乗せられここに着くと完全に伸びていた技術者の兄弟「ガルム」「ドルド」「ミルド」それぞれ分野が違うが技術は一級品、そしてカイジンは兄弟の兄貴分のようなものらしい。
…よし、皆んな揃ったみたいだね。リムルがポヨンポヨン歩きみんなの先頭に立つ。
「さてと、それじゃあ出発するか」
「いざ新天地へ!」
「出発〜!!」
「にゃ〜!!」
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数日後…
「それでなぁその店はエロf…エルフがたくさんいてなぁ…」
「…リムル?」
新天地へ引っ越して数日、ある程度の「町」の開発も終わり僕たちの生活にもゆとりが出て来た。ネコ缶も10連分は集まったところでリムルから少し休憩しようぜ?と言われ今は街の近くにある川辺で、リムルが新技を打つところをガオガルコンビと一緒に鑑賞し、今はリムルの土産話を聞いて時間を過ごしている。
ちなみにネコはもねことネコロッカーのコラボライブの、移動ステージをやるらしくさっきいなくなってしまった。
「えっ!?リムル裁判にかけられてたの?!」
「あぁ、夜の蝶にいた時に、ベスターって言う意地悪な大臣が俺に突っかかって来てな」
「そん時にカイジンがソイツぶん殴ってなそれでお縄についたって感じだ」
「それは…よく戻って来れたね…?」
「あぁ、まぁな」
「リムルお兄ちゃん!さっきの…くろいなずま?すごかった!!」
「オレもだ!オレもいつかあんな風にワザを出せるかな!?」
「そうだな、まずは2匹とも頑張るのをを怠らないことかな!」
「…分かった!ぼく、もっと頑張ってみる!!」
「オレも!」
「あぁ、頑張れよ!」
「………ふあぁ」
…嗚呼、平和だ…ここまで平穏だと眠くなってくるな、思えば割とドタドタした日々だったしな。今はこうやってへそ天したり爪を地面で研いだり、ガオとガルのキラキラした顔を見てお昼寝を…。
っと思っていたけど現実はすぐ事を運んでくるらしい、森の方から何か大きいの足音が複数したと思えば、急に炎と「爆炎」が聞こえて来た。
「あぁぁっ!?」
「うお!?」
「ヒゥ!!」
「なんだ!?」
「…森の方からだ!行くぞケディ!」
「うん!ガオ、ガル、2匹はネコキリンに乗って村に避難して!」
「わ、わかった!」
「ちっ!今のオレじゃ何も出来ねぇ…!」
僕は即座にクイック編成からネコキリンを出し、2匹を乗せて駆けさせる。クッソ!クイック編成からだとお財布の上限が現状6000円くらいだし値段も日本編3章基準、生産も体感1.5倍だ、カッツカツでキツい、そしてたまるのもおッッそい!
クイック編成に文句を言いつつもオトート開発隊から、(勝手に作られて)手渡されたにゃんこ達へのトランシーバーの役割を持つ青いキャッツアイを両の猫の手で持ち、真田幸村とヴァルキリーに至急来て欲しいと伝え、切る。
一体何が起きたんだ…!
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「ついたぞ」
「冒険者かな?仮面の女性が、デカい蟻を炎と剣を使って戦ってる」
そしてやっとついた音の出先は、どうやら蟻と仮面をつけた女性が戦っていた音だったみたいだ、…ん?あの後ろにいる三人…もしかして洞窟で出会った冒険者?何でこの森にまた来たんだ?
まぁ、今はそんな事いいか、それよりもあの女性…かなり強い、蟻たちが次々と炎に焼かれたりそれを纏った剣で斬られたりして、あっという間に全て切り伏せられた。
「す、すごい!あっという間にあの蟻たちが…」
「そうだな、やっぱり只者じゃ無さそうだ」
〈ケディ殿、拙者とヴァルキリー殿が到着した〉
「真田!良かった着いたみたいだね」
〈ケディさま、そうしたら私たちは何をすればよろしいでしょうか?〉
「そうだね、事もある程度落ち着いて来たみたいだしタイミングを見て接触を…」
「シズさん、まだだ!!まだ生き残りが!!」
現場に着いた真田たちとやりとりをしていたらあの三人の一人、剣士の男性が声を張り上げる、さっきまで全部始末したと思っていた魔物の中に、まだ絶命していなかったのが一匹いたのだ。
火事場の馬鹿力みたいな奴なのか、重傷でも立ち上がり大顎で女性を砕こうと向かってくる!
(まずい!このままじゃ…!!)
「真田!!」
「承知!!」
「ヴァルキリー!!あの人を冒険者たちの所で!!」
「わかりました!!」
僕は咄嗟に真田幸村で蟻を攻撃して注意を逸らすと、ヴァルキリーに女性を三人の元へ連れて行く、ごめんなさい冒険者さん、すっごいびっくりしてるね!!でもそうしないと危ないから…。
「ナイスだケディ!これで遠慮なくぶっ放せる!!」
「巻き込まないでね!?」
「あぁ、もちろんだ!」
「全員伏せろ!『黒稲妻』!!」
リムルの放った黒稲妻が魔物に直撃する、するとかなりセーブしたはずなのにこっちまで衝撃来て思わず爪を出して、転がらないように踏ん張る。
衝撃が収まるとあの蟻の魔物はぷすぷすと、焦げて黒く煙を焚かせながら倒れてしまった。
「シズさん!大丈夫か?」
「シズさん!」
それにしてもあの冒険者たちに妙に好かれている女性、「シズ」って言うのかな、一体何者なんだ?何だか…妙な感覚だ…。
…けど何が引っかかっているのかわからない、そんな取っ掛かりがありつつ、僕はリムルと一緒に冒険者へ近づいていった。
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先程、冒険者たちに不思議なことが起こった、シズと呼ばれる人がジャイアントアントと戦い全て切り伏せられたと思った時、一匹がまだ息をしてシズを背後から襲おうとすると、突然誰かがシズを抱えてこっちに運んできた。
するとジャイアントアントが黒い雷に打たれて倒れてしまったのだ。これは一度も見たことがない異様なことだった。
「ったく、さっきの雷は何なんだ?」
「黒い雷みたいでやしたけど…?」
「あっ!見て、あの土煙の向こうに何か…!!」
冒険者の一人、杖を持った少女が雷が落ちた方を指さすと何か二つの小さな影が見えた。その影に三人は警戒し、いつでも行動できるようにする、そして土煙が晴れ、姿がみえると…。
「黒稲妻…相当加減したはずなのに威力やべーな…これも封印かな」
「まぁそうだろうね〜…結構カッコよかったけどなぁ…」
そこには仮面を咥えたスライムと白猫が佇んでいた。
「「「………」」」
「「「スライム…とネコ?」」」
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現在のステータス
名前:ケディ=テンペスト(レベル9)
種族:殻被の幼猫
加護:暴風の紋章
称号:魔物を守りネコを統べし者
魔法:無し
ユニークスキル「猫之軍団」
エクストラスキル「魔力感知」
コモンスキル「念話」
属性効果:無し
能力
範囲攻撃
次のガチャ加入キャラは?
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伝説のネコルガ族
-
超激ダイナマイツ
-
ウルトラソウルズ
-
ダークヒーローズ
-
ギガントゼウス
-
ギャラクシーギャルズ
-
エレメンタルピクシーズ
-
戦国バサラーズ
-
ドラゴンエンペラーズ
-
ギャルズモンスターズ