GPの覇者(切り札はサイコエンドパニッシャー(P.A.N.K.も入ってる))は強いのか? 作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ
「仕方ない。私は、手札から《SRーベイゴマックス》を特殊召喚!」
禅獣がベイゴマックスを特殊召喚し、その上に降りることで俺は何とか体制を整える。
「ふー危なかったぁ…ってかさ、下のあれ、どう見ても俺たちに向けって攻撃態勢整えてるよね?」
「そうだな。その通りだ」
「ってことはこれから攻撃されるかもしれないわけだね?」
「もちろんそうなるだろう」
ッ!やべぇじゃん!
「さっさと展開終わらせるぞ!」
俺は残り4枚の手札を見直す。
…ほう。なかなかだな。
「よし!じゃ、効果処理から入ります。ベイゴマックス召喚時効果でタケトンボーグサーチして特殊召喚。緊急テレポート使用してデッキから
手札:0
LP :3800
盤面:《サイコ・エンド・パニッシャー》《キャプテンキャリー号》《GPーリオン》
伏せ:1
状況:メイン1終了
その情報が宣言とともに3人が頭を少し気にする。
え?なんで?
「盤面情報が強制的に相手に伝わる縛りだ。今奴らには手札枚数、LP、盤面状況の三つが強制的に伝達される。私たちから情報を与えなければならないという縛りだ」
禅獣はそう言って口を頬から消す。
「え?ちょまっ!…いいんだけどさぁ今度全部縛り一回教えてくれ。まだ全然聞いてないのありそうで怖いからさ…」
禅獣がどこかから善処する。といったように感じるが、声は無し。とうとうバトルフェイズに入るほかないようだ。
「…っと、続きだ。効果発動、無しでいいですね?」
「ちょっと待って⁉あなたそんな呪力してて過去の術死じゃないの⁉」
そんな呪力?何のことだ…?禅獣なんかしてそーだなぁ…
「え?質問ですか?心理フェイズねぇ…ま、いいですよ。質問どうぞ。私は今から10分間嘘をつかない縛りを作ります。…はいどうぞ」
「…一応聞いておきます。あなた、なんで戦おうとしてるんです?」
「俺の戦う理由?んー、そだな。難しい。ハッキリ言うなら、この羂索っつー奴がやってるらしい儀式ぶっ壊すため。んで!楽しくテーブルデュエルするためかな。闇のデュエルは無くていい派なんでね」
俺の答えには質問者である黒髪少年も驚いたようで少し目を見開いている。
「理由なんてどうでもいいのよ、術式は?」
「術式ね。…禅獣、言っていい?これ?あ、OK?りょ。ってことで言うけど、まず俺の術式はLP8000を基準として、LPが尽きる以外でケガもせず、死なない。これが俺たちの術式」
「…ってことはそいつは式神なのか?」
「そ。察しがいいね…こいつらはいろいろ縛り駆使して生み出した効果持ちの式神だよ」
実際は禅獣が全部生み出して、運用が俺って形。禅獣引き悪いもんね。
その質問で3人は黙り込む。
「もうない感じ?じゃ…戦おっか?」
俺はバトルフェイズに入る。
だが向かってくるは一人。
「はっ…当然。モリモリ行こうか!」
「イイネ!じゃ、サイコ・エンド・パニッシャー!効果発動!」
その瞬間、相手のLPを8000と仮定して攻撃上昇が行われる。
「行け!」
サイコ・エンド・パニッシャーの右腕が振り下ろされる。
緑電迸るその姿。まさにサイキック族。
「グラニテ・ブラスト!」
リーゼントの攻撃は呪力砲か…でも、火力が足りないね。今のサイコ・エンド・パニッシャーは攻撃力7700。超えれない。
そして、その一撃のもと、リーゼントは右半身を失い地に落ちる。
…何だろう。このむなしさ。
「…次、来る?」
俺は、不満から、その目を残りの二人に向けた。