革命ファイナル 外伝「ストーリー・オブ・マスターイニシャルズ」 作:メイマロン
sideプチョヘンザ
「やるじゃん☆」
「そっちこそ!」
プチョヘンザとパルフェ、二人の放つ光がぶつかり合い、周囲が爆発する。
「おいおい!あまり長引くと周りがやべぇぞ!」
ワチャゴナの叫びを聞いたプチョヘンザは笑うとパルフェにアイコンタクトをとる。
「いい加減終わらせよっか☆」
「そうだねっ!」
二人は息を吸うと叫ぶ。
「「デンジャラスイッチON!」」
お互いの力がぶつかり合い相殺される中、プチョヘンザは弓を引く。
「それじゃあな、楽しかったぜ☆」
「ッ…。」
最高潮のビートに乗せた最大出力のファイナル革命はパルフェを真っ直ぐに撃ち抜いた。
「イニシャルズじゃなきゃダママ団に勧誘したのに…」
残念そうにつぶやくプチョヘンザを横目にその先を見つめるワチャゴナは覚悟を決める。
(次は俺の番…だな。)
sideクエスチョン
「具体的じゃねぇ異議なんてのはこっちで勝手に「仮定」させて貰うぜ!」
銃を乱射しつつフィールド内を走り回るメタルアベンジャーに対し5w1hは動揺する。
「なぜ私の異議を受け取って動き回れる!?」
「何故?って簡単だろ、俺の手には根拠(エビデンス)がありこれから結論が出る。そうなりゃお前の異議に対する返答なんざ…」
5w1hの懐に飛び込んだメタルアベンジャーは手に持つ銃、「真理銃 エビデンス」を龍解させる。
「Q.E.D(証明終了)だ」
至近距離に現れた龍素王 Q.E.Dに対し口を開くことも無く消し飛ばされた。
「ったく世話かけさせんなよ、クエスチョン」
「すまない、助かった。」
「さぁ次だ」
「解答を始めよう」
少し先にいるマスターイニシャルズを見据えて二人は前に進んだ。
sideミラダンテⅩⅡ
「Dの帰還 カントリーロード!」
「ミラクルストップ!」
D2フィールドが展開されると同時に、ミラダンテの能力が発動し時が止まる。と、瞬時に時間停止が解除される。
「何をした!?」
「何って時を止まる前に「帰した」だけだぜ?」
ミラダンテは即座にブレスを放つがそれがカム・ハウスに当たる前にミラダンテに向かって戻っていく。
「チッ!攻撃もか!」
「さてと、ここらでこっちも「お返し」するぜ?デンジャラスイッチON!」
D2フィールドが反転した時、時が止まった。
「時間を操った!?」
「お前が時間を止めたのをそのまま「お返し」した。さて、アンタの首を持ってくのはドギンダム様も喜ぶかな?」
ミラダンテを見下ろし1歩踏み出した時、カム・ハウスの胸を青い槍が貫いた。
「なっ!」
「どうやら本当に力をそのまま返しているようだな」
「ミラクルスター!?なぜお前は動ける?」
「お前のD2フィールドの能力が自身に不利益を起こさないようにできるのと同じでミラダンテの能力も対象としたクリーチャー以外のドレミ団には反応しないようにすることなどミラダンテには動作もないさ。」
「まさか…そこまで読んでわざと俺に能力を「返させた」のか…?」
槍を抜くとミラクルスターはカム・ハウスを一瞥しミラダンテの元へ向かった。
「こりゃ一本返されたな…。」
カム・ハウスが絶命しD2フィールドが解除された。
sideドギラゴン剣
「よく来たなドギラゴン剣」
「マスターイニシャルズってのは喋らなきゃ死ぬのか?」
「本来ならこのまま少しずついたぶるのだがお前の力は脅威なのでな速攻で潰させて貰う。」
瞬時にD2フィールドを展開するクライシス・ミラーに対し、ドギラゴンは即座にハムカツ団を下がらせフィールドの外へ逃がした。
「早速だが切り札を切らせてもらおう!デンジャラスイッチON!」
「させるかよ!」
ドギラゴンの攻撃が当たる前にフィールドが反転しドギラゴンの攻撃を黄金の剣が受けた。
「その姿は…オレ?」
クライシス・ミラーの能力は「共栄(The With)」彼の見た能力を持つコピーを生み出す。
「上等だよ!ソイツごと吹っ飛ばしてやる!ファイナル革命ッ!」
全力で放った斬撃はコピーの放った斬撃により相殺される。
「何っ!?」
「それはさっきの戦いで見たよ」
(見た?さっきの戦い?それなら!)
ファイナル革命を放ったドギラゴン剣は身を翻すと、マントからロボットが飛び出す。それを見てコピーは動きを止める。
「どうした?コイツのデータは無いのか?」
ファイナル革命の本来の能力、それはハムカツ団を召喚し共に戦う。
「ハムスターの技術力の結晶を喰らえや…。」
ドギラゴン剣がコピーを押さえつけ、その隙にブリキン将軍のドリルがクライシス・ミラーをぶち抜いた。