新人指揮官だけど部隊の空気が最悪です 作:rezeaizen
新人指揮官くん 25歳 男
父親は優秀な指揮官。新星と呼ばれた指揮官から直々に指導を受け、忠実に実行し、戦果は中々挙げられ無かったものの、貴重な物資を何度も持ち帰ってきた
部隊のニケとしっかりとコミュニケーションを取っていたらしく、葬儀に参列したニケは1人を除いて思考転換が起こる程であった
そんな父親故に家をよく開けており、母親もその事を仕方無いとしっかり割り切っていた
まだ小さかった、新人指揮官くんは父親の書斎に入り浸っては、父親の書いたノートや、持ち帰った戦術書を読み漁った
分からない単語があれば母親に聞き、任務を終えて帰ってきた父親に戦術の事も聞いた
だからこそ、そんな父親があっけなく死んだ事を、最初は受け入れられなかった
彼が18の頃、父親は亡くなった。歳であったし、そろそろ引退して後進の育成を、と言われていた頃の出来事である
その頃の楽しみと言えば、帰ってきた父親の話を聞いては戦闘時の事を書き出し、戦術の話をする事だった
部隊のニケに、最後の奇襲に対してどのように父が動いたのかを聞き、書き出し、それ以降、新人指揮官くんはそのノートに触れる事は無かった
父親の書斎の、父親が好きだった戦術書の隣にずっと閉まってある
指揮官への道を推薦したのは、学校の先生だけでは無かった。ミシリスからの推薦状もあったし、他指揮官も随分と斡旋してくれた
だが、怖かった。あれだけ優秀と言われた父親が、こうも呆気なく死んでしまうのが
だからこそ、その推薦は蹴った。倍率50倍と言われる試験を受けるのも嫌だったし、身体を鍛えてこのアークの中で生きている方が楽だと知っているからだ
だが、運命の歯車は動き始めていた。大学を卒業し、社会人一年目として働き始めていた頃、突如として空が爆発したのだ
そこから覗く本物の空に、俺は心奪われてしまった
それからの事はよく覚えていない。シェルターから人が逃げ出して、混乱が起こって、気づいたら、近くに居たニケを纏めて防衛戦闘の指示を出していたのだ
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量産型ニケ AR2人 MG1人 SR1人 SG1人
アーク内にて散発的に戦闘を行っていた警備部隊のニケや他指揮官に割り当てられていたがその指揮官が死亡したり逃亡したりして指揮官不在になったニケ。新人指揮官くんによって纏め上げられ、防衛戦闘を行い、ラプチャーの撃退及び破壊に成功した
自分達を纏めあげ、あまつさえラプチャーを撃退、破壊せしめた指揮官に前哨基地のような指揮官の可能性を感じており、彼を自分達の指揮官として認め、以後新人指揮官くんの事を自分達の指揮官として祭り上げた
尚、真っ先に新人指揮官くんを指揮官として担ぎ上げたのは、葬儀に参加して思考転換を起こさなかった量産型ニケである。新人指揮官くんは未だそれに気づいていない
AR1……ソルジャーE・G。指揮官くんからはEと呼ばれる。指揮官くんの父親の部隊のニケだった
体を何度変えても思考転換の起こらなかった珍しい量産型。経験値は高いが研究目的で警備部隊に配置されていた
指揮官を救えなかった事を悔いており、今度こそ守りきってみせると息巻いている
AR2……IDOLL・サン。指揮官くんからはアイと呼ばれる。α-19の指揮官に死守命令を出されていたニケ
民間人連れてきて死にてえのかオメー。なんて思ってたけど自分のところの指揮官なんか比じゃない位の指揮をしてくれた為認識を改めた
指揮官くんが二ケフィリアな事を願ってるニケ筆頭。身体で繋ぎ止める事も考えてる
SR……プロダクト08。指揮官くんからはハチと呼ばれる。それなりに戦い慣れしていた指揮官の元で働いていたが指揮官が死亡、死因は喉にパーフェクトを詰まらせての窒息死だった
アークにて再編中だった所でラプチャーの襲撃にあい、定点狙撃援護を独自の判断で行っていた
冷静な判断力から指揮官の作戦を俯瞰して考える参謀ポジションを持つが、作戦と指揮官への評価が甘々過ぎると不評
MG……プロダクト12。指揮官くんからは3と呼ばれる。SGと一緒に避難民を守る為にラプチャーを引き付けていた
恐らくは元警察官であったと思われる。部隊内で圧倒的な火力を誇り、殲滅の際には重宝されている
その為最も指揮官と話す機会が多い。アイから敵視されているが、アイに取られるくらいなら自分で食べよう(性的)としている
SG……プロダクト23。指揮官くんからはピナと呼ばれる。理由は不明
射程距離故に指揮官くんの護衛をよく勤める。その為1番距離が近い
ボディタッチもよくするが、指揮官くんがあまり気にしていない為悶々としている
初めては自分が貰いたいと思ってる