単発SS 闘争を忘れられない者と便利屋   作:一般通過提督

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前回までと比べてかなりクオリティ低いかも
それと、前話とある程度重なる部分はあるけど、直接的な関わりは無いです。
一部の呼称に捏造あり


帰還

『美しいと…思いませんか?』

 

………うん、そうだね、エア。

すごく……綺麗だね………………

ここまで、本当に…本当に長かった………!

 

あの日、この世界に来てからいろいろあった。

仕方なかったとはいえ、いきなり人を殺して、その後走って逃げて、気づけばもう手遅れなほどに、私は破綻してて。

それで仕方なく傭兵をやって、でも借金で雁字搦めになって。

借金返済のために、強化人間になって…………

 

だけど、結局買い手は見つからず、廃棄処分寸前だった。

でも、ウォルターは、ワタシの飼い主は、そんなワタシを救ってくれた。

あの時のワタシは、ACを動かす機能以外は、完全に死んでいた。

そんな、どうしようもない、人ですらない機械に、ワタシに!

あの人は愛情を注いでくれた!!!

ワタシが、普通の私に戻れるように必死に手配してくれた!

ワタシが依頼から帰ってきた時、休めと言ってくれた!

それに最後までワタシのことを信じてくれていた!!!

 

…カーラも、最初こそあんな酷い目に遭わせてくれたものだけど、いろいろと面倒を見てもらったよね………カーゴランチャーのことは許してないけど

 

チャティは…何度か話したことがあるけど、AIだとは思えないほど感情が豊かで………ッ!

チャティ…ごめんね、あんなことしちゃって…………

 

戦友…ラスティは、こんなワタシのことを戦友として扱ってくれた…!

直接あった時は…思い出すだけでドキドキしてきた……!

 

総長…総長は荒々しかったけど、その中に確かな優しさがあったな………

厳しい人ではあったけど、なんというかこう、凄く安心感があって、何度か相談させてもらったこともあったっけ…………

 

レッド君…ワタシのことを、遠い所に置いてきたって言う妹と同じように扱ってくれて、本当に嬉しかった…!

でも、あんな最期は…酷すぎる……!

助けれるならば、助けてあげたかった…………!

 

でも、リリースをすれば………!

みんなの犠牲が、報われるんだ………!

ウォルターに、カーラに、チャティに、ラスティに、総長、レッド君………

みんな、みんな無駄死にじゃなかったって、これで、これで!!!

 

あ…だんだん…意識が……と…おく………………………───────

 

 

 

 

───────ヴン!起きてください!レイヴン!』

「っ!………エア?」

『レイヴン、大丈夫ですか?』

「うん、大丈夫…だけど……」

『あぁ、よかった………!』

「……話変わるけどさ、私たちの意識はコーラルに乗って、宇宙全体に広がるんじゃなかったの?」

『はい、レイヴンの言う通りです』

『コーラルリリースによって、私たちの意識はコーラルに乗り、いつでも、どこにでもいるはずでした』

『ですが…実際には、私たちはここにいます』

「一体、何が起こったんだろうね……」

「まあでも、まずはここがどこなのか調べないと」

『それについてですが、レイヴンが気絶している間に情報を集めておきました。』

「ありがとねエア。それで、ここはどこだったの?」

『はい、どうやらここは、キヴォトスという名前の………レイヴン?』

うそだ、そんなはずがない。

ワタシが?キヴォトスに戻ってきた?そんなことが………

いや、たまたま名前が同じだけだったかもしれない………

「…ううん、なんでもないよ、続けて?」

『…分かりました』

『どうやら、ここキヴォトスでは、大人ではなく、学園に所属する生徒が統治しているようで…レイヴン!?』

そんな…ほんとうに、あのキヴォトスなの………?

ダメだ、それはダメだ

ワタシみたいな異物が、紛れ込んじゃいけないのに。

そんなことしたら 、キヴォトスが『レイヴン!』

「ッ…ごめん、エア」

『…レイヴン』「…何かな」

『あなたは、何か、私に隠していることでもあるのですか?』

「………流石に気付くよね。いいよ、エアになら教えてあげる。」

「実はね、私、昔は、ここで暮らしていたんだよね。」

『それは…』「いいの、もう気にしてないから」

『………寂しくは、ないのですか?』

「そりゃあ勿論、寂しいに決まってるじゃん」

「でもね…もう、ここは私の知るキヴォトスじゃないから」

「そういえば、ワタシは何年、外にいたんだっけ?」

『調べられた範囲では、おおよそ30年だったはずです』

「そうそう30年……もう、そんなにか…………」

『…レイヴン』

「あれ、どうしたn『何者かが近づいてきます』ッ!」

 

カツ カツ カツ カツ………

はぁあああああああ…………なんで私が路地裏の見回りを………」

 

『目標を確認、トリニティ総合学園、正義実現委員会所属の生徒です』

「トリニティ………まだ残ってたんだね」

「ん………?待って、あの子どこかで………………」パリィ"

「あっ」

モブ「ッ!そこに誰かいるの!?」(銃を構える)

「あちゃぁ、見つかっちゃったか………」

『これ以上は隠れていても仕方ありませんね』

「そうだね……よっと」

「あー、戦うつもりは無いよ…ってどうしたn「ミカ…さま………?」えっ?」

モブ「ミカ様!ご無事だったのですね!?」

「ちょちょ、ちょっと待って?」

「何?私まだ探されてるの???」

モブ「まだも何も…まだ1週間しか経っていませんよ…?」

モブ「ってそれよりも!そのお身体、どうなされたのですか!?」

「あーこれ……話すと長くなるから、後でもいいかな?」

モブ「は、はい…」

モブ「あ、少し待っててください。本部に連絡しますね」

「大丈夫だよ〜…………それよりも」『1週間、ですか』

「うん、明らかに時間があってない」

『もしかしたら、私たちはタイムスリップをしてしまったのかもしれませんね』

「わーお、まさかエアちゃんからそんな言葉が聞けるとは思ってなかったよ。」

「でも…タイムスリップかぁ…………」

「昔なら、喜べたんだろうなぁ…………」『レイヴン………』

「でもまぁ、帰ってこれたんならそれはそれ!これはこれ!」

「そこら辺の割り切りは、もう、慣れたからね」『………』

モブ「ミカ様!今すぐに来て欲しい、との事です!」

「はーい、じゃあ、案内してくれるかな?」

モブ「ッはい!わかりました!」

 

『先程の通信を傍受したのですが、桐藤ナギサという人物の名前が出てきました』

『確か、レイヴンの幼馴染…でしたよね?』

「うん、そうだよ……」

「そっかぁ…久々に、ナギちゃんに会えるんだ………」

「あっでも…先生がいるかも………」

『教師がいることが、何か問題でも?』

「ああいや、そっちの意味じゃなくてね………」

「まあ、なんて言うか…特別で、大切な人だから…………」

『…………なるほど、大切な人…ですか』

『ウォルターのような人、ということでしょうか?』

「うーん、同じ………とは言えないけど、少し、似ているところはあるかも」

「まあでも、会ってみるのがいちばん早いし、どの道、行かないことには何も分からないからね」

『それもそうですね』

モブ「ミカ様?誰とお話しをなされているのですか?」

「あーいや、なんでもないよ。こっちの都合だから」

モブ「はぁ…?あ、そろそろつきますね」

「うん………」『大丈夫ですか、レイヴン?』

「大丈夫、覚悟は決めたから」

モブ「こちらです、ミカ様!」「ここまでありがとうね」

モブ「いっいえ!役目ですから!」

「ふぅー………それじゃ、行こっか、エア」

『ええ、行きましょう、レイヴン』

 

 

そうして、ワタシとエアは校舎の中に足を踏み入れる。

まあでも、ナギちゃんや先生はともかくとして、セイアちゃんやミネ団長にツルギ委員長、サクラコちゃんとハナコちゃんまでいたのには流石に驚いたかなぁ………

ナギちゃんとか、もう周りを気にしないで私に飛びついてきちゃって。

すっごい泣いてたなぁ……………

 

………この時は、あんなことが起こるだなんて全く想像もしていなかったよ、ホント…

空が赤くなったあの日のことは、鮮明に覚えている。

 

けどまあ、ここから先は別の話。

暗い話はやめやめ!

さっ、楽しい話を始めよっか!




ちょっと締め方が雑すぎたかもしれない()
あと、周囲の視線とかそういう描写入れれなかった……
それと具体的な時系列は決めていませんでしたが、戻ってきたのは最終章前です。

ちなみに、裏(という程でも無いが)設定ではミカのヘイローはコーラルリリースによって変化しています。
具体的に言うと、ヘイロー中央の部分がコーラルリリースのアレになってます。
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