短め
変なとこあったら修正入れていきま
相手は二人で、こっちは一人か。
こういう状況には慣れてるけど…相手が問題だな。
さっき剣を弾いた時の感触的に結構"やれる"みたいだし。
今は睨み合ってる状態だけど…動いたらすぐ斬りかかられるだろうな?
落ち着いて、呼吸を整えて…右足を一歩前へ踏み出す。
相手の斬撃に構えたデュランダルを振り上げて合わせる。
上手く弾けたのを確認して、そのまま手袋に剣を収納する。
とりあえずはなんとかなったな。まぁ、鍔迫り合いに持ち込まれてたら不味かったけど…さて、次の行動は素早くないとな?
そのまま後ろを振り向くと、既に黒い刀が迫ってきていた。
手袋を起動して双剣を取り出す。
クリスタルアトリエ…他の武器と比べると小型で動きやすいから、回避と攻撃の切り替えがやり易い。
相手の一閃に合わせて体を後ろに逸らして、避けて…そのまま前に踏み込んで…相手とすれ違うように振るう。
…手応えはあったけど…防がれたな。後ろに回り込めたからもう1発!…と行きたいところだけど…相手は二人だし、冷静に対処していこうか。
挟み撃ちされるような立ち位置から抜けれたのはデカいな。これで対応がやり易くなるだろうから…出口は遠ざかったけど。
一旦距離を取れたし、ちょっと落ち着けるか。黒装束に笠と刀…やっぱり、一度見た近衛局のやつとは随分違う装備だな?また別の勢力…なのか?
……相手も俺のことを観察してるみたいだけど、仮面で阻害されてるはずだ…この隙を突いてこっちから仕掛けるってのもアリだな。
頭に浮かんだその考えを行動に移すのは早かった。
双剣を収納して、散弾銃とデュランダルに持ち替える。
近い方にいた奴に向けて引き金を引きながら…一気に距離を詰める。
弾は…刀で防いでるのか。でも…動きを止めることはできるってことだよな?…奥のやつも動き出したな。
更に弾丸を放つ。今度は続けてもう一人…奥の方にも弾丸を放って動きを止める。
これで装填してる分の弾は切れたけど…時間稼ぎは十分だ。
散弾銃を収納して、デュランダルを振り上げる。
直前に弾丸を撃ってるけど…体勢は崩れてないし、流石に防がれるよな。
振り上げた手はそのままに、デュランダルを収納する。
視線の先に相手が刀を横薙ぎに振おうとしているのが見えた。
相手はさっきの斬り上げを防いで、すぐ攻撃に移ったみたいだな。
それなら…!
手袋からホイールズ・インダストリー製の大剣に持ち替えて…相手の斬撃に合わせて、上から全力で振り下ろす。
不意をついたと思ったんだけど…なんとか反応して瞬時に防御に切り替えたみたいだな?…でも、そんな中途半端な守りで防げる威力じゃない。そもそもこれを真正面から受けて完璧に防いだ奴なんて………いるにはいるけど、滅多にいないような奴ばかりだし。
大剣が地面にぶつかり、豪快な音と共に地面が抉れた。
前方を確認すると、奥の方に倒れた黒装束の姿が見えた。
動く気配はないけど…今のを受けて体が吹っ飛んだだけだって?…冗談だよな?
考える途中で、殺気を感じた。
大剣を収納して、すぐさま後ろに飛び退く。
さっきまで立っていたところに刀が振るわれていた。
…あと一瞬でも遅かったら危なかったな。
とりあえず、今なら一人の動きは止まってるし、逃げるか、さっさと速攻するか…
「…貴様は何者だ?」
黒装束の片割れが刀を鞘に納めて、声を掛けてきた。
結構渋い声だな…。
「最初から話し合いをしたかったんだけど…何でいきなり斬りかかられたんだ?」
「………………………………」
無言で刀に手を掛けられる。
「待った!悪かったって…まずは質問に答えるべきだったな。俺が何者かってのは…簡単には説明できない」
戦うのを避けられるなら避けた方がいい…どう考えても骨が折れそうだ。
「真剣に答えてる。…少なくともレユニオンってのじゃない、一緒にいたアイツには色々教えてくれって頼んだだけで…さっきのも自衛で、こっちから攻撃する意思はないんだよ」
何で答えるのが正解なのか分からないけど、下手に嘘をついて気付かれたらもっと面倒なことになるかもしれないし…。
「ならば着いてきてもらおう。先程のアーツや武器、そして身元について詳しく話せ」
「…着いて行ったらアンタの仲間が沢山で、俺が殺されるってのはないよな?」
「…正直に話せば、悪いようにはならないと約束しよう」
やられる場合もあるってことだよな…どうするべきだ?嘘をついてるようには見えない。でも着いて行ったとして…安全な保証はない。かといってこのまま戦っても…。
少し悩んだけど…
「わかった、着いていこう」
俺はその提案を呑んだ。
※作者はまともな時に書いていると途中で悶絶、発狂してねじれるので深夜テンションで執筆してます。
ローランは次々と武器を入れ替えてトリッキーな戦い方をするはず(願望)