転生したらガイアデルムとなった件   作:アーロニーロ

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コメントしてくれた方々、お気に入り登録してくれた方々、ありがとうございます!拙い文章なこともあって不安でしたが、かなり励みになってます!


検証

 

 元は人間だが、今は悪魔ということもあって同族を殺してしまった。後悔こそないが、勢いのまま頭を吹き飛ばしたことを思い出し、皿を壊したようなやっちまった感に浸りつつ歩いていくと目の前に森林が広がった。それを見た俺はしゃがみ込むと大きく息を吐きつつ一言。

 

「ユニークスキル、エクストラスキル、…それにこれらのスキルの名前って」

 

 うん、薄々勘付き始めてんだけどさ?この世界ってもしかしなくても転スラの世界だったりしない?主人公のスキルも似たような名前だし、死ぬ前に聞こえてきた声もどことなく友達に1話だけ見させられたアニメで聞いた世界の声(俺はそう呼んでる)に似てるし。

 

「あいつが知ったら狂喜乱舞しそうだな」

 

 俺はしないけど。え?ファンタジーなら喜ぶべきだって?いやいやいや、後々ドラゴンボール並にインフレする世界と知ってる身としては微塵も喜ばないよ。

 

「本当にここからどうしよう…」

 

 いや、マジでどうしよう。さっきの悪魔を倒した際に足跡みたいなのがあったからその方向を辿ってみたけど街一つ前やしないんだけど。……うん、さっきバトったことで思考がぶっ飛んでたけど現実と向き合う時が来たようだわ。相手が弱かったせいでスキルに関しても二つまでしかわからなかった。そもそもここがどこなのかもわからないから行動のしようがない。まあ、兎にも角にも。

 

「一旦、手の内を把握するくらいはしておくか」

 

 これくらいはやっておきたいな。幸も言っていいのか『闘争者』でわかったけど幸いにもこの森には敵と思しきものがいるらしいしね。怖いことがあるとするならばここが私有地だってオチだよな。流石に暴れたことが理由で揉めたら100%こっちが悪いことになるし、自分のこととはいえ弁護できる気がしないから嫌だ。

 

 ……うん、それでも多少のリスクを背負ってでも手の内を把握しといたほうがいいな。最悪、それを自分のアピールポイントとして売っていけばいいな。『私は強いですよー、傭兵になれますよー』的な感じで。それじゃあまぁ、

 

「いってみますか」

 

 そう言いながら俺は気を引き締めて薄暗い森の中へと足を運んだ。

 

 

 はーい、森に突入してはや30日が経過しました。

 

 この森の感想はー?あっちもバケモン、こっちもバケモン、はー一面バケモン畑ー。ハハハー!!膝を抱えて適当な木々を用いて小さめのコテージを作った俺は現実逃避をする。が、

 

「いや、現実逃避してる場合じゃねぇな」

 

 ふと目が覚めて我に帰る。いや、多い、多いよモンスターの数が。入ってから初日もしないうちに二桁回数は出会したよ?流石に俺も辟易しましたわ。しかもモンスターの見た目が軒並みキモいのばっかだし。

 

「まぁ、それでも収穫はあったな」

 

 ちなみに1ヶ月経った俺の現在の能力はこちらじゃじゃん。

 

 

名前:なし

身長:236.9cm

種族:下級悪魔(レッサーデーモン)

称号:悪魔族

エクストラスキル: 『五感強化』、『思考加速』、『吸血』、『竜鱗』、『自己再生』、『竜力操作』、『眷属召喚』、『対寒耐性獲得』、『気闘法』、『魔力感知』

固有スキル:『星幽体(アストラルボディ)』、『精神体(スピリチュアルボディ)

ユニークスキル:『 闘争者(タタカウモノ)』、『小竜公(ドラクル)』、『落下者(オチルモノ)

 

 

 何とびっくり『気闘法』と『魔力感知』を獲得できました!これらを獲得するのに手間かかったから実感できたけど望んだだけでスキルが半ば自動的に手に入ってたリムルさんマジでバグってるわ。あ、じゃあ、スキル紹介から。

 

 まず、『気闘法』。これに関してはこっちきてから3日目くらいに習得できたもので体内の魔素を練って闘気とし、身体強化などを行うことができるのよね。まぁ、イメージ的にはHUNTER×HUNTERの念能力がわかりやすかった。『絶』とか『硬』とか似たようなことができたし間違いないと思う。

 

 次に『魔力感知』。これは周囲の魔素を感知する能力で今になって分かったんだけど、これを用いて魔法を使うらしいのね。今まで魔法が使えなかった理由がわかったのはすごい助かったよ。

 

 とまぁ、これが俺の1ヶ月の成果。個人的に『竜力操作』をメインに戦ってるからか念能力的なイメージが強かったかなのかは知らないけど『気闘法』の扱いが1番楽だったわ。『竜力操作』と併用できればさらに強く慣れたからなおのこと。おまけにモンスターとの連戦で俺はある程度自分のスキルについて把握はできたのも嬉しかった。

 

 お!ちょうどモンスターが通りがかったし実演してみよっか!?

 

「よぉ」

 

「キシャアァァァァァァァ!!!」

 

「相変わらずキモいなぁ」

 

 フランクに声をかけた俺に対して口から見たことない色をした唾をばら撒くゲジゲジらしきもの。問題はそのサイズ。何とびっくり起き上がると俺と同じ大きさです。ノーマルの多足類でもアウトなのにこれを初見で出くわした俺は素直に発狂しましたよ。

 

「ま、もう見慣れたけどな」

 

「キャァァァァァァァ!!」

 

「おっと」

 

 やっぱ、早いけど直線的でわかりやすいからそれなりだな。このゲジゲジもどき通称ヒロンツフェレクトなのだが、ぶっちゃけ一言で言うと弱い。それに尽きる。初めは動く速度とか見た目とかも相まってかなり警戒はしていたんだけど装甲はかなり脆いのよね。おまけに遠距離攻撃も持たないから気楽でいいんだ。

 

「解説はここまで。こっからは俺の番だ」

 

 俺は突っ込んできたゲジゲジが方向転換するのと同時に指を鳴らす。瞬間、コテージの壁から赤黒い鎖が殺到しゲジゲジの体に絡みついた。

 

「シャアッ!?」

 

「よっしゃ成功!」

 

 先に言っておくがこれは魔法ではない。

 これは分かりやすく言って仕舞えば鎖状の竜力である。『小竜公』にあるスキルの『竜力操作』なのだが、属性はおそらくだけど竜属性。これに関しては色合いがイビルジョーのブレスと酷似していたり、『闘争者』様が直々に竜属性だと断言しているので間違いない。

 

 で、竜力なのだが、これがまたかなり融通が効くのだ。今見せている鎖だけでなく鎌や剣、ブーメランやハンマーなど俺の想像にあった形に変形を遂げるのだ。おまけに途中での形状変化も可能!ただ、込めた竜力の濃度によって強度が変わるし、変形に関しても伸ばし過ぎればその分強度が落ちるっていうデメリットも存在してるんだけどね。さてと、

 

「一旦、解除っと」

 

「ッ!キャアァァァァァァァ!!」

 

「んで次に【落とし穴(ピットホール)】」

 

 手を翳した瞬間、体内からエネルギーが削れる感覚と共に大きめの穴が出現。ゲジゲジは急ブレーキを踏むも止まることができず頭から落下して行った。よしよし、魔法も問題なく発動できる。ただ、やっぱり個人的には殴ったり蹴ったりしたほうが早いし、遠距離攻撃は竜力で事足りてから少し微妙だな。ま、手数が多いことに損はないけど。

 

「うん、こんなもんだな。あ、もう死んでいいぞ」

 

 俺がそういうのと同時に霧散した鎖が一瞬で複数の鎌へと代わりゲジゲジ目掛けて殺到する。複数の鎌に襲われたゲジゲジは悲鳴を上げる間もなく絶命した。

 

「よしよしよしよし!感度良好!……さて、と」

 

 ここからが本番だな。嫌だけど。俺は散らばったゲジゲジ目掛けて足を運ぶとその場に座り込む。そして、

 

「……いただきます」

 

 手を合わせたのちに俺は破片となったゲジゲジを食べ始めた。はあ…、不味くはない不味くはないんだけどさぁ。

 

「見た目と食感がなぁ…」

 

 見た目はモロ虫だし、食感は外殻は硬いくせして何かぬちゃぬちょしてるからど底辺もいいとこなんだよなぁ。

 

 ここで1ヶ月巻過ごしてわかったことなのだが、俺に食事の必要や睡眠の必要、果ては制欲の発散などの必要はないことがわかった。悪魔になった影響なのか今の俺には肉体というものがないらしい。実際、初日に寝てみようと思っても全然眠気が訪れないし、全然腹が減らないことに困惑したものだ。まぁ、必要がないだけで出来ることは出来るんだけどね?かなり意識する必要はあるけども。

 

 え?じゃあ何で俺はゲジゲジ食ってんのかって?これに関しては割と単純で耐性を得るためである。前世でもそうだが、状態に対する異常というものは途轍もなく恐ろしい。今の俺に関しては『闘争者』のスキルのおかげでその手に対しての対策が一切存在してない。このゲジゲジ程度の相手なら問題ないが、状態異常を用いた同格、或いは格上の存在が出てきたらなす術がない。

 

 故にこうして毒持ちであるゲジゲジを食って状態異常のスキルを獲得しようとしているわけだ。ちなみに昨日は毒蛙、一昨日はムカデでした。全員漏れなく猛毒を持ってました。弱かったけど。それにしてもよぉ、

 

「うぅ…ピリピリするぅ」

 

 体が超動きにくい。顎の力を筆頭に全身の力がすごい勢いで抜けてくんだけど。咀嚼スピードがめっちゃ落ちてくる。実態ないくせになんで毒属性効いてんだよとか思うけどそういう進化を辿ったと言われたら納得するしかないんだけどね?まぁ、かれこれ1ヶ月毒持ちのモンスターを食べてるけど全ッ然スキル獲得の兆しが見えねぇんだけど。もしかして間違ってたか?

 

 そんなことを思っていると、

 

『スキル『状態異常耐性』獲得…成功しました』

 

「おおッ!!」

 

 キター!!やったー!なんか体も軽くなったし成功したー!喜びのあまり俺はその場ではしゃいでしまう。いやー、長かったー。いくら味覚はなくとも娯楽に関しては他の国を上回っていると自負している日本で生まれながら虫を貪り食うことしかできなかったのは中々の苦行だったわ。虫さん達、カエルさん達、俺の戦闘経験と耐性獲得の糧になってくれてありがとう。

 

 と、なるとここにもう用はないな。

 

「んじゃあ、あとは『眷属召喚』を使って見つけた街と思しき場所へと向かいますか」

 

 これに関してはつい最近、それこそ一昨日くらいに知ったことなのだが、このまま北へ向かって森を出ると街、というか村が存在しているのだ。『眷属召喚』を使って呼び出したあいつらは小さくて弱いけどその分小回りも効くし何体も作れて、視界も共有できるから無駄に動かなくていいぶん、苦労しないのが利点だ。

 

 …まぁ、あいつらのどこに目があんのかは疑問でけどね。

 

 いくつか外殻が頑丈なのもあって持ち歩きたいけど大きさが大きさだし、加工はおろかアイテムボックスなんて便利アイテムもないから名残惜しいけどここに置いてくしかないな。そこまで確認した俺はその場を後にしようとした瞬間、

 

「助けてぇぇ!!」

 

 掠れて聞こえにくいが、それでも確かにかなり遠くの方から誰かが助けを求める声が響き渡った。

 

「は?」

 

 え?悲鳴?ってことは、

 

「いるのか?文明人」

 

 確かに1人だけの声だったけど確かに聞こえてきた。聞き間違いじゃあない。ぶっちゃけこんなウェコ○ンドみたいに殺風景というか何というかみたいな世界だったから実はここは流刑地みたいな場所では?とか思ってて諦めてたけど。

 

「いるんなら話は別だ」

 

 そう思った瞬間、俺は勢いよく声のした方へと走り始める。空を飛ぼうとしたが、慣れてないのもそうだが、ここは木々などの遮蔽物が多くて飛ぶにはあまり適してない。それでも最速で辿り着けるように体から竜力をブースト代わりにして加速させてる。

 

 正直に言おう。今こうして助けに行こうとしている理由の9割は打算的な考えだ。助けられりゃ、それに恩を着せて集落ならなんなりに連れてってもらえればいい。

 

「でも、残りの1割の人間としての俺は純粋に助けるべきだとも思っているんだよなぁ……」

 

 心がふたつあるみたいで多少は混乱するけども助けたいという事実には変わらないのだ。問題ないよね?

 

「助けてぇぇ!!」

 

 っと、声も近付いてきたしそろそろだな。それにしても少し気を引き締めよう。確かにここ1ヶ月の俺は敵を相手に問題なく無双はできていた。でも、それはあくまでも運が良かっただけに過ぎないかもしれない。悪魔の強さに関しても自身と初っ端突っかかってきたチンピラ以外にいなかったから参考にならん。で、そうこうしているうちに。

 

「到着っと。で、大丈夫ですかぁ!」

 

 開けた場所に出たのと同時に声のした方へと目線を向けると同時に俺は声の主へと安否を問いかける。が、

 

「あり?」

 

 そこには誰1人としていなかった。…おっかしいな声は間違いなくここから聞こえた。前世とは違って聴覚も生物的な意味合いでも遥か上だし、何なら五感強化も持ってるから聞き逃す筈がないのだけど。でも、確かにここに俺が試しに自身の体に傷をつけた時に流れてくる血液もどきみたいなのもあるから負傷者がいるのは違いない。

 

「一体、」

 

 何処に。そう言い切る筈だった俺の言葉は何者かがもたらした強い衝撃によって無理矢理中断させられた。

 

 痛ッ!くはないけど。でも、今まで会った中では1番強いのは確実だな。だって咄嗟に張った竜鱗を貫通して衝撃が突き抜けたもの。まぁ、せいぜい高速に乗った車の外に手を伸ばした時に感じる空気圧程度だったけどね?

 

 …いずれにせ何にせよ俺を嵌めた事実に変わりはない。物騒極まりないかもしれないがぶち殺す。そう意気込みなら瓦礫を体からどかして開けた場所へと戻る。すると、

 

「は?」

 

『タスケテェェェェェェ!』

 

 コウモリのような羽に獅子の如き体、蠍の尾に四肢は竜を思わせ、図体は恐竜のように大きい。何よりも特徴的なのは人の言葉を解するという異形がそこにはいた。

 

 …何だこいつ?頭は獅子っぽいけどどうやって発生してんだ?まぁ、そういうのは追々考えるとして一先ず『闘争者』を使って【鑑定】。へ、ヘルクティノス?なんじゃそりゃ?前の世界では聞いたことないなぁ。それにしても、

 

「強いな。俺よりも」

 

 この世界での強弱の基準を単純化させるとすると魔素量の差によって現れる。これはここ1ヶ月の間で色々と試したことでわかったことだ。『闘争者』さんのおかげで魔素量もわかるから今目の前にいるコイツの魔素量が俺よりも上なのがよくわかる。

 

 種族的にも明らかに格上。能力値的にも向こうの方が上。まともにやりあったら勝ち目はない。内心、初めての格上相手に冷や汗が止まらない。うん、逃げよう。そう思いながら一歩軽く下がった瞬間。

 

「【呪怨牢獄(カースドプリズン)】」

 

 体に黒寄りの紫色の鎖の模様が浮かび上がると地面に縫い付けるように俺を縛りつけた。…まさか。そう思った俺は全力でその場を後にしようとした瞬間、視界が変換。次の瞬間には手を振り下ろそうとするヘルクティノスがそこにはいた。

 

「ヤバッ!」

 

 腕を胸と顔を覆うようにしてガードしながら竜鱗を展開する。瞬間、腕を中心に全身に凄まじい衝撃が走る。元々、竜鱗ありきだったら防げることはわかってたし、咄嗟に受け身も取れたからあまり効かなかったな。そう思っていると、

 

「【風斬音響(ディストート・ロアー)】」

 

「〜〜〜〜〜ッッッッッ!!!」

 

 全身を凄まじい音が襲うのと同時に体全体を切り刻む風の斬撃が俺の体を襲った。形容し難い痛みに俺は呻き声を漏らす。が、

 

「〜〜〜〜〜〜ッ!!痛ッてぇな、ダボがぁ!!」

 

 カウンターの要領で飛び上がるとヘルクティノスの顔面を掴み【握撃嚇波(アガラール・ヴァルナー)】を発動さようとする。顔面を掴み、口汚く罵りながらも自身手に竜力をこめて赤黒い閃光が俺の手から放たれる。

 

 が、掴んでいたはずのヘルクティノスの顔面が消え失せて目の前に蠍の尾が迫っているのを察知し、その場を退避した。

 

 本能が逃げろと警告する。だが、(そもそも逃げられないが)俺は逃げない。なぜなら

 

「効いてるなぁ」

 

 俺は見た。煙で隠れて薄らとだが、カス当たりしていたが、確かにダメージを負っているヘルクティノスの姿を。

 

『スキル『痛覚耐性』獲得…成功しました』

 

「お!ラッキー!」

 

 先程のダメージを受けたことが理由なのか痛覚に対して耐性を得たようだ。実際、さっきよりも痛みが和らいだのを感じる。

 

 ……正直言って今の俺の勝ちの目はかなり低い。確かにいきなりの攻撃で硬直したのも、雑魚相手にいきがって強くなった気でいた自分がいたのも、コイツ自身が俺よりも強いことも認めよう。

 

 だが、それでも俺の本領はまだ発揮してない。それに何よりも

 

「舐めてんなぁ、オイ」

 

 相手は俺のことをナメくさってる。何せ(おそらくだが)電撃を放った直後に俺のことを圧していればそのまま殺せはせずとも決着はついていた。にも関わらず俺を見てやってくことは舌舐めずり。自覚してるのだアイツ自身も自分自身が俺よりも格上であることを。

 

 ならばやれることはある。まだ勝機はある。

 

「いっちょやったりますか」

 

 俺は初めての強敵を相手にニヤリと笑いながら戦闘体制に入った。





名前:なし
体長:1206cm
種族:ヘルクティノス
称号:混合獣
エクストラスキル: 『韋駄天』、『剛力』、『魔力感知』、『毒生成』、『魔力耐性』
固有スキル:『星幽体(アストラルボディ)』、『精神体(スピリチュアルボディ)
魔法:【風斬音響(ディストート・ロアー)】、【呪怨牢獄(カースドプリズン)
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