短編シリーズ   作:七蜘蛛

4 / 4
この話の内容は、命を落とし、クッパ軍団の少し変わった姿のテレサ、ゲッソー、ボム兵になった転生者達が見たことのない「マリオ&ルイージRPG」の世界を旅する話です。


マリルイ世界に転生!?(マリオ&ルイージRPG)

 

「お前達3人には部隊を組んで貰う!「クッパ」様の役に立てるよう務めるのだ!」

 

青い魔女「カメック」は目の前にいる3人の兵士に言葉を告げる。

 

背中に白い土管を背負い、コートとヘルメットを被った少し青み掛かったテレサ

 

ゴーグルを付け、大きなリュックを背負ったゲッソー

 

身体の左右に謎の機械を付け、軍帽を被った通常の個体と逆で真っ白な身体と黒い目のボム兵

 

カメック「それじゃワタシは仕事に戻るよ!明日クッパ城にて招待されたピーチ姫を捕え、マリオ達を始末するのだ!」

 

カメックはそう言って箒で飛んでいく。

 

「...どうする?」

 

「どうするっつったって。」

 

「...。」ジェスチャー『自分ら、明日まで何もする事ないし。』

 

その場に残された、たった今結成された部隊の3人。テレサの「テレン」、ボム兵の「ボムス」、ゲッソーの「ゲッソム」。この3人の正体は転生者だ。前世で命を落とした3人はそれぞれテレサ、ボム兵、ゲッソーに転生し、クッパ軍団に加入したのだがテレンがうっかり「マリルイRPG」と呟いてそれにボムスとゲッソムが反応し、互いに転生者であることが認識できたのだ。

 

テレン「でも正直マリオ達に会えるのは嬉しいかも。」

 

ボムス「確かに、画面越しじゃなくて直接的に見る事が出来るしな。」

 

ゲッソム「...。」ジェスチャー『でも、自分ら多分倒される。』

 

テレン「まぁ、確かに...。」

 

ボムス「だが折角期待されてるんだ、玉砕覚悟で挑んで吹っ飛ぼうぜ。」

 

ゲッソム「...。」ジェスチャー『お前の場合は文字通り吹っ飛ぶ(大爆発)けどな。』

 

ボムス「揚げ足取んなや!」

 

ゲッソム「...。」ジェスチャー『自分の足なら沢山ある、一本揚げるか?』

 

ボムス「その揚げ足じゃねぇ!」

 


 

翌日・ピーチ城

 

ピーチ城上空からクッパ船が降りてきて、階段が出現する。ピーチ城の前には「ピーチ姫」や「キノじい」、「マリオ」、「ルイージ」、「イエロースター」、他には多彩な「キノピオ」達や「ヨッシー」がおり、クッパ船からテレンが降りてくる。

 

テレン「皆様大変お待たせいたしました!ボクは今回皆様を案内するよう遣わされましたテレンと申します!この船はクッパ城パーティー会場まで直行で飛んでいきますのでお忘れ物が無いようご乗車下さい!」

 

そう言うとキノピオ達が順番に階段を登って船に乗っていく。

 

ピーチ「あら、あのペンダントを城に置いてきてしまいましたわ。」

 

キノじい「あのペンダントですか?」

 

ピーチ「えぇ、折角ですから付けていこうと思ったのですが...。」

 

ピーチとキノじいの元にテレンが向かう。

 

テレン「お忘れ物ですか?」

 

キノじい「えぇ、今回のパーティーに身につけていくペンダントを...。」

 

テレン「出航まではまだまだ時間が掛かると思いますので取りに戻っていただいても構いません。」

 

キノじい「ではマリオ殿、頼んでもよろしいでしょうか?」

 

マリオ「OK!」

 

イエロースター「私も付いて行くわ!」

 

テレン「(生「OK!」が聞けた!ラッキー!)」

 

マリオとイエロースターはピーチ城に向かっていく。

 

テレン「そういえばルイージは?」

 

辺りを見渡すと、板か何かでクリボー達に運ばれているルイージが見えた。

 

テレン「多分ずっこけたりして気絶したんだね。」

 

テレンは直ぐに察した。暫くするとマリオとイエロースターが戻ってきて、ピーチにペンダントを渡す。そのペンダントは虹色の水晶で何か文字が刻まれているようにも見える。

 

テレン「(何だろうあのペンダント?)」

 

テレンはそう思いつつも目的を思い出し、船を出航させる。

 


 

クッパ城

 

クッパ城城壁内にクッパ船が降りる。

 

テレン「とうちゃーく!パーティー会場に到着いたしました!皆様足元に注意して降車してください!」

 

階段が出現し、乗客が降り始める。

 

マリオ「ルイージ。」ピョンピョン!

 

ルイージ「...。」zzz...

 

テレン「ばぁ!」

 

ルイージ「アボバンッ!?」

 

テレンが驚かすとルイージは飛び起きる。

 

テレン「着きましたよ?」

 

ルイージ「OK!」

 

マリオとルイージは船を降りる。

 

テレン「ボムスとゲッソムと合流しよーっと。」

 


 

そして暫くパーティーが行われ、いよいよクッパ達が行動を起こすその時。

 

ピーチ「あら?」

 

ピーチの首に掛けられているペンダントが突如光り輝く。

 

マリオ・ルイージ「...?」

 

クッパ「何だ?」

 

テレン「あれ〜?」

 

ボムス「なーんか...。」

 

ゲッソム「...。」ジェスチャー『嫌な予感...。』

 

すると光が一瞬収まり、辺り一体全てを光が包み込む。

 


 

???

 

テレン「う〜ん...。」

 

何処かの草原にてテレンが倒れている。

 

テレン「...はっ!」

 

テレンは目を覚まし、浮かぶ。

 

テレン「ここは?」

 

すると近くでボムスが倒れており、起き上がる。

 

ボムス「お、テレン。ゲッソムは?」

 

テレン「そいえば見当たらな...い...。」

 

テレンは川を見ると言葉が途切れ固まった。何ならボムスも固まった。何故なら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲッソム「...。(白目)」ジェスチャー『南無...。』合掌

 

白目を剥き仰向けで合掌しながら川を流れるゲッソムがいたからだ。

 

2人は驚きのあまり固まって、ゲッソムはそのまま流されていく。

 

ボムス「...助けてやってくれ。」

 

テレン「...うん。」

 

ゲッソム救出中...

 

ゲッソム「...。」ジェスチャー『助かった。』

 

ボムス「気絶しててもジェスチャーしてたから驚いたぞ。」

 

テレン「にしてもここどこだろ?」

 

ゲッソム「...。」ジェスチャー『ピーチ姫が持っていたペンダントが原因だというのは分かる。後はあのペンダントが何なのかだ。』

 

ボムス「!おい、あそこに誰かいるぞ!」

 

ボムスが誰かを見つける。3人はその人物の元に向かう。

 

テレン「あのー...。」

 

「ん?」

 

その人物は少し植物っぽい見た目をしている。

 

テレン「ここはどこですか?」

 

「おや?また新しい住人が来たのかな?」

 

ボムス「住人?」

 

「自己紹介をしよう。私は「エルポス」。この世界「ワールドタワー」の「プランターエリア」の住人だよ。」

 

ゲッソム「...。」ジェスチャー『ワールドタワー?プランターエリア?聞いた事がない。』

 

エルポス「それもそうだ、恐らく君達は別世界の住人だろう?」

 

3人「...!」

 

エルポス「この世界には「タワールドクリスタル」っていうごく稀に出現する宝石が色んな世界に漂流するんだ。色は様々あるんだけど。君達はどんな色のタワールドクリスタルを見たの?」

 

ボムス「宝石?」

 

ゲッソム「...。」ジェスチャー『もしやピーチ姫が持っていた虹色のペンダントの可能性。』

 

エルポス「虹色か...確か「ランダムタワールドクリスタル」だね。」

 

テレン「ランダム?」

 

エルポス「このワールドタワーは「階層」が存在してね、ここプランターエリアの上は一面海の「オーシャンエリア」、下は山岳「キャニオンエリア」。他にも色々階層があるけど「タワールドクリスタル」はね、色などによって転移する階層が違うんだ。虹色の場合は転移先がバラバラなんだ。」

 

ボムス「だからランダム...。」

 

ゲッソム「...。」ジェスチャー『他のエリアに行く方法は?』

 

エルポス「アレ(・・)だ。」

 

エルポスは指を差すとその方角には薄っすら天まで届きそうな塔の様な建造物が見える。

 

エルポス「「ワールドエレベーター」。他の階層に向かう為の移動手段だ。各階層の中央に設置されているんだ。ただ今はエネルギーが無くて使えないんだけどね。」

 

テレン「成程。」

 

エルポス「向かうにしても準備した方がいい。この先に村があるから案内するよ。」

 

ボムス「助かる。」

 

ゲッソム「...。」ジェスチャー『旅支度。』

 

そうして、テレン達はエルポスに着いていく。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。