夢特典は皇帝竜の魔法?   作:流星群

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息抜きに書いてみた。








夢?異世界?

 

気がついたら、中世の街にいた。

 

 

確か仕事で疲れて過労でベッドにダイブして意識を飛ばしたはずだった。

 

目を開けたら綺麗な街並みがあった。

 

 

街は西洋風で所々石造りのタイルが敷いてあった。漁業が発展していそうな街だ。海特有の潮風が吹いてる。港街のようで街は賑わっていた。

 

 

「いや、ここ何処だよ。」

 

 

訳分からない。

 

取り敢えず眼の前にあった人だかりに入って行った。

 

追い越した金髪の女の子に肩がぶつかった。

 

 

「……っと、ごめんなさい。」

「…はっ」

 

一応謝る。というかなんだコレ。この集団女の子ばかりだぞ。

入ってしまったのを後悔しながら掻き分けていく。視界が開けるとそこには変な炎?を手に纏った男の人がいた。

 

「…何だコレ?」

「ん?何で男がここに来るんだ?」

「…?」

 

 

眼の前の青年?は俺を見て首を傾げた。俺は取り敢えず青年の手から出ているものを指差して質問する。

 

 

「あの、何ですかソレ、」

「ん?、コレかい?

見ての通り、炎だよ、驚くことは無い。これは魔法さ、僕は有名な魔導士サラマンダーなのさ。」

 

「…????」

 

いや、まるで分からんぞ。魔法?、手品じゃないの?

サラマン…ダー?、火トカゲ?意味分からんぞ。

 

 

「っち、何で男が、しかもイケメン…

んん、物分かりが悪いね君、君に見せるのはコレくらいにして、話の分かるレディー達よ、パーティーは今夜港街の船の中で開くからそこで待ってるよ。」

「「「「「きゃーっ!!!!」」」」」

 

ん?イケメン?俺イケメンじゃないぞ?普通だ。

それはそうと、青年に対して周囲の女の子達が目をハート?にして黄色い声をあげる。

 

 

う〜ん、何か違和感あるな。そんなに格好良いか?この人、

 

と思っていたら俺の横、人だかりから男の子が出てきた。

 

 

「何処だ、何処だ、火竜は何処にいる?」

 

 

マフラーを巻いた桜色の男子が俺の横から出てきた。隣からは猫?も出てきた。

 

「お前誰だ?」

「サラマンダーと言ったら分かるかな?」

 

 

いや、分からない。俺は分からない。

 

 

「何だ偽物か〜、行こうハッピー、」

「あい、」

 

 

肩を落として帰る2人。偽物?いや、何だよコレ?

 

 

「ちょっと〜、サラマンダー様は凄い魔導士なのよ〜!!」

「何よあんた達!!」

 

 

女性達が、急に怒り出した。そしてマフラーの男子を攻撃する。

 

 

「いて、」

「ぎゃっ、」

 

 

うわ、怖い。

 

青年、サラマンダー?が止めに入る。

 

 

「皆、よしたまえ、そうだ君、サインをあげよう。」

「いらね、」

 

 

ポイ、とサインを捨てる男の子。

女性達がまたきれて襲いかかる。

 

 

「その辺にしたまえ、君たち船で待ってるよ。」

「「「「サラマンダー様〜」」」」

 

 

目をハートにしている女性達をおいて、炎?で行ってしまった青年。

 

 

「何だ、っておい、大丈夫か、君。」

 

取り敢えず、眼の前の桜色の少年に手を差し出す。

 

「痛てて、お、お前いい奴だな〜」

「あい、」

「……。」

 

 

ね、猫が喋った…。

というかなんだこの猫。二本足で立ってるぞ。

少年は俺の手を掴み立ち上がった。

 

 

…見たことある顔だけど何かは分からない。見たことあるってのはアニメの広告とかでだ。こいつに似たような奴がいたような…

 

 

「本当いけ好かないわよね〜」

「ん?、」

 

あ、さっき肩がぶつかった人だ。

結構綺麗な娘だな。

 

 

「さっきはありがとう、お陰で魅了(チャーム)が解けたわ。」

「チャーム?」

 

 

何かが解けたとお礼を言ってくる女の子に俺は首を傾げた。

 

 

「チャームってのは相手を魅了する魔法よ、本当あんな奴にかかるとロクな眼に合わないわ〜。」

 

魔法?の世界…

何だコレ夢だ。夢に決まってる。よく分からないけど早く覚めて欲しい。

 

ん?夢って事は…

 

 

「俺も魔法、使えないかな…」

「ん?」

「お、」

 

 

炎、出せないかな、夢なんだから。

 

と思ったら急に何かが覚醒した気がした。

 

 

脳内に浮かぶのは、ドラゴン?の姿。

それも非常に強そうな、ラスボスのような暗い体色の竜。

まるでいつだかのゴ○ラの映画の最後の敵、○イザーギドラみたいな。

 

 

とにかく最強の竜が脳裏にちらついた。

 

 

 

 

取り敢えず…

 

 

暗い青の炎、雷をイメージして見る。

 

 

「ふ、…」

 

 

手に何かよく分からない。不思議な力を込めて…

 

 

「ん?」

「え、」

「あ、」

 

 

皆こっちを見出した。

 

何かが集まって来た。大気の圧力みたいなものが手に凝縮されてきて、

 

 

 

ボウッと手が暗く光った。

 

「え…」

「おっ、」

「あっ、」

 

 

金髪の女の子も桜色の男の子も青い猫もこっちを見てる。 

 

 

 

ボオオオオオッと辺りが蒼く暗く光った。

 

バチバチッと雷が迸る。

 

 

そして、

 

 

 

ドギャアアアアッ

 

 

「きゃ、」

「わおっ、」

「わぁ、」

 

 

天から青黒い稲妻が堕ちてきた。

 

 

 

そして、俺の手がボウッと燃え上がった。

 

綺麗な透明だが、暗く濃い青の炎だ。

 

雷が迸っている。

 

 

 

…控えめに言って強そうだ。

 

 

「で、出来た、魔法…」

 

 

「おお、凄えぞ!!!」

「アイッ」

「わあ、」

 

 

感激してるみたい。

 

 

 

 

「おおっ、お前強そうだな〜っ!!!」

「あんた、魔導士なのっ?凄いじゃないっ、」

「あいっ、最高ですっ。」

 

 

一気に食いついてくる彼ら。えっと…

 

「…………。」

 

 

うん凄いな、流石夢だな。

 

 

夢だけど、暫く覚めないみたいだから…。

 

 

そうだ、ここ何処だっけ、この人達に色々聞かないと。

 

 

「あの、」

「ん?」

「魔法って何ですか?」

 

そう言ったら2人と一匹は不思議そうな顔で俺を見て言った。

 

 

「(お前)あんたが使っているのがそう(だぜ)よ。」

 

 

 

 






夢?に慣れていない主人公。




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