夢特典は皇帝竜の魔法? 作:流星群
今回は夢の中で特訓です。
夢に慣れないとね!!!
主人公は汎用性が高い?原作の技も使います。
「
ガガガガガッ!!!!
ギルドの裏の敷地で魔法の練習をする。天から雷が降り注ぎ、目の前の巨岩に直撃しそれを砕いた。
「凄いわ!!!上出来よ!!!」
「漢だ!!!」
新しい特殊技だ。
見ていた銀髪の姉弟が褒めてくれる。
「俺も負けてられないな!!!」
「あらあら……。」
腕を振るうエルフマン。腕を捲りあげた。そして俺の前に立つ。それを笑って見ているミラジェーンさん。
「よし、素手でかかってこい!!!!」
「よし、行くぞ!!」
魔法無しの素手でエルフマンに攻撃する。
「ビーストアーム…鉄牛!!!」
エルフマンは魔物の腕となり、俺の拳を迎え打つ。
ガッ!!!!
「ふっ!!!!」
「ぐうっ!!!」
鋼鉄の獣の腕に俺の拳が突き刺さる。
エルフマンは腕でそれをガードし、後ろに飛んで威力を殺した。
上手いバックステップだった。俺は素人だけど…
「良いぞ!!!」
「よし、次は俺の番だ!!!」
エルフマンが魔物の腕となり、俺の方に向かってくる。スピードは無いが凄い迫力だった。
「うおおおおおっ!!!!」
「ふっ、」
ガツンッ!!!!!
腕で受け止める。そこそこ重たいか?
バックにジャンプ。
「やるじゃねえか、」
「良い拳だぜ…」
ニッと笑うエルフマン。頑丈な彼は魔法の練習にもってこいだった。
「……。」
「……???」
そんな、俺達を見ているミラジェーンさん。練習している俺達を見ている?
「……。」
いや、違う。
何処か思い詰めている様子だった…。腕が少し震えてる?
「……。」
何か、考えてるみたいだ。そういえばミラジェーンさんはどんな魔法を使うんだろう。見たこと無い。
う〜ん気になるな。
「……行くぞ、エルフマン!!!」
「おうっ!!!」
走り出す。
…今は触れない事にした。
きっと何かを抱えてるんだ…。
この人の闇だろうか。
夜、俺は1人で魔法の練習をしていた。
やる事は1つ。禁忌っぽい威力の魔法の練習だった。
この前、本を読んで禁忌魔法の1つ、
こっそりと夜練習して、宙に撃って見たら凄い威力だった。
反動で地面に叩きつけられ、エネルギーは凄い轟音をあげて空に吸い込まれていったぜ。
街に撃ったら街が消し飛びそうだった。
危ないZE!!!
けど、最高の気分だったぜ!!!
夢だから…やりたい放題だぜ。
次は、何だっけ
確か評議員?が保有している凄い魔法兵器なんだったな。何かの本に書いてあった気がする。
…けど、コレらいつ使うんだろう。
ま、取得してからで良いか!!!
誰もいない夜なら出来ること。
今回の対象は勿論アレだ。
…1回使ったことのあるあの技。
使うと全身に痛みが伴う技。だが威力は凄まじい技。
あの技をいつか使う日がくるかもしれない、
…というのは冗談で使いこなせるように出来たらロマンだなとか思ってる。
だって格好良いじゃん!!!
凄い迫力だしさ。俺が相手だったら技が出た瞬間ビビりそうだぜ。
ならば…
宙に浮き上がる。
ピーと笛を吹く。
辺りが隆起する。ドガッ!!!、バリバリバリッ!!!と地面が割れる。
地面が突き破られる。地震か地割れか、火山が噴火するみたいだ。
割れた地面から硬く巨大な頭部が出てくる。
そしてその下からはその頭部よりも遥かに大きな身体が出てくる。
そして巨翼と尾が出てきた。
咆哮する。
前のよりも大きい。
前のは何処か海竜っぽさがあったのに対して、今度のは大地の竜、岩石の竜、といった感じだ。
身体中に硬質な結晶が埋め込まれていたり、岩だらけの身体のデカいそいつらが出てくる。
岩石族複合らしい巨体が宙を飛び回る。
一時的に蘇生された事もあって、全身に闇の瘴気を纏っている。
そして、旋回して一気に寄ってきてそのデカい頭同士をぶつけあいながら、身体中に噛み付いた。
「〜!!!!!…〜!!!!……!!!!」
痛みで声が上がらない。
その牙だけでも俺の身体と変わらないサイズ。全身が引き千切れそうだ。
身体が砕けないのは夢だからだろう。
「皇帝竜……」
飛び上がる。身体を回転させる。
カッと辺りが光る。
「1g……」
全身に痛みが走る。
が、宙に向かってエネルギー弾を放った。
ゴオオオオオオッ
凄い勢いと威力のエネルギー弾が夜空を通過した。
余波で暴風が発生していた。
「……。まだ、未完成だ。もう一度…」
ふらふらと立ち上がり次を撃とうとする。夢だから…問題無い…。
…………………………………。
…………。
ゴオオオオオオッ
「はあっ、はあっ、」
手応えあった。凄いエネルギーが身体中からもっていかれた。
「ははっ、」
辺りは竜が地面から出てきた跡だらけだった。
現に飛んでいったエネルギー弾から離れているのにこの暴風、天候が変わり、雷が堕ちてきそうだ。
「遂に、遂に完成したぞっ!!!」
俺は雄叫びをあげた。
「あ、…やべ、」
辺りの地面が隆起していた。全面的にボコボコだった。
…朝までに直さないと。
「う、…面倒臭い……」
魔法をかける。
必殺技の1つ。
地面が割れた。陥没している。
「はあっ、はあ〜、地道にか〜」
地道にやるしか無いようだった。元に戻すのに朝までかかった。(寧ろ朝までに終わった。)
その日滅茶苦茶身体が痛かった。全身が悲鳴をあげていた。
翌日、彗星がマグノリアは勿論、フィオーレ王国を通過したとのニュースが流れていた。
俺はギルドを休んでいたが…
後先考えて行動しない主人公。
地面がボコボコです。
主人公の使う技は周囲の環境によって蘇生対象が変わります。