非日常   作:Alza

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第三章

「状況はどうです?警部殿。」

 

テレポートしたすぐ歩いて現場まで行く。まあ歩くのは面倒臭いけど…

 

「ああ、早い到着感謝するよ。特能隊の…有原君、だったかな?」

「はい。有原です。早速現在の状況を教えていただけますか?」

 

警部からの説明を受けたが連絡を受けた時から特に変わっていないらしい。相手側の要求を飲めば済む話だが警察として飲むわけにもいかない。

 

「ではお願いするよ。有原君。」

「了解です。警部殿。」

 

俺って仕事の時は真面目なんだぜ?だから正面から突撃する。まあ何も武装してないんだけども。

 

「警察だ。おとなしく投降しろ。」

 

まあこれで来るなんて思ってない。実際呼びかけて投降するのはアホかバカかやはりアホなやつだけだ。

当然銃声が聞こえる。その中に人質と思われる悲鳴も聞こえた。

 

「回答はそれと言うことで判断するが、いいな?」

 

早速入ろうではないか。まずは…

 

人質の意識を奪う。俺の能力の一つだ。

気流操作。上層部は発見されて二つ目だからcode:2と呼んでいる。これには特に条件はない。ただ風が強すぎたりしなければ大丈夫だ。しかし、これ自体に意識を奪うほどの力はない。何故意識が奪われたか。簡単に言えば薬だ。俺はいつも催眠薬となる薬物を数個携帯している。大体はこれで意識を奪い、終わるのだが何せこの薬は力が弱い。大半の興奮状態にある犯人などには効かないことが多い。ま、能力についてのことはバラしてはいけないから毎回人質だけ眠ってもらっている。犯人の記憶処理は神楽さんが責任を持ってやっている。この能力については後で説明するとしよう。

 

「手をあげろ!撃つぞ!?」

 

おいおい…よくあるけど古くないか?そこは心の中で突っ込んでおくとしよう。

 

「分かった分かった。手を上げるから撃つな。」

 

相手側は警戒を続けたまま近くへ寄って来た。どうやら身体検査をするらしい。数ではあちらが勝ってるからもし一人を殺しても他の奴らが始末できると思っているのだろう。しかしそれは間違いだ。まずは…

こいつを始末しよう。

 

「かはっ…」

 

まずは鳩尾に一発。そしてわき腹に蹴りを入れた。当然あちらは銃を向けて来る。その距離5m。その距離を殺した。

 

「な、何っ!?」

 

まあ驚くだろうな。一瞬で目の前に来たんだから。そしてまた一人を鳩尾を殴りアッパー。もう一人は…どうするか。

 

「さーて久しぶりにやるか…」

 

手を刃物にするイメージ。そしてそのイメージを現実に移す。

そして…

相手の、サバイバルナイフを持っている方の肩を手刀で切り落とした。

 

もう一つの俺の能力。肉体武装。

通常一つしかもてない能力が二つあることが発覚しcode:3として登録された。条件は一つを除いて特になくその条件も容易い。その条件とは強いイメージを持たなければならないこと。つまり具体的にどのように体を変化させるか考えなければならないのだ。今回の場合は手を刀としてイメージしたことにより斬る事を可能にした。イメージを変えることで色々なものに体を変化させることが出来る。

例えば、多重装甲を体全体にイメージすれば銃弾も跳ね返すことが出来るようになる。またまた、足をエンジンとしてイメージすれば凄まじいスピードでの移動が可能になると言うわけだ。先ほどの高速移動はエンジンのイメージを足に付けたことにある。

 

これでこの事件は解決。俺の仕事は終わったことになる。

 

「…もしもし。神楽さん?こいつら今から連れてくから準備を頼む。」

 

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