遠い昔遥か彼方の銀河を生きた少女、今度は学園都市を生きる 作:LemoИ
お前どこ行ってたってなるのは分かるけど!
ちゃんと暇な時頭の中で考えてたの!
だから許して…半年以上経ってたけどさ
なんか、原作前のこの辺りでぐだぐだやるのも読む側も退屈かなと思ったので、テンポよく行こうと思います。
そこからの私の生活は比較的トントン拍子で進んで行ったと思う。
指名手配犯の懸賞金で収入を得て、最低限の生活費と新しいドロイドのためのオートマタやジャンクパーツの購入に使った。
そして、シーカードロイドで得た技術を流用し、最低限の性能を持ち合わせたピットドロイドに近いものを数体造ることが出来た。
いずれは、ブリキ野郎たちを私抜きで造れる環境が欲しい。
でも、資金も技術も何もかも足らない…
「はぁ……正直やりたくは無かったんだが。」
悩んだ末、最終的に私は、彼女に…連邦生徒会長に融資を依頼することにした。
苦肉の策だけど、あの黒服とか言う怪しいのに頼るよりはマシかもしれない。
「良いよー」
相談したい旨を彼女に伝えると直ぐに反応があった。
そこで、数回行ったことのあるカフェで融資のことについて切り出した。
「なんか軽くないですか…」
「ファーストちゃんが指名手配犯を捕まえてくれてることは知ってるしさ。連邦生徒会としても、ファーストちゃんに協力するのはメリットしかないんだよね。」
マグカップを置いた彼女は、真面目な顔で私の方を見てきた。
「なるほど…」
「それに、融資というよりこっちがスポンサーになっても良いくらいだと思う。」
「そこまではちょっと…まだどんな形になるかも分からないので。」
「そっかぁー」
彼女的には、むしろ私の方を支援したいとようだが、戦力に関しても全然出来てないことを考えると色々リスクがある気がする。
「はい……なので融資という形にしたいなと。」
「うん、分かった!」
パチッと軽く小さめの音を立てて両手を叩いた。
「代わりになるかは分かりませんが、そちらからの依頼なども積極的に応えれたらと思ってます。」
「ありがとね。」
「あ、後最後に聞いても良い?」
???
「は、はい。」
「どうして、戦おうって思ったのかだけ聞いてもいいかな。」
「……。」
いつか聞かれることとは思っていた。
「確かに、みんな銃を持ってるし、何かあれば戦うよ?だけど全員が戦闘員って訳じゃない。他にも仕事はある。なのに、何で戦うっていう選択をしたのかなって。」
「……多分」
ほんの少しだけ鼓動が早まった気がする。
「……歯車」
「え?」
「多分、世の中って沢山の歯車なのかなって。」
私は、ぽつりぽつりと心の内にあることを口から紡ぎ出した。
「大きな歯車や、すげ替えることも出来る小さなものまで、色々な歯車が噛み合って動き続けていると思うんです。」
「なるほどね。」
「そして私は…」
「このキヴォトスで、伽藍堂の私に残されたものは、戦い続けることしか出来ない歯車だと思っています。今更、他の役割の歯車にはなれないと思ってます。」
「……そっか。うん、分かったありがとう。今後も私に出来ることがあったら何でも相談してね。あと、融資のことは、明日一緒に口座とかの手続きをしに行こ!」
「分かりました。何から何までありがとうございます。」
・・・
そして、正式に融資を受けた私は、D.U.シラトリ区のビルを1棟購入し、そこを作業場として本格的にドロイド製造に動き出した。
最初はポンコツだったピットドロイドのOSもアップデートさせ、ある程度私の補佐が出来るように改造した。
そして、シーカーとピットドロイドの手伝いの元、バトルドロイドの製作に私は移った。
ナブーの戦いにおいて通商連合は、B1バトルドロイドをコンピューターによる中央制御で動かしていた。
結果的にそれが敗因にはなったが、コスパの面では優れているだろう。
今の私には、個々に自立稼動を可能にさせれる余裕は無いので、それを真似することにした。
一先ず、ビルの地下に中央制御コンピューターを設置し、そこから司令を出せるようにはした。
ただその場合、現場に出ている私が一緒に居るブリキに命令することが出来ないので、別で司令を飛ばす存在も必要だろう。
まぁ、候補は居る。今すぐ造ることは出来ないが。
そして、指名手配犯捕縛と、ドロイド開発を両立させる生活を私は続け…
「ラジャラジャ」
遂に、5体のB1バトルドロイドの機械の生命が灯された。
金属音を立てながら立ち上がり、特徴的なニモーディアンを模した顔が命令を待つかのように私の方を向いている。
「ふぅ…」
ブリキ野郎が遂に形になったことにホッとしたのか、私は近くにあったパイプ椅子に腰を沈めた。
まだまだ改善の余地が多すぎるが、小さな一歩を踏み出すことは出来たと思う。
切り札になるための一歩。
そして、私を代表とした後にPeacekeeping.Force.Droids/PFDと呼ばれる組織が、連邦生徒会認可の元で正式に発足したのだった。
この組織が数年後、カイザーや三大校の戦力にも劣らないものになることは、まだ誰も知らない。
いや、彼女だけは知っていたかもしれない。
ちなみに最後の彼女は、主人公ではないです。
続き読みたい??
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読みたい!
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別に無くても良い
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さっさと書けコノヤロー