『スタートしました! 10人のウマ娘が一斉に好スタートを切ります』
「やっぱりホワイトグリントさん凄いよねー」「流石は二冠ティアラ娘」「いやいや、初の海外G1制覇ウマ娘でしょ」「CCAオークスの圧勝! 日本ウマ娘もやれるんだって!」「海外からの留学生じゃないと、海外は無理~とか言ってた専門家が泣きながら喜んでたし、ね」
「あのしかめっ面しかしない人がね! オグリキャップ! ありがとう! おめでとう! ホワイトグリント! お帰りなさいって!」
「何言ってんだろ? とか思うくらいに泣いてたね」
「オグリブームお帰りなさいって意味じゃないかな?」「確かにお客さん凄いよね」「ウイニングライブも人沢山だった」「グッズの売上も凄いらしいよ。今」「オグリブーム以来かそれ以上だって」
「みんな喜んでたよね。オグリキャップの後継者ホワイトグリントが夢と希望を取り戻してくれたって」
誰もがホワイトグリントを讃えた。
『スリーラブ! オープンウマ娘が果敢に先頭にたった!』
「グリント! グリント!」「あはは、グリント! グリント!」「凄かったよねえ」「アメリカでのグリントコール」「アメリカだよ! アメリカ! 日本じゃなくアメリカ!」「いやあ、有り得ないよね」「何かオグリキャップさんに熊から助けられた子がコールし始めたらしいね」「あれ? ベルノライトさんじゃなかっけ? たすけたの?」
「ベルノライトさんはツキノワグマから。今回の子はグリズリー。第一ベルノライトさんはかなり前じゃん。カサマツの頃だし」「あーそっか! でも、やっぱり凄いよねホワイトグリントさん」「うん、血塗れでも輝いてたよ」「何で肘叩き込んだ娘たち赦されてんのダメでしょ」「ホワイトグリントさんが赦したんだってさ。レース中の事故だから気にしないでくれって。よくあることだからって」
【(よくあること! だからカム! もっとエルボーして! 囲んで叩き込んでっ! 何度もっ! もっと強くっ!)というホワイトグリントの切なる願いはあれから叶っていない】*1
「聖人かっ!」「いやあ有り得ないでしょ」「それで勝つんだもんねえ」「エルボーしたウマ娘二人が号泣してた」「色んな意味で格を叩き込んだよね」「あのウマ娘二人って、『日本のレースレベルは頑張っているけどまだまだ』ってナチュラルに上から見下ろしてたのに、今じゃホワイトグリントさんの追っかけ」「いやはや」
「ホワイトグリントさんこそ日本ウマ娘の誇り。日本一のウマ娘だよっ」
誰もがホワイトグリントを褒めた。
『続くはホワイトグリント! ホワイトグリント二番手! ハイライズが続く!』
「秋、トリプルティアラは生まれるのか」「無敗のトリプルティアラだったらラモーヌさんこえるね」「たのしみぃ」「そういえば、今年のクラシックどうだっけ? ダービーは?」「えっとスペシュルウィークさんが勝ったよね?」「コラコラ、一年に一人のダービーウマ娘の名前を間違えんな。スペシャルウィークさんでしょ」
「いや、さ、でも」
「ダービー、目立たなかったよね」「うん、オグリキャップさんの後継者白い閃光ホワイトグリントの話題だけだったじゃない」「お客さんもオークスの方が何万人も入ったし」「海外にまで何万人も追いかけてたしね」「うん、その後のホワイトグリントさんの海外遠征でSNSも新聞もテレビも話題占めてたし」「一番目立つダービーが全然目立たなかったし」「というか、さ」「うん」
「正直、ダービーどころかクラシックなんてどうでもいいよね。ホワイトグリントさんが次にトリプルティアラ達成できるかに比べれば、さ」
誰もがホワイトグリントを見つめた。
誰もが、学園のウマ娘までもが、他のウマ娘を忘れるくらいに、夢中にホワイトグリントだけを讃えて褒めて見つめた
・お、スペちゃん視点か
・何か始まったぞ
・うわぁ
・学園で何人ものウマ娘が噂する言葉を聞くスペの回想
・サイケの愛・曇らせ
・あの当時の競馬界隈を思い出す
・第三次競馬ブームの主役はホワイトグリントなのだ
・あ、新馬戦以来だなスリーラブ
・ラブラブラブもオープンまで行ったからな。この頃は鳴かず飛ばずだったが
・おおう、おおうby英語
・日本一のウマ娘、ホワイトグリント
・日本内国産馬初・日本調教馬初で海外G1制覇。あまりにも凄すぎる
・古馬になってから馬は充実期迎える、だから海外遠征は古馬になってからと信じられていた時代に、クラシック期で海外制覇した白い閃光
・エルボーされて血を吹き出しながらな
・そしてアメリカのグリントコール。ホワイトグリントが日本一のウマ娘だわ
・ホワイトグリントが二番手には驚いたけどしゃあねえマークキツかった
・海外勢がホワイトグリントマークしたからな
・加えてアニメのようにスペシャルウィークもな
・前にいかんと勝てんわ
・これで8話の「トリプル、ティアラ……日本一、のウマ娘」に繋げたのか
・みんな笑顔なんだ。学園のウマ娘みんなが笑顔
・マスコミとか運営に視点あてないだけ有情
・時代の主人公を傍から見てたらキツイわあ
・ホワイトグリント、だけ、を、か
・スペちゃん、お願いだから表情変えて
・ターフのスペの表情がまったく変わんねえ
・だから、怖い
「ダービー馬が話題にならんかったからな」
「ええ、覚えてますよ。僕の初ダービー制覇を祝うのはインタビューの口実で、みんなホワイトグリントの遠征の話を聞きたがってました」
「わしもや。時代の華と同じ時代にダービー制覇。ダービーが霞むんや。直接対決はどうなる? が記者の一番の関心やった」
・だよなあ
・ワイもダービー気にしてなかった
・二人とも諦観の表情なんよ
・タッケはホワイトグリントに乗りたがってたけどね
・いや、そりゃあ乗りたいだろ
・オグリの娘の素質馬だからな。だから産駒にストーカーした
『スペシャルウィークは6番手! 残り1000! 何時レースは動くか!』
加熱する。
「三冠だよ三冠!」「トリプルティアラ!」「陛下がご覧になるなか差しきった」「緊張してたのか何時もより固かったけど、凄い凄い」
「本当に凄いよね。無敗のトリプルティアラ」
「女王陛下や陛下がご覧になったエリザベス女王杯も」「参加ウマ娘みんなの最敬礼良かったあ」「これでホワイトグリントさんはティアラ路線完全制覇だよ」「ああ、そうかあ」「阪神jf、桜花賞、オークス、秋華賞、エリザベス女王杯、全部無敗! 史上初!」「信じられない。わたし、おなじ学園で良かったあ」
「ジャパンカップもホワイトグリントさんで決まりだね」
『ホワイトグリント先頭に代わった! 残り800! 早くも白雪姫が先頭だ!』
加熱していく。
「うーん、七冠ウマ娘更新はなかったか」「でも、すっごいレースだった」「うん。白雪姫対怪鳥の二戦目に相応しい名勝負だったよ!」
「やっぱりエルコンドルパサーさんとホワイトグリントさんが時代の主役だね」
「まだグラスワンダーさんとセイウンスカイさんがレースしてないじゃない」「サニーブライアンさんも」「そっかあ、どうなるかな」
「ダービーウマ娘みたいなことにならなきゃいいよ」
『ホワイトグリント! ホワイトグリント先頭! 直線前のコーナーをホワイトグリントが先頭で進む! 後続を引き離す!』
加熱して加速していく周りに抗おうとして
⎯⎯⎯⎯《エルコンドルパサーが僅かっ!? ホワイトグリントとの死戦を制したぁ! ……スペシャルウィークはさ、いえ、四着。だいぶ離された四着ですダービーウマ娘》
わたしは焼け落ちた。
「うん、ダービーウマ娘が最強ってのが幻想になったちゃったし」
「去年のダービーウマ娘のサニーブライアンさんが、最強シニアウマ娘が居るじゃない。ダービーウマ娘は最強だよ」
「去年は、ね」
「まあね」
「今年のダービーウマ娘は大敗したしね。トリプルティアラ娘と、外国ウマ娘だから出れなかったエルコンドルパサーさんとの決着は付いた」
わたしはそのすぐあと………………トリプルティアラ娘から、日本一のウマ娘から、酷いことをしても優しく許してくれた大好きな親友から
『いや! ダービーウマ娘だ! スペシャルウィークだ! モンジュー二番手! スペシャルウィークが三番手! 二人がホワイトグリントを追いかける!』
⎯⎯⎯⎯「スぺちゃん、帰ろう」
逃げた
『スペシャルウィーク! スペシャルウィーク動いた! 動いたのはスペシャルウィーク! ダービーウマ娘が上がってくる! 昨年の完敗を払拭せんと上がってくる!』
・天覧競馬。天皇賞ではなく秋華賞が天覧に。
・そして、女王陛下がエリザベス女王杯に。わざわざ東京に開催地を変えて
・ホワイトグリントを、日本一のウマ娘を見るために
・牝馬戦線初完全制覇はホワイトグリントがどれ程かを表してる
・あまりにも違いすぎる格の差
・ジャパンカップは98ジャパンカップはぁ
・サイケ、きっちりスペ視点の大敗を
・プリティ、ダービー???
・題名のダービー制したウマ娘の扱いがこれで良いのか
・これが、プリティ??? by英語
・ホワイトグリントの手を思い切り叩いたシーンの前にこんな容赦ない噂を聞いてたのかスぺ
・グリントの優しい笑顔。折れるわあ
・スペちゃんの表情変わんねえ
・回想シーンえぐいのにターフのスペ無表情のまま
・修羅の無表情スペさん怖ええ
・8話の前までの弱卒スぺちゃんを返して
「喜んでたんですよ」
「ん?」
「喜んでたんですよみんな。サンデーサイレンスの息子がオグリキャップの娘に叩きのめされたって」
「……ああ、せやな。スペシャルウィークとホワイトグリントの戦いをそう評しとった。ブラッドスポーツの宿痾やが、きつかった」
「そうですよね。オグリのブームが終わって競馬界隈が寂しくなって何人もの競馬関係の記者さんがクビになったからって……」
「せやな。出来る限り平気で応えとったが、今なら言えるわ。ホワイトグリントまで後継者出さんかったオグリキャップが一番悪いやないか。ってな。ワシもオグリの子の素質馬育てたかったんやで」
「僕もオグリの子の素質馬乗りたかった。オグリキャップですから」
「オグリキャップやからな。みんなを潤してくれたアイドルホースや。自分の馬と戦わない時は応援してたわ──娘のホワイトグリントの時も、な」
・俺もそう言ってたわ
・わたしも
・あの頃のインタビューでの気にしてませんってのは演技かやっぱり
・内心いろいろあるよな当事者は、歓声上げていたファンとは違って
・しゃあねえ。サンデー旋風で顔をしかめていた時にオグリキャップの娘の三冠馬だ
・オグリキャップは特別なのだ
・オグリキャップとホワイトグリント父娘は特別なんだ
・アイドルホース。あまりにも重く華々しい称号
・父は満員の中山競馬場で娘は満員のデルマー競馬場でコールされた神話
・タッケにとっても臼井最強にとっても特別なんだ
・観客と馬主、新規の客とゼニを呼ぶアイドルホースは特別なんや
・業界全体を儲けさせ笑顔にさせるからな
・わかるわ。ステイツもホワイトグリントを見に沢山の人が競馬場に足運んだら、真っ先に見たのは運営や調教師たち関係者の笑顔だったしby英語
『スペシャルウィーク! モンジューに並ぶ! 並んで抜かさんとする!』
私は、強くなると決めた。
「春天! 同着!」「日本のG1で初めての同着」「二人とも凄かったよね」「いや、それあの二人に言わない方がいいよ」「え?」
「自分が勝っていたって譲らないから」
私は、速くなると決めた。
・スペシャルウィークの逆襲が始まったぞ
・こっからだからなスペの本番
・無表情のままだけどなターフのスペ
・他人といる時は表情豊かだったのは演技か
「アニメでもかい。スペちゃんが勝っとったと何時も言うとんのに」
「まったく……ノリさんなんて本にまで関西による贔屓だなんて書くんだから、俺とスペが実力で勝ってたこと認めずに」
「敗けを認められん大人は、困ったもんやな」
・最新の技術でも同着って判定してんのに
・馬主も含めた互いの陣営が決して譲らないのだ
・互いの主張するセンチ差勝利とか贔屓目差だろ
・欠片も大人気ないよお互い本当に
『モンジュー! モンジューどうか! 来るのか?!』
(走りにくい)
滝のような汗を流しながらモンジューは歯噛みした
(勾配がなく、芝がフワフワして走りにくいっ! これではっ)
絶望に顔を歪める
(勝てないっ)
『スペシャルウィーク! モンジューを交わして! さらに前へ!』
・やっぱり欧州と日本は芝が違いすぎる
・モンジューで違いを見せるとは
・モンジューがモブキャラになるとはなあ
・10万賭けるんじゃなかった。エルより強いと思ってたから賭けたのに
・フランスではね
「そういやモンジューいたんですよね。強い馬の気配全然感じないから、僕もスペもホワイトグリントだけをマークしてた」
「急に海外遠征したからな。幾らモンジューでも力発揮できん。あちらさんは気の毒やった*2。
あんな短い準備期間やと、ジャパンカップ馬が凱旋門賞で二桁順位に、凱旋門賞馬がジャパンカップで二桁順位になるのが普通や。馬は環境の変化に弱いからな。スぺちゃんも二カ月近くアメリカに滞在して慣らしてからレースしたように、長い期間使こうて慣らさんと…………それでも環境の変化に適応しきれんのが普通やけどな」
「そういう意味でも黄金世代は強かった。準備期間があったとはいえ、完璧に向こうの環境に適応してのけた本当に強い馬たちでした」
「紛れもなく最強世代や。スペちゃんが、適応して実力発揮出来たこともあるけどな──日本よりもアメリカの方が楽やったおかしい世代や。あの頃は日本競馬はパート2国の二流扱いやったのに」
「本当に強すぎた世代でした……黄金世代とホワイトグリント産駒で勘違いされますけど、遠征したら弱くなりますからね。普通は」
「せやな。近くて環境近い香港やホームグラウンド馬が居ないドバイとかなら、海外遠征しても勝ち目あるけど、他はなあ」
・タッケぇ
・臼井最強も酷い
・なるほど、そうなのか
・黄金世代と極一部の馬が特別なんだよなあ
・ディープインパクトも、ホワイトスノーとオグリキャップが居なきゃ遠征失敗してたと言われてるし、帯同馬も大事
・やっぱ、ドバイと香港か
・最近ではサウジもだな
・それ以外の遠征はハンデ背負うわなあ
・馬産地がない地域の競馬場はレースの為だけにあるけど、馬産地がある競馬場は自国の繁殖の為に”も”あるからな。目的が違う
・馬産地がある国は、その国に合わせて環境整備するしな
・馬という生き物の為にも、生産者の為にもね
・大切に育てた自分の馬に自分の国のレースを制してもらいたい。誰にも責められない当たり前の感情なのだ
・ステイツのG1はステイツの馬に獲って欲しいものby英語
『先頭ホワイトグリント直線に入った! 先頭に入ったホワイトグリント! 加速していく! 四角先頭での押し切りを10冠ウマ娘は!日本史上最もG1を勝利しているウマ娘は選んだ!』
「半馬身まできたなスペ」
「はい、トレーナーのおか「負けた半馬身だ」失礼しましたっ!!!」
「敗北の泥は苦いか」
「はい!!!」
「敗北の恥は辛いか」
「はい!!!」
「勝利の美酒でしか流せない苦さと辛さだ」
「その通りです!!! トレーナー!!!」
「行くぞアメリカへ」
「はい!!!」
・何を俺たちは見せられてるんだ
・やはり、洗脳されてたか
・いや、進んで応えてるぞスペ
・大声で返答する度に一歩一歩前へ進むガンギマリウィーク
・特殊部隊の訓練か? by英語
・ゴルシたちスピカメンバーの影も形も無い。逃げてるな間違いなく
・もしくは、学園の上の人たちに通報しているかね
・なぜその流れでアメリカ行きスぺは受け入れるんだ
・なんてアブナイ陣営なのby英語
・宝塚なのに勝ったセイウンスカイが眼中にない
・グラスワンダーもいないぞ、スペ四着なのに
「製作された方々には申し訳ないんですが、スペシャルウィークをこんなに可愛く描いて下さり、本当に申し訳ないんですが。
セイウンスカイというかノリさんを睨み付けて欲しかった。
あの宝塚は、僕がノリさんに完敗したんです。スペはセイウンスカイに力負けしてません」
「あの宝塚はノリを褒めるしかないわな」
「ええ、グラスワンダーたちとホワイトグリントたちと僕らが互いに睨み合うと確信して、あんな大逃げされるとは。完全に負けました。僕の負けです」
「スペちゃんは力負けしとらんけど、ノリに手玉に取られたわ騎手みんなが」
「ノリさんとセイウンスカイを忘れていたわけじゃないんですが、気が付いたら手の施しようがないほど逃げられてました。完敗しました。負けたのは僕がノリさんにです。セイウンスカイにスペシャルウィークが、じゃない。決して」
・そうか。この状態のスぺは可愛いのか
・タッケの悔恨
・宝塚のノリさんとセイウンスカイはね
・黄金世代の騎手は愛馬が力負けしたと絶対に言わないのが良い
・「ダービーは僕のミスです。スカイをダービー馬にさせてやれなかったのは、僕のミスだからです」
・「安田は良いコースをテツに取られました。私に強引が足りなかったからグラスに黒星を付けてしまったのが悔しい」
・「最後尾に位置取りしてしまった僕の腕の悪さが敗因です。あそこまで追い込みエルコンドルパサーを追い詰めたグリントは負けてません」
・「安易に前に行った僕のせいです。エルコンドルパサーは決してモンジューに力負けしていませんでした」
・うーん、激重騎手たち
・ある意味、美しい
・いや、でも、ホワイトグリントが黄金世代最強でしょ
・は???
・大量にコメント流れているように、黄金世代で誰が競走馬として一番強いかは喧嘩になるからなあ
・力負けしている馬がいないもの黄金世代
・全盛期かつ万全の黄金世代の勝ち負けは展開で決まるからな
「サンデーサイレンスだ、ヨロシク」
「よろしくだべさ! ──いえ、よろしくお願いします」
「ああ、ヨロシク」
わたしは、出会えた
「ハリウッドターフカップステークスに勝つなんて」「ダービーウマ娘ここにあり! だね」「凄いね本当に凄い」
「はい! ありがとうございます!」
わたしは、讃えられた
「ターフクラシック招待ステークスも勝利か。本番も頑張ってくれ」「君は学園の日本のウマ娘の誇りだよ」「頼んだよダービーウマ娘スペシャルウィークくん」
「もちろんです! 精一杯頑張ります」
わたしは、褒められた
「BCターフ制覇ウマ娘おめでとうございますスペシャルウィークさん」「ダービーウマ娘がブリーダーズカップを芝世界有数のレースを制しました。今の心境は?」「おめでとうございます。本当に素晴らしい偉業です。黄金世代のオオトリとして素晴らしい日本総大将っぷりでした」
「光栄です。支えてくれたトレーナーさんを始めとする皆さんのお陰です」
わたしは、見つめられた
『府中の直線! 満面の笑顔のホワイトグリントが伸びていく! ただ一人白い閃光がターフに白を刻み込む! このまま決まるかっ! ──いや、まだだっ』
でも、まだ、ホワイトグリントに、日本一のウマ娘には──
『スペシャルウィークだ! スペシャルウィークがモンジューを切り捨てて上がって来た! なんという豪脚!』
・サンデー出会い回想で、ターフのスぺちゃんの表情が少し柔らかくなった
・あ、直ぐに無表情に戻った
・学園のウマ娘たちの掌返し
・スぺ、おねがい表情変えて
・回想では笑顔なのに、ターフのスぺは無表情のまま
・あ、お偉いさんの賞賛の時も、11話では笑顔だったのに
・内心の激重感情をこんな風に表さなくとも
・スぺちゃんのゲロ重感情に吐きそう
・あのシーンで表情は笑顔でしたけど、内心常時修羅でしたよ。サイケぇ
・サンデーに出会った時を思い出している時は少し表情柔らかかったからいいかなってby英語
・スぺちゃん、8話最後から常時こんな心境だったんかい
・ホワイトグリントがDVされるかもと、ウィンターウィークを会わせないようにしていたのは正解だったな
・サンデーの絡み以外は修羅だったのかよ
・勝たないとウマ娘の義を通したことにならないからね
『スペシャルウィーク! ダービーウマ娘が上がってきた! 素晴らしいコーナリング! ホワイトグリントのような前倒姿勢!』
何度も嫉妬した
日本一のウマ娘にならなくていいじゃないって
『ダービーウマ娘スペシャルウィークが! トリプルティアラ娘ホワイトグリントへと迫る!』
何度も切望した
あなたみたいな強くて速いウマ娘になりたいって
『府中の直線! この二人だ! 他はこない! モンジューはこれないか!』
何度も惹かれた
レースの苦しさや辛さに陰らないその美しい笑顔に
『ダービーとオークスと同じ直線を! 制した同世代が! 激突している』
だからっ
『ホワイトグリント先行! 残り400!』
強くなって
『スペシャルウィーク! 六バ身まで詰めた! 脚色が良い!』
速くなって
『ホワイトグリントか!』
わたしはっ
『スペシャルウィークか!』
あなたにっ
『東京2400! ダービーウマ娘か! トリプルティアラウマ娘か!』
手を叩いた
『どちらが制するか!』
あなたにっ
『一騎討ち! この二人の一騎討ちだ! この二人の勝負だ!』
あやまるためにっ
・なんて激重
・いや、たしかに現実もそうだった
・スペ、まるでチーターみたいな姿勢だったんよ
・ホワイトグリントに襲いかからんとする肉食獣だった
・タッケ、よく乗りこなしたよね
・徐々にホワイトグリントに迫るのが良い
『三バ馬身まで迫る! 同じ前倒姿勢! 舞台へと上がる』
その笑顔が絶えない綺麗な顔っ!
『日本総大将と白雪姫が同じ姿勢で舞台に上がるっ!』
私が勝って敗北の悔しさで歪ませてやるっっっ!!!
・まって、おねがいまって
・うわぁ
・表情変えてほしいとはいったけど
・女の子がしていい顔じゃない
・阿修羅の顔をさせんなぁ
・無表情から阿修羅。ただただ怖い
・ぷ、ぷりてぃはどこ???
『決戦だあああっっっ!!!』
「かぁぁぁつっっっっっ!!!」
・プリティが死んだ
・何て目で何て声で叫んでやがるっ
・スペ、おぉっ、スペシャルウィークぅ
・サンデーサイレンスと同じヤ○ザさえ逃げる目だ
・私がマフィアなら命が惜しいから逃げるby英語
・目付きと表情と声がヤバすぎる
・声優さんすげえ
・殺気でも怒気でもないガンギマリの声
・これが修羅
「何てプリティなんやスペちゃん(感涙)」
「いや、本当に可愛いですね。あの日の勝たんと意思を始終燃やしていたスペを思い出す。いやはや、娘が本当にプリティだから見て。という訳だ──これがプリティ(感動)」
『スタッフ一同、競馬場における競走馬の可愛さを擬人化するにあたり、関係者の方々から話を伺い協議を重ねたところ──ただただレースを勝たんとするガンギマリこそがプリティであると結論いたしました』
「「いや、本当に、それこそが、プリティです。間違いありません。素晴らしい」」
・調教師って奴はよぅ
・若手の騎手ってウマ娘観てるって本当なんだな
・50越えたオッサン二人が涙ぐんでるぜ
・かちかんのそういだな
・勝たんとする騎手と調教師の価値観か
・競馬場における競走馬は勝たんといかんからな
・ガンギマリでレースに集中してくれる競走馬はプリティ。せやろな
・素晴らしい肉体的素養持っているのにレースに集中しないから負ける馬が重賞ですら普通にいる
・レースに勝とうと集中してくれる競走馬ならそりゃプリティだ
・ガンギマリなら勝負根性あるし、プリティ
・げんみつなちょうさのけっかのプリティ