感想、ここすきなど皆さんありがとうございます。頑張ります。
蒼穹の空。ライトブルーの水平線。その狭間にある大地。
溜息しか出てこない光景。雲一つさえない空の下で熱い空気を切り裂くように人馬が決戦に向かう。
「なんか。綺麗すぎて実感わかないなこの場所」
「そう。私は好きよ。この場所。新婚旅行には完璧。もう一度したいわ」
スペイン風コロニアル調のメインスタンド最上階。非常に洒落た建物の最上階の天覧席。
北野泰治は新妻のかがみの言葉に引きつる思いをした。
「…………またするのかい。新婚旅行」
「そうね。オグリキャップがアメリカのヒーローになったからって、あなたが慌てて中断してアメリカに来たのだもの。やり直しくらいはしたいのが人情よ」
競馬に興味が無かった北野泰治もここ数年で見事に競馬に染まっていた。オグリキャップとホワイトグリントのせいで。
「君だって、慌てて来たくせに」
「仕方ないでしょう。だって、オグリキャップよオグリキャップ。父や母は勿論、まだ中学生だった私までグッズお小遣い貯めて買ってたオグリキャップ。
そんなオグリキャップが熊と睨み合って戦うなんて。
欧州の牧場巡る新婚旅行よりもそっちの方が気になるのが人情よ」
その返しに泰治は苦笑する。
競馬コーディネーター一家の長女と結婚して、今の台詞に当然だと思うしかない自分も染まったのだなあ。と。
罪のない夫婦の語らいをしているなか、人馬が発走ゲートへと向かい始めた。
「さて、どうなるかな」
「勝つわよホワイトグリントは」
「オグリキャップの娘だから?」
「いいえ──本物の強い馬だからよ」
オグリキャップのファンなのに、オグリの娘という目でホワイトグリントを見ない。
ああ、こういう所に自分は結婚したくなったのだな。
かがみの手を握りしっかりと握り囁く。
「ドマゾでも?」
「いいじゃない。性癖は馬それぞれ。大人しくて人に従順で頭が良くて脚が速い。完璧な良い馬じゃない。Mなくらい受け入れなさいよ」
「まあ、受け入れてるよ。うん、受け入れてるけどなあ」
ゆっくりと歩を進める白馬を見つめる。
アウェイなのに大歓声を浴び続けるほど皆を熱中させる白馬。
遠目から見てもあまりにも美しい。
一歩一歩進むたびに白毛に陽の光が差し込み人の目に優しい光になって届く。
キラキラ。音が聞こえるような輝きは人間の手では決して生み出せない天然の美しさだ。
茶の砂。曇り一つない青空。彼方に見える水平線。単体で人の目を虜にする自然の美しさの数々。だが、ここでは虜にしない。それらが白馬の美しさを際立たせる役目になっている。
それほどまでに美しい。
観客席だけでなく天覧席でも、そこかしこで座り込んですすり泣く人が居るほどホワイトグリントは美しい。
だが、ドマゾだ。
「ちょっとばかり、周りの歓声が心苦しいんだよ」
「──うん。私も辛いわ。胃が痛いほど辛い。なんか、悪いことしてるというか。だましてる気分」
「だよなあ。いや、本当に可愛い奴なんだよシロ。いや、ホワイトグリントは。俺と妹の乗馬の練習相手になってくれるほどに大人しくて従順で操縦性高いんだ。好物やると無表情でも喜んでくれるんだ。ただ笑顔になるのが、さあ」
「痛い時か苦しい時だものね。
私、初めて見た時、あの笑顔の綺麗さに見惚れて動けなくなったわよ。
そして、あれがマゾヒズムの快楽によるものだと知って、寝込んだわ。
三日間。
本当に寝込んだ」
「知ってる。よーく知ってる」
「ええ、あの時は世話してくれてありがとう。独身女が婚約者とはいえ男に身の回りの世話全部してもらうくらいのショックを叩き込んでくれて、本当にありがとうございましたぁ。
高校からの付き合いとはいえ、あなたの嫁になる以外女として終わったわよ私はぁ。何で鞭で叩かれてるのに笑顔なの? って聞くんじゃなかったわぁぁっ。
婚約者だから教えるけど外では話さないようにって声潜められて、胸躍らせた時に──ドマゾだから。
何度聞き返してもドマゾだから。
信じたくない私に。じゃあ、もう一回って乗っているあなたに鞭で叩かれて更に笑顔を深めるグリコは衝撃以上のナニカだったわよ。そのまま目の前が真っ暗になったんだからね」
「倒れ伏した君を心配するシロに乗せて家屋に運んでベッドに寝かせて、丸二日間。
目覚めなかった君を見て本気で後悔したよ。言うんじゃなかったって」
「ははっ、目覚めてからさらに一日自分を取り戻すのに必要だったわ。私は──はぁぁぁっ、でもグリコには悪気が無いのよね。産まれついての個性だもの。
世界がひっくり返った気分がしたけど、次に顔を見せた私を心配してペロペロ舐めてくれてたし、乗せてもらえたし、顔を摺り寄せてくれるし、可愛いわ。本当に。無表情だけど可愛い。今まで触れ合った馬の中でも優しさといい大人しさといい従順さといいピカイチよ。
内面も理想のサラブレッドと断言していいわ。いえ、内面こそ素晴らしいのよホワイトグリントは。
そして競走馬として強い。ええ、笑顔になるとさらに強い。それで良いのよ。それで良い事にしましょう
──本当にこの歓声が胃に痛いけど」
《snow white。真夏のデルマーに新雪が降りたち、形作られ……動いて、奇跡だ……おお、神よ……おおっ、おおおっ》
白雪姫。
彼女こそが白雪姫だ。
おお、神よ感謝いたします。
天使をデルマーに遣わせて頂けるなんて。
あまりの美しさに感涙して咽び泣くアメリカの実況につられるように、歓声の中には感動の涙と祈りさえ込められている。
それほどまでにホワイトグリントは奇跡的に美しい。
だが、ドマゾだ。
「俺も胃が痛いよ。申し訳ありませんって謝りたい」
「私も頭下げたくなってきた。お願いだから天使だって祈らないで」
未だ若い二人は、ホワイトグリントの美しさに歓声を上げ涙して祈る周りの人達に、とてもとても良い子だけどドマゾだから止めてと罪悪感を覚えてしまうのだった。
「やはりオグリキャップは偉大ですね」
「ええ、東海岸から西海岸まで飛行機で移動して、通常の訓練だけのハードトレーニング無しであの絶好調。流石はオグリと一緒のグリント。完璧な状態です」
「──勝てますかね」
「勝てるように訓練しましたが、相手はアメリカの一流馬以上の連中ですからなあ。CCAオークスの連中よりも力は二枚は上でしょう。特に、フリーハウスとジェントルメンは素の力でホワイトグリントと遜色ないどころか。下手すると上回っています」
「やはり、《その先》が重要になりますか」
「ええ、CCAオークスでは《その先》の恐ろしさは見せることなく勝ちましたからな。お話した通り、ホワイトグリントが笑顔になったのはタックルの痛みによるものですわ」
「では、ホワイトグリントの真価は」
「はい。このレースで魅せることになるでしょう」
一方、最早ドマゾであることを隠していることに対する罪悪感は欠片も無く、愛すべき強力な個性であり、《マゾヒスティックパワー》を発揮する必要がある強敵たちに愉悦の笑みを見せる瀬戸内と北野。
度肝ぬいてやる。
その笑みは、ホワイトグリントが見たら、痛みと苦しみが待ち構える大好きなレースと二人に擦り寄るのどちらをすべきかと悩むほど、サディスティックだった。
「男の人って本当に」
「ええ、何時までも子供なんだから」
そんな二人を見ながら、奥方たちは談笑していた。
(西海岸最大レースか……俺が、出るのか、本当に)
沙藤徹三はある種の夢心地だった。
カツラギエースに惹かれて競馬界の門を叩いて12年。
非競馬界出身者としての苦労をしてきたが、競馬界出身者が厭う調教の手伝いを積極的にすることで依頼を手にしてきた。
競馬界出身者の2倍馬に乗っている。だからそれなりの腕がある。特に育成では竹優にさえ負けない。
密かに自負していたし、そんな自分を買って師匠を始めとする様々な調教師は「育てた馬で勝つ」ようにさせてくれた。
マイネルマックスが代表だろう。
(あいつのお陰で、ホワイトグリントの主戦になるG1勝利が出来たんだよな)
「朝日杯勝ったんやな。これでG1ジョッキーやおめでとうさん…………話は変わるが北海道に面白い馬が居るんや。来れるか?」師匠経由で掛かってきた電話で瀬戸内に呼ばれたのがつい昨日のようだ。
正直に言おう。面白い馬への興味は殆んど無かった。
関西の名門瀬戸内厩舎に伝手が出来る。その一心だった。
そして、向かった北海道で面白い馬に。白馬に。
ホワイトグリントに出会った。
初めてG1勝って喜んでたら、電話が来て、伝手が出来るぜやったー、北海道に行って、面白いどころではない最強レベルの資質馬に出会った。
で、あまりの資質に無我夢中で調教したら主戦になった。
現実感が無い。
今でも無い。
ある訳が無い。
(クラシック勝つどころか。海外G1初制覇ジョッキーやぞ。俺が。競馬村出身じゃない俺が。海外留学どころか海外経験ゼロの俺が)
こういうの竹さんか丘部さんか。ギリギリ海老名さんか柴畑さんか横田さんじゃなきゃ許されなくないか?
(でも、俺なんだよなあ)
砲火と呼ぶべきフラッシュの光を叩き込まれながら
「嬉しいです。グリントのお陰です」
「はい、グリントって呼んでます。呼びやすいので」
「勝ったと思ったのは、接触されて弾き返せた時ですね。グリントはケロッとしていて道が完全に開けたので」
そんな感じで答えたのが自分。
競馬界出身者ではない競馬学校で初めて馬に乗った自分。
リーディング最高順位8位。
年間最高勝数70勝。
普段はリーディング20位前後。
そんな沙藤徹三が、海外G1初勝利ジョッキー?
妄想にしても酷いが、現実らしい。
(師匠や竹さんや丘部さんとか現役の方々だけやない。シンボリルドルフを手掛けた野開さんまでわざわざアメリカまで来て祝福してくれた。
野開さんなんて泣いとった)
「海外留学も海外経験もない君がマル父の日本馬に乗って、海外G1を制してくれた!
それどころか。ホワイトグリント陣営には海外留学した人が誰もいないっ! 誰一人として居ないっ!
競馬学校で初めて馬に乗ったきみのようにっ! 皆、日本で競馬を学んだんだ!
日本の競馬が本当の意味でアメリカに追いついたんだよっ! 良くやってくれた! ありがとうっ! ありがとうっ!」
こんな感じで号泣しっぱなしだった。
野開氏だけではない。
同じく飛んできた社大代表の吉沢氏なんて錦田場長に抱き着いて
「シーキングザパールやタイキシャトルのようなアメリカで産まれアメリカの牧場で入厩まで調教した馬や、我々社大のようなアメリカや欧州で留学した者たちの牧場産馬ではないんです!
日本で学んで日本で培ったあなた達北野牧場のスタッフの馬が、アメリカのクラシックを制してくれたんです!
追いついたんです! 追いついたんですよぉっ! 日本の馬産は! アメリカにっ!?
親父ぃっ!? 見ているかぁ!? 見ているだろぅっ!?
社大の馬じゃない! 大金払ってアメリカから買ったノーザンテーストやサンデーサイレンスとかの社大の血統じゃないっ! 社大が見向きもしなかったダンシングキャップなんて地方御用達の馬からっ! 突然変異で産まれたトンデモナイ奴のワケワカラン娘だっ!
輸入種牡馬じゃないっ! 日本の種牡馬の子供だっ!
留学した俺たち社大じゃないっ! 留学なんてしてない人たちが日本の種牡馬の子供を育てたんだっ! アメリカのクラシックに勝ったんだぁっ!
悔しいかぁっ!? 悔しいよなぁっ!!?? 俺たちも悔しいっっ!!!???
でもっ!? ちくしょうっ!!?? さいっこうにうれしいっっ!!!???
ありがとうっ! ありがとうっ!! ほんどぅに、ありが、どうっ!!!」
何かもうトンデモないくらいに泣きっぱなしだった。
こちらも飛んできたJRAの理事長も瀬戸内調教師の手を握って
「競馬に関してJRAの教育しか受けていないあなたと、競馬学校で初めて馬に乗った沙藤騎手が、マル父の日本馬で、日本だけで育ったホワイトグリントでアメリカクラシックに勝ってくれた。
正しかった。日本競馬会が出来て60余年。追いつこうと必死になった歳月は正しかった。
私たちの日々は、私たちの教育は、むく、むくわれ、た、ただしく
ただしかったんだぁっっ! やったっ! やったぁぁぁ!
追いついたっ! アメリカに追いついだぞぉぁぁ!? 良かった!? やったぁ!?
やったぞぉぉぉっっっ!!!???」
万歳しながら泣きっぱなしだった。
陣営皆で呼ばれた在米大使館では在米大使も飛んできた農林副大臣も目を真っ赤にしていた。
帰国したら農林大臣と会食らしい。
ひょっとしたら陛下も席を共にするかもしれないらしい。
そして、今から西海岸最大の名誉あるレースに勝ち負け出来る馬で出走。
(うん。夢やな。間違いない)
欠片も現実感がない。
あってたまるか。
ひんっ(ねぇねぇ、あそこに身体ぶつけると痛そう。ぶつけていい)
現実が帰ってきた。
キラキラした目でアメリカ製ゲートを見つめるホワイトグリント。
今すぐあの合金製の立派なゲートに全身叩きつけたいと全力でマゾヒズムを主張している。
こうなってしまっては沙藤徹三以外には騎乗してだと制御できなくなってしまったホワイトグリントに沙藤徹三は乗っているのだ。
何時も通り制御する。
(あぁ、これこそ現実や。紛れもない現実や)
今からレースなんだ。落ち着きな。
父であるオグリキャップが居ると抑えられるドマゾ性癖が、父がいなくなると寂しさで増してしまうようになってしまったホワイトグリントに手綱越しに意思を伝えて抑える。
ひんっ(レース!?)
レース≒苦しい辛い痛い≒気持ち良い。
キラッキラッ
ゲートに体をぶつける痛みの誘惑にレースを忘れていたホワイトグリントの目の煌めきが更に高まる。
『綺麗。綺麗。本当綺麗。あぁ、ホワイトグリント。ホワイトグリントだぁ』
《ぁ、あぁ、瞳が更に煌めいて、陽の光の反射さえ含まれて、こんな美しさが地上にっ……おぉ、主よ。主よぉ》
日米の実況の情緒が崩壊させ、テレビ越しで観る者たちさえ涙を浮かばせる。
そんな事など知りもしないしどうでもいい沙藤徹三は、ホワイトグリントをゲートに向かわせてスムーズにゲートインした。
『さあ、いよいよゲート入りですが、順調のようです。ホワイトグリントは4番に入ります』
【有力馬のフリーハウスは9番。ジェントルメンは8番ですから良い場所です】
『そうなんですか。田柳先生』
【はい。他馬と駆引きして射程圏内の位置を取り維持して秀でた末脚で真っ先にゴールする。そんな父譲りの戦術を得意とするホワイトグリントですが、競り合いが少ないほうが良いに決まっています。
有力馬と離れた位置はありがたいです】
『なるほど。元騎手として田柳先生ならどう乗りますか』
【スタートで前に出ますね】
『それは逃げる? ということですか?』
【いえいえ、前目に付けるという意味です。ホワイトグリントは操縦性が良い馬で、デルマーは直線までの駆け引きこそが命です。ならば前目に付けてインコースを通りながら他馬と駆け引きして末脚勝負に出ます。先行で行きます】
『なるほど。しかし、こう順序良くゲートインする馬を見ると、戦前の期待や予想や想いや熱狂が思い出されます。わずか二分ほどで決着がつくなんて信じられません』
【乗っていると遥かに長く感じるのですが、その通りですね。競馬とはそういうあっけなさがあります。生産者は速く走れと願いながら育て、調教師は速くそして無事で走れと鍛える。何年もかけて。それらにかけた時間を思えばレースの時間はあまりにも短くあっけない。
その中で、騎手は少しでも前へと進ませようとします。少しでも前に】
『その短い時間こそが、そのあっけない時間の物語こそが我々を熱中させ捕え続けてくれるのですね。さあ、最後の一頭がゲートに収まりました!
頑張れホワイトグリント!』
一瞬の静寂。
馬主は息を止め、調教師は両手を握りしめ、生産者はあてもなく服を探り、ファンたちは思い思いの動作で集中し、騎手は精神を鋭敏にさせる。
『スタートしましたッ! ホワイトグリント前に出る! 前目に進めようとする!』
【ん? 他の馬が皆、出鞭やと。スタートで皆が鞭?あ、しまった。やられた】
息を呑む田柳の前でスルスルと他の馬がホワイトグリントを囲んでいく。
『え? え? ええっ!?』
【そうだよなあ。アウェイやもんなあ。前走完勝したもんなあ】
そのまま、ピタリとホワイトグリントの前も後ろも右横も左横も完全に周囲の馬たちはロックした。
『はああああああああっっっ!!!???』
《はああああああああっっっ!!!???》
日米の実況が絶叫する中、馬群は一塊になる。
ホワイトグリントを中心として。
【完全に囲まれましたね。これは──流石に露骨すぎるだろ。良いのか。これ】
白馬が囲まれている光景は、あまりにも分かりやすかった。
誰の目にも、ホワイトグリントが周囲皆から標的にされ集中砲火を喰らい苛められていると分かるほどに。
だから
『ふ、ふっざけんなあああああっっっ!!!???』
《これはフェアではない!!?? これはフェアではない!!??》
日米実況が咆哮する中、デルマー競馬場が22万人以上の大ブーイングに揺れた。
まさか白馬への包囲網がこんなに目立つのだということを前例が無かった故に知らず、何よりもホワイトグリントの人気が此処までとは理解していなかったアメリカの調教師達は「やっちまった」と顔面を真っ青にした。
経営陣はホワイトグリントをアメリカ馬としか思ってませんけど、騎手や調教師の人達は普通に日本馬と認識してます。それも強いアウェイ馬だから真っ先に潰そうとした結果。
オペラオー包囲網ver白馬に。
ピンチです。
ああ、アメリカ競馬界上層部の反応は「見せられないよ」です。
流石に見せるには可哀想すぎる。
これも、日本と違って経営についての教育どころか連絡さえ一切調教師や騎手などの現場にしていないアメリカ競馬界が招いた自業自得です。
というかアメリカ社会の問題です。
日本の小学生で掛け算割り算出来ない子は稀ですが、アメリカは小学生で微積分解ける子もいればアルファベットが書けない子も居ます。主に教育の格差によって。
そして、それで問題ないと社会が回っています。
で、前話まで出てきたカーン氏とかは前者の教育で、騎手や調教師の方は後者の教育が殆んどです。
普段は大丈夫でも、こういう時に爆発するんですよね(満面の笑み)
アメリカから帰れるの?と皆さんから心配した感想を頂いていた時に「アメリカ社会って分断されているから、ぐうの音もない理由で帰れるよ」と何度も書きたかったです(満面の笑み)