座敷猫いおり先生、まっさん(まさお) さん、シャーガー四十五歳さん、評価付けありがとうございます。大変励みになってます。
瀬戸内調教師が北野牧場にて運命の出会いをしている頃。
三人がかりで制動された白馬の背中から崩れ落ちるように降りゼェゼェと息をつく娘に、もっともっと走ろとばかりに鼻面を押し付ける白馬と対面し、まだまだ走れる走らせてと無表情の中に輝く眼差しと、疲労の色があってもまだまだ余力を残すその体を見据えていた頃。
「坂路で」
「はい?」
「坂路で走らせましょう。坂路は負担少ないし、まだいけますわ。成長に影響なくまだまだ鍛えられます。うん。二本走ってから、ウォーミングでいきましょうか。
な?」
「ふひっ? ……ひんっ♪」
「えっ、えぇ」
皆止めるのに走らせてくれるこの人は良い人と、シロと呼ばれた白馬の目を輝かせそのハートを鷲掴みにし、まだ走んのとあくまでも牧場従業員であり騎乗は兎も角調教は出来ない娘さんを絶望させ、直ぐに厩舎のスタッフと誰か騎手呼ばなければと決めた頃。
JRAの一室にて
「2割、ですか」
「そうだ。今年のジャパンカップの売り上げは2割減った」
「いや、そんな、2割って、そんな、一昨年よりも酷いじゃないですか」
「そうだ酷い。いや、一昨年よりも酷い。去年はナリタブライアンが居て売り上げが戻ってくれたが、来年はナリタブライアンのように一般に知られていた馬は居ない。もう、居ないんだ一般に知られた馬は……他のレースでも危険な兆候が見えている。売り上げはまだしも、客の数が秋と冬で去年より顕著に減ってしまっているんだ。
居なくなっても景気が良くなって上がってくれた売り上げは兎も角、客の動向の状況はハイセイコーの時と同じだ。そして、ハイセイコーの時と違って景気が悪くなっている。
来年か再来年で崩れるぞ間違いなく」
「あ、有馬記念は、有馬記念なら」
「今年は何とかなりそうだが、分析した結果、来年は落ちるとみている……一割、ほどな」
「一割って……あ、有馬記念の売り上げ一割と言ったら80億はくだりませんよ!? 80億ですよっ!?」
「ああ、分かっている。分かっているとも。でも、無理なんだ。客が、普段から馬券を握ってくれてる競馬ファンではなく、一般客が来てくれなくなったんだ。新規の客が居ないどころか、オグリキャップが呼んでくれた客が離れていっているんだ。自動券売機や場外勝馬投票券発売所の整備や電話投票などの売り上げ確保の方は兎も角、客を捕まえる術に関しては色々やったが全部だめだったのは君だってよく知っているだろ。
客が居なくなるんだ。
もうっ、どうしようもないんだよ」
「そんな、そんな……」
「あいつが」
「え?」
「オグリキャップが居てくれたらな」
絶望に満ちた視線が神棚に祀られているオグリキャップ号の写真に集中していた頃。
とある生産牧場の一室が
「また、牧場が、か」
「ああ、なんとか、馬と従業員を引き取ってもらえないかって来てるけど」
「無理だ。何処も彼処も苦しくなってるんだ。一度引き受けたら押し寄せてくる。幾らウチでも一挙には引き受けられん。サンデーが頑張ってくれているとはいえ、それだけの資金力はない」
「再来年のセレクトセールまで頑張ってくれたら、何とでもなっただろうけどなあ。……ウチは悪者になるだろうけど」
「馬産にしろ何にしろ業界一位は嫌われるもんだ。仕方ない。セレクトセールに出せんようなところは特に、な」
「そのセレクトセールも、出した馬の7割が売れれば御の字予想なのが、何ともね……オグリキャップの熱があった頃の、馬なら幾らでも買ってくれた。慌てて海外から仕入れてくるくらいに買ってくれた──そんな良い時代は過ぎ去るのが早いね」
「仕方ないだろう。オグリキャップの時代は過去になったんだ。俺たち生産者にとっても、お客さんたちにとっても、な」
「もう少し、オグリの子が頑張ってくれたら少しは話が違ったかもな」
「外でいうなよ。サンデーを導入したウチが言えば嫌味だ」
「分かってるよ。でも、オグリキャップ、オグリキャップかあ。あの時代は熱かったなぁ」
「ああ、そうだな。熱くて良い時代だった」
諦観の色が含まれたノスタルジーに染まっていた頃。
美浦トレセンで
「そっちもか」
「ああ、新しい預託を断られた。それどころか今預けてくれている馬が引退したらもう馬を辞めるって……俺も含めて皆の給料を減らさないとな」
「そうか。そうかあ。やっぱりオグリキャップか?」
「ああ、あの人は、オグリキャップに惹かれて馬主を始めたんだ。何だかんだ言ってるが、オグリキャップの名前が重賞に出てくる馬の血統表に居ないことが嫌になったんだろう。そんなのばっかりだ」
「売り上げが高止まりとか言ってるが、不味いな。俺の所も新しい馬主さんが来なくなったか居なくなるばかりだ」
「ああ、不味い。間違いなく不味い。騎手も厩務員も助手も皆分かっているくらいに不味い。何やってんだろうな馬会は」
「上の人達は売上だけ見て、俺達下々の苦労を知らないんだ。仕方ないさ……ああ、でも、オグリキャップか。一緒のレースに出た時は頭抱えたけど、あの頃は良かったよなあ」
「ああ、間違いなく良かった。あいつは皆を潤してくれたよ。だから、他の厩舎でも応援してたんだ──自分とこの馬と当たらない限りは」
「ははは、だよなあ。俺も自分の所と当たらない限りは応援してた。そうか、そうだよなあ。オグリキャップ。あんな馬はもう出てこないよなあ」
「ああ、もう、居ないよ。あんな馬。同業他社にさえ応援されていた馬なんてさ」
「うん。そうだよな……もう出てこないよな。あれほど愛された馬は」
寂寥感と寂しくなる懐具合に暗い顔を合わせていた頃。
競馬ファンたちは、年末の有馬記念と、
「有馬記念はサクラローレルで決まりだろ」
「は? 何言ってんの? トップガンだよトップガンが来るに決まってる」
「いや、ヒシアマゾンだね。あいつは牝馬のレベルに収まる器じゃないよ。きっとやってのける」
来年古馬や4歳馬となる馬たちの役者揃いぶりに胸を躍らせていた。
「来年はどうなるかな。メジロブライトなんか良いと思うんだ。あいつはメジロの名を轟かしてくれる」
「いや、あいつは距離長くないと駄目だろ。皐月賞もダービーも短すぎる。他の奴がクラシック獲るね」
「OK。菊花賞はメジロブライトで決まりってことだな」
「クラシックたって牡馬だけのもんじゃねーだろ。エアグルーヴは凄い。あいつはヤバいよ」
「あいつ、阪神3歳牝馬で2着だったじゃん」
「展開のアヤだよアヤ。見てろよ来年の牝馬はエアグルーヴの年だ」
「いや、他の連中が──」
役者揃いとなる古馬とクラシック戦線。だが、年が明けると話題となっていた役者たちを押しのけて上げってくる馬たちが居るのが競馬の常。
そんな彼ら彼女らを待ち望んで競馬ファンは年末を過ごす。
「そういえば、良く一緒に来てたあの子どうしたんだ。あの可愛い子」
「ああ、あいつは……あいつは、馬を辞めるってさ。見るのも、馬券買うのも。オグリキャップの子供が、さ。大きいレースに出なくなって、見るのが辛いんだとさ」
「そうか。そうか……ま、今日は飲もうや。勝ったしおごってやるよ」
「お、良いねぇ。なら」
最近、人が少なりつつある競馬界に少しでも人が戻って欲しいという願いを抱えながら過ごす。
恐らくは無理だろうと思っていても、日々の娯楽として少しでも楽しい時間を過ごす。
そんな競馬ファンたちの熱が届かない世代がある。
それは、この次の年デビューする馬たち。
シロと呼ばれている白馬と同じく、翌年の夏ごろに入厩が始まるまでには、あくまでも関係者たちの中で話が止まる馬たち。
その1頭。
血統に造詣の深い日本の実業家オーナーがアメリカはケンタッキー州に持った牧場に、体調不良のためタタソールズセリを欠場してアイルランドの牧場に戻されてしまったが諦めきれずアイルランドの牧場と交渉して購入して迎え入れた牝馬サドラーズギャル。
母父にシアトルスルーを持ち「ソングの3×4」というクロスを持つサドラーズギャルに、ヨーロッパの二千メートルのGIを勝つために超良血馬キングマンボを付け。ソング、ノーザンダンサー、ネイティヴダンサー、フォルリ、スペシャルというプロがドン引きする多重クロスをもって誕生した馬。
「オーナー。あいつが来年1月にやってきます。すこぶる順調とのことです」
「そうか。ようやくあの馬が来るんだな。万全を賭してアメリカで生産して調教した馬が」
「ええ、向こうでも凄い評価です」
「そうだろうそうだろう。ああ楽しみだ」
「でも良かったんですか?」
「うん?」
「こちらで産ませておけば持ち込み馬にできてクラシックに出れたと思うんですが」
「日本のクラシック何て馬鹿言っちゃいけないよ。あいつが目指すのは世界だ。本場欧州のエクリプスステークスと凱旋門賞があいつの目指すタイトルだ。ま、日本のジャパンカップに勝って箔をつけるくらいはするけどね……傲慢と思うかい。いいや、それが当然となるほどの馬だよ。あいつは」
エルコンドルパサー。
馬場距離展開すら不問の何処でも勝負に行くオールラウンダー。
世界を制する。そのために人も馬も集まる。
より高くへより遠くへ飛翔するコンドル。
また1頭。
アメリカのフィリップス・レーシングに繁殖される父に名種牡馬ダンジグを持つ牝馬アメリフローラ。父は現役時代は善戦マン止まりではあったが、種牡馬となりその真価を発揮したシルヴァーホーク。同系統のロベルト系には。ライスシャワーの父リアルシャダイやナリタブライアンの父ブライアンズタイムが並ぶ。
そのため、日本から海を渡航してセリ市に立った調教師と馬主にその存在が目に映った。
「先生、やっぱりすごいですよ。あの体」
「ええ、鋼のようです。この頃にこの体躯。あいつは走りますよ」
「そうですよね。ひょっとしたらウチ初めてのG1馬になってくれるかもしれません」
「相手が居ることですから断言はできませんが、あの全体のバランスと後ろ足の発達のまま育てられれば」
「育てられれば」
「重賞は固いです。いや、自分でも信じられませんが断言できます。出来てしまう馬ですあいつは」
「そうですか……相手はドバイのゴドルフォン。ギリギリまでは引きませんよ私は。そして落札したら」
「はい。オーナーに重賞台に立っていただきます。きっと、いえ、必ずあいつは」
グラスワンダー。
異次元のエンジンがもたらす異次元の走り。
ワンダーホースと称される走り。
光り輝く黄金の馬体は、人に夢を見せ続ける。
更に1頭。
北海道門別町日高大陽牧場。北原牧場と同じ町に構える牧場は名牝シラオキの血脈を大切にし、かのマルゼンスキーを父に持つキャンペンガールを繁殖していた。選んだ種牡馬は日本競馬の血統を塗り替えつつあるサンデーサイレンス。
出産後すぐに生母と死に別れた幼駒を、牧場の人達は大切に育て上げ、頻繁に幼駒の様子を見に来ていた調教師が推薦する馬主ではなく、恩があり幼駒をより大切にしてくれると他の馬主に売却した。
「いや、本当に手がかからんと聞いとります。人に馴れてるのもあるでしょうが、何よりも頭が良い」
「育成牧場でそこまでべた褒めされるのは珍しいですね」
「ええ、まだまだウチの厩舎に入るのは先の話ですが、かなりの素質を持っていると見込んでます」
「ほおお、もしかすると重賞に届きますか?」
「調教師として率直に言いますが、うまく育てれば届く。そんな馬です」
「うまく育てれば、ですか」
「ええ、そこで何ですが」
「?」
「ノーザンファーム空港牧場に預けたいと思ってます。経費は掛かりますが、間違いなく上手く育ててくれるでしょう。あそこはそれだけの施設と人がおります。強くするために、預けてもらえないでしょうか」
「なるほど……今の育成牧場と調整する必要がありますが前向きに考えます」
「助かりますわ」
「即答されるほどですか。彼は」
「ええ、あいつは」
スペシャルウィーク。
王道を走り続ける特別な存在。
名種牡馬サンデーサイレンスが出した一つの頂。
王道たる中長距離には何時も彼が居る。
続いて1頭。
北海道勇払郡むかわ町汐見西森牧場。単一場所として日本最大を誇った牧場も経営不振に陥り整理を余儀なくされた。父にミルジョージを持つ母シスターミルは整理を免れたが、父シェリフズスターは種牡馬廃用となり牧場から流れ何処かで静かに余生を過ごす身となった。
この頃の育成では目立つところはなく、血統の悪さから入厩先として調整していた調教師は受け取りに来ることがなかった。そんな、連絡無しに約束を破る無礼が、牧場の人から当然だと受け入れられるほどの落ちこぼれ。
「そうですか。調教師免許取られてきてくださったんですか。先代からの付き合いですし、なんとかしたいんですが、今この牧場に居る入厩前の子は」
「この4頭だけですか」
「はい、この4頭だけです」
「あの、率直に言っていいですか」
「はい、売れ残っているだけあって、ぱっと見期待薄でしょう」
「その、皆、貧乏くさいです」
「ははは、はぁぁぁっ、はっきり言われてホッとするやら悲しいやらですね。どうなさいますか? 回れ右して帰られますか?」
「いえ、厩舎を開設するには一定数の馬が必要ですし、選びます。そうですね。あの子、あの葦毛の子にします。牡馬ですよね」
「ええ、牡馬です。牡馬なだけなんです。良いんですか?」
「馬体のバランスも良くないし、毛色もくすんでますが、牡馬が欲しいのでこの子にします。この子は」
セイウンスカイ。
入厩して成長した馬体にみなぎる闘志。
先頭へただ先頭へとその血が爆発する。
影も踏ませぬ逃走劇に宿るは青雲の魂。
そして──
北海道門別町北野牧場。セリ市で幼駒を買うという常識的な道ではなく、オーナーブリーダーを始めた狂人が始めたばかりの実績のない牧場に、大金と恩でただ一度の種付けと乳離れだけを認めさせた日本では目にすることが無い血統のホーリックス。そんな牝馬に付けられたのは、完全無敵なアイドルにして終わった種牡馬オグリキャップ。
絶対に成功するわけがない。というより、父オグリキャップの調教師以外誰も見に来なかったほどに忘れられていた幼駒。
「オーナー。場長。先生。コイツ凄いですよ。信じられない。坂路3本をロクな休憩なしであのタイムで走って息荒くさせるだけで済ませるなんて馬が、まだ入厩前なんて信じられない。こんな馬乗ったことありません」
「そうでしょうそうでしょうとも。この子は凄いんです。ええ、凄いんですよ」
「態々、北海道までご足労いただいてありがとうございます沙藤騎手。本当にありがとうございます。シロがこんなに嬉しそうに調教してくれるところ初めて見ました」
「ええ、あなただからこそですよ沙藤騎手。デビューしてからも是非お願いできますか?」
「じゃあ、じゃあ、僕を、こいつに」
「勿論や。この感謝は、来年からの勝利で返すんや。こいつは行けるで、ほんまに行ける。こいつがお前の、沙藤徹三のクラシック馬や」
「はい、はい、ありがとうございます。こんな馬、竹さんが持って行くと思ってました。あの人が乗ると思ってました」
「検討したんやけど止めたわ。あいつは、お手馬多すぎて多忙すぎる。こいつは、身近にいて何時も調教してくれる騎手にだけ心を開くタイプやし。なにより、こいつの特殊なとこ熟知しとる騎手やないと真価を発揮することは出来ん。だからお前さんや」
「それでも、それでも、僕なんかにこんな馬が」
「卑下しないでください。沙藤騎手。私たちが出した条件である。この時期に北海道に来てくれて、調教熱心で、G1勝利経験があって、この子を乗りこなしてくれる方。あなたはそれを全てクリアしてくれました。
私たちが、勿論この子が、望んであなたに主戦になっていただくんです。よろしくお願いします」
「はい、はい、ありがとうごじゃいま、す」
「でも、良いんですか」
「……はい?」
「最初に言いましたけど、この子は会話中の今も沙藤騎手に鞭打ってもらいながら調教して欲しがるあまりヒンヒンねだっているほどのドマゾです。そのために体重移動が下手な未熟な子しか今まで乗せてくれなかったくらいなんです。沙籐騎手が鞭で叩くまでは、上手すぎるから苦しくない痛くないと嫌がって動かなかったような子なんです。苦しい事や痛い事が大好きなんです。いえ、そのためだけに生きてるんです……沙籐騎手の鞭の味と調教での
「何を言ってるんですかオーナー」
「?」
「それなら全然大丈夫ですよ。レースほど馬にとって痛くて苦しい物ってそうそう無いですから、全く問題ありません。痛い時や苦しい時にしか笑顔になれないコイツを、僕は一緒に勝って笑顔にさせてやります」
「沙藤騎手。そこまで、この子を」
「それに」
「え?」
「嫌がっていても、コイツは僕を振り下ろそうとするどころか身震い一つしなかった。僕を傷つけようとはしなかったんです。人や他馬を傷つけないのなら、それが何だと言うんです。ヘイローだのなんだのと比べて可愛すぎます。名馬によくある個性ですよ。しかもレースにプラスの個性です」
「そおおおですね。個性ですね。ただの個性ですよ。ははははは」
「「「「ははははははは」」」」
「ひんっ」
「おっ、あぁ、分かってるよ。まだ走りたいんだよな。勿論、鞭も……頑張ろうな。なあ」
ホワイトグリント。
白毛と言う珍しすぎる毛色に宿るは不屈の血脈。
どんな状況でも決して諦めることがない疾走。
白雪姫と称される美しさに人は酔いしれる。
ハイセイコーのブームが過ぎ去り閉塞感と絶望に足掻いていた競馬界を救ったオグリキャップブーム。
日本中を熱狂させたオグリキャップブーム。
そのブームは黄昏を迎えていた。
JRAも生産界も調教師達も騎手たちも厩務員たちも、そして競馬ファンも。
誰もが心の中で受け入れていた黄昏に刺した光。
黄金世代の時代が始まろうとしていた。
史実だと、この年で875億円の売上を上げた有馬記念は黄金世代が全て引退した2000年には583億円にまで減少します。4年で売り上げが三分の二になりました。
他のレースも似たような感じです。中央競馬全体だと、4年で約5600億円の売り上げが減りました。
そして、さらに下がっていきます。
お客さんは、中央競馬場全体で来年だけで来場者が100万人以上減り、その後も段々減っていき、黄金世代が引退するまでの4年間で約300万人の来場者が減ります。
こちらも、さらに下がっていきます。
関係者の絶望感を感じる一助になって頂ければ幸いです。
シンデレラグレイことオグリキャップは、デビュー時の有馬記念の売り上げが251億円で3年後の引退時には480億円とほぼ倍にした上、中央競馬の売り上げを3年で約1兆1000億円増やし、3年間で300万人以上年最大150万人を超える新規の来場者を呼び込みました。
JRAが「ありがとう」としか言えない永遠の存在です。