黄金世代の白雪姫   作:サリエリキキ

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 大沢運送さん、よださん、Kplusさん、kido0256さん、評価付けありがとうございます。やる気が出ます
 感想、ここすきなど皆さんありがとうございます。頑張ります。


1998/11/29 ジャパンカップ⑤

『ホワイトグリントが差した! このまま決まるかっ!?』

 

 実況の目にも明らかにホワイトグリントが体勢有利となった。

 残り100m弱。

 

 どう考えてもホワイトグリントが勝つ! 

 

 八冠馬だ! 

 

 ルドルフを超えた! 

 

 わああああっ 

 

 馬券吹雪の中、大歓声と拍手が鳴り響く。

 

 

 

 

 

 

 

 駄目だ。

 

 負ける。

 

 俺のせいで負ける。

 

 こんなに強いエルコンドルパサーが俺のせいで負けてしまう。

 

 大歓声が轟く中、海老名は

 

(ちくしょうっっ!?)

 

 騎手としての常識を凌辱され情緒が崩壊した海老名は──

 

(ちくしょうぉぉぉっヤケだぁぁ!?)

 

 ──敗北を目前としてヤケクソになった。

 

「エルコンドルパサーっ! 負けたらっ!」

 

 悲鳴のように愛馬に絶叫する。

 

「負けたらっ! 惚れた雌をっ!」

 

 ヤケクソで絶叫する。

 

「ホワイトグリントをっ!」

 

 何の意味もない叫びを絶叫する。

 

 

 

「孕ませられねぇぞっ!!??」

 

 

 

 !!!??? 

 

 

 

 何の意味もないヤケクソの叫びは意味があった。

 

 輝きが失われていたエルコンドルパサーの瞳に輝きが戻る。

 ふらついていたエルコンドルパサーの身体に芯が戻る。

 人間の言葉は分からないが意思は伝わった。

 

 ──負けられない! 

 

 ──惚れた雌と交配するために負けられない!! 

 

 ──惚れた雌に仔を産ませたいから絶対に負けられない!! 

 

『え!? エルコンドルパサーがっっっ!!!???』

 

 力尽きていた身体に力が戻る。

 ──エルコンドルパサーはノーマルの性癖だ。

 

 ボクの

 

 折れそうになっていた心が立ち直る。

 ──ホワイトグリントのようなドマゾではない。

 

 ボクのぉ

 

 枯渇していた意思が最後の一滴を振り絞る

 ──痛苦で気持ち良くなり走るエネルギーにすることなど出来ない。

 

 ボクの仔を孕めぇぇぇぇぇぇ!!! 

 

 ──だが、ノーマルの性癖だからこそ情欲を走るエネルギーにすることが出来る!

 

 

 コンドルは飛翔する。

 情欲、否、愛によって飛翔する。

 

 

 

 

 

 

 

『エルコンドルパサー盛り返すぅぅっっ!!??』

【信じられませんっ! 何処にそんな力が!】

 

 力は尽きていた。

 心も折れていた。

 意思も尽きていた。

 

 だが、愛がある。

 

 惚れた雌と交配し仔を孕ませ産ませる。

 

 動物の本能に根差された誰にも否定されない愛がある。

 

 

 

『ほ、ホワイトグリント、抜かさせない!? さらにっ! さらにぃ! 伸びっ!!??』

【そんな、どこにそんな力が、いったいどこに】

 

 体力は尽きていた。

 内臓が爆発しそうなくらい動いて痛い。

 身体は動かすだけで激痛が走るほど酷使している。

 

 だが、その痛苦が気持ちいい愛がある。

 

 酷使しきった身体が悲鳴を上げてるところに、更に鞭打たれる。

 

 全てのマゾヒストが羨むような完璧な状況を堪能するマゾヒズムの愛がある。

 

 

 

『エルコンドルパサー迫る! ホワイトグリント抜かさせないっ! この二頭! この二頭が競い合う! 競馬だ! これが競馬だ!!』

【何て二頭だ。間違いなく日本競馬史上最強クラスだ】

 

 

 愛の戦いだった。

 残り50m。

 一頭の雄と一頭の雌が、その愛をぶつけ合う。

 情欲とマゾ。

 紛れもなく愛だった。

 誰疑うことない真の愛だった。

 一途なまでに純粋な愛の熱情のぶつかり合い。

 

『差し返すのかエルコンドルパサー! 凌ぐのかホワイトグリント!』

 

 わああああ!!?? 

 

 ターフに響き渡る大歓声。

 熱いレースを讃えるように響き渡る。

 二頭の互いの熱情が込められたかのように熱いレース。

 ジャパンカップ。

 ダービーとオークスと同じコースで、日本で一番総合力が問われるコースで、無敗七冠馬とNHK杯勝者は競り合う。

 どちらが強いか。ただそれだけを決めるために競り合う。

 馬主席で両方の陣営が涙で顔を埋め尽くしながら愛馬の名を絶叫する。

 

 愛さえ実力に織り込まれた競り合いは続き

 

『どっちだ!? どっちだぁぁぁっっっ!!??』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あの子にボクの仔を孕ませるんだよぉぉっっっ!!! 

 

 

『エルコンドルパサーが僅かにっ!? 

 そこがゴール板だぁぁぁ!!??』

 

 決着はついた。

 大外一気によって直線で全頭抜かした白い閃光の勝利で決まると誰もが確信したその時。

 一度完全に崩れたコンドルが、不死鳥の如く蘇り羽ばたいて巻き返して競り合い。

 最後の最後に飛翔するというあまりにも劇的な決着だった。

 

 

 春敗れ地に落ちたコンドルは、ここに再度空へと飛び立った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 エルッッッ!? 

 

 コンドッッッ!!?? 

 

 ルパサーァァァ!!!??? 

 

 劇的な決着に馬主席で魂が消えた叫びが轟いた。

 感情のジェットコースターに耐えきれず魂が消えた叫びが轟いた。

 体液を噴出しつつ愛馬の名を絶叫しながら崩れ落ちた二つの魂が消えた叫びが轟いた。

 

 愛馬の激走に脳どころか魂まで焼き尽くされた男だけが出せる叫びが轟いた。

 

 

 

「シロ──よく頑張ってくれました」

「ええ──残念ですが本当に」

 

 数十秒の間、言葉にならない慟哭を叫びながら強化窓を叩き続けた男達。

 敗北の口惜しさを愛馬の頑張りで薄めた男達。

 一頻りの狂乱を体力が尽きた為に終え、乱れ切った服装で愛馬の健闘を称え涙ぐむ男達もまた、脳どころか魂まで焼き尽くされていた。

 

 

 

 

 

 

 

『僅か僅か!? エルコンドルパサーが体勢有利っ!? 

 海老名っ! 海老名騎手が馬上で立ち上がり吠えてますっ! 何度も何度もエルコンドルパサーを撫でながら口が形づくるのは「ありがとう」っっ!?』

 

 競馬場が大歓声に支配される。

 凄いレースを見た。

 ただ、それだけが支配された大歓声が響く。

 

『審議ランプは灯っていません! 

 ホワイトグリント敗れました! 

 勝った! 共同通信杯と違ってコンドルが勝ちました! 

 今度は差し返しましたエルコンドルパサー! 

 大外一気で抜かされて! 再度差し返しました!! 

 宿命のライバルを! ホワイトグリントを打ち破りましたエルコンドルパサー!!』

 

 ホワイトグリントに賭けていた人でさえエルコンドルパサーを讃える。

 後々は推しの馬たちを持ち上げ、勝者を貶しても。

 今この時だけは22万人は勝者を讃える。

 

『胸を張ってくれエルコンドルパサー! 

 胸を張って海外へ! ヨーロッパへ! 凱旋門賞へ行って! 征してくれ! 

 マル外なんて関係ない! 

 君はホワイトグリントに! 

 無敗の七冠馬に!! 

 日本近代競馬の結晶に勝ったんだぁぁっ!!!』

 

 

 

 

 

 

 

「お疲れ様でした」

「これはオーナー」

 

 メジロのおばあちゃん。とファンと関係者に敬意と親しみをもって呼ばれるメジロ総帥は、にこやかに笑いながら騎手と調教師を労った。

 

「3着。でも距離が長ければ捉えられましたね。あの2頭が出ない長距離であれば、捉えられました」

「その通りです」

 

 その言葉にメジロ総帥は何度も頷く。

 

「ゴールドカップを目指しましょう。遠征費用を日経新春杯で稼いで休ませてから欧州へ。

 おじいさんの夢を叶えに行きましょう。

 ゴールドカップ、グッドウッドカップ、カドラン賞。距離の長いレースを登録して向こうの牧場に滞在しながら目指します」

 

 メジロブライトはメジロムサシで一度潰えたメジロの夢を追う。

 

 

 

 

 

 

「お疲れさん、優」

「先生」

 

 それだけ言うと臼井調教師に首を振る竹優。

 そうして、どうやっても届かなかった。実力で負けた。と伝えた。

 そうか。と頷くと臼井は、自分に擦り寄るスペシャルウィークを優しく撫でながら自分に言い聞かせる。

 

「メジロブライトとクビ差の4着か……エルコンドルパサーとホワイトグリントには5馬身離されたな……これが今の実力や」

「はい、今のままだとホワイトグリントとエルコンドルパサーには絶対に勝てません」

「せやな……せやなぁぁっ……放牧は無しや。鍛えるで、鍛え上げるで、冬の間ずっと、な。悪いが覚悟してもらうでスペちゃん」

「あの2頭と渡り合えるようになりますか? あいつらは間違いなく日本競馬史上最強クラスです」

「渡り合うようにさせるし、なるわ……コイツの資質はその域や。日本競馬史上最強クラスなんや。スペシャルウィークもな。何よりも、セイウンスカイ以外の強い馬を知ったんや。やる気出てるわ」

「えぇ、そうですね。そうですよね。頑張ろうなスペシャルウィーク」

 

 ヒンッ

 

 これから訪れる地獄のスパルタの日々を知らないスペシャルウィークは、大好きな周りの人間たちに可愛らしく鳴いた。

 

 

 

 そんな陣営の話し合いは表に出ることはなく、この時、ダービー馬スペシャルウィークは三冠牝馬ホワイトグリントとマル外エルコンドルパサーの格下と世間は認識する。

 後年、擬人化アニメ制作会社が「最初の直接対決でワカラセ喰らうなんてっ、たまらないっ! ……スペシャルウィークは何て制作意欲を掻き立ててくれるんだっ! 地上波最初の主役として相応しいっっ!!」と目をキラキラさせるように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし──

 

「お疲れさん柴野……で、どうだ?」

「無理ですね。どうしようもありません。展開でどうこう出来る実力差じゃありません」

「だろうな。こいつは良い馬なんだが、良い馬止まりだ。マヤノトップガンみたいな最強クラスじゃない。鞍上強化ではどうしようもないな」

「……」

 

 このレースから乗り替わった柴野騎手は寂しそうな調教師に無言を貫いた。

 屈辱に歯噛みしながら腹を決めた男に声をかけるべきではない。

 

「オーナーもこのレースで諦めたよ。こいつの父親のダンシングブレーヴをしてのける白い怪物とそれを差し返す怪鳥だ。

 どうしようもない。と諦めたよ。

 あいつらに加えて、グラスワンダーと、セイウンスカイと、スペシャルウィークかよっ

 ……酷すぎるっっ」

 

 なあ、と調教師は涙ぐんでいた。

 

「お前は悪くないんだキングヘイロー。普通の年なら、お前は今頃G1馬だった。クラシックの一つは取れていたんだ。

 時代が悪すぎただけなんだキングヘイロー。時代が悪すぎたよ。

 日本競馬で、同い年でこんな怪物連中が、五頭みんなが顕彰馬クラスの黄金世代が揃うことなんて空前絶後だ。時代が悪すぎるんだ。

 気性が幼いままのお前さんとは、本格化して力が開きすぎた。あいつら相手じゃ、王道G1は制覇どころか掲示板も無理だ」

 

 11着。

 エルコンドルパサーから15馬身以上離れた11着。

 それが鞍上強化してまで死力を尽くした愛馬の順位だった。

 

「怪物連中との戦い、今までお疲れさんキング。裏街道へ行こう。戦える連中のところへ行こう。お前さんは、怪物には、最強クラスには決してなれないけど、結果を出せるんだ。

 一握りしか居ない重賞馬なんだ。

 それで良い……っちっくしょ……はぁっ、ごめんな。良いんだ。それで良いんだよ。キングヘイロー」

 

 ──戦いを裏街道に変え、話題に上らなくなる陣営よりはずっと良いのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

「お疲れ様でした沙藤騎手」

「オーナーっ、すいません負けてしまいました」

「いえいえ。勝負ごとですから負けるのは当然。素晴らしいレースを見せてくれました。ありがとう、シロも──うん、シロ? どうした?」

 

 普段は自分を見かけると、トコトコ擦り寄ってくるホワイトグリントが顔を伏せたままの姿勢でションボリしているのを見た北野オーナーは、少しの間疑問を浮かべると柔らかく笑った。

 

「気に──「気にしないで良いのよシロちゃん。シロちゃんは頑張ったんだから」

 

 自分の台詞に被せて柔らかく笑う妻。

 妻の抜け駆けに一瞬恨めしい思いを抱いたが「本当に?」と顔を上げたホワイトグリントにどうでも良くなった。

 優しく撫でて、良く頑張ったなと褒め続けるとホワイトグリントの顔が明るくなる。

 無表情でもホワイトグリントは感情が分かりやすくて可愛いな。とオーナーたちは微笑みながら優しく撫でて可愛がる。

 

「あ、エルコンドルパサー」

「疲れ切ってますけど、今から口取りですからね。お化粧しないと」

「そうですね。シロはこのまま休むんですか」

「えぇ、このまま競馬場の馬房に行きます──ん? どうした? グリント? エルコンドルパサーが気になるのか? 

 そうか、初めて負けたもんな。ちょっと待ってろ

 …………あちらさんに許可貰った。挨拶してきな」

「エルコンドルパサーに近づいて──あぁ、グルーミングをするのね。シロちゃんは本当に可愛いですね」

「本当だね朝美さん……そうだよな。未来のお婿さんだものな。仲良くしてくれたら良いなぁ」

 

 勝った馬に対してグルーミングをしに行く愛馬。

 ホワイトグリント陣営は愛馬の愛らしさに目を細めてホッコリしていた。

 

 

 

 この時は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……………………約1時間後

 

 

 

 

「おめでとう御座います海老名騎手」

「ありがとうございます。全てエルコンドルパサーのお陰です」

 

 トラブルがあって遅くなったが、目を赤くした海老名騎手への勝利インタビューが始まり順調に進んでいく。

 

「最後、ゴール前で盛り返す前のエルコンドルパサーに何か叫んでいるように映っていたのですが、何を叫ばれていたのですか?」

「はい──頑張れ、と」

「頑張れ、だけですか?」

「頑張ってくれ、頑張れ、頑張って、頼む頑張れ、など少し変えましたが、全部同じですね。

 頑張れ、それだけを願い祈り叫びました。

 そうしたら──そう、した、ら、エルコンド、ルパサー、は、あんな……失礼」

 

 感極まって涙を流す海老名騎手。

 頑張れ。その祈りと願いが込められた叫びに応えてくれた愛馬に対する想いが伝わってくる。

 

 俯きながら涙する海老名騎手から、紳士の見本と呼ぶべき整った服装(皺くちゃの服装を何とか見れるようにした)の渡辺オーナーにマイクは向けられる。

 

「凄まじい。そう言う他ないレースでした。オーナーもご覧になっていて、驚かれたのではないでしょうか?」

「確かに少々の驚きはありました。しかし、エルコンドルパサーと海老名騎手を信じていたので、常に心安らかに応援していました」

「そうだったのですか。あんなレースだったのに。

 特にホワイトグリントの末脚は、私は驚愕いたしました」

しゅくて、ゴホン、失礼。

 ホワイトグリントの末脚には驚きもありましたが、やはりの思いが強かったですね。春にエルコンドルパサーを打ち破り、アメリカクラシックを制し、パシフィッククラシックを制した牝馬戦線全制覇馬です。

 既に、歴史的名馬となっている彼女なのですから、やはり、と受け止めながら観戦していました」

「なるほど、ここに居られない三ノ宮先生も?」

「勿論、先生もです。「やはり彼女が来ましたか」「ホワイトグリントは流石ですが、エルコンドルパサーなら跳ね返せます」と闘志を高め合いながら一緒に観戦して、海老名騎手とエルコンドルパサーを応援して信じていました。

 私たちが信じていた通り、海老名騎手とエルコンドルパサーは勝ってくれました。

 それが全てです」

「エルコンドルパサーと海老名騎手を信じていらしたのですね。失礼ですが、海老名騎手は騎乗ミスがあったのですが、それでも信じていらっしゃるのですか?」

「当然です」

「即答されるほどにですか?」

「一度愛馬の背を任せたのならば信じる。馬主として当然の事です。確かに海老名騎手は騎乗ミスをしました。

 ですが勝ったのです。

 かのシンボリルドルフもダービーで丘部騎手の指示に逆らい、そして勝ちました。

 騎手を馬がフォローしたのです。

 あの状況で差し返せたのは、エルコンドルパサーと信頼し合い手が合っているからこそ。

 これからもエルコンドルパサーの背を委ねます」

 

 汗と涙を拭き取り軽く化粧した紳士的な笑みと喉が枯れきっているが故の穏やかな声には、問答無用の説得力があった。

 インタビュアーは何度も頷きながら、一番聞きたいことに突っ込んだ。

 

「ところで、レース後の一件につきましては?」

「私の馬がやったことです。全責任は私にあります。北野オーナーにはその意思をお伝えし謝罪いたしました。後は、北野オーナーの判断に委ねます」

「なるほど、ありがとうございました。そして、エルコンドルパサーの勝利おめでとうございます」

「ありがとうございます。欧州へ行ってまいります。皆様もエルコンドルパサーの応援をよろしくお願いします」




 エルコンドルパサー陣営は本当に一致団結した大人たちですね。描いていて小恥ずかしくなりました。
 仮にも主人公陣営なので書きませんでしたが、ホワイトグリント陣営はドマゾを隠すためにこれ以上に舌を何枚も使い分けています。

 キングヘイローはこうなりました。
 陣営が完全に折れたので、史実のような翌年春に裏街道で自信を付け王道に舞い戻り、黄金世代と戦いG1で常に掲示板に入れなくなるほどボコボコにされ、折れてまた裏街道に逃げるルートは無くなります。
 裏街道一本です。
 史実通りの黄金世代の被害馬です

 尤も、史実よりも酷い被害馬であるファレノプシスたちホワイトグリント同世代牝馬と比べれば幸せでしょう。
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