今回は三人称です。
ネタが思いついたからどうしても忘れる前に書きたかった番外編
この日、京都府立呪術高等専門学校はとてつもない緊張感に包まれていた。
特に此処で教鞭を取る庵歌姫は今にでも胃に穴が空きそうなくらい、途轍もないプレッシャーを感じている。
その原因は自身の目の前に存在する男のせいだ。
白髪を一本結びにした老齢の人物。
そのくせやたらと体は鍛え抜かれており、肉体年齢と実年齢の乖離がとんでもない男だ。
ソイツが今、学生服を着て自分達の前に立っている。
「‥‥‥‥‥‥‥‥庵教員‥‥‥‥紹介を‥‥‥‥‥‥」
「は、はははははぃ!?」
西の最強、特級術師、最強の禪院、火之迦具土神、数多の通り名を持つ男『禪院扇』が何故か生徒として目の前に居るのだ。
ちなみに娘の真依も顔色が悪く、また胃を押さえているが何故かを扇は理解出来なかった。
「き、今日から一週間皆と学ぶ事になった禪院扇さんよ」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥生徒だ‥‥‥‥‥‥さんはいらない‥‥‥‥‥‥」
出来るか!!!が歌姫の本音だ。
てか何故今更学生を?彼の学生年齢は既に半世紀前に終わりを告げたはずだ。
「えっと‥‥‥‥‥今日は全学年合同での体術訓練よ」
「‥‥‥‥‥‥‥」
「真依ちゃんのお父さんって喋らないね」
軽い感じで話しかける魔女っ子くぎゅうこと西宮桃。
本来なら一応彼等の等級では雲の上の存在故にこうして肩を並べるのすら不可能だが、こうして軽口を叩けるのは彼女の本質故だろう。
「‥‥‥‥‥‥すまん‥‥‥‥‥‥‥口が下手でな‥‥‥‥‥‥」
「おぉう、ペッパー君の方が喋るよ
ね、ペッパー君」
「メカ丸ダ西宮、それト禪院扇ハ歴代でモ並ぶ者無しと謳われる最強ダ
流石に敬意ハ持っておケ」
「え〜でも今は同じ学生でしょ?ならさそうやって差別するのは良くないんじゃない?」
「それでもダ」
京都校の生徒である究極メカ丸が西宮と少し言い争ってると、パンっ!と手を叩き強制終了させる一人の男。
頭のイカれた超親友こと東堂葵だ。
「落ち着け、確かにMr.扇は特級では有るが短期間とは言え共に机を並べる者だ
それよりMr.聞かせてくれ
好みの女のタイプを!
俺はケツとタッパのデカい女がタイプです!」
「‥‥‥‥‥‥‥‥妻だ‥‥‥‥‥‥‥」
「つまり修羅ト?」
修羅と言うのは扇の妻の渾名で、かつては扇の妻になるべく強くあろうとし何を勘違いしたか呪詛師狩りをしていつの間にか対人戦においては怪物として名を馳せてしまったのだ。
ちなみに扇の通り名の一つは蛮族であり、呪霊を見つければすぐに「首置いてけよ!なぁ!」と言わんばかりに戦ってると周りが思い込んでおり着いたのだ。
ちなみに真希真依の双子は周りからは修羅と蛮族の子と呼ばれており、年齢一桁の時に次期当主である従兄弟の直哉を倒したとかなんとか。
「いい答えだ!嘘もなく偽りもなく誤魔化しも無い!魂からの声だ!」
「うわ‥‥‥‥」
「‥‥‥‥‥‥‥真依か‥‥‥‥‥」
「は?」
「ン?」
「え?」
「ごめん
「はぁ‥‥‥東堂の答えに対してお前の好みのタイプに真依も入ってるって言ってるのよ
って先生!誰が通訳係りですか!」
あいも変わらずの喋らなさに呆れてしまう。
「そうだMr.扇よ、今日の個握に参加してみないか」
「こあく?」
「そう!今日の夕方!大型アイドル高田ちゃんの個握があるのだ!
ちなみに真依は参加するぞ」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥うむ‥‥‥‥‥‥」
「ちょっ!?えぇ!?!?!?」
娘が参加すると聞き、頷く扇。
その日の高田ちゃんの個握はネット上でも大きな話題となってしまうのだった。
そりゃ、学生服を着たドレッドゴリラとノースリーブに改造された制服の美女、定年迎えてそうな外見なのに学生服を着た老人と世紀末ヒャッハー集団が奇麗に一列に並んで参加してるとか何か別のイベントにしか見えない。
禪院真依
修羅と蛮族の娘
呪力量は少ないけど戦闘力は修羅と蛮族に鍛えられたので目茶苦茶強い
術式で作り上げたクナイや手裏剣に加茂の血(呪霊にとっての毒)を着けて確実に殺しに来るヤベー女
禪院真希
修羅と蛮族の娘
未完成の天与呪縛だが修羅と蛮族に鍛えられたので目茶苦茶ヤバい
対呪霊はそこそこでは有るが対呪詛師で真価を発揮する
急所を的確に突いてくるので殺意の高さが修羅の子だと周りが納得する強さ
扇さん嫁問題
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メロンパンを嫁にしてみない?
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メロンパンに呪われたロリだろ!
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梅ちゃん扇推しじゃん
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そこに天元がおるじゃろ、女じゃろ