OUGI〜転生伝〜   作:ジャックマン二

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あれ、メロンパンって長い間一人で生きてきてサブカルにも詳しいし頭は良いし高羽みたいな異端児も受け入れる包容力有りますね‥‥‥
え?呪術抜くと優良物件?
メロンパンの嫁人気高すぎですw


捌話(裏)

 

イジメ‥‥‥なんて可愛い言葉じゃ済まないな。

俺は親からも産まなければ良かったなんて言われる存在だ。

あぁ、また今日もか‥‥‥忌々しい‥‥‥

 

「たわけ‥‥‥‥‥‥‥‥‥何をしている‥‥‥‥‥‥」

 

「ひっ!?お、扇‥‥‥様‥‥‥」

 

扇?あぁ、大人達が話してた禪院の化け物って奴か。

その化け物様が何の用だ?

 

「何を‥‥‥していた?」

 

「ひぃ!?」

 

じじいは殺気だけで連中を黙らせ、一睨みで追い払った。

今の禪院は二つに分かれてて、彼奴等みたいな呪力や術式こそ全ての旧禪院派。

このじじい筆頭に実力こそ全ての新禪院派。

まぁ、俺は旧禪院派からしたら格好のイジメの的って奴だ。

 

まぁ、産まれた時からだから慣れちまったがよ。

 

「‥‥‥‥‥たわけめ‥‥‥‥」

 

「なんで助けたんだよ‥‥‥」

 

どうせ明日も明後日もその先もずっと同じ事が続く。

たった一回コイツの気まぐれで助けられたらその先がもっと酷くなるだけだから‥‥‥関わらないでほしい。

 

「‥‥‥‥‥‥‥いつも‥‥‥‥‥‥なのか?」

 

「‥‥‥‥‥」

 

「‥‥‥‥‥‥そうか‥‥‥‥‥‥‥行くぞ‥‥‥‥‥‥」

 

は?此奴は何を言ってるんだ?

俺が固まってるとじじいは俺を担ぎ上げて屋敷の一番デカい部屋に連れてきやがった。

 

「ここは?」

 

「すまん‥‥‥‥入るぞ‥‥‥‥」

 

「うん?どうした扇、童なんか連れて」

 

ヒゲが変に立派な此奴は‥‥‥確か禪院の現当主だったはずだ。

何で此奴のところに?

 

「兄上‥‥‥‥‥此奴を俺の子にする」

 

「「はぁ!?!?!?」」

 

突然何を言い出すんだこのじじいは!?

見てみろ、当主のおっさんだってびっくりして顎が外れ兼ねないくらいあんぐりしてるぞ!?

 

「す、すまん扇‥‥‥一から説明してもらって―――」

 

「直毘人様、私が通訳いたします」

 

「すまんな誾千代」

 

突如襖が開いたと思ったら茶と菓子を三つ盆に乗せた女が現れ、なんか通訳とか言い出した。

おい、このじじいは未開の蛮族か何かか?

 

「‥‥‥‥‥‥此奴は旧禪院派の子だ‥‥‥‥だがイジメを受けていた‥‥‥‥なので俺の子にする‥‥‥」

 

「‥‥‥誾千代」

 

「はっ!

そこの少年は旧禪院派重鎮、甚彌(とうや)様の子です

ですがとある事情により旧禪院派の者達から迫害されておりました」

 

「まったく‥‥‥クソ兄貴め」

 

「‥‥‥処す?‥‥‥」

 

「今はまだいい」

 

この二人なら確かにあのクソ親父を消すのは絵を描くより簡単に出来るだろうな。

 

「扇様は彼に才を感じ、あのドブを煮込んだ旧禪院派から離して直々に鍛えたいと言う意味でございます」

 

「そうか‥‥‥扇よ、もう少し喋れ」

 

「‥‥‥‥‥‥善処する‥‥‥‥‥」

 

本当にその通りだ。

だが俺に才能?何を言ってるんだ此奴は?

 

「それで童よ、扇の話はどうする?」

 

「どうするって‥‥‥」

 

「すまん扇よ、少し話がしたい少し席を外してもらっていいか?」

 

「‥‥‥‥‥‥‥‥承知‥‥‥‥‥‥」

 

そう言われじじいは部屋から出ていった。

 

「さて‥‥‥飲むか?」

 

「直毘人様?」

 

「たまには良かろう

最近は書類書類書類見合い書類書類書類見合い書類見合い見合い見合いと息が詰まって仕方無い」

 

「一本だけですよ」

 

「すまんな、お前も飲むか?」

 

「あぁ」

 

そう言うと誾千代って呼ばれた女がキンキンに冷えたコップとビール瓶を持ってきて俺達に注いだ。

なぁ、俺まだ一桁だけど止めないのか?

 

「かぁ!矢張り昼間にキンキンに冷えたビールは最高だな!」

 

「そうなのか」

 

おっさんの真似をして飲んでみるが苦いだけで美味いとは思えない。

 

「俺はお前が羨ましい」

 

「は?何でだよ」

 

「俺は‥‥‥お前みたく扇に求められた事が無いからな」

 

変な言い方だな。

でも、求められるか‥‥‥

 

「お前のあの場での扱いは想像出来る

だが、もしお前が扇の子になれば全力で俺と扇がお前を守ろう」

 

「なんだよ‥‥‥それ」

 

「大人は柵が多くてな、お前さえ良ければ扇の子になってはくれんか

ほれ、アヤツは見ての通りでな‥‥‥結婚なんぞ夢のまた夢よ」

 

「それは同意だな」

 

「それに、アヤツならお前を愛し親として守ってくれよう」

 

呪術師の家系で子を愛するってのは異常だ。

名家なら術式と呪力量だけを見て子育てなんざ側女に任すのが通例だ。

親と子なんて接するのは余程下級の家か、それこそ一般家庭くらいなもんだな。

 

「そうかよ‥‥‥なぁ、あのじじいが鍛えたら俺は強くなれるか?」

 

「うむ、クソ兄貴なんぞ片手で捻ってお手玉に出来るくらいは強くなれるぞ」

 

「そうか‥‥‥なら、この話受ける」

 

強くなる為だ。

俺を産まなければ良かったって言ったババア、貴様のせいで当主を継げなかったなんてイカれた事言うクソジジイ、俺を見下して好き放題やってきたクソ兄貴、呪霊の群れに放り込んできたクソ共。

奴等全員に恐怖を刻むため、俺はじじいを利用してやる。

 

「本当か!」

 

「あぁ、よろしく頼むぜおっさん」

 

「ハッハッハ、俺の事は気軽に直毘人叔父さんと呼ぶと良い!」

 

「は?」

 

「いやぁ扇の子供に叔父さんと呼ばれるのが夢だったがこうしてかなうとはな!

目出度いな誾千代!」

 

「今夜は宴です」 

 

「それよりじじいに報告しようぜ」

 

「そうだったな、扇!」

 

「‥‥‥‥‥む?‥‥‥‥‥」

 

襖の向こうからじじいが現れたが、なんで上着脱いで汗ばんでるんだ?

って、庭にじじいと同じ位の大きさの金棒が置いてあるがそれ振ってたのか?

 

「俺、アンタの子になる」

 

「‥‥‥‥‥‥そうか‥‥‥‥‥‥よろしく頼む‥‥‥‥」

 

「うむうむ、あ‥‥‥童、名前は何なんだ?」

 

そう言えば名乗ってなかったな。

 

「禪院甚爾だ」




鴨志田
ウザ系後輩
オタトークになると超早口詠唱が始まる指定隔離存在
推しは加茂憲紀と伏黒甚爾
甚爾の雄っぱいに憧れて筋トレをしたが五分で諦めた
「諦めたら試合終了って名言あるッスけどそもそも此方とら試合すら始まってないッスよね先輩!
じゃあ諦めても問題ナッシングッスよね!」

禪院甚彌
直毘人、扇の兄で原作なら二十五代目当主のはずだが残念ながら二十三代目当主の父親を早くに倒してしまったので残念ながらただの無駄飯食いとなっている
ちなみに実力は有るが直毘人が扇のお陰で実力を上げているので挑むと普通に負ける
扇と戦ったら多分秒で塵にされる

扇さん嫁問題

  • メロンパンを嫁にしてみない?
  • メロンパンに呪われたロリだろ!
  • 梅ちゃん扇推しじゃん
  • そこに天元がおるじゃろ、女じゃろ
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