OUGI〜転生伝〜   作:ジャックマン二

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おまたせしました

次かその次辺りで五条誕生&モンスター降臨行けそうです


拾話(裏)

 

今日、俺は、胃薬と結婚する!

いやもう何ていうか総監部があまりにもうるさいのだ。

原因は扇と護庭十三隊、そしてその手綱を取る懲罰部隊だ。

 

理由は簡単、強すぎるのだ。

元は総監部が少し監視する程度のスタンドプレーヤーの集まりだった筈が、甚爾が養子になった辺りで扇が広めた特殊な呼吸による戦闘力の向上。

しかも全員が全員、扇と俺に対して並々ならぬ恩義を感じて居るのか裏切りとは無縁の忠誠心。

 

そして十三隊の暴走を止めれる懲罰部隊は大まかな性格はともかく、実力だけで見れば炳全員と個人の戦闘力が同じと正直強すぎだ。

そしてその上には絶対強者たる扇、そして何故かその上に俺が居るなんて誤解され総監部からは十三隊の解隊、そして一部人員を寄越せなんて言ってくる。

 

正直、お前達(古い呪術史)がいらんと言ったモノを扇が拾い上げて今の形になったのだと怒鳴りたい気持ち八割、此方の話を検討せずに却下したくせにの憎しみ二割の気持ちしか奴等には抱いてないな。

 

しかも自身の派閥に組み込みたいからかやたらと扇、そしてその息子の甚爾に見合い話を持ってくるわ持ってくるわ、一応扇の方には危険度の少なそうな人物とだけ見合いさせ甚爾の方にはあくまでも同年代との交流を持つだけで留めさせている。

コレにはちゃんと甚爾の許可も得てるし、なんなら「この呪具欲しいな〜」なんて強請られてるさ。

 

一応目的が有るがほぼ義理果たし程度で受ける見合いだが、ほぼ全員が呪術界でも大御所の娘や孫だ。

だが逆に恐ろしいのは俺のやりたい事を理解した甚爾はアレよアレよとソチラとひっっっっじょぉ〜〜〜〜に仲良くなり、その娘や孫から扇の話を聞いた上の一部は此方側に鞍替えして何とか崖っぷちから押し込まれてるくらいまでは大勢が変わったのだ。

そっちの才能があるのか俺の甥っ子の適職ホストじゃないか?

 

で今日は扇の見合いで、一応ブチギレて暴れた時用に懲罰部隊には近くの部屋で待機してもらってる。

いや、本当流石に扇の地雷踏み抜くアホがたまに居るからこうやって此方は準備しなきゃいけないんだよ。

 

「すまない、立て込んでて待たせてしまった」

 

「いえ、お気になさらず」 

 

見合い部屋に行くと既に相手は待っており、流石に悪い事をしてしまったと思う。

扇は一礼し席に着き、マイペースに茶を飲んでいる。

 

「お久しぶりでございます扇様」

 

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥あぁ‥‥‥‥‥‥平安の時の‥‥‥‥‥‥‥」

 

「まて扇、彼女と面識が有るのは聞いていたが平安のとは何だ?」

 

ちょっと待て、割と重要な事をサラリと流さないでくれないかブラザー。

とは言えお見合いだし誾千代は呼べんし通訳無しでどこまで解るか‥‥‥

 

「前に扇様が襲われていた私を助けてくれたのですが、その時の相手が平安呪術師の受肉体だったのです」

 

「あ、あぁそうか‥‥‥すまないな、こんな時に変な事を聞いてしまって」

 

そうか、この者なら知っているから扇の通訳は平気だったな。

 

「本日はお日柄も良く見合い日和ですね」 

 

「‥‥‥‥‥‥‥あぁ‥‥‥‥‥‥‥」

 

「私は扇様と結婚したいので此処に参りました!」

 

な、中々にグイグイ来る娘だな。

まぁ悪意持ってグイグイ来てる訳では無いからまだ良いが。

 

「‥‥‥‥‥‥‥‥俺は‥‥‥‥‥‥‥結婚は‥‥‥‥‥‥考えてない‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

「な、何故ですか!」

 

確かに、普通に考えれば御三家の上部が結婚しないなんて異常事態だ。

だがコレには扇なりの考えが有った。

 

「‥‥‥‥‥‥俺には‥‥‥‥‥‥子がいる‥‥‥‥‥‥天与呪縛だ‥‥‥‥‥」

 

そう言われハッとする彼女。

呪術師の家系では天与呪縛は物によっては忌嫌われてるモノだ。

特に甚爾の様な呪力が少なくなるモノは親の仇の様に扱われるから手に負えんよ。

恐らく扇は彼女も甚爾を無碍に扱うと思い断っている。

そう、扇の地雷は正にコレで過去に馬鹿にした見合い相手に刀を抜いて威圧した事もあったな。

ちなみに相手が部隊を引き連れてあーだこーだ行ってきたので十一番隊の皆が丁寧にもてなしてくれたよ。

 

「‥‥‥‥‥‥それに‥‥‥‥‥君は若い‥‥‥‥‥俺の様な年寄りより‥‥‥‥‥‥いい出会いがある‥‥‥‥可能性を捨てるな‥‥‥‥‥」

 

「わ、私は扇様に相応しい女になるために鍛えてきました‥‥‥まだ足りませんか?」

 

確か彼女は扇と出会った後から呪詛師殺しと呼ばれる様になったと聞いたが、成る程そう言う事か。

恋する乙女は強いなまったく。

 

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥甚爾は‥‥‥‥‥‥‥まだ未熟だ‥‥‥‥‥目が離せん‥‥‥‥‥‥君に目を向ける時間は‥‥‥‥‥‥」

 

「それは‥‥‥」

 

「‥‥‥‥‥君の若さで‥‥‥‥子持ちは‥‥‥‥‥周りの目が厳しい‥‥‥‥‥諦め」

 

「諦めません!!!

子供が何ですか!若さが何ですか!周りが何ですか!天与呪縛が何ですか!

私は!貴方を!優しくて強い貴方を!好きになった!

その子だって貴方の優しさで救われたのでしょう!

子供の百や二百見てやりますよ!

私は!貴方に惚れて覚悟を決めて此処に居ます!」

 

つえぇええええええ!?!?!?

うちのカミさんよりも下手したら強いぞ!?いや、うちのカミさんは後ろで手綱引っ張ってくるタイプだからどっちも怖いわ。

 

「ぬ‥‥‥‥‥‥う‥‥‥‥‥」

 

「扇」

 

「兄上」

 

「お前の負けだ、こうなった女はテコでも動かんよ」

 

その言葉に、禪院の最強は人生初の完敗を喫した。

さてコレからは違う意味で忙しくなるな。

 

「‥‥‥‥‥‥では‥‥‥‥‥‥‥よろしく頼む‥‥‥‥‥真琴‥‥‥‥‥‥」

 

「はい!」

 

年の差婚ではあるが‥‥‥まぁ、あの二人なら問題無いか。




懲罰部隊
わかる人にはわかる、最強の未亡人と残念イケメンが居ないあの部隊
個人的に灰翅が一番好き

賀村真琴
一応結婚出来る年齢の呪詛師殺し
身体能力はそこまで高くないがその分補う技術は高い

扇さん嫁問題

  • メロンパンを嫁にしてみない?
  • メロンパンに呪われたロリだろ!
  • 梅ちゃん扇推しじゃん
  • そこに天元がおるじゃろ、女じゃろ
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