OUGI〜転生伝〜   作:ジャックマン二

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おまたせしました
甚爾が術師殺しルートを全く歩いて無くて草!

コメントを見ててコレを書きたくなりました

羂索
「性癖展開『入替偏愛』」


拾弐話(裏)

 

ウロウロ‥‥‥

 

「もう‥‥‥」

 

ウロウロ‥‥‥

 

「甚爾君!」

 

あぁ、俺は緊張してるのか‥‥‥

 

「電話代わりにしようか?」

 

「いや、いい‥‥‥」

 

俺は結婚した。

まぁ、カミさんの家の事もあって婿入りって形になっちまったり子供が産まれたりで全部が事後報告だ。

流石に親父もキレるかって思うとどうしても電話する気が沸かなくてな。

だがまぁ、やらなきゃな。

 

「もしもし」

 

『やぁ、その声は甚爾かな?久しぶりだね』

 

「久しぶりだな鴉羽、それより親父は居るか?」

 

『居るよ』

 

「代わってくれ」

 

そう言うと保留音(鉄腕アトム)が流れ始め、丁度サビの三回目が聞こえた辺りで親父が出た。

 

『‥‥‥‥うむ‥‥‥‥』

 

「あ〜俺だ、甚爾だ

ちょっと大事な話があってな、出来れば早めに此方に来て欲しいんだが‥‥‥大丈夫か?」

 

『‥‥‥あぁ‥‥‥』

 

「お袋も一緒に頼む」

 

『‥‥‥‥‥‥‥‥解った‥‥‥‥‥‥‥』

 

それだけ話すと電話を切るが‥‥‥彼奴はやたらと驚いた顔で俺を見てた。

 

「それだけなの?」

 

「あぁ、親父はあまり喋らないタイプだからな」

 

「そっかぁ〜‥‥‥お義父さんビックリするかな?」

 

「絶対するな」

 

電話したのが朝なので、昼過ぎには親父がお袋と家を訪ねてきたのだが‥‥‥親父ぃ、なんでスーツなんだ?

全く似合わねぇぞ。

 

「‥‥‥甚爾‥‥‥来たぞ‥‥‥‥」

 

「お、おう」

 

「久しぶりね甚爾」

 

「急に呼び出して悪いな‥‥‥えっと‥‥‥だな‥‥‥」

 

お袋は全部見抜いた目で俺をみてる。

そこそこの付き合いだが、まぁこの人は本当に俺を我が子として扱ってくれた人だから解るか。

 

「結婚した」

 

「‥‥‥‥‥‥そうか‥‥‥‥‥おめでとう‥‥‥‥」

 

「おめでたいわね」

 

「えっと‥‥‥妻の恵美だ」

 

「はじめましてお義父さん、お義母さん!」

 

そう言うと部屋で待ってもらってた彼奴が出て来て二人に挨拶した。

親父は無表情のままだけど何処か穏やかな雰囲気で、お袋は目茶苦茶嬉しそうにしてる。

 

さて、これからが大変だ。

なんせ既に子供が居るなんてどう説明すりゃいいんだよ!!!

 

「あ、後、この子が息子の恵です!」

 

彼奴は近くの部屋で寝かしてた恵を二人に見せた。

おいいいいいいいい!!!!!目茶苦茶大事な案件を簡単に言うんじゃねぇ!!!!!

 

「あら、ふふ‥‥‥恵美さんに似て柔らかい顔してるわね」

 

「‥‥‥‥‥甚爾にも‥‥‥‥似てる‥‥‥‥」

 

「お、おう‥‥‥あ〜‥‥‥」

 

言葉に詰まってると恵が目を覚まし、じっと親父の顔を見つめた。

興味あるのかな?

 

「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥恵君の‥‥‥‥‥‥おじいちゃんの‥‥‥‥‥‥禪院扇です‥‥‥‥‥」

 

「あらあら」

 

「ふふふ」

 

親父はおっかなびっくりって感じでオズオズと恵に挨拶し、軽く頭を下げた。

その姿に女性陣は笑って、親父と俺は少し戸惑って‥‥‥二人で笑い合った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「‥‥‥‥‥‥‥娘が産まれた‥‥‥‥‥‥双子だ‥‥‥‥‥」

 

「そうか」

 

俺と親父は母親二人の邪魔をしないためにマンションの廊下でタバコを吸って世間話をしている。

娘か‥‥‥え?いや、え?

 

「おい親父それって!」

 

「‥‥‥‥‥妹だ‥‥‥‥‥二人共な‥‥‥‥」

 

「お、おう」

 

「‥‥‥‥‥あと‥‥‥‥‥‥天与呪縛‥‥‥‥‥‥だ‥‥‥‥」

 

天与呪縛は呪術師家系じゃ先ず嫌われる。

受け入れられるのは、良くて四肢の欠損での呪力強化くらいだろうな。

 

「どんなんだ?」

 

「‥‥‥‥‥‥‥甚爾と同じだ‥‥‥‥‥‥」

 

「っ――――――――――!?!?!?」

 

もっとも嫌われる呪力を無くして身体へ還元する方かよ!

フィジカルギフテッドなんざ聞こえは良いが呪具が無けりゃどうしようも出来ねぇ一般人だ。

親父は‥‥‥どうするつもりなんだ?

 

「ソイツはどうするんだ?」

 

「‥‥‥‥‥‥望むことを叶えてやりたい‥‥‥‥頭が良くて普通を望むなら‥‥‥‥‥‥‥‥‥俺が代わりに談判する‥‥‥‥‥呪術に拘るなら‥‥‥‥‥出来る限り守りたい‥‥‥‥‥元気に生まれてくれた‥‥‥‥‥それだけで俺の誇りだ‥‥‥‥」

 

羨ましいな‥‥‥俺はこの人の実の子じゃねえ。

だからか、誇りだって言ってもらえるまだ見ぬ妹に情けねえが嫉妬―――

 

「‥‥‥お前も‥‥‥‥こうして笑顔で俺と話せてる‥‥‥我が人生‥‥‥最高の誇りだ‥‥‥」

 

馬鹿野郎!

俺を‥‥‥誇りなんて言うなよ‥‥‥

情けねえ、涙が止まらねえよ。

 

「甚爾‥‥‥‥‥‥昔‥‥‥お前は‥‥‥俺の後ろばかり付いてきた‥‥‥心配だった‥‥‥でも数年前に一人で鍛えると聞いて‥‥‥‥‥‥寂しかったが嬉しかった‥‥‥」

 

「‥‥‥‥‥‥‥‥おう」

 

「最初は不安だった‥‥‥‥‥‥だが‥‥‥‥‥こうして親子として生きれてる‥‥‥‥‥‥‥俺は‥‥‥‥」

 

世界最高の幸せ者だな。

 

その一言が

その微笑みが

俺の最後の砦を壊してきた。

 

「親父!!!

長い間世話になりました!!!

俺はコレから恵と恵美を守って、親父にも負けねぇ世界一の幸せ者になります!!!」

 

言葉がグチャグチャだ。

嬉しいのに淋しいのに‥‥‥最悪だった人生で最高の人に出会えて‥‥‥

情ねぇ、目が見えねえよ。




こうやって書くのが下手なので成書で誰かに書いてもらえないかマジで思ってます。
本当に上手い人が書いたら何百倍も上手いよなぁ‥‥‥

扇さん嫁問題

  • メロンパンを嫁にしてみない?
  • メロンパンに呪われたロリだろ!
  • 梅ちゃん扇推しじゃん
  • そこに天元がおるじゃろ、女じゃろ
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