ヒャッハー君よ永遠に‥‥‥
俺達が高三になった夏の日、俺と傑は慌てて医務室へ向かっていた。
後輩の七海と灰原が大怪我したって聞いたからだ。
「七海!灰原!」
「生きてるか!」
「静かにしろロリコンアンコウ」
「硝子!二人は!」
やっと出来た後輩、年下の男子って事で俺としても弟みたく可愛がってた二人が大怪我したとなれば静かになんて出来ねえよ!
「処置は済んでる、ちゃんと生きてるよ」
「良かった〜」
「生きてて何よりだよ」
「それよりさ‥‥‥日高って人知ってる?」
日高‥‥‥日高‥‥‥聞いたこと有るような気がするんだけど思い出せねぇ。
傑も同じ感じっぽそうだな。
「知らね、けどそれがどうしたん?」
「あの二人を逃がす為に呪霊を引き受けたらしいんだけど‥‥‥まぁ、流石にね」
後輩コンビなら二級なら祓えるだろうし、恐らく一級相当の呪霊だったんだろうな。
てなると、流石に生きてる線は薄いな‥‥‥
「げ、夏油先輩‥‥‥」
「五条先輩‥‥‥」
「灰原、寝てないと駄目じゃないか!」
「取り敢えず寝てろ七海」
「そうは行きません‥‥‥あの呪霊は土地神クラス、一級でした」
「しかも助けてくれた人が‥‥‥十三番隊副隊長って名乗ってたんです!」
それを聞き俺と傑は顔が真っ青になった。
ヤベェ‥‥‥扇さん、マジギレしかねねぇ‥‥‥
護庭は設立してからとにかく生きる事を前提として活動してたから今まで死者を出した事が無いんだ。
なのにこの結果、扇さんは多分呪霊を討伐しに行きかねないぞ!?
「護庭って言うと‥‥‥あぁ二人の恩人の部隊だっけ?」
「ヤベェぞ傑!」
「すぐ禪院に行くよ!」
普段穏やかな分、ガチギレした時のヤバさは見たこと有るから解る。
山どころか国の一部が消滅しかねねぇ!!!
俺達は二人に「とにかく寝てろ!」と言って、無下限を使い超高速移動。
まだ長距離の瞬間移動が出来ないからとにかく短距離を連続で!脳がやばくなったら破壊して反転で治しての繰り返しだ。
禪院の屋敷に到着するとそれは悲惨な有様だった。
「皆‥‥‥扇さんを止めようとしたんだね」
「だろうな」
一番隊全員と懲罰部隊の全員が倒れてて、しかも血が流れてないから絶妙な加減をしたんだろうな。
「よ、よぉ‥‥‥五条の坊」
「甚爾までかよ」
「流石にキレた親父はヤベェな‥‥‥」
確か二番隊の隊長を兼任してる甚爾がまさか壁に埋まってボロボロになってるとか、笑えない冗談だぞ。
「ひぇ~‥‥‥さ、悟たんですか」
「ゲッ松‥‥‥いや今は置いといて扇さんは何処に行ったか解るか?」
「総隊長は多分例の呪霊のところに‥‥‥」
メガネ巨乳の変態こと松に扇さんの居場所を聞き、取り敢えず傑には皆の手当てを頼んで事件の現場に。
「確かここだよな!」
到着するなり扇さんは呪霊から一撃貰うが、全くもって効いてなかった。
スゲェ‥‥‥
「‥‥‥弥太郎‥‥‥餞別だ‥‥‥持っていけ‥‥‥」
「―――――――――っ!?!?!?」
途轍もない呪力が空間を支配する。
こ、コレが卍解ってやつか?いや、何となくだけど違う気がするけどどうなんだ?
「『閻炎火法』極の番‥‥‥『焔』」
突如扇さんを中心に蜃気楼が出来、そして二秒もすると背後には炎の巨人が現れた。
こう‥‥‥炎の鎧武者って言えば良いのか?そんな感じの奴だ。
「‥‥‥ではさらば!」
「―――――――――――ッ!?!?!?」
たった一撃で一級呪霊を焼き祓い、そして消える極の番。
俺は無下限バリアで熱を遮りながらなんとか扇さんへと近付いた。
「扇さん」
「悟君か‥‥‥」
なんて声をかければ良い、なんて言葉を伝えれば良いんだよ‥‥‥
何もわからないまま、少しだけ時が過ぎた。
扇さんは上を向くと静かに‥‥‥寂しそうに呟いた。
「雨が‥‥‥降るな‥‥‥」
「空、かんかん照りだよ」
「いや‥‥‥降るよ‥‥‥豪雨がね‥‥‥」
そういう事か。
俺は無下限で雲を寄せて無理矢理雨を降らせ、そしてそのまま帰るのだった。
松
メガネをかけたヤベー奴
人の名前には基本的にたんを着けて呼ぶ
恵に下衆な笑いを浮かべ近付き懲罰部隊筆頭と護庭十三隊総隊長に粛清されるのが日常
コイツのせいで恵は硝子にも苦手意識を持ってしまう
理由?中の人がね‥‥‥
扇さん嫁問題
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メロンパンを嫁にしてみない?
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メロンパンに呪われたロリだろ!
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梅ちゃん扇推しじゃん
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そこに天元がおるじゃろ、女じゃろ