直毘人の理想と現実
理想
真依「今季はアイドル物が多いわね……叔父さん、円盤買ってくれないかしら?」
真希「お〜い叔父貴、ちょっと訓練に付き合ってくれよ」
真琴「いつもすみませんお義兄さん」
扇「いつも助かる……兄上……」
禅院モブ「流石当主様だな」「扇様が唯一頼られるお方だぞ、矢張り直毘人様についてきて良かったな!」
双子の姪に頼られて平和に過ごす。
現実
真依「ちょっと呪詛師集団のアジトが解ったから殲滅して来たわ、事後処理お願いね」
真希「一級がチーム組んでたから殲滅して来た、事後処理頼むな」
真琴「すみませんお義兄さん、ちょっと呪詛師の教団を殲滅して来たので事後処理お願いします」
扇「すまん兄上……特級が組んでた……事後処理頼む……」
禅院モブ「当主様ってハンコ押しマシーンだよな」「当主ってハンコ押すだけの簡単な仕事なんだな」
弟一家が化け物過ぎて事後処理ばかり。
「やっほー起きてる?」
「何だよ……ボンじゃねぇか」
俺は五条本家の離れに住んでる。
普段から室内は真っ暗にしてこの目隠し呪具を着けてないと生活すら出来ねえんだよ。
六眼。
呪いを見透す目って奴なんだが、コイツがかなりの曲者なんだよ。
ボンの持つ無下限ってすんげぇ特殊な術式と、それに対応した脳味噌があってマトモに使えるレベルだ。
いや、その脳味噌が有ってもこうしてサングラス呪具を使って情報量を減らさねぇとキツイんだ。
最悪だろ?
「ちょっとこれ見てよ!」
そう言って渡してきたのは一本の刀だ。
俺は目隠しをずらしてその呪具を見てみるが、こりゃスゲェぞ。
多分だがコレは特級呪具、そのうちの一つをこの形状に打ち直した奴だと思うが作製時に縛りや方向性を全て強度にだけ振ってるんだ。
恐らく本来の形は何かしらの能力を持ってたんだろうけど、敢えてそれを強度のみに振ってるから折るなんて不可能な程の強度を得たんだろう。
しかも縛りの形が芸術品並みに綺麗だし、恐らく使用者の呪力の流れも良いからか特級の中でも相当上のランクになってるぞ。
下手すりゃ全盛期の平安の逸品並みだ。
さて鞘付きの本体、呪具としてのコイツの評価はこんなもんかな。
次は刀としての評価だ。
鞘から抜いてみるとコレは……
「どうどう?」
「とんでもないな……ボン、コレの持ち主はどんだけ無茶苦茶なんだよ」
「まぁ〜ねぇ〜俺が産まれるまで一人で特級を祓ってた伝説の人のだからね〜」
手入れは確りとされている、錆びたり傷んだりしがちな所も確りとやってるし大事にしてるのは解るが、縛りのせいで強度が上がり過ぎたからか刃はかなり傷んでる。
並の砥石じゃ研げないだろうし、だからといって縛りを緩和して折れましたなんてなったら笑い話にすらならねぇ。
「で、どう?」
「研ぎか?出来はすると思うが流石にこりゃ時間がかかる
三日位時間が欲しい」
「そっか……流石に三日ってなると扇さんに相談しなきゃなぁ」
扇?おうぎ……せん!?コマ先輩か!
ボンは刀を取ると瞬間移動で何処かへと向かうのだった。
それよりコマ先輩がこの世界に居るかもしれねぇ!
俺こと『五条美聡』は転生者って奴だ。
まぁそれだけ聞けば転生物大好きな俺としては超喜ばしい事なんだが……その世界が呪術廻戦って奴なんだ。
知らねぇ……なんか白い服着た男が後ろに化け物着けて坊主と殴り合ってたCMとか位しか知らねぇよ。
クソ!バ鴨志田ならジャンプ系詳しいけど俺はそこら辺全くノータッチなんだよ!
でしかも訳わかんねぇ目持って産まれたから普段から目隠しして部屋真っ暗じゃねえと日常生活すら出来ねぇって、罰ゲームかよ!
クッソ!マジクソ!
「あ、コマ先輩居るなら服買わなくちゃ」
俺、普段からタンクトップと下着だけで過ごしてるから服持ってねぇんだよ。
女なのにそんな姿見られて恥ずかしくないのか?
全然、そんな見られて恥ずかしがる良い体してねぇからな。
自慢のからっからの不健康ボディだ。
「取り敢えずボンに買ってきてもらうか」
流石にこの格好で外出歩いたら捕まるわな。
うん、目隠しタンクトップ下着痴女町中でどんなプレイ!?って見出しで新聞に載るわな。
流石にそれは困る!てな訳でボンよ服買ってこい!
五条美聡
六眼を持って産まれた呪具作成者
とは言え五条悟と違い無下限用の脳では無いので情報量過多により頭痛や吐き気や目眩に襲われるので、原作五条が着けてた目隠しよりも更に情報量を減らす目隠し呪具を着けなければ日常生活すらままならない。
外見は五条と同じ白い髪をミディアムボブにしており、身長は170少々。
絶壁なので服装を男物にすれば男性に見える。
里中美聡
扇の後輩で付き合いがかなり長い人物。
出会いは扇の通ってた道場に入門してきて、一目で女と見抜かれてからはやたらと懐いてきた。
槍の名手で身体能力もかなり高い。
異世界転生系の作品を好むがジャンプやマガジンと言った少年誌は殆ど読んでおらず、有名な作品の触りやコラ位しか知らない。
鴨志田とは犬猿の仲であり、大王電気では常に喧嘩しており一つのイベントとして周囲の人々は楽しんでいた。
尚、だいたいその喧嘩はゲイの専務が仲裁し扇にセクハラして終わってた模様。
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