ガチャ転生~SAO編~   作:気まぐれ荘

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新たな武器

ダンジョン内部は洞窟のようになっていて道も複数あるオーソドックスなタイプであった。ナイト達はモンスターを倒しながら順調に最奥部まで進んだのだった。

 

ナイト「この先に進むとボスがいるな」

 

カレン「お手本のようなダンジョンだったね」

 

フィリア「そりゃ最初のダンジョンなんだから難しいわけないよ」

 

ラン「このままボスに挑もうか」

 

ボス部屋に入るとリザードマンがポップしたのだった。ボスは黄色で体格も他の個体と比べると1.5倍くらいの大きさだった。ボスのHPはさほどなく、あまり時間をかけずに倒すことができたのだった。

 

カレン「はぁ・・・なんとか倒せたぁ・・・!」

 

アル「おめでとうございます」

 

フィリア「これでクエストクリアだね!」

 

ラン「モンスターのドロップアイテムを見てくれないか?」

 

ナイト「これが噂のレアアイテムか」

 

カレン「わぁ・・・頑張った甲斐あったね!」

 

フィリア「後でみんなに自慢しよー!」

 

ナイト「クエストも無事終わった事だ、帰って休もう」

 

フィリア「うん、そうだね。さすがに疲れちゃったよ」

 

カレン「それじゃあ、ダンジョンから脱出しよう!」

 

ダンジョンの外に戻ってきたナイト達はキリト達も街に戻っていると予想して合流することにした。街に戻るとキリト達はクエストボードの近くにたむろしているのを見かけ、近付くのだった。

 

ナイト「キリト」

 

キリト「ナイトじゃないか、今戻ってきたのか?」

 

ナイト「ああ、そっちの方が早かったみたいだな」

 

キリト「いや、俺達もさっき戻ってきたばかりだよ。・・・それで、そっちのクエストはどうだった?こっちは楽しかったぞ」

 

ナイト「ああ。解きがいのあるクエストだった」

 

リズベット「あっ、ナイト!帰ってきてたんだ!」

 

ラン「そっちのクエストはどうだったんだ?」

 

アスナ「ふふ、ちゃんとクリアしてレアアイテムをゲットしたよ」

 

シリカ「エギルさんがすっごく頼もしかったんですよー!」

 

リーファ「バトルの時に前衛で構えてくれたので攻撃しやすかったんです」

 

エギル「はは、悪ぃなクライン。俺ばっかり目立っちまって」

 

クライン「くっそー!キリトはともかく、まさかエギルにいいところ持ってかれるとは・・・」

 

キリト「クラインの活躍はさておき、滑り出しは順調って感じだな。この調子で攻略も進めて行こうぜ」

 

フィリア「あ、そういえば鍛冶屋ってどこにあるの?武器の強化できないと困るよね」

 

エギル「それについては俺に心当たりがあるんだ。しばらくしたら工房に寄ってくれ。それじゃあ今日はこれで失礼するぜ」

 

エギルは工房に向かって歩きだしていった。

 

キリト「おいおい、しばらくってどれくらい待てばいいんだよ・・・」

 

ナイト「さあな。まあ、明日にはできてるんじゃないか」

 

キリト「なぁみんな、まだ時間あるけどどうする?」

 

クライン「悪ぃ、俺はちょっと風林火山の連中と約束があるんで、しばらく別行動させてもらうぜ」

 

ナイト「そうか、またなクライン」

 

クラインは手を振りながら転移門まで歩いていった。

 

ナイト「俺は夕食の準備があるから、街を見て回ったあとログアウトする予定だ」

 

シリカ「それじゃあ、街で情報収集しつつ・・・」

 

ラン「時間のある人はサブクエストとか受ければいいんじゃないか?」

 

フィリア「うん。それいいね!」

 

カレン「酒場にあるクエストカウンターに行くとサブクエストが受けられるんです」

 

アスナ「キリト君、早速行ってみようよ!」

 

ナイト達は酒場を最後にして他の施設を見て回っていた。その途中の一つで・・・

 

アスナ「ここは?」

 

キリト「普段はギルドマスターや領主の会合で使用する場所らしい」

 

ナイト「今は妖精族の領主が会合中と聞いたが・・・」

 

リーファ「という事は・・・あっ」

 

?「やぁ、リーファ。久しぶりだね。元気そうで何よりだ」

 

?「さすがにアップデート直後を狙ってきたプレイヤー達は多いネ」

 

?「ふん。実力がない者ほど、出し抜こうとするものだ」

 

?「君が噂のカレンの兄君・・・ナイト君だね。話には聞いていたよ、会いたかった。自己紹介は私からさせてもらおう。私はサクヤ。シルフの領主をしている」

 

サクヤ「そしてこの猫娘がアリシャ・ルー。ケットシーの領主だ」

 

アリシャ「よろしくネ!蒼の刀神サマ〜!」

 

サクヤ「騒がしいのが玉に瑕だが、仲良くしてやってくれ。そしてこの男が・・・」

 

?「ユージーンだ。貴様が噂のキリトの相棒、ナイトか・・・一度手合わせ願いたいものだな」

 

ナイト「かの有名なユージーン将軍にそう言ってもらえるとは・・・俺も捨てたもんじゃないな」

 

ユージーン「戯言を・・・キリトの相棒というだけで俺達がどれだけ注目したことか」

 

サクヤ「さぁ・・・それではお互いに新エリア攻略を楽しむとするか。あっ、それとキリト。前に言っていたことはまだ諦めてないからな」

 

アリシャ「みんな、健闘を祈るネ〜!キリト君、私もまだ諦めてないよ〜!」

 

サクヤ達領主組は好き放題に言うと去っていくのであった。

 

アスナ「キ〜リ〜ト〜くーん!いったいどういうことかなぁ!?」

 

キリト「落ち着けアスナ!これは、あれだ!前に言ったことがあるだろ!サクヤさん達から傭兵として雇われないか誘われたことがあったって!」

 

アスナ「ふ〜ん?まぁ、そういうことにしといてあげるわ。今は・・・」

 

キリト「さ、さて!俺達も行くか!」

 

キリトはアスナから逃げるように走っていってしまったのだった。その後は特にイベントはなく酒場まで到着したのだった。

 

ナイト「キリト、そろそろ落ちる。また明日」

 

キリト「おう。また明日な!」

 

ナイトがログアウトをし自室で目を覚ました後、夜は一階の台所まで行く。テレビを付けニュースを見ると

 

夜「七色博士・・・ね」

 

今話題の人物が写っていた。七色博士・・・本名、七色・アルシャービンは齢12歳で、天才的な頭脳で様々な学位を飛び級で取得している天才科学者である。

七色博士はVRMMOそれもALOでセブンという名前でアイドル活動もしているのだった。日本ではユナと並ぶ歌姫として認知されているのだった。

 

夜(この子の歌は凄いがユナほど心に響かない・・・)

 

夜は七色の歌に疑問を感じたようだったが夕食を作り始めるとその事をすっかり忘れていたのだった。

次の日、ナイトがログインすると工房の方に人が集まっているようだった。ナイトが到着すると既にキリト達が集まっていた。キリトに声をかけようとするとエギルとリズベットが現れ、事情を話し始めた。

 

エギル「ようこそ。ここが新エリアでの俺の拠点だ」

 

リーファ「エギルさん、ここでお店を開くんですか!」

 

キリト「何かコソコソやっていたと思ったら・・・ALO本土の店には戻らないのか」

 

エギル「ああ、本土からだと時間がかかって不便だからな。俺もお前達もこれからしばらくはこの新エリアの攻略にかかりきりになるだろう?

だからしばらくここで商売することにしたんだ」

 

アスナ「エギル出張店舗、ってとこだね!」

 

エギル「ああ、店自体はこれまでと変わらない。武器の買取や販売、そして・・・」

 

リズベット「あたし達の拠点ってとこね!」

 

エギル「おいおい・・・それは結果的にそうなってるだけだぞ。お前達だけの溜まり場にしたつもりはない。ここはプレイヤーの誰もが気軽に来られる小洒落た喫茶店だ」

 

シリカ「ふふ・・・エギルさんの新しいお店、これからいっぱいお世話になりそうですね!」

 

リズベット「ねえ、みんな。ふふ・・・実は、あたしもここで鍛冶屋を開く事にしたの!」

 

アスナ「え、そうなの!?私全然知らなかったよー!」

 

リズベット「エギルと相談して、みんなを驚かせる為に黙っていたのよ。新エリアの攻略に武器の強化は必須でしょ。手に入れた素材を使えば武器を強化できるから、試したくなったら工房まで来てね!」

 

キリト「ああ、わかった。よろしく頼むよ」

 

ナイト達は早速エギルの喫茶店に集まってこれからの事について話し合っていた。

 

ナイト「本格的に<スヴァルト・エリア>の攻略を始めるが異論はないな」

 

ラン「ない。まずは草原の島<ヴォークリンデ>の攻略ね」

 

カレン「今は<ヴォークリンデ>しか行けないけど、攻略すると他のフィールドも解放されていくんだよね?」

 

シリカ「最終目標は全てのフィールドの攻略って事ですね!」

 

アスナ「まずは今解放されている<ヴォークリンデ>の攻略条件についての情報収集が必要ね」

 

フィリア「中央の島のボスを倒せばいいって事は想像つくけど、あの島は高度制限より高い所にあるんだよね」

 

キリト「普通に飛行したんじゃ辿り着けないって事は、何らかの仕掛けがあるのかもしれないな」

 

ナイト「一度中央の島の近くまで調べに行くか」

 

中央の島の近くに行くということで意見がまとまった後工房の外に出ると・・・

 

?「よう、キー坊、ナー坊」

 

キリト「もしかして、アルゴか?」

 

声を掛けたのはアルゴだった。今まで誰とも連絡が取れなかった彼女は猫のようにふらっとナイト達の前へと姿を現すのだった。

 

アルゴ「ああ、SAO以来だナ。噂はオレっちにも届いてるゾ。こっちの世界でも相変わらず無茶な感じで暴れてるらしいナ」

 

ナイト「キリト程じゃない。そういうアルゴはどうなんだ?」

 

アルゴ「こっちに入ってからも色々と情報収集を・・・ネ。キー坊達は<スヴァルト・アールヴヘイム>の全クエスト攻略を目指すんだロ?」

 

キリト「ああ、そうだ。今後もアルゴの情報には世話になりそうだな」

 

アルゴ「もちろんだヨ。キー坊とはSAOからの付き合いだからナ」

 

アルゴはそう言うと去っていったのだった。それを見送るとナイト達は少し騒がしい通りに気づき、様子を見ることにしたのだった。




はい、皆様が気づいた通り今回の章では<ロストオリジン>ということでSAOのゲーム<ロストソング>と<ホロウリアゼーション>の内容そのままです。
正直見たくない人は見なくて構いません。ですが、登場人物の関係や変化があるので、見た方が分かりやすいと思います。
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