蒼穹の銀翼   作:ミヤモゾン34239

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タイトルからご想像の通り過去編でございます、ちょっと短めに作ってあります。


エピソード0 氷塊の墓標

 岩国基地を出航してから数日、訓練に次ぐ訓練の連続で航空隊各機の連携強化を図っている。パイロット達は訓練の合間を休息やささやかな娯楽に費やしていた。そんな中、高飛 明は一人甲板で風に当たって物思いにふけっていた。

 以外に太平洋の夜は肌寒く、甲板に出たことを後悔しかけていた。

「やっと見つけた、こんな所に一人で居て海に落ちでもしたら誰も気づかなかったぞ。」

 後ろから聞き覚えのある声が風に乗って聞こえてきた。明は振り向いて返答する。

「ルーか、どうかした?寂しくでもなった?」

「いや、二人はもう寝たんでね、話し相手が欲しくなったんだ。」

 どうやらさっきまで里緒や明日子と女子会をしていたらしい。

「良かったらこれ飲んで。」

 ルーが缶コーヒーを差し出して来た。

「ん、頂くとしよう。」

手渡された缶コーヒーを開けて口へ運び一口、その後小さくため息をつく。

「はぁ、なんだかんだでアラスカに戻ることになるとはね。」

「なんだ、嫌なのか?」

「別に、いい思い出はないけど多くを学んだよ。」

「少し気になるな、少し話してくれないか?」

ルーが横に座り興味を示す。

「いいけど、大して面白い話じゃないよ。」

「なんだっていいさ、何時間でも聞こう。」

ルーが期待の眼差しを向けてくる。

「オーケー、これは俺が八丈島に転属になる前、最後の任務の話だ。」

 明による、記憶の再生が始まった。

「おいアキラ、次の仕事だぞ、上から直々にお達しが来てるぞ。」

 友人のパイロットはいつも通りの笑顔を振りまきながら茶封筒を明に手渡した。

「俺に?部隊全体じゃなくてか?」

 頭の中に?を浮かばせつつも受け取らない訳には行かないので大人しく封筒に手を伸ばす。

「あぁ、俺も驚いたよ。お前が一人で行けってことになるかもな。安心しろ、嫌になったらいつでも帰ってこい。俺が変わりに行ってやるよ。」

 ジョークを右から左へ受け流しながら茶封筒を開け中の書類を取り出す。中の文書を読んで困惑する。

「は?エアショー、ビクトリア島?専用機体?何言ってんだ?」

「なんか面白そうな単語が並んでんなぁ。」

 完全なる他人事で友人がコメントしてくる。

「俺は戦闘機乗りであって曲芸師じゃねぇよ。なんでこんな任務なんか。」

「なんか政府広報のプロパガンダとかに使われるんじゃないか?」

「有り得るな、かなり。」

「それに今回の仕事は何故か報酬金が出てるぞ。何?円ならば1000万、ドルならば7万と…随分多いじゃねぇか羨ましいぜ。」

 友人が勝手に茶封筒から次の書類を取り出して目を通していた。

「…お前、それがとんでもない機密文書とかだったらどうすんだよ。」

「ハハッ、それなら墓場まで持って言ってやるよ。」

 苦笑いしながら言ったがノーダメージのようだった。

「どうやら関係者というか責任者がここに来てるらしい。」

 まさかの事実を知って少し胸が踊ってしまった。

「なら、その専用機体とやらももうここにあるかもな。」

「ちょっと確認してくる。」

「あ、おい待てよ。」

 明は部屋を飛び出して格納庫へ向かった。しかしそこで新たな疑問と不満に出会った。

「何?カメラクルー?政府広報?そんなものは無い、君は私の言う計画通り飛んでいればいいのさ。」

 今回のエアショーの責任者を語る男が言った事はあまりにも意味不明だった。観客もカメラクルーも居ないのにショーをしてどうするというのだ。

「はぁ…そうですか。」

次に男は手に持っていた葉巻で格納庫に止められた機体を指し示した。

「あれが君の乗る専用機だ、ライジングサンが描いてある方だ。壊すなよ、あそこまで再生するのにどえらい金がかかってるんだ。」

 二機のレシプロ機、両方とも形が違うが普段乗る零戦よりもふた周りほど大きい。ライジングサンとは日の丸のことである。

「あそこに居るのが君のボス、アークライン大佐だ…厳密に言うと元大佐だがね。有能なパイロットだ尊敬するんだぞ、足を向けて寝るなよ。」

 

「あと、私の名前はダグラス・F・パラグアだ、この計画を主催したエアロダンス社の社長だ。よろしく、ミスタータカトビ。」

「…」

「なんでフリガナ付けなかったんだよバカタレが。」

 愚痴をこぼしながら用意された機体に向かうと、翼の上から大佐が元気よく挨拶をしてくれた。

 二つの大型機体の内一つはダグラスADスカイレーダーだった。アメリカが戦後に開発した急降下爆撃も雷撃も可能なオールラウンダーな攻撃機だ。もう一機はアメリカ機らしくない曲線の胴に逆ガル翼を持った機体だった。

「ハロー、アキラ!アークラインだ。」

 元大佐と聞いて厳格で厳しいような人かと思ったがそんなことはなく細身にタンクトップ、カーゴパンツ、あとは真っ白で立派な口ひげと麦わら帽子がチャームポイントの気さくな老人と言った感じだった。

「よし、まずは飯を食べるぞ。その後俺について飛ぶんだ。」

「流星改だ、何故だか知らんが、レストアした挙句一人乗りに改造してあるんで後席はハリボテだ、座れはするが無線機も銃座も無い。アメリカ空軍の所有だから本当は空軍のマークを書くべきだが特別にライジングサンにしてもらった。」

 アークラインはライジングサンが書かれている機体を指さして言った。流星改は日本海軍が開発した急降下爆撃と雷撃の両方がこなせる攻撃機でそれだけ聞くとスカイレーダーと同じように聞こえるが日本海軍はそれを戦争後半に製造した。それは時代の一歩先を行く性能だ、数年後に開発されたスカイレーダーと比較しても遜色ない性能を持ち合わせていた。

「サンキュー」

「気に入っただろ。よし、飯を食べようか食堂に案内してくれ。」

「あぁ、こっちだ。」

 二人で格納庫を出て食堂に歩き始めた。

「あぁいったヘヴィ級のレシプロ機で飛んだことはあるか?」

「いや、零戦なら普段から乗ってるけど流星改なんて初めてだよ。」

「まぁすぐ慣れるさ、俺のことはジョンって呼んでくれ。」

「宜しく、ジョン。そういえばエアショーにほかのパイロットは参加するのか?」

 その質問にジョンは少し顔をしかめたように見えた。

「…いや、俺とお前の二人だけだ。」

「え?」

 およそ一時間後、二機はビクトリア島の西に向かって飛んだ。アラスカ北部にある星の官軍の基地を避けるために北極海上空は飛ばずカナダの上空を迂回する。

 ビクトリア島の飛行場まであと少しというところで海の上に出たアムンゼン湾だ、北アメリカ大陸とビクトリア島の間にある海だ、しかし奇妙な物に遭遇する。

「ん?ちょっと待て、今って夏だろ、なんで氷山なんかあるんだよ。」

 この時期は北極点付近にしか氷山は存在しない、さらに地球温暖化で氷山は減少している、なのにこんな南の陸近くに氷山があるなんておかしい。

「まぁ今年はかなり六月まで寒波が酷かったからな、突然氷山が浮上したわけでもあるまいし。」

 今思えばここで納得せずに警戒をするべきだった。二機が氷山を飛び越えようとした時、目の前で何かが炸裂し黒い煙を上げた。

「何だ何だ!」

 それが対空砲火だと認識するのに二秒もかかった。

『逃げるんだ!』

 ジョンが無線で叫んだ。さらにジョンの機体はこちらにぶつかりかねない勢いで無茶苦茶な旋回を繰り返す。

「そんな初心者のシュミレーターみたいな飛び方っ!」

 氷山から離れると次第に対空砲火は弱まって遂には振り切ることに成功した。

「まさかあの氷山から打ち上げられてたわけじゃなかろうな。」

 そう言って自機の翼を見た時、やっと事の重大さに気がつく、対空砲火の破片に貫かれた翼から燃料が漏れていた。

『大丈夫か?』

 ジョンがすぐさま心配してくれる。

「俺はピンピンしてるが機体はダメだ、多分右翼の燃料は全部漏れるな。」

『火が付かなかっただけ良しとしよう、基地まで持ちそうか?』

「それは何とか。」

『あの氷山の位置を覚えておけ、後で上に報告する。』

 その後更に30分ほど飛び続け、やっと目的地の空港に到着した。

『先に降りるんだ。』

「かたじけない。」

 慣れていない機体を強引に着陸させ、現地の整備士に機体を預けた時。滑走路の方で激しい衝突音が響いた。慌てて振り返るとスカイレーダーがアプローチをミスして駐機されていたセスナ機に突っ込んでいた。

「うぇ!?」

 見た感じ炎上大破などということはなくただ止まりきれずに突っ込んだだけのようだった。

「ジョーン!」

 会って半日も経っていないがヒステリックに叫んで駆けつけてみる。

「あ〜あぶねぇあぶねぇ、ここまで来たらもういっそベッドの上で死にてぇからな、セスナとキスして死ぬとか勘弁だね。」

 ジョンは自力で機体から這い出て来る、擦り傷や痣は見られるが大きな怪我はしていなかった、機体も音の割には形を保っていて小破と言った具合だ。

「大した怪我がないなら良かった。さっきの対空砲火で被弾してたのか?」

「うんにゃ、俺がミスして事故っただけさ。」

「そうか…なら良かった。(???)」

 ジョンは自力で医務室まで歩いて行き、体のあちこちに絆創膏や包帯を巻いて戻って来た。このアクロバット飛行の会社とこの男は自分に何かを隠している、それを問い詰めるには今しかないと思い、行動に移す。

「さっきの対空砲火はなんなんだ?」

「俺に何か隠してる事があるだろ。」

「…」

ジョンはまだ沈黙を貫いている。

「命懸けの仕事なんだ!ひとつの情報が生死を分けることになる。頼むから教えてくれ。」

「…今回の仕事はエアショーでもアクロバット飛行でもない。」

 ついにジョンが口を開いた。

「俺たちの任務はあの氷山を攻撃することだ。」

「氷山を攻撃…あれは何なんだ。」

「おそらく昔から計画があった氷上基地、それをどこかの組織が形にしやがった、どこの国の物かはたまた地球の人間の物じゃないかもしれん。だがそんなことはどうでもいい、問題はあれを野放しにするとこのアラスカやカナダやグリーンランド沿岸部の住民や先住民族に危害を加える。何日か前もどこからともなく現れたレシプロ戦闘機が東の街をさんざん銃撃した後先住民のソリを撃ちやがった、あの頭のいい機械共はそんな事しないだろ。」

 その言葉を聞いて全てを悟った、星の官軍に化けて危害を加えている勢力が存在しているのだ。

「俺たちはエアショーの企業を装ってる傭兵なんだ。そいつらからこの土地の人々を守るために戦ってきた。これを話したのは秘密だぞ、お前が消されちまっても文句言えねぇからな。」

「…わかった、つまりあの氷山もその輩の物なんだな。」

「そうだ、そして明日あの氷山を雷撃する。」

 その一言だけジョンの声色が違った。しかしすぐに今までのおちゃらけな雰囲気に戻った。

「生きて帰れたら報酬について詳しく話してやるよ。」

 冗談混じりにジョンは笑った。

「まぁ今夜はゆっくりしようぜ。」

 ジョンは明日飛行だと言うのに夜が更けると缶ビールを浴びるように飲み始めた。

「そんなに飲んだら明日まっすぐ飛べなくて墜落するぞ、いやアルコール中毒で5秒後に死ぬかもな。」

「アッハハハ、アルコール中毒は盲点だったぜ、だが空を飛んでる限り俺は死なねぇからな。」

缶ビールを掲げながらジョンは言った。

「何回も撃墜されたが俺はまだ生きてるからな。」

「撃…墜された?」

「あぁ初出撃はベトナム戦争の末期でA-1スカイレーダーだった。だが敵基地攻撃でも、ヘリボーン部隊の護衛の任務でも、絶対撃墜されるんだ。」

「よく生きてるな。」

「さあな、でもその後、他の機体に乗り換えてもそれは続いたさ。」

「…」

「だが今はそれが経験となって蓄積されてる、着陸で事故ってたがあれでもかなりマシになってんだぜ。」

「やはり、経験がものを言うんだな。」

 大先輩パイロットの言葉に納得する。

「あぁ、頭じゃなくて体に刻まれるんだ、頭がパニックになっても体が勝手に動いてくれる。どんなアホでも長生きすりゃ身につけられるよ。」

 ジョンはそう言いながら空き缶の山の中に突っ伏して眠りについた。

 基地の人間が酒臭いジョンと大量の空き缶を回収するのを見て、明もコーラを飲み切り、宛てがわれた部屋へと向かった。

 翌日 宛てがわれた部屋は以外にも居心地が良く、重要な作戦の前にも関わらず、緊張を忘れてぐっすり眠ることが出来た。

 出撃前のやたら豪華な食事を摂り、ブリーフィングに参加した。

「君たち二人は同時刻に出撃、ジョンは東回り、明は西回りで、氷山の北側に向かう。そこからは全てジョンに一任する、柔軟に対応してくれ。」

「了解だボス、それじゃあ行こうぜ。」

 ジョンが重い腰を上げて格納庫へ歩き出す。両者とも覚悟が決まっているのか一言も会話を交わさずに歩いた。そして各々の機体に乗り込み格納庫へアプローチした時、ジョンがやっと口を開いた。

「安心しろ計画通り進む、お前は家へ帰れるさ。」

「…ありがとうジョン、でも俺は帰ったところで出迎えてくれる家族も居ないんだ。」

 まだ話していなかった事実を打ち明ける。

「何言ってんだ、お前は若いんだからよ、これから家で待ってくれる人間を探しに行けばいいんだよ。人との繋がりは金で買えるもんじゃねぇが、探せばいくらでも見つかるさ。」

 その言葉でやっと、自分には未来があったのだと思い出した。

「…すまない、あんたの言葉に気付かされたよ。」

「そりゃありがたいな。」

 そして二機の攻撃機は名も知らぬ誰かの平和のために飛び立った。

 予定通り東と西に別れて目標の座標へ飛び続ける。

氷山の位置が近づくにつれて昨日の記憶が呼び起こされていく。

「うん、あの岬は見覚えがある、かなり近いぞ。」

 そう思った矢先、前方の雲から一つの機影が飛び出した。

「ジョン!」

 不安感をかき消すように無線に叫ぶ。

「もうすぐだぞ!あと10マイルもない。」

「わ、わかった。」

「フィンガー陣形、とは言ってもたった二機だがね。」

 冗談っぽくジョンは呟いた。

「もうすぐ終わるのか…」

「そうだ、これで終わる。」

 二機は高度を落とし400キロで海面を掠めながら飛び続ける。

「あれだ!」

 大型のタンカーにも引けを取らないサイズの氷山が浮いている。どう考えても自然に生成されるサイズでは無い。魚雷の安全装置を解除して接近するが以前のように対空砲が撃ってくる事はない。

「ここだ、落とせ!」

 合図で投下レバーを押し込む。

 真っ青な海上を二本の魚雷が突き進んで行く。魚雷が氷山に命中する直前、二機は上昇し氷山を飛び越えようとした、その時氷の壁の影から何者かがスティンガーを掲げているのが見えた。

「奴らスティンガーを持ってるぞ!」

 二機は慌てて回避機動に移る、魚雷の命中確認などしてる場合では無い。しかし音速で飛ぶ戦闘機ですら仕留めるスティンガーからレシプロ機で逃げることなど不可能に等しかった。

 放たれたスティンガーはこちらへまっすぐ向かってくる。

(終わった…)

 飛来するスティンガーを見つめながらそう思考してしまった。だがスティンガーは自分を逸れて横を飛んでいたスカイレーダーに命中した。絶望した、これなら自分に当たってくれた方がマシだと思った。

「嘘だろ、ジョン!」

 ジョンのスカイレーダーは火を吹きながらよろめくようにフラフラと飛んでいたが確実に速力は落ちていなかった。不思議なことに二発目は飛んでこなかった。魚雷が当たって氷山に致命的な損害が発生したのか、それともリロードに手間取ったのか、理由は何であれ幸運なことに変わりはなかった。

「…ありがとなアキラ、最後のパートナーがお前で良かったぜ。最後の最後でツケが回ってきやがった。」

 火災が広がるスカイレーダーから無線が入った。ジョンの声はかなり弱々しかった、本人もどこか怪我をしているのだろう。

「そんな事言わないでくれ、海上に不時着するんだ。救助ヘリを要請するから。」

「いやどうせ助からんよ、腹に大穴空いちまってるからな、酒ならいくらでも飲むが海水を飲むのはゴメンだね。」

「そんなこと言わないでくれ。」

 スカイレーダーの高度が下がり始めた。

「俺の一人息子はな、クスリ漬けになって、所構わず暴力振るって、最終的にはムショの中さ。」

 ジョンは遺言のように言葉を連ね始めた。

「…」

「別にお前とあいつを取っ替えたいってわけじゃねぇんだが…お前とお前を家で待つ人間が羨ましいよ。」

「…」

「俺の分の金は好きにしてくれ、寄付してもお前が使ってもいい。まぁ言いたいことは全部言えた、またどこかで会えるかもしれん、それじゃあな。」

 怪我で錯乱しているのか本心なのかジョンはそんな言葉を残した。ジョンのスカイレーダーはそのまま高度を落とし海面に着水した。どれだけ待ってもジョンが機体から出てくることは無かったが明は燃料の続く限り周囲を旋回し続けた後帰投した。帰路の途中に氷山が砕けた上に、搭載していた航空機の燃料が火災を起こしその熱で溶けたのを衛星で確認したことを伝えられた。

 その後のことはよく覚えていない。だがジョンの報酬は彼の親族の口座へ送るように頼んだ事だけは鮮明に覚えている。そして話は現在へ戻る

「八丈島への転属命令が来たのはこの任務を終わらせてから一週間も経ってない頃だったんだ。」

「つまり、意外と最近の話なんだな。」

「うん、今回のアラスカの攻防は奴らを倒すためだけじゃない。ジョンが守ってきた周辺地域の先住民を守ることも目的なんだ。」

「とても良い大義だ、私に真似できることじゃない。」

 ルーは関心した顔で言った。

「そんなことないさ、誰だって目的は違えど大義はあるさ、それに気づいてるか否かの話だよ。」

「なるほど…」

 ルーは言葉から何か感じたのか、月明かりに照らされる水平線を見つめていた。

「さぁ、気づいたら1時間半経ってるよ、戻ろうぜ。」

「もうそんなに経っていたのか、もう少し話していたかったが仕方ない、明日も訓練だからな。」

 艦内へ戻る時にルーは少し想像した。

(…家で迎えてくれる人間か、私が明のそれになってもいいのだろうか。その資格はあるのだろうか…)

 そして横を歩く男の顔を見上げた。




 結局の所俺は色恋沙汰が書きたいのか…それとも空戦が書きたいのか…ドッチナンダイ!!!!!!!パワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
 機体解説は本日の夜に投稿します。
 次回はちゃんとアラスカ攻略に向かいます。現在進捗率3割といったところなので気長にお待ちくださいm(_ _)m
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