個人的にはブルベリ学園編やって欲しい……そして自分の最推しキャラであるスグリ君の動いて喋る姿が見たいです
《ダスティネス家》
(さて、お父様をどうやって屋敷から追い出すとするか
私が小さい時は………
お出かけしましょう! お父様!!
と私と一緒に外出し、その間にハーゲン達に誕生日の用意をして貰っていたが、流石にこの歳ではキツイか……)
自宅の入口前にて、どうやって父親を屋敷から離れさせるかを思案する事10分
「良し! 力づくで追い出すか」
ゴリ押しの方法しか思い浮かばなかったララティーナお嬢様であった
「帰って来たぞハーゲン、誰か居ないのか?
妙だな、この時間に帰ると伝えた筈だが……誰か居ないのか!!!!!」
前日に帰ると伝えた筈だが、執事長のハーゲンも他の使用人達も誰1人ダクネスを出迎えに来ず思わず叫び声を上げる
「そのお声は!! おぉ!ララティーナお嬢様!!!」
階段から慌ててハーゲンが駈け降りる
「約束を忘れる等お前らしくないなハーゲン」
「す……すみませんお嬢様……実は……コレには訳が……」
「訳?」
「ほぉ~聞き覚えのある声だと思えば、ララティーナ様でしたか」
ハーゲンに続き、でっぷりとした体型と立派な髭を生やした中年の男性がゆっくりと階段から降りてくる
「アルダープ………殿……いらっしゃったのですか」
露骨に嫌な顔を見せるダクネスに対し、アルダープは全く気にせず髭を撫でながら近づく
「ララティーナ様のお仲間に破壊された、私のアクセルの屋敷がもう少しで建て直せましてね
その確認にアクセルに来たついでに、ダスティネス様にご挨拶をと」
ここで言う彼のダスティネスとは、ララティーナの事ではなく彼女の父親であるダスティネス・フォード・イグニスの事である
「そうですか、父に用事ならば私は席を外した方が良さそうですね」
「いえいえ寧ろ席を外した方が良いのは私の方ですよ、お父様と是非ゆっくりお話してあげてください
もしかしたら、会話出来るのは今日で最後になるやもしれませんからね」
「………はぁ?」
「アルダープ様!?」
「構わんではないか! どうせ直ぐ分かる事だ」
「ハーゲン……アルダープ殿は……何を言っているんだ」
「うっ……お嬢様………気をしっかり持ってお聞きくださいませ、実は昨夜から……旦那様が」
《アクセルの町》
『ん? ねえ見て見て!あんな所に服屋が出来てるわよ!!』
『本当だ! ちょっと見て行きましょ!』
『ちょっとイブ!マフォクシー!
お花買いに来たのに……でも………ボクも気になる!』
『女の子って人間もポケモンも何でオシャレが好きなのかな?』
『良いじゃねえか………女は綺麗な方が』
『そうだけどさ、長いんだよね
所でナマケロいい加減自分で歩いてよ、まさかずっと僕が背負いっぱなしな訳?』
『筋トレになるじゃねえか』
『なるけどさ、せめてマフォクシーと交互に』
『バカ野郎………俺を抱いて良い女はアイリスだけだぜ』
『その言い方は辞めなよ………バルスリンは行かなくて良いの?』
『あわわ……ピカチュウさんダメ!帽子取らないで!
町の人達に私の姿が見られちゃうじゃない……恥ずかしい……』
バルスリンは、めぐみんの帽子を上から被り体を覆い隠していた
『お前めぐみんと一緒に散々王都の奴らに囲まれてチヤホヤされて満足げだったじゃねえか、てっきりアガリ症が治ったと思ったが違うのか?』
『何言ってるの!!!!
襲い掛かる敵意剥き出しの相手を粉々にする程に色鮮やかで華麗なる爆発を行った私達を称え崇めてくれる方々を恥ずかしいだなんて思う訳ないでしょ常識的に考えてそれに爆発した後に倒れる私を含めて芸術なのだから倒れて運ばれる私とめぐみんを見られる事に恥ずかしさ何て感じない寧ろどんどんと見て欲しいそして心の底から震えて欲しいあんな綺麗で虜になっちゃう爆発をしたのが私やめぐみんである事を』
『メンドクセェ女……離れようぜピカチュウ』
『……うん』
『ねぇイブ、リオル
これエックスとワイに似合うと思わない?』
『誰よエックスとワイって?』
『セレナとサトシの子供よ』
『ええぇ!? あの2人子供居るの!?』
『んな訳ないでしょ、どうせマフォクシーの妄想よ』
『因みにエックスが男の子でワイが女の子よ』
『知らないわよ、アンタの妄想の中の子供に似合う服なんて分かる訳ないじゃない』
『あら、未来の神を名乗るクセにそんな事も分からないのかしら』
『わ……分かるに決まってるじゃない!!仕方ないわねやってあげるわ!!』
『じゃあコレはゼットにどうかしら?』
『3人目が出てきた………その子は息子?娘?』
『何言ってるのよゼットは孫よ、エックスの子供で女の子でソレから』
『……………頭痛くなって来たわ』
『なるほど
何故お屋敷に皆が居ないと思いましたが、アナタ達だけでお買い物でしたか』
するとマフォクシー達に声を掛ける人物……いやポケ物が
『あっ! キルちゃんだ!!』
『何時帰って来たの?』
それはアイリスとの会食が行われる数日前に、ゆんゆんと特訓の旅に出たキルリアのキルちゃんであった
『ついさっきです、早速ゆんゆんがめぐみんに勝負を挑みにお屋敷に行ったら皆居なくてビックリしちゃいましたよ』
『ボク達と入れ違いになっちゃったんだね』
『その様ですね、しかしトレーナーの方々は何だが体調が優れないみたいですが流行り病でしょうか?』
『実は皆酔っぱらっちゃたみたいでね』
(3人はアンタのせいでね……)
『そうなのですか?
確かにカズマ以外はそんな様子でしたけど、彼だけ打撲による怪我に見えましたが……しかも何故か床で寝てましたし』
『『ソレは聞かないであげて』』
『うぅ……』
『何となく原因が分かった気がします………』
『それでゆんゆんは?』
『早くめぐみんやセレナに体調が良くなって欲しいので今雑炊を作ってますよ、勿論他の方々のも
ソレで彼女にネギを買って来てと頼まれた訳です』
『そう言えばアタシ達お留守番頼まれてたのに、全員で外出しちゃってるわね』
『助かるわ、帰ったらゆんゆんにありがとうって言わないと
キルちゃんもありがとう♪』
『いいえどう致しまして、それに私も皆には感謝していますしね』
『ボク達に?』
『皆さんが留守なのでゆんゆんにネギを買って来てと頼まれましたからね、その見返りに高級チョコレートのソフトクリームを食べさせて貰えますので♪』
『……………ネギ1本頼むだけで高級チョコソフトクリームって……アンタの対価高すぎじゃない?』
『何を言いますか!!
最強のエスパータイプになるエリートポケモンの私に買い物を頼むんですよ!!!!
本当なら最高級のフルコースを奢らなければ割りに合わないんです!!!』
((ぼったくりが過ぎる……))
『じゃあ何で高級チョコソフトクリーム1本で済ませてあげたの?』
『実は……ゆんゆんが友友詐欺に引っ掛かったんです』
『友友詐欺?』
『何ソレ?』
『特訓がてらクエストを受けた時に仲間になってくれた女性が居ましてね、ゆんゆんと凄く意気投合して友達になったのですが……私……彼女から何か胡散臭い物を感じましてね、だから正式に仲間にはならない様にゆんゆんに釘を打ったのですが
私がお花を摘みにゆんゆんから離れた時に………
実は私のお母さんとお父さん事故で生死の境をさ迷ってるの!!
でもアタシお金に困ってるから治療費を出せなくて………だから80万エリス貸してくれない?
お願い……アタシ達友達……いいえ
親友だものね
それで80万払ったみたいで、勿論聞いた病院に行ってもそんな患者は入院して居なかったです……』
『何でそんなベタなのに引っ掛かるのよ……』
『金額よりも友達と思っていた人に裏切られて落ち込んでましてね、だから流石に可哀想ですので高級チョコソフトクリーム1本で手を打ったのです』
『いやソコはアンタ無料で買い物やってやりなさいよ』
『嫌です!! 私は安い女ではありませんから!!』
((めんどくさい女ではあるわね))
『ダメだよキルちゃん!そんな事言っちゃ!!』
『だって……私にもプライドが』
『ボク達ポケモンは物じゃないんだから、高いや安いなんて自分に値段なんか付けちゃダメだよ!!』
『そっちですか!?』
『あっ!何処かで聞いた事ある声だと思ったら
久しぶりだねキルちゃん、何時のまに帰って来たの?』
『ついさっきですよ』
『そうなんだ………凄い特訓して来たんだね』
『当然です、私は貴方にリベンジする為にゆんゆんと共に特訓に励んで来たのですから
サトシがお元気になったら是非バトルをお願いします』
『勿論良いよ♪』
『ねえ其所だけで盛り上がってる所悪いんだけど、アタシ達もう服は見終わったわよ』
『あぁごめんごめん、キルちゃんも一緒に行く?』
『何処にですか? 私はゆんゆんからネギを買って来てと頼まれたので長居は出来ませんよ』
『実はね……』
《カズマの屋敷》
「後はネギを入れたら完成だわ、待っててねめぐみん、セレナ
このスタミナ大回復スペシャル雑炊を食べたら直ぐに元気になるわよ!!
私の友達は2人とキルちゃん、そしてふにふらさんとどどんこさんだけ……もう絶対浮気何かしないから!!!」
《アクセルの町》
『お花を買うぐらいなら付き合わせて貰います
それにしても優しいですねリオル、トレーナーのお父さんのお誕生日を祝ってあげるとは』
『大袈裟だよ、大好きな人の記念日をお祝いするなんて普通の事をしてるだけだもん』
キルちゃんを加えた7匹は花屋に向けて歩き始める
すると
『ちょっと待って』
『どうしたのイブさん?』
『どうしても行かなくちゃ行けない場所があるの、悪いけど先にそっちに寄らせてちょうだい』
『良いけど、何処に行くの?』
『こっちよ!』
裏通りの方に向かうイブの後を皆が追う
『ここって……ウィズさんのお店だね』
『何か買いに来たの?
でも私達お花を買う分しかお金無いわよ』
『買いに来たんじゃないわよ』
『水筒?』
首にぶら下げている小さな水筒の蓋を取る
『この中にはねアクア様の生み出してくれた聖水が入ってるの
ゴクゴク』
『確かに普通の水と違い輝いてますね、それでその聖水が何なんで『みずでっぽう!!』ちょっと!?』
『入り口のドアがビチャビチャになったじゃない!?』
『何やってるのイブさん!?』
『この店には愚かで下等なゴミ悪魔とリッチーと行き遅れババアの女王が居るから清めてあげたの』
『コレ立派な営業妨害ですよ!!』
『そういえばアクアと一緒に、毎日聖水をぶっかけたり水風船を破裂させに来てるって前にあの仮面の悪魔が言ってた様な……』
『やっぱ……コイツはイカレた女だ』
『さあ今のはアクア様の分で、次がアタシの分よ』
『辞めなさい!』
『叱られちゃうよ!!』
『何で叱られるのよ?アタシは未来の神として下々の者達に害を与える奴らに裁きを『ふぶき』あがぁ……』
カチカチに凍らされ氷人形となるイブ
『最近やっと大人しくなったかと思ったら……営業妨害はお辞めになりなさいと何度言えばお分かりになるのかしら!!』
酷く激昂するユキメノコがフワフワと空中から地上に下り立つ
『や……やあユキメノコ』
『あら?ブサイク面の皆様方もいらっしゃったのね、相変わらずブサイクな面をぶら下げていてお可哀想に』
『相変わらず口悪いわね……』
『全くアナタ方のお仲間さん達が何時もお店に聖水をブッ掛けていくせいで中に居るウィズさんが何時も成仏し掛かってるんですよ、只でさえ最近はあの極悪激ダサ仮面悪魔に労働を強いられお疲れだというのに……いい加減お辞めになりなさい!!』
『ごめん……もうイブとアクアにはやらない様に注意しとくよ』
『お願い致しますわよ……あら?あらあら?あらあらあ~ら?
其所に居る一際ブサイクな面、見覚えあると思ったら前にアタクシに喧嘩をお売りになられたメスガキじゃないですか』
『イラッ
どうもお久しぶりですね……氷の女王(笑)様』
『一々(笑)をお付けにならないで戴けないでしょうか』
『はぁ? 貴方から喧嘩を売ってきたのですよ、煽ってくるクセに煽り耐性がないとかダサ過ぎですね』
『オーホッホホ!!アタクシは別に怒ってなどおりませんわ、貴方の様にブサイクな面を更に歪ませ醜くするなんて美しいアタクシには出来ませんもの』
『美しい……プププ……可哀想そうに、対して強くもないのに視力まで悪いとは』
『イラッ
アタクシの聞き間違いでしょうか……アタクシに凍らされた雑魚メスガキの口からお強くない等という矛盾した言葉が聞こえたのは』
『もう1ヶ月も前の事ですよ、自分が追い抜かれたという発想が産まれないとは、本当おめでたい頭されてますね……プププ』
『…………調子に乗ってんじゃないわよクソメスガキが!!!』
『遂に本性表しましたねこのアバズレババア!!!』
『2……2人共……喧嘩は辞めようよ』
『偉そうな事をほざくのなら、アタクシを実力で屈伏させてご覧なさい!!!』
『良いですよ!!貴女とは1度決着を付けて起きたかったですから!!
ピカチュウと戦う前のウォーミングアップにしてあげますよ!!!』
『オッホホホ!! 果たしてウォーミングアップになるのでしょうか!!』
『ですね、一撃で貴女を倒したらウォーミングアップではなく弱い者イジメになってしまいますもの!!!』
『……………』
『……………』
バチバチ
(凄い火花………)
『ヒュ~女の争いは怖い~怖い』
『キルちゃん落ち着きなさい、お使いを頼まれてるんだから先ずはソレを終わらせてからバトルを『テレポート!!』したら………行っちゃったわ』
ユキメノコの体に触り、彼女と共に<テレポート>で何処かに行ってしまうキルちゃんであった
『買い物袋とお金置いて居ちゃったね………はぁ……お花を買ったらネギも買いに行こうか』
『そうね、じゃあお花屋さんに行きましょうか』
『うん!』
こうしてキルちゃんがパーティーから離脱した5匹は、目的地である花屋に向かう事に
5匹は
(アンタ達………アタシの事忘れてない!?)
《ウィズの魔道具店》
「雪女の奴め、あの迷惑公害女の片割れを凍らせに行っただけだというのに随分と帰りが遅いではないか」
「あが……あがが……」
「ふむ……このままでは午後の部は我輩1人で客を捌かねばならんな、貧乏店主よ汝はレジ前で立ってるだけで」
バタン
「やはりもう限界だったか」
「あがが……ががが……」
《花屋》
『ない……ない……あのお花がない!!』
凍らされたイブをマフォクシーが溶かし、6匹となったメンバーは花屋にやって来たが
肝心のオレンジ色の花が見つからずリオルが慌てながら店内を探し回る
『店員さんに聞いてみましょ』
『ば~か……俺らの言葉……人間に分かるかよ』
『あぁそうでした!?』
『じゃあどうする?
店内のお婆さんに話が聞けないんじゃどうしようもないわ』
『ロトムが帰って来るまで待つしかないのかな』
『もしお花が売り切れだったら……明日どうしよう……』
『リオルさん……』
『ちょっとナマケロ、アンタのせいでこうなったんだから責任取りなさいよ』
『グゥ……グゥ……』
『寝るなぁ!!
みずでっぽう!』
『冷てっ!? ふぅ……目が覚めたぜ』
取りあえず店内を出て、コレからどうしようかと皆で考えていた時
『クンクン……良い臭い……この臭いは………マラサダ♪』
『あぁバルスリン!?』
『お花とネギを買うお金しか無いんだから食べれないわよ!!!』
帽子を被った状態で出店らしき物に向かいバルスリンが突撃して行く
『はいはい!いらっしゃいませニャ』
『マラサダ………ジュルリ……』
『ニャア? バケッチャ………まさか!?』
店員の格好をしたニャースに嫌な予感が過る
『あっ………』
『ニャ!?』
綺麗に予感が的中し、自分の宿敵とバッチリ目が会う
『ムサシ! コジロウ! ピカチュウが居る『ちょっと面貸しなよ』ムググ!?』
『あぁ待って~マラサダ!!』
<でんこうせっかで>ニャースに近付き彼の口を塞ぎ、大急ぎで彼とバルスリンを抱えピカチュウは路地裏に向かう
『ちょっとピカチュウ!!』
『待ちなさいよ!!』
『置いてかないで!!』
『痛ぇ……あの野郎……急に俺を落として行きやがって……あぁ……歩くのめんどくせぇ』
ゴロゴロ ゴロゴロ
寝ながらピカチュウ達を追い掛ける
「あれ? ニャース何処行った?」
「ちょっとまさかサボり?
全くもう、アイツの今日の晩飯アタシが食べてやりましょ!!」
「クラッカー1枚ぐらい食わせてやれよ」
《路地裏》
『ニャニャ……ニャアをどうするつもりニャ!?』
『大丈夫取って食ったり何かしないよ、君に手伝って欲しい事があるだけだから』
『手伝って欲しい事? お断りニャ!!
こんニャ誘拐みたいな事して来た奴のお願いニャんて聞きたくニャいニャ
今日はロケット団マラサダ屋、異世界支部のオープン日ニャのニャ』
『良く言うね何時もは僕や他の子を拐ってるクセに、まあ無理矢理ってのは確かに可哀想だね
分かった諦めるよ』
『ニャ? 随分素直に引くニャ』
『ねえバルスリン、そういえば今日はまだレッツ爆裂してないよね?』
『えっ? うんしてないよ、めぐみんの体調が良くなってから一緒にヤりに行こうと思ってたから』
『じゃあ先のマラサダ屋のお店で爆発しちゃいなよ♪』
『ニャァニィィ!?』
『良いんですか!?
あのレトロな雰囲気の建造物が跡形もなく消え去る光景を町に居る沢山の人達に見て貰える何て………最高!!!!是非やりたい!!!!』
『ちょっと待つニャ!! あの店やマラサダの材料代にニャア達の世界から持って来た金目の物を売った金を全部使ったのニャァァ!!!』
『ねえ…流石にちょっと可哀想じゃない?』
『良いんだよ、ロケット団は何時もサトシや僕達に迷惑ばっかり掛けるんだから……だからさ、たまには僕達の役に立っても良いんじゃないかな~ニャース♪』
『流石SSP(サトシ セキュリティー ポケモン)……怖い~怖い~』
『わわわわ分かったニャ!!お手伝いするニャ!!!』
『プークスクスwwwマジ焦りしてるとかオニ受けるんですけどwww』
『ピカチュウ、別のキャラになってるわよ』
『おっとゴメンゴメン……ありがとうニャース、じゃあお手伝いの内容だけど』
カクカクシキジカ カクカクメブキジカ
『オミャー良い奴だニャ!!』
『キルちゃんにも言ったけど皆大袈裟だよ』
『謙遜ニャんかしニャくて良いニャ(ピカチュウなんかより数100倍良い奴ニャ)』
『それで通訳してくれるのニャース?』
『勿論ニャ』
通訳者としてニャースを招き入れ、再び花屋へと足を運び店主らしき老婆の元に
『お婆さん!』
「はい~はい~何ですか?」
『このお店にオレンジ色のハニャは売ってニャいのかニャ?』
「オレンジ色の花かい、確かアレは今朝で完売しちゃったわねぇ~」
『リオッ!?』
『在庫はニャいのかニャ?』
「ごめんね今は無いのよ」
『リオッ…………』
「でも大丈夫、私の孫が今花を取りに行ってますので、多分後もう少しで帰って来ますよ」
『ピカカ、ピッカァチュ!』
『リオリッ♪』
「ただいま……はぁ……」
すると店内に、帽子が黒で服とズボンに靴が黄色と中々に派手な色合いのファッションと胸の辺りに赤いワッペンをする若い男性が入って来た
「おやお前どうしたんだい?
手ぶらじゃないか」
「それが聞いてくれよ婆ちゃん、花畑に仕入れに行ったら何時の間にかモンスターが3体も住み着いててさ
ソイツらに追い掛け回されて花回収出来なかったんだよ……」
「おやおや……あの場所はご先祖様がモンスターが近付かない様に魔法を掛けているというのに、困ったね」
『アシッ! アゥアゥ、アシィマアッ!』
するとイブがニャースに何かを伝える
『はいはい分かったニャ
お婆さん、そのモンスター達を追い払ったらさっきのお花をタダで貰っても良いかニャ?』
「うーん……そうですね~このままじゃ仕入れが出来なくなりますし、構わないですよ~」
『では花の仕入れ先を教えて欲しいのニャ』
「この町から南にある……ホレ!一番大きな木があるでしょう~
あの木の周りはワシらの土地でして、そこの花畑に咲いてますよ」
『ありがとうニャ、では早速取りに行って貰うニャ』
「お客さん辞めた方が良いよ、あの3体スゲー剣幕で追い掛けて来て攻撃して来る凶暴な奴らだったから」
『心配は無用ニャ、ニャアではなくコイツらが行くのニャア
じゃあ後は頑張ってニャア!?』
ピカチュウがニャースの体を引っ張り店の外に連れ出す
『ニャんでニャアの体を引っ張るのニャ!?』
『帰ろうとしてるからだよ、ニャースも一緒に行くよ』
『ニャア!? モンスターとやらを倒すのに通訳は必要ニャい筈ニャ』
『そうだね、だからモンスター退治の頭数に君を入れたいの』
『嫌ニャ!! ニャアは怖い目に会いたくニャ『バルスリン、爆発の用意』最後までお付き合いするニャ!!』
『はぁい交渉成立♪
じゃあニャースには、もしモンスター達が僕達でも敵わないぐらい強かった時に僕達が逃走する時に使うピッピ人形の役割を任せるね♪』
『囮ニャのかぁぁ!!!!』
『未来の神の目を持ってしても、どっちが悪党か分からなくなってきたわ………』
『ねえ……皆……』
『どうしたのリオル?』
お婆さん達に聞いた花畑に向かおうとする皆をリオルが止める
『違うお花を買うから……行くの辞めよ』
『はぁ!? 何言ってんのよアンタ!?』
『急にどうしたの?』
『だって……そのモンスター達が本当に強かったら皆ケガしちゃうし………最悪な場合………そうなったらボク……うぅ……嫌だよ……』
『リオル……』
『ふわぁぁ……しょうがねぇな……あんがとよピカチュウ、こっからは歩くぜ』
『オッケー!』
『よっこいしょ!安心しなリオル
ピカチュウも居るし何だかんだお前含めて全員中々に腕は立つんだ無様にヤられねえよ』
『そうそう、それに念の為のピッピ人形も居るしね』
『ニャアをピッピ人形扱いするんじゃニャース!!』
『それに俺も今日は本気出してやっからよ、だから泣き止みな』
『ナマケロ……本当に良いの?』
『あぁ男に二言はねえ、それに……フッ
男は女の涙に弱い生き物だ、だから本気出してやるさ』
『ナマケロ………うん♪ありがとう♪』
『なにアイツ格好付けてんの……』
『そもそもナマケロさんが花占い何かやらなかったら、お花取りに行かなくて済んだのに……』
『完全に忘れてるわねアレじゃ……』
『まぁまぁ……ナマケロがアイリス以外の事にヤル気出してくれたんだから素直に受け取って上げようよ』
<アクセルの町から南に進んだ大きな木の側>
お婆さんと孫から聞かされた場所にやって来た一同は先ず
『良いかお前ら
先ずは草むらに隠れて例のモンスター3体の所在の確認と、どんな奴らかチェックするぞ
ソイツらの特徴を全員で分析し適切な対応で対処するんだ』
『オッケー、居なくても直ぐに行っちゃダメだよね?』
『あぁ向こうも隠れてるかもしんねえからな、気付かれないよう近づいて………ん?
聞いてんのかお前ら?』
『あっ……ゴメン……』
『まさかアナタがそんな真面目にピカチュウと一緒に作戦を指示してくる何て思わなくて……』
『あはは……僕も王都に居た時に初めて見た時はビックリしたよ』
『言っただろ今日は本気出すって、ピカチュウと俺ら全員なら勝てる可能性は高いが念には念を無駄な戦闘は避けるべきだ』
『ナマケロ……格好良い♪』
『嬉しいが褒め言葉のブーケは、全てを終えて目的を達成してから手渡しなリオル』
『うん♪』
(本当にメチャクチャ格好付けてんニャあコイツ……あれ?イブってニャまえのアシマリが居ニャいニャ)
『さあ暫くは草むらに隠れて様子見を』
『あったぁぁ!!! リオル合ったわよオレンジ色の花!!』
『イブ!?』
『うぉぉい!!何勝手な行動してんだイカれ女!!!』
『未来の神が隠れてコソコソなんて御断りよ!!!
それにご覧なさい!! ちゃんと欲しい花はゲットしたわ!!!』
『ダレダ?ダレダ?』
『セッカク ネテイタノ2』
『オコシタノ ダレZ?』
『ギャァァァ!?』
花畑から目当てのオレンジ色の花を束にし掲げるイブの周りを、花畑で寝ていたらしき3体の生き物が起き上がり取り囲む
『って………何よこの世界のモンスターかと思ったら、コイツらポリゴンとポリゴン2とポリゴンZじゃない』
最初こそ悲鳴を上げたイブだったが、周りを取り囲む生き物が<バーチャルポケモン>ポリゴンと進化系であるポリゴン2とポリゴンZである事に肩の力が抜ける
『へーアイツらポリゴン2にポリゴンZってニャまえニャのニャ?
初めて見るポケモンニャ』
『僕も』
『あら?ピカチュウとニャースって色んな地方を旅して来たのにポリゴン2とポリゴンZに初めて会うのね?』
『うん………というか進化前のポリゴンにも会った事……あれ……どうだったニャース?』
『うーん……会った様ニャ……会わニャかった様ニャ……うーん……ニャぜか分からニャいが、思い出すのを誰かに禁じられてる気分ニャのニャ』
『何だぁそれ?』
『タイショウノ ニンシキ カクニン カンリョウ、アシマリ!アシマリ!
ホカノポケモン二 ヤットアエタ』
『アタシはタダのポケモンじゃないわよ、未来の神になるポケモンよ』
『ナ2ヲイッテルカ、ワレワレ2ハワカラナイ
ダガ ポケモン2アエテ ウレシイ♪』
『あら?結構友好的じゃないアンタ達』
『ワレワレノデータデ コノバショ ベツセカイダトハンメイシタ、オナジポケモン二アエテヨロコブの トウゼンノコトZ』
『ならポケモンにだけでなく、人間にも友好的にしてあげなさいよ』
『2ンゲン2? モシカシテサッキノ キイロノフクノオトコノコト?』
『そうそう、あの人この場所の持ち主の人間よ
そんな所で勝手に住むわ追い返すとかダメじゃないの』
『ソレハスマナイ アノニンゲン ワレワレノイチゾクガ ケギライスルポケモン二 ニテイタカラ ツイワレワスレコウゲキシタZ』
『(あの人ポケモンに似てたかしら?)
まあ過ぎた事は仕方ないわ、それにキチンと反省している様だし
未来の神として今回は見逃してあげましょう』
『『『リカイフノウ? リカイフノウ?』』』
『どうやら無駄な争いはしニャくてすみそうニャ(ピッピ人形にニャらニャくて済むニャ)』
『そうね、じゃあお花を摘んでキルちゃんの代わりにネギを買って帰りましょ
それに、あの子達に帰る方法を教えて上げないとね』
『じゃあ僕が説明して来るね
君達! 元の世界に帰る方法があるんだ、取りあえず僕達のトレーナーが居る場所に来てくれるかな?』
ピカチュウがポリゴン達に説明会しようと、彼らやイブの側に寄る
すると
『ピカチュウ……ピカチュウ……アシマリノ……ナカマ……ピカチュウ?』
『違うわ、彼はアタシの熱烈な信者よ』
『勝手に入信させないで!!!
僕は彼女の仲間だよ、だから安心して』
『トライアタック!!』
『わぁぁ!?』
『ちょっと何するの……あぁ!?
せっかく集めた花が!!!』
突然ポリゴンがピカチュウとイブに向かい赤と青と黄色に光るエネルギー弾<トライアタック>を放つ
何とか交わせたが、イブの持っていた花に命中してしまい無残に散ってしまう
『『『ピカチュウ……ピカチュウ……ピカチュウ……ピカチュウ…ピカチュウ……ピカチュウ……ピカチュウ
ピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウ』』』
『ひぃ!? 何よコイツら……急に様子が』
『ピカチュウ……ホロブベシ!!!』
『ワレライチゾクノ セキネンノウラミ……イマハラスベシZ!!』
『積年の恨み!?』
『トライアタック!!』
『わぁぁ!? ちょっとピカチュウ!!アンタあいつらに何したのよ!!!』
『知らないよ!!! 今日初めて会ったんだよ僕!!!
きっと別人……いや別ポケだよ!!!』
『んな事どうでも良いから『レイトウビーム!!』わぁぁ!!アイツら何とかしなさいよ!!!』
『分かった!! 可哀想だけど大人しくして貰うよ、でんこう『トリックルーム』せ~~~~~~~~っ~~~~~~~~か』
『レイトウビーム!!』
『し~~~~~~ま~~~~~っ~~~~~た~~~~』
『なに凍ってんのよ!?』
『デンジホウ!!』
『わぁぁ!? ちょっと何でアタシにまで攻撃すんのよ!!』
『ピカチュウ ナカマ ワレラノテキZ!!』
『ヤベェ……ピカチュウみたいな素早い奴にはトリックルームは最悪の技だ』
『ニャハハハハwwwwピカチュウざまぁ見ろニャアwww『静かに!!気付かれたら私達にも攻撃して来るわよ!』ニャァ!!』
『あのポケモン達、まだ私達の事には気付いてないね』
『ならピカチュウとイブには悪いけど、このままポリゴン達の気を引いてもらいましょう
その間に必要な花だけでも集めないと、もし私達とポリゴン達が戦ったら花が全滅しちゃうわ』
『そんな!!』
『ならマフォクシーお前が行ってこい、トリックルームの中なら、こん中で一番デカクて重いお前が早く動け…言い方悪かったスマねぇ……だから杖向けんな……』
『マフォクシーさん今は先ずお花を』
『…………そうね、じゃあ行ってく』
『皆助けてぇぇ!!!』
『わぁぁぁぁ!?』
『オミャァァ!! 草むらを掻き分けるニャァァ!!!』
『アンタ達が全然助けに来ないからでしょ!!!!』
『セイタイハンノウ カクニン
ニャース ナマケロ マフォクシー バケッチャ リオル
アシマリ キュウジョヨウセイ イライシテイル アイツラモナカマ
ピカチュウノ ナカマ!!!』
『わぁぁぁ気づかれたぁ!?』
『お前のせいで見付かったじゃねえか!!どんだけ足引っ張んだぁぁ!!!』
『コソコソしないで未来の神を助けてぇぇ!!!』
『こうなったら!!』
『ニャア? マフォクシー……ニャンとニャく分かるけど、ニャンでニャアの背中を持ってるニャア?』
『行きなさい!! ピッピ人形!!!』
『ですよねぇぇ!!!』
『ピッピニンギョウノカノウセイ0%
タイショウブツ……ニャースノカノウセイ100%
ゲキタイスルZ、トライアタック!!!』
『ニャァァァァ!!!!
今日は1人でやな感じぃぃぃ!!!』
綺麗に星になるニャースであった
『ニャースノゲキタイカクニン ノコリモスミヤカニ ハイジョ ハイジョZ』
『ピカチュウノナカマ ユルスマジ』
『ゼッタイ2クチクスル』
『どうやらやるしかないみたいだな……』
『そうみたいね』
『任せて!! 私が全員綺麗な花火にしてあげるわ!!!』
『待ってバルスリン、貴女が爆発したらお花が全部失くなっちゃう!!!』
『あぁ!? そうでした!!!!』
『リオル、俺とマフォクシーとイブでアイツらの相手をするからお前とバルスリンはその間に花を摘め』
『分かった』
『えぇ!? 何でアタシまで戦闘要員に入ってるの!?』
『未来の神だったら困ってるポケモンを助けな』
『うっ…………分かったわよ……(アクア様……どうかアタシに加護を……)』
『クラエZ
シャドーボール!!』
『マジカルフレイム!』
ポリゴンZの放つ<シャドーボール>をマフォクシーは<マジカルフレイム>で撃墜する
『(しめた)
ほうれぇ!!アンコール!!アンコール!!』
『コウゲキノ サイドヨウセイヲカクニン タダチニジッコウスルZ
シャドーボール!!』
『ふん! 俺には効かないぜ
マッドショット!!』
『メニ ドロガ コンニュウ スピードノスウチ ゲンショウヲカクニンZ』
『減少してんのはスピードだけじゃねえぜ、じごくづき!』
『グギギギ!』
『体力も減少してるぜ』
『キュウショヲ……ツラ……ツラヌカレ……グギギギ…ギギギ……セントウゾッコウ……フカノウ……Z』
バタン
『マジカルフレイム!!』
『トライアタック!』
『だいもんじ!!』
『トライアタグフゥ コウゲキメイチュウ……マフォクシースピード……トリックルームナイ2テ ゲンザイノスウチ…サイソク…サイソク……ヒジョウ2キケ『だいもんじ!!』グフゥゥゥ!!
セントウ……ゾッコウ……フカノウ……リダ……リダツ……スル』
バタン
『良いわよマフォクシー、貴女が重くて助かったわ!!』
『燃やされたくなかったら貴女もポリゴンの相手をしなさい!!!!』
『はいはい!
哀れな困り人……否…困りポケのポリゴン、大人しくしていれば直ぐに故郷に帰れたというのにアナタは未来の神であるアタシに牙を剥けた
それは如何なる罪よりも重い大罪、その罪によりアナタは裁かれるのです
さあ偉大なる神の裁きをその身に受けなさ『ジュウリョク!』いぃぃぃぃぃぃ』
『『何やってんだ(の)!!!!!』』
ポリゴンの発生させた<じゅうりょく>に圧され地面にめり込んでいく
『良くも……未来の神を……地べたに這いつくばせたわね…………アクシズ教の教訓の1つ
ヤラレたらヤり返す……倍返しよ!!
ゴッドォォフォース!!』
ただの<ムーンフォース>をポリゴンに放つ
が
『ちょっと何処に向かって撃ってんの!?』
<じゅうりょく>に圧され、地べたに這いつくばらされた事で頭に血が上り冷静さを失ったイブの放つ<ムーンフォース>はポリゴンではなく
『リオルさん、今の内に』
『うん
えっと……オレンジ……オレンジ…』
『あった』
ビシャァァン!!
『『わぁぁ!?』』
『あっ……』
バルスリンとイブの方に向かい通り過ぎる
『お前なぁ……』
『かかか神だって失敗する日があるのよ!!!』
『バケッチャ リオル ベツコウドウ コウドウ リユウ ブンセキ
ブンセキカンリョウ ハナバタケ二ナニカアル』
『しまった!?』
『タダチニボウガイ ジッコウ
ハナバタケ ハカイコウセンデ ハカイスル』
『えぇ!?』
『ヤベェ!?』
花畑に向かいポリゴンは照準を合わせ、ナマケロが攻撃しようと向かうが
『デンジフユウ』
『クソッ!!空中に逃げやがった!!』
『あわわ!? どうしよう!!』
『させない!!』
『リオルさん!?』
『何処行くのリオル!?』
ポリゴンとは反対側に向かい猛ダッシュする
『エネルギー ジュウデン カンリョウ』
(お願い……ぶっつけ本番だけど……どうか……成功して!!)
『ハカイコウセン』
『このゆびとまれ!!!』
『ターゲットキンキュウヘンコウ ハナバタケデハナク リオル二ヘンコウ
ハッシャ!!』
花畑ではなくリオルの方を向きポケモンの技でもトップクラスの威力を誇る<はかいこうせん>が放たれる
『うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』
『『『リオル!?』』』
『リオルさん!?』
<はかいこうせん>が直撃しリオルの悲鳴が辺りに響き渡る
『ハカイコウセン チョクゲキ リオル セントウゾッコウハ フカノ……ウ!?』
『ハァ……ハァ………残念だけど……ボクは……倒れてないよ』
『コンピューター ケイサン……マチガイナシ……イマノ ハカイコウセンデ リオル タイリョクツキルハズ……』
『ボクはダクネスのポケモンだもん……だから……ダクネスみたいに……丈夫なんだ!!』
『リカイフノウ……リカイフノウ……ハカイコウセン……ニヨリ……チャージジカン……モトム……ジュウビョウ キュウビョウ』
『させないわよ!!』
『そうよ!!』
『ハチビョ!?』
空中に浮遊し<はかいこうせん>による反動で動けない時間を過ごそうとするポリゴンの背に<みずでっぽう>で飛んできたイブと、彼女に抱えられたバルスリンが乗る
『良くもアタシ達の仲間にはかいこうせん何かぶちこんでくれたわね、バルスリンやっちゃいなさい』
バルスリンを残し地上に戻る
『うん!
フッフフ、空中に避難してくれてありがとう
これでアナタを飛びきり美しい花火にしてもお花は無事だもの♪』
『ハナビ?』
『だいばくはつ!!!』
ドガァァァァァァァァン!!!!!!!!
『ガァァァァ!!!』
『うわぁ……ゼロ距離で……』
『たぁ~まや~』
『ソンショ……ウカショ……タスウ………キノウ……キノウ……キノウ…キノウテイ………シィィィ』
バタン
ゆっくりと地上に降りていきポリゴンは倒れる
『あぁ~♪今日も良きレッツ爆裂ぅ~♪
めぐみんにも見せたかったなあ……でも………この解放感はやっぱりクセになるなぁ~♪正にアバンギャルド♪』
『プークスクスwww身を持って思い知ったわねアンタ達!!コレが未来の神に牙を剥けた者の末路よ!!』
『お前バルスリンを運んだだけだろうが……』
『それでもお手柄でしょ!!
さてと………アクアリング!』
『わぁ!?』
『そん中に入ってれば体力が回復するわよ』
『ありがとうイブ♪』
『バルスリンにもあげるわね』
『私はいらない……この爆発した後の達成感や高揚感を……もっと感じておきたい~♪』
『そ……そう、なら暫く寝ておきなさい
もうリオル、危ない事しないでよ心配したじゃない!!』
『ご……ごめん……』
『まあ良いじゃねえか無事なんだし、というか新しい技覚えたんだな』
『うん、ぶっつけ本番だったけどね
ダクネスが何時もボクの為にデコイって攻撃を引き寄せる技を使ってくれてるのを見ていたから、ボクも似た技を使えるかなって……上手く出来て良かったよ♪』
『マジカルフレイム』
ポタ ポタ ポタ
『ふぅ……ありがとうマフォクシー』
『構わないわよ』
『流石のお前も凍らされたらキツイんだな、お前だけ戦闘未参加になるなんてよ』
『グサッ!!
うぅ……』
『なぁに落ち込まなくて良いぞピカチュウ、
最後は少しは活躍はしたが、それでも拭えないぐらいのヤラカシを引き起こしたイブが一番の足手まといだ』
『はぁ? 未来の神が足手まとい……どうやら裁かれたいみたいねアンタ』
『下々のポケモンに少し煽られたぐらいで神がキレんなよ』
『何か皆に対して上から物言ってるけど、そもそもアナタが花占い何かしなければ私達が花を取りに来る事もポリゴン達と戦う必要なんて無かったの忘れてないかしらナマケロ』
『あぁ!? そうだよ!!
一番の戦犯はナマケロじゃないか!!!』
『自分の事を棚に上げて、よくもアタシを足手まといなんて言ったわね!!!』
『グゥ~グゥ~』
『『寝るなぁぁぁぁ!!!!』』
『プッ! ハハハ♪
ねえ皆、ナマケロに文句を言う前に早くお花を摘んでポリゴン達を皆の所に連れて行ってボールに入れてあげようよ』
『そうね、この子達また起きたら暴れるかもしれないし
私がポリゴンZとポリゴン2を抱えるから、ナマケロかピカチュウはポリゴンをお願い
イブ!貴女はバルスリンを』
『分かったわ『町を歩く時は私を町の人に見せつけながら歩いてね~♪あんな美しい爆発を起こしたのは私と見せつけたいから♪』……アタシを変な趣味に巻き込まないで
そんでピカチュウ、結局コイツらアンタに何の恨みがあるわけ?』
『だから別ポケだって、会った事ないのに何で恨みを買うのさ』
『分からねえぜ、お前が覚えて無いだけで恨みを買う様な事やらかしてんじゃねえか』
『うーんでも本当に覚えが……って……もう嘘寝は終わったんだね、そしてまた僕に運ばせるつもりなの?』
『俺は頑張ったんだぜ、運んでくれよ』
『僕ポリゴンを運ぶから家に帰るまで頑張りなよ、はい自分の足で歩く!!』
『ちっ……分かったよ』
『じゃあお花は』
『ボクが摘むよ、ボクがダクネスのパパにあげるプレゼント何だから』
『もうアクアリングから出て大丈夫なの?』
『うん! もう元気いっぱいだよ♪』
『はかいこうせんを食らって立ってるし、アクアリングの治療も少しで良いなんて凄い体力だね
このゆびとまれもだけど、本当にダクネスみたいになって来たねリオル』
『エヘヘ♪
そう言って貰えて嬉しいよ
ボクの目標はダクネスみたいな女性になる事だから最高の褒め言葉だよ♪』
『『『『『その目標は辞めた方が良い』』』』』
『………えっ?』
何故か渋い顔をする皆に否定され困惑するリオルであった。
《カズマの屋敷 夕方》
『ただいまぁ!』
『お帰りロト』
『あっ! ロトム帰ってたんだね』
『丁度さっき帰って来たロト、リオルと皆は何処に行ってたロト?』
データ集めから帰って来ていたロトムに出迎えられる
『お買い物だよ♪』
『お買い物ロトか、皆だけなんて珍しい……ロト!?
ポリゴンにポリゴン2にポリゴンZ、この3体はどうしたロト?』
『ちょっと訳あってバトルする事になったのよ』
『お買い物なのにバトル………うーん……一体どういう事ロト?』
『女の子に対して未練たらしい、この男のせいでバトルする事になったのよ』
『おいおい~花取りに行ったのは俺のせいだが、コイツらとバトルする切っ掛けはお前が勝手な行動するからじゃなかったかぁ~このイカレ女』
『本当に裁かれたいみたいね………ゴッド』
『イブさんストップ! 返り討ちに合っちゃうわよ!!』
『何でアタシが負けるのよ!?』
『ロトム、ゆんゆんは屋敷にまだ居る?』
『居るロトよ』
『じゃあ通訳してくれる、ポリゴン達をボールに入れて欲しいって』
『分かったロト!』
《数分後》
「じゃあこの子達は後で私が教会に連れて行くわね」
『ピカピカ ピィカァチュ』
『ありがとうだってロト』
「どう致しまして♪
所で皆、キルちゃんと途中で会わなかった?
おネギを買いに町の方に言ったんだけど」
『ピッ…?』
『フォクシイ……フォクシフォ、マフォクフォック』
「どうしたの皆?」
『何だか今思い出したって言ってるロト』
「思い出したってキルちゃんの事を?」
バタン
完全にキルちゃんの事、そして彼女から預かったネギを買うお金と買い物袋を花畑に起きっぱなしにした事を忘れており
今やっと思いだし、さあコレからどうしようかと考えると同時に屋敷の扉が開く
『キッ………キルァキリ……』
満身創痍のキルちゃんがゆっくりと中に入って行く
「キルちゃん!? どうしたのそんなにボロボロになって!!!」
『キルキィ、キルアキル!
キィルアキルゥ』
「えぇ!? 何で店主さんのユキメノコと戦ったの!?」
『キルアキルキリ!!』
「自分のプライド…………流石私の友達ねキルちゃん!!
私もめぐみんに勝ちたいのは未来の紅魔の長になる女のプライドだもの!!!」
『キルキィ! キルアティ♪』
「やぁ~そんなぁ~♪キルちゃんったら褒め上手なんだから♪」
『あのユキメノコにギリギリとはいえ勝つなんて、本当に実力が上がったロトねキルちゃん』
『キルァキ!』
「所でキルちゃん、頼んだおネギは?」
『キルッ! キルキィル、キルキルアキリ?』
『ピッ………ピィカァピ……』
『キルキリア?』
『アシマ……アシィアゥアゥ』
『キルゥ!?』
「どうしたの?」
『ユキメノコとバトルするからネギをピカチュウ達に頼んだけど、皆忘れちゃったみたいロト』
「あららそうなんだ、大丈夫よキルちゃん別にネギが無くても雑炊は作れるし
それに何時もお手伝いを完璧に手伝ってくれるキルちゃんでも、こんな風に失敗するんだって知れて……フフ♪何だか新鮮♪」
『キルゥゥゥ!?』
「待っててね、今から雑炊をめぐみんや皆に食べて貰うから」
『キルキル!! キルアキリィ、キィルゥリイ!!!』
「キルちゃんも手伝って……あれ? キルちゃん?」
またしてもキルちゃんはテレポートで姿を消す
『私の辞書に失敗は無いんです、だからもうおネギを買いに行ってくるって言い残してたロトよ』
「えぇ!?
本当に買いに行かなくても作れるのに……いえ待って………きっとキルちゃんはめぐみん達に早く元気になって欲しい、それ即ちめぐみんと早く戦いたい私の為に……うぅ……キルちゃん……やっぱり一番の友達は貴女よ!!!!
分かった、何時までも待ってるわ私!!!』
『本当はゆんゆんに自分がミスするのをコレ以上見られて同情されたくないって言ってたロトよね?』
『そうだけど、彼女には言わないであげて……』
『おぉいリオル』
『なに?』
『そろそろお迎えが来るんじゃないかい』
『あっ!?本当だ!!』
ダクネスと一緒に自宅に帰る為に、彼女が夕方には迎えに来る事を思いだし花を持ちながら自室に向かう
《数分後》
『リオルさん、本当にアクアさんが作ってくれたそのメイド服気に入ってるわね?』
『うん、こういう可愛い服を今まで着た事がなかったからね』
『そうなんだ、でも凄く似合ってるよ』
『本当ね、可愛いメイドさん♪』
『まあアクア様が作られた衣装なんだから可愛いのは当たり前だけど、着る奴も可愛いくなかったら魅力削減だものね』
『エヘヘ♪ありがとうバルスリン♪マフォクシー♪イブ♪』
『じゃあアタシ達も用意して来ないとね』
『ごちそう……ジュルリ』
『本当に参加するつもりなのね……』
『い……一応ダクネスに聞いてみるね』
『女の子って本当オシャレの話好きだね?』
『可愛いや綺麗な女の方が良いって今日も言ったろ
所でピカチュウ』
『なに?』
『花買わなくなったんだからカズマの金返しな』
『やだなナマケロ……ちゃんと僕部屋に返したの見たでしょ』
『ジャンプしな~』
『…………ピョン』
ジャランジャラン
『ロト!? 尻尾から小銭が出てきたロト!!』
『さっきから尻尾がくるまってて変だと思ったんだ……没収するぞ』
『ケチャップが欲しかったんだよ!!!』
バタン
すると屋敷のドアが開かれ
『リッ? リオリオ、リオル!!
リオリィリオル!!』
帰って来たダクネスにお帰りと良いながらリオルが近づく
「…………………」
「リオリオ?」
だがダクネスはそんなリオルに気付く事なく、暗い表情を浮かばせ重い足取りで奥に向かっていた
『リオリオ!!』
「わっ!? リオル………す…すまない!!
考え事をしていて気付かなかった……」
『リィオ? リオリオ! リオリィ♪』
積んできた花のブーケを彼女に手渡し、一緒に家に帰ろうと彼女の肩に乗る
「リオル………実は………」
『リオリリオ?』
『…………………実はお父様に急用が出来たんだ……だから……誕生日パーティーは中止になった』
『リィ?』
『『ガァァァァァン!!!!』』
『マフォ………フォクシイ……』
驚くリオルよりも落ち込むイブとバルスリンにマフォクシーが思わず呆れてしまう
「すまない……せっかく一緒にプレゼントを選んだのに……」
『リィオリィ♪
リオリィリオル?』
『パパは何時帰って来るんだってロト?』
「………………」
『リオリオ?』
『ダクネスどうしたロト?目が赤いロト』
「あっ………か……花粉のせいだ……さあ何時帰って来るんだろうな………かなり遠出らしいから……もし帰って来たら………必ず……必ず誕生日パーティーをやろう……リオル……」
『リィオ?』
リオルを床に座らせ自分の部屋に入って行くダクネスを、リオルは不思議そうに眺めていた。
一方その頃
『待ってぇぇぇ可愛いオスネコ君!!!』
『アタシ達と良い事しましょう!!!』
『嫌ニャァァァ!!!』
あの後、大量のメスのオークの群れの側に落ちたニャースは
『誰でも良いから………早くニャアを助けてくれニャア!!!!』
『逃げ足が早いわねぇぇん待ちなさぁぁい!!!!』
『可愛いがってあげるわぁぁん!!!』
命懸けの鬼ごっこをしていたのであった。
キルちゃん いじっぱり
ユキメノコ なまいき
ティアラ すなお
オーティス れいせい
他のポケモン達の性格はこんなイメージです