ムサシ「恋愛なんてガキンチョ共には10年早いわよ」
コジロウ「俺たち、お兄さんとお姉さん5年遅い」
的な台詞があったから25歳であってるのかな?
『リオッ! リオリィ!! リィオ!!!』
「今日も特訓に励んでいるなリオル」
『リッ? リオリオ♪』
「フフフ、お前は本当に可愛いな
戦いには全く役立たずだが、私の心を癒すのには便利な生き物だ」
『…………リッ?』
「そうだ、いっそのこと戦いや無駄な練習なんか辞めて私のペットになればいい」
『リィオ……リィオ……リィ………オ!!』
「何だその目は………嫌なら私の手持ちから離れサトシやカズマ辺りのポケモンになれば良いだろう、可愛いポケモンならお前以外にも沢山居るしな」
『リッ………リオ……リオリオ……』
「それにお前の代わりになりそうなポケモンをゲットしたんだ、役立たずのお前よりも強そうな奴をな
よーし、お前でコイツの強さを確かめて見るとするか」
『リオリオ……リオリオ………』
「さぁ………出てこい!!!」
パシュン!!
『リィィオォォォ!!!!!!』
『ハッ!?
ハァ………ハァ………夢……か…………だよね……ダクネスが……あんな酷い事言う訳ないもん』
{最後ぐらいワタクシの役にたちなさいよ!!!}
『ヒィ!?
大丈夫………もう……此処には居ないん……だから…………大丈夫…大丈夫……フゥ……
騒いでゴメンねダクネ………あっ………そうだった今ダクネスはお家に帰ってるんだった』
時刻は深夜、ダクネスが実家に帰った為に今日はリオルが1人で寝る事に
一緒に寝ようとバルスリンやマフォクシーが誘ったが、もしかしたらダクネスが夜に帰って来るかもしれないので断り彼女の部屋のベッドで1人で寝ていたが
{汝にとって最も辛いと思う出来事が、みたび汝を襲うであろう
なので努力を怠る事なかれ、以上だ}
『あの悪魔の人にあんな事言われたからかな、夢にまで出てきちゃったよ……大丈夫!もう絶対起きる訳ないんだ!
早く寝よう、明日はサトシとピカチュウとバトルするんだから』
<次の日 アクセルの町 郊外>
「よし、此処なら思いっきり戦っても大丈夫だな」
『ピィ……ピィカァ……』
バトルをしようとサトシとピカチュウ、そしてリオルがやって来た場所は
めぐみんとバルスリンとセレナの爆裂トリオによって更地となった場所である、なのでモンスター所か他の生物や人も居ない為に思いっきりバトルが出来ると喜ぶサトシと違いピカチュウは複雑な反応を見せていた
『リオリ! リオリィオ!
リオルリィ!!』
「待ったリオル、今日バトルするのはピカチュウじゃないんだ」
『リィ?』
いざバトルを始めようと戦闘態勢を取るリオルに待ったを掛ける
「お前にとって凄く良い相手になると思うぜ
いでよルカリオ!!」
地面に魔方陣が浮かび上がると、其所からリオルと全く同じ体色で上に伸びた2本の耳と左手にオレンジに光る丸い石が付いたグローブを装着している
リオルの倍の大きさをしたポケモンが出現する
『リオルリ!?』
「久しぶりルカリオ♪」
『ピカァチュウ♪』
『ルカリ!! ルカリィオ!!』
リオルの進化系である<はどうポケモン>ルカリオがサトシとピカチュウに飛び掛かる
「ゴメンな今まで呼べなくて、俺の新しい仲間が進化した姿は自分の目で見たいからリオルの進化系のお前を皆の前で呼べなかったんだ」
『ルカリ、ルカリッリ!』
気にしないでくれと強く頷く
「へへ、ありがとな♪
それでなルカリオ、今日お前を呼んだのは其所に居るリオルと戦ってくれないか」
『ルカァリ?』
『リィオッ♪リオリッオ♪』
{リオリィ♪ リオリィオ♪}
『………ルカァリイ』
自分の進化先であるルカリオに会えて興奮するリオルを見て、カロスのジムリーダーコルニのルカリオに憧れていたリオル時代の自分を思い出す
「今度はお前が尊敬される側になったな」
『ピカァピィ!』
『ルカリィ!』
「そんじゃルカリオ、リオルのトレーナーは今居ないからバトルはお前に任せる」
『ルカリ、ルッカァ!!』
「よし、バトル開始!!」
『リオッ! リィオッ!!!』
ダクネスが居ない為リオルとのバトルはルカリオの意思に任せ、ピカチュウと共に見学するサトシ
そしてバトルが始まると共に先制攻撃を仕掛け突撃するリオル
『ルッカ?』
だがリオルの拳は綺麗に空を切り、受け止めようとしたルカリオが呆気に取られる
『リィ! リィオッ!!』
ならば次は蹴りだと<メガトンキック>を向けるも
『ルッカ?』
コレもルカリオに当たらず地面に命中する
だが
『ルカッ!? ルカァ!!!』
リオルの蹴りが命中した地面が割れ、まるで地割れの如く迫り来るもルカリオは直ぐに移動する
『ピッカピ』
「あぁ、パワーは間違いなくあるな」
『ルカッ
ルゥゥゥカァァ!!!』
ならばお返しと、両手から強烈な波動を放ち必ず相手に命中する攻撃<はどうだん>を発射する
『リオッ!!
リィィィィオ……』
迫る<はどうだん>をリオルは両手で受け止め押し返そうとする
『リィィ……リィィィィ……リィオッ!?』
だが威力を殺せず吹き飛んでしまう
『リオリ……リィオッ!!』
『ルカァアリ!!!』
『リィオッ!!』
何とか立ち上がったリオルにルカリオが鋼となった拳を弾丸の様なスピードで放つ技<バレットパンチ>を放ち、慌ててリオルが防御の態勢に入る
『ルッカァ!』
『リオッ!?』
するとルカリオは<バレットパンチ>を途中で辞め、防御する為、前にしたリオルの両手を掴み
『ルゥカァァァ!!!!』
『リィオォォ!!!』
そのまま一本背負いで地面に叩き付ける
「やっぱり自分の進化前だからなのかな?
ルカリオの奴リオルの好みに気付いたの」
『ピィカァ、ピカピカァ』
「やっぱりルカリオを呼んで正解だったな♪
勝負あり! このバトルはルカリオの勝ちだ、ありがとなルカリオ♪」
『ルッカァ!』
『リィ…………リオリ……』
また攻撃が当たらず敗北し悔しがるリオル、そんな彼女にサトシが近付く
「なあリオル、ちょっと聞きたい事があるんだ」
『リオ?』
「お前って最初に会った時にきあいだまを使ってただろ?
ダクネスにボールの投げ方を教えられるぐらい上手いし、アレなら外す事なく命中させてたんだから
近距離攻撃は辞めて遠距離攻撃を鍛える気はないか?」
『リオッ!?』
{ちょっとリオル!!!
また腹筋何かして!!貴女はワタクシの可愛いポケモンなんだから筋肉なんか付けないでって言ったでしょ!!!}
{リオ……}
{どうせ筋肉なんか付けたってパンチもキックも当たらないんだから無駄な努力なんか辞めなさい、それに殴ったり蹴ったりなんて野蛮で下品な戦いワタクシのイメージダウンになるし}
{リィ………………リィ……}
{何ボーとしてんの、さあ今日もお父様からギルガルドを借りてきたから}
{ギルガァ!!}
{さあ今日こそ勝って、さっさとルカリオに進化して美しい波動の攻撃をバンバン覚えなさい}
{リィ…………リィオォ!!!}
『リ………リオリ!
リオル! リィオッリオリィ!!』
『ピカピ、ピィカァチュピカピカ!ピカカ、ピピカァピイカ』
「そっか、近距離攻撃を極めたいんだな
分かった! だったら徹底的にやろうぜ!!」
『リィオ!? リオリィオ?』
「何で驚くんだよ、お前が近距離攻撃を極めたいならソレを応援してサポートするのがトレーナー………って俺はリオルのトレーナーじゃないけど、サポートするのがトレーナーの役目だ
それにダクネスだって絶対こう言うだろうしな」
{はぁぁ!!!}
{リィィオッ!!!}
{なっ!?}
{リオリオ!? リオリィ?}
{平気だ! ソレよりもパンチが剣に当たったぞ、見事だなリオル♪}
{リオリィオ♪}
{100発打って1発は当たるようになったんだ、なら次は10発打って1発当たるように頑張るぞ!!!!}
{リィオォ!!!}
『リオッ!!』
強く頷き返すリオル
「よし!!
じゃあリオル、さっきのルカリオの動きを真似してみないか?」
『リオリィオリ?』
「ルカリオがバレットパンチを打つフリをして、防御しようとするお前の隙を突いて体を付かんで投げ飛ばした動きだよ
投げ技も立派な近距離攻撃だろ、只この攻撃をするには相手に防御しないと危ないって思わせるぐらいのパワーが必要だ
そのパワーをお前は持って居る、だからどうかなって……お前もそう考えてリオルに教える為に一本背負いを決め技にしたんだろルカリオ?」
『ルカァ! ルカリィ、ルゥカァ?』
『リオッ! リィオリィオ!!!』
「そんじゃあヤって見るか!!
ルカリオ! もう1度相手を頼む!」
『ルカリィ!!』
サトシとリオル達が特訓メニューを決めていた頃、アクセルの町にある出店にて中々の大渋滞が起きていた
「いらっしゃいませ~」
『マネッマァネエ~』
「此方お釣りになります
またのご来店をお待ちしております♪」
『ソォォナンスゥゥ!!!』
「この世界にマラサダは無いみたいだし、アローラの時と違ってキテルグマのくれる美味しい蜂蜜も無いから、最初はどうなるか不安だったけど」
「初めて食べる物はどうしても警戒しちゃうもんな、でもオープン前に試食と称して無料でお客さんに配りまくって味を知って貰い、リピーターを地道に増やして行こうってニャースの作戦が上手く行ったおかげで」
「お兄さん! ノーマルとハニー味を2つずつ頂戴」
「はい、ありがとうございます♪
マネネ頼むぞ」
『マンネェ♪』
「中々に良いスタートダッシュを切れたな」
『ソォォナンスゥゥ!!!』
「ソーナンス、アンタがキテルグマから貰ってた蜂蜜の味を覚えていたのも助かったわよ、おかげで再現出来たんだし」
『ソォォナンスゥゥ!!!』
アローラ地方や他の地方で様々な営業やバイトを行って来たスキルを生かし、オープンしてから1週間で流行る店を作り上げる事に成功しご機嫌の気分でマラサダを焼くロケット団
約1名……いや1体を除く
「おーいニャース! 砂糖が切れそうだから買って来てちょうだい!」
『ニャァァ!!! お店から出るのニャア!?』
「当たり前でしょ、早くしてよね」
『ニャァァ……ニャらソーナンス一緒に来て欲しいニャア!!
1人だったら怖いのニャ!!』
『ナァンス………ソォォォナンスゥ!!』
ソーナンスの頭に乗り2匹で砂糖を買いに出る
「ニャースの奴、帰って来てからずっとあの調子ね」
「女の化け物達に追い回されて命ガラガラ……あぁ違った
命からがら逃げ出せたみたいだけど、その時の事がよっぽど恐ろしくてトラウマになったんだ仕方ないさ」
『マンネマネ、マネマネ』
「そうそう、帰って来た時にそうやってブルブル体を震わせて話してくれたな」
「だからって帰って来てからずっと店内に引き込もるのはどうなのよ?
あれじゃニートよ」
「まあマラサダは焼いてくれるし仕事はちゃんとしてくれてるんだ、トラウマを克服するまでは温かい目で見守ってあげようぜ」
「はいはい、所でその温かい目でキチンとマラサダを見なさいよ焦げそうになってるから」
「おっとイケねぇ!!」
「スミマセン」
「はい!いらっしゃいませ♪」
「ノーマルとシュガーとハニー味を1つずつ「退け!!!」キャッ!?」
女性客を突き飛ばし、タバコを加えた強面の男達がサングラスを外しムサシを睨み付ける
「お前ら誰の許可を得て此処に店開いてんだ……あぁ?」
(うわぁ……何コイツ絵に描いたぐらいベタベタな見た目と台詞言うわね)
THE王道な見た目と台詞のソッチ系の人達の登場に引き気味のムサシ
一方
「痛ぁ!!
(もう何よ……4日ぶりに昼休みにユックリ出来るから後輩の子達が話してた話題のスイーツを食べに来たのに邪魔して…って!?むちゃくちゃベタなアッチ系の人!!
巻き込まれない内にさっさと逃げよう)」
「お客さん大丈夫ですか?」
『マネネマンネ?』
「あぁいえ、ちょっと尻餅を付いただけ……………」
トゥンクゥ!!
「どうしました?」
「い……いえ………何でもありません!!!!!」
「おぉ!?あんなに早く走れんなら大丈夫だな」
『マンネェ!?』
突き飛ばされた女性を助けようとしたが、その女性は直ぐに立ち上がり、けしからんボディを揺らしながら走り去って行きコジロウは思わず呆気に取られてしまう
「だ! か! ら!!
建物を譲ってくれたオジサンの営業を引き継いだって言ってんでしょうが!!!」
「そのオジサンってのは、コイツの事だろ」
ソッチ系の男の1人が白髪の男が描かれた紙を取り出す
「そうそうその人よ、ねえコジロウ!!」
「あぁ間違いねえ、その人が店を畳むって言ってたんで、だったら自分達にお店を譲って欲しいって頼んだら貰えたんですよ
だからキチンと許可は取れてる筈ですよ」
「そうだな確かに許可は取れてるよ」
「だったら」
「俺らが言ってんのは借金の返済期間を1ヶ月も過ぎてんのに、金払わないで何堂々と営業やってんだって話だよ!!」
「「借金!?」」
『マネー?』
「昨日やっとこの白髪のジジイを見付け出して借金を払わせようとしたら、店を譲った男女と猫に店の営業許可書と借金の借用書を渡したって抜かしてたぜ」
「はい!? そんな借用書何て貰ってないわよね」
「あぁ……店の許可書しか貰ってないよ、ホラ!」
棚から店の許可書らしき紙を取り出すと、男の1人がソレを奪い去る
「貸せ! 確かアイツが言うには………間違いねぇ、この右上にちゃんと書いてるじゃねえか」
紙と何故か虫眼鏡を渡される
「虫眼鏡?」
「ま……まさか!?」
嫌な予感を感じ虫眼鏡で紙の右上を良く見てみると
500万エリスの借金を肩代わりする
虫眼鏡で見ないと只の模様にしか見えないぐらい小さな字で確かに借金を肩代わりする事が書かれていた
「あの親父ぃぃ!!!なんちゅうセコい真似を!!!」
「いやいや!?ちょっと待ちなさいよ流石にこんなのは無効でしょ!!」
「俺らの知った事じゃねえよ、金さえ返してくれりゃあジジイからだろうがお前らからでも構わねえんだから」
「さてコイツにはお前らのサインもキチンと書かれてる、500万……利子含めて合計1000万エリス耳揃えて返して貰おうじゃねえか」
「1000万!?
ちょっと待ってください!!俺達1週間前に商売始めたばっかりなんで、そんな大金持ってないですよ!!」
「ならこの店を戴くとするか」
「何ですって!?」
「結構繁盛してんだろ、俺らの店として使わせて貰うぜ」
「ふざけんじゃないわよ!!せっかく軌道に乗って来てコレからって所なんだから!!!」
「なら1000万エリス、今すぐ全額を一括で払ってくれや」
「無理に決まってんでしょうが!!!」
「店も渡せねえ金も払えないんじゃ仕方ねえな
先生! お願いします!!」
「へいへ~い分かったよ」
強面軍団の真後ろから、大剣を背中に背負った黒髪で黒目の若い男性がユラリと歩み寄る
「お前らにチャンスをやるよ、もしこのソードマンの先生との一騎討ちに勝てたら借金はチャラにしてやる
但し負けた場合は店を貰うだけでなく借金を倍にさせて貰うぞ」
「フン! 良いわよ」
「おいムサシ!?」
『マネネ!?』
「アタシらにケンカ売った事を後悔させてやるわ、コジロウ!やっちゃいなさい!!」
「いやこの流れで俺かよ!?」
「ソーナンスが居ないんだからアンタとマネネでヤルしかないでしょ!!
ホラやっちゃいなさいな」
「マジかよ………マネネ大丈夫か?」
『マンネッマネ!!』
任せてとマネネは自身の胸を叩き前に出る
「おいおい俺はレベル40越えだぜ、そんなチビで雑魚そうなモンスターとヤレってのか?」
「カチン!!
雑魚そうだと……」
「ヘッヘヘ、ソコを何とかお願いしますぜ先生」
「チッ!その代わり報酬は加算しろよ」
「勿論」
「上等だこんにゃろう!!!!
俺のマネネが雑魚じゃないって所を教えてやるよ!!!!!」
『マンネネッ!!』
「やっちゃいなさいアンタ達!!!」
「マネネ!! 人間用のフラフラダンス」
マネネの方を見ないように後ろを向きながら指示を出す
『マッネェ~♪マッネェ~♪』
「なんだ………アヘェ~」
「グヘヘヘェ~」
「ふん効果ありってか」
「アビョォ~ン」
「ムサシにまで効いてやがる…………よしマネネ、サイケ」
『マンネェェ!!!!』
「ハァ!? どうしたマネネ!?」
マネネの叫び声が聞こえ慌てて振り返る
「おうらぁ!!!」
『マネッ!!!』
強面軍団やムサシは混乱しているが、何故かソードマンの男は混乱しておず大剣で容赦なくマネネを攻撃し始める
「フハハハ!!! モンスターが使う躍りの技にロクな物はねえと思ったが、気を狂わせるとは中々エグい技じゃねえか」
「何でだ!? 何でお前だけ混乱してないんだよ!!」
「フン! 俺の大剣アングヘルはな、持ってるだけでどんな技すら無効にする最強のチートアイテムなんだよ!!!」
『マンネェェェ!!!!』
「マネネ!!!」
<数十分後>
『ニャる程ニャア……それで勝負に負けて如何にもアッチ系の奴らが店を仕切ってたのニャ』
『ナァンスゥ……』
「えぇそうよ、おかげで店も売り上げ金も全部取られて
しかも………」
「チキショォォ!!!」
地面を何度も殴り続けるコジロウ
「借金の当てにマネネを拐うだなんて、アタシらが言うなだけど中々に悪どい連中だわ!!!」
『ソォォォナンスゥ!!!』
「あらヤル気満々ね、そうよアタシらから財産や仲間奪うだなんて良い度胸してるわね
行くわよソーナンス!やり返しに!!!」
『ソォォォナンスゥ!!!』
『いや待つニャ!』
「何よニャース?」
『ハニャしを聞けばソイツの持ってる剣は持ってるだけでどんな技も無効にするのニャ、だからソーナンスのカウンターも効かないかもしれニャいニャ』
『ナァァァァン!?』
「だったらどうすんのよ!?」
『この世界は魔法や不思議なアイテムや武器で戦うのニャ、ソイツが不思議な剣で戦うニャらニャア達も郷に入っては郷に従うニャ』
「どういう事よ?」
『冒険者ってのにニャッてからジャリボーイはポケモンをニャア達の世界から召喚出来て、ジャリガールは魔法を扱えるのニャア
ニャらニャア達にだってニャにか出来るかもしれニャいのニャア』
「なになに……つまりアタシが大魔法使いの魔女っ子になれるって事!?」
『魔女っ子は歳的には無理ニャア』
「あぁん?」
『ニャンでもニャいニャア!!!』
「だが、ソレしかマネネを取り返す方法はねえって事だな」
「コジロウ……もう大丈夫なの?」
「おう! 何時までもイジケテる場合じゃねえ!!
そんでニャース、どうやったら俺達もジャリボーイ達みたいな事が出来るんだ?」
『王宮のパーティー会場に入れニャかった時に、冒険者カードの発行はギルドでやって欲しいと受付のお姉さんが言ってたニャ』
「ギルド?」
「あぁ、そういやこの町に冒険者ギルドって立て看板の店が合ったな」
『そこで冒険者ってのにニャれる筈ニャ』
「ようし、なら早速行こうじゃないの!!」
「『おぉぉ!!!』」
『ソォォォナンスゥ!!!!』
<アクセルの町の冒険者ギルド>
「ボォ~………」
「ねぇ、ルナさんどうしたの?」
「アタシも分からないんです、お昼休みに最近出来たマラサダって美味しいスイーツのお店に行って帰って来てからずっとボーとしてて」
「きっと疲れが溜まってるんだわ、今日は久しぶりに暇だしソッとしといてあげましょう」
「「はい!」」
今日は何時も騒ぎを起こす冒険者達は全員が出払っており、その中でも一際騒ぎを引き起こすパーティーも大人しくしている為
ギルド職員ルナが椅子にボーと座っていても特に問題はない、なので彼女の後輩達もルナを休ませてあげようという事で話が纏まり自分の仕事に戻る
しかし彼女達の見解は間違いであった、確かにルナは4日連続で自宅に帰る事が出来ない程の激務に終われて疲れが貯まって居るのは間違いないが
彼女が今ボーとしているのは疲れのせいではなく
(さっきの店員さん………イケメンだったな………ポッ)
4日ぶりのマトモな昼休みにて訪れた店で自分好みの男性に会えたからであった
(さっきのアッチ系の人達と揉めてないかな………もう!どうして何時もならバカみたいに騒いでる冒険者が今日に限って誰1人として居ないのよ!!!
居たら助けに向かわせたいのに!!!!
この際サトウさんでも構わないから誰か来てよ!!!!)
バタン
(キタァァァァ!!!!)
ギルドの扉が開かれ、願いが通じたとガッツポーズするルナだったが
(さあ誰が来たかしら、さっきはサトウさんでもって言ったけど出来れば凄腕の人が
えっ…………)
直ぐに顔が赤くなる
「たのもぉぉ!!」
「道場破りじゃないんだから……あのスミマセン、自分達、冒険者登録に来たのですが
どうやったら、なれるんでしょうか?」
ギルドの扉を開きやって来たムサシとコジロウとニャース、因みにソーナンスは強面軍団がマラサダ屋から離れないかの監視の為に現場に残っている
「冒険者登録ですね、それでしたら此方で登録が出来ますのでお席にお座りを「待って!!」ルナさん?」
「私がやるわ」
「大丈夫ですよ、アタシがやりますからルナさんはお休みを」
「私にやらせて」
「は……はい!
はぁ……ドキドキした……お客さんが来たら一気にお仕事モードに変わりましたね」
「流石はルナさんだわ、本当は自分が休みたいのに後輩の私達に気を使ってくれるなんて」
「(さ…………さっきの店員さんよね………何で……何で……何で冒険者ギルドに?
しかも冒険者登録に………商売人じゃないの?)
えぇと……冒険者登録に来られたのですね」
「あれ? もしかしてさっきのお客さんですか?」
「は……はい!
(私の事を覚えててくれてる………ま……まさかこの人も私に興味を!?)」
「あぁやっぱり、此処の人だったんですね」
「え……えぇ!此処で受付嬢をやってるルナと申します
(さりげなく名乗れたわよね!?不自然な名乗りじゃないわよね!?)」
「そうでしたか、そんじゃあルナさん「はぅぅぅ!!!(名前で呼んでくれたぁぁぁぁ!!!!)」わぁぁ!?大丈夫ですか?」
「す……スミマセン……只のクシャミです」
「今のがクシャミ!?」
「ルナさんやっぱりお疲れ何じゃ?
変わりましょうか?」
「大丈夫よ!
1度受けた仕事は最後までヤりきるのがプロなんだから、私に任せて貴女達は自分の仕事をして
(余計な邪魔しないで!!!!!)」
「ル…………ルナさん……分かりました!!!
仕事の出来る女性って……やっぱりカッコいい♪」
「ちょっと大丈夫かしら、こんな受付嬢で」
『ニャンかお疲れみたいニャのニャ』
「えぇとルナさん、早速ですが俺たち冒険者登録ってのをヤりに来たんですが
どうやったら良いか分からなくて」
「でひゃ……オホン
(落ち着くのよ私……今この人は冒険者登録に来たお客さん、プロらしくキチンと接しないと)
ではご説明に入る前に、御二人は冒険者について何処までご存知でしょうか?」
「全然知らないわよ」
「同じく」
「では簡単にご説明しますね」
冒険者と呼ばれる者達が何をするのか、そしてステータスにクラスにスキルという物がある事をルナは綺麗に纏めあげロケット団達に伝え終える
「以上となりますが、何か分からない事や気になる事があるならばご質問を」
「凄く分かりやすかったんで理解出来ました、やっぱりプロだけあって説明上手いですね」
トゥゥクン!!!
「そ……そんな……ありがとうございます♪」
「どうでもいいけど、さっさとアタシ達を冒険者にしなさいよ」
「ピク
分かりました!
(何よこの女偉そうに!!!
というか彼とどういう関係よ!!一緒にお店やってたけど……ハッ!? まさかそういう関係!?
あり得る……だって彼凄くカッコいいもの、女が居たって不思議じゃないわ………はぁ………今回もダメだったか)
では……登録料として2人で2000エリス戴きたいです」
(何か急に元気失くなった様な?)
「何よお金取るの!!」
「規則ですので」
『まあソレぐらいニャら砂糖を買う為に貰った財布のニャかに
合ったニャ! お姉さんどうぞニャ!』
「はいお受け取りしま……あれ?3000?
お札1枚多いわよ」
『もう1枚はニャアの分ニャ
(スキルってのを覚えれば、ニャアをピッピ人形扱いしたピカチュウをこの手でボコボコにして見返してやれるのニャア)』
「ゴメンなさい、冒険者になれるのは人間だけで猫君はなれないの」
『ニャァァァ!?
ガクシッ……』
「まあ仕方ないさ規則なんだから、気を落とすなよニャース」
落ち込むニャースの肩をポンポンと優しく叩き励ますコジロウ
「(ペットの猫に対して励ましてあげるなんて、さっき私を心配もしてくれたし……イケメンで優しいとか最高じゃない!!!)
では2000エリスお受け取り致しました、ソレでは此方の書類にお二人のお名前に身長や体重にご年齢をお書きください」
「はいはい」
「えぇと、身長と体重は確か前のロケット団の健康診断で」
カキカキ
(25歳……近いわ)
「ん?」
「ビクッ!?
ごゆっくりお書きください♪」
「は……はぁ
(何か今視線を感じた気がしたんだが)」
「(コジロウって名前なのね……カッコいい♪)
あの……ご趣味は?」
「えっと………あれ?趣味を書く欄がないんですが」
「(しまった!?つい欲が出ちゃった!!!)
それは口述でお願いします」
「は……はい、王冠集めです」
【注意、瓶の蓋である王冠の事を話している】
「王冠集め!?
(王冠を集めてるって………ひょっとしてコジロウさん何処かの王族!?)」
【注意、王族が被る物と思ってる】
「変わった趣味って良く言われてて」
「た……確かに……私は知らないですが普通は1個か2個持ってるぐらいのイメージですもんね」
「そんなイメージなんですか?
なら1000個以上持ってる俺は中々のマニアなのかな」
「1000個!? 凄い……本当に王冠がお好きなんですね
(イケメンで優しくて超お金持ち………優良物件キタァァァァ!!!!!)」
「アタシは自分磨きが趣味よ」
「そうですか」
「ムカッ!! ちょっと何よその塩対応!!」
「(よし!なら聞いてみましょう)
ではコレは登録者が2人の時にだけ聞く事ですが、一緒に来られた方との……か……関係性は?」
「「パートナー」」
「えっと……どういったパートナーで
(まさか人生の)」
「まあビジネスパートナーって奴かしら」
「もしくは腐れ縁とか」
「あぁ確かにそっちの方がアタシ達らしいわ!」
「だろ!」
「(ビジネスパートナー………腐れ縁………つまり男女の関係じゃ…………ない
チャンス到来キタァァァァ!!!)
お答え戴きありがとうございました♪」
(あれ?今度は逆に元気になった様な)
「では続きまして此方のカードにどちらかの方が触れて下さい、そうすればその方のステータスが分かりますので」
「アタシから行くわよ」
「へいへいどうぞ」
ルナの差し出したカードにムサシが触れると、真っ白だったカードに多数の文字と数字が浮かぶ
「ムサシさんですね
幸運値と魔力や器用さは平均値で、知力はかなり低めですね」
「なによ?ケンカ売ってんのアンタ?」
「事実を言っているだけです、それにまだ続きがあるのでお静かに
先程述べた項目に反して、生命力に筋力に俊敏性が異常に高いですね」
「ふん! まあこんなもんよ」
「(お気楽な人、つまりは脳筋って事なのに)
この数値ならウィザード系統は無理ですが」
「ちょっと待って!!アタシ魔女っ子になりたかったのになれないってどういう事よ!!!」
「ウィザード系統は魔力や知力が必要なんです、だからそれらが低い貴女にはなれないんです
(つうか魔女っ子って何よ歳を考えなさいよ!!!)」
「たっく仕方ないわね、だったら女優でお願い」
「残念ですが女優なんてクラスはありません」
「はぁ!? 何よ品揃えが悪い店ね!!!」
「何処のギルドに行ってもありません!!!
というか女優になりたいんなら冒険者ギルドじゃなくて養成所に行って下さい!!」
「養成所に行けってアタシをアマチュア扱いするっていうの!!!!!」
「例えばで言っただけです!!!!」
「スミマセン!!
ムサシ取りあえずなれる物のリストから選ぼうぜ」
「分かったわよ、アタシは何になれんの?」
「クルセイダーにソードマスターに盗賊や上位職のシーフ等がありますね」
『シーフ ニャんてどうニャ?
相手を拘束する技を使えるから便利ニャ』
「シーフ?
確か盗賊や怪盗って事よね?」
「まぁそうだな」
「良いじゃない中々様になりそうまし、決めたわアタシそれになる」
「分かりました、では続きましてコジロウさん
此方のカードに」
「はい」
「コジロウ、アンタ武器とか使って前線で戦うタイプの奴になりなさいよ」
「そういうクラスが候補に合ったらな
(前線に出て戦うなら俺よりムサシの方が似合うし強そうなんだけどな)」
ピタ
「ふぇ?」
「ああスミマセン!!」
余所見をしながらカードに触れた為、まだカードに手を置いていたルナの手とコジロウの手が触れる
「い……いえお気になさらず!!!
(初めて………異性とボディタッチしちゃった)
でででは改めてコジロウさんカードに触れて下さい」
「はい!」
「筋力と器用さと魔力と知能は平均値で幸運値がかなり低いですね」
「何か微妙な結果ね」
『まあパッとしニャいのコジロウらしいのニャア』
「悪かったな……」
「いえ微妙じゃないですよ、生命力と瞬発力はムサシさんと同じくらいですし
何より1人の人間の人生における勝ち組の要素がてんこ盛りじゃないですか!」
「そ……そうですか?
(俺ってそんな勝ち組要素なんか合ったか?)」
『それでお姉さん、コジロウはどんなクラスにニャれるのニャア?』
「そうですね
(私の恋人………なんちゃって♪
おっといけない!! 今はお仕事よお仕事)
あら?」
「どうしたのよ?」
「あぁいえ、数ヶ月前に冒険者になった男の子が選んだモンスターマスターって珍しいクラスが一覧の中に合ったので」
「俺ソレになります!!」
「えっ!? 良いんですか!?
コジロウさんの数値なら盗賊にウィザードに、上級職ならクルセイダーやシーフになれますよ」
「いえモンスターマスターが良いです」
「わ……分かりました」
「確かソレって」
『ジャリボーイがなったクラスニャア』
「って事は…………フフフ………勝ったわアタシ達」
「ではお二人共、各々のクラスの候補をタッチしてください」
シーフとモンスターマスターの項目をタッチする
「…………何か変わった?」
「いや変わった気はしないな」
「大丈夫ですよ、2人共シーフとモンスターマスターになられてます
では後は」
ブルブル
「あぁスミマセン!」
通信器がバイブし慌てて開く
「どうしたのよソーナンス」
「何か合ったか?」
《ソォォォナンスゥ! ナンスゥナンス!》
『衝撃の真実が明らかにニャッタって言ってるニャア』
「何よ意味深な事言って」
《ソォォォナンスゥ!!》
『とにかく早く来てだってニャア』
「よし分かった!!」
立ち上がりソーナンスの元に向かう
「あっ!? 待ってください!まだ」
「ありがとうございますルナさん!!
コレで俺の大切なマネネを助ける事が出来ます」
「(また名前で呼んでくれたぁぁ!?)
は……はい♪行ってらっしゃい………ん?
俺の大切なマネネ……大切な………大切………」
「大丈夫ですかねルナさん、あの人達スキルポイントを振ってないのに
ルナさん?」
「大切………大切…………ハハハ……そうよね……やっぱ居るわよね」
「ルナさん?」
「大丈夫ですか?」
「ゴメン………ちょっとだけ休ませてね」
バタンと机に突っ伏す
「は……はい!」
「やっぱりお疲れだったのね、なのにアタシ達に気を使ってくれて対応を変わってくれるなんて」
「ルナさんはギルド職員の鏡です!!!」
<マラサダ屋の近く>
「待たせたわねソーナンス」
『ナァンス!!! ソォォォナンスゥ!!!』
「アイツら………いやマネネはまだ店内に居るか?」
『ナン!!』
『ソレで衝撃の真実って一体ニャんニャのニャア?』
『ナンスゥ………』
<店内>
「店の乗っとり計画、今回も上手く行きましたねボス」
「しかも今回は1週間って早い内に」
「フッハハハ、一目見た時から中々に商売人のセンスがある姉ちゃんと兄ちゃん達だなとは思ったが1週間で人気店にするとはな
笑いが止まらねえよ!!」
上機嫌に扇子で仰ぐ男
それはムサシとコジロウにこの店を譲った白髪の老人であった
「先生! 実はこの後もう一件奪いに行きたい店がありましてね、スマネェが付き合ってくれねえだろうか」
「あぁ良いよ、その代わり報酬は倍な」
「えぇ勿論です」
「オッケー!じゃあ行こうぜ
(へへ! 異世界転生したての時はコツコツ真面目にクエスト受けてたけど、1人で出来るクエストは安いし高額だと他の連中と協力しねぇとクリア出来ないから報酬を割り勘にして金稼ぐのに苦労したが
コイツらの用心棒として、モンスターより弱い人間倒すだけで1回200万エリスとかマジ良い職場に巡り会えたぜ♪
このチートアイテムのアングヘルがある限り俺は絶対負けねえしよ)」
「ワシは先生と出掛ける、その間にこの店を更に流行らせるんだ!良いなテメェら!!」
「「「「はい!!」」」」
「そんじゃあ先生行きましょうか」
「へいへい」
「おぉそうだ、カモの所に行く前にこの珍しいモンスターを売りに行かねえとな」
『マッ……マネネ……』
「中々愛くるしい顔してやがるし、ペットが欲しい貴族なら数百万ぐらいは出してくれんだろうな」
バタン!!
「なんだ!?停電か!!」
突然店内が真っ暗になる
「んな訳ねえだろうが!!!」
『マネマネ!!!』
真っ暗となった店内の入口が開かれ、外の日差しをバックにしている為か入って来た者達の顔が見えず慌てる老人や強面軍団だが、マネネだけは声の人物が誰か分かったのか先程までの脅えていた表情から明るい者に変わる
「何者だ!?」
誰かがそう漏らした時、何処からともなく音楽が鳴り始める
<背景BGM ロケット団よ永遠に>
「「宇宙の果てに明かりが見えりゃ!
其所に我らの 顔がある」」
「ムサシ!」
「コジロウ!」
『ニャースでニャース!!』
『ソォォォナンスゥ!!!』
「夢が本当か~」
「本当が悪夢~」
「「グルリ~グルリのぉぉぉ何時かは主役!!」」
「「『見てろ我らが花開く、ポケモン時代は~明日がぁぁぁぁぁぁぁ
あーる!!!』」」
『ソォォォナンスゥ!!!』
「ゲェ!? お前達!!!」
「良くも泣く子も黙り泣かすアタシ達ロケット団を騙してくれたわね!!」
『しかしニャア達をニャカニャカの商売人と称してくれたのは嬉しいのニャア』
『ソォォォナンスゥ!!!』
「チッ! バレちまったんなら仕方ねえ、口封じだやっちまえ!!!」
「「「「はい!!!」」」」
「ソーナンス!よろしく!」
『ソォォォナンスゥ!!!』
「「「「ギャァァァァァ!!!!」」」」
武器を持ち突撃する強面軍団を<カウンター>で跳ね返す
「何やってんだテメェら!!!」
「おい! さっさとマネネを返せ!!!」
「マネネ?
あぁコイツか、ふん!返せって言われて返す奴が居るか」
「居ないな」
「ず…随分物分かりの良い兄ちゃんじゃねえか……悪いがコイツは貴族連中に数百万の値段で売り付けんだ、邪魔すんじゃねえ」
『マンネッマネ!!』
「ふざけんじゃねえ!!!
俺の可愛いマネネが数百万なんてはした金になるかぁぁぁぁ!!!!!数百億………いやもっと……というかソモソモ値段何か付けられるかぁぁぁぁぁ!!!!!」
『マネマネ♪』
「な……何だコイツ………えぇいワシの商売の秘密を知った以上、どの道テメェら生かして返さねえ!!
先生! 頼んだぜ!!!」
「へいへーい分かったよ、今度はそこの落書きみたいなモンスターをブッ倒しゃあ良いんだな」
「ふん! おあいにく様ねアンタの相手はソーナンスじゃないわ」
『オミャーの剣は技を無効にする、ニャら技を使わずフィジカルで戦えば良いのニャア』
「ほう、そんじゃあ猫のお前か其所のオカッパ頭の男が戦うのか?
行っとくがアングヘルが無くても俺はステータスも高いぜ」
「ソイツはコイツに勝ってから自慢すんだな
(確かジャリボーイはこうやってポケモンを呼んでたよな)
いでよ! キテルグマ!!」
サトシと同じ構えを取り、あるポケモンの名前を呼ぶ
「……………あれ?」
しかし何も現れない
「ちょっと……何でキテルグマ来ないのよ!!!」
『もしかして忙しいから来れニャいんじゃニャアか!!』
「よーしだったら!!
いでよ! マスキッパ
あれぇ!?」
「まさかあの受付女、失敗したんじゃないの!!!
ポケモン呼べないんじゃどうすんのよ!!!」
「どうすんのって………どうしよう!!!」
『えっと……えっと………うーん……』
「何ゴチャゴチャしてんだ?
来ないんなら此方から行くぞ!!!!」
ソードマンの男は動揺するロケット団に遠慮なく大剣を振り、そして命中して切り落としてしまう
「『あっ!?』」
『ナンスッ!?』
「ギャァァァァァ!!!あ……アタシの………髪がぁぁぁ!!」
ムサシの長髪の半分以上が無様に切り落とされ床に落ちる
「喚くなよババア、たかが髪で」
「『あぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』」
『ソォォォナンスゥ!!!!!』
『マンネェェェ!!!』
「なんだようっせぇな」
何故か怯え始め体を震わせるコジロウとニャースにソーナンス、そして白髪の老人が持つマネネも同様に体が震え上がっている
「お前早く謝れ!!!」
『早くゴメンニャさいするニャ!!!
じゃニャいと死ぬニャァァ!!!』
『ソォォォナンスゥ!!!!!』
『マンネェマンネ!!!』
「死ぬだ? ハハハ!!俺が誰に殺されんだよ」
「か……髪………女優の命の髪……しかも……ババア………この………アタシが
ババアだぁぁぁぁぁぁ!!!!」
<背景BGM VS超古代ポケモン>
「な……何だ!?」
「キエェェェイ!!!」
「ぐわぁぁぁぁぁ!!!」
『ムサシのメガトンパンチニャア!?』
『ソォォォナンスゥ!!!』
「この……やりやがったなババア、切り落としてやる!!!」
「しゃぁぁぁぁ!!!」
パリィィン!!!!!!!
「なぁぁぁ!? アングヘルがぁぁぁ!?」
『今度はとびひざげりニャァァ!!
「しかもあの剣が粉々に……ひぃぃぃぃ!!!もうダメだ!!この町は終わりだぁぁぁぁ!!!!!」
『ソォォォナンスゥ!!!!!』
「せ!先生なにをやってる!!!!」
「ちくしょう!!! なんでチートアイテムを只のババアが「ブルァァァァァァ!!!」ぐぉぉぉぉ!!」
『DDラリアットが炸裂ニャァァ!!!!!』
「ガ………ガガガ……」
「キィィィ!!!」
「わ……ワシの部下達全員を持ち上げた!?」
『マンネェェェ!!!!』
気を失った強面軍団数人の片足を持ち上げ
「ヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!」
倒れるソードマンに何度も強面軍団を振り下ろす
『ふくろだたきニャァァァァァ!!!!』
『ソォォォナンスゥ!!!』
「この世の終わりだぁぁぁぁ!!!!!」
「…………ガ………ガ…………ガ」
「…………………あぁスッキリしたぁ♪
全く髪は女の命なのよ、今日はコレぐらいで勘弁してあげるわね
さてと」
「ヒィィ!!!」
白髪の老人に迫る
「アンタの所の連中皆おねん寝してるけど、まだやるってのかしら」
「そ……そ……それは……」
『早く店の権利書やお金にマネネを返すニャ、じゃニャいとムサシがまた怒って……この町どころか世界すら破壊尽くしてしまうニャア
怖いニャァァァ!!』
『ソォォォナンスゥ!!!』
「うぅぅ!!!」
「アンタも世界崩壊の引き金を引きたくないだろ、だったら大人しく返しな」
「はははハイ!!分かりました!!!」
こうしてマネネ、マラサダ屋の権利書に所持金の全てを取り戻し
更に騒ぎを聞き付けた住民が呼んだ警察によって、老人と部下にソードマンはお縄に付いたのであった
コレにて一件落着「じゃないわよ!!!」えっ?もう締めようとしたのに何ですか?
「あの受付女に失敗してんじゃないわよって文句言いに行かないと!!」
あぁ……分かりました、それでは
<冒険者ギルド>
「スキルポイントってのがあるなら早く言いなさいよね!!」
「ヒィ!!
い…言おうとしたらお客さん達が出ていかれたんですよ」
「ならもっと強く引き留めなさいよね、大体疲れてるからって本人が出て来ないのも腹立つのよ責任逃れなんかしちゃって!!」
早速クレームを付けるムサシだったが、相手はルナではなく別の職員であった
「話聞かずに飛び出した俺らの方が悪いんだし、そう目くじら立てるなって
それに店もお金も戻ったし、マネネも無事なんだから結果オーライだろ」
『マンネッマネ♪』
「ピクッ」
「フン!まあそういう事にしといてあげるわ、そんでスキルポイントってのはどう振れば良いのよ」
「は…はい、では先程お渡しした冒険者カードを提出「私がやるわ」ルナさん!?
大丈夫ですよ今回はアタシだけで対処しますんで、ゆっくり休んでください!!」
「いいえソルちゃん、この人達は私が担当したお客さん何だから最後まで私が責任を持ってお相手しないと」
「しかし」
「お願い!! 私の人生が掛かってるの!!!」
《注意、気になる異性が関わってるから》
「人生!?」
《注意、仕事の事を言ってると思ってる》
「(ルナさん………何時も冒険者達のヤラかしの対処やセクハラに悩まされてて、何で冒険者達は厄介事を私に押し付けんのよ!?残業代は!?特別手当ては!?休暇は!?何でないの!?
超ブラック企業じゃない!!!!!
って感じてると思ったのに………この仕事に人生を掛けるぐらい熱が入ってるなんて…………カッコいいです!!!)
分かりました!!」
後輩の職員は泣きながら席を変わる
「(ソルちゃん何で泣いてるのかしら?
って!!今はそれよりも!!)
あのコジロウさん」
「は…はい!」
「マネネって……もしかして今貴方が抱っこしてるモンスターの名前ですか?」
「えぇそうですよ、俺の可愛いくて大事な子でして♪」
『マンネマネ♪』
「(つまり…………恋人とかじゃない……………キタァァア!!!今度こそ間違いなくキタァァア!!!!)
そうでしたか、仲がよろしいのですね♪」
「ちょっとアンタね、大事なお知らせがあるんなら強く引き留めてでも客を止めなきゃダメじゃないの!!」
「大変申し訳ございません、次からはこの様なミスを引き起こさない様に最善の注意を払います!」
「あら、さっきと違ってやけに素直ね……そうそうお客にはちゃんと頭下げないとね
そんでスキルポイントってのはどうすりゃ良いのよ?」
「先程お渡しした冒険者カードを開いてください、そこに現在のお二人が所有しているスキルポイントが表示されますよ」
「あぁコレね」
「書いてるな」
「ではそちらを……あれ?
ムサシさんレベル上がってますね………というか異様に上がってるんですが」
「はぁ?」
『きっと、さっきのソードマンって名乗ってた奴をボコボコにしたからレベルが上がったのニャア』
『ソォォォナンスゥ!!』
「ソードマンを!?
凄いですね、スキルポイントを振ってないシーフがソードマンを倒すなんて」
「そんなに凄い事?
ちょっとムカついたから軽くノシただけ何だけど」
(アレで……)
(軽くニャ……)
(ナァンスゥ……)
(マンネェ……)
「コレなら殆どのスキルを取れますね、スキルの取り方は欲しいスキルの名前の部分をタッチすれば習得出来ますよ
スキルの効果は隣の効果一覧欄の方に書かれているので良く見られた方が良いですよ」
「あぁコレね、ニャース!ソーナンス!アンタ達もドレするか選ぶの手伝いなさい」
『はいはい分かったニャ』
『ソォォォナンスゥ!!』
「俺はレベル1だからそんなにだな……さてと……うーん
あのルナさん」
「ふぁい!!何ですか!!」
「え…えっと、召喚するポケ……モンスターなんですが
俺の故郷に居る子達を呼ぶにはどれを選んだら良いんでしょうか?」
「こ……故郷は……どど…何処でしょうか?」
「此処からだとかなり遠いですね」
「(うぅ……どこ出身か聞きたかったのに……)
それなら同じモンスターマスターの男の子が選択していましたが、距離が書かれている項目の一番奥にある別世界って欄をタッチしていただければ」
「あぁコレか………ゲッ!?ポイントが後20足りない……」
「足りないなら残念ですが習得は無理ですね、でもレベルを上げればポイントが増えるので先ずはレベル上げをされればどうでしょうか」
「レベル上げか……(ムサシなら兎も角、俺がさっきみたいな奴らと戦うのはな)
因みに上げ方ってどんなのがあります?」
「一般的なのはモンスターと戦って勝利ですね、後はムサシさんがヤられた様に他の冒険者と戦って勝つとか
モンスターマスターになった男の子は連れている可愛いネズミのモンスターや召喚したモンスターで戦って勝利して経験者を得ているので、コジロウさんもその子を戦わせてはどうでしょうか?」
「マネネを………うーん」
『マネマネ!! マンネッ!』
「やってくれるのかマネネ?」
『マンネェン♪』
「おおぉ!!ありがとうな!!!お前は良い子で可愛いな!!!!」
「(本当に可愛がってるのね
もし子供が生まれても、キチンと愛情を持って私と一緒に育ててくれるわ絶対♪
って!? やだ私ったら先走りすぎ!!!)
あ……あと栄養素の高い食事をされても上がりますよ
なので………あの……もしよろしければ、一緒に評判の高いレストランに」
「そんじゃあコジロウのレベルを上げる為にもマネネに頑張って貰う為にも、先ずはマラサダでタンマリ稼いで良い物食べさせてやろうじゃないの!!!」
『同士達を呼ぶ事が出来れば、今度こそピカチュウゲットでチュウニャァァ!!!』
『ソォォォナンスゥ!!!』
『マァァァネマネェ!!!』
「おうよ!!!
色々教えてくれてありがとうございますルナさん」
「えっ! あぁその一緒にレスト「是非また店にいらして下さい、今日の御礼やさっき食べ損ねてましたしサービスしますんで」
(またいらして下さい………また………私に会ってくれる………うぅぅ!!!)
はい喜んで♪」
ロケット団の更なる目的が定まった頃
<アクセルの町の郊外>
『ルカァ!!』
『リィィ!!』
今のサトシは召喚したモンスターを再度出現させるまでの時間はMAXの6時間後、召喚可能時間は30分、召喚出来る数を3体にまでスキルポイントを振っており
朝から始めているリオルの特訓の為にルカリオを召喚し、彼が消えてから6時間後にルカリオを呼び再度特訓を開始する
勿論ルカリオが居ない間も特訓は行われており、その相手はピカチュウ
ではなく
「リオルの特訓を手伝ってくれてありがとうナマケロ」
『ナンマァ』
特訓場所に1匹で来たナマケロであった
現在カズマはバニルに言われた通り新商品のアイデアを考え纏めているので、彼は1匹でサトシ達の元に来たのである
「でも珍しいな、お前が1人で自分の足で歩いて来るなんて」
『ピィカ、ピカピカァピカカ?』
「そっか、リオルの事が心配で来てくれたんだな
優しいなナマケロ♪」
『ナンマァ、ナマナンマァ』
チゲェよとピカチュウとサトシをジト目になりながら見ると、直ぐに地面に寝転がりリオルとルカリオの特訓を見る
『ルカァァァ!!!』
『リィオッ! リィィオ!!!!』
「あれは……このゆびとまれか?」
『リィィオ!!!』
『リィ!! リィオッ!!!!!』
『リオッ!?』
<このゆびとまれ>でルカリオのパンチを右手に誘導し、迫り来るルカリオの拳を両手で何とか受け止める
『リィィ!!! リオォォ!!!』
そのままルカリオを持ち上げ地面に叩き付ける
が
『ルッカァ!!』
『リィオ!?』
ルカリオは見事に受け身を取り全くダメージを受けてはいなかった
「このゆびとまれで、ルカリオのパンチが右手に来るって分かってたから簡単に受け止められたって訳か
凄いぞリオル!!!」
『ピィカァピ!!!』
『リオリィ………リオル、リオリオリィ』
『ピィカァ? ピカピ、ピカァピカピチュウ!!』
「ナマケロが教えてくれたのか?」
『リオッ!
リオリリ! リオリィオ♪』
『ナマッ』
ありがとうとナマケロに向かい笑顔で手を振るが、ナマケロは何も気にせず寝そべっている
「そうか、ちゃんとアドバイス通りにヤれて良かったな
でも」
『ルカリ! ルカリィ、ルカァリオ!!』
『リッ!? リィオリィ!!』
「ルカリオの言う通り、受け止めて投げる事は出来ても受け身を取られるぐらい甘い投げじゃダメだ
もう1回やるぞ2人共!!」
『ルカァ!!』
『リィオ!!』
こうして再びルカリオが消える30分の間、リオルの特訓は続く。
今日のポケマスに自分の推しキャラの1人であるオルティガ君がリリースされます
どうしても引きたいので皆さんどうか
オラに運気を分けてくれぇぇぇヽ(O゚皿゚O)ノ
追記 オル君引けましたぁぁぁぁ可愛いヽ(●´ε`●)ノ