この素晴らしい世界にポケモンを   作:ハリケーン改

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またもや遅くなりスミマセンでした!!!


この素晴らしい旅行の為の準備を

 

「さあ行くわよイブ!!

 

アクアマグナム!!!」

 

『オシャァァァ!!!!』

 

「よしルカリオ、甘んじて受けるんだ!!!!」

 

『ルッカァァァ!!!

 

 

ルカァァ~♪』

 

 

「ムキィィ!!!気持ち良さそうにしちゃって!!!

 

イブ!!もっと勢い良くブッ掛けてあげなさい!!!!」

 

『オシャマァァァ!!!!』

 

 

女神エリス&女神アクア感謝祭終了から2日が過ぎた昼過ぎ、屋敷の庭にてイブとルカリオのバトルが行われていた

 

 

『ゴクッ……ゴクッ……ルカァ♪』

 

 

「はぁ……はぁ……水攻めとは何と羨ま……恐ろしい攻撃だ!!!

 

今助けるぞルカリオ!!

 

デコイ!!!」

 

 

「ストップ!!!」

 

「ムッ!?何故止めるんだシトロン!!」

 

「ポケモンバトル中にトレーナーが対戦相手の妨害をするのは禁止です!!」

 

「何を言う、私は妨害なんて」

 

「ポケモンへの攻撃を代わりに受けようとするのは立派な妨害です!!」

 

 

『ルカァァ~♪』

 

バタン!!

 

お腹に大量の水が入り丸まったルカリオが倒れる、だがその顔は幸せ……いや気持ち良さそうであった

 

「どうやら勝負ありみたいですね」

『バケチャバ』

 

 

「イェェイ!!やったわよイブ♪」

『ピィピ~♪』

『オシャマ♪』

 

 

「あぁルカリオ……」

 

「そもそもダクネス、何でみずでっぽうを受けさせたの?

 

あれだけ距離が離れているなら交わせたんじゃない?」

 

「ルカリオは攻撃を受ければ受けるほど波動の力が増すんだ、だからわざと攻撃を受けさせたのだが

 

まだ水攻めの快感に耐えられなかったんだな……………羨ましい……」

 

 

「そ……そっか……(どうやらルカリオさんは本当にダクネスと同じ性癖に目覚めたみたいですね、どうしましょう……アルセウスさんにバレたら私……雷で済みますかね)」

 

 

「所でアクア、何か聞き覚えのない技名を言ってませんでしたか?」

 

「アクアマグナムの事?」

 

 

「えぇ、どう見ても何時も使ってるみずでっぽうでしたけど」

 

「当然よ、みずでっぽうだもの」

 

「はい?なら何故技名を変えたんですか?」

 

「めぐみんなら分かる筈よ、未来の神になるイブの技名がみずでっぽうだなんてスケールの小さい物なんて相応しくない事を

 

それにイブは女神であるアタシの子なんだもの、アタシの名前を付けた技名の方が相応しいに決まってるんだから」

 

 

「………………なるほど、一理ありますね

 

ではバルスリン、貴女の使うだいばくはつもコレからは爆裂魔法かエクスプロージョンに『バケッ!!!!』グハッ!?何故嫌なのですか!!!」

 

『バケチャバケバケチャバケバチャバケバケャバケェェバケバケチャバケェバケッケケバチャバケチャバケチャバチャチャバケッバケバケチャッバケッ』

 

「なっ………分かりました、貴女がそこまで言うなら諦めましょう」

 

「………ねえめぐみん、バルスリン何て言ったの?

 

何か凄い早口だったけど」

 

 

「割愛しますが、だいばくはつという完成された技名を変更するのは神に剣を向けるよりも罰当たりな行為だからダメだと」

 

「ふ………ふーん………(神に剣を向ける以上の罰当たりな行為なんて、天変地異レベルの出来事しかないと思いますよ……)

 

 

というか妨害は当然として、技名を変えるのもルール違反じゃないの?」

 

「公式戦では禁止ですが、今みたいな非公式のバトルならば自分のポケモンが理解しているなら別の技名を呼んでも構わないルールなんです」

 

「非公式なら私がデコイでアシストしても構わないんじゃないか!!!」

 

「トレーナーがポケモンの技に介入するのは非公式でも禁止です!!!」

 

「くぅぅ……ならイブ、バトルではなく普通の練習をしようではないか

 

さあ私にも……はぁ…はぁ……水攻めを!!!」

 

「ダメよ、イブはバトルの練習がしたいんだから

 

早く強くなって、厚ぞこエリスの手持ちになってるあの嫌味で野蛮な子の鼻を明かしたいんだもの

 

ダクネスの趣味に付き合ってる場合じゃないんだから」

 

『アゥアゥ』

 

 

「べべべ別に趣味ではない!!!私は仲間のレベルアップの手助けをしたくてだな!!!!決して無理やり水を注入される感覚を味わいたいとかでは………くぅぅ♪」

 

 

「欲望が隠しきれてないよダクネス……

 

 

 

 

(メロエッタ、貴女も泣かないで)」

 

 

【うぅ……ステップフォルムの私が野蛮なのは自覚はしています………ですがアレだけ啖呵を切って大口を叩いたにも関わらずステップフォルムの私に一撃でヤられた事を情けないと称しただけで、嫌味扱いはあんまりですぅぅ!!!】

 

 

(まぁまぁ……)

 

 

「さあ次にイブにヤられたいのは誰かしら!!」

 

 

その嫌味なポケモン『嫌味じゃありません!!!』と呼んだメロエッタが隠れて様子を見ている事も知らず、アクアは次なる対戦相手を求める

 

 

「誰かしらと言っても、此処に居るトレーナーは私とシトロンだけですよ」

 

「あら?もしかしてサトシさんとママはまだカズマさんを説得してるの?」

 

「えぇ、もう30分は話してる筈ですが……庭に出てこない所を見ると説得は困難の様ですね」

 

 

「まぁ仕方あるまい……何しろ場所が場所だからな」

 

 

 

 

時刻は昨日の朝、アクセルから地元に帰ろうとするテルからヒスイの村にフーパが居る事を聞いたクリスが皆にその事を伝え

 

早速ヒスイの村に行こうとサトシが言った時、村の名を聞いたダクネスがやたらと興奮している事にカズマが気付き

 

どうしたと彼女に問う

 

 

「ヒスイの村には色々噂があってな、何でも神の使いが守護する村らしい」

 

 

その説明に本当なのかとカズマがクリス……エリスを見ると、彼女は苦笑いを浮かべながら頷く

 

「ヒスイの村の側にウォーブランという大国があるのだが、どの世代の王族も血の気が多く挨拶代わりに他国に兵隊を送り戦争を仕掛け勝利した国や街から兵を奪い国力を上げるという賊の様な国が側にあるにも関わらず

 

昔1度攻め込み、返り討ちに合ってからは一切ヒスイの村には手を全く付けていないらしい」

 

益々神の使いが居る事を確信する話題が飛び出し、なら安心だなとヒスイの村に行くかと言い掛けたカズマだったが

 

 

「ヒスイの村に行くには必ずウォーブランの領土を通らねばならない、今連中は幹部を4人失い弱体化した魔王軍と全面戦争をしようと片っ端から兵力を集めているようだ

 

きっと魔王軍の幹部を倒して来た私達の事も奴らは知っているはず、必ず私達をスカウトするだろうな

 

 

なのでフーパを見つけシトロンとユリーカを帰した後は、我々も奴らの中に入り魔王軍壊滅の手助けをしようではないか

 

はぁ……はぁ……魔王軍と全面戦争……残りの幹部全員や様々な攻撃方法を持つ魔王軍のモンスター達と合間見えるなど……しゃいこうだぁぁ♪」

 

 

このダクネスの発言により

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇカズマ」

 

「やだ……」

 

「大丈夫だよ、王都の時みたいにカズマの分も俺とピカチュウ達が頑張るからさ」

 

「お前は簡単に言うなぁぁ!!!王都の時は防衛戦だったから、魔王軍も主力の幹部連中は来てなかったがな

 

此方から攻め込むって事は幹部全員と戦うんだぞ、しかもソイツらを従える魔王と戦えだ……ふざけんなぁぁ!!!

 

俺もお前も伝説の勇者様じゃないんだ大人しく小金を稼いで適当に1日を過ごし、俺は平凡で楽しい毎日をお前はポケモンとあのヒステリック野郎を見つけて自分の世界に帰るのが目的だろうがぁぁぁ」

 

佐藤和真は絶賛自室にて引きこもり中、そんな彼の部屋のドア前で先程から説得を試みるも彼が折れる事はなかった

 

「それはそうだけど……シトロンとユリーカ達を返す為にもフーパに会わないといけないの」

 

 

「だったらあの店員に連れて来て貰えば良かったんだよ!!!なのに何でクリスは自分達で行くなんて言ったんだぁぁぁ!!!!」

 

「ウォーブランって国の人に見付からない抜け道があるってクリス言ってたじゃない、そこを通れば安全よ」

 

『フォクシィ』

 

「そりゃアイツ1人だけだったら見付からないで済むかもしんねえが、俺ら全員で行くんだぞ………俺には見える……見えるぞ……どこぞの駄女神が何かやらかして見張りの連中に見つかる未来が……」

 

「…………………さ……流石に考えすぎよ」

 

「今の間はお前も有り得るって思ったな………」

 

『なら変装するのはどうロト、それならカズマ達だってバレずに通れるロトよ』

 

 

「いいやぁ……アクアの奴を舐めるんじゃねえ、変装してもアイツの事だ何かしらやってバレるに決まってる」

 

 

「……………………だから考えすぎよ」

 

 

「お前も嫌な予感ビンビン感じてんじゃねえか!!!!!!」

 

「…………仕方ないわね

 

 

ユリーカ」

 

 

「うん」

 

 

小声でセレナから合図を送られ、ユリーカがドアの前に立つ

 

 

「うぅ………あたし早くお家に帰りたい……パパに会いたいよ…………だからお願いカズマ……フーパに会わせて」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「泣き落としには乗らないぞ」

 

 

「な……泣き落としじゃないもん!!本当に早く家に帰りたいの!!!」

 

 

「昨日の朝……クリスが来る前、紅魔の里に帰るこめっこに今度は家に遊びに来てねって言われた時に、うんって満足げに言って手を振ってなかったか?」

 

「えっ?」

 

「ユリーカ最初はポケモン食いそうなあの子を嫌がってたけど、何だかんだ同い年だから仲良くなってたな

 

せっかく出来たお友達にまた会いたくなった……こめっこにまた会ってから、帰っても良いかなって考えが生まれたんじゃないか」

 

 

「…………え……えっと」

 

「ユリーカ押されないで!」

 

「チビッ子を出汁に使うとは、それでもママか!!」

 

 

「その呼び方は止めって何回も言ってきたけど、此処までしつこいならこの際ママ呼びは許すわ……コラ!!出てきなさいカズマ!!!これ以上ワガママ言ったらママ怒るわよ!!!」

 

「うるせぇ!!

 

大体女神コンテストに出場してフーパがアクセルに来て貰う作戦だったじゃねえか、それが何だよ肝心の本人……本ポケは遠い遠い村でお祭りの事に目も暮れずお店の手伝いしてましたって……お前らも怒れよ!!!この1週間あまりの祭りの準備期間は何だったんだって!!!!」

 

「でもお祭り楽しかったじゃんか、セレナだって女神コンテストに優勝したんだし良い事づくめだったよ」

 

「そういう問題じゃねぇぇ!!!1週間以上掛けてやって来た事が、目的には何の意味も無かった事への虚無感を感じてんだよ俺は!!!!

 

あぁヤル気でねぇ!!!」

 

「えぇ!?

 

お祭りのお金の半分以上貰えて、あんなにおおはしゃぎしてたのに?」

 

 

「………………………そん時はフーパがヒスイ村に居るの知らなかったからだよ!!!」

 

「リーンから聞いたわよ、金儲けが出来たから今日は全員分の食事や飲み代をカズマが奢ってくれるぐらい凄く御機嫌だったって………昨夜ね」

 

「…………………お酒の席では暗い顔や話しをしないのがエチケットなんです

 

とにかく俺は行かないからな!!!」

 

 

『ピカーピ、ピカァピカァチュ』

 

「ユリーカ、ピカチュウがプラン2だって」

 

 

「う……うん

 

オホン

 

 

 

 

 

 

カズマの弱虫、ヘタレ、根性無し……えっと………この引きニート!!!」

 

シーン

 

 

「あれ? 反応が無い?」

 

『ちょっと様子を見るロト』

 

ドアの上にある小窓をロトムが覗きに向かう

 

『ロト!?

 

ギャラドスが電気技、リザードンが岩技を急所に受けたみたいな顔してベッドに倒れ込んでるロト!!!』

 

「凄いダメージ受けてるわね……」

『マフォフォ………』

 

 

「ご……ごめんカズマ!!言い過ぎちゃった!!」

 

『ピカーピ、ピッカピカチュ』

 

「ユリーカ、謝るなら君に言わせた僕のせいだよ……って!? さっきのユリーカに言うように頼んだのピカチュウなのか!?」

 

『あっ!起き上がったロト!!』

 

 

「もう今日は誰とも話したくない!!!!帰れぇぇぇ!!!!」

 

幼女からの罵倒に大ダメージを食らいながらも何とか立ち上がり、情けない声で皆を追い払う

 

 

 

 

<屋敷の庭>

 

「あっ? どうだった説得は?」

 

「ダメ………全然折れないわ」

 

『フォク……』

 

「やはりか………迂闊だった、あの時にウォーブランの話をしなければ良かった」

 

「まあ馬車の御者の人にヒスイ村に行って欲しいって頼んだら、ウォーブランの話題は絶対出ると思うし

 

どのみち知る事にはなると思うよ」

 

「ねえクリス、本当にその抜け道を使えば見付からずにヒスイ村に行けるの?」

 

「勿論、あたしだってウォーブランの連中に絡まれるのは嫌だからね、それにユリーカみたいな小さな子だって居るし

 

地元の人から教えて貰った抜け道だから確実性は保証するよ」

 

「そっか、じゃあ後はカズマと」

 

 

 

 

 

 

 

「アクアジェットでぶっ飛ばして行きなさい!!!」

 

『オシャ!!オシャ!!オシャ!!オシャ!!』

 

「ふっふっふっふ、そんなにちょこまか動き回ろうとも無駄です

 

だいばくはつで全てを無に返してやりなさい!!!」

 

『バァァァァ』

 

『オシャァァァ!!』

 

 

「あっ!?

 

ストップ!!ストップですバルスリン!!!!!」

 

イブが急上昇し、慌ててめぐみんがバルスリンを止めるが

 

『バッ……バケェェェェ!!!!』

 

『ふわぁぁ~』

 

もはや爆発寸前まで来ていた彼女は止められず誰も居ない場所で<だいばくはつ>してしまい、アクビをしながら遥か上空にて地上を見下ろすイブであった

 

 

「この勝負イブの勝ち!!『リマリマリマリ!!!』わぁ!?ハリマロン?」

 

『リマリマリマリ、リィマァ!!』

 

『………バケチャ』

 

『リマッ!?』

 

審判をしているシトロンを通り越し、ハリマロンはバルスリンの方に走りお疲れ様とタオルを手渡すも要らないと彼女に投げ返される

 

 

 

「良いわよイブ!!もうあの野蛮ポケモンより強いんじゃないかしら!!!」

 

『アゥアゥ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【また野蛮ポケモン呼ばわり………たったの2日で追い越される訳ないですよ、まだまだに決まってるじゃないですかぁぁ!!うわぁぁぁん!!!】

 

 

(ごめんメロエッタ……先輩は決して悪気があって言ってるんじゃないからね)

 

 

「アクアとめぐみんも説得しないとな」

 

「まぁアクアはセレビィの件を持ち出せば何時でも陥落させる事が出来るし、問題はカズマとめぐみんよね……」

 

 

 

「一体どういう風の吹き回しですか!?

 

何時ものアクアとイブなら自信満々に敵に突撃して返り討ちを食らうのがお約束なのに、攻撃を交わす為に上空に避難するなんて解釈違いな事をするなんて!!」

 

「ふっふん♪厚底エリスと野蛮ポケモン打倒の為に、アタシとイブは元々優秀だった頭脳を更に優秀な物にアプデしたのよ」

 

『アゥアゥ!!』

 

(厚底じゃありません!!!!)

 

 

失礼な事を言うめぐみんに対し、自身らがバカにされた事に気付かない女神と勝ったから全く気にしていない未来の神であった

 

 

「あぷで……?」

 

「成長したという意味ですよ」

 

「頭脳だけじゃないわアタシとイブはトレーナーやポケモンとしても成長しているの、今のアタシ達ならジムリーダーやチャンピオンすら余裕よ!!」

 

「うーん……流石にソレは難しいと思いますよ」

 

「ちょっと!?連勝しててノリノリなのよ、そこはそうですねって肯定してよ!!!」

 

「いえ、そこはジムリーダーとしてキチンとした評価を下さなければ」

 

「…………いいわ、だったら次はシトロン貴方と戦ってあげる!!

 

アタシとイブのアプデが凄まじい物だって証明してやるんだから!!!

 

本気の本気のガチで来なさい!!!!」

 

「本気でですか?」

 

「えぇ!!ジムリーダーの1人倒せないで女神と未来の神を名乗れないもの」

 

「分かりました、では本気で行きます」

 

 

アクアとシトロンがバトルを行うやり取りをしている裏で

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇめぐみん、やっぱりまだヒスイの村に行きたくないかしら」

 

「えぇ、バルスリンが我がポケモンになった前後に仲間となったリオルとイブが進化したのです、つまりバルスリンも進化まで秒読みまで来ているいう事、なので彼女が進化するまで私はクエストも遠出もしません!!

 

楽しみですねバルスリン♪必ず我が眼に伝説と幻を越える最強のポケモンとなったアナタの姿を焼き付けますからね♪」

 

「…………そ………そっか………分かった」

 

休む為ボールに入ったバルスリンに満面の笑みで話し掛けるめぐみんを見てしまい、セレナは申し訳なさそうな表情を浮かばせサトシの元に

 

 

 

「ダメ、バルスリンが進化するまで遠出もクエストもしないって」

 

『フォクシ…マフォク』

『ピッカァ………ピカピチュカ』

 

「そっか………困ったな……」

 

「何が困ったの?」

 

「どうやらバルスリンが進化するには、誰かと交換するしかないみたいなんだ」

 

「交換?」

 

ダクネスからの返答にクリスが首を傾げる

 

『ポケモンが進化する方法は沢山あるロト、大体はイブやマフォクシーみたいにレベルが上がれば進化するロトが

 

ルカリオはトレーナーを心から信頼している時に時間が朝か昼だと進化して、ピカチュウは雷の石って特別な石を体に当てて進化するロト』

 

「へぇ~そうなんだ、じゃあバルスリンは他のトレーナーに渡したら進化するって事?」

 

『そうロト』

 

「なら誰かと交換して、直ぐにまた交換したら良いんじゃないの?」

 

「それがね、ポケモンを進化させる交換をするには専用の機械が必要なの

 

ソレをお兄ちゃんに作って貰おうと思ったけど、交換によってポケモンが進化するのはその機械から発せられる特殊な電波が理由みたいで、その特殊な電波を出せるのはマサキって人にしか作れないぐらい高度なプログラムが必要だから作れないって」

 

「け……結構複雑なんだね……じゃあめぐみんとバルスリンに進化は諦めてって言うしか

 

 

という訳にはいかないね」

 

 

「うん……あの2人なら」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《これは我らの快進撃を阻もうとする神々の嫌がらせですね!!!良いでしょう!!そのケンカ買ってやりますよ!!!

 

 

エクスプロージョン!!!!》

 

 

《バケェェェェ!!!!!!》

 

 

 

 

「絶対八つ当たりで辺り構わず爆発させると思うわ……」

 

「それは……困るな……」

 

「どうしようかな………」

 

『ピィカァ………』

 

 

 

「先から何を話しているんですか?」

 

「えっ? あぁいや……あっ!アクア今度はシトロンとバトルしてるんだな、どっちが勝つかな!!」

 

「本当ね!!!!

 

あっ!見てニンフィア!!ホルードがバトルしてるわよ応援してあげましょう!!」

 

『ニンフィッ♪』

 

「んん?」

 

不審がるめぐみんを誤魔化し、サトシ達が前を見る

 

因みに今サトシは3体のポケモンを召喚していた、その内の1体が今セレナの肩に乗り、ホルビー時代から彼と仲良くしていたのでバトルするホルビーに頑張れと声援を送るニンフィアと

 

 

 

『リマァ……リマァ……』

 

『ヤチャヤチャ、ヤチャッム』

 

そして2体目はタオル片手に落ち込むハリマロンにヤレヤレと呆れるヤンチャムである

 

 

 

「アクアフォース!!」

 

『オッシャァ!!』

 

そんな中、アクアとイブはシトロンとホルードに<ムーンフォース>による怒涛の攻撃を行っていた

 

 

 

「あれ?

 

お兄ちゃん、みずタイプのイブが相手なのにレントラーやハリマロンじゃなくて、じめんタイプのホルードでバトルしてるんだ」

 

「ハンデじゃありませんか?」

 

「うんうん、本気でバトルするって言ってたもん………あっ!まさか!」

 

「どうしたの?」

 

 

 

 

 

「ワイルドボルト!!」

 

『ホッルド!!』

 

「イブ!お願い!!」

 

『オッシャァ!!!』

 

高電圧を纏いながら突撃する技<ワイルドボルト>で向かって来るホルードを、イブは<アクアジェット>で空に向かい交わす

 

 

「そのままやっちゃいなさい!!」

 

 

『オッシャマァァ!!!』

 

 

急降下でホルードに突撃する

 

 

 

「そろそろ行きますか……ホルード!!」

 

『ホッル!!』

 

 

「えっ? あれって」

 

シトロンが1つのボールを取り出す、明るい黒でコーティングされ白のワッカが装着し、通常のボールなら開閉スイッチの役目を持つ真ん中部分に六角形の宝石が付けられているボールであり

 

 

ソレを見たサトシが目を見開く

 

 

「星久の輝きよ、新たなるサイエンスの未来を導く光となれ

 

NewシトロニックギアON!!!」

 

口上らしき物を言い終えるとボールが凄まじい輝きを放ち揺れ始め、それを両手で押さえたシトロンがホルードの頭上にボールを投げる

 

 

「テラスタル!!!!!」

 

投げられたボールが弾けると同時に、突如地面からホルードを覆い尽くす大量の水晶が出現し

 

 

パッキィン

 

 

瞬く間に水晶が割れる

 

 

『ホォォルゥゥ!!!!』

 

 

ホルードの頭上に電球の形をした宝石が浮かび上がり、更に体が黄色に発光し始める

 

 

 

 

『ピカピ!! ピッカァ!?』

 

「あぁ……あの時と一緒だ!!」

 

 

 

 

 

 

 

「何か知らないけど、そんな大きな電球頭に乗っけてたらイブの華麗なる水技は交わせないわよ!!」

 

「えぇ交わしません!ワイルドボルト!!!」

 

『ホォォルゥゥ!!!!!』

 

先ほどよりも勢いが凄まじい電流を纏い、迫り来るイブを迎え撃ち

 

 

ドガァァァン!!!

 

 

2体が激突した衝撃で爆風が舞い

 

 

『オシャァ………』

 

「イブぅぅぅ!!!!」

 

 

顔が地面に埋まるイブをアクアが救護に向かう

 

 

「お疲れ様ですホルード♪」

 

『ホッルゥ♪』

 

 

「なぁシトロン………今のって」

 

「王都を襲ったパスチャーなる賊が使っていた術じゃないか!!」

 

いつの間にか電球が消え発光が収まるホルードにお疲れ様と声を掛けるシトロンに、今ホルードに起きた現象に皆が食い付く

 

 

「パスチャーって……例のポケモンを拐っていた悪人ですよね、その人もテラスタルを使ったんですか?」

 

「う……うん……というかテラスタルって?

 

さっきホルードに起きた事の名前なの?」

 

「えぇ」

 

「先月お兄ちゃんがお仕事で行った………えっと………パルデア地方だったっけ?

 

そこの学校で教えて貰ったんだよね」

 

「うん、実は最近そのパルデア地方でメガストーンが発見されたみたいでして

 

そこでパルデアのポケモンリーグの委員長が理事長を勤めるグレープアカデミーの先生方やパルデアのジムリーダーや四天王達に、僕達カロスのジムリーダーや四天王やカルネさん達にメガ進化の手解きをして欲しいとの事で皆さんとパルデアに行ったんですが

 

その時の御礼にと、グレープアカデミーの校長先生からこのテラスタルオーブを頂いたんです」

 

「さっき投げたボールの事だな………それでシトロン、そのテラスタルって何なんだ?

 

パスチャーのサザンドラや、さっきのホルードを見た感じ、メガ進化やZ技やダイマックスみたいにポケモンを強くするってのは分かるけど」

 

「バトルの間だけポケモンのタイプが変わる現象の事です」

 

「タイプが変わる!?」

 

『ピッカァ!?』

 

 

「………………そんなに驚く事なのか?」

 

「進化してタイプが変わる事は良くあるけど、バトルの間だけタイプが変わる事がメガ進化以外にある何て初めて聞いたわ」

 

「知らないのも無理はありませんよ、テラスタル現象はパルデア地方のみで起きる現象の様ですから」

 

『ロト? じゃあ何故いま使えたロト?』

 

「パルデアのポケモンリーグの代表が言うにはテラスタルのエネルギーに似た物がある場所でならテラスタルが使えるみたいで、この国にも似たエネルギーの物質があると先日お祭りの準備をしている時に気付きまして

 

それで使えるか試してみたんですよ」

 

「エネルギー………

 

 

 

(メロエッタ……もしかしてそのエネルギーの出所って)」

 

【はい、持ち主が死亡し世界の何処かに眠る神器の中の1つだと思われます、確か有りとあらゆるエネルギーを無限に産み出し続ける杖でしたか?】

 

(うん………とある転生者が、この世界で会社を作って一攫千金を狙いたいから転生特典で無限エネルギーの杖を渡したって、脱サラして自分の会社を作って直ぐに亡くなった転生者で、死んでも働きたいとか社会人って怖いわねって先輩が言ってたから凄く印象に残ってる)

 

【…………ではパスチャーというトレーナーが、あの時テラスタルなる物を使い此方の戦況が悪化した原因は】

 

 

 

 

 

 

 

「そんな訳の分からない物を撒き散らして放置だなんて、全くエリスってば仕事が出来ないわね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【彼女が原因ですか】

 

 

(……………うん)

 

 

 

 

「タイプ相性が変わるだけでなく、そのテラスタルのタイプ技の威力も大幅に上がります」

 

「だからさっきのワイルドボルト、直前に使っていた時より威力が上がっていたのね」

 

 

「ロトム! 王都の時のサザンドラの映像、シトロンに見せてくれないか」

 

『了解ロト!』

 

パスチャーが使役するサザンドラの頭に斧の様な宝石が生える場面が写し出される

 

「コレもテラスタルなのか?」

 

 

「間違いなくテラスタルですね……この見た目は鋼タイプです」

 

「鋼タイプか……だからドラゴンタイプの技が全く効いてなかったのか」

 

 

「ねぇねぇロトム、これ本当にサザンドラ?

 

何かロボットみたいに見えるよ」

 

『うーん………実はアチシも自信が無いロト、サザンドラだけでなくパスチャーの連れていたエルレイドやボーマンダにモロバレルも図鑑には反応が無かったんだロト』

 

「確かに……サザンドラだけでなくエルレイドもロボットみたいですし、ボーマンダとモロバレルも何だか見た目が違うような……」

 

 

「そんな事より!!!!!」

 

 

「わぁぁ!?」

 

 

「どうしたのめぐみん!?」

 

 

 

「メガ進化とは何ですか!!

 

他にも聞き慣れないワードが沢山ありましたが、それが1番、我が紅魔族の琴線に触れ心を揺さぶるワードです!!!」

 

 

「………………えっと………サトシ、メガ進化を見せて居なかったんですか?」

 

「それが………メガリングとキーストーンもZリングもダイマックスバンドも、俺がこの国に来た時に誰かに拾われたみたいなんだ」

 

「そうだったんですか………本来ポケモンはどれだけ多くても2回までしか進化しません

 

しかし、その限界の壁をポケモンとトレーナーの絆によって越えた先がメガ進化

 

先ほどのテラスタルと同じくバトルの間だけ姿やタイプが変わり、更にとくせいも変わり身体能力も大幅にアップさせバトルを有利にさせる事が出来ます」

 

 

「いわゆる変身じゃないですか!!!!それバルスリンにやらせてください!!!!」

 

「えっ!?バルスリンがですか?」

 

「えぇ!!!バルスリンと私の爆裂魔法を通じた絆なら、限界の壁なんて何百枚すら破壊してやりますよ

 

どうやったらメガ進化出来るんですか!!!!」

 

「………キーストーンとメガストーンという石を、各々トレーナーとポケモンが持つ事でメガ進化出来ますが………残念ながら、この国にはキーストーンとメガストーンは無いかと」

 

 

「御安心を、私の里に腕利きの占い師が居ましてね

 

彼女に調べて貰えば、その石達が何処にあるか一目瞭然です!!」

 

「あぁ……いや………」

 

 

「(テラスタルと呼ばれる現象を引き起こすエネルギーはありますが、流石にその様な石は此方の世界には…………いや……もしかしたら)

 

ねぇロトム」

 

『なにロト?』

 

「そのキーストーンやメガストーンって、どんな見た目か見せてくれる?」

 

『お任せロト』

 

クリスがロトムから画像を見せて貰っている時、セレナがめぐみんに待ったを掛ける

 

 

「実はねめぐみん、プラターヌ博士……メガ進化を調べてる博士の研究所でメガ進化出来るポケモンを前に見せて貰った事があったけど、バルスリンの進化系はメガ進化出来ないの

 

私達のポケモンでメガ進化出来るのはルカリオだけだわ」

 

「ルカリオは出来るのか!?」

 

ボールの中で休むルカリオを見つめるダクネス

 

 

「いえそれが、先月パルデアで発見されたメガストーンが前までメガ進化が確認されていなかったカイリューの物でして

 

なので新発見のメガ進化がある可能性は0ではないとプラターヌ博士が言っていました」

 

「へぇ~カイリューもメガ進化出来るんだ」

 

 

「ふっふふ

 

見てご覧なさい!!!運命の神はバルスリンに最強のポケモンになる道を示しているのですよ」

 

「運命の神の親父なら、一個人にそんな事しないわよ」

 

「とにかく!!!

 

バルスリンが進化したら直ぐに里に帰り そけっとにその石達が何処にあるか占って貰わねば」

 

「めぐみん、その時は私も一緒に行く

 

私もルカリオの為に、その石を見つけたい」

 

「えぇ構いませんよ」

 

「ダクネスまで………」

 

「占いで調べなくても大丈夫だよ」

 

「大丈夫って何が?」

 

「今ロトムにキーストーンやメガストーンって石の画像を見せて貰ったけど、あたし見覚えがあるよコレ」

 

 

「えっ!? 何処で見たの!!」

 

「ヒスイの村にあるイチョウ商会の店主さん……サトシは会った事あるよね?」

 

「うん、テルさんだよね」

 

「そのテルさんと先日の祭りで会った時に彼が身に付けていたんだよ、このキーストーンを付けた腕輪をね

 

だから彼に譲って貰えないか交渉するのはどうかな?」

 

(ナイスよクリス!!コレならめぐみんもヒスイの村に行くって言うはず!!)

 

「そうですね……分かりました」

 

(やったわ!)

『フォクッ♪』

 

 

「なら一刻も早くバルスリンに進化して貰わないとですね」

 

「なんで!?今直ぐ行きましょうよ!!」

 

「メガ進化とは普通の進化の先にあるのでしょ?

 

なら先ずは普通の進化を先にやらないといけないじゃないですか」

 

 

「うっ………確かに」

 

「はぁ……結局振り出しか……」

『ピィカァ……』

 

 

『うーん……他にめぐみんを行く気にさせる様な物を売ってないかロト』

 

「ロトム? そのチラシなんですか?」

 

『イチョウ商会のチラシロト、テルって人間が前に会った時にサトシとカズマにくれたロト

 

何か良い物はないロトか……検索開始ロト』

 

 

「…………あれ? コレって繋がりの紐では」

 

ロトムが持つチラシの、ある一点にシトロンが目を止める

 

 

『何ロトかソレ?』

 

「シンオウ地方のテンガン山から発掘された進化のエネルギーを宿した紐だそうです

 

マサキさんはこの紐に残っていたエネルギーから、転送マシーンに進化を引き起こす電波を発生させるプログラムを産み出したって自伝に書かれていて………あっ!」

 

『あっ!』

 

<3分後>

 

 

ドン!ドン!ドン!

 

「カズマぁぁぁ!!!!ヒスイの村に行きますよ!!!!!」

 

「お前も行きたくないグループだったろうが!!!!」

 

「バルスリンが最強のポケモンになれるんですよ、早く出てきてください!!!!」

 

「知るかぁぁぁ!!!!」

 

 

あの後シトロンとロトムに、バルスリンが進化するのにチラシに写る紐が必要だと聞かされ

手のひらを返しヒスイの村に直ぐに行きたいと、めぐみんは今も引きこもりたいカズマの部屋のドアを叩きはじめる

 

 

 

「行くならお前らだけで行け!!!でもウォーブランって国の奴らに俺の仲間とか言うなよ俺まで巻き込まれるからな!!!!」

 

「……………確かに私はウォーブランの奴らにスカウトされ魔王軍と戦いたいですが

 

でも………戦うならカズマと一緒が良いです……アナタと一緒なら私は全く不安になる事なく戦え、何時も以上の力を出せます

 

だからカズマ……一緒に行きましょう♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そんな心にも思ってねえ臭い台詞で俺を騙せると思うなよロリっ子、お前王都で戦ってた時に俺から離れて大暴れしてたじゃねえか」

 

 

「………チッ」

 

 

「おい舌打ちしやがったな!!やっぱり演技じゃねえか!!!」

 

「ならさっさと出ろぉぉ!!!!!」

 

 

「嫌だね!!!少なくとも後10日は家に居る!!!!」

 

 

「昨日も言ってたけど、ねぇカズマ「はいカズマだよ」何で10日後なら良いの?」

 

 

「サトシかクリスに聞け」

 

 

「……………って言ってるけど」

 

 

「さ……さぁ……俺達も分からないよ」

 

「う……うん」

 

 

カズマが一番に引きこもりたい理由は、クリスが女神エリスとしての仕事が出来ない=生き返られないからである

 

彼女が女神として復帰出来るまで後10日あり、なので10日の間は死ぬかもしれない危険な場所には行きたくないからであった

 

ちなみに今エリスが女神としての仕事が出来ない事を地上の人間には知られれば、魔王軍だけでなく悪しき人間達が邪な考えを起こす恐れがあるのでエリスから口止めされているカズマもサトシも皆に話せなかったのである

 

 

 

 

「あ……あのカズマさん……今回は皆の言う事を聞いて戴けないでしょうか」

 

 

「おいアクア……お前なに脅されたんだ」

 

 

「べべ別に脅されてなんかないし……………巨大化したセレビィの中で、触手でグルグル巻きにされたアタシを撮影したロトムの写真を世界中にバラ巻くってママが……うぅ!!何でもない」

 

「……………………」

 

 

「賢者タイムの所悪いのですが「してねぇし!!!!」もはやヒスイの村に行きたくないはアナタだけですから、無駄な抵抗を止めて早く出てきなさい!!!」

 

 

 

「お兄ちゃん、賢者タイムって何?」

 

 

「…………ユリーカにはまだ早いかな」

 

「んん?」

 

 

「やだぁ!!!」

 

 

「仕方ないわね………サトシお願い」

 

 

「うん………ごめんねカズマ

 

 

 

ヌメルゴン、窓からカズマを連れ出して」

 

 

『ヌメヌメ~♪』

『デネデネェ♪』

 

 

サトシが出していた3匹目のポケモンは、先まで仲良しのデデンネとお散歩に出掛けていた<ドラゴンポケモン>ヌメルゴンであった

 

ヌメルゴンは外から、その長い舌でカズマの部屋の窓を開け

 

 

「わぁぁぁ!?なんだコレぐぇぇぇ~ヌメヌメェ!?」

 

ネバネバの粘液が付いた舌でグルグル巻きにされたカズマは屋外に連れ出されてしまう

 

 

 

「さあ行きましょうか」

 

「アホか!?行くとしてもこんなヌルヌル状態で外出歩けるか!!俺のイメージ悪くなるじゃねえか!!!」

 

 

「えっ……カズマさん自分のイメージが悪くないと思ってたの、既にめぐみんやセレナにヌルヌルプレイを強要したって噂あるのに」

 

「……だから………あれは俺じゃ……俺じゃねえよ」

 

 

「あぁカズマ……流石に着替えてからだから安心して、ヌルヌルの件に関しては……私も………気持ち分かるから」

 

 

「ヌルヌルプレイって?」

 

「…………ユリーカは知らない方が良いよ」

 

 

 

 

 

「おいお前ら!!!悪いが俺にはまだ味方が居るんだ、だから最後まで抵抗させて貰うぞ!!」

 

『ピカカ?』

「味方って………もしかしてナマケロ?」

 

 

「あぁ! 来いナマケロ!!」

 

ボールからナマケロを出すと

 

 

 

『ナマナマ………ナマナマ………』

 

 

覇気が全く無いナマケロが出てくる

 

 

「一昨日の騒動でヤル気出しきったみたいでよ、ずっとアイリスの名前を呟きながらこの通りだ」

 

 

『ナマナマ………ナマナマ……』

 

 

『ピィカ………』

 

『確かにアイリスをメチャクチャ求めてるロト』

 

 

「分かるぜ相棒、俺もアイリスが恋しくてたまらねぇよ……会いてぇよな………お前らこんな状態のコイツを外に連れて行くつもりか!!可哀想だろ!!!サトシが言ってたぞ、トレーナーはポケモンの為に行動してやるもんだって

 

だから俺はナマケロのトレーナーとして、コイツと一緒にアイリスに会えない寂しさが癒えるまで家で過ごしたいんだ!!文句あるか!?えぇ!?どうなんだぁぁ!!!」

 

 

 

「この男………自分が引きこもりたいのをナマケロの為だと言って、同情を引かせるのが上手すぎて……引いちゃいますよ」

 

 

「うるせぇ!!!」

 

 

 

「うんうん、そうだよな……わかったよカズマ俺諦める」

 

『ピカピ……』

「サトシ………」

 

 

「やはりこうなるか……」

 

 

「流石俺の弟だ!!!コレで仲間は3人、俺達は最後まで抵抗する!!!!」

 

 

 

 

 

 

「あのセレナ、そのアイリスという方は何方ですか?

 

まさかイッシュの新しいチャンピオンではないですよね」

 

 

「うんうん、この世界で一番の大国のお姫様なの」

 

ヒソヒソとシトロンに耳打ちする

 

私達、前にそのお姫様に会ったんだけど……ナマケロがそのお姫様に惚れちゃったみたいなの」

 

「な……なるほど………大国のお姫様なら、そんな簡単には会えないですね」

 

「あぁ、しかも例のパスチャーという賊が城に侵入しアイリス様に暴行を働いた影響で警備が強まり、今アイリス様に会うのは貴族でも難しいらしい」

 

 

「そう…………だからせめて声だけでも聞きたいって、セレナのポケモン図鑑をアイリスにあげてロトムを通して通話しようとしたのに……このケチンボママがダメだって抜かしやがったんだ」

 

『ナマナマ……ナマナマ』

 

「当たり前でしょ!!私の図鑑なんだから」

『マフォク!!フォクシィ!!』

 

 

「通話用の魔道具は王族しか扱えないみたいだし………はぁ……何か話してたら益々アイリスに会いたくなった………せめて声だけでも」

 

 

「ならスマホを作ってあげましょうか?」

 

 

「……………………………はぁ?」

 

「僕がスマホを2台作って、それをそのお姫様に渡せば通話が出来ますよ」

 

 

「すまほって何ですか?」

 

 

「私達の国の通話器具よ」

 

「通話用の道具を作れるだと!?

 

そんな……歴史に名が残るレベルの魔法使いの魔力を数人分集めて、やっと産み出せるレベルの品物なんだぞ!?」

 

「そ……そんなに大変なんだ通話する為の魔道具を産み出すのって」

 

 

「…………スマホ………作れんのか?」

 

「えぇ」

 

 

「スゲーなシトロン!!やっぱ科学の力ってスゲー♪」

 

「いやぁ~♪」

 

 

「ではカズマ、ナマケロ

 

ヒスイの村に行ってくれたら、シトロンにそのスマホとやらを作って貰うのはどうでしょうか」

 

 

『ナマァァ!!! ナマァケ!!!』

 

 

『ピカ………』

 

『元気を取り戻したロト』

 

「待て待てナマケロ……良く考えろ、俺ら祭りの用意してる時に何回アイツの失敗作を見てきた」

 

『ナッ…………………ナマァ』

 

 

落ち着きを取り戻し再び怠けモードになる

 

 

「大丈夫だよ、お兄ちゃんスマホだけは1つも失敗作を作ってないから

 

ねぇデデンネ」

 

『デネデネ』

 

 

「嘘ぉ!?」

『フォク!?』

 

シトロンの失敗作を何回も見てきた為、彼が作るスマホが1度たりとも失敗作になってないと聞き一番に反応してしまうセレナとマフォクシーであった

 

 

「本当ですよ、今カロスで売り出されてるスマホロトムのボディは全部僕が作ってますから」

 

「あれシトロンが作った奴だったの!?

 

確かに、あのスマホロトム1つも悪い噂やレビューを見たことが無いわ………」

 

『でもシトロン、スマホはアチシ達ロトムが居ないと動かないんじゃないロトか?』

 

「ふっふふ御安心を、素早いロトムをゲットする事が難しい年配者の方々の為に図鑑機能は無いですがロトム無しで通話が出来る物も販売しています」

 

「おぉぉ!!やっぱり科学の力ってスゲー!!!!」

 

「ねぇねぇ!!アタシにも作ってちょうだい!!」

 

「よしお前ら、俺がヌメヌメ落として来る間に出掛ける用意しとけ!!!!

 

ナマケロ!!厄介な事になったら遠慮はいらねぇ向かって来る奴全員ぶっ倒せ!!!良いな!!!!」

 

『ナンマァァァァ!!!!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

【実に綺麗な手のひら返しですね………エリス様、此方の世界に私の世界の物が流通するのはマズイのではないでしょうか

 

女神アクア様も乗り気で止める気など更々ない様子ですし、私達で止めた方が

 

 

 

あれ?

 

 

 

 

エリス様?】

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ……あのさシトロン………良かったらさ……あ……あたしにもスマホ………って道具作ってくれないかな、通話器具があると色々便利だからさ」

 

 

「良いですよ、スマホぐらいなら簡単に作れますし」

 

 

「ありがとう!!

 

 

(やったぁ♪前からスマホ欲しかったんですよね♪)」

 

【………………………】

 

 

こうしてカズマ達一向は、遥か北にあるヒスイの村に行く事に

 

 

その準備の間

 

「ヌメルゴン、さっきはありがとな」

 

『ヌンメェ♪』

 

「おっとと!!ごめんナメるのはまた今度な!!

 

 

 

 

ははは……ヌメルゴンは全然変わらないや、デデンネが会いたがっていたから湿地帯から急に呼び出しても全然気にしないで居てくれて……ありがとな」

 

『ピィカァチュ、ピィカァピ』

 

「そういえばさピカチュウ」

 

『ピカ?』

 

「ヌメルゴンは俺が死んだ事を知らなかったみたいだけど………アイツはどうなんだろ?」

 

『ピィ…………ピッ!ピカピッカ、ピカァピチュピカ』

 

「あぁそっか、プニちゃんと一緒に居るから聞いてるよな」

 

『ピィカ、ピカピ、ピィカァピチュ?』

 

「うーん……確かに会いたいけど、アイツはまだカロスの為に戦ってるだろ

 

呼び出したらアイツの使命の邪魔かなって……アイツと会うのは俺達の使命を果たしてからにしようぜ」

 

『ピィカァ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<とある北の地>

 

「良いか姉ちゃん、今度こそ覚えてくれよ

 

ウォーブランはこの大木を左に曲がり」

 

「うんうん」

 

「それから

 

 

ああだ

 

 

こうだ

 

 

そうで

 

 

ほうで

 

 

 

 

分かったか?」

 

 

「分かりました、教えてくれてありがとうございます

 

 

それでは」

 

 

「だから左だ何故右に行く!!!」

 

 

「あれ? そうでした?」

 

 

「…………わざとやってんのか姉ちゃん………もう10回は言ってるぞ」

 

「ごめんなさい私記憶力が悪くて、今度はメモを取りますのでもう一度教えてくれます?」

 

「最初から取れぇぇ!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやはや、怒鳴りながらもちゃんと道を教えてくれるとはお優しい方でござった

 

しかし名前は知ってはいたが、こんなに道中が複雑とは

 

こんな事ならセレスティナ……いや……えっと」

 

ペラ ペラ ペラ

 

「あった! セレナ殿から道を聞いておけば良かったでござる、まさか半月以上も掛かるとは

 

でも後少しでござる、さて次は…………あれ」

 

ペラ ペラ ペラ ペラ ペラ

 

「あれ?あれ?あれ?

 

先程の方から聞いた道順を書いたメモ……何処に行ったでござるか!!!!」

 




カイリューにメガ進化来ましたね、やはり新メガ進化来ましたか

カロス御三家にもメガ進化来そうだな(というかXYの時点で何故無かったんだ)

この小説のレギュラーや準レギュラーで好きなポケモンは

  • ピカチュウ
  • マフォクシー
  • ナマケロ
  • ルカリオ
  • バルスリン
  • イブ
  • ロトム
  • キルちゃん
  • 氷の女王様
  • ティアラ
  • オーティス
  • メロエッタ
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