この素晴らしい世界にポケモンを   作:ハリケーン改

57 / 75

皆さん大変遅くなりました、ポケモン図鑑埋めてバトル1000回やってひかるお守りをゲットしたのでカロス地方から帰り執筆再開します

ZA面白かったですね、キャラはカラスバさんとユカリ様が気に入りました

ネタバレになるんで多少ボカしますが個人的にZAやってて驚いたベスト5を紹介します

5位、シトロンとユリーカ未登場

4位、残念ながらパンプジンはメガ進化ならずでしたが代わりに○の○○○(笑)メガ進化おめでとう

3位、ミアレシティの治安の悪さ

2位、復活のF

そして1位はエンディング後です………やっててマジで変な声だしちゃいましたよ、因みに最後はお休みなさいを選択しました(。´Д⊂)


この素晴らしい魔剣の勇者にポケモンを

<王都、王宮のとある一室>

 

 

「くそっ……青の花さえあれば……アレさえあれば、この危機を乗り越えられるってのに………はっ!?

 

来たぁぁ!!コレで勝利だぁぁ!!!」

 

 

ようせいのかぜ!

 

ドレインキッス!!

 

マジカルシャイン!!!

 

ムーンフォース!!!!

 

ミストバースト!!!!!

 

ミストバースト!!!!!!

 

 

 

 

 

『ナマッ』

 

ようせいのかぜ!

 

ドレインキッス!!

 

マジカルシャイン!!!

 

ムーンフォース!!!!

 

ミストバースト!!!!!

 

ミストバースト!!!!!!

 

ミストバースト!!!!!!!

 

ミストバースト!!!!!!!!

 

ミストバースト!!!!!!!!!

 

「はぁ!?嘘だろ9連鎖!?

 

ヤベェヤベェ!!赤のフラベベ早く来い……ギャァァァァァ負けたぁぁ!!!!!」

 

 

バタン!!!

 

 

「喧しいぞ!!!」

 

「ドア蹴り破ったお前の方が喧しいだろ

 

ナマケロもう1回だ次こそ勝てる!!

 

お前の行動パターンは完全に見切った!!」

 

『ナンマナナァ』

 

「えぇい!アイリス様の勉強の邪魔になってるとクレア殿とレイン殿から苦情が来てるんだ止めんか!!!」

 

「だぁぁこのスマホ返せ!!

 

チキショー!!

 

頑張って作った6連鎖コンボを封殺されるばかりか弾き返されるなんてよ!!」

 

王宮の一室にてカズマとナマケロが遊んでいたのは、シトロンに作って貰ったスマホに内蔵されている

 

5色の姿がある<いちりんポケモン>フラベベを繋げて消していくパズルゲームであった

 

『ナンマナマ、ナンマケ』

 

「10じゃねえ、まだ9連敗だ二桁敗北なんか絶対するもんか」

 

「アイリス様やナマケロだけでなく私にも全敗してるんだ、お前にはこのゲームの才能がないんだ諦めろ」

 

「…………普段は考えるよりも先に手が出るくせに、落ちゲー得意とかどうなってんだよ」

 

「ふふん!ボートゲームの様に先の事を考え駒を動かす遊びはやり慣れているんだ、アイリス様やナマケロには完敗したがお前の様に後先考えず目先の欲に負ける男には負けん」

 

 

「……………ゲームで勝ったぐらいでイキるとか、お前本当貴族のお嬢様らしくねぇな

 

 

ってのは嘘ですララティーナ様!!!だから力抜いてください!!!俺のスマホが粉々になっちゃう!!!!」

 

 

 

 

『…………リオリオ』

 

「どうした?」

 

 

『リオ、リィオリィルカ』

 

「…………コイツらにゲームで瞬殺されたのが悔しいのか?」

 

『リオッ!!』

 

「……………はぁ

 

さっき戦いの練習は終えたからな、こっちの練習もやって良いぞ」

 

『リオリオ♪

 

リオルカ!リオッ!』

 

『ナママァ』

 

ダクネスのスマホを借りて、アイリスから預かっているスマホを持つナマケロとパズルゲームで勝負を挑むルカリオであった

 

「さあカズマ、そろそろ帰るぞ」

 

「やだ」

 

「スマホとやらを渡すだけかと思ったら説明会と称して3日間も王宮で暮らしおって、もうアイリス様は使い方をマスターされているからさっさと帰るぞ!!」

 

 

「いいや、まだまだ説明してない機能は山ほどあるんだ

 

あと3日……いや4日は説明に必要だな」

 

「本当だろうな、既に10科目ぐらいは話していたぞ……しかも途中からゲームで時間を潰していたようにしか見えなかったが」

 

「スマホで10科目なんて説明書の真ん中にすら行ってねえよ、つうかスマホ触るの俺久しぶりだし、そもそもアイツらの国のスマホだから俺だって知らない機能あんだから説明するのに時間掛かんだよ

 

何より

 

 

お勉強が終わったらお兄様とナマケロにレースゲームのリベンジをしたいのです

 

ってアイリスとティアラに頼まれたんだ、まだ帰る訳にはいかねぇな」

 

「……………アクアが警察に捕まり、ポケモントレーナーになりたいと願う冒険者達から隠れて行動せねばならない事を強いられている皆はきっと不安だろうな……年上らしく早く帰って安心させるべきだと思うがな……チラリ」

 

 

 

「アイツを警察で拘束してくれる方が余計な厄介事を招かないで済むから寧ろ安心だろ、つうかアイツら今ダストやリーン達アクセルの冒険者達と一緒にポケモン捜索に行ってるみたいだぞ」

 

 

「はぁ!?何故そんな事が……というか何故お前が知ってるんだ!?」

 

 

「1時間ぐらい前に俺らのグループLINEにめぐみんが連絡してくれただろ」

 

 

「あぁ! そういえばめぐみんの名前がスマホの画面に表示されていた!!」

 

 

(元々欲しがってたアクアは当然として、同じタイミングで教えたアイリスや、サトシとママに教えて貰っためぐみんは無茶苦茶使いこなしてんのに………コイツのだけシニア向けのにして貰えば良かった)

 

 

「何だカズマ、私の顔に何か付いているのか?」

 

「何でもねぇ……話し戻すが、めぐみんが言うには今から向かう場所で2体のポケモンが暴れてるらしいから

 

そいつらを捕まえるのに一番協力してくれた奴にボールを渡すんだってよ、ってめぐみんの師匠がアイデアとして出してくれたみたいだ」

 

 

「ほぉ……めぐみんの師匠か、ちょっと見てみたいかも」

 

「写真撮って貰えば良いだろ、つうか今からアクセルに戻っても間に合わねえし

 

俺らは俺らの責務を全うしようぜ」

 

 

「………………アイリス様が勉強されている間は食っちゃ寝するかゲームをするのが責務か」

 

「英気を養っているんだ、ほれ!

お前も王宮に居る沢山の冒険者や兵達に遊んで来て貰え」

 

 

「遊んでない!!稽古だ!!」

 

「…………兵士の稽古中に割り込んで固い剣に切られに行って妨害すんのが稽古か!!

 

腕立てしてる時に一々胸を地面に当てやがって誘ってんのかお前!?」

 

「うるしゃい!!!」

 

 

 

『リィオリィ……リオリィオ』

 

ようせいのかぜ!

 

ドレインキッス!!

 

マジカルシャイン!!!

 

『……ナマッ』

 

ようせいのかぜ!

 

ドレインキッス!!

 

マジカルシャイン!!!

 

ムーンフォース!!!!

 

ミストバースト!!!!!

 

ミストバースト!!!!!!

 

ミストバースト!!!!!!!

 

ミストバースト!!!!!!!!

 

ミストバースト!!!!!!!!!

 

ミストバースト!!!!!!!!!!

 

 

『リオッ!!!!!』

 

ダクネスのスマホを使ってナマケロと戦うも返り討ちを食らってしまうルカリオであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃サトシ達はというと

 

 

<湿地帯>

 

めぐみんの師匠ウバが話していた

 

見渡す限りの、ぬかるんだ沼地や泥が混じる水、大量の草木が辺り一面から生える湿地帯に到着していた

 

「冒険者達よ、今からニョロノトとガマゲロゲと呼ばれるポケモンを確保に向かいます

 

決して勝手な真似はしないように!!」

 

 

「あいよ!!!」

 

 

「分かったわ!」

 

 

 

 

 

 

 

「…………めぐみんが……学生時代、黙って私に従えって私やクラスメートを暴力で従わせようとしたあのめぐみんが皆に号令を掛けてる……」

 

 

「ウルサイですよ、そこのぼっち!!」

 

 

「もうぼっちじゃないわよ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「おいおい、どんなレアポケモンかと思ったらニョロトノとガマゲロゲだってよ」

 

『とんだ肩透かし食らったニャ』

 

「バカねアンタ達、わざわざ普通のガマゲロゲとニョロノト捕まえにこんな大人数や、マネネやソーナンスの技が効かなかった激ツヨのミツルギ様を連れて行くわけないでしょ」

 

「いやアイツは偶然来たみたいだったぞ………まあ春風男は除外したとして、普通じゃないニョロトノとガマゲロゲって……色違いとかか?」

 

 

「それは見てのお楽しみにさせて貰おうじゃない、つうかポケモンゲットしてアルセウスに媚び売るんだからポケモンの種類なんか関係ないでしょ」

 

「………ソレもそうだな」

 

『せっかくメカも用意してるしニャ』

モソモソ

 

(ニャンかさっきから頭が痒いのニャ)

 

 

「でしょ、必ずゲットしてやるわよ………ん?」

 

「どうした?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「では行きましょうか」

 

 

「えぇ、じゃあバルスリンちゃんをアナタに」

 

ゆんゆんから預かったバルスリンが入るボールを取り出すも

 

「おや?ボールはゆんゆんに渡したはずですが」

 

「バルスリンちゃんに謝りたくて借りたの、さあどうぞ」

 

「なら暫く持っていてください」

 

「もう許してあげましょう、私は噛まれた事は気にしてないから」

 

 

「いいえ、そうやってナアナアで済ませる訳には行きません

 

バルスリンが私の前でキチンとウバさんに謝るまでは絶対許しませんから、ほら早く出て謝りなさい」

 

シーン

 

めぐみんが呼び掛けるもバルスリンはボールから出ない

 

「えぇそうですか!!反省しないならずっとボールの中で引きこもってなさい!!!」

 

 

「でもどうするの?

 

ポケモンって生き物を倒すのでなく捕まえるなら体力を減らさないといけないってサトシ君が言ってたわよ、爆裂魔法じゃ危険じゃないかしら」

 

 

「御安心をポケモンの中には全力の爆裂魔法を受けてもピンピンしてる子も居ましたしたので、まあ狙いの2体がそこまで強くなければ威力をセーブします

 

 

何より今回は連れて来た冒険者達の中からボールを渡す者を選ぶのも目的ではなかったですか?

 

我々が苦戦したフリをして冒険者達にも戦わせ、ポケモンゲットは大変だと思わせ

 

ソレでもトレーナーになりたいと願う者を見極めなければ」

 

 

「そうだけど……でも」

 

 

「おい爆裂娘!!アッチで何か揉め事が起きてんぞ!!」

 

「やれやれ仕方ありませんね、ちょっと待っててください」

 

冒険者の1人が指差す方に向かうめぐみんを

 

「……………………」

 

何とも言えない表情でウバは見ていた

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっとジャリ……アンタ!

 

ミツルギ様に失礼じゃないの!!」

 

「べ……別に失礼な事なんて」

 

「そうですよ、彼は1つの案を言っただけですから」

 

「ミツルギ様お待ちあれ、言い方に明らかに悪意があったわ!!」

 

『どうどう!!』

 

「スミマセン、彼女アナタに凄くお熱のファンでして

 

 

 

 

 

あんまり目立ったらダメだろ」

 

 

 

 

 

「何事ですか?」

 

 

「あぁめぐみん、ほほ…ほら私がジャイアントトードやニョロトノやガマゲロゲを見ないように目隠しするって事になったでしょ」

 

何故か顔が赤いセレナ

 

「えぇ、なのでマフォクシーがアナタの手を取り引率するって話になりましたね」

 

「そしたらね」

 

セレナではなく隣に居たリーンが説明を始める、何故かニヤつきながら

 

 

「ミツルギさんが、僕も側に居てあげるって言ったらソレをサトシが止めて俺が側に居るって♪」

 

「………ほぅ………それで、お顔が真っ赤っ赤になってる肝心のアナタはどうしたいんですか?」

 

「そ……そうね………(サトシに嫉妬して貰えてるのは嬉しいけど、でも確かに目隠ししてる私が側に居たらマフォクシーやサトシにカミツルギさんにも負担が掛かるし

 

 

目隠しなんていらないわ

 

 

って言いたいけど、今ニョロトノとガマゲロゲを見たら間違いなく気を失いそうだわ、はぁ……早くジャイアントトード嫌いを克服しないと)

 

うーん……私はここでお留守番でも」

 

「………やれやれ、サトシ!抱っこをお願いします」

 

 

「オッケー!」

 

「ちょっ!?何言うのめぐみん!?」

 

「忘れたんですか……今回我々は本気で戦わず苦戦するフリをするって事を、なので別にサトシの両手が塞がっていても良いんですよ」

 

「あっ………そうだったわね」

 

 

「全く、反対派のアナタの為に態々こんなまどろっこしい方法を取ってるんですからね

 

冒険者達全員にボールを渡して彼らにもゲットを手伝わせれば、ポケモンを集めるという役目が早く終わるかもしれないんですよ」

 

「ごめん……でもゲットしたポケモンに悪事を働かせたりするのは嫌なの、だから私はちゃんとポケモンの事を考えてくれる人にトレーナーになって欲しいの

 

アナタ達やクリスにウィズさんや王女様みたいな人に……って!?

 

他人事みたいに言ってるけど、昨日迄はアナタも反対派だったじゃないの」

 

 

「わ………私の事は良いんです!!

 

ほらほら、さっさと旦那に抱っこされなさい」

 

「旦那!?」

 

こうしてセレナは旦那「まだ違う!!!」に抱っこされ、一同は湿地帯に入る

 

 

泥水の下に大量の石がめり込み草も生えている為か足場が悪く、全員ゆっくりと歩みを続ける

 

 

「随分静かだな?」

 

「あぁ……妙だな」

 

「何が妙なのですか?」

 

「俺ら5日前にこの湿地帯に来たんだけど、そん時は冬眠に向けて餌を確保しまくるジャイアントトードの群れで溢れかえっていたんだ」

 

 

「まぁまだまだ熱いですが季節的には秋ですからね………ん?

 

溢れかえっていた?

 

1匹も居ないじゃないですか?」

 

 

「だろ、だから妙だなって」

 

「私が昨日来た時にジャイアントトードは数体は居たわね、おそらく例の2体が暴れているから逃げ出したのかも」

 

「あり得ますね、ガマゲロゲの方は見た目通りですが、この地に居るニョロトノは可愛いらしい見た目に反して中々にヤンチャな………ん?」

 

「どうしたの?」

 

「何でしょうか……この巨大な足跡」

 

明らかに人間の形や大きさではない足跡が泥水の底に複数存在していた

 

 

「形はジャイアントトードでは無いですし、大きさはガマゲロゲやニョロトノとも違います………まさか他にも居るんでしょうか」

 

「警戒は怠らない様にね、何時でも呪文を唱えられる用意をしないとダメよ」

 

「はい!」

 

 

{はい!○○○○○様♪}

 

 

「つぅ!?」

 

「どうしましたウバさん……まさか何か見つけましたか!?」

 

 

「うんうん……靴に水が入って気持ち悪いって思っただけよ」

 

 

 

 

 

 

「ご……ごめんねサトシ……運ばせちゃって」

 

「い……良いよ、手を繋いで歩くよりコッチの方が楽だし……

 

 

(何で俺あんなにマクラギさんに対してムキになったんだろ?

 

それに………感謝祭の時のコンテストの時みたいにスゲェドキドキしてるし………アソコも………後でカズマに聞かないと)」

 

「どうセレナ♪ご気分は♪」

 

「…………ノーコメント

 

それよりリーン、よそ見しないで前向いて歩かないと転んじゃうわよ」

 

「大丈夫よ足元をウィンドブレスで浮かしてるから、ソレに何時もはしっかり者のセレナの可愛い姿を見たいしね♪」

 

「茶化さないで………それと」

 

 

サトシにお姫様抱っこされ借りて来た猫の様に大人しくなる自分をニヤニヤと見るリーンから目線を逸らし

 

 

カシャ カシャ

 

カシャ カシャ

 

 

『ねぇアンタ達……ソレで50枚目だけど、同じのばっか撮影して楽しいの』

 

 

『『楽しい♪』』

 

 

「そこ!!撮影しないで!!!!」

 

ポケットから拝借された自分やサトシのスマホで激写する2体を注意する

 

ジィ~ ジィ~

 

『アンタも大変ね、アイツらに動画撮影手伝わされて』

 

『アチシのは趣味ロト、だからサトシとセレナだけじゃなく皆を撮ってるロト』

 

『あらそうなの、ならアタシが戦う所はキチンと撮影しなさいよ

 

お勤めを終えたアクア様と、お留守番してるゼル帝に見せてあげるんだから

 

 

(ガマゲロゲとニョロトノが弱ってる所をアタシが止めをさす映像に、ソイツらをゲットしてアクシズ教に入信させれば………あんなお間抜けシスターよりアタシの方が右腕に相応しいってアクア様に分かって貰えるわ!!!)』

 

 

 

 

 

 

「…………き……君」

 

 

 

『どうしたロト?』

 

すると何故かミツルギが呆気に取られた顔を浮かばせ、ピカチュウとマフォクシーを指差す

 

 

「ソレ……スマホかい?」

 

『そうロト』

 

 

「やっぱり、そのフォルムに撮影時に鳴った音といい懐かしいや

 

もしかしてだけど」

 

ロトムに近付き小声で話す

 

 

「スマホを持ってるって事は君達の飼い主のあの子達も転生者なのかな?」

 

『サトシはそうロトが、セレナは転生ではなく……ロト?

 

何で転生者の事を知ってるロト?』

 

「実は僕も日本の転生者なんだよ」

 

『そうだったロトか………

 

(ニホンは確かカズマの住んでた国名だったロト……アチシ達はカズマの世界とは別の世界から来たロトが、ややこしくなるから言わなくて良いってカズマに言われてるし流しておくロト)』

 

 

「そうか……あんな子供なのに亡くなってしまったのか、可哀想に」

 

『ピピピ

 

(潤んだ目、声色からして本心からサトシが亡くなった事を悲しんでるロト

 

カズマはロクな奴じゃないと言ってたロトが、カミツルギが悪い人間である確率

 

0%に近いロト

 

アイリスや他の冒険者達にも知られるぐらい強いようだし、コレならセレナ達も安心してポケモンを託しても大丈夫なはずロト)

 

 

勇者カミツルギ』

 

「ミツルギ!!!

 

わざとやってないかい!?」

 

『ゴメンロト!! さっきから何故かカミツルギのデータが真っ先に出てくるロト

 

改めて勇者ミツルギ、色んな人から聞いたロトが凄腕の冒険者とは本当ロトか?」

 

 

「あまり自分自身を評価したくはないけど、アクア様から貰ったこの魔剣グラムのおかげで沢山のクエストや魔王軍のモンスターに勝っては居るよ」

 

『ならそんな凄腕の勇者ミツルギに頼みがあるロト』

 

 

「頼み?」

 

 

『実は』

 

ピピピ

 

『ロト!?

 

後で話すロト!!!』

 

サトシの元に向かう

 

「あぁちょっと!?

 

 

むっ!?」

 

「どうしたんですミツルギさん?急に立ち止まって」

 

「い……いや………(ま……またあの気配だ、やはりストーカーなのか!?)」

 

 

 

 

 

『サトシ!セレナ!』

 

 

「どうした?」

 

 

『ここから右500メートル先に2体のポケモンの反応が現れたロト!!』

 

 

「サンキュー!!

 

皆!!!右に行って!!!!」

 

サトシの号令を聞き、全員が右に方向を変えて歩くと

 

 

 

『居たロト!』

 

『ニョロォ……ニョロォ』

『ガマァ……ガマァ……』

 

『フォク?』

『アウ?』

 

「なんか……もう疲れてない、あの子達?」

『キルア』

 

そこにはニョロトノとガマゲロゲが立っていたが、2体は息が乱れ目付きも鋭くなっているなど明らかに様子が変であった

 

 

 

 

 

「普通のガマゲロゲとニョロトノだな」

 

「…………いいえ、きっとむちゃんこ強いのよ」

 

「何か息が乱れてるけど?」

 

「うっさいわね!!さっさと捕まえるわよ!!」

 

「わわ分かった!!ニャース捕獲ロボットを……どうした?」

 

 

『アイツら……ニャンだか苦しんでるのニャ』

 

「なに?」

 

 

 

 

 

 

「なんだ………この嫌な空気……前にも」

 

『ピカ……ピカチュ』

 

 

 

「ねぇ……目を閉じてるから状況が分からないんだけど、ニョロノト達がどうかしたの?」

 

 

『ニョロトノもガマゲロゲも何だか様子が変なんだロト!!』

 

『フォク、マフォク!』

 

 

 

「昨日からこの辺りで暴れていたみたいですし、それで疲れているか……それとも我々の前に退治に来た他の冒険者と戦ったのでは?」

 

 

『……ニョロ!!!』

『……ガマァ!!!』

 

 

「紫のオーラ…………まさか!?」

 

「どうしたのサトシ?」

 

ニョロトノとガマゲロゲから、ほんの僅かだが不気味な紫色のオーラが漂っており

 

それを見たサトシの表情が変わる

 

 

 

「ロトムが見せてくれた奴らだな」

 

「マジでカエルの見た目だな」

 

「青色の方はアレだけど緑の子は可愛いかも♪」

 

 

「アイツらを弱らせれば良いんだな、よーし!!」

 

 

「ちょっとダスト!?待ちなさい!!」

 

 

「ダストの野郎!!!俺が活躍するんだ!!」

 

「お……おいキース!?」

 

 

 

 

「いいや僕だ!!!」

 

「私よ!!」

 

「早い者勝ちだ!!」

 

 

「ちょっとアナタ達!!!勝手な行動はするなと言ったでしょ!!!!」

 

「ほ……殆ど皆行っちゃったわね」

 

 

 

「皆戻って!!!危ない!!!!」

 

『ピッカァチュウ!!!!』

 

 

「全くアイツら……」

 

「本当ゴメン!!ウチのバカ達が先陣を切ったせいで!!」

 

「今は謝るよりも、早く皆を連れ戻すのを手伝ってくれリーン!!テイラーさん!!」

 

「えっ?う……うん!!

 

ダスト!!キース戻って来て!!」

 

 

 

「サトシ?」

『マフォシ?』

 

「君たちが捕まえようとしているモンスター……ではなくポケモンだったね、あの2体は既に虫の息に近いようだし

 

そんなに慌てなくても良いんじゃないかい」

 

 

「違う!!アイツらは疲れてるんじゃない苦しんでるんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラル粒子のせいで!!!」

 

『ピカァピ!!』

 

 

「ガラル粒子?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「一番乗り貰ったぁぁぁ!!!」

 

 

 

『ガマァァァァ!!!!!』

 

『ニョロォォ!!!!』

 

 

 

「なんだ!?」

 

 

突如ガマゲロゲとニョロトノの体が不気味な紫色に発光する

 

そして

 

 

「なあぁぁぁ!?」

 

「ななな何だ!?」

 

 

段々とガマゲロゲとニョロトノの体が大きくなっていき

 

 

 

『ニョロォォ!!!!!!!!』

 

『ガマァァァァ!!!!!!』

 

 

2体の体は日差しを遮断する程の大きさとなり、ダスト達を見下ろす

 

体からは不気味な紫のオーラが溢れ、快晴の青空だった空がコレまた不気味な紫色に変化している

 

 

 

「何コレ!?

 

あの子達メチャクチャ大きくなってるし、空も不気味な色になってる」

 

『ダ………ダイマックスロト!!!!』

 

「何ですかそれ!?」

 

「そ…それより……冒険者の皆さん!!早く避難を!!!」

 

「ダスト!キース!!早く戻って来い!!!」

 

 

「「ひぃぃぃ!!!」」

 

ミツルギとテイラーの呼び掛けに情けない声を上げながらダストとキースや他の冒険者達は避難を始める

 

「へっ!

 

こんなんでビビるたぁ、アクセルの奴らは大したことねぇな」

 

「ただ巨大化しただけだってのによ、頼むぜ!」

 

「任せな、フィジカルアッパー!!!」

 

 

だが逃げずに居る冒険者達もおり、その中の2人が大剣と斧を構え

 

その後ろに居る仲間らしきアークプリーストが筋力をアップさせる呪文を2人に掛ける

 

 

「幾らデカくなろうとも、足元から強烈な一撃を食らわせ切り崩せば倒せないモンスターは居ねえ!!!」

 

「カエルの体なら筋肉もねえから楽に切り落とせる!!!」

 

大剣と斧でガマゲロゲの足元を攻撃しようと振りかざす

 

 

「攻撃を止めろぉ!!」

 

 

 

「おっと!!

 

俺達はお前の手伝いしてんだろうが、邪魔すんじゃねえガキ!!!」

 

 

 

「ガマゲロゲの足元を攻撃するなぁ!!!」

 

 

「「ていやぁぁ!!!!」」

 

 

サトシの忠告を無視し大剣と斧でガマゲロゲの足元を攻撃するが

 

 

 

「ぬわぁ!?」

 

「ば……バカな!?」

 

剣も斧もガマゲロゲの足に深く刺さらない、それどころか掠り傷すら付かず弾かれる

 

 

「う……嘘だろ……あの2人の力のステータスにフィジカルアッパーが加わったら、ダイヤモンドすら粉々に出来る腕力になるんだぞ……」

 

 

ブシャァ!!

 

 

「うべっ!?」

 

「ぐはっ!!なんだコレ!?」

 

足にあるコブの部位から液体が飛び出し、攻撃した2人に掛かってしまう

 

すると

 

ザバァン!!ザバァン!!

 

「な……何だ……か……体が……ブクブク」

 

「うぐ……ブクブク」

 

 

「カマー!? セキャ!?どうした!?」

 

「だから言っただろ!!ガマゲロゲの足元に近付くなって!!!」

 

 

突然泥水の中に倒れ体を震わせた冒険者達を、仲間のアークプリーストが呼び掛ける

 

 

 

「神経が麻痺してるんだわ」

 

「えっ?」

 

「屋敷でロトムくんが教えてくれたでしょ、あのガマゲロゲって子は神経を麻痺させる液体を放出するって

 

早く助けないと彼らはあのまま溺死……いえ、その前に踏み潰されてしまう」

 

『トニョロォォ!!』

 

『ガマァァァァ!!』

 

 

ウバの言う通り巨大化したガマゲロゲとニョロトノは足元に居る2人目掛けて歩みはじめる

 

 

 

「僕が片方を助けに行きます、アナタはもう1人の仲間を」

 

 

「この役立たずコンビ!!!

 

くそっ!!」

 

「ちょっ!?」

 

ミツルギの誘いを無視しアークプリーストは捨て台詞と共に逃走する

 

「カマクラさん俺が一緒に行きます!!

 

マフォクシー、セレナを頼む」

 

『フォク!』

 

「あぁ分かった

 

 

 

 

それとミツルギだからね僕!!!」

 

「ねぇ何が起きてるの!?」

 

「ちょっと待ってくれ!!

 

いでよカイリュー!ピジョット!」

 

『リュゥ~!!』

 

『ピジョォォ!!』

 

「カイリュー!ピジョット!アイツらの気を引いてくれ!!」

 

「おぉ!?

 

巨大な鳥にドラゴンが召喚された……コレがクレアさんとレインさんが言っていたモンスターマスターのスキル!!」

 

 

 

 

 

「あいつ、仲間置いて逃げやがったな」

 

「ウチのバカより最低ね……」

 

「はぁ……はぁ……お前ら早く退却するぞ!!!」

 

「あんなデカイのと戦うのは危ないって」

 

強化された仲間の攻撃を受けても微動だにしないガマゲロゲとニョロトノに恐れを抱き、猛ダッシュで逃げるアークプリーストに対し

 

金にだらしないが仲間の事は何だかんだで大事にしている、油汗まみれで退却を命ずるパーティーメンバーの方がマシとリーンが呆れた顔を浮かばせる

 

「ダメよ、シャドウエルフの時も手伝うって言ったのに傍観者で終わったんだから今回はちゃんと最後まで協力しないと」

 

「リーンの言う通りだ、年上の意地を見せるぞ2人とも」

 

「「えぇ!?」」

 

 

 

 

「すみません、この2人をお願いします」

 

「どうやら神経毒にヤられてる様なので、アークプリーストかプリーストが居たら治療を」

 

「分かった!」

 

神経が麻痺し動けなくなった2人を救出し他の冒険者に手渡す

 

 

「ソレと、皆は避難してください」

 

「はぁ?何でだ?」

 

「あの巨大なカエル達はポケモンなんだろ、だったら俺らも捕まえるの手伝うぜ」

 

「そういう約束だろ」

 

「ごめんなさい……普通のポケモンならそうしたかったけど、今のガマゲロゲとニョロトノはダイマックス状態……しかもかなり興奮してるから危ないんです!!」

 

 

 

「ほ……ほらサトシも帰って良いって言ってるし、ここはお言葉に甘えて」

 

「ギロリ」

 

「…………わかったよ」

 

 

「全く………所でセレナ、さっきからサトシが言ってるダイマックスって何の事?」

 

「バトル中にポケモンが巨大化する……事だったかしら、私もサトシのバトルで見ただけだから詳しく知らないの

 

でも私達の国のガラルって場所でしか出来ない現象だったわよねロトム」

 

『その通りロト、ガラル粒子と呼ばれるガラル地方のみに発見されているエネルギーが必要ロト』

 

 

(えっ……ガラルなんて国……地球に会ったっけ?)

 

 

「前にシトロンが話していましたが、テラスタルする為に必要なエネルギーがこの国にある様ですし

 

そのガラル粒子とやらも存在してるんじゃないですか」

 

『た……確かに、じゃあサトシのダイマックスバンドを拾った誰かがダイマックスさせているって事ロト』

 

「ダイマックスさせる方法を知っているって事は……まさかロケット団かパスチャーが!?」

 

 

「あぁん!?」

 

 

 

 

「分からない………でも普通のダイマックスなら1度ボールに戻さないといけないんだ、だからあの2体は通常のダイマックス状態じゃない」

 

『どういう事ロト?』

 

「前にガラルに行った時、ダイマックスする為に必要なダイマックスバンドを使わず無理矢理ガラル粒子を注入させられダイマックスさせられるポケモン達が居たんだ

 

今のガマゲロゲとニョロトノの様子が、あの時の……苦しみながらダイマックスさせられるポケモン達と同じだった」

 

「えっと……つまり、あの2体は誰かに操られて巨大化して暴れているって事かい?」

 

「はい!

 

このままじゃ、この湿地帯や近くの町も危ない

 

それにガマゲロゲとニョロトノの命だって危険だ、早く止めないと」

 

「どうやら此処に来る道中にあった巨大な足跡はあの子達の物の様ね、この巨大化や暴走が誰かの意思で引き起こされているなら……あの子達に罪は無い

 

早く助けてあげましょう」

 

「そうですね!」

 

 

「ロケット団かパスチャー、どっちのせいかは分からないけど……こんな酷い事するなんて許さ」

 

ムギュゥゥゥ

 

「痛い痛い痛い!?誰頬っぺたつねるの!?」

 

 

「勝手にアタシらのせいにするなぁぁぁ!!!!」

 

 

「あっ……さっきミツルギさんを様付けで呼んでた人」

 

 

 

 

「『……………………』」

 

『ピィカァ』

 

セレナの頬っぺたをつねる女性と一緒に行動していた2人組が大量の汗を流しながら他人のフリをしており、そんな彼らにピカチュウが近付く

 

 

 

『大丈夫?なんだが凄く汗かいてるけど』

 

『お……お気にニャさらず』

 

 

『プッ…………相変わらずナ行が言えないね君』

 

『……ニャんの事でしょうか』

 

『ボクと会話出来てる時点で誤魔化せてないんだよ!!

 

アイアンテール!!』

 

『グハッ!?』

 

ピカチュウの強烈な<アイアンテール>により岩に叩きつけられた小柄な人物のサングラスやマスクにコート、被っていた帽子が外れ猫耳や尻尾が露になる

 

 

「ニャース!?

 

って事は!?」

 

慌てて男女の方を見る

 

 

 

「ふん!!

 

って事は!?と聞かれたら」

 

「答えてあげるが「この音楽に口上………まさかロケット団!?」こらぁぁぁ!!!!邪魔すんなぁぁぁ!!!」

 

 

「あぁ!?アナタ達、王都に盗みに入った賊!!」

 

「キャァァァ!!!アタシの事覚えててくれるなんて嬉しいわミツルギ様♥️」

 

 

 

「俺達の名乗りを邪魔するなって何度言えば分かるんだジャリガール!!!!」

 

 

「今はそんな事やってる場合じゃないでしょ!!!」

 

「いいえ名乗りの口上はどんな時でも必要不可欠なのです」

 

「何で何時もめぐみんはロケット団の肩を持つのよ!!」

 

 

「お兄さん!お姉さん!猫くん!

 

先日実家に帰った時に、前にお兄さん達に教えて貰ったポーズをやってみたら父が感動するぐらい喜んでくれたんです!!教えていただきありがとうございます♪」

 

「おぉそうか!!そりゃ良かったぜ♪

 

だったら今度は別のを教えてあげるよ」

 

「本当ですか!?」

 

 

「ゆんゆんまで何やってるの!?」

 

 

『来る途中に感知した4つのポケモンの反応はロケット団の物だったロトね』

 

『痛ててのて……コニャァァピカチュウ!!いきなり殴るニャんて卑怯ニャ!!!』

 

『殴ってません~叩いたんです~』

 

 

『…………アンタって本当嫌いな奴には容赦ないわね』

 

 

『くぅぅ!!!いつか必ずリベンジしてやるのニャ!!!

 

ニャッ!? コニァ!!ニャアを抱っこするニャ!!!』

 

「か………可愛いぃぃ❤️」

 

 

「リーン……?」

 

「あぁ、アイツ猫や犬が好きなんだ」

 

 

「ねぇセレナ、もしかしてこの子もポケモン?」

 

「ええ………一応」

 

『一応ってニャんニャア!!ニャアは立派な化け猫ポケモンニャア!!!』

 

「じゃあ私この子ゲットしたい!!!」

 

「えっ!?」

 

 

『待つのニャ!!!ニャアは確かに野生ポケモンニャがトレーニャーのポケモンにニャる気はニャイのニャ!!!』

 

 

『ピカァァ!!!ピカピカァチュピカ!!!ピッカァピカピカァピカ!!!』

 

『ガァァン!?』

 

 

『ピ……ピカチュウ、いくら何でもニャースが可哀想ロト』

 

『フォ………フォクシ』

 

「そんなに酷い事言ったの今!?」

 

 

 

 

「えっと……それで……この人達、セレナちゃん達のお友達?」

 

「友達じゃないです!!!!!

 

此処に居るって事は、やっぱりアナタ達の仕業だったのね!!」

 

「目を開けなさい!!!アタシらは此方よ!!」

 

「言っとくがこの騒ぎは俺達じゃないぞ、此処でダイマックス出来るなんて今知ったばかりなんだ」

 

「本当か?」

 

 

「当然よ!!

 

アタシらも前にニャースを無理やりダイマックス……いやキョダイマックスさせられたでしょ、あんな危ない真似したくないわよ」

 

 

「………分かった信じるよ、なら悪いけど今はお前達の相手をしてる場合じゃないんだ

 

ピカチュウを奪いたいんなら後で頼む」

 

『まぁまぁ待つのニャジャリボーイ、ダイマックスしたポケモンを相手にするニャら戦える人員とポケ員は多いに越した事ニャース

 

ここは共闘といこうニャ

 

 

ニャァァ~♪』

 

「あぁぁ可愛い❤️」

 

『首をニャでるニャァァ!!!』

 

 

 

 

『ガマァァァァ!!!』

『トノォォ!!!』

 

 

 

『リュゥゥ!?』

『ピジョォォ!?』

 

 

 

「ピジョット!?カイリュー!?」

 

2体の口から放たれる巨大な水流がカイリューとピジョットに直撃してしまう

 

 

ポトポト

 

 

「雨?」

 

「そんな……今日はずっと晴れの筈ですよ」

 

『今の攻撃のせいロト、ダイマックス状態のポケモンが水タイプの技を打つと雨になるんだロト』

 

『ついでに技名も変わるのニャ……ハクシュン!!!』

 

「あぁ大変!?これ着て!!風邪引いちゃうわよ!!」

 

 

 

「2人とも大丈夫か!?」

 

『ピジョ!』

 

『リュゥゥ!』

 

大丈夫と頷き返し再度ガマゲロゲとニョロトノの方に向かう

 

 

 

「…………確かに、あんな巨体で暴れまわるだけでも被害は大きいのに今の巨大な水流を放てば小さな町なら一発で消え去ってしまうね」

 

 

「でしょでしょ!!だからお強くて素敵なミツルギ様のお手を貸してください♪」

 

「え……えぇ分かりました、この魔剣グラムならアレだけ巨大な相手にも戦え………ん!?」

 

「どうしたのですかミツルギ様?」

 

 

「あぁいえ………(またあの気配……しかも今までで一番強く感じる……何なんだいったい………)」

 

『ダノモザワイシラバスニツジンケノアリハヤ』

 

辺りを見渡すミツルギを、ニャースが被っていた帽子から何者かが見つめていた

 

 

 

「俺らも手伝うぜサトシ」

 

「此処まで来て黙って見守るだけで終わりたくねえ」

 

「詳しい事は分からないけど、ようはあの2体は操られて暴れてるんでしょ

 

だったら助けてあげたいわ」

 

 

 

「……分かりました♪

 

 

ロケット団、お前達も頼む」

 

 

「アタシ達にも敬語使いなさいよね……まぁ良いわ、手伝ってあげようじゃない」

 

「そんじゃ早速、ニャース!!」

 

 

『ポチッとニャ!!』

 

 

ゴゴゴゴ

 

 

「なんだ!?地震か!?」

 

 

突如地面が揺れ始める

 

 

「何か来るぞ!!」

 

 

サトシ達が歩いて来た方角から、ダイマックスしたガマゲロゲやニョロトノよりは小さいが

 

10メートルはあるであろう巨大な球体が転がりながらロケット団の元に

 

 

「なんだコレ?」

 

「あれってサトシ君達が持ってるボールじゃない?」

 

『あれはマルマイン……ん?でも何だか大きいし形も変ロト……センサー起動!

 

 

 

ロト!? マルマインの形をしたロボットロト!!!』

 

「ロボットなのかいコレ!?」

 

<ボールポケモン>マルマインをモチーフにしたロボットが現れると、ロボットという自分が居た世界でもテレビや漫画でしか見たことがない単語にミツルギが反応する

 

「おおぉ!!科学の力ってスゲー!!!」

 

『おミャーらがゲットしようとしてるポケモンを横からかっ拐って逃走する為に用意したマルマインロボットニャ、100メートルを3秒で移動出来る移動のスペシャリストニャのニャ』

 

(ウサイン・ボ○トより早いのか!?)

 

「アタシらはコレに乗ってサポートしてあげるわ」

 

 

「オッケー! 分かった」

 

 

 

「それでサトシ、何か作戦はあるの?」

 

 

「あぁ」

 

 

 

 

(さて目的は達成したわ

 

 

後は噂の魔剣の勇者の力と、アルセウスが選んだモンスターマスターの実力……見せて貰おうかしら)

 

 

「いでよルカリオ!!」

 

 

『ルカァ!!』

 

 

「おっ! 前にシャドウエルフと戦った奴だぜ!!」

 

 

(………えっ……?

 

シャドウエルフってゾハンの事よね……確か他の幹部達を倒している人間の捜索と始末に向かったってセレスティナが言っていたけど…………彼と戦ったって事は………まさか!?)

 

 

 

「行くぜルカリオ!!メガシンカ!!!」

 

『カァァァリィ!!!!』

 

 

 

『キルアキリ……』

「こ……コレがメガシンカなの」

 

『そうロト!』

 

「めぐみん!セレナ!

 

最大威力の爆裂魔法の用意を頼む!!」

 

「任せて!」

 

「ふっふふ、良いでしょう良いでしょう」

 

 

「2人の爆裂魔法とメガルカリオの全力のはどうだんなら、ダイマックス状態のガマゲロゲやニョロトノの両方を一撃で倒せる

 

でも3つ共チャージするには時間が掛かるから、皆さんは俺と一緒に爆裂魔法とはどうだんが撃てる様になるまで時間を稼いで欲しい!!」

 

「分かったわ!!」

 

「任せな!!」

 

「ならクルセイダーの人達には彼女達やその子の側で待機して貰いましょう、あの2体の流れ弾から守ってあげないと」

 

「ですね」

 

 

 

 

「良かったわねめぐみん」

 

「何がですか?」

 

「ウバさんに貴女の爆裂魔法を見て貰えるわよ、しかもこんな大事な場面で……頑張りましょ♪」

 

「ちょ!?

 

何で今それを言うんですか、緊張するじゃないですか!!!」

 

「へぇ~以外、めぐみんも緊張するのね」

 

 

「私だって人間です、緊張の1つや2つしますよ……そう言えばもう目を開けても大丈夫なんですか?

 

思いっきりカエルの見た目のあの子達をガン見してますが」

 

「足元を見ているから大丈夫よ、それに早くガマゲロゲとニョロトノ達を止めないと」

 

「そうでしたね」

 

 

「めぐみん!」

 

「何ですか?」

 

「バルスリンにも手伝って欲しいんだけど」

 

「……あいにく彼女は今ウバさんの所にいます、それに私達とメガルカリオの攻撃で十分事足ります」

 

 

「でも」

 

「では我ら爆裂トリオ……いえ爆裂コンビの力を師匠に見ていただきましょうか」

 

 

「……もう許してあげましょ」

 

「いいえ、私にとって大事な人であるウバさんに噛み付いたんですからバルスリンが謝るまでは絶対許しません

 

さあ杖を構えますよ、サトシも今はアナタがリーダーの立ち場なのですから早く持ち場に行ってください」

 

「…………うん」

 

「………分かった」

 

 

 

 

 

パァン

 

「あっ、めぐみんちゃんのお手伝いに来たのね」

 

 

『………………バケチャ!!』

 

『アゥ!? オシャマァ!?』

 

「えっ?何処に行くの?」

 

イブを引き連れ何処かに向かう

 

 

 

 

 

 

 

『何時ものお願いするねイブさん』

 

『はぁ……だと思ったわよ、はいはい運ばせて貰います

 

つうかアンタさっさとめぐみんとあの師匠に謝りなさいよ、アンタ達がギスギスしてたら空気悪いから』

 

『……………考えとく』

 

『………それ絶対やらない奴の返事よ』

 

 

こうしてセレナとめぐみんとメガルカリオの近くに10人のクルセイダーが護衛として付き

 

 

 

 

「10まんボルト!!ぼうふう!!りゅうのはどう!!だいもんじ!!」

 

『ピィィカァァァチュゥ!!!』

 

『ピジョォォ!!!』

 

『リュゥゥ!!!』

 

『フォクシィィ!!!!』

 

ピジョットにはピカチュウ、カイリューにはセレナのマフォクシーが乗り放たれた攻撃や

 

 

 

「そんじゃ俺も、出でよメガヤンマ!!マスキッパ!!コロモリ!!

 

エアスラッシュ!!タネマシンガン!!サイケこうせん!!」

 

 

『ヤンヤン!!』

 

『キッパッ!!』

 

『リモッ!!!』

 

ピカチュウ達に続きコジロウが召喚した<オニトンボポケモン>メガヤンマ<むしとりポケモン>マスキッパ<こうもりポケモン>コロモリの攻撃と

 

 

 

 

「行くわよキルちゃん!」

 

『キルッキ!!』

 

「ワイドフォーブ!!」

 

『キルゥアリ!!』

 

ピシュン

 

「セイバー!!!!」

『キィルー!!!』

 

 

ゆんゆんとキルちゃんの合体技がニョロトノに炸裂する

 

 

 

 

「俺達も負けてられっか!!」

 

「あのガマゲロゲって奴には近づいちゃダメだったなロトム」

 

 

『そうロト、だから遠距離攻撃をお願いするロト』

 

 

 

「任せて、ブレードオブ!ウィンド!!」

 

 

「アイス!ストーム!!!」

 

 

 

 

残りのメンバーもダイマックス状態のガマゲロゲに攻撃を仕掛ける

 

 

「よし良いぞお前ら、次は背中を狙え」

 

「指示出してないで、お前も戦えダスト!!!」

 

「あんなデカイ奴ら相手に短剣で挑んだって即返り討ちだろ、だからお前らの頭脳となって手を貸してやんだよ

 

 

ほらぁぁ近距離タイプの奴はコブのある部位に近づくな!!!」

 

「アイツで良いんじゃない」

 

『了解ニャ!』

 

ガシッ

 

「ふぇ!?」

 

「ダスト!?」

 

 

マルマインロボットから出て来たアームにダストは体を掴まれ、そのままガマゲロゲの足元まで連れていかれてしまう

 

 

「うぉぉぉいお前ら何のまねだ!?」

 

 

『このマルマインロボットの電気攻撃がガマゲロゲには通用しニャいんで別の攻撃方法が欲しいのニャ』

 

「そしたらアンタが暇してそうだったから、アタシらの手として攻撃して貰おうかなって」

『ソォォナンスゥ!!!』

『マンネマネ!!』

 

 

「バカか!!!あの液体ぶっ掛けられたらどうすんだ!!!」

 

 

『大丈夫ニャ、液体を噴射しそうニャらハニャれれば良いだけニャ』

 

 

「つうか体が痺れても、このアームでアンタの体動かすから大丈夫よ」

 

「俺はマリオネットかよ!?

 

つうか猫のお前の爪の方が俺の短剣より切れ味あんだろ、お前が手になれ!!」

 

 

『ニャアはマルマインロボットの操縦で忙しいニャ』

 

 

「じゃあ残りのババアにやらせろ!!」

 

 

『あっ…………』

『ナァン!?』

『マネッ………』

 

ギュィィン

 

 

「ぐぅぅぅぐるじぃぃ!!!!」

 

凄まじい強さでアームがダストを締め上げ、そしてコクピットがある目の部分に引き寄せられると

 

 

 

 

 

「ヤれ」

 

 

「は………はい!!!

 

チェスト!!!」

 

 

鬼の形相と圧倒的な威圧感に押され素直に返事をし、短剣で攻撃を始める

 

 

 

 

『トニョォォ!!!!』

 

『ガンマァァ!!!』

 

コレだけの大人数の攻撃を受けてもダイマックス状態のニョロノト達には微々たるダメージゆえ、全く弱る様子を見せず

 

ニョロトノは上空から巨大な拳を出現させ殴り掛かり、ガマゲロゲは大量の毒の波を引き起こす

 

「ピジョット!カイリュー!距離を取れ!!」

 

 

 

 

「マスキッパ、コロモリを咥えて退却!!

 

メガヤンマも此方に来い!!!」

 

 

 

『キルキル!』

 

「うん」

 

ピシュン

 

 

 

「アネさん!!!!!何か毒みたいなのが向かって来てるッスけど!!!!!」

 

「暴れたら落ちるわよ」

 

『ハニャれるニャ!!』

 

『ソォォナンスゥ!!!』

 

 

 

 

 

大規模な攻撃に全員距離を取る

 

「はぁ…はぁ……まさかグラムで斬っても全然効かないなんて、魔王軍以外にもこんな強い生物が居るとは……」

 

『バネワカツヲシコトッモダメダャジタカリキナンソ』

 

「へっ?

 

 

な……何だ今の声?」

 

何やら背後から声が聞こえ振り返るミツルギだが、そこには同じく肩で息をする冒険者達しか居らず首を傾げる

 

 

 

「攻撃が止まった、もう一度行くぞ」

『ピッカッ!』

 

 

 

「私達も行こ、ワイドフォーブ」

 

『キルッ!?』

 

「キルちゃん?

 

どうし……えっ!?コレって!!」

 

 

再度<テレポート>でニョロノトの死角に移動しようと手を繋いだ瞬間、キルちゃんの体が光輝く

 

 

 

「おぉ!!サーナイトに進化したのか」

 

「おめでとうゆんゆん♪」

 

『ピッカァチュピ♪』

 

 

「キルちゃん……………カッコ良い!!!!!」

 

『サナァ!?』

 

ゆんゆんの膝ぐらいしかなかった体型が、彼女と同じぐらいの身長まで伸び

 

足元は白いドレスの様な形となった<ほうようポケモン>サーナイトへと進化を果たし、嬉しさと親友の立派な姿に感動したゆんゆんがキルちゃんに抱き付く

 

 

『サナサナ、サァナイ』

 

「あっ……ゴメンそれどころじゃなかったわね、よーし!進化してカッコ良くなったキルちゃんと私の大親友コンビでニョロトノを止めましょう」

 

『サァナッ』

 

 

『トォォ!!!』

 

「ゲッ!?

 

またダイストリームだ!!」

 

「私達に任せてください、ワイドフォーブ」

 

『サァナーイッ』

 

ピシュン

 

 

<ダイストリーム>を放とうと口を開けるニョロトノの背後に<テレポート>で移動し、攻撃を

 

 

「セイ……えっ?」

 

『サッ?』

 

 

仕掛けようとしたが、背後ではなくニョロノトの真正面に移動してしまう

 

『トニョォォ!!!!』

 

 

「キャァァァァ!!!!」

 

『サナァァァァ!!!!』

 

 

「ゆんゆん!?」

 

『ピカピッカ!?』

 

 

<ダイストリーム>が直撃してしまい吹き飛ばされてしまう

 

 

『サ………サナサナ!!』

 

凄まじい水圧の中だが、キルちゃんは必死にゆんゆんの手を離さず再度<テレポート>を使い安全な場所に避難しようとするが

 

 

 

『ガマァァ!!!』

 

 

今度は<ダイアシッド>で周りに毒を噴出するガマゲロゲの側に移動してしまう

 

「うっ!?」

 

『サナサナ!?

 

 

サナァァア!?』

 

凄まじい水圧の<ダイストリーム>を受けて痛む体に、周りに散乱している<ダイアシッド>を吸ってしまい苦しむゆんゆんに気を取られガマゲロゲの神経毒を浴びてしまう

 

 

『ガマァァ!!』

 

 

倒れる2人にガマゲロゲが迫る

 

「やべっ!?

 

ムサシ!!ニャース!!ガンバガールとサーナイトを避難させてやれ!!!!」

 

『了解ニャ!

 

 

ニャッ?』

 

 

2つめのアームでゆんゆん達を助けに向かおうとするニャース達だが、そんなロケット団よりも早く彼女達に近付き体を抱える人物が

 

 

「ウバさん!?

 

い……何時のまに?」

 

『ピカピッ』

 

 

 

「ウィンド!」

 

2人を抱えながら風の初級魔法を唱え、その場から避難しセレナ達の元に

 

 

「ゆんゆん!!キルちゃん!!」

 

「プリースト達!!!早く来て治療してください!!!」

 

めぐみんが慌ててプリーストやアークプリーストを呼ぶ

 

 

 

「大丈夫よ、セイクリッド・ハイネスヒール」

 

すると彼女達を地に置き回復魔法の最上級呪文を唱えると、毒に犯されていた部位や傷跡があっという間に消えていく

 

 

 

「う………うぅ………あれ?毒が……消えた?」

 

「ゆんゆん……良かった無事で!」

 

「全く……大親友コンビの私達が止めてやるとアレだけ息巻いといて、瞬殺とは情けないですね」

 

「こんな時に嫌味言わないで素直に心配してあげなさい」

 

「べ……別に私は心配なんか!!」

 

「あぁ……誰かが治療してくれたのね」

 

「え……えぇ、ウバさんが治療してくれたんです」

 

 

「ウバさんが?

 

でもアークウィザードのウバさんが何で回復呪文を?」

 

 

「言ったでしょ、一芸だけじゃ生き残れないって

 

さて体は治ったみたいけど、貴女達は戦線から離れなさい

 

キルちゃん、何だか調子が悪いみたいだから」

 

 

『サ…………サナサァ………』

 

 

「キルちゃん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「良かった……2人共無事みたいだな」

 

『ピッカァ、ピカチュピ』

『フォクシ』

 

 

「にしてもガンバガールのサーナイト、何であんな真っ正面や足元にテレポートしたんだ自殺行為だぞ」

 

 

「多分進化して力のコントロールがキチンと出来なくなったんだ、俺のハヤシガメがドダイドスになった時に体型が変化して今まで出来ていた動きが出来なくてスランプになったみたいに」

 

 

「あぁ!!

 

確かにキルリアからサーナイトじゃ倍ぐらい体型が変わるもんな、それでか」

 

 

 

 

 

 

 

『……………サナサナ』

 

「大丈夫よ、怪我なんかしてないから心配しないで」

 

 

 

「まぁこの特等席で見てるんですね、我らの爆裂魔法とオマケのメガルカリオのはどうだんで2体を鎮める光景を」

 

 

 

『ルカッ!?』

 

 

「気にしなくて良いわよルカリオ、別に彼女悪気があってアナタをオマケ扱いしたんじゃないから」

 

 

「さあもう魔力が溜まりました、ド派手に決めますよ………えっ?」

 

 

「どうしたの?」

 

 

何故か上空を見てめぐみんが固まり、彼女の見る場所に目をやるセレナ

 

 

「あれってイブ?

 

あっ!バルスリンも!!」

 

 

「そういえば、さっきボールから出てイブちゃんを連れて行ったけど……もしかして」

 

 

 

「…………………あの意地っ張り」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『もうこの辺で良いんじゃないの』

 

 

『ありがとう、必ず私のだいばくはつで決めてやるわ

 

 

そうしたら

 

 

 

まさかこんな強くて美しいだいばくはつだなんて……ゴメンなさいバルスリンちゃん、私が間違っていたわ

 

アナタやめぐみんちゃん達は爆発を極めてちょうだい

 

 

 

 

ってあの人に土下座で謝罪させてやる!!!!』

 

『頑張んなさいよ、アンタが止めさしたんならアンタを運んだアタシもこの戦いの貢献者だって皆に言うのよ

 

そしたらガマゲロゲとニョロトノをアタシにゲットさせて、アクア様の教徒にするんだから

 

良いわね!!』

 

『はい!!』

 

『そんじゃ………投下!!!』

 

『バルスリン……行きま~す!!!』

 

イブの手から離れ、ガマゲロゲとニョロトノの丁度間に落下していき

 

何時もの<だいばくはつ>を放つ

 

 

 

放つ

 

 

 

 

放つ?

 

 

 

 

 

『あれ?

 

何で爆発出来ないの!?

 

んんん!!!!

 

 

あれぇ!?』

 

 

 

 

 

 

「バルスリン………何で爆発しないのかしら?」

 

爆発が出来ずどんどん地面に落下して行く

 

 

「何やってるんですか!!!早く爆発しないと………バルスリン!!!!」

 

 

『何やってんのよアイツ!?

 

 

もう!!!!アクアマグナム!!!』

 

 

かなりの高さから落としたので、このままではバルスリンが危ないと急いで彼女を救出に向かい

 

 

 

 

『イブ、ナイスロト!!』

 

 

地面スレスレでキャッチする

 

 

 

『何で爆発しないのよ!?』

 

『わからない……爆発したいのに出来ないの』

 

 

『はぁ?気合いが足りないんじゃな『ガマァァ!!!』『トニョォォ!!!』グペェェ!!!!』

 

『イブさキャァァァァ!?』

 

 

話していたせいで近付くガマゲロゲとニョロトノに気付かず、バルスリンを抱えた状態で2体の<ダイストリーム>をマトモに食らい吹き飛ばされる

 

 

 

「バ……バルスリン!!!!

 

デコイを!!!誰でも良いからデコイを使ってください!!!!!早く!!!!!」

 

「お……おう!!行くぞお前達!!

 

デコイ!!!」

 

護衛のクルセイダー達全員でデコイを発動させ、バルスリンとイブを飲み込み遠く彼方に飛んでいく水流がクルセイダー達の元に

 

 

「ぐぅぅぅぅ!!!ぐはぁぁぁ!!!!」

 

その凄まじい水圧にクルセイダー達全員がその場に倒れる、しかし勢いは何とか殺すことができバルスリンとイブもクルセイダー達の側で倒れていた

 

 

「バルスリン!!!」

 

『バケバケ……』

 

急いでめぐみんはバルスリンを抱えに向かう

 

 

「クルセイダーの皆さん、ありがとうございます!!

 

大丈夫イブ!!」

 

 

『アゥ……アゥ………』

 

倒れるクルセイダー達に感謝の言葉を掛け、目を回すイブを抱えるセレナ

 

 

「何でバルスリン、だいばくはつしなかったのかしら?」

 

 

『ロト………まさか………ジィィ…………やっぱり!!

 

あのニョロトノのとくせい、だいばくはつやじばくを無効にする、しめりけロト!!!』

 

 

「なっ……何ですって!?」

 

 

「もしかして………爆裂魔法も無効にするんじゃ」

 

 

『今までのデータを分析した所………その可能性が高いロト』

 

「そんな………サトシ!!爆裂魔法が使えないみたい!!!!」

 

 

「何だって!?」

 

『ピカピッカ!?』

 

 

「お……おい、まずいんじゃないかジャリボーイ

 

メガルカリオのはどうだんだけじゃ、ダイマックスした2体を倒すのはキツイんじゃ」

 

「くっ………何か……何か別の方法は……」

 

 

 

 

 

「マジか……倒す手段がないのか」

 

「はぁ……はぁ……」

 

 

「さ……流石にコレ以上……あのデカイ奴らと戦うのは……体力的にキツイぞ」

 

 

 

「ちょっとアンタ達!!!ネガティブな事言ってないで何か考えなさいよ!!!」

 

『ムサシ、自分が出来ニャい事を他人や他ポケにブンニャげるのは良くニャいのニャ』

 

「うっさい!!!」

 

 

 

 

 

 

 

「彼女の言う通りです、まだ戦える力があるなら立ち上がりましょう!!!」

 

 

 

「キャァァァァ!!!ミツルギ様素敵ぃぃぃ!!!!」

 

 

 

 

 

「このアネさんの情緒忙しいな」

 

『何時もの事ニャ』

 

『ソォォナンスゥ!!!』

 

『マネッネッ!!!』

 

 

 

 

「さあ冒険者達よ、僕に続け………あれ!?

 

 

グラム……グラム?

 

ん?んん?

 

 

グラムがない!?」

 

 

カッコ良く冒険者達を導き突撃しようとしたが、腰に装着していた魔剣グラムが無い事に気付き慌てふためく

 

 

「あの……ミツルギさん………上」

 

 

「上?」

 

冒険者の1人が青ざめた顔で上を指差しており、何だとミツルギも上を見ると

 

 

「グ……グラムが浮いてる!?」

 

フワフワと魔剣グラムが空に浮かんでいた

 

 

『ハトシナモレボコハノイサッイレサガレイテナトゴミノモザワキシラバストコマ』

 

 

「えっ……さ……さっきの声………一体何処から?」

 

 

 

 

『まさか!?

 

 

ギィィ…………やっぱり!!!

 

 

その剣からポケモンの反応があるロト!!!』

 

 

「ど……どういう事だい…?」

 

 

『よーく目を細めて剣を見るロト』

 

 

 

「………う………う~ん…………ん?

 

 

ん?

 

 

 

んん?

 

 

お……折り紙?いや……あれはノシか?

 

しかも……尖ったマフラーをしてる?」

 

 

言われた通り目を細めながら浮かんでいる魔剣グラムを見ると、柄の部分に黄色の尖ったマフラーを首元に付け白とオレンジ色が混ざったノシの様な小さな物体が貼り付いているのが目に入る

 

 

 

「その特徴って………まさかカミツルギ!?」

 

「だから僕はミツルギだ!!!!」

 

 

『違うロト、カミツルギの持ってる剣を持っているあのポケモン……いやウルトラビーストの名前がミツルギ………ん?ややこしいロト!!!』

 

「ややこしいのは聞いてる僕の方だよ!!」

 

 

「とにかくサクラギさんの剣を持ってるのはポケモンなんです!!」

 

 

「あ……アレもそうなのかい!!」

 

『ルアデトゴミダシンケキヨニツジタイテシナコイカツヲンケノコモツイハシヌオガタイテミャシッセ』

 

ウルトラビーストの1体<ばっとうポケモン>カミツルギが、魔剣グラムを大切に抱えながらミツルギの元に

 

 

「???」

 

『勇者ミツルギがいつもあの剣を見事に使いこなしてるのを見ていて、素晴らしい剣士だって褒めてるロト』

 

 

「ほ……褒めてくれてありがとう

 

 

って!?

 

見てたって……まさか最近ずっと僕に視線を送っていたのは君か!?」

 

『ダノタイテミトウヨシニノモノャシッセバラナノモキナトコタシイタガテイカツノンケノソクナガメニンケキヨャシッセ』

 

『良き剣に目がなく、あの剣の使い手である勇者ミツルギが大した腕前じゃなかったら自分の物にしようと見ていたみたいロト』

 

 

「えぇ!?」

 

 

 

 

 

『ガマァァ!!』

 

『トニョォォ!!!』

 

 

「おい!!アイツら移動初めたぞ!!!」

 

『マズイのニャ、ダイマクッスしたアイツらが町で暴れたら大パニックニャのニャ!!!』

 

 

 

 

 

「ここからじゃ見えないけど

 

もし俺たちが会ったカミツルギ、いや……そうでないとしても………いけるなピカチュウ!」

 

『ピッカァ!!』

 

 

 

「カミツルギ!!!あのニョロトノとガマゲロゲを大人しくさせたいんだ!!!

 

メガルカリオのはどうだんに合わせて、お前も攻撃してくれ頼む!!!!」

 

 

『?ヲイタニノア』

 

 

 

「おいおいサトシ、こんなチビ1体であんなデカイ奴らと戦わせるのかよ!?」

 

 

『……………タシイカウョリ

 

 

 

 

 

イイガルトケウ』

 

 

冒険者の1人が、魔剣グラムの柄にくっ付くぐらいの小さなカミツルギに戦わせる事に疑問を投げ掛けると

 

カミツルギはグラムをミツルギに手渡し

 

 

 

「えっ!?」

 

彼の反対の手に自らを握らせる

 

 

 

『イイガウカツヲバイヤノャシッセザワノンナシハノルキヲラツヤタシスクッマイダモデンケキヨノソヨシンケキヨツ』

 

 

「…………な……何て言ってるんだい?」

 

『強き剣士よ、その良き剣でもダイマックスした奴らを斬るのは至難の技、拙者を使うがいいだってロト』

 

 

「使うがいいって………どう見ても短剣……いや果物ナイフのサイズなんだけど!?」

 

 

「大丈夫ですカミノギさん!!!カミツルギの切れ味は凄いから!!!!」

 

「ジャリボーイの言う通り、小さいけどソイツはマジでヤバい!!」

 

「す……凄いって………」

 

 

 

 

『ルカリ!!!!』

 

 

「オッケー!!

 

カミノギさん!!!行ってください!!!」

 

 

「わ……分かった!」

 

名前を間違えられている事に気付かないほど、今のカミツルギ……ミツルギは動揺していた

 

 

「はどうだん!!!!!」

 

 

『ルッカァァァァ!!!!!』

 

 

ダイマックスした2体と同サイズの<はどうだん>が

 

『トニョォォ!?』

 

ニョロトノに直撃し

 

 

「えぇい、こうなったらやるしかない!!!

 

 

はぁぁぁぁ!!!!」

 

 

『スマスギト

 

 

 

 

 

 

ドーレブフーリ』

 

 

<とぎすます>により鋭利さが増し、果物ナイフのサイズから繰り出される<リーフブレード>が

 

『ガマァァァァ!?』

 

 

「「「えぇぇ!?」」」

 

 

「嘘っ!?」

 

ガマゲロゲを切り裂き膝から崩れ落ち、周りの冒険者達だけでなく切ったミツルギも唖然としてしまう

 

 

 

『タッマシテッキヲノモヌラマツタマ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『トニョ………』

 

 

「おっ、ニョロトノが元のサイズになったぞ!」

 

「ダイマックスが解けたんだ、あっ!ガマゲロゲも段々縮んで『ガマァァァァ!!!』えっ?」

 

 

『?!タッマシ』

 

カミツルギに切られ段々と体が縮んでいくガマゲロゲだが、最後の悪あがきと言わんばかりに<ダイストリーム>を放つ

 

 

その先は

 

 

 

「ルカリオ!!!セレナ!!!」

『マフォク!!!!!』

 

セレナ達の居る方向に巨大な水流が猛スピードで迫る

 

 

『ルカッ!?ルカリッ!?』

 

皆を避難させようとするメガルカリオだが、セレナ達だけでなく先程の<ダイストリーム>で倒れているクルセイダー達も居る為どうすべきかと焦りを見せる

 

 

「くっ!!」

 

『バケバケ……』

 

 

水流で飛ばされ離れないよう必死にめぐみんがバルスリンを抱き目を閉じる

 

 

 

ボォ!!

 

「えっ……」

『バッ……』

 

 

<ダイストリーム>で雨となった湿地帯に強烈な熱気が吹き荒れ<ダイストリーム>や辺りの泥水はその熱気………いや

 

美しき紅蓮の炎により水飛沫すら残さず全て蒸発

 

 

 

 

「みんな大丈夫?」

 

 

「は……はい」

 

「大丈夫です……」

 

『サナァ……』

 

 

「良かったわ♪」

 

 

 

「…………………………カッコいい」

 

 

ニコリと微笑む師匠の姿を、昔と同じ感情を抱き目を輝かせながら見つめる

 

 

 

 

「皆!!!」

『マフォク!!フォクシィ!?』

 

「大丈夫!?」

 

そこにサトシとマフォクシー、そしてリーンが駆け寄る

 

 

「えぇ!

 

ウバさんが助けてくれたの、ありがとうございます!!」

 

「感謝される様な事なんてしてないわ、それにあのままじゃ私も危なかったしね」

 

 

「凄いわねめぐみんのお師匠さん!!無口頭でインフェルノを使えるアークウィザードなんて私初めて見たよ!!!」

 

「当然です♪ウバさんは最高のアークウィザードなのですから!!!

 

 

見ましたかバルスリン、トレーナーとして越える壁がサトシならアークウィザードとして越えるべき壁がウバさんなので……あっ」

 

抱っこしているバルスリンと喧嘩していた事を思いだし、途端に気まずくなる

 

 

すると

 

 

『…………バケッ!!』

 

「ま……まさかまた、いけませんバルスリン!!」

 

 

バルスリンがウバに近づき、また怒りながら噛み付くのではと冷や汗が流れ急いでめぐみんが止めに入る

 

 

『バケチャバケ!!!!』

 

 

「えっ……バルスリン?」

 

 

ウバに対し頭を下げる

 

 

 

『バケチャバケバケ、パンプッパンプジバケチャ』

 

 

「…………私やめぐみんを助けてくれてありがとうございます、それから噛み付いてごめんなさい………と言っています」

 

「ふふ♪

 

何回も言ってるでしょ、私は気にしていないって

 

 

それよりも良かったわ、コレでアナタ達が仲直りしてくれるから」

 

 

『バケ?』

 

 

「アナタが私に謝ったらめぐみんちゃんが許してあげるって言ってたの、そうよね」

 

 

「うっ………」

 

 

『バケバケ……パンプバケパ』

 

めぐみんにも、バルスリンはごめんなさいと頭を下げる

 

「わ………私も………少しムキになり過ぎましたね………ごめんなさい」

 

「コレで無事仲直りね♪」

 

互いに頭を下げあい、その光景にウバは優しく微笑み彼女達の頭を撫でる

 

 

 

 

 

「めぐみんとバルスリンって喧嘩してたの?」

 

「うん、仲直り出来て良かったわ♪」

『フォクシィ♪』

「だな♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

「流石は魔剣の勇者ミツルギだ、剣だけじゃなくポケモン

トレーナーの才能もあるなんてよ!!」

 

 

「あぁいえ僕はただ振っただけで、彼……彼女……えっと?」

 

 

『カミツルギはアチシと同じで性別はないロト』

 

「じゃあ、この子のおかげでして」

 

 

「凄かったわね、そんな小さいのに」

 

「やっぱスゲーなポケモンって」

 

 

ブルブル

 

『レクテシニチウテウヨフハバトコナウヨノソニャシッセイナケサナタッカンテスリキデキゲチイ!イメヤ』

 

 

「おや?

 

もしや照れてるのかい?

 

はは、結構可愛い所あるんだね」

 

『違うロト』

 

「違うの!?

 

顔の辺りが真っ赤になって、体が震えてるから褒められて照れてるのかと思ったけど」

 

 

『さっきの攻撃で一撃でガマゲロゲを倒せなかった自分を貶して、褒めないで手打ちにしてくれって泣いてるロト』

 

 

「………剣の見た目だからなのかな、武士みたいな性格なんだねこの子

 

君のおかげで僕や皆は助かったんだから、そんなに深く考えなくても良いんだよ」

 

 

『イタイガネュジウョキゴメタクガミヲバイヤノャシッセ!ルアガミノタデンコミトコトオヲシヌオ!ヨシンケ』

 

 

『ロト!?』

 

「今度はどうしたの!?

 

まさか切腹させろとか言ってないよね!?」

 

 

『勇者ミツルギに自分の刃を磨く手伝いを頼んでるロト』

 

 

「や……刃を磨く手伝いって何をすれば?

 

僕は鍛冶スキルを持ってないからメンテナンス出来ないけど」

 

 

『多分さっきみたいに自分を剣として使って欲しい……つまりゲットして欲しいって事ロトか?』

 

『スウモミノタオ』

 

『分かったロト

 

皆!!ボールを1つ分けて欲しいロト』

 

 

「ちょっと待ってくれよ、先ずはニョロトノやガマゲロゲをボールに

 

 

あれ?居ない!?」

 

気絶しているニョロトノ達をゲットしようとするも、何故か2体は居なくなっていた

 

 

「まさか逃げたのでは!?」

 

「うんうん、メガルカリオとカミツルギの攻撃で気を失っていたから逃げれるはずないよ」

 

 

「じゃあいったい……」

 

 

「あれ?

 

ねぇサトシ君、ピカチュウはどうしたの?」

 

 

「どうしたのって、ピカチュウなら肩に居るじゃないか」

 

「それ………人形じゃないかな」

 

 

「………」

 

ムギュ

 

ポト

 

「人形だぁぁ!?」

 

ピカチュウの鼻を摘まむと、そこから綿が大量に溢れてくる

 

 

「ま………まさか!?」

 

『フォクシ!?』

 

セレナとマフォクシーがある一点に目線をやり、皆もそれに続く

 

 

「あっ!?ピカチュウ!!!」

 

ドンドン!!

 

 

「見てください! もう片方の手にニョロトノとガマゲロゲも」

 

 

マルマインロボットのアームがピカチュウやガマゲロゲとニョロトノを入れたケースを握っており、ピカチュウが必死にケースを壊そうと殴り蹴り電気を放つも全く割れる素振りが見えない

 

 

「『ハッハハハハハ!!!!!』」

 

 

「ロケット団!!!」

 

「ねぇ……どう見てもピカチュウ君を誘拐にるように見えるけど、あの人達って皆のお友達じゃないの?」

 

「見ての通りお友達と真逆の存在です!!

 

何が共闘よ!!この裏切者!!」

 

 

「何言ってんのかしら、もうニョロトノとガマゲロゲは倒したんだから共闘関係なんて終わってんじゃない

 

そんじゃあね」

 

『ばいニャらニャア』

 

『ソォォナンス!!!』

 

 

「待て!!!」

 

 

「あぁ……もうあんな所に!」

 

 

 

「いや~綺麗に上手く行ったわね」

 

『後はガマゲロゲ達を入れるボールを手に入れニャいとニャ』

『ソォォナンス!!』

 

『マネネ!!マンネマッ!!!』

 

「あら?何よマネネどうしたの?」

 

『止まってくれだってニャ、忘れ物かニャ?』

 

「我慢してちょうだい、今戻ったら返り討ちにされちゃうわよ」

 

『マネマネェ!!!!』

 

『ニャ!?』

『ナン!?』

「グペッ!?」

「ガハッ!?」

 

マネネが急ブレーキのボタンを押してしまい、全員が前方に叩き付けられてしまう

 

 

 

「どうするのサトシ君、もうカイリュー達帰っちゃったからあのお姉さん達を捕まえられないわ!!!」

 

「走ってでも追い掛ける!!!」

 

「無茶言わないでください!!!

 

あんな猛スピードで動いてる物に追い付けるわけないでしょ」

 

「でもコレじゃピカチュウ達が!!」

 

「あれ? マルマインロボット止まってないかしら?」

 

 

「「「えっ?」」」

 

 

『スマホやパソコンでこの小説を見ている大きニャお友達は、車の運転中はキチンとシートベルトをしニャきゃニャア達みたいに危ニャいからちゃんとするのニャ

 

ニャアとの約束ニャ』

 

『ソォォナンス!!!』

 

 

 

 

 

 

 

「何だか分からないけど、ピカチュウ達を取り返さないと!!」

 

 

「待ってくれ!!!」

 

 

「悪いけど用事なら後に、ピカチュウ達を助けに行かないと…………はぁ!?」

 

「ムサシ!!ニャース!!待ってくれ俺を置いて行くな!!!」

 

 

「お兄さん!?」

 

「何で此処に!?お姉さんとニャースと一緒に逃げていたんじゃ!?」

 

 

「置き去り食らったんだよ!!!」

 

 

 

 

 

『ニャア!?ジャリボーイ達の側にコジロウが居るニャ!!』

 

 

「はぁ!?さっきコクピットの中に入れたでしょ、そうよね」

 

 

「痛ぇ……歯折れた……」

 

 

「あんたさっきの暇人ボーイ!?」

 

『………………どうやらコジロウと間違えてコイツを中に入れちゃったのニャ』

 

『ソォォナンス!!!』

 

ウィーン

 

 

『マネマネ!!!』

 

 

マルマインロボットからマネネが飛び出しコジロウの元に走り出す

 

 

 

 

「テメェ猫野郎……良くもこのダスト様を武器扱いしてくれたな、しかも歯まで折りやがって慰謝料寄越せ!!!」

 

『待つニャ、オミャーを武器にしようって言ったのはムサシニャのニャ!!』

 

「俺がそのアネさんに勝てる訳ねえだろ、お前がアネさんの分も責任取れ!!!」

 

『理不尽ニャ!!!!』

 

「お前らの方が理不尽だろうが!!!」

 

ポチッ

 

「あん?」

 

ダストが台を叩くと、側にある一際大きいボタンを押してしまう

 

 

「あぁぁ!?アンタ何でそれ押してんのよ!?」

 

『ソォォナンス!?』

 

 

「な……何だよコレ」

 

 

 

【緊急事態発生、直ちに当機は自爆します】

 

 

「………………自爆ぅぅ!?」

 

 

『マルマインのロボットだから自爆機能を付けちゃったのニャ』

 

どがぁぁぁぁん!!!!!!!!!!

 

 

それはそれは美しい爆発が起き

 

 

 

「『やな【ニャ】感じぃぃぃ!!!!!』」

『ソォォナンス!!!!!』

 

「ギャァァァァァァ!!!!!」

 

 

夕焼けの空にキラリと4つの星が輝いたのでした

 

 

 

 

 

 

「何か勝手に爆発したわね……」

 

『フォクシィ………』

 

 

「うーん……ポージングや名乗りのセンスはありますが、爆発のセンスはありませんね、あまりにも普通の爆発です」

 

 

「訳分かんない採点してないで追い掛けないと、ピカチュウ達も吹き飛んだのよ!!」

 

 

「ピカチュウゥゥ!!!!」

 

 

「大丈夫だよサトシ」

 

 

 

『ピカッ!』

 

 

「ピカチュウ!?」

 

「ニョロトノとガマゲロゲも!

 

どうやったのリーン?」

 

 

「あの人達が止まった時に、盗賊の人達全員に窃盗使って貰ったの」

 

 

「戦闘じゃ役に立てなかったが最後の最後に活躍出来て良かったぜ」

 

「ホレ」

 

 

「ありがとうございます!!

 

良かったなピカチュウ♪」

 

『ピカッチュ♪』

 

 

 

「ソレでサトシ、アイツらどうすんだ?」

 

 

「ギクッ!?」

『マネッ!?』

 

 

コソコソ走りで逃げようとするのがバレ、コジロウとマネネは立ち止まる

 

 

 

「アンタの友達拐おうとしたみたいだし、捕まえて警察にでも売るかい?」

 

 

「その方が良いと思いますよ、彼らは2ヶ月前に王都に盗みに入った賊の一員ですから」

 

「マジか!?」

 

 

 

 

「ひぃぃぃ!!!!それだけはご勘弁を!!!!」

『マネネネ!!!マンネマネマネェ!!!!』

 

 

 

「…………ピカチュウ」

 

『ピカッ』

 

 

 

「そんじゃ拘束して仲間の居場所を吐かせようじゃねえか」

 

 

「ちょちょ!?ちょい待ち!!!」

 

 

 

『ピッカァァァァチュゥゥゥ!!!!!』

 

「ギャァァァァァァ!!!!」

『マネェェェェェェ!!!!』

 

ピカチュウの放つ<10まんボルト>がコジロウとマネネにクリーンヒットし

 

 

どがぁぁぁぁん!!!!

 

 

「やな感じ……じゃないな今回は

 

 

捕まらなくて良い感じぃぃぃ!!!!」

 

『マンネマンネェェェ!!!!』

 

 

ムサシとニャースと同じ方向に嬉しそうに飛んでいった

 

 

 

「どうやらぴかちゅうはつかまったりべんじがしたかったんだな、ならしかたないやろけっとだんをつかまえるのはこんどにしよう

 

 

 

 

危なかった…アイツらが捕まったら銀髪盗賊団の事バレちゃうもんな」

 

『…………ピィカァ』

 

誤魔化す為の説明が超棒読みな事をスルーし、そうだねと相棒に頷き返す

 

 

<数十分後>

 

『………………………』

 

 

『イブめちゃくちゃヘコンでるロト』

 

 

『ニョロトノ達を元の世界に返すからでしょ、ニョロトノ達を自分がゲットしてアクアにプレゼントしようとしてたんでしょうし

 

まあニョロトノやガマゲロゲが元の場所に自分達の子供が居るから帰りたいって願いをちゃんと聞いてあげたんだし、今夜の晩ごはん私のオカズ1個分けてあげましょ』

 

 

 

 

「はいミツルギさん、このボールでカミツルギをゲットしてあげてください」

 

「あぁ分かった

 

(ストーカー問題は解決したし、クレメアやフィオと合流しないと

 

仲間……と呼んで良いかまだ分からないけど、新しいメンバーが増えた事を伝えないとね)」

 

 

 

 

 

「やっぱりお前アローラの時のカミツルギだったのか」

 

『ンアィデーガラトルウナイシサヒ』

 

 

『ウルトラガーディアンって何の事ロト?』

 

 

「アローラに居た時に迷い込んだウルトラビーストをポケモンスクールの皆で保護してたんだ、そのチーム名だよ」

 

 

『ピィカ、ピィカァチュピ?ピィカァピカ』

 

『ダケダタイニチノコカニマノツイクジナオトエマハャシッセ?ダトコノンナ?タッマカツ』

 

 

『ピィカ?

 

ピカピ、ピカピカピ!ピィカァピカァチュ!!』

 

「カミツルギってパスチャー達に捕まって連れて来られたんじゃないのか……

 

 

(ウルトラホールがこの世界にも開いたって事かな……マッシブーンやツンデツンデみたいに話せば分かるウルトラビーストなら大丈夫だけど、もしアクジキングみたいな危険な奴が来たら…………カズマとエリス様に連絡しておこう) 」

 

 

「本当に良いんですね」

 

「うん、本音を言えばちょっとまだ不安だけど……でも信じてみるわ

 

冒険者の皆さん、手伝ってくれてありがとうございました!!

 

 

ではモンスターボールを渡す人の発表です」

 

 

 

「ミツルギは除外なのか?」

 

「あの剣の子が仲間になりたいって言ったみたいだしね」

 

「なら誰かしらね?」

 

 

 

「モンスターボールは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこの2人以外の全員に渡します♪」

 

「「なっ!?」」

 

除外されたのはガマゲロゲの神経毒にヤられ、プリースト達によって回復して貰えた男達であった

 

 

「マジか!?」

 

「太っ腹だぜ流石ママ!!」

 

「よっ!爆殺剛力」

 

「そこの2人も除きます!!!!!」

 

 

「「ごめんなさい!!!」」

 

 

 

「ふざけんじゃねえガキ!!!

 

何で俺らには渡せねえんだ!!」

 

 

当然除外された男達は激怒する

 

「まさかアクセルの冒険者じゃねえからか、身内贔屓してんじゃねえ!!!」

 

「そんな訳ねえだろ!!」

 

「あぁ、ママ……オホン

 

セレナ達はそんな贔屓なんてする訳」

 

 

「そうです」

 

「そうなの!?」

 

「正確に言えば贔屓じゃなくて、ボールを渡した人がちゃんとポケモンと関われているかポケモンに悪事や迷惑を掛けさせていないかのチェックがしやすいから

 

アクセルの冒険者なら直ぐに確認に迎えるし、何ならルナさん辺りに聞けばアクセルの冒険者達が妙な事をやっていないか教えて貰えますから♪

 

 

あっ!勿論妙な事をやっていたら分かってますよね♪」

 

「…………はい」

 

 

 

 

「ふざけんじゃねえ!!!

 

強いシモベを手に入れられるって聞いたから、わざわざ馬車で5日掛けてアクセルに来たんだぞ!!」

 

「我々はアクセルの冒険者だけを集めていたんですから、勝手に交ざったのはソチラのせいです」

 

 

「……………僕はアクセルの冒険者じゃないけど」

 

「アナタはカミツルギが仲間になりたがっているので特例です」

 

 

「それに私達の忠告を無視し勝手な行動をしたり、せっかく回復させてくれたプリーストの人に感謝の言葉すら掛けない人には渡せません!!」

 

 

「こ……このクソガキ!!ガキの分際で偉そうにしやがって!!!」

 

「何なら無理やりでも」

 

 

セレナの肩を強く掴み、彼女の腰にあるボールを奪おうとする男達だったが

 

 

 

「「痛い痛い痛い!!!!!!」」

 

 

その手を横からサトシに引き離され、更には強く握られ大の男達が悲鳴をあげてしまう

 

 

「お前達なんかにボールは渡さない」

 

 

声に怒気が交ざっており、明らかに彼は今怒っていた

 

 

 

 

 

 

(こ……コレって……俺のセレナに手を出すな!!!

 

 

って展開なんじゃ!!!キャァァァァ♪)

 

 

と1人で盛り上がるリーン

 

 

 

 

 

「ポケモンをシモベ呼ばわりする奴らなんかに渡しなんかしない!!!!」

 

 

 

(そこなの!?)

 

 

 

「が………ガキのくせに……痛い痛い痛い!!!なんて力だ!!!」

 

 

「でしょうね、彼は力のステータスがカンストしてますから」

 

 

「「なにぃ!?」」

 

 

「あと見て分かる通りポケモンの事が大好きなので、貶すような事を言えば何するか分からないですよ

 

 

以前も、アイリス王女にポケモンの事を物扱いされて付き人が居るにも関わらず彼女にケンカを売るような事をしましたしね」

 

 

「「……す…………すす……す……すみません………諦めます……帰ります……申し訳ありませんでしたぁぁ!!!」」

 

情けない声で2回りも背丈が違うサトシに屈強な男達が謝罪するというシュールな光景が広がる

 

 

 

 

「………残念だったねセレナ、アナタの為に怒ってくれたら最高のシチュエーションになってたのに」

 

 

 

 

 

ポッ

「………………やっぱりサトシ……カッコ良い♪」

 

 

 

「………………………ごちそうさま」

 

 

 

 

 

 

「スゲーなカズマのパーティーは」

 

「サトシだけじゃなくて仲間全員何だかんだで優秀だもんな、こりゃ残りの魔王軍の幹部達もアイツらが討伐するんじゃねえか

 

俺は10万エリス賭ける」

 

「おまっ!?俺が討伐する方に賭けてえよ」

 

 

 

 

(てっきりベルディア達を討伐したのは魔剣の勇者だと思ったけど………そうだったのね)

 

 

「ウバさん!」

 

「っ!?

 

どうしたの?」

 

「ウバさんにもボールを渡しますね」

 

 

「私にも?

 

でも私はアクセルの冒険者じゃないわよ、それにあのミツルギって人みたいにポケモンに懐かれたわけでもないし」

 

 

「良いんです、ウバさんはやがてサトシから最強のポケモントレーナーの称号を奪う私の師匠なのですから

 

 

それに……」

 

「それに?」

 

 

「もしトレーナーになったら、私がポケモンの事やバトルの事をウバさんに教えてあげます

 

私に爆裂魔法を教えてくれた恩返しがしたいんです」

 

 

「……………ふふ♪

 

ありがとうめぐみんちゃん、じゃあお言葉に甘えましょうか」

 

「何なら今日から早速レクチャーしましょうか、この3ヶ月でロトムやセレナ達から沢山知識を貰いましたのでドンとお任せください!!」

 

 

「ゴメンなさい、湿地帯で暴れていたモンスターを討伐した事をギルドに報告に行かないといけないし

 

他にも用事があるの」

 

 

「………そうですか」

 

「ほ…本当にゴメンね!!

 

まさかそんなにヘコむなんて」

 

「だってやっと会えたんですから………なら約束してください、またアクセルに来て一緒にお話したりご飯を食べたり

 

あぁお風呂にも入りましょ!!私がお背中を洗わせて貰います!!!

 

 

そして私やセレナの爆裂魔法、バルスリンのだいばくはつを見てください!!!」

 

「…………えぇ!約束するわ♪

 

そうだ!バルスリンちゃん」

 

 

『バケチャ?』

 

 

「めぐみんちゃんやセレナちゃんにもだけど、お屋敷で私が言ったプライドより命を優先する行動を取る事……決して忘れちゃダメよ」

 

 

『バッ………バケチャ!!』

 

昼と違い素直に返事を返す

 

「…………はい!」

 

 

「いいお返事ね♪

 

 

じゃあ待たね」

 

 

こうしてアクセルの冒険者達と合同で行われたポケモンゲット大作戦は無事に終了した

 

 

『ではボールをゲットした皆、この国のモンスターとポケモンの区別をする為

 

アクセルに帰ったらポケモン898体の名前と見た目を覚えて貰うからギルドに集合ロト』

 

 

「はぁぁぁ!?」

 

「そんなに!?」

 

 

「覚えたくない人はボールを返してくださいね♪」

 

 

「………………」

 

なおこの後、0時になるまでボールをゲットした冒険者達の四苦八苦は続くのであった

 

 

 

 

「そういやダストの奴どこ行ったんだ?」

 

「そういえば、さっきから見当たらないな」

 

「もう帰ったんじゃない

 

 

あぁ~あの猫ちゃんゲットしたかったな~」

 

 

 

 

 

<王都>

 

 

『ナマァァァァ!!!』

 

『ルカリリ!!!』

「こらナマケロ!!いい加減アイリス様から離れるんだ!!!」

 

『ナマナマァァ!!!』

 

「ごめんなさいナマケロ、お兄様もまた遊びに来てくださいね

 

出来れば今度はサトシやピカチュウやロトム達も」

 

「待ってくれアイリス!!まだ俺達には使命が」

 

「貴様の使命は魔王軍を倒すだろうが!!!見苦しい真似はせずさっさと帰らんか!!」

 

 

「チキショー!!!

 

オーティスてめぇ裏切りやがって!!!」

 

 

『私が何時お前を裏切ったんだ?』

 

 

「前に助けてやった恩を忘れて俺らの追い出しに加担してんじゃねえか!!」

 

 

『………もしや加担とは、私がスマホの使い方を王女に教えた事か?』

 

「そうだ!!!」

『ナンマァ!!!』

 

 

「何が全てを説明するのに後4日は掛かるだ、30分で終わったじゃないか!!!!」

 

「まさかオーティスさんが帰って来なければ、誤魔化して長期滞在するつもりだったとは…………」

 

 

「さっさと帰れホラ吹き男」

 

 

「チキショー!!!

 

なぁアイリス、ティアラ!!

 

まだゲームやりたいよな!ナマケロにリベンジしたいよな!!お兄ちゃんとも戦いたいよな!!!」

 

 

「勿論! なので遠くに居る相手とも戦える通信機能とやらを使えば、お兄様がアクセルに居てもゲームが出来ますよ」

 

「うぅ……………………お前なんでポケモンなのにスマホに詳しいんだよ!!!!」

 

『元居た場所でも私は人の姿に化けて人間の社会に潜んでいたんだ、それで知ったまでだ

 

 

あと王女に対してはクレア殿はあまり良い顔をしていないが私は許す、だがお前をティアラの兄として認めていない

 

 

だから妹扱いは止めろ

 

死にたいのか殺されたいのか八つ裂きにされたいか』

 

「どれも一緒だし真顔で言うな怖ぇよ!!!」

 

 

『ティアラティ!ラティアティ』

 

 

『大丈夫だよ~ジョークに決まってるじゃないかぁ、お兄ちゃんはそんな怖い事なんかしないからね~よしよし~ティアラは良い子だね~♪

 

 

 

私の気が変わらん内に改めておけ』

 

 

(二重人格……いや二重ポケ格かよコイツ……)

 

 

 

「申し訳ありませんでしたアイリス様、屋敷に帰ったら私やセレナで更に強く言い聞かせておきます」

 

「良いのよ、ワタクシもティアラも久しぶりにアナタ達と居られて楽しかったから

 

それにしても、前に会った時はあんなに小さくて愛らしかったリオルが今ではこんなにもカッコいい姿になるなんて……ルカリオ、もう1枚写真を撮ってもよろしいですか?」

 

『リオリッ♪』

 

 

 

 

 

「レイン、ダスティネス卿とあのホラ吹き男をアクセルに頼む

 

私は支度をしてくるから、帰って来たら直ぐにルベールに送ってくれ」

 

 

「はい」

 

 

「ではアイリス様、大展示会迄には必ず戻ってまいりますので1週間の休暇をいただきます」

 

「えぇ、アナタのお父様に宜しく言っておいてね」

 

「はい、すまないが留守の間は王宮の警備は任せたぞオーティス」

 

『了解した』

 

 

「何処かに出られるのですかクレア殿」

 

「実は父から実家のルベールに戻って来てくれと連絡がありまして」

 

「シンフォニア卿が?」

 

 

「ルベールの付近の村や町の者達と最近全く連絡が付かないらしく、それを使用人達が魔王軍の仕業ではと父の不安を煽ったせいで私に様子を見て来てくれと

 

まぁそれは建前で………見合い写真の山をプレゼントするのが本命だと思いますがね」

 

 

「……………ウチと一緒の手だ」

 

「えっ?」

 

 

「あぁ何でも!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<???>

 

 

「お帰りなさいませ!!」

 

「如何でしたか作戦の程は」

 

 

「上手くいったわ」

 

「いやー素晴らしいですね、コレからはデーモンやスライム達もあのカエルのモンスター達みたいに、その石の力で巨大化させれば我々魔王軍に敵はありませんよ」

 

「残念だけど、あの巨大化は一部の子達にしか使えないわ

 

デーモンやスライムは無理よ」

 

「そうなのですか……残念です」

 

「おや?作り方ではなく現物を頂いたんですか?」

 

「貰ったのよ知り合いの子に、暗視で中身の構造を詳しく見るだけだったのにまさか現物をくれるなんて……本当

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もっと人を疑えばいいのに」

 

 

「でも良かったじゃないですか、現物の方が複製しやすいですし」

 

「もうすぐ腕利きの職人を連れて来るので、その人間に大量に作らせましょう」

 

 

「職人は丁寧に扱いなさいよ、ヘソを曲げられて作るのを拒否されたら面倒だから」

 

 

「勿論です、その人間には多額の契約金を支払いましたので」

 

「ありがとう……それで、奴は今何処かしら?」

 

 

「ルベールの付近と先ほど部下から通信が」

 

 

「ルベールなら王都にテレポートして歩いて3日、モンスターボールの複製期間を踏まえれば………監視している子達に後5日は粘るように伝えなさい」

 

「はっ!!」

 

 

「それと、奴から距離を取るよう念のために再度伝えなさい

 

もし近付き過ぎたら、永遠に悪夢を見せられ………死ぬわよってね」

 

 

「わ……分かりました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウォルバク様!!!」





next story この素晴らしい紅魔の少女達のパートナーに元気を

という事で魔剣の勇者カミツルギがゲットしたのはウルトラビーストのミツルギです、何故カミツルギのポケモンがミツルギかは……説明不要ですね(笑)

あとミツルギの台詞はアニポケと同じく逆再生(反対から読む)です、メチャクチャ書きにくかった
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。