ZAのDLCをやるので次回の投稿遅れるかもです
<とある地下施設>
「この研究施設の所長であった人物は大変素晴らしき才を持っていた様ですが、管理能力がなってませんね」
「………………」
「テツノブジンが持つ兵器をご覧なさい、外面だけでなく内装も錆だらけになり最早使い物になりません
キチンとした保護物質でコーティングすれば長期間放置しても、まだまだ使えたというのに」
「……………」
「科学者は己の産み出した作品全ての誕生から寿命を迎えるまでの間をキチンと見届けなければならないというのに、この様な管理の甘さで使い物にならなくさせられるとはこの兵器も可哀想に
残された日記を見るに、転生した際の特典とやらで優秀な頭脳と手先の器用さを手に入れた様ですので、科学者としてはニワカですね……その様な人間が科学に関わっているとは反吐が出る
そうは思いません」
「………………」
「……………ちょっとは会話してくれませんかね、2時間も無言で側に居られると非常に気まずいのですが」
「貴様と会話する事で開発が上手く行くなら喜んでさせて貰う」
『ギギキ』
『マニュッ!』
『グオォォ!!』
「……………マニューラやギャラドスは私のポケモン達とコミュニケーションを取られているというのに、彼らのトレーナーであるアナタは本当に無愛想ですね」
「運搬作業は運び手同士の息を合わせねばならんが、別の作業を行う開発者同士が愛想を良くしあって何になる」
「無言で側に居られると集中力が低下するんですよ、そんな事など幼い子供でも分かるというのに
そんな事も知らないとは、クックク……お可哀想な事で」
「私を怒らせ会話を長引かせようと目論むならば無駄だ、貴様や誰かに何を言われようと怒りや憎しみの感情も湧かん
心とは最も不必要な物、そんな物を私は持ち合わせていない」
「とか言いつつ随分喋られましたね、本当はイラついているんじゃありませんか」
「…………好きに受けとるが良い………それよりも話すならば例の件はどうなったかの報告をしたらどうだ」
「案なら既に思い付いていますよ、しかし確証が無いので詳しい情報を知っているであろう彼が帰ってから話そうかと黙っていただけです」
「……………………」
「このタイミングで無視します普通…………はぁ…………本当にアナタと一緒だと息が詰まります」
「外にでもいけ、だが顔は隠せ
貴様は自らの失敗で、この世界でも大犯罪者になったのだろ」
「イラッ……………」
ドンガラガッシャン!!!
「物に当たる行為は、管理能力が無いに該当するのではないか」
ガシッ
「ではアナタに当たりましょうかね……」
「下らぬ怒りの感情に飲まれた貴様と不必要な争いを起こし何になる………愚かな」
「愚か………この俺が………俺が愚かだと………脳ミソが腐ってるのか………正常な思考能力を持ってないのか!!!!!!
そうだ!!!!!そうだそうだそうだそうだ!!!!!そうに違いない!!!!!」
「………手を放せ」
「俺に命令するなぁ!!!!!!
トドロクツキ!!!」
『ギャォ!』
「…………ドンカラス」
『クワァ!』
パチパチパチパチ
【いやはや、お二人はポケモントレーナーの鏡ですね】
「「!?」」
【作業の手伝いばかりのポケモン達の息抜きにバトルをさせてあげようとは実にお優しい
ですが今は控えましょう、ここで戦われては色々と被害が大きくなりますので】
「随分とホログラムによる登場のタイミングが良いが、我々を監視でもしているのか」
【とんでもない、開発の方はどうかと聞きに来たらお二人が言い争いをしていたので止めに入っただけですよ
ワタクシもプライベートは覗かれたくはありませんし、監視なんて真似致しません】
「……………」
【本当ですよ、そんな睨まないで下さい
もう少しすればこの様な狭い場所ではなく各々の個室がある広々とした場所を提供致しますので、我慢してくれませんかパスチャーさん】
「出来るなら早くしてください、息が詰まって仕方がない」
【勿論、なのでその場所を手に入れる為にも例の鎖を装着したボールを作成して欲しいのですよ
お二人にね】
「その事だが」
【どうしました?】
「この赤い鎖を使用するにあたり問題がある、我々の居た世界と比べ此方の世界ではエネルギー濃度が非常に強い」
「恐らくテラスタルのエネルギーやガラル粒子などの我々の世界に存在していた物、魔法やスキルとやらを使う際に発生するエネルギーなど様々な物質が存在しているからでしょうね」
【すみませんワタクシ無学な者で、この世界に多種多様なエネルギーが混ざりあっている事が何か関係が?】
「赤い鎖はアグノムやエムリットやユクシーの生命力だけでなく周りのエネルギーを吸収するトバリ隕石を分解して生み出した物、このまま使用すればこの世界に存在するエネルギー全てを食らいオーバーヒートを起こしてしまう」
【それは困りますね、エネルギーを吸収する範囲を狭める事は出来ないのでしょうか?】
「その事で聞きたいのですが、あのデブ貴族の屋敷に居た時に
警備員として雇われていた冒険者が侵入した賊を捕らえる際、お子さまランチに刺さっていそうな旗を屋敷の庭に刺していましてね
屋敷に攻撃が当たればデブに給料を減らされるので魔法の威力を下げる為に使用したと、他の冒険者達に話していましたが」
【あぁ、それならば刺した範囲から5メートル以内に居る全ての生き物のレベルを30に統一する魔道具ですね】
「その旗、手に入れる事は可能で?」
【ワタクシが知っている限りだと、アクセルで有名な魔道具店にあったかと】
「それを取り組む事で、赤い鎖がエネルギーを吸い上げる力を下げるという訳か」
「えぇ」
【ハハハ!!
やはりお二人が居ると頼もしいですね、ワタクシは科学に関しては無学な者ですので心強いです
では購入しに行かねばですね
お願いします】
「…………何故私を見る」
【ワタクシは今あの邪神の様子を見に来ているのでアクセルから離れていますし、パスチャーさんは顔が売れています
息抜きだと思って行って来てください】
「………………分かった
マニューラ、ギャラドス、ドンカラス戻れ」
「それは有難い、これでリフレッシュしながら作業が出来ますよ」
「………………………行って来る」
<カズマの屋敷>
第1回アクセルポケモンバトルトーナメントが終わった次の日の朝、屋敷のリビングのソファーに寝そべる少女とカボチャと猫の元に1人のメイドとアザラシが近寄る
「ご主人様、こちら最高級ミネラルウォーターでございます」
『アゥアゥ、オシャマァリィ』
「コチラのイブが持つのはアタリメでございます」
「ゴクゴク
プハァ~
最高級だけあって喉越しが良い、それに氷無しで飲みやすい様に提供するとは流石です
パクッ………グギギギ」
パチン!
『『ガツガツムシャムシャ』』
「モグモグ……朝の茶菓子にスルメという異色の組み合わせだというのに、普通に味が美味しいので全く気にならない
素晴らしい御奉仕ですね、さあチップを受けとるが良い」
チャリン チャリン
「ははぁ、ありがとうございます」
『オシャマリマァ』
「あのめぐみんさん………そろそろメイド服から私服に着替えても良いでしょうか」
「へいロトム、私達が優勝してから24時間経過まで後何時間ですか?」
『まだ2時間25分あるロト』
「あと2時間25分もあります」
「うぅ……」
「良いじゃないの、ウィズも今の内にご主人様に媚び売ってチップを貰いなさいよ
あの下等バイトにお金の事で叱られるぐらいお財布の中身に困ってるんでしょ」
「確かに困ってますけど……でも……」
ボイン ボイン
「このメイド服、歩くだけで胸元が苦しくて給仕作業に集中出来ないんですよ」
「なら氷の女王様(笑)に手伝わせたら良いじゃない、イブなんてアタシが言わなくても手伝ってくれてるのよ」
(ふっふふ……あのロリショタコン女よりもアタシの方がアクア様の右腕に相応しいの!!!
それを証明する為ならメイドの仕事だろうが何だろうがやってやるわ!!!)
『パクパクムシャムシャ
イブよお代わりを持ってきなさい』
『フニャァ!』
『イラッ…………あんたらは調子乗ってんじゃないわよ』
パチン パチン
『痛ぁぁい!!!』
『フニャァ!?』
「ユキメノコさんなら今、お庭で皆さんと練習してまして」
「そういやイブとバルスリンとロトム以外居ないわね」
「ふっふふ
我らに負けた屈辱を胸に特訓とは努力家ですね
ですが!!
バルスリンはこの鉢巻きを手に入れた事で更なるパワーアップを果たしました!!!
精々努力してリベンジを果たしに来るが良い!!フッハハハハハハハ!!!!!」
(昨夜、2時まで悩み相談持ち掛けてきた奴と同一人物に見えねぇなおい………)
バルスリン達の住む異世界には行けないのか、もし今後サトシ達のやらなければならない事に自分が否定的になったら叱って欲しいといった悩み相談やお願いをして来た人物を見ながら掃き掃除を行う女装男子
「(まぁウジウジされるより、ああやって無い胸を張ってる方がアイツらしいけどよ)
痛ぇぇ!!!コップを投げるな!!!」
「私の胸元を見て、笑いながら何か失礼な事を考えたからですよ」
「か…………考えてません」
「分かりやすいですねカズマちゃんは……その格好で外の掃除を頼んでも良いんですよ
何なら一緒に爆裂散歩にでも参りましょうか」
「………すんませんした!!!」
「正直でよろしい、さあ掃除の続きでもやるが良い
しかし……ずっと座りぱなっしだと肩が凝りますね………サトシちゃん肩を揉みなさい」
「は……はいご主人様」
モミモミ
「ウムウム良き力加減だ
しかし本当に良く似合ってますね、その手の趣味の人間が行くお店に行けば結構稼げるのでは………良し!!」
「良しじゃないわよ……じゃなくてありませんご主人様、サトシに妙な事を教えないでくださいませ」
「おやおや~ゆんゆんと同じく我らに敗北した敗北者メイドが随分と生意気な態度を取りますね」
「イラッ」
「い……言っとくけど、私とキルちゃんは実質引き分けだからね
スマホのカメラを触るってルールが合ったからめぐみんは勝ったって事、忘れないで」
「ふん!!負け犬の遠吠えほど惨めな物はありませんね、まぁサトシちゃんとは結局戦わなかったのでイツかサシで決着を付けますが
アナタ達は我らの手で黒星を与えられた負け犬メイドである事を自覚し我を崇め讃えるが良い、アッハハハハハ!!!!」
「なんか何時にもマシてうざくない今日のめぐみん」
「うん……」
「ほぉ!メイドの分際でご主人様の悪口を影でコソコソ言うとは、お仕置きが必要ですね」
ボイン ボイン
「ちょっ!?」
「どこ触ってるの!?辞めなさい!!!」
「ふん!!メイドはおしゃわりしゃれるのも仕事なのでしゅ!!」
「ん………クンクン………この臭い……ねぇアクア、アナタがめぐみんに渡した飲み物って本当にミネラルウォーター?」
「えっ………ゴクゴク
あぁ!?これ今夜飲む予定の悪魔殺しじゃない!!間違えたぁぁ!!!」
「同い年と年下のくしぇに、ご主人しゃまより立派な物をブラしゃげてニャまいきでしゅ!!!!」
モミモミ!!モミモミ!!!
「あぁ!ダメぇ!」
「辞めなさ…んん!!」
「あわわ!?ダメですめぐみんさん!!いくらご主人様でもそんなお触り行為は」
「うるしゃい!!」
ボィン!!
「あぁぁ!!!」
「へいロトム、今すぐ撮影を初めてくれ
そして撮影した動画を俺のスマホに頼む」
『バレたら皆に叱られちゃうロト……』
「俺が全責任を負う」
『……分かったロト』
「……………」
ムズムズ
「そう恥ずかしがるな、アレ見て下半身が反応するのは立派な男子の証拠だ」
「ビクッ………………本当に」
「おいおい昨日はメイド服を着たくないから騙したが、今はお互いメイドさんだ
もう騙す理由なんかないだろ」
「…………コレどうしたら良い?」
「取りあえず自分の部屋に行って鍵を掛けるんだ、そしてなるべく声を漏らさないよう布団の中に入り」
「何やら喘ぎ声の様な物が聞こえるが一体何の騒ぎ……なぁ!?
辞めるんだめぐみん!!
そういうプレイなら私にやれ!!!好きなだけ付き合うぞ…はぁ…はぁ……仲間に弄ばれるニャんてご褒美だぁ!!しゃぁ来い!!!!」
「アナタを揉んでも私よりアナタの方が気持ち良くニャるからヤです!!」
「つぅ!!!!」
「つう訳だ、側にティッシュをスタンバイしておけよ」
「分かった
ん?
クンクン……何か変な臭いしない?」
「ビクッ!?」
ピタッ
「(ホッ………危ねぇ無意識に出しちまったかと思った、じゃあ臭いって何だ?)
クンクン………んん? 何か焦げ臭せぇ臭いだな………」
「………………あぁ!?しまった!?」
コック帽を被り手にオタマを持ったダクネスが急いで立ち上がりキッチンに向かう
「や……やってしまったぁ………」
「わぁ……全部黒焦げだ……」
「焦げやすいからカレーを強火で炊くなってアレだけ言っただろ」
「……………面目ない」
「まぁ仕方ないわよ、今日のお昼は別のにしま「私はカレーが食べたいのでしゅ!!!!」ワガママを言わないでくださいご主人様」
「嫌でしゅ!!!今日はララティーナのカレーが食べたい!!」
「め………めぐみん……♪」
「昨夜は濃い食事だったんで今日はララティーナの普通のカレーが食べたい気分ニャのでしゅ」
「普通!?」
「でも材料もう無いわよ、買って来るって行っても………この格好じゃ」
「そうだ」
「おっと!!では私も買い物に付いて行きましゅ!!」
「うっ……さ……流石は我がライバルね、途中で着替えようと企む私の思考を読むなんて」
「おいアクアお前行けよ、俺らと違ってメイド服姿気にしてねぇし
お前がメイド服着てても俺が着せたんじゃなくて、またアクアさんったら変な事やってるよって皆思ってくれるだろうしよ」
「んへぇ?なぁにぃカズマしゃん?
ヒック」
「お前まで何で酔ってんだよ!?」
「悪魔殺しはねぇ~開封してから666秒を過ぎると鮮度が落ちるのぉ、だから一気に飲んじゃったぁ♪」
『ピィ?』
「アクア、それゼル帝だよ
カズマはこっち」
「ふへへ……カズマしゃんったら随分毛並みが良いわね……ヒック!!」
「アクア様にお買い物は頼めなさそうですね」
「…………ほんじゃあジャンケンで」
「ダメよ、カズマってばジャンケン無茶苦茶強いんだもの」
『じゃあアチシが行くロト』
「確かにロトムなら喋る事が出来て、店の場所も知ってるし適任だな」
「じゃあロトム、お金と買う品物を書いたメモはこの籠に入っているわ
悪いけどお願いね」
『任せるロト』
バタン
『行って来るロト』
玄関のドアを開き外に出ると
『あれ?何処行くのロトム?』
庭でピカチュウと組手をしていたルカリオに呼び止められる
『お買い物ロト、そっちは練習どうロト?』
『キルちゃんはユキメノコとマフォクシー、ボクはピカチュウと組手をしてたんだ
もっとパンチのスピードを上げたいから』
シュ! シュ!
『本当はぼくよりナマケロの方が身軽だからやって欲しかったけど………ナマケロまだボールの中?』
『全然出て来る気配がないロト、今朝もアイリスへのモーニングコールの通訳をさせられると思って部屋に行ったけどボールから出て来なかったロト』
『相当御冠だね……』
『まあ仕方ないよ、アイリスに格好いい所見せたいのに連続で脅しや騙し討ちをさせられたら怒るよ』
『じゃあその怒りをボクにブツけて欲しいな、ナマケロのストレス発散になるし……腹にじごぐづきを食らえたら……つぅ♪ボクも嬉しいし♪』
『…………………』
『もっとお怒りあそばせ!!!!』
『きぃぃぃぃぃ!!』
『もっとお腹から声を出して!!!』
『きぃぃぃぃ!!!!』
『良いですわ、さぁその声量で今アナタが一番腹が立つことを叫びながら技を放ちなさい!!!』
『何で新しい技が自爆技なんですかぁぁぁぁぁ!!!!!!』
バシュュュン!!!!!
『おぉ!!
良いわよキルちゃん、今のワイドフォース凄かったわ!!』
『その調子で、もっと感情的になられなさい!!』
『はぁ……はぁ………の……喉が……痛い』
『おっと!ボクもキルちゃんに負けてられないや、ピカチュウ続きをやろ!』
『お……OK!
じゃあロトム、お買い物気を付けてね』
『了解ロト』
<アクセル>
『えっと……一番近いお店は………』
「ロトム!!」
『あっ!受付嬢ソルお早うロト』
メモに書かれた品物を見るロトムを呼び止めたのは、私服姿のギルドの受付嬢であった
「お早う、丁度良かったわ
今サトウさんの所に行こうとしてたの」
『なにか用ロト?』
「昨日アナタ達荒野と砂漠で暴れまわったでしょ、おかげで私達がギルドの上層部から雷落とされたんだから
はい!これサトシ君とダクネスさんとめぐみんさんに渡しておいてくれる」
被害額が書かれた3人分の請求書を手渡す
『やっぱり昨日はヤリ過ぎたロトね、了解ロト買い物が終わったら直ぐ渡しに行くロト』
「お願いね
さあて最後のお仕事も終わったし、ランチ何処行こうかな♪」
『今日はギルドの仕事終わるの早いロトね?』
「ほら、昨日からアクセルの冒険者の人達全員アナタの仲間のポケモンってモンスター捕まえに行ってギルドに誰も来ないでしょ?
だから私達も今日から1週間は休もうかなって、最近一番クエストの発注が多かった東でモンスターが暴れたり事件も全然無くて平和だったしね」
『確かに息抜きは大事ロト、特に受付嬢ルナは目に隈が出来てて何時か倒れないか心配だったロト』
「でしょ、だから私や後輩の皆でお金を出し合ってルナさんに温泉旅行プレゼントしてあげたんだから」
『太っ腹ロト!!良く出来た後輩ロト!!受付嬢の鏡ロト!!!美人で優しいなんて素晴らしいロト!!!』
「いや~それほどでも♪
でも、おべっか使っても請求書を無かった事にはしないからね」
『…………カズマが教えてくれた褒めちぎり作戦が効かないとは、本当に良く出来た受付嬢ロト』
<アクセルの八百屋>
『すみませんロト』
「はい、いらっしゃ……あらロトムちゃん
今日はロトムちゃんが当番かい?」
『アチシの当番は3日後ロト、訳合って急遽出撃する事になったんだロト』
「またカズマ君か誰かがヤラカシたのかい」
『それは守秘義務で答えられないロト
ロト?』
八百屋のオバサンに買い物メモを手渡すと、店内にて犬のぬいぐるみを抱っこしながらパイプ椅子に座る5歳ぐらいの小さな男の子に目が止まる
『オバサンに孫が居るなんて初めて知ったロト、データを更新しなきゃロト』
「違う違う、この子は他所の子だよ
実は迷子でね」
『迷子ロトか?』
「お散歩の途中でお母さんとはぐれちゃったって
昨日アクセルに旅行に来たばかりだから、自分の別荘が何処か分からないみたいでね
それでお母さんが探しに来るまで此処に居させてあげてるんだよ」
「………ママはまだ」
「今頃アンタの事を探してんだ、もう少し待っててあげな」
「………………ママ……」
『………ロト』
「ロトムちゃん?」
今にも泣きそうな男の子の元に近付く
『お早うロト』
「………なに君?」
『アチシはロトム、もしくはロトム図鑑と呼んでロト』
「名前を聞いたんじゃないよ……ボクに何の用」
『君のお名前を教えてロト』
「………やだ、知らない人には何も教えるなってオジイちゃまが言ってったもん」
『アチシは人じゃないロトよ』
「ムゥ…………ぷい」
ロトムに対し男の子はソッポを向く
『ママを探す為に君の名前を知りたいんだロト』
「ママを?」
『そうロト』
「……………ボクの名前教えたらママに会えるの?」
『勿論ロト』
「…………………コルン」
『コルンロトね、教えてくれてありがとうロト
スピーカーモード音量MAX!!
ふぅ……………コルンのママァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!コルンは八百屋さんに居るから早く来てあげてロトォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!
今の放送を聞いて直ぐに来る筈ロト』
「…………み……耳がキーンってする……」
「ロトムちゃん………叫ぶんなら前もって言ってちょうだい……耳が……」
『あっ…………ごめんなさいロト、今の放送を聞いて絶対ママがお迎えに来るロト
それまでの時間潰しに、アチシが撮影して来た写真と映像を見せてあげるロト』
<数十分後>
「わぁ~このピカチュウって子凄~い♪」
『まだまだあるロトよ、次は』
「はぁ……はぁ……コルン!!」
「あっ………ママ!!!」
此方に向かって来る母親に駆け寄り抱き付く
「ママぁ……」
「ごめんね目を離しちゃって
息子を預かって戴き、ありがとうございます」
「私は何もしてないよ、御礼なら叫び声でアンタを呼んで
来るまでの間、その子の相手をしていたこの子に良いなさい」
「ありがとうございます、まさか親切なモンスターが居るなんて」
『アチシはモンスターじゃないロトが、まぁ細かい事は良いロト
良かったロトねコルン、ママに会えて』
「うん♪
さっきは意地悪してゴメンね……ロトム」
『アチシは全く気にしてないロト、名前覚えてくれてコチラこそありがとうロト♪
道を覚える迄はお家の人と離れないように気を付けるんだロト』
「分かった♪
また写真や動画っての見せてくれる?
すんごく面白かった」
『勿論ロト、約束ロト』
「うん♪」
約束の指切りをする
「またねロトム♪」
こうして母親に連れられ帰宅しながら、ロトムに手を振るコルン
「良かったよちゃんと再会出来て、優しいねロトムちゃん」
『そんな凄い事なんかアチシやってないロト、ただアチシの友達みたいな小さな子が落ち込んでるのを見るのは嫌なだけロト』
「立派な考えだよ、はいメモに書いてたの入れといたよ」
『サンキューロト
ロト?
オバサン、財布からお金が半分しか減ってないロトよ』
「迷子の子の為に頑張ったロトムちゃんへのご褒美さ、特別に半額にしてあげるよ」
『やったロト♪』
買い物の料金が半額となり喜ぶロトムを
「やっと見つけた」
「あぁ」
謎の男達が見つめる
「半額にしてくれるなんて、あのオバサンは見た目と同じく太っ腹ロト」
ロトロト ロトロト
『ロト? セレナからロト』
ピッ
『此方ロトムだロト』
【ロトム、さっき外からアナタの叫び声が聞こえたんだけど何か合ったの?】
『迷子になった子供のママの捜索をしていたんだロ』
ドガァァァァン!!!!!!
『ロトォォォ!?』
【ロトム? どうしたのロト】
ブチッ
<カズマの屋敷>
「ロトム! ねぇロトム!」
「どうしたの?」
「会話の途中で妙な音が聞こえたと思ったらロトムが叫び声を上げて、そうしたら通話が切れちゃったの」
「えっ!?」
「大変!転んじゃったんじゃないでしょうか!!」
「………ロトムは浮いてるから、それは無いかと」
「誰かにゲットされたとか?」
「ボールを渡した人達は皆ロトムの事を知ってるから、それも無いんじゃないかしら…………となると考えられるのは」
「あのお姉さんとお兄さんと猫君?」
「えぇ! サトシ!カズマ!ダクネス!
ロトムがロケット団に捕まったかもしれない!!」
<屋敷の入口前>
「めぐみんが寝てくれて助かったよ、あんな格好で出歩くの恥ずかしかったし」
「珍しくアクアに感謝しねぇとな、イブ!バルスリン!めぐみんとついでに一緒に爆睡してるアクアの面倒頼んだぞ」
『バンケチャバ!!』
『オシャッマァ!!』
「どうだルカリオ?」
『…………………リオッ!
ルッカ、リオリィッ!!!』
「どうやら移動中らしい、行くぞ!!」
ロトムの波動を捕らえたルカリオの後を追う
<数分後>
「うわぁ…………立派なお屋敷」
『サンナァイ………』
ルカリオの後を追い掛けアクセルから少し離れた岬と向かった一同が到着したのは、カズマの屋敷よりも倍の大きさを誇る立派な豪邸であった
「ロケット団……こんなお屋敷を隠れ家にしていたのね」
「いや……此処はあの連中の隠れ家ではない」
「何で分かるんだ?」
「此処はノック卿の……貴族の別荘だ」
「貴族の!?」
『ピィカァ!?』
「………おいおい冗談じゃねえぞ、俺が今まで会って来た貴族の7割は変人や悪党しか居ないってのに………また厄介事に巻き込まれたくねえぞ!!!」
「大丈夫だ、ノック卿は我が家と同じくマトモな貴族だ悪い噂なんて1つも……ん?」
「「「……………………」」」
「カズマ……それにセレナもゆんゆんも何だその目は………ダスティネス家はマトモだろ?」
「お前の親父さんはな、だがお前をマトモだなんて俺……いやコイツらも1度も思った事なんかぁぁぁぁぁ!?」
「貴族としての私はマトモだぁぁぁぁ!!!!」
『リオリオ!?』
「あわわわ!!ダクネスさん落ち着いてください!!カズマさんの顔が真っ青になってます!!!」
「そのノック卿って貴族、ダクネスの知り合いなの?」
「はぁ……はぁ……はぁ…あぁ……父の昔からの知り合いで、私も何度か会った事がある」
「だったらロトムを返して欲しいって伝えて!!」
「基そのつもりだ」
門番達の元に近寄る
「止まれ女、何の用だ?」
「ここはノック・オズボーン様の別荘だ、冒険者が来る所ではない」
「突然の訪問失礼する、私はダスティネス・フォード・ララティーナと言う」
「ダスティネス?
はっ!?こ……これは領主様のご令嬢様!!」
「たたた…大変失礼な真似を!!!!」
「気持ち良いぐらいテンプレな流れだな……」
「そうね……」
「今の私は冒険者としての姿なので気付かないのは仕方ありませんわ、実はノック卿に用がありまして
別荘で休まれている所を悪いのですが、仲間と共にお邪魔して宜しいかをノック卿に聞いて戴けないでしょうか?」
「しょ……少々お待ちください!!」
「ダクネスさんって本当にお嬢様なんですね、初めてお嬢様口調のダクネスさんを見ましたよ私♪」
「まぁ普段のアイツとは真逆だからな」
「中にどうぞとの事です」
「ありがとうございます………行くぞ」
皆を手招きし別荘の中へと入る
<別荘の中>
「久しぶりだねララティーナ君」
「えぇ、お久しぶりですノック殿」
(確かにマトモそうな貴族だな……)
「して何のご用かな?」
皆を出迎えたのは白髪で立派な髭を蓄える老人、杖を付いているが背筋はピンと伸ばし皺があるものの目付きはキリッとした気品ある顔立ちの人物
その様子を見て、ダクネスの言う通り確かにマトモな人物であるなと感じるカズマや挨拶するダクネスを他所に
「ロトムは何処ですか!!!」
『ピィピカピ!?』
「あぁサトシ!?」
「ロトム?
何の事かね?」
「イラッ………しらばっくれるな!!!
ここに居るのは分かっ「ストップゥゥ!!!」ムグッ」
「お願いだから喧嘩腰になるのは止めてくれ!!!!
貴族に喧嘩を売れば首を斬られても文句は言えないんだぞ……先ずはキチンと話して状況を確認しよう」
「ムグググ」
「どうしたのかね?」
「あぁ……えっと……俺らの仲間のロトムってポケ……モンスターがこの別荘に連れて行かれたみたいでして、そんで返して欲しいな……と」
「何だと?
君たちはワシが誘拐でもしたというのかね?」
「いえいえ!!そんな事は考えてません!!!!」
「ムグググ!!ムグッ!!!」
「何を言ってるか大体分かる……頼むから落ち着いてくれ!!」
『ルカッ、リィオリィ!!!』
「こんな箱に入った子なんです、知らないですか?」
自らの図鑑を取り出す
「うーむ……すまんが見た事がない、本当にこの別荘に連れられたのを見たのかね?」
「え……えぇ!」
正確に言えば波動を探知したのだが、説明が長くなるので誤魔化すことに
「いつ頃かね?」
「30分程前です」
「すまんが、その時間に出入りした者を教えてくれ」
横に控える執事に問い掛ける
「今から30分前ですと、例の冒険者2人がお戻りになられた以外に出入りはなかったかと」
「ムグッ!?ムグググ!!!」
「あの………まさかと思いますが、その2人って坊っちゃんヘアーの男と赤色のポニーテールの女じゃなかったですか?」
「いえ、両方とも男性です」
「あのお兄さんとお姉さん達じゃないみたいね」
「じゃあ何でその人達ロトムを拐ったのかしら?」
「ノック殿、その冒険者達に会わせてくれないでしょうか?」
「構わんよ、誘拐犯に間違えられては彼らも可哀想だ
キチンと話を聞かんとな、呼んで来てくれ」
「はい」
ガチャ
執事が部屋を出ようとするよりも先にドアが開かれる
「オジイちゃま!」
「おぉぉコルン♪帰って来たか~♪」
「ふぇ?」
「さぁオジイちゃまのお膝の上にいらっしゃい♪」
「うん♪」
ドォン!!
「コルンだめでしょ、そんな乱暴に乗っちゃ!」
「構わん構わん、可愛い孫に乗っ掛かられて痛がる爺はおらん♪」
「…………表情筋が緩みまくってるわね」
「オーティスを思い出す変貌っぷりだな……」
「仕方ありませんよ、お爺さんやお婆さんはお孫さんに甘いんですから♪」
「あれ?」
「ん?」
『メノッ?』
小さな男の子は何故かカズマとユキメノコを不思議そうに見渡す
「あぁ!!氷の女王様と下僕ののお兄ちゃん!!!」
「はい!?」
「何で別荘に居るの?
あぁ!!ピカチュウとマフォクシーにルカリオとキルちゃんも居る♪」
『ピカァ!?』
『リィオリィ、リオリィオル?』
『サンナサナ……』
『フォクシ、マフォマフォ』
「あっ!?爆裂怪力ママのお姉ちゃんも居る!?」
「………ねぇボク………お姉ちゃんと初めて会うのに、何でその事知ってるのかな……」
「ロトムってお友達が動画って動く絵を見せてくれたの、それに映ってたんだ」
「ロトムの事知ってるのか!?」
「うん」
「なんだ、この子達の探しているロトムというモンスターを知っておるのか?」
「実はさっき私が目を離したせいでコルンと迷子になってしまったの、その時にアナウンスでコルンの居場所を教えてくれてコルンが不安にならないように遊んでくれた子が確かそんな名前だったわ」
「さっき聞こえたアナウンス、そんな理由だったのね…………ね……ねぇセレナ、それにカズマさんも
あの子を和ませる為に動画を見せて上げたんだから、悪気は無いわ絶対……だから許してあげましょ……ねっ」
「「………………」」
恥ずかしい映像や音声を小さな子に広められ、顔をあげられない程恥ずかしがる2人をフォローするゆんゆんであった
「あら? もしかしてアナタ、ダスティネス様の娘さんでは?」
「えぇ、お久しぶりです」
「あらいやだ……コルン、オジイちゃまから離れなさい
オジイちゃま、今大事なお話の最中よ」
「えぇ~!?」
「いえいえ!ノック殿ではなく、この屋敷に居る2人の冒険者に用がありまして」
「冒険者?
お父様、冒険者を警備に雇ったのですか?」
「いや警備ではない」
クイクイ
娘を呼び耳元に近づく
「ほれもうすぐコルンの誕生日だろ、それでプレゼントをぬいぐるみにしようとしたが中々良い物が見つからんでな
昨日もこの辺りの店を探していたが見つからんで、どうしようかと思った時」
「旦那様、お連れ致しました」
「おぉすまん、店員とワシの話が聞こえていた彼らが自分達が用意すると言ってくれたんだ」
「「あぁぁぁ!!!」」
「ムグゥゥゥ!!!」
執事が連れて来た2人の冒険者を見てセレナ達が反応を見せると
「「ゲェ!?」」
冒険者達も反応を見せる
「お前らの知り合いか?」
「一昨日、私達がボールを渡さなかった冒険者達なんです」
「何でお前らが此処に!?」
「君達が仲間のモンスターを拐ったと言っているんだが、本当なのかね?」
「……………し………知りません」
「あ………あぁ」
(分かりやす……)
脂汗をダラダラ流し明らかに嘘を付いているのが丸分かりの様子を見せる
「ムグッ!!!」
「あぁサトシ!?」
『ルカリ!?』
「ロトムを返せ!!!!」
「ちっ!!!あぁ返してやるよ!!!!」
「あっ……ロトム!?」
サトシに向けてポケットから取り出したロトムを投げる
「本当に居たのか………ダメではないかね君達、誘拐など」
「ぬ……ぬいぐるみを作ったら返すつもりだったんです」
「そのモンスターの中には色んなモンスターの写真がありまして、その写真をお孫さんに見せて気に入った生き物が居たらソイツをプレゼントのぬいぐるみにしようと」
「オジイちゃま、僕のお誕生日プレゼント用意してくれていたの?」
「あぁいや…………それでも誘拐ではないかね、というかプレゼントの事をバラすでない!!!
すまんが仕事の依頼は無かった事にさせて貰うぞ」
「そ……そんな……」
「すみませんでした、今度は真面目にやりますんでキャンセルだけは」
「ならん、孫の恩人を殴り付ける様な連中などお断りだ!!」
「うぅ………」
「ロトム!!大丈夫か!?」
『………………』
「ロトム?
あっ!?ボディが割れてる!?」
「もしかして、そのハンマーで殴ったんですか!?」
「ポケモンってモンスターを捕まえるのには弱らせるんだろ、だからブン殴ってやったまでだ」
「せっかく1日掛けてソイツを見付けたってのに、気絶して写真は見せねえわ、ぬいぐるみ作るだけで30万エリス何て美味しい仕事はキャンセルになっちまうし最悪だ!!!」
「それはロトムさんを誘拐したアナタ達の自業自得です」
「大体ロトムは私達のポケモンって知ってるでしょ、人のポケモンを捕まえるのはダメって事も説明したのに!!!」
「だからちゃんとぬいぐるみを作ったら返すつもりだったって言ってんだろ、たっく一昨日に会ったカエルの奴らと違ってとんだ雑魚だなソイツ」
ピクッ
ピクッ
「そのネズミも1匹じゃ巨大なカエル達に勝てなかったしよ、モンスターマスターって立派な名前のクラスのくせに連れてるモンスター弱いじゃねえか!!」
ブチッ
ブチッ
「お……おいお前ら………今すぐ謝れ!!!間に合わなくなっても知らねえぞ!!!」
「「あぁ?
ひぃぃ!?」」
「誰が弱いだって………誰がぁぁ!!!」
『ビガァァァ!!!!』
宝石が練り込まれた巨大なテーブルを持ち上げながら額に青筋を浮かべるサトシと、鬼の形相を浮かばせ夥しい電撃を放出するピカチュウが迫る
「待ってくれ2人共!?
他所の屋敷で暴れるのは」
「うぉぉぉぉりゃぁぁぁ!!!!!!!」
『ビガァァァァァ!!!!!!』
ダクネスの制止よりも先に手と尻尾を動かし
「「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」」
冒険者達を遥か上空に吹き飛ばす
<カズマの屋敷迄の道中>
「お前達!!!頼むから一度冷静になってくれ!!!
頼む!!!!」
「わ……分かったよダクネス………次からはムカついたら深呼吸するよ」
『ピッカァピカァチュ……』
「お願いだぁぁ……頼むぞ………」
「でも良かったわ………ロトムがお孫さんを助けた事や、雇っていた冒険者が誘拐をしていたって事にプレゼントのぬいぐるみのモデルをロトムにするってアイデアをくれた事で天井やテーブルを壊した事を不問にしてくれて」
「あぁ……じゃなかったら一体いくら払わされ………いや下手すりゃ俺ら全員首が飛んでたしな、あのチビッ子に黒歴史を見せた事……こっちも不問にしてやるか」
「………そうね」
「後はロトムが早く目を覚ましてくれたら万々歳なのに……全然起きないわね」
「コルン君も心配してましたし……早く目を覚まして合わせてあげたいですね」
「頼むじょぉぉ!!!」
「分かったよ!!泣かないで!!!」
『ピカァピカァ!!』
『……………ピクッ』
「あっ……動いた」
「本当?」
『……………ロト』
「良かった……大丈夫だったロト『ギェェピィィィ!!』ハニャァァァァ!!!!」
『サナサナ!?』
「ちょっ!? どうしたのロトム!?」
目を覚ますと同時に<でんげきは>を放ち、抱えるゆんゆんを痺れさせる
「大丈夫ですかゆんゆんさん!?」
「な……なんとか」
『ギピピピ!!ギェェピィィィ!!!ピギィピギィァァ!!!』
「どうしたロトム!?」
「おいまさか……思いっきりハンマーで殴られたせいで、バグっちまったんじゃねえかアイツ!!」
「「「バグっちまったって?」」」
「混乱状態みたいな事です、確かに今のロトムは図鑑と一体化してるから強い衝撃を与えられたせいで体の何処かが故障してるのかも!」
『ピギィピギィァァ!!!!!!』
「あっ!? 待ってくれロトム!!」
『ピカカ!!ピィカァチュ!!!』
街の方に飛んでいくロトムの後を追い掛ける
<アクセル>
『ギェェピィィィ!!!』
「ひゃぁぁぁぁぁ!?」
『ギィィィィピィィピピピ!!!!!』
「あびょぉぉぉ!!!!!」
『クギュゥゥゥゥゥ!!!!!』
「ひょぇぇぇぇ!!!!!」
アクセルの住人達にくっ付きゼロ距離の<でんげきは>を食らわせる
「止めるんだロトム!!!」
『ギィィィィピィィピピピ!!!』
「ルカリオ! このゆびとまれ!!」
『リオ!!
リィィィィィ!?』
「どうしましょうか……このままルカリオさんに身代わりになって貰っては、ルカリオさんの体が持たないんじゃ」
「いや大丈夫だろ」
『リィィィィィ♪』
住人に向けられた<でんげきは>の矛先を此方にし、電撃を浴びてアへ顔……オホン
悶えるルカリオ
「取りあえずロトムの中の電気が無くなるまでルカリオに頑張って貰おう、何ならダクネスも居るしな」
「ルカリオ!!代わりたかったら何時でも変わるじょ!!!!!」
「でもソレで大人しくなっても、修理しないと元のロトムに戻らないわよ」
「って言ってもよ………いくら工作スキルがあるからって、俺機械には疎いから何処が壊れてるのかや修理の仕方も分からねえぞ」
「……………そうだ!!」
「どうしたのサトシ君?」
「ロケット団だ、アイツらなら機械に詳しいから何とかしてくれるかも!」
「た……確かにアイツらロボットとか変な機械作ってるけどよ」
「ロケット団が協力してくれるかしら………というかサトシ、ロケット団が何処に居るのか知ってるの?」
「…………あっ」
『ピィカァ!!』
「ピカチュウ?」
『ピカ、ピィカァピ!』
「えっ!?ロケット団の居場所知ってるのか!?」
『ピィカァ!
ピカピ、ピカ!ピッピカチュ!!』
「オッケー!!
俺とピカチュウでアイツらを連れて来る、それまでロトムの事任せたよ!!」
「うん!」
「分かった!」
ロケット団の元に向かうため走り去るサトシとピカチュウ
『リィィィィィ♪
ルゥカァ~♪』
「………………ゴクリ」
「………羨ましいのか?」
「ううう!!羨ましい訳ないだろ!!!
私はルカリオは大丈夫なのか、代わってあげた方が良いのではと心配してるんだ!!!!」
「……ヨダレ垂らしながらか?」
「うっ!?」
フキフキ
『ピキィィィギャ!!!』
『ルカッ!?
リィ……リィィ………』
『フォクシ?』
「ど……どうしたルカリオ!?」
「まひ状態になってるわ!!
もしかして今のでんげきはじゃなくて、でんじはだったんじゃ!?」
「まひ状態になったって事は……」
『ルカリィ………』
痺れてしまい<このゆびとまれ>の体勢が崩れてしまう
『ピキィィィギャ!!!』
「待ってロトム!!」
「ユキメノコさん、メロメロを!」
『メノッ!?メノメンノメッ』
「そうでした!!ロトムさんには性別が無いんでした!!!」
「マフォクシー!!お願い!!」
「キルちゃんも!」
『マフォ!』
『サンナァ!』
マフォクシーとキルちゃんが攻撃しようとした時
『ピキィィィギャ!!!』
「ヤベェ!?また誰かにくっ付きやがった!!」
「ロトム!!!止めなさい!!!!」
『…………………………』
「「ふぇ!?」」
「止まった……?」
男性にくっ付いた状態でロトムは大人しくなる
「どうやら電力不足になったみたいね……」
「助かったぜ……すんません、ウチの仲間が突然くっ付いてしま…………ひぃ!?」
ロトムがくっ付く男性に謝罪し、ロトムを引き取ろうとしたカズマの顔が引きつってしまう
「………………」
ざわ……ざわ…
胸元にアルファベットのGが描かれた衣服の男性が、自らの体にくっ付くロトムを鋭い目付きで睨んでいるからである
(むちゃくちゃ強面のオッサンじゃねえか!!!!!!
ま……まさかその筋の人か!?スジモンじゃねえよな!?)
「あ………あの……」
「このロ………コレは君達の仲間かね」
ざわ……ざわ……
「ひゃ……ひゃい!!」
『フォ……フォク!!』
(ママとマフォクシーもビビってやがる………)
「殴られた跡があるが………コレは?」
「すすす……すみません!!!そ……そそ……そ……それは」
「……何だね」
ざわ……ざわ…
「ひぃぃぃ!!!」
(ゆんゆんお前は良く頑張った!!)
「そそ……その子は」
「その子は?」
ざわ……ざわ………ざわ…
「ひゃい!?」
「お前貴族だろ……堂々としろよ」
「なら男のお前が行け……」
「嫌だね……あんな強面の人とは関わるな、佐藤家の家訓だ」
「なんだその情けない家訓は!!!」
「実はその子、冒険者にハンマーで殴られてしまって
そのせいで調子が悪くなってしまって」
(ウィズありがとう!!!流石はベテラン冒険者!!!大人のお姉さん!!!!爆乳美女!!!!魔王軍の幹部!!!!)
「…………………」
ざわ……ざわ………ざわ……ざわ……ざわ
「ど…………どうしました………(な……なんだよこの間は………まさかぶつかった事へのケジメで俺らに指落とせとか言わねえよな!?)」
「………ドライバーとペンチを持って来てくれたまえ」
「ふぇ?」
「こんな状態にも関わらず直さず放置しているという事は修理出来る者が居ないのだろ、私が修理しよう」
「は………はい、ユキメノコさんお願いします」
『メ……メノッ!』
急いで店にあるドライバーとペンチを取りに行く
<数分後>
「……………」
ドライバーとペンチを受け取った男性は、地べたに座りながら図鑑の破損しているパーツを外し中のバッテリーや中にあるコードを確認する
「………あの………どうですか?」
「………………」
「あの…………」
「……………………静かにしたまえ」
ざわ…ざわ……
「は……はい」
自らの胸ポケットに入っていた部品を使いながら黙々と修理を行い
「…………………」
外したバッテリーやパーツを付けると、立ち上がる
「あの………」
「修理は終わった」
「えっ!?もうですか!?」
「殴られた衝撃でバッテリーに繋がるコードが全て外れ、更にはその生き物と機械を連動させる部分が破損していただけだ」
「あ………ありがとうございますオジサン!!」
「ロトム、アナタもオジサンに御礼言いましょ」
『…………』
「あれ?」
「その機械と連動する迄にまだ少々時間が掛かる、なので礼などはいらん」
「そ……そうなんですか?」
「(図鑑ってサトシとママ達の機械だよな……それをこんなアッサリ直せるとか、もしかしてこのオッサンも転生か転移者?
いや待てよ……もしそうならエリス様から何かしら連絡来るだろうし、普通に俺と同じ世界か、はたまた別の世界から………)
あの………もしかしてオジサンも転生か転移したとか」
ひそひそと男性に耳打ちする
「それを君に話す義理は無い、好きに想像したまえ」
「(………無愛想な親父)
そ……そうですね、でも助かりました
ロトム直してくれてありがとうございますオジサン」
「…………………」
ざわ……ざわ……ざわ
(だから何だよこの間は!?)
「礼などはいらんが、その代わりに聞きたい事がある
此処から北西2キロ先にある魔道具店の者が何処に居るか知らないかね?」
「北西に2キロ先の魔道具店と言えば………ウィズの店ではないか?」
「そうですね、私がその店の店主ですが何か御用でしょうか?」
「お子さまランチに刺さっている様な旗の魔道具を買いに来たのだが、購入させてはくれないだろうか」
「あぁフラット・レベリングですね、それならお店に沢山ありますので是非♪
ユキメノコさん、此方のおじ様のお荷物をお願いします」
『メンノッ』
(ホテルじゃないんだから……)
「………………」
ざわ……ざわ……ざわ……ざわ…
(だから何なんだよこの間はよ!?)
「取りあえずロトムが落ち着いた事をサトシ達に知らせねばな
ウィズ!我々は先に屋敷に帰って置く、そのおじ様が帰ったらお前も屋敷に来て私のカレーを食べてくれ」
「はい♪
ではご案内を………ん?
どうかしました?」
「……………気にしてはいないが
私はまだ27だ」
ざわ……ざわ……ざわ………ざわ……ざわ
「「「「「スミマセン!!!!!」」」」」
<カズマの屋敷>
「さぁめぐみん食べてくれ、私が作った普通ではないカレーを!!!!!」
「あ……あまり叫ばないでください………頭が痛いんです………」
「情けないわねめぐみんってば、コップ一杯飲んだぐらいで頭痛だなんて
プゥ~クスクスwwwやっぱりまだまだお子ちゃまねwww」
「ムカッ」
ボイン
「ちょっ!?止めなさい!?」
「こんな水っ腹ならぬシュワっ胸にはなりたくないんで、シュワシュワに強くなくても構いませんから!!!」
「そこ!ご飯食べてる時にケンカしない!!!」
「アタシはケンカしてないわよ!!!売られたのよ!!!!」
「売ったのはアナタからでしょ!!」
もう昼はとうに過ぎているが、カズマパーティー&ゆんゆん達は遅いランチタイムを取る事に
『カズマ……アチシの賠償金払ってくれて助かったロト
皆も……迷惑掛けてゴメンロト』
「気にすんな、パーティーメンバーに迷惑掛けられるのは慣れっこだ
なぁ」
「……………昨日の件も含め重ね重ね反省します」
『…………………チッ』
「おいSSPさんよ、舌打ちは良くないんじゃねえか
ロケット団の奴らが旅行に行って留守にしてるからって、マラサダ屋の看板を消し炭にしたのは立派な器物破損だぞ」
「そうだよピカチュウ、物に当たるのはダメだろ」
『……………ピィカァ』
椅子に向かって反省ポーズを取る
「それにしてもまさかあのマラサダ屋さんがロケット団だなんて、マフォクシー何で教えてくれなかったの?」
『マフォクシ、マフォマフォフォクシ
フォクシィマフォ』
『ロケット団に正体を知ってるのがバレたらお店を辞めるかもしれない、そうしたら美味しいマラサダが食べられなくなるからだってロト』
「賛成!!あのマラサダ普通に美味しいんだから食べられなくなるなんてアタシも嫌よ!!
黙っておきましょ!!」
「…………まぁマラサダ屋さんやる事は悪い事じゃないし、黙っておきましょうか」
「失礼しま~す♪」
『メンノッ♪』
「おっ……お帰り……むちゃくちゃご機嫌だなお前ら……」
「さっきのお客様、フラット・レベリングを100個も買ってくれたんですよ
凄く太っ腹でしたね♪」
『メンノッメノ♪』
「100!?
確かあの旗って周りの者のレベルを30に統一するアイテムでしたよね……何でそんな物を100個も買ったんですかその人!?」
「きっと互角の力で戦いたい宿命のライバルが居るんですよ、ライバルと互角の力で戦い合いたい冒険者の為に沢山発注していて良かったです♪」
「…………………理解が出来ませんね、圧倒的なレベルの差で相手を黙らせた方が楽しいというのに」
「それ完全に悪役の思考よ……」
「もう帰ったんだ……図鑑を修理してロトムを助けてくれてありがとうって言いたかったな」
「礼は結構って一蹴されるだけだぞ」
『どんな人間だったロト?』
「むちゃくちゃ無愛想で裏社会の人間の面してた」
「失礼だぞ」
「お前もビビってたじゃねえか」
「そ……それは………その」
『名前は?』
「ゴメン聞いてないの」
『そうロトか………』
「どうしたの?」
『うっすらだけど覚えてるロト
アチシがその人間にくっ付いた時に……何だが変な感じがしたんだロト……それが何か本人に聞きたいロトが、名前を知らないなら捜索は難しいロトね』
「単純に顔にビビってただけじゃねえのか?」
『…………分からないロト』
「じゃあ、もしまたあの方がお店に来たらロトムさんに知らせますね」
『サンキューロト、ウィズ』
「所でアナタ達、何故メイド服を脱いでいるのでしょうか?」
「えっ……だってもう24時間は経ったでしょ?」
「私にシュワシュワを飲ませて眠らせた分は除外です」
「それはそこの駄女神のミスだ、俺らには無関係だ!!」
「1人のミスは皆のミスなのです
だがしかし、カズマちゃん「ちゃんは止めろ」の言う通り1人のミスを連帯責任にするのはご主人様として心が痛みます
なので、サトシの持つテラスタルを使えるアイテムを譲ってくれればミスを無かった事にしてあげましょう」
「テラスタルオーブの事?」
「そうです!!!へいロトム、確かバルスリンのテラスタイプはノーマルでしたね」
『そうロト、だからノーマルタイプの技の威力が大幅にアップするロト』
「つぅ~ま~り!!
バルスリンのだいばくはつを更に更にパワーアップ出来るという事!!!!」
「でも……それはシトロンがサトシの為に渡してくれた……」
「…………良いよ」
『パッケェェェ!!!!!』
「しゃぁぁ!!!」
「良いのか?そりゃメイド服着たくないけど、ママの言う通りソイツはシトロンから貰った大事なアイテムだろ
後数時間ぐらい着るぐらいな ら別に我慢出来るぞ………不服だけど」
「その一言はイランかったな……」
「うっせぇ!」
「シトロンは今後の戦いの為に生かして欲しいってコレを渡してくれたんだ、だから一番使いこなしそうなめぐみんとバルスリンに渡したら納得してくれるよ
大事に使ってね」
「勿論です!!」
『パンプゥ♪』
「おや……もう帰られたので、もう少し出掛けられても良かったのに」
「寄り道する様な場所など無い」
【おぉ! お帰りなさい】
「…………やはり監視しているのか」
【違いますよ偶々ですよ
現にワタクシ1時間前にも見に来ましたから、ねぇパスチャーさん】
「さぁ………私は作業していたので気付きませんでしたね」
【意地悪しないでくださいよ!
本当に偶然ですからね!!!】
「……………受けとれ」
ガランゴロン
【随分沢山買われましたね】
「購入数の注文を聞いていない、それに多いに越した事はあるまい
赤い鎖で力を抑えるポケモンの力はそれだけ強大なのだろう?」
【確かに……では帰って来て早々悪いのですが製作お願いしますねアカギさん、そろそろ邪神も動きだしそうですのでなるべくお早めにお願いします】
「………………」
【本当心強いですね、もう作業してくれるなんて】
「喋ってないでアナタも監視に集中してはどうですか」
【おっとそうですね! ではこの辺で】
「はぁ……相変わらず本心が見えない人だ……そうは思いませんか?」
「………………」
「はぁ…………また息が詰まりそうだ」
{ロト?}
{ロトロトロト♪}
{ロトト♪}
(何故………昔の事を思い出す………さっきのロトムは、シンオウ地方で邪魔をして来たあの少年のポケモン………だから……違う筈だ)
<???>
「予想よりも早くボールが出来たわ、腕利きの職人を探してくれてありがとうアナタ達」
「いえいえ、ウォルバグ様の為ならお安い事です」
「しかし変わったボールですね、我々は触っても中に入れないのに捕獲していた虫とサルは入るとは」
「この子達と同じ種族しか入らない様になってるのよ、それで奴は今どこ?」
「アレから猛スピードで移動を繰り返し、今はタックにて冒険者達と交戦していると」
「今タックに居るなら明日にはアルカンレティアに着く筈、ラッキーだわアソコなら直ぐに行ける
私が向かうから、監視部隊に退却するように伝えなさい」
「かしこまりました」
<タック>
「はぁ……はぁ……嘘だろ……何でレベル40越えの冒険者がこんなに居て……たった1体のモンスターに」
『ダァクーホォォォルゥ!!!!』
「ギャァァァァ!!!」
『さぁて……残るは1人ぃ』
「く……くそ………アングヘルがアレば……あのババアに壊されてなかったら、あんなモンスター1匹に負ける訳なかったグゥゥゥゥ!!!!」
『あんなモンスターとぉは~私の事かぁ?』
「グゥゥゥゥ!!!グゥゥゥゥゥ!!!!」
『人間風情がぁ私の事を随分とぉ低く見ているなぁ、このまま首をヘシ折っても良いんだぞ』
「グゥゥゥゥゥ!?グゥゥゥゥゥ!!!!
グヘッ!! ゲホッ!!ゲホッ!!!」
『フッ~ハハハ!!冗談だぁ、いくら力弱き人間でも餌は多いに越した事はなぁい
ダァクーホォォォルゥ!!!!』
「ぐぁぁぁぁぁ!?
すぅ……すぅ……うっ!?
ひぃぃ!?来るなババア…いや美人なお姉さん!!!あぁぁ!!アングヘルを壊さないでくれ!!!!」
「た……たた……助けてくれぇ!!」
「うっ……うぅ……いやぁぁぁぁ!!!」
『貴様らは力が弱くとも、良き栄養をぉ~私に提供してくれるのだぁ
そのまま死ぬまで良い夢を見るが良いぃ~フゥ~ハハハ』
「タックの住民と冒険者……全滅だな」
「マジでヤベェなアイツ、流石は紅魔族すら全滅させる化け物だぜ」
「本部より通信、ウォルバグ様がアルカンレティアにて奴を捕獲に向かうので我々は退却との事だ」
「た……助かった、これ以上側に居たら監視がバレてた俺らも危なかったよな」
「本当にな……」
『そうかぁ~もう帰るのか』
「あぁ帰るよ、バレたらあの化け物に俺たちも……………なっ!?」
「ひぃぃ!?」
『貴様らの監視など最初から気付いていたぁ~いつ不意打ちを仕掛けてくるかと楽しみにしていたがぁ、退却するという事は貴様達は戦意すら持たぬ臆病者……とんだくたびれ儲ぉ~けだったようだぁ』
「………逃げろ!!!」
『ダァクーホォォォルゥ!!!!』
「ウォ……ウォルバグ様………タックの住民と冒険者ならびに監視部隊全員………眠らされました」
「そう……………アナタ達は待機よ、私からの連絡があるまで勝手な動きはしないように」
「了解しました!!!!!」
(どうやら性格も腕前も変わらないみたいね)
{どうして………どうしてよ!!!
この子達が何をしたって言うの!!!!}
{ウォルバグ様!!}
{落ち着くのだ!!!}
{いや………いやぁぁぁぁ!!!!}
{メロエッタ、彼女を静めてくれ}
{分かりました、ラァ~♪ラァ~♪ラァ~♪}
(……………数百年越しのリベンジ、果たさせて貰うわよ
ダークライ)
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何だこの次回タイトル(笑)