キビィィィ♪キビキビィ♪キビキビ♪キビキビ♪キビキビィ♪キビキビィ♪キビキビキビキビィ♪(ONE PIECEで良くあるルフィVSボスが始まる前の一味VS幹部の流れ好きなんですよね
なのでソレっぽい流れを書かせて貰いました
へ( ゚∀゚)へ
むか~しむかし、とある雪が降り注ぐ山に所に小さなポケモンがおりました
同じ山には凶暴なリングマや凶悪なバンギラスが群れを率いて暮らしており、彼らと比べれば赤ん坊と大人以上の体格差ですが
ポケモンは小さな体からは想像出来ない程の強力な猛毒や毒の鎖を使いこなし、リングマの群れもバンギラス達も小さなポケモンには決して敵いませんでした
山で暮らしていたある日、小さなポケモンは山で倒れる自分と同じぐらいの背丈をした人間の女の子を見つけました
女の子は怪我こそ無いものの、山に積もる雪に体の体温を奪われ今にも命が失われ掛けている危機を向かえていましたが
小さなポケモンが雪山のポケモン達のみが知る温泉に連れて行く事で、女の子は無事一命を取り留める事に
ソレから暫くの間、小さなポケモンと女の子は共に暮らす事に
言葉は分からずとも、2人はとてもとても幸せな毎日を過ごしていました
そんなある日、女の子は小さなポケモンにアナタの名前は何と聞きますが小さなポケモンは自分の名前を知りませんでした
すると、ならワタシが付けたいと言い女の子は必死に名前を考えています
すると、其所に女の子の両親が多数の村人や兵と共に山に捜索にやって来たのです
女の子の安否を確認した両親は、兵や村人に小さなポケモンの始末を命令します
この時代ポケモンは戦争に使われる凶暴で野蛮な生き物として恐れられ、女の子の両親は娘が行方不明となった原因もポケモンのせいだと決め付け
女の子が必死に止めるのも聞かず攻撃するよう命令を下してしまいます
小さなポケモンは人間達からの攻撃に傷付いてしまい住み慣れていた山から放れ遠くに遠くへと逃げました、ですがソレは鉄砲や刀といった武器の痛みではなく
仲良くなった女の子に裏切られたショックが原因です。
それから何十年の時が過ぎ小さなポケモンは住処をアチコチ変えて来ましたが、何処も人間がポケモンの自分を恐れている場所ばかりで安住の地など見付かりません
そしてふと、一番住み心地の良かった一年中雪が降り積もる山の住処に戻ってみる事に
すると小さなポケモンは驚きました、もう何十年も経ったというのに住処は全く汚れてなく寧ろ昔よりも綺麗になっていました
不思議がる小さなポケモンですが、久しぶりの住処に安堵したのか寛ぎを楽しむ事に
するとその住処に1人の人間がやって来てしまい、小さなポケモンは慌てて逃げようとしましたが
その人間は小さなポケモンを見て涙を流し初め、小さなポケモンを抱きしめます
着物を着た美しいその人間に抱きしめられた時、小さなポケモンは気づきました
この暖かい感覚は、かつて共に過ごした女の子と一緒だと
そうです住処にやって来た人間は、大人になったあの時の女の子だったのです
女の子はアレからずっと毎日住処にやって来て小さなポケモンが帰って来る事を待ちました、あの時はゴメンなさいと謝りたく何十年経とうとも欠かさず訪れ小さなポケモンの為に掃除も行い待ち続けたのです
ソレを聞いた小さなポケモンも喜びのあまり、泣きながら立派な大人となった女の子を抱きしめます
そして彼女は小さなポケモンの名前、自らが考えた名前を囁きます
ありがとうモモワロウと
『な……何で坊っちゃんが……もしかして此処は天国か!?』
『いいぇアタシ達ちゃんと足があるわぁん………ゆ……夢かしら………痛ぁぁぁ!?
何すんのよぉん!?』
『夢がどうが確がめだぐで……痛ぇが?』
『痛いわよぉん!!
つうか、ソレやんなら自分の頬っぺたツネリなさいよぉぉ!!!』
『痛ぇって事は夢じゃねえ…………ほ………本物の坊っちゃんだぁぁぁぁぁぁ!!!』
『あぁぁぁぁぁん♥️』
『良がっだズラ坊っちゃん!!!』
『うん♪』
「坊っちゃん………もしやモモワロウはオーガポンが話していた、ともっこと一緒に居た紫色の球体のポケモン!?」
「あぁ間違いねえよ」
「お兄様?」
「ナマケロがイイネイヌと戦ってる時に、坊っちゃんって呼ばれてる奴が鎖餅って食い物でともっこ達を強くしたってイイネイヌの奴が話してただってよ」
『ナンマケナ、ナンマナマ』
『確かモモワロウが放つ猛毒の餅の名も鎖餅、なら同一ポケモンで間違いないようだ」
『ピィカァ……ピカピカ、ピィカァチュ』
『あぁ……紫色の球体のポケモンはユキ姫と共に巨大な雪像の下敷きとなり命を落としたと、お前の言う通りオーガポンやともっこ達も奴は間違いなく死んだと言っていた
何故生きている』
『流石は坊っちゃんだぜ、あんなデカイ雪像の下敷きになってもピンピンしてるなんてよ』
『どうやって生き延びたのぉん坊っちゃん!!
アタシ達なんとか雪像を壊したけど、出て来たのは仮面着けてた人間の子供だけで坊っちゃんの姿が無いから……テッキリ跡形も無くなっちゃうぐらいバラバラになったかと』
『うーん……ボクもヨクわかんない、ユキのゾウにフミツブサレたとオモッタラみたことないバショにイテ
ソコでクラシテルしらないニンゲンのオジサンとオハナシしたの』
『『オジサン?』』
『ウン、なんかワシはカミサマとかイッテタおさけクサイへんなオジサン』
「ん?」
『じ……自分の事を神だなんて抜かすなんてぇん、むちゃくちゃ変な人間だわぁん』
『タダの酔っぱらいじゃねえか?』
『でもそのオジサンのオカゲで、スゴイちからモラエタぞ』
『どんな力だ?』
『コンナの』
パシュン
『『なぁ!?』』
モモワロウの目から放たれた金色の光が、ともっこ達が入っていたボールに命中し月の光を浴びて輝く鮮やかな黄金に変わる
『お………黄金!?』
『ウソぉん!?本物なのぉ!?』
『スキなモノくれるってイウから、ママがキラキラほしがってるからキラキラちょうだいッテいったら
ボクがイキはいたらキラキラになるヒカリがデテクル、コレくれたの』
『ワ………ワ……ワンダフル!!
ワァァォォォン!!!!!!
さ……流石は坊っちゃんだぜぇ!!
生き延びただけじゃなくこんなスゲー力まで使えるようになるなんて、やっぱ坊っちゃんは世界最強のポケモンだぁぁぁぁ
よーし坊っちゃん!!再会を祝して久しぶりに俺の祝いの筋肉を味わってくれ!!!』
『それはイラナイ』
『なっ!?
相変わらず坊っちゃんは照れ屋だぜ!!だがそんな子供っぽい所も
イイネ!!』( ´∀`)b
『照れてないわよぉん、誰がアンタの暑苦しい抱擁なんか欲しがんのよ』
『ウンウン、イイネイヌのカラダあせくさくてイヤ
オマエもイヤダヨなマシマシラ……………マシマシラ?』
『うぅ……うぅ!!』
『ドウシタ!?』
『ぼ………坊っちゃんが無事で……ぼ……本当に良がっだズラ』
『キチキギス、なんでマシマシラないてるの?』
『坊っちゃんと再会出来て嬉しくて泣いてるのよぉん、しかしアンタが泣いてるなんて新鮮だわぁん』
『うるぜぇ……』
『ワァァォォォン!!分かるぜマシマシラ!!!
よし俺の筋肉に飛び込んで来な、こん中でおもいっきり泣いて良いぞ!!!』
『ぞれば嫌ズラ』
『なぁ!?
全くドイツコイツも照れ屋で最高だぜ!!
イイネ!!』(b*´皿`*)b
(死にそうになったら、神様を名乗る爺さんが現れただぁ………待てよ……そういや………おいおいまさか!?)
「ダクネス♪ダクネス♪キビキビィィ♪」
「わぁぁぁ待て……待ってくれ!!目を覚ませクリス!!私達は女同士なんだぞ…あぁぁ!?その仮面は取らないでくれぇぇ!?」
『リオリオ!? ルカァ……ルカッ!?』
『キビキビ♪キビキビィィ♪キビィィィィ♪』
「キビキビキビィ♪キビィィィィ♪キビキビキビィ♪」
(エリス様もメロエッタも今は会話なんか出来ねぇし、アクアも…………まぁアイツは毒食わなくても多分覚えてねぇ
なら……聞くの心苦しいが)
ダクネスとルカリオの周りに集まる集団の中にいるバルスリンの方を見る
(おいウォルバグ、お前に聞くのは心苦しいけどよ
酔っ払った神様の長がダークライを自分の担当する世界の死人と間違えて転生特典渡した時に、確かもう1体死人とポケモンを間違えたってエリス様が言ってたが
もしかしてソイツってモモワロウなのか……………あん?
おいウォルバグ!!聞いてんのか!!!)
[キビキビ♪キビキビ♪キビィィィィ♪]
(お前もかぁぁぁぁ!?)
『ナママ、ナンマァナマケ!』
「あっ!そうか……その手が合ったな」
「何よアイツら………急に現れたと思ったら、何か和やかな空気出しちゃって」
「私達が数時間前に戦った、ともっこって呼ばれるポケモン達よ」
「アイツらポケモンなのか?」
「えぇ………きっとモモワロウもよ、ロトムデータは?」
『…………残念ながら無いロト、でもオーガポンの話に出て来た紫色の球体のポケモンと身体的特徴は近いからポケモンに間違いはないロト!!』
「ンゲェ!?
さ……先のオ○マ鳥………おいお前たち頼む、俺の手錠を取ってくれ」
「こんな状況で敵を増やすような真似をする訳がないじゃないですか!!」
『カボォカボ!!!』
「元々俺はウィズだけが狙いで、お前達には手を出すつもりはないだろうが!!」
『あらぁんこの素敵な声はぁん…………キャァァァァ!!!ダーリン♥️』
「ギィィ!?」
『もう会えないと思ってたのに、やっぱりアタシ達は運命の赤い糸で結ばれてるのねぇん……ウッフン♥️』
「早く取ってくれぇぇぇ!!!!!!!」
『あぁぁ!?
テメェら……良くもヌケヌケと俺らの前に顔出せたなぁ!!!』
「お前達が勝手にボールから出ただけだろうが」
『カポ! カンポカポ!!』
『オマエらもシッテルってコトは、コイツらやっぱりカメンのヤツのナカマか?』
『ぞうズラ、あの盗人のヤッゴざんど一緒にオラ達ど戦っだズラ』
『ヤッパリ………よくもよくもママのオネガイのジャマしたなぁ、ユルサナイぞ!!!』
『待ってくれ坊っちゃん!!
コイツらは俺らに任してくれ』
『リベンジじだいズラ』
「おいストーカー」
「な……なんだ……手錠外してくれるのか?」
「いや外さねぇよ、レインさんが言ってただろコレ以上敵増やす訳ねぇよ
お前天界に居たんならよ、1000年ぐらい前に神様の長が酔っ払ってダークライってヤバい奴に転生特典を渡してウォルバグの世界が大変な事になった事件は知ってるか?」
「あ………あぁ知ってる、まだ新人天使の自分にすら招集が掛かる件だから覚えている」
「ならそん時ダークライって奴意外に、もう1人死人と間違えて転生特典与えた奴は居たか?」
「………………あぁ居た居た、ダークライって奴が暴れ回っていたせいで誰もソッチに手を回せず何時のまにか忘れられていたな
確か……………そう、息を吐く度に無生物を黄金に変化させる光線を放てる力を特典として与えた子供を何処かの世界に転生させ……そうそう思い出した
子供だからサービスとして、レベルやステータスを大幅に上げたとも言っていたな
ぐぅぅ!!!!なな!?何をする!?苦しいぃぃ!!!」
「何で毎回毎回俺らが酔っぱらいのジジイのケツ拭かないとイケネェんだよ!!!!
そのジジイ呼んで自分でヤらせろ!!!!!!」
「お……俺に言われてもぉぉ!?」
『ちょっとアンタ、アタシのダーリンに何すんのよぉん!?
坊っちゃん!!コイツらの相手はアタシ達に任せてぇん!!』
『もう俺らが坊っちゃんに言ったぞソレ』
『オンメェ聞いで無がっだズラ』
『べつにイイケド、ソレよりオマエら
ママはドコ?』
『『『ギクッ!?』』』
『おさけくさいオジサンとワカレテからずっとママやオマエらサガシタリ、ママのすきなキラキラタクサンつくってたらイツノマニカねっちゃてさ
はやくママにキラキラあげたい、ドコにイルノ?』
『……………あぁ………坊っちゃん……じ……実ばツララ様ばムグッ!?』
『待て待て!?』
『ストップよぉん!!』
『何ずるズラ!?』
『坊っちゃんちょっと待っててくれ!!!』
『ウン?』
『何やってんのよぉんこのバカ』
『何がバカズラ、オラば本当の事を』
『ソレが間違いなんだよ、ツララ様が既にこの世に居ないなんて坊っちゃんが知ったら…………可哀想じゃねえか』
『いずれ分がる事ズラ、オラ達の住む世界ざ戻っでいぐら探じでもツララ様はもう居ないズラ
確がに坊っちゃんにば酷だが、ゴレば受げ入れなげればイゲネェ事ズラ』
『だ………だけどよ』
『……大丈夫よぉん、ツララ様なら居るじゃない』
『なに?』
『はぁ!?何処に居るんだ!?』
『作るのよ偽物のツララ様を…………キチィィィ!!!』
「わぁぁぁぁ来たぁぁぁ!?」
「あっヤベ……情報提供ありがとう、じゃあ後は楽しんで来い」
「楽しめるかぁぁ!!!!
あれ?」
「何だ……コイツが狙いじゃねえのか?」
『ナマァ?』
飛び上がり両足を伸ばすキチキギスだが、狙いはデュークではなく
『メノッ?』
「ユキメノコの方に向かった?」
『何だ?』
ガシッ!!!
『メノォメノ!?』
「ウィズ!?」
キチキギスは両足でユキメノコが抱き抱える気を失っているウィズを掴み取る
『メノッ!? メノメノォォ!!!』
『なっ!? 邪魔すんじゃないわよぉん!!!』
ウィズを渡さないと氷の女王様とキチキギスにより引っ張りあいが行われ
「んぐ……ぐぐ? 痛い痛い!?
なんですか!?何で私引っ張られて!?」
それによりウィズは目を覚ますも、何故か両手を引っ張られ困惑してしまう
『邪魔よメスブタ!!!』
『メノォォォ!?』
「ユキメノコさん!?」
「ユキメノコ!?」
『マフォクシィ!?』
『ピィカアピカ!?』
ウィズを放せと叫ぶ氷の女王様を<ダブルウイング>で吹き飛ばし、両足でウィズをガッチリと掴み上げ
「アナタは先ほどの!?
何でボールから」
『良いこと今からアナタはツララ様よ、メ♥️ロ♥️メ♥️ロォォ~うっふん♥️』
「あ…………あぁ………」
段々とウィズの目から光が消えていく
「ヤベッ!?おいリーン!!
他の奴らも!!鼻塞げぇぇ!!!」
「「「「「グッ」」」」」
『ティ』
『マフォ』
『カポ』
『カボ』
『ニャァ』
「えっ……なになに?なんなの?」
「早く鼻塞げ、コイツの臭いを嗅いだら操られてアイツら言いなりの淫乱女にされるんだ!!!」
「何ですって!?」
「マネネ!!ルナさん!!
はブロロロームの中だから大丈夫だな」
「アタシの心配もしなさいよ!!!」
『ゴタゴタ言ってニャイで早く鼻塞ぐニャ!!』
「お…………おい……インランって何だ?」
「子供は知らなくて良い、つうかこの臭い男は大丈夫だから王子様は関係ないから安心しな
(つうかヤベェよ……ウィ……ウィズが淫乱女にされちまう………………………………ちょっと興味あるかも)」
『ナマァナケ!!ナマナマァ!!!!』
「グハッ!?
いきなり殴んな!!そんな事考える訳ねえだろ!!!!」
「オヒイサマ、ユキメノコわぁ!!
<お兄様、ユキメノコが!!>」
「あぁヤベェ!!ユキメノコ早く鼻塞げ!!!」
『メ…………メノォ………』
『お前達、鼻を塞がなくとも大丈夫だ』
『何でロト?』
『どういう訳かは分からないが、前に出した臭いよりも刺激物の成分が少ない』
『当然でしょ、あんまり刺激が強かったら影武者が出来なくなっちゃうもの』
『影武者だと?』
『坊っちゃん! ツララ様見付けたわぁん!!!』
『ホントウ!?』
「ツララ様って誰よ?」
「は……話せば長くなるけど、要は1000年前のともっこ達のトレーナー……みたいな人かしら
ハッ!? 影武者ってまさか!?」
『ホントウだ!!ママだママだ♪』
『でしょう、前の着物と違って変な衣装だけど間違いなくツララ様よぉん
はぁいツララ様、坊っちゃんですよ』
「………………………坊っちゃん……?」
『ママ?』
『…………モモワロウ坊っちゃんよぉん……忘れたのツララ様ぁん』
「………………モ………モモワロウ」
『そうだよ!!モモワロウだよママ♪』
『良かったわねぇん坊っちゃん』
『ナイスだぜキチキギス、このツララ様にそっくりな女を影武者にするとはよ
イイネ』( ´∀`)b
『顔がソックリで助かったわぁん、コレなら大丈夫でしょマシマシラ
それに見てよぉん』
『ママ♪ママ♪ヒサシブリ♪』
「……えぇ……久しぶりねモモワロウ」
『坊っちゃんあんなに喜んでるじゃない』
『……………分がったズラ』
「もしかして、ウィズさんを亡くなった人の代わりにしようとしてるんじゃ!!!」
『フォクフォクシッ!!』
「いや……案外コレラッキーじゃねえか」
「ちょっとカズマ………まさかママ呼ばわりされてるウィズさんも良いとか言わないわよね!!」
「違ぇよ!!!
モモワロウの目的は仲間のともっこと、ママ……ツララ様を探す事だろ
ならコレで目的は果たしたじゃねえか」
『た……確かに……』
「だろ、操られてるウィズには悪いが暫くママのフリして貰ってアイツが満足したらめぐみん達を元に戻して帰るように説得出来るかもしんねぇぜ」
「おい……なら最初に話し合いを答案した俺が正しかったじゃないか!!!」
「王子様、今大事な話してんだ邪魔しないでくださいませ
つうか答案じゃねえし提案だよ!!!
その後は隙見てアイツら全員またボールん中に入れちまえば良いだろ、臭いの元のキチキギスをボールん中に入れればウィズも元に戻るしよ
後はアルセウスってポケモンの神様に何とかして貰おうぜ」
「で……ですが、オーガポンの件でモモワロウもともっこ達もワタクシ達に敵意を向けていましたよ
聞き入れてくれるでしょうか」
「大丈夫だ策がある………おーいモモワロウ!!!!」
『ウン?』
「良かったなぁママと再会出来て!!!
でさ、実は俺らお前のママのお友達なんだ!!」
『ソウナノ?』
『ソォォナンスゥゥ!!!』
「ややこしくなるからアンタは黙ってなさい」
『………ナンスゥ』
「HEYロトム、ウィ…ツララ様と俺らが仲良くしてる写真を」
『検索…検索………どうぞロト』
『ふわぁホントウだ、ママとイッショにゴハンたべてる』
「だろ、一緒にご飯食べてるって事はお友達で間違いないよな」
『ウン』
『だからさ、ママのお友達の俺らを攻撃しないで欲しい な」
『ウ~ン……でもオマエらあのカメンのヤツのナカマだし』
「その仮面の奴とママも、お前が眠ってる間にお友達になったんだよ」
『エェ!?』
『騙されんな坊っちゃん!!』
『ちょっとアンタ!!
なに口からデマカセ言ってんのよぉん!!!』
「最初にデマカセ言ってんのはお前だろうが!!!!
つうかお前らは余計な事言わない方が良いぞ、じゃねえと喋っちまうぞ影武者の事をよ!!」
『『ゲッ!?』』
『………カゲムシャ?』
「………カゲムシャって何だ?」
(王子なのに影武者知らないのかよ!?)
「レヴィ王子ソレは後で」
「ほ……ほらどうすんだ言っても良いんだぞ、そうしたら坊っちゃん悲しむぞ!!
下手したらキレちまうかもな!!!」
『そ……そうなったらアンタだってタダじゃ済まないわよ』
『言っとくがな、坊っちゃんはキレたら俺らでも止められねえんだぞ!!!』
「知るか!!
どのみちコノまま戦っても鎖でヤラレるか餅食わされるかもしんねえんだ、だったらお前らも巻き込んでやるよ!!!」
ピクン
『…………聞き入れるしかねぇ、アイツ本当に言ってるズラ』
『そ……それ聞いて……ぼ…坊っちゃんはぁん?』
『……………………………察しろズラ』
『……………坊っちゃん、実はそうなんだよアイツらと仲直りしてよ』
『……………そっか……ワカッタ』
「キビキビ♪
キビ………」
「ん……止まった?」
『ルカァ……リィオリオ?』
鎖餅を食べ様子がおかしくなった者達の動きが止まる
『オマエらダメじゃんか、オトモダチこうげきしたら』
『す……すまねぇ……』
『コレでリベンジば出来ねぇ……だから本当の事を言えば良がっだズラ』
『本当の事言っても大変な事になるじゃないのぉん……』
「しゃぁ……上手く行った」
「やりましたねお兄様♪」
『ティアラティ♪』
「あのアークウィザードの彼女には悪いが、後は奴の機嫌を取り奴らをボールで捕獲するだけだ」
『カポカポッ♪』
「そういうこった、なぁモモワロウ
鎖餅食べた連中の動き止めるだけじゃなく元に戻してくんねぇか」
『ちょっとマッテ』
『ナマケ?』
『ピィカァ?』
『ニャニを待つのニャ?』
『ママのホシガッテたキラキラわたせなかったから、カワリのホシイモノあげたいからソイツらにテツダワセル』
「先から何なんだキラキラって?」
「氷の涙って呼ばれる宝石の事だと思います」
『ママずっとボクやマシマシラたちのイウコトきいてクレテばかりで、ボクらにオネガイするコト1つもナカッタのに
アノヒやっとハジメてボクたちにオネガイしてくれたのに、キラキラもってカエレなかったからホカのオネガイかなえたいの』
「ま……まぁめぐみん達には悪いけどソレぐらいなら良いんじゃねえか、つうか否定したら折角上手く行きそうな流れが台無しになるしよ」
「(この場合のお願いってのはウィズの願いだよな………アイツならヤバい物頼む訳ねぇし)
そうだな…………分かった、その代わりママのお願い叶えたら皆を元に戻してくれよ!!」
『ワカッタ!!
ママ、キラキラもってこれなくてゴメンね
カワリにホカのオネガイききたいききたい、ママなにかホシイモノある?』
「欲しい物……………………
お店」
『オミセ?』
「沢山のお客さんが来てくれる……立派なお店が欲しい」
『ウ~ン…………オマエらオミセってナニ?』
ともっこ達の方を振り向く
『品物を売買ずる場所の事ズラ』
『バイバイするの?』
『ザ……ザヨナラの事じゃないズラ』
『ほらぁお化け祭りの日に町に色んな品物や食べ物を置いて人……お客さんが集まってる場所が沢山合ったでしょぉん、アレの事よ』
『………あぁアッタアッタ!
アレのコトか、ワカッたママすぐヨウイするね♪
オマエら、マチのナカにママがスキなオミセつくれ』
「…………キビィィィィ♪」
『キビキビィ♪キビィィ♪』
操られている者達が次々に屋上の出口に向かって行く
「お……お店を立てさせるつもりかしら」
『マンネマネ……』
「おいおい冗談じゃないぞ!!
街の中に勝手に店作るなんてムグッ!?」
「後で壊しゃ良いだろ余計な茶々いれんな」
『ソレじゃツギは』
パシュン パシュン パシュン パシュン パシュン パシュン パシュン パシュン
「………はぁ?」
『ピカァ!?』
ニコやかに笑いながら、モモワロウは左右の体から大量の鎖餅を四方八方に飛ばしまくる
「あ………あの……モモワロウ………何やってるの?」
『このバショにママのオミセつくるカラ』
パシュン パシュン パシュン パシュン パシュン パシュン パシュン パシュン
『たくさんケライつくってソイツらにキテもらうの♪』
パシュン パシュン パシュン パシュン
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パシュン パシュン パシュン パシュン
「世界的パンデミック起こすつもりかぁぁぁぁ!!!!!!!」
『ナマァァァァ!!!!!!』
『あっタベた、またタベた
よーしイマスグここにコイ』
パシュン パシュン パシュン パシュン
パシュン パシュン パシュン パシュン
『マズいのニャァ!!
あの餅を食べたら人間だけじゃニャく、ニャア達ポケモンやモンスターまでアイツの家来になっちゃうのニャ!!!』
「はぁ!? じゃあナニか俺の国にヤバいモンスターが来るってのか!?」
「い……いえ、例え凶悪なモンスターが来なくても」
パシュン パシュン パシュン パシュン
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パシュン パシュン パシュン パシュン
「お餅を食べた人やモンスター達が大軍で此処に押し寄せ、あの恥ずかしい動きを一斉に行えば……地盤が崩壊し
エルロードもベルゼルグの王都と同じく……大惨事になるかもしれません」
「そ………そんな………」
「………………崩壊………エルロードが………エルロードが………崩壊
嫌だ………そんなの………嫌だ」
項垂れるレヴィ王子に対し
「「……………………」」
カズマとダストは顔色を青くし冷や汗を滝のように流す
『奴に願いを聞く猶予を与えなければ良かったな』
「「言うな!!!」」
『あ……あのぉん……ぼ……坊っちゃん』
『ぞろぞろ鎖餅出ずのば……止めだ方が良いズラ』
『えぇナンデ?』
『コレ以上家来達を呼ぶのば、流石に多ずぎるズラ』
『………ママ、もうイイ?』
「……………世界中の人達が押し寄せる様なお店が欲しい」
『ワカッタ♪』
パシュン パシュン パシュン パシュン
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パシュン パシュン パシュン パシュン
『だがらオラば正直に言えっで言っだズラ!!!』
『ま……まさかこんな事になるなんてぇん』
「そうだよそうだよ、元を辿ればアイツらが店主さんを影武者にしたのが悪いんだ!!!」
「だよなぁ!!俺ら悪くねえし!!!!!」
『シュゥバァ!!シュババ!!』
「お前は黙ってろ!!
こんなデカイ問題の責任なんか騎士でも取りたかねえよ!!!!!」
『流石だぜ坊っちゃん、良いぞ良いぞもっとヤッチマエ!!!』
『オンメェばナニ坊っちゃん焚ぎ付げでんだぁ!?』
「黙ってろクソ犬!!!」
『そうよぉん大軍なんか押し寄せたら、この街壊れちゃうじゃないの黙りなさいよぉん!!!!!』
「エゲツナイおすわりさせるぞ!!!!」
『別に良いじゃねえか、此処は俺らとは無関係の場所だろ?
それにあの盗人ヤロウの仲間が居る場所なんだ、ブッ壊れようが俺らの知った事かよ』
『…………………それもそうねぇん』
『………………確がにズラ』
「「ナニ開き直ってんだお前ら!!!!」」
『おーい、ママのオトモダチのオマエらもオミセつくるのテツダエ』
「はぁ?
何でアタシらまで手伝わなくちゃなんないのよ!!」
『ママのオトモダチなら、ママのオネガイかなえたいダロ?』
「おあいにく様そんなのは友達じゃないわよ、お断りね
というかバイオテロをさっさと止めなさムグッ!?」
「ムサシ!?
ムグッ!?」
『コッロォ!?』
『キッパッ!?』
「コジロウさん!?」
『マネマネ!?』
『ソォォナンスゥゥ!?』
『コロモリ!?マスキッパ!?』
ムサシとコジロウ達の口に鎖餅を発射し見事に飲み込みませる
『テツダエ』
「「…………キビキビキビィィィィィ♪」」
『コロコロォォ♪』
『キッパキッパッ♪』
「コジロウさん…………良くもコジロウさんを!!!」
『マンネェマネェ!!!!』
『ブゥ~ンブン!?』
『あぁルニャさん!マネネダメニャのニャ!
このニャカに隠れてるニャア!!』
「マネネちゃんお願い!
サイケこムグゥゥ!?」
『マァァネムグゥゥ!?』
『ニャァァァ!?』
『ナンスゥゥ!?』
『ブゥゥゥン!?』
『オマエらもテツダエ』
「キビィィィィ♪」
『マネェェェェ♪』
コジロウが操られた事に怒りを露にするルナやマネネだったが、あっさり餅を食わされニヤリと笑いながら例のポーズを取り始める
「……………どうしようか……ナマケロ」
『ナママ……ナマケェナマァ』
「おい貴様……偉そうに策があると抜かした結果がコレなのか」
「んな事言ったってよアイツにはお前らの攻撃もアイリスの聖剣も効かないんだぞ、しかもともっこ達も復活するわデカクなってるから絶対パワーアップしてるし
コイツらとヤり合って勝つ方法なんて………もうサトシのポケモンに頼るしかねえぞ」
「ならサトシを牢屋から出し態勢を立て直しましょう!
レヴィ王子! レヴィ王子!!」
「……………エルロードが………エルロードが」
「しっかりして下さい!
まだ間に合います、諦めないで立って下さい!!」
「な………何するんだよ」
「牢屋の場所を教えて下さい、サトシを解放してもう一度全員で戦うんです
まだ私の爆裂も魔法も使ってませんし、勝てる可能性はあります!!」
「わ………分かった……」
『オミャーらコンニャカに入るニャ!!!
ブロロロームお願いニャ!!』
『ブゥゥ~ン!!!ブゥゥ!!!!』
「ダクネス!!ルカリオ!!
足止め頼んだぞぉぉ!!!」
「任せろ!!」
『ルカァァァ!!』
「ララティーナ……ルカリオ……気を付けてね!!!」
「ユキメノコ行くわよ!!」
『メ………メンノォ……メノメノ!』
『ウィズさんを置いて行けないだってロト』
「今は堪えて!!
ウィズさんや皆を助ける為にも!!」
『メェ………メンノメノ………』
『フォクシ!!』
『メノッ!?』
ソレでも自分は残るというユキメノコをマフォクシーが引っ張る
「まっ……待て、俺を置いて行くなぁぁぁ!!!」
『ブロロ!?』
「お前は残ってろ!!」
『あぁぁん!!待ってダーリン!!!』
「ほらハニー……ダーリン………ハーフアンドハーフが呼んでるぞ!!」
「嫌だぁぁぁぁぁ!!!」
ブロロロームの車内や体に捕まり屋上から避難する
『こら!!ママのオネガイかなえろ!!!』
『待った坊っちゃん!!
アイツら俺らが連れて来るぜ、だがよ……いくらツララ様の友達だからって手伝いをあんなに嫌がってんだ
連れて来るのに少し痛め付けても構わねぇか?』
『ちゃんとオテツダイできるヨウにシロよ』
『勿論だぜ!!!
しゃぁぁ! コレで先のリベンジがヤレるぜ!!』
『坊っちゃんのおがげで力ざ上がっだ、次ば負げばじねぇズラ』
『待っててねぇんダーリン、直ぐにお迎えに行くわよぉん♥️』
『何言っでるズラキチギギス、オンメェは残るズラ』
『はぁぁぁ!?嫌よダーリンのお迎えしたいわぁん!!!』
『オンメェば此処ば離れられんズラ』
『ママ、うれしい?』
「えぇ………お店凄く楽しみだわ、ありがとうモモワロウ」
『わーい♪わーい♪』
『わ…………分かったわよぉん、その代わりダーリンは絶対傷物にしないでよぉぉ!!!』
「待て貴様ら!!」
『ルカァリィ!!』
追い掛けようとするイイネイヌとマシマシラの前にダクネスとルカリオが立ちはだかる
ポキポキ
『へん!!俺は女だからって加減はしねぇぜ!!』
ピクン
『やだら丈夫な女達ズラ、オンメェの攻撃でもゲロっどじでやがる』
『マジか!?』
「アイリス様や仲間のもとには行かせはせムグゥゥ!?」
『ルカアッ!?』
そんな2人の口に何者かが背後から迫り鎖餅を投げ込む
「ダクネスも……イッショになろう……キビッキビッ♪キビキビィキビィィ♪」
「キビキビィ♪キビキビ♪」
「フリフ!? めふみん!?
<クリス!? めぐみん!? >
ゴクン……」
『ゴクン』
『オマエらはイイネイヌとマシマシラのオテツダイしろ』
「……………………キビィィ♪キビキビィキビィィ♪」
『ルカァリィ♪リオリィィオ♪』
「「キビキビ♪キビキビ♪キビキビィキビィィ♪」」
<エルロード王国 王宮内 牢屋前>
「こ……此処だ」
『ストップニャ!』
『ブゥ~ン』
薄暗いというイメージとは真逆の、全てが黄金で作られた牢屋に一同を乗せたブロロロームが到着する
「サトシ!!居るか!!!」
「サトシ!!」
『ピカピィィ!!』
『フォクシッ!!』
『返事をするロト!!!』
『……………奥から3番目だ、人の気配がある!!』
「よし!!」
「な……なぁお前ら、サトシを戦力にするって言ってたけどよ……その……大丈夫なのか?
王宮ん中に居るならアイツも既に餅食わされてんじゃねえか、近付くのヤバいんじゃ」
『もしそうならば他の者達と同じく外に出ている、牢屋内には誰も居ない』
「そ……そうだよね、お餅を食べさせられた人達は先はお母さんやともっこ達探し
今は街の中にお店を作らせてるもんね」
「居ましたアイリス様、サトシ殿が!!
しかし……コ……コレは」
『カポォ………』
オーティスが探知した奥から3番目の牢屋内を見るクレアとフェンサーの表情が曇る
「サトシ!?」
「うぅ……うぅ……うぅぅ」
牢屋内には黄金の手錠を掛けられ全身ボロボロの体で横たわり、頭から血が流れ呻き声を出すサトシの姿が
『ニャァ………ジャリボーイ……痛々しい姿ニャア』
『ソォナンスゥ………』
「酷い……此処までしなくても」
『カボォ……カボボ』
「あぁ……いくら王族のレヴィ王子に手を出してしまったとはいえ……流石に気分が悪い」
「し……知らなかった………ドッペルゲンガーはエルロードは罪人に甘過ぎると言っていたが、実際はあんな子供をアソコまで痛め付ける血の気の多い連中だったとは………」
「ちょっと待て!?
我が城の人間はこんな事はしない!!!
牢屋に入れて警察に突き出す まで放置してるだけだ、暴力なんか1度だってしてないぞ!!!」
「しらばっくれんなよ!!!
現にアイツボロボロじゃねえか!!」
『ティアティ!!!ラティアテァ!!!!』
『カボォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!』
「ゴゥゴゥゴゥ!!!」
ダストとティアラに激しく揺すられ、ポッケの雄叫びをマトモに耳に食らってしまう
「文句なんか言ってる場合じゃねえ、おい王子様!!鉄格子ブッ壊させて貰うぞ!!!」
「あ……あぁ………ハラヒレハラホレ」
「マフォクシーお願い!!」
『マァァフォッ!!!』
マフォクシーの<かえんほうしゃ>により黄金の鉄格子はドロドロに溶けていく
『サトシ………あれ?』
クンクン
『どうかしたニャか?』
『な…なんか部屋の中が異様に壊れてるなって、それにあの散乱してる葉っぱに見覚えがあるし……それにこの臭い……何だか懐かしい』
大好きな相棒を心配するピカチュウであったが、相棒が入っている牢屋内が他の部屋と違いヤタラとデコボコし更には窓が無いのに何故か葉っぱが室内に散乱している事
そして牢屋から漂う臭いに気付く
「相棒頼む」
『ナンマァァ!!』
<じごくづき>で手錠が破壊される
「サトシ!!大丈夫!?」
「うっ………ヘレナ……?」
「えぇ私よ!!」
「口がキチンと開けていない………口の中が切れているのかもしれません」
「王子様、何処かにポーションや回復薬が置いてある場所はないんですか?」
「え……えっと…た…確か」
「その前にユキメノコ氷を出してくれ!!
少しでもサトシ殿を冷やさなければ」
『メンノ!』
「ヘレナ……」
「なに?」
ブチュ
「………うぅぅぅ!?」
「ファ!?」
『ピィィィ!?』
『フォォォォ!?』
突然サトシがセレナに口付けを……しかも今も尚、彼女の唇から離れず激しく口付けを行い続ける
「ど………どうしたんですか一体!?」
「まさか頭殴られ過ぎて混乱してんのか……」
「そっか分かった!!
昔絵本で読んだ事ある好きな子とのキスで呪いが解けるアレね!!
キャァァァ♪サトシってば大胆♪」
「いや物理的な傷は呪いじゃねえだろ、つうかソレならサトシはされる側だろうが……」
『ニャァニャァ』
「クレア放して!!ワタクシも見たい!!」
「ペットを見る感覚で見る物ではありません!!!!」
ゴクン
『むっ?
今……セレナは何かを飲み込まなかったか?』
『喉が動いてたロト』
クレアと同じく妹の目を隠していたオーティスが、口付けされるセレナが何かを飲み込むのに気付くと同時に
『あっ……ハニャれたのニャ』
「えっと………混乱してるところ悪いがよサトシ、あいにくアクアは今居ないから満足に回復させてヤレねえし説明する時間もねぇがヤバいポケモン達が出て来たんだ
バトってくれるか?」
「…………バトル?」
「そうそう、お前の好きなバトルだ」
「バトル………やる♪」
「おぉそうかそうか!!助かるぜ!!」
「………………………」
『フォクフォクシ♪』
「いや~こんな状況なのに良いもの見せてくれたよ、良かったわねセレナ♪」
「うん………スゴくウレシイ……サトシとおんなじぃ……キビキビィ♪」
「だよねだよね♪
キビ?」
「キビッキビッ♪キビキビキビキビィ♪キビィィィィ♪」
瞳が紫に光り輝きニヤけながら例のポーズを取り始める
「はぁ!? 何でセレナまで!?」
『ハッ!?
まさか先ほど飲み込んだのは鎖餅か!?』
「じゃ………じゃあ……………まさか」
『メ……メノメノ……』
恐る恐る皆サトシの方を見る
「バトル……………キビキビィバトルゥゥゥ♪
キビキビィ♪キビィィィィ♪」
「サトシもかよ!?」
「おいお前!!!
牢屋に居るんなら餅食わされて無いんじゃなかったのか!?」
『そ……その筈だが』
「キビキビィ♪
いでよメガニウム♪」
『メ~ガァ!!
メガァメガ!? メンガァ~♪』
「ンゲッ!?メガニウムを呼びやがった!!」
『メンガァ~♪』
「キビキビィ♪」
『みょ……妙だニャ、ベイリ……メガニウムがジャリボーイがボロボロで頭から血が出てる重傷ニャのに全く気にしてニャイのニャ』
『ソォォナンスゥゥ!!』
「た……確かに、彼女はサトシの事を愛しているのに」
『ピッ!?
ピッカピカ!! ピィカァチュ、ピィカァピカ?』
「ピカチュウはなんと言ってるんだ?」
『メガニウムに、もしかしてさっきもサトシに呼ばれたか聞いてるロト』
『メンガァ、メガメガメンガァ~メガァメンガ
メガメンガァ』
『ピィカァ!?』
『サトシにフシギダネと呼ばれたら、牢屋の中で退屈だからバトルしようって言われて
この中で消えるまでサトシと戦ったってロト』
「戦った…………自分自身でか!?」
「そういや………たまにアイツ呼んだポケモンとスパーリングやってたわ」
『ソレで体がボロボロになり横たわっていたのか、そしてその時に鎖餅を食わされたが体力が尽きていたので動けなかった………』
『あの葉っぱもフシギダネの物ニャ………オミャーらニャニやってるニャア!?
いくらジャリボーイに頼まれたからって、頭から血が出るぐらいやるんじゃニャァス!!!』
『ソォォォナンスゥ!!!』
『メガァ? メンガァメガァ』
『あれケチャップみたいロト』
「ケチャップなの!?」
『メガァ、メンガァ~メガメガ』
『サトシのママに渡されたピカチュウ用の手作りケチャップがバトルしてる時に掛かっちゃたみたいロト、確かにメガニウムはハロウィンから毎日呼ばれてるから渡したい物があるならベストな相手ロト』
『ピィカァ……ピカ』
通りで懐かしい臭いだと納得する
「「『紛らわしい真似すんな<ニャ>ぁぁぁ!!!』」」
「おいお前ら今すぐ謝れよ!!!
人の国を血の気が多いなんて言ったの謝れよな!!!!」
「あ……あの皆さん………今はソレよりも」
「キビキビィ♪キビキビィ♪キビィィィィ♪」
「キビキビィバトル♪キビキビィバトル♪
キビィィィィバトルゥゥゥ♪」
「この状況を何とかしませんか!!!!」
『メンガァ?』
『フォクフォク、マフォクシッ!!』
『メガァッ!?』
モモワロウというポケモンにサトシ達は操られていると簡単ながら訳を話す
『メンガッメガァァ!!メガメガァ!!!!』
『サトシを操るニャんて許さニャい!!私も手伝わせてだってニャ』
「ま……まぁ2人戦力から離脱しちまったがありがてぇ、頼むぞメガニウム」
『メンガッ!!
ムグッ!?』
『フォクシッ!?
ムグッ!?』
『ピッ!?』
「あっ………」
分かったと頷くメガニウムの口にサトシが、ソレを見て驚くマフォクシーの口にセレナが各々鎖餅を投げ
『メガメガァ♪メガァァァ♪』
『フォクフォク♪マフォォォ♪』
「即落ち2コマ止めろぉぉ!?」
「「キビキビィ♪キビキビィ♪キビキビィバトルゥ♪」」
「どうすんだよ味方増やしに来たのに減っちまったじゃねえか!!!!!」
『シュバッ、シュゥバァシュ!!』
『やはり敵の大将を我々で討ち取る!?
先より人数減ってるのに無理ニャのニャ!!!』
『ソォォォナンスゥ!!』
『そうだ無理に決まってるだろ!!!!!!』
どがぁぁぁぁぁん!!!!!!!!!
「イイネイヌ!? マシマシラ!?」
『メンノ………メノメノォ』
屋根を突き破りイイネイヌとマシマシラが降って来る
『テメェらが坊っちゃんに勝てる訳がねぇ!!!』
『坊っちゃんの前にパワーアッブじだオラ達にもズラ、ざあピカチュウ!ラティオス!!
オラどもう一度戦うズラ!!』
『ワァァオォォン!!!
テメェも来やがれナマケロ!!!今度は油断しねぇからな!!!』
『ナマ………』
『くっ………アイリス……ティアラや皆を連れ屋上に迎え、コイツらは私達が足止めをする』
『ピィカァチュ』
「ま……待てよ、屋上にはモモワロウだけじゃなくキチギギスが居るんだぞ
お前ら居なくなったらアイツ相手に出来るの、俺とダストにシュバルゴやニャースとソーナンス
ソレと手錠してるし戦力に数えたくねぇ下痢に「その呼び方は止めろ!!」………アレしか居なくなるじゃねえか!!!」
「王子を指差すな!!!
つうかアレじゃねえ俺はエルロード・レヴィだ!!!」
『相手をするのは奴ら2人だけではない』
「キビキビィバトルゥ♪キビィィィィ♪」
「キビキビィ♪サトシとイッショに……キビィィィィ♪」
『あの2人やメガニウムにマフォクシーの相手をするならば、我々が食い止めるしかないだろ』
『ティアティ……』
『オーティス………オミャーそれ以上は』
『良いから、我々の事は気にせず早く行け!!』
『ナンマケナァ!!』
『ピカピカァピ!!』
「………分かったわ……ブロロロームに乗りましょう皆さん!!」
『ブゥゥ~ン!!』
ピクン
『ゲッ!? マズいズラ……リベンジば果だぜぐなっぢまう!!』
『そんなヤバい未来が見えたのか!?』
『行くぞ!!
ラスターパージ!!』
『ナマァァ!!!』
『ピッカァァァ!!!』
アイリスの号令で皆がブロロロームに次々に乗り込んで行き、ソレを邪魔させまいと3体が攻撃を放つ
「キビキビィデコイィィィ♪
ウヒョォォォ♪」
『リォリォルカァァァ♪
ルカァァァァ♪』
『なっ……』
『ピッ……』
『ナッ………』
その攻撃をデコイと<このゆびとまれ>で引き寄せ、更には3体をガッチリ受け止め
『は……離せ!!離すんだダクネムグッ!?』
『ピカピカ!!ムグッ!?』
オーティスとピカチュウの口にダクネスが鎖餅をブチ込む
『ナマッ!? ナマナマァムグッ!?』
<アンコール>で<このゆびとまれ>の動きに縛ろうとするナマケロよりも先に、ルカリオが彼の口に鎖餅を押し込む
『……………キビキビィィィィ♪キビィィィィ♪キビキビィキビィィィ♪』
『ピカピカァピ♪ピカピカ♪ピカァァァァ♪』
『ナマナマァ♪ナマケナァ♪』
「そ……そんな……」
「……………………オワタ」
『だからゾンビ物で俺に任せて先に行けって台詞は死亡フラグニャから、ソレ以上は言うニャって教えてあげようとしたのにニャ』
『ソォォォナンスゥ!!』
「は………早く俺らだけでも移動するぞ!!」
「キビキビィバインド♪」
『ブゥゥン!?』
『ニャァァ!?タイヤがグルグル巻きに!?』
「キビキビィ♪キビキビィ♪キビィィィィ♪」
『ク……クリスまで来ちゃったロト』
「もう終わりだ………おしまいだ」
「何を諦めている!!!」
クリスのバインドにより、ブロロロームのタイヤがバインドのロープでグルグル巻きとなり走行不能になる
『リベンジ出来なぐなっぢまっだズラ』
『ま…まぁコイツらは坊っちゃんの命令に従ってんだし、仕方ねえよな
イイネ……』( TДT)b
『取り敢えず、残りの連中にも鎖餅食わぜでおぐズラ』
「み………皆さん私に捕まってください、セレナ様達には大変心苦しいですが
此処は一度ベルゼルグに戻り、兵や冒険者の方々を集め出直しましょう!!」
『あぁぁ!?
お姉さんダメニャ!?』
「な……何が?」
『キビキビィおいかぜ♪』
『ピカピカピカァピカァ♪』
「ムグッ!?」
「「レイン!?」」
『カボボ!?』
『ティアラ!?』
<おいかぜ>でスピードが倍となったピカチュウにより鎖餅を口に投げ付けられてしまう
『ゾンビ物でニャカマを置いて遠くに逃げようとした奴は、真っ先にヤラレちゃうのニャア……』
「別にレインさんは見捨てようとした訳じゃないでしょ!?」
「レ………レイン……?」
「………………キビッィィィィィィィ♪
キビキビィィキビィィィ♪
キビッキビッキビィィィィィィ♪」
「わぁぁ!?」
『ティア!?』
「ほ……他の者より一段と激しい……」
クレアの言う通り、他の鎖餅を食べた者達よりもレインはその体を激しく動かしニヤケながら踊り始める
「く………くそ………おいリーン!!
こうなったら俺らだけでも逃げるぞ!!」
「ダメよダスト!!」
『ナマァァァ♪』
「ムグッ!?」
「ほらぁ!!!
ゾンビモノって奴の時に仲間を見捨てるような事を言ったらヤラレるってニャースが言ってたでしょ!!!!」
『無駄ニャ尻尾ガール……』
「キビキビ♪キビィィィィ♪」
『もうアイツは意識がニャいニャア』
『ソォナンスゥ……』
『ンニャァ……』
「お……おいお前……何か他に策はないのか?」
「……………」
「おい無視するな!!」
「うるせぇ!!!
もう終わりだよコンチクショーが!!!」
「だったらエルロードはどうなる!!!」
「知らねえよ!!もうこうなったら仲間がどうのとか関係ねぇ逃げる!!逃げるんだ!!!」
「あぁカズマまで!?」
『だからニャカマを見捨てる発言はダメニャア!!!』
「キビィィィィ♪」
「グハッ!?」
「めぐみんさん!?」
イイネイヌが開けた天井の穴からめぐみんがカズマの真上に飛び降り
「キビキビィ♪キビキビカズマァァ♪
キビキビィ♪キビィィィィ♪」
仰向けとなったカズマに馬乗りの体勢で跨がり例のポーズを行う
「お……おいロリっ子!!!
この体勢でソレは止めてくれ!!!
あ……あぁ………ああ……当てちまってる………」
「キビキビィ♪キビキビ♪
あぁん………キビキビィカジュマァ♪」
赤面するカズマを無視し、鎖餅を口に入れためぐみんが徐々に彼の口に近付き
「うぅぅぅぅ!?」
サトシとセレナの様に鎖餅を口移しする
「お兄様!?」
「ダメですアイリス様………もう奴は」
「そんな……」
『ティアラティ………』
「(あぁ………ムチャクチャ美味い………凄く甘ぇ………そうか……コレがキスの味ぃ……)
キビキビィ♪キビキビィ♪キビィィィィ♪」
「キビキビィ♪キビキビィ♪キビキビキビィィィィ♪」
緑の瞳が紫に代わり、ニヤケぬがらめぐみんと共に踊り始める
『どうやら、もう終わりのようズラ』
「「「「「「「「『キビキビィ♪キビキビ♪キビキビ♪キビキビ♪』」」」」」」」」
『ピィカピカ♪ピィカァァ♪』
『ナマナマァ♪ナマナマァ♪』
『フォクフォク♪フォックゥゥ♪』
『メガメガァ♪メンガァァァ♪』
『リオリオ♪リィォォォ♪』
鎖餅を食べた仲間や知り合いに取り囲まれてしまう
「くっ…………こ………此処までか」
「キビキビィ♪」
キラァン
「キビィ?」
クレア達を取り囲むレインの目に、先ほどマフォクシーが溶かし泥状となった黄金の鉄格子が入り
「キビキビィ………おかね………おかね……キビキビィおかねモッタイナィィィィィィ♪」
『カボボ……?』
突然泥状となった黄金に飛び付き始める
『なんだ?
あの人間どうしたんだ急に?』
『鎖餅ば食べた奴の欲望や願望の気持ぢざ引ぎ上げんだ、ぎっどあの人間ば金が欲じぐで欲じぐで仕方ねぇだげズラ』
「欲望や願望を………だからめぐみんさんはお兄様にあの様な事を」
「キビキビィおかねぇぇぇ……キビキビィおうごん………キビキビィィィたくさんアルゥゥ♪
キビキビほしぃぃ♪
ジゴクのゴウカよヤキハラエ」
「なっ!? ま……待てレイン!?」
ピクン
『ンゲッ!?
イイネイヌ、早ぐあのヤッゴザン止めるズラ!!!』
『任せろ!!!』
ガシッ!!
『カポポ!?』
「放せ貴様!!!」
『悪い未来を変える為だ離せねぇな』
『違うズラ!!
ぞっちじゃなくで鎖餅食っだ方のヤッゴザンズラ!!!』
「キビキビィィィインフェルノォォォォ♪」
ドロドロ ドロドロ ドロドロ
「「キャァァァァ!?」」
『ロト!?
アイリ…ロトォォォォ!?』
『メンノ!? メェノォォォ!?』
『ニャァァァ!?』
『ナァァンスッ!?』
『ティァァァ!?』
『カポォォォ!?』
『カボカボォォォ!?』
『ブゥゥ~ンンン!?』
『シュバァァァ!?』
『ンニャァァァ!?』
「黄金の津波だと!?
のわぁぁぁ!?」
最上級、しかも鎖餅によりタカが外れ魔力全開で放ったインフェルノにより牢屋内や壁の黄金が全て溶けて生まれた黄金の津波に全員が飲み込まれ溶けた壁の先に流されてしまう
<エルロード王宮前 西側>
「ゲポッ……ゲポッ!!
だ……大丈夫ですかリーンさん……ゲポッ!!」
「は……はい……ゲポッ!!
黄金を飲み込んだなんて生まれて初めて……ゲポッ!!」
『ンニャ……ンニャァ……ゲポッ!』
『ブゥゥ~ンンン……ゲポッ!』
『カポポ……ゲポッ!
カポ? カンポォカ!!』
パンパン
『ゲポッ!!ゲポッ!!
カ……カボボカボォ』
苦しそうなポッケの背をフェンサーが叩き黄金を吐き出させる
『メノメノ……ゲポッ!』
「ユキメノコ大丈夫?
ティアラも……ティアラ!?」
『ティア……ゲポッ!ゲポッ!ゲポッ!ゲポッ!!!』
「お……おい大丈夫か?」
『ゲポッ!!!
ティアラティ……ティ!?
ティアラァ!!』
パシン
溶けた黄金を苦しそうに吐き出すティアラの背をレヴィ王子が叩くが、彼女はそんな王子の手を叩き返す
「なっ!?
何だよ……心配してやったのに!!」
『ティアラティ!!』
「ティアラ!!
レヴィ王子はアナタの為にやってくれたのよ、謝りなさい!!」
『プゥゥ~………………プン!!』
「ティアラ!!
申し訳ありませんレヴィ王子」
「全くだよ……こんな状況だってのに俺が心配してやったのに……な……何なんだよ今日は……何でこんなに悪運が続くんだよ………くそ……」
『やっぱりまだサトシやコレクレーの事で怒ってるロト……ゲポッ!』
「コレクレー………あの小さいポケモンの事か?」
『そうロト、ティアラはコレクレーを殴った時の事まだ気にしてるロト』
「あ………アレは………アイツがカジノの妨害をしに行こうとする俺を、コイン集めで……じゃ………邪魔…………」
あの時はアイリスと結婚出来ないショックで混乱していたレヴィ王子だったが、今にして思うと果たして既に66兆エリスを稼いだカズマ達を自分がカジノに出向けば妨害が出来たであろうか
「あれ?
クレアさんとシュバルゴ……何処だろ?」
『ニャースとソーナンスも居ないロト』
『もじがじで、ごのヤッゴザンの事ズラか?』
「クレア!?」
『カポポ!?』
『ティアラ!?』
『メノメノ……』
『ヘッヘヘ』
「くっ……アイリス様………申し訳ありません」
流された先に居たイイネイヌに取り押さえられてしまい、主君に謝罪する
そして隣に居るマシマシラも誰かを捕らえていた
「お……お前達頼む…助けてくれ!」
「あっ……店主さんのストーリーの事スッカリ忘れてた」
『安心ずるズラ、オンメェにば鎖餅ば食わぜねぇ』
「そ………そうなのか………助かった」
『でねぇどキチギギスの奴がウルザいズラ』
「頼むお願いだ!!助けてくれぇぇぇ!!!!!」
『お前らの前に、先ずはコイツからだ』
「くっ………」
「クレア!?」
鎖餅を取り出しクレアの口に近付ける
『カポポ!?』
「く……くそ」
「こうなったら……」
『カボッ……カボボカボォ……』
『メ……メェェ』
ピクン
「ぞごの人間達に赤目のカルボウにユキメノコ、石ごろや風や火の玉に吹雪ぶつげでもイイネイヌにば効がねえ無駄な事ば止めるズラ」
「はぁ!?
な……何であの猿、俺がやろうとした事が分かったんだ!?」
「マシマシラは未来を予知出来るんです……そんなのやって見なくちゃ分からないでしょ」
『じゃあやっで見んろ、時間ど体力の無駄なだげズラ』
「ア……アイリス様……私の事は見捨てて、モモワロウの元に向かってください!!」
「そんな事……堕天使はどうなっても構わないけど、クレアを見捨てるなんて出来ない!!」
「俺も助けてくれよ!!!」
「お願いします!!
ダークライの時……私は真っ先にヤラレたばかりか、王都が破壊されるのを見る事しか出来ず……アイリス様に多大なるご苦労を掛けてしまいました
コレ以上アイリス様に、ご迷惑を掛ける訳にはいきません!!!!
フェンサー!!!」
『カ……カポ…?』
「私の代わりにアイリス様をお守りしてくれ、そして………私が欲望や願望にマミレた醜態を晒していれば切ってくれて構わん!!!!」
『カ………カポポ』
『安心しな、直ぐにあの人間にも鎖餅を食わせてやっからよ』
「ダメェェ!!!」
『ティアァァ!!!』
(あぁ……またアイリス様やティアラに心配を掛けてしまった
いや……ソレよりも、この餅を食べアイリス様やティアラに興奮する欲望にマミレた状態になる方がご迷惑か……頼むぞフェンサー……そうなったら本当に私を切ってくれ!!
アイリス様とティアラに迷惑を掛けたくないだけではない………私だって年頃の女だ、あの様なバカ面でマヌケな行動などしたくない)
走馬灯の如く自らの気持ちや考えを整理する彼女の口に、鎖餅を持ったイイネイヌの手が
『ふわぁぁ~食べて貰う前に一眠りだぜ~』
バサッ
「…………ふぇ?」
『イイネイヌ?』
『スヤァ~スヤァ~』
「えっ……ハッ!!
今だ!!!」
突然イイネイヌが大きなアクビをし始め、捕らえられていた手が離れた隙を付きクレアが脱出に成功する
「クレア!!」
『ティアラァ♪』
「か……間一髪でした……おっ!?」
『カポポ………カポポ……』
「心配かけたな………だが何故急に奴は手を」
『オンメェば何やってんだぁ!?』
『気分サイコー
イイネ♪』(´3` )b
『良ぐねぇ起ぎろズラ!!
ん?クンクン……な……なんだごの臭い………んでもオラも疲れっでがら寝るズラ……スヤァ~スヤァ~』
「臭い…………まさか!!」
『ンニャァ!!』
「ニャオハ!?
そっか……アナタのアロマの香りね!!」
『ニャァ♪
(アイツら散々ウチを臭いで操ってチョームカついてたから、御返し出来てマジ最高だし♪)』
ニャオハの気持ちをリラックスさせるアロマの香りによって、イイネイヌやマシマシラの高ぶる気持ちはダラけきった物に
ついでに
「あぁ~もう魔王軍も俺の童貞もどうでもいいやぁ~スヤァ~」
デュークもダラけさせていた
「ありがとうございますリーン殿、ニャオハ」
「あぁいや私は何もしてないですよ、ニャオハがやってくれた事ですから
でも良かった、マシマシラに予知されてなくて」
『マシマシラは変えた未来の先は直ぐに見れないロト、だからリーン達が魔法で攻撃するのを止めて未来が変わったからニャオハの行動を予知出来なかったロト』
「う……うーん……難しいけど、とにかくありがとうニャオハ♪」
『ンニャァ♪
(おうおう、もっと褒めるッショ♪)』
「あの………もしかしてですが」
「どうしましたアイリス様?」
「ニャオハのアロマの香りを嗅がせれば、鎖餅を食べてしまった方々の動きを封じられるんじゃ………ないかなって」
『た……確かに、可能性はあるロト!!』
「流石はアイリス様です!!
ではニャオハ、早速皆に臭いを嗅がせてくれ」
『ニャァ!?
(いやいや全員って、何人居ると思ってんだよこのパツキン女!!
そんな大人数に香り出したらウチの体力持たないし!!!)』
「いいえ……確かにレイン達の動きを封じるのも大事だけど、今一番止めなければならないのは此方に向かって来ている大勢の人達だわ」
「た……確かに!!」
『ンニャァ!?
(いやそっちの方が人数多いじゃねえかよ!!!!)』
「勿論全員に嗅がせるのはニャオハの体力を考えれば難しい……でも、ワタクシ達がモモワロウを倒し捕獲する時間を少しでも稼ぐ事が出来るでしょ!!」
『ティア……ティアラティ♪ティアティア』
『おぉ……ティアラの言う通りロト、確かに今のアイリス
作戦を指示してくれるカズマみたいだったロト』
「ほ……本当………ポッ♪」
「アイリス様!?
今のは褒め言葉ではなく貶されていますからね!!!顔を赤らめないでください!!!」
「だ……だが……どうやって外から来る奴らに、その猫の臭いを嗅がせんだよ
大勢来てるんだろ……だったら臭い嗅がせる前にソイツらに捕まって餅食わされるんじゃ」
『それニャら心配ご無用ニャ』
『ソォナンスゥ!!!』
「あっ! ニャースにソーナンス……何処に居たの今まで?」
『き……気をうしニャってたのニャ
(本当は溶けた黄金のニャかに隠れとくつもりだったニャが、ベルガールが良い作戦思い付いてくれて良かったニャ)』
『ナァンス』
「それより何だ、心配無用とは?」
『こんニャ事もあろうかと、ブロロロームのボディに変質者撃退用のカラースプレーを付けておいたニャ
そのスプレーの代わりにニャオハのアロマの香りを噴出しニャがら、ブロロロームに走って貰えば効率良く臭いを嗅がせられるニャ』
「…………………勝手なカイゾウとやらはしない様に、ルナさんに言われてませんでした?」
『……………細かい事は気にするニャース、ブロロローム今動かせるようにするニャ……みだれひっかき!!!』
ビリッ ビリッ ビリッ
『ブゥゥ~ン♪』
バインドのロープから解放され高らかにエンジン音を出す
『て訳で、ニャアとソーナンスがブロロロームの操作をするニャ
(あのモモワロウとかいう奴の側に居るより、此方の方が安全だニャ)』
『ソォナンスゥ』
『オミャーらはモモワロウをニャんとかしてニャ』
「分かりました!」
『ティアラティ♪』
「じゃあ私は王女様のお手伝いするから、ニャオハ一緒に頑張ろうね♪」
『ニャ……ニャァ……
(マ……マジでヤラなきゃダメな感じな訳………)』
「ポッケもお願いね
ユキメノコ、アナタは………聞くまでもないわね
ワタクシ達に付いて来てちょうだい」
『カボォォォォォ!!!!!!!』
『メノォ!!』
ウィズを助ける為、当然と氷の女王様は強く頷き返す
「アナタはどうなされますかレヴィ王子?」
「お………俺は」
「留守番でも構いませんよ、何ならリーン殿の代わりにニャオハの手助けでも」
「いえ、レヴィ王子は是非ワタクシ達に付いて来てください」
「はぁ!?」
『ティア!?』
「あ……アイリス様!?
本気ですか?」
「勿論、レヴィ王子にはキチギギスのお相手をして貰いたいのです
彼……彼女………と戦うには女性では不利ですので、殿方のレヴィ王子に是非ご協力を」
『一応アチシは性別が無いから戦えるロトが、そんなにレベルが高くないから対して役には立たないロト……だからレヴィ王子にもお手伝いして欲しいロト』
「き……キチギギスってあの鳥の事だよな………お……俺に、あんなデカイ鳥と戦えってのか!?」
「えぇ………お願いします」
「そ………そんな事………そんな事……ヤ………ヤれる訳」
「レヴィ王子!!」
「ひっ!?」
『シュ………シュバ……シュシュ』
「あっ! シュバルゴ!!」
王宮の庭の方から、先ほどから姿が見えなかったシュバルゴは皆の元にゆっくりと近付く
「アイリス様、キチギギスはシュバルゴに任せてはどうでしょうか?
失礼ながら、レヴィ王子にその様な役をこなすのは難しいかと」
「そ………そうだ!!
俺は王子だから取っておきの切り札って事で、先ずはあの鎧の奴に任せて俺は待機を「いい加減にしなさい!!!」ビクッ!?」
「今朝話した時、アナタは王族だというのに他国の人間を煙たがり自国には絶対受け入れないとワガママを言っていたにも関わらず
いざ自国の危機的状況になった時は真っ先に他国から来たシュバルゴに頼むだなんて、アナタには王族としてのプライドはないのですか!!!!!!」
「うっ……………お……俺……俺は
ま……まだアイツに操られた民達がこの街に沢山居るし……もし襲い掛かられても……お……俺は」
少しずつレヴィ王子はアイリスから離れて行く
「……………ならもう結構です
リーンさん、シュバルゴに訳を話してください」
「は……はい!!!」
『ベルガール、ムチャクチャキレてるニャ……』
『メノ……メノメノォ』
『ンニャァ……』
『ナァンス』
「シュバルゴ、私と一緒に王女様達に付いて来てちょうだい
そしてキチギギスと戦って欲しいの」
『シュ………』
「シュバルゴ?」
『あっ!?ま……まさか………尻尾ガール!!ハニャレるのニャア!!!!』
『シュ……シュ………シュバァ♪シュバァ♪シュバァァァ♪』
「わぁぁぁぁ!?」
『やっぱり……ゾンビ映画あるある、姿が見えニャかったニャカマが急に現れたら既に感染済みのヤツニャァァァ!!!』
「リーン殿、早く此方に!!!」
「は……はい!!」
ガシッ!!
「キャァ!?」
逃げようとするリーンの足を、側にある溶けた黄金から突如として出て来た手に捕まれ転倒してしまう
「キビキビ♪キビキビィ♪」
「ラ……ラグクラフト!?」
『ア……アレはゾンビ映画あるある、逃げようとした所に突如として死角から現れるヤツニャァァァ!!!』
『ソォォナンスゥゥ!!!』
「今助けに」
『ダメニャ!!
あのあるあるに陥った奴は絶対に助からニャイニャア!!!』
「何なんだ、さっきから言ってるそのあるあるとは!?」
「ならニャオハ、臭いでラグクラフト様を!!」
『ニャァ!!
ンニャァ!?』
『メンノッ!?』
『ロトォォ!?』
「「「「キビキビィ♪キビキビ♪キビキビ♪」」」」
「「「「「キビィィィ♪」」」」」
「「「「「キビキビキビキビィ♪キビキビ♪」」」」」
ラグクラフトと同じく溶けた黄金の津波に巻き込まれた者や、騒ぎを聞き付け現れた者達が大勢近付いて来る
「くそ………またしても取り囲まれたか」
『ソォォナンスゥゥ!!』
『ブロロローム早く出発ニャ!!
オミャーラはラティアスに乗って屋上に行くのニャァ!!』
「ですがソレではリーンさんが!?」
『も……もう尻尾ガールはダメニャ……そこの金髪お姉さんが、危機一髪からの無事って展開を既に使っちゃったのニャ!!
天丼はあり得ニャいニャ』
「私のせいなのか!?」
「わ………私の事は良いから行ってください!!!」
「しかし!!」
『ニャーニャ!?』
「ニャオハ……私の分も頑張ってね!!」
『ンニャァ………』
{フフフ♪やっぱしニャオハってムチャ可愛い♪
ウチが沢山可愛がってあげて、守ってあげるッショ♪}
{ンニャァ~♪}
{ペロォォォ!!!!!}
{なによこのペロリーム!?
ムチャプリティだからゲットしてあげようとしただけなのに、顔にボールが当たったぐらいでマジ切れすんなし!!!!
キャ!?}
ズコッ!!!
{ニャニャァ!?}
{ペロォォォ!!}
{ひぃぃ!?
ニャオハ!!マジお願い助けて!!!}
{ニャァァァ!!}
{ペロォ!?}
{ニャ……ニャァ………ニャニャァ、ニャァ?
ニャァ!?}
{そんじゃ後よろしくッショ!!}
{ニャ!?}
{ペロォォ………ペロォォォ!!!!!!}
{ニャァァァァ!?}
(何がウチの事を可愛いがって守るだし………まぁアイツのおかげで、この世は騙される奴が悪くて騙してナンボだって分かったけどね
でも)
{私はリーンよ、改めてよろしくねニャオハ♪}
{ンニャァ♪
(どうせコイツも危なくなったらウチに助けを求めて見捨てるに決まってる人間に決まってッショ、まぁもしウチがピンチになったら逆に利用してや~ろう♪)}
(ウチも、あの人間と同じぐらい性格悪いし……ヒン曲がってるけど
パートナー見捨てるような寒くてダサい真似はしたくないんだよ!!!!!!)
「ニャオハ!?」
『待つのニャ!!』
『ンニャァァァァァ!!!!!』
リーンの元に突撃する
「ダメよニャオハ!!私の事は良いか……えっ?」
「な……なんだ!?
あの猫急に光ってるぞ!?」
「ま………まさかアレって?」
リーンの元に向かうニャオハの体が突如として光り輝き
『ニャロォォ!!!!』
体は大きくなり、更には四足歩行から二足歩行
目付きは凛々しく、そして胸元にピンク色の蕾のブローチを装着した姿へと変わる
「ニャオハが立った!?」
『進化したロト!!』
「キビキビィ♪キビキビ♪」
「ううっ!?」
必死に閉じるリーンの口を開かせ鎖餅を中に突っ込もうとする
ガシッ
「キビ?」
そんなラグクラフトの手にピンク色の蕾が付いた蔓が巻き付き
『リーンから離れろよ、この変態オヤジがぁぁ!!!!』
「キビィィィ!?」
蔓で巻き付けたラグクラフトを放り投げる
『ニャーニャ、ニャロォ?』
「う………うん………あ……ありがとう………ありがとうねニャオハ!!!」
『ンニャ、ニャロニャニャロテェ』
『どうやらニャローテって名前になったみたいロト』
「あ……あれが進化という物なのか」
「あっ! リーンさん!ニャローテ!
早く此方に!!」
『シュバァシュバァ♪』
ラグクラフトは投げ飛ばしたが、まだ側にはシュバルゴ
そして鎖餅を食べた者達が迫っていた
『はぁ……あんな奴に操られて醜態晒すとか、騎士の名折れだし』
「ニャ……ニャローテ?」
『まぁそんな醜態晒したアンタでも』
ガシッ
『シュバァ?』
先ほどのピンク色の蕾が付いた蔓をヨーヨーのように操り、今度はシュバルゴの体に巻き付かせ
『ウチのブローチにデコれば、マジ固い武器に使えそうッショ♪
リーン、頭下げるッショ』
「ッショ!?
う……うん!!」
『ティア?』
「リーンさん………何故しゃがまれたのかしら?」
『ホラァホラァ~ホラァァァ!!!!!!!』
「なっ!? しゃがめ!!」
クレアの掛け声で皆一斉にリーンと同じくしゃがみ込む
『シュバァァァ!?』
「「「「「キビィィィ!?」」」」」
シュバルゴをハンマー投げの要領で振り回し、周りに向かって来る者達にシュバルゴの体や蔓をブツけて絡ませ
『オラァァァァ!!!!!!』
そのまま街の方に投げ飛ばす
『ニャァ~ニャロニャァロ♪』
スッキリしたとニャローテはヤりきった顔をしながら背伸びする
『オミャーニャにするニャァ!?
ニャァ達まで危ニャかったニャァァァ!!!!』
『カボォォォ!!!カボカボォォォォォ!!!!!!!』
「もう少しでアイリス様やティアラまで巻き込まれそうだったんだぞ!!!!!」
『ニャァ~?
ニャロニャロォ、ニャァロニャニャロォニャァwww』
『ニャニィ!!
アレぐらい交わせニャきゃ、モモワロウって奴に勝てる訳ニャいのに、そんニャ事も分かんニャいとかマジダサくて寒い……オミャーギャルだったのかニャ!?』
注意、この場合のギャルとは性別の事ではありません
「あ………ありがとうニャローテ」
『ンニャァ♪』
ニャース達に向けた態度と一変し、リーンには満面の笑みを向ける
「助けてくれてありがとう……凄くカッコ良かったよ♪
でもその態度はダメだよ、ちゃんと皆に謝ろうね」
『ニャァッ!?』
「と……とにかくリーンさんが無事で何よりです、では参りましょう
早くしないと此方に沢山の人やモンスター達が押し寄せて来ます」
「はい!!
痛っ!?」
立ち上がったリーンだったが、先ほどまでラグクラフトに掴まれていた足を押さえる
『ニャーニャ?』
「どうかしましたか……あっ!?足が!!」
掴まれていたリーンの足は大きく腫れ上がっていた
「その足では戦いに参加するのは無理だ」
「そ……そんな……痛っ!!」
『ニャら尻尾ガールもブロロロームに乗るニャ』
『ソォォナンスゥゥ!!!』
『ニャーニャ、ニャァロニャァ』
「わ……分かった……ごめんなさい王女様、私も……ソレにシュバルゴもお役に立てなくて」
「そんな事ありません、必ずモモワロウを捕まえ皆様を元に戻してみせますので
リーンさんはニャローテと共に、ワタクシ達の為に足止めをお願い致します」
「分かりました!!」
こうしてニャースとソーナンスにリーンを乗せ、そして痴漢撃退用のスプレーを外し其所にニャローテをセッティングしたブロロロームが
『ブゥゥ~ンンン!!!!』
エルロードの街から飛び出る
『カポポ、カポォ!!』
『カボォォ!!』
「あぁ!
では我々も」
「えぇ! ティアラお願い」
『ティア!
ティ?』
宙に浮かぶロトムと氷の女王様を除き
アイリスとクレア、フェンサーとポッケを乗せ飛び立とうとするティアラの体に5つ目の手が触れる
『メンノメノ?』
「レヴィ王子?」
「……………付いて来るのですか?」
「こ………此処に居ても危ないだろ、乗せてくれ」
「…………分かりました、ティアラお願いね」
『ティア!! ティァァァ!!!!』
ガシッ!!!!
『ティアラティ!?』
「今度は誰だ!!!
なっ!? 貴様ら!!!」
『ヒヒヒ………良い睡眠をありがとよ
イイネ』( ´∀`)b
『おがげで気分爽快ズラ』
ニャローテのアロマの香りが抜け、目覚めたマシマシラを肩に乗せたイイネイヌが屋上に向かい飛ぶティアラの体を掴む
『お前ら家来にしねぇと坊っちゃん怒っちまうんでな、オラァ降りな!!!』
「お断りします!!ティアラこのまま屋上まで!!!」
『ティアラ!!』
『のわぁぁ!? は……離しゃあしないぜ!!!』
ピクン
『イイネイヌ、頭ざ下げろ
良い技が出せるズラ』
『マジか!? よっしゃぁ!!』
『……………カッポポ!』
『カボ………』
マシマシラの指示通り頭を下げ、彼をティアラの体に向き合わせる
ソレを見たフェンサーとポッケが互いに目配せし
ユラユラ ユラユラ
『ぐらぇ!!でんじほう!!』
『カボォォォォォ!!!!!』
『ズラァァァァ!?』
『マシマシラ!?』
<ゆびをふる>により巨大な電気の塊をブツけ、相手を痺れさせる<でんじほう>を放とうとするマシマシラにポッケが体当たりし共に地上に落下する
「ポッケ!?」
『ティア!?』
『大丈夫かマシマシラ!?』
『カポォォォォ!!!!!』
『グハッ!?
あっ……………のわぁぁぁぁぁぁ!?』
困惑するイイネイヌの手を、折れてしまった木刀の代わりにクレアから借りた小さな剣で切りティアラの体から離し落下させ
『カポポ!!』
「な……なんだ?」
『カポカポ、カンポォ!
カァァァァポォォ!!!!!』
クレアに何か言い残すと、フェンサーはポッケと同じく地上に向かって飛び降りる
「お……おい……アイツも飛び降りたぞ……大丈夫なのか!?」
「クレア………フェンサーは何と言っていたの?」
「…………奴らは私とポッケが食い止める、だから勝ってね……と」
「……………なら益々負ける事は許されなくなったわね」
「えぇ!!」
<地上>
『つぅ………よ……良ぐもやっでぐれだズラ』
『ふん!!
未来予知なんてスゲェ力持ってる割には、アタイの不意打ちを交わせないんじゃ宝の持ち腐れだね!!!』
『なら宝の持ぢ腐れじゃねぇが、オンメェの体に叩ぎ込んでやるズラ!!!
ヘンドロ』
『のわぁぁぁぁぁぁ!!!!』
『ヒデブッ!?』
落ちてきたイイネイヌにのし掛かられてしまう
『…………マジで宝の持ち腐れじゃねえか
おっ!』
シュタ
『お待たせポッケ!』
『おうよ!』
『痛ぇ……痛っ………ヤリやがったなチビ女………あん?
マシマシラ? 何処だマシマシラ!!
テメェら!!マシマシラを何処にやった!!!』
『ご……ごごズラ……』
『あん? マシマシラァァァァ!?
テメェら良くもマシマシラを………両方とも俺の筋肉の錆にしてやるから覚悟しやがれ!!!!!!』
『良いがら……早ぐ退げズラァ………』
『それはワタシの台詞だよ……アナタを必ず剣の錆にしてみせる』
『おぉ……珍しいなぁフェンサー、お前がヤル気満々なんてよ』
『あの方はクレアに酷い事をした………絶対に許しはしない』
『………へへ
良いじゃねえかフェンサー………今のお前最高に熱いぜ………しゃぁぁぁ!!!
やってやるぜぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!』
『ポッ……ポッケ……うるさい』
<屋上>
「勝って嬉しい」
『はないちもんめ~♪
ねぇママ、つぎはアレやろう』
「えぇ」
『はぁ……まだかしらダーリン、早くあんな事や……こんな事をしたいわぁん♪』
ギュィィィン
『あら? 何の音かしら?』
『ティァァァァ!!!!』
ゴツン!!
『イヤァァン!?』
地上を見下ろすキチギギスの顔面に、ティアラが勢い良く激突してしまう
『あ……アンタ達!?』
『あれぇ?
コイツらクサリモチたべてないのに、ナンデきたんだ?』
「貴様を倒しに来た!!」
『ボクを?』
『ちょちょ!?
マシマシラとイイネイヌはなにやってんのよぉん!?』
「あの2体はワタクシ達の仲間が戦っています、モモワロウ!!!」
『なに?』
「鎖餅を食べさせた皆様を元に戻してください!!」
『ヤダ!!
ママのオミセができて、センキャクバンライってのにナルまでケライたちにはハタライてモラウの!!!』
「では仕方ありませんね………アナタを倒し捕まえます」
『坊っちゃん任せてちょうだい、坊っちゃんが相手する迄もないわぁん……ロトム以外はメスブタだからアタシだけで楽勝よぉん』
『わかった、ボクまだママとアソビタイし
やっちゃえキチギギス』
『はぁ~い』
(キチギギスを倒すには臭いを嗅がない事、数分しか持ちませんが息を止めれば何とか戦えるはず………)
「…………………………くっ」
『さぁアタシに膝まつきなさぁ~い
メ♥️ロ♥️メ♥️ロ………ウッフ「このぉぉぉ!!!!!!」グフゥゥゥ!?』
「「『レヴィ王子!?』」」
『ティアラティ!?』
『メノメンノ!?』
『何よこのガキンチョ!?
ちょっと!?何処触ってんのよエッチ!!!イヤァァァン!?』
キチギギスの翼や体にくっ付き、暴れまわる
「うるせぇ!!!
あんな他国のチビ達すら戦ってるのに、最強のエルロード王国の王子が何もしない訳には………いかないんだ!!!!!」
「レヴィ王子………」
『ティ…………』
『訳分かんない事言ってんじゃないわよぉん!!!!!!
離れなさいよ!!!!アタシを抱いて良いのはダーリンだけなのよぉん!!!!』
「嫌だぁぁぁ!!!!!」
キチギギスの股間に噛み付く
『キチィィ!?
イヤァァァン玉が失くなっちゃぅぅぅぅ!!!!!!!
このぉ!!!』
レヴィ王子にくっ付かれたまま空に飛び上がる
『あぁぁん!!』
「わぁ!?」
『ふぁふぁいふぉとしてあげふふぁぁぁん!!!!
{叩き落としてあげるわぁぁぁん!!!!}』
レヴィ王子の体をクチバシで加え、彼を空から地上に落下させようとする
「レヴィ王子!!!」
トントン
そんなキチギギスの肩を誰かが叩く
『ふん? なぁにふぉちゃん?』
きっとモモワロウだと思い、キチギギスが振り返ると
『バァァァァァァ!?』
『ギャァァァァァ!!!!!』
「わわわ!? ひぃぃ!?」
何者かに脅かされたキチギギスのクチバシから解放され、落ちないよう慌ててレヴィ王子はキチギギスの体を掴む
「アレは昼の!?」
『コレクレーロト!?』
『コレコレ…………バァァァァァァ!!!!!!』
『イヤァァァァン!?』
『キチギギス? どこイクンダ?』
<おどかろす>で怯えたキチギギスが、コレクレーとレヴィ王子が体に付いている状態で急降下して行く
「アイリス様……チャンスです!!」
「えぇ!!
ありがとうございますレヴィ王子!!
ロトム!!レヴィ王子とコレクレーを助けに行って!!!」
『わかったロト!!!』
急降下したキチギギスの後をロトムも追い掛ける
『キチギギスだいじょうかな?
ねぇママ』
「…………………」
『ママ?』
<オーガポンの住処>
『カロカロォ~』
『お帰りなさいドラゴンさん♪
皆も楽しかった?』
『キュゥゥ♪』
『キュキュ♪』
『キュゥキュゥ!』
『良かった♪
ドラゴンさん、帰って来て早々悪いけど氷の涙を渡してくれる』
『カロカロ、カァァロ』
『ありがとう♪
(確かエルロードに王女様達が居るんだよね、この子達がおでんを食べたらコレを渡しに行かないと)』
「「「「キビィィィ♪」」」」
『ん?』
『カロ?』
「「「キビキビィ♪キビキビィ♪キビィィィ♪」」」
「「「「キビキビキビキビィ♪キビィィィ♪」」」」
『人間!?』
『カァァロ!?
カロカロッ!!』
『『『キュゥゥゥ?』』』
『皆は隠れて!!
あれ?』
「「「「キビキビキビキビィ♪キビィィィ♪」」」」
『カロカロォ?』
『ド………ドラゴンさん達が狙いじゃないのかな?
ソレにしても変な人達だな……あんな妙な踊りをしながら歩くなんて』
「「「「キビキビキビキビィ♪キビィィィ♪」」」」
『アッチは確か……………そうだ、王女様達が居るエルロード…………あっ!?』
『カロォ? カァァロ?』
『ドラゴンさんゴメンなさい、皆におでん食べさせておいて!!!』
{キビィィィ♪}
{キビキビィ♪}
『思い出した………あの踊り………間違いない、雪の国の庫を守っていた人達が踊っていた動きと同じ!!!
あの3体にそんな力は無かった…………あの紫色の奴が居るんだ!!!!!』
next story この素晴らしいキビキビ カーニバルに祝福を(メインイベント)
キビキビキビキビィ♪キビィィィ♪キビキビキビキビィ♪(フェンサーやポッケの脳内CVが決まりました、フェンサーは川澄綾子さん、ポッケは小松未可子さんで脳内再生お願いします)
へ( ゚∀゚)へ