戦姫絶唱シンフォギア 七つの大罪を背負いし男   作:古明地こいしさん

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10話 みんなの歌声

リディアンに辿り着くと学園は破壊されていた

人っ子1人いない

 

「リディアンが...私たちの学校が...」

 

「来たな。シンフォギア装者とイレギュラー!」

 

イレギュラーってのは俺か、それより

 

「櫻井了子!てめぇがこれをやらかしたのか!」

 

「フィーネ!」

 

「フィーネ...だと?」

 

櫻井了子の姿が変わる。ネフシュタンの鎧を纏った...いや、クリスが纏ってた姿とは違う

 

「なんの音だ!?」

 

「地響き!?」

 

地面から、いや、学校から塔が立ち上がった

アレに見覚えがある

アレは地下に繋がる柱のようなもの

ずっと気になってたあの模様、あれが

 

「これがカ・ディンギル!月を破壊するための砲台だ!」

 

「月を...」

 

「破壊するだと!?」

 

「そうだ!それにより統一言語を阻害するバラルの呪詛を消す。それが私の悲願だ!」

 

それが櫻井了子...いや、フィーネの願い

 

「やるぞ!」

 

4人にて戦いに出るも相手は完全聖遺物。こちらはただの聖遺物を纏ったもの...

ただ蹂躙されるだけ

 

「こなくそ!」

 

クリスがミサイルを2つ、放ち、俺と翼さんが剣でネフシュタンの鎧にある鞭を弾く、響はその間をついて攻撃するも相手は無傷、いや傷が再生している

 

「狙いはカ・ディンギルか!」

 

ミサイルの一機がカ・ディンギルに向かうもフィーネの放った鞭で両断されてしまう。だが

 

「もう一機はどこに!?」

 

フィーネが叫ぶ、空を見上げるとミサイルに乗ったクリスが

 

「何をするつもりだ!雪音!」

 

「Gatrandis babel ziggurat edenal

Emustolronzen fine el baral zizzl

Gatrandis babel ziggurat edenal

Emustolronzen fine el zizzl...」

 

「絶唱だと!?」

 

クリスが発したそれは...絶唱。命と引き換えに膨大なエネルギーで攻撃する力

黄色の欠片のようなものがクリスの周りに集まり、カ・ディンギルに対抗してか巨大な銃口が向けられている

 

「押しとどめてるだと!?」

 

「それでも...っ」

 

直感で分かる。あれは、跳ね返せない

そしてカ・ディンギルが単発式じゃないのぐらい分かる

 

「はぁっ!」

 

「貴様を忘れるはずがない!」

 

鞭で纏められ遠くへ飛ばされ木々をなぎ倒していく

 

「くっ...響?」

 

響が黒く染まっている

それはまるで獣

目の前の存在を攻撃するだけの化け物と化していた

 

「っ」

 

直ぐに響の下へ駆けつけたい。けど

倒れているクリスを放ってはおけない

 

「クリス、大丈夫か?」

 

「なん...とかな...それよかあのバカどうにかしろよ...お前じゃなきゃ助けらんないだろ!」

 

クリスは必死に声を振り絞って話す

そうだ。未来だけが響の帰る場所じゃない...俺も、響の帰る場所にならないと

 

「ひびきぃいいいい!!」

 

「佐田!?」

 

黒くなった響に抱きつき、止める

 

「お前のしたいこと、思い出せ!何がしたかったんだ!今までしてきたことを無駄にする気か!なにより...未来を悲しませるつもりか!!

 

その一言で響が止まる

 

「翼さん!今のうちにカ・ディンギルを!」

 

「承知した!」

 

「させるものか!」

 

鞭が伸びるもサンフラワーで軌道を逸らす

 

「どこまでも邪魔をするか!イレギュラー!」

 

「イレギュラーじゃない!佐田七海だ!立花響と小日向未来の親友で、翼さんやクリスの友達、そして!特異災害のみんなの仲間だ!」

 

神千切り(かみちぎり)

 

「ふん!その程度の攻撃が効くはずが....なに!?」

 

ネフシュタンの鎧は再生せず砕けたまま

 

「悪いがこの力の事はなんにもわかんない事だらけだが...それでもアンタを倒せるなら、望んでやってやるさ!」

 

「貴様に構ってる暇などない!行かせるものかぁああああ!!」

 

翼さんに伸びる鞭を切り刻む、そして翼さんは炎を纏い、カ・ディンギルへと直撃した

 

「カ・ディンギルが...」

 

「翼さん...クリスちゃん...そんな...」

 

「響!しっかりしろ!2人はまだ生きてる!」

 

「でも校舎はめちゃくちゃで!みんなは無事かもわからない...それに!翼さんやクリスちゃんだって」

 

響に気を取られてる間に首を締め付けられる

 

「ぐっ...」

 

「よくもやってくれたわね...イレギュラー!!貴方だけは生かしておかないわ」

 

「かはっ!?」

 

鋼鉄と化した鞭に貫かれ、血を吐く

 

「七くん!!」

 

「響...お前、奏さんに言われたんだろ?.....生きるのを諦めるなって...だったら...その胸の歌で戦え!」

 

「腹を刺してまだ喋るか、ならば次は心の臓を貫いて」

 

何か聞こえる...これは...リディアンの校歌?

 

「みんな...生きてる...」

 

「響...」

 

「七くん...私、戦うよ。みんなのために」

 

聖詠を歌わず纏い始めたソレは、まるで神の纏う衣

それに通じて俺の背中から翼が生える

 

「お前はなんだ!?お前達は一体!?貴様が纏うソレはなんだ!?」

 

「シィイイインフォォオオギアアアアア!!!」

 

翼さんが、クリスが、響が空を飛びまた俺も背中から生えた翼によって飛ぶことができた

 

「決着をつけてやる!フィーネ!いや、櫻井了子!」

七つの大罪技どこまで

  • 七つの大罪組みのみ
  • 十戒も
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