戦姫絶唱シンフォギア 七つの大罪を背負いし男   作:古明地こいしさん

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8話 約束と覚悟

あれから暫くたった

響と未来の関係はギクシャクしたまま

未来は俺に対してはなんとも言えないが

いつも響の事を聞いてくる

はぐらかしていいのか分からず、いつか話すと待ってもらっている

 

「響...やっぱり未来に話した方がいいんじゃ」

 

「でも未来に話したら未来が危ない目に」

 

「でも親友だろ?話さずに喧嘩別れしていいのか?」

 

その言葉で響は黙り込む。そんな中

 

「響!七くん!」

 

っ、未来...あっ

 

「未来!来るな!」

 

「え?」

 

クソっ!間に合え!

 

霊槍シャスティフォル 第二形態守護獣(ガーディアン)!!」

 

咄嗟にシャスティフォルで未来の下へガーディアンを向かわせる

 

「響!」

 

飛んで行った車を指さし指示する

 

「Balwisyall nescell gungnir tron...」

 

響がガングニールを纏い、速攻で車を殴り飛ばす

 

「響はあの子、ネフシュタンの鎧を着た少女を。俺は...」

 

未来を見やる。未来は信じられないものを見る目で見ている

 

「っ、こっちはこっちでノイズかよ...未来。離れるなよ...」

 

「...絶対話してよ。さっきのこととか」

 

「ああ、それと...黙ってて悪かった。響も俺も口止めされてて...謝って済む話じゃないのは分かってる。だけど」

 

「...七くんは私を守ってくれるんだよね?響と一緒に」

 

その一言で何か救われた気がする

 

「ロストヴェイン?」

 

何か力が湧いてくる...頭に浮かぶその技は

 

「ノイズ共、俺の、俺達の親友を狙うってんなら容赦はしない!」

 

俺の体が黒く染まって行き、腕からロストヴェインに伝わって

 

神千切り(かみちぎり)!!」

 

周りのノイズを殲滅すると未来を連れて走る

今はここを離れる事が先決だ

 

「司令!民間人...親友が巻き込まれました!そこでお願いがあるんですが...」

 

端末で特異災害に連絡する。司令の端末にだ

 

『...わかった。特例として認めよう。だが』

 

「分かってます。戦いには駆り出させません。何せ...未来は俺と響の陽だまりで、帰る場所ですから!」

 

「七くん...ありがと

 

「なんか言ったか?」

 

「ううん。それよりどこまで行くの?」

 

そろそろか

 

「緒川さん。この子、未来をお願いします。俺は響の加勢にいきます」

 

「気をつけてくださいね」

 

振り返って向かおうとしたその瞬間、未来に手を取られる

 

「未来?」

 

抱きつかれた。一瞬何が起きたのか理解出来なかったが

 

「絶対...響と一緒に帰ってきてね?」

 

「...ああ!」

 

飛んで響の下へ向かうもネフシュタンの鎧ではなく、赤い、まるで...いや、あれはきっとシンフォギアだろう

 

「響!状況は?」

 

「えっと自己紹介した所!」

 

「は?」

 

「しゃらくせぇ!弱っちぃのが増えたところでアタシがぶっ倒してやんよ!」

 

ガトリングにミサイル!?いやいやそれで倒せるならノイズ普通に倒せるんじゃ

 

「神千切り!!」

 

「くっ!また新技かよ!だったらこれならどうだ!」

 

「...え?」

 

巨大ミサイル?無理があるっての!?

 

「せめて響だけでも」

 

響を庇うように覆い被さる

けれども痛みはやってこない

 

「なっ!盾!?」

 

「否!剣だ!」

 

「「翼さん!?」」

 

「私はもう誰も亡くすまいと誓った。立花、佐田。私はまだ十膳ではない。力を貸してくれるか?」

 

翼さんからそんな言葉を聞けるなんて...響は嬉しそうだし...そうだ

 

「未来には事情を説明することで許してもらえる...と思うから安心しろ」

 

「ほんと!?」

 

「とにかく今は目の前の相手だな...」

 

「七くん!翼さん!相手は」

 

「分かっている」

 

翼さんの動きが素早く、そして強くなっている。何かあったのだろうか?

それはきっと覚悟だろう

なら

 

「翼さん!」

 

霊槍シャスティフォル 第四形態光華(サンフラワー)

 

避けさせ位置を調整する

 

「済まないがこのまま投降してもらおうか」

 

「はっ!素直にはいそうですかって聞くかよ!」

 

戦いに夢中になっていたが、空から音が聞こえた

それはノイズの急降下の音だった

 

「っ、霊槍シャスティフォル・第五形態 増殖(インクリース)!!」

 

ノイズは全て赤いシンフォギアを纏っている少女に向かっていた。それをインクリースで倒す

 

「てめぇ!なんのつもりだ!」

 

「人を守んのに理由が必要かよ!」

 

そこでどこか、いや、海の方に人がいた

 

「クリス、命じたこともできないなんて...貴女はもういらないわ」

 

「なっ、フィーネ!どういうことだよ!?アタシが言うこと聞いてたら「黙りなさい」フィーネ!!!」

 

クリスと呼ばれた少女はフィーネと呼んだ女を追ってこの場を後にした

 

「フィーネ...終わりの名を持つ者...」

 

「翼さん、知ってるんですか?」

 

「叔父様から聞いたことがあるだけだ。それより立花。大丈夫か?」

 

「はい!七くんが守ってくれましたので!」

 

「ふっ、愛されてるのだな」

 

「ふぇええ!!?あ、いや、そんなのじゃなくて」

 

翼さんと他愛もない話ができるようになれるほどには関係が保てたか。あとは未来だが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「未来!ごめん!」」

 

「いいよ、もう...でもこれからは仲間はずれはやめてね?3人での約束」

 

「ああ」

 

「ほんとにごめんね...それと、ありがと!やっぱり未来は私達の陽だまりだよ!」

 

事情はどうやら聞いたようで、それでなんとかなったが。これが黙ったままだったらどうなってた事やら

 

「所で響は七くんに抱きつかないの?」

 

「「へ?」」

 

「私は去り際に抱きついて帰ってきてって言ったよ?ね?七くん?」

 

未来さん怖いっす。目が...目が死んでますよ

 

「だ、抱きつくなんて...で、でも!未来がしたなら!」

 

「うぉっ!?」

 

響が抱きついてきて、未来も抱きついてきた

 

「仲がいいのだな」

 

「翼さん。助けて下さいよ...」

 

「あら〜、青春してるわね〜」

 

でたな了子さん。こういうの餌にしてそう

 

「七海くん。役得じゃない?それでどっちを選ぶのかしら?」

 

「...ノーコメントで」

 

これ、響選んだら未来に呪い殺されそうだし未来選んだら響に殴られそう

はぁ、あの子の事もあるし問題は山積みだな...

 

「...」

 

「...翼さん。まさかトップアーティストが恋愛だなんて...考えてませんよね?」

 

「そ、そんな事があるわけがないだろう!?」

 

あ、図星なんだ。どうしよ。ため息しかでない...

 




はい。未来さんと喧嘩別れは無しにしました。あれありでもいいんですがあったらあったで主人公の立場無くなりそうなので

七つの大罪技どこまで

  • 七つの大罪組みのみ
  • 十戒も
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