作中で小説版葛葉ライドウの初代狂死式の特殊な召喚術をカオス転生向け(むしろアンチメシアン、穢教鳥への復讐者向け)に出します。貴方の主人公や登場人物がショタおじの悪魔召喚資格持ちなら好きに使って下さい
神がメシア教を作られたとき、大天使ガブリエルが神に抗議した
「神よ、なぜメシア教にだけこれほど恵まれた兵力、膨大な人員、潤沢な資産など与えられたのですか?他に比べてメシア教は余りにも恵まれすぎています」
神は答えた「安心しなさい。彼らは飼い主の顔さえわからないぐらいの馬鹿犬未満だからそれでバランスが取れている」
神がガイア連合を作られたとき、大天使ミカエルが神に抗議した
「神よ、なぜガイア連合にだけこれほど恵まれた素質や潤沢な資産など与えられたのですか?全てはメシア教の為にあるべきものです!」
神は答えた「お前らのやらかしの後始末担当だからだよ(ミカエルの羽根を捥ぎながら)」
(ガイア連合式メシアンジョーク集の一節より)
それからだいたい十分程で全員……人間だけで二十人の大所帯、シキガミやアガシオン、スパルトイに仲魔まで含めたらちょっとした小隊規模*1の攻略部隊になっていた
先のメシアン畜生がぺらぺらべらべら喋くり倒した情報だとメシアン残党は『高司祭』なる狒々爺一匹とそこそこ強いテンプルナイト三匹、司祭五匹に戦闘員十匹其処らで戦闘員以外はそれぞれプリンシバリティークラスから先の穢教鳥と高司祭とやらが何らかの糞穢教鳥を引き連れた割と大規模な編成らしい
流石に戦闘員以外は皆対呪殺装備持ちらしい……が、穢教鳥どもに呪殺耐性を付ける程の階位には至れてはいないらしいので不意を打てれば開幕広範囲呪殺で容易くいけるかも知れない
ちなみにその糞穢教鳥はハニエル、どうやら真2仕様で比較的弱いタイプである様だ。しかもパワーと呼ばれる割と高位の穢教鳥も従えているらしい。そして戦闘員どもはエンジェルのみ、司祭やテンプルナイトどもは一様にプリンシバリティーとアークエンジェルの混成とレベルと頭数は相当なものだ。普通の異能者集団ならあっさり撃破されておしまいだろう……
しかし此処に集う異能者集団は非常に優秀なガイア連合が誇る
いや、むしろ……
「げひゃひゃひゃぁ!!儂らの天使様がたの偉容に恐れを成したか!今降伏するなら男は奴隷、女は
そんな大言壮語な譫言を喚き叫ぶ金銀絢爛な僧服を纏う醜悪な狒々爺……正にこれこそがメシア教と言うべき醜悪な有り様である。普通なら、これが一般的な霊能組織なら確かにその驕り通りの胸糞悪い結末で全ては終わってしまうだろう
「……比翼ネキ、あの老害の御託を塞ぐぞ。ソドムの壱でさっさと潰す、クロスファイアスタイルな?」
「了解、でもこれ過剰じゃない?あの穢教鳥程度ならゴモラ怨嗟で……いや荒御魂を刺激しない様にするならそっちが丁度良いかな?」
そう言って比翼連理コンビが取り出したのは短い封魔管……それも質の悪いものであり中に入った悪魔は真面目に不快になるだろうと思う程度には粗製濫造品*2だった。良くその管を見れば『ソドム火焔壱式』と刻まれている
尚も盛りの付いた狒々の様に醜悪に喚き叫ぶ老耄を無視してその管を構えて『開封』を行う
時に……貴方は古式召喚術についてどれだけ知識があるだろうか?少なくとも戦国時代から竹筒を利用する『管狐式』が存在し、西洋の製鉄技術により今でも辛うじて存在する封魔管が誕生した
今の古式召喚術は基本的に神道に由来したものである*3。しかし実は陰陽術にも悪魔召喚術は存在する……が、その効率は神道術式よりも非効率的だとされている
そして、これがその術式の……今では『メシア教の大破壊』で最早失われた筈の、嘗て
グギぁ、ヒギィダァぁッ!!!
うアギ、あぐ、ざばダグにィ!!!
雷鳴の様な轟音と共にまるで激痛と絶望の果てに迎える断末魔の悲鳴の様な音を出して飛ぶ二つの火箭、良く見ればそれは『火達磨になった異様に体積の縮んだ天使のシルエット』の様にも見えるナニカがハニエルとパワーに取り憑き自壊から爆破四散、そしてその一撃でマグネタイトの粒子に還る穢教鳥とその巻き添えで吹き飛ぶメシアンの集団
後は容易く烏合の衆に堕ちた生き残りのメシアン畜生や穢教鳥の生き残りを容易く叩き潰して身包み剥いでから比翼連理コンビの見せた『悪魔召喚術の様な何か?』に付いて聞きたそうにしているのは分かっているから最後の仕事前に簡単に教えておく事になった
あれは……比翼連理コンビの故郷である『対メシア教対策シェルター:初音郷』に収蔵されていた術式の一つかつかの悪名高い『初代葛葉狂死』の得意としていた名も無い術式の一つであり、悪魔を無理矢理管に封じ強制的に操り自爆自滅させる事で簡易的な火箭砲*4にするという技法である
初音郷では『断末魔砲』と名付けられた一種の外法であり、この夫婦以外のこの郷暮らしの
そして新しく付いた術の銘は『穢教滅閃』、先のあれは『穢教滅閃・ソドム火焔式』という『万能属性の一撃』を放つ代物であり、もう一つの『穢教殲滅・ゴモラ怨嗟式』という対……いや簡略版である『呪殺属性の一撃』を放つバージョンもある
あれは嘗て過激派が契約していたプリンシバリティーを素材に郷の同胞が丹念に作成してくれた代物であり、先の40レベルにも満たない穢教鳥程度ならあれ一発でイチコロである
……ちゃんと『処置』しないと半分くらいしか威力も出ないし、細かい操作も必要になるから難易度が上がるので初音郷の民以外では一部の極アンチメシアン*6ぐらいしか使い手の居ない初音郷固有のマイナー召喚術となっている
『素質*7』を持った俺たちにしか見えない張り紙や初音郷解放から保護したメシア教被害者などが初音郷の中で『加工作業』を手伝うアルバイトを今も募集中だし、穢教鳥の買い取りだって大規模にやっている*8
勿論、この術もショタおじの悪魔召喚資格がなければ使えないのでそのマイナーさに拍車がかかって余計に使い手の少ない技法の一種なので今初めてこの術式を見た者達には驚愕だっただろう。『小説版ライドウ』はややマイナーだろうから知らない者も割と多いだろうか?
まぁそんなこんなで十分そこらの説明兼休憩を終えてから封印……被害者二人の魂を封じた供養塔を見る
成人の腰ぐらい迄の苔むした石塔が二つ、その周囲には嘗て注連縄や御札など様々な辺り一帯の名家に辛うじて残っている封印術式で必死になって行われた封印が存在していたが……先のメシアン畜生に荒らされて既に封印は半分解放されている状態だ
いや、封印の要である『最早悪霊に堕ち果てた馬鹿女』は生きてはいないから封印は既に解かれる準備は整ってしまった様だ、しかもその封印は兎も角二人の荒御魂慰撫の工程は術式の不備で機能停止しているみたいだからこの状況だと『怨みが盛大に熟成された状態』になっているのが分かってしまう
それこそ下手すれば小規模な国程度なら滅ぼせそうな怨嗟の瘴気が辺り一面に溢れている。レベルで言うなら少なくとも『女の怨霊』の方はどんなに最低限に見積もっても60はオーバーしているだろう
しかし、今ならば未だ封印が効いているから直ちに慰撫や鎮魂の儀式を行えば彼らを成仏させてやる事が出来るだろうか?
ならやるべきことは一つである。優れた術者である比翼ネキ、連理ニキ、アーッニキの三人と実戦経験豊富な破魔ネキ、場数の多さからドッペルニキの五人が中心となった車座で彼らの魂を救う為の緊急会議が始まった
「彼ら唯戦うよりもちゃんと二人の魂は地蔵和讃式で救えば良いのでは?」
「しかし……それでは怨みはどうする?怨嗟だけが残って暴れ出すぞ?」
「これだけの逸材が揃った、少なくとも皆レベル20はあるから普通なら力技で怨嗟払いが可能だと私は思います……怨嗟の残滓だけなら辛うじて?」
「最悪、その怨嗟は比翼ネキと連理ニキのあの管術の火箭でどうにかなるだろう?後どれだけあれ撃てる?」
「まだまだ残弾はあるから大丈夫、それとあれ以上もあるしその前に地蔵和讃を利用した浄化術式に俺の仲魔の道祖神も居るから怨嗟もそれでだいたい祓える筈だ。最悪皆で囲んで叩くまでよ」
「皆でちゃんと彼らの魂を鎮めて冥福を祈りましょう?この世界で祈る意味はこういう時ぐらいにはちゃんとあるしな」
「やはり六道地蔵式でいくか?あの六人に要石役、真言詠唱は人魚ネキとルカに、俺と比翼ネキ、アーッニキ、破魔ネキが儀式担当、後の皆は真面目に二人の冥福を数珠まわしで地蔵菩薩に祈ってやってくれって事で」
まぁ、そんな風に二人の怨霊を救う方針で動く事が決定した。皆を代表して比翼ネキと連理ニキが怨霊の意志を確認する……すると辛うじてだが理性のある反応が帰ってきた
ワタシタチノコエガキコエルノ?
モウ、ココロガコワレソウナンダ
セメテアノヒトダケハスクッテクダサイ
オネガイダ、カノジョダケデモタスケテクレ
ワタシガマダワタシデアルマエニ
ナニヲスレバイイ、マダオレノリセイガアルウチニタノム
彼らは本当に善良な人々だったのだろう……あらゆる全てを理不尽に奪われ踏み躙られ怨霊に堕ちても尚最後の理性を総動員してこちらの話を聞いて成仏に協力しようとしてくれている。ならば今すぐに儀式を始めよう!
先ずは琉球ニキ達六人を六道*9に立つ地蔵菩薩に準えて結界を敷く
そして供養塔を綺麗に清めてお菓子など今用意出来る供え物を供え、近くの適当な木材を剥ぎ取り砕いて数カ所に篝火を立てから人数分はある数珠を人間型シキガミやスパルトイなど手が有りさえすれば全てに配って『数珠まわし』の準備はよし
それと大輝の仲魔の一体である地蔵菩薩に似た存在である『国津神:道祖神』を召喚して供養塔の間に設置、水木しげるの塗り壁にそっくりな彼が地蔵菩薩の救済の呼び水となってくれるだろう
人魚ネキとルカに地蔵和讃を誦じて貰う為に地蔵和讃の経文を覚えて貰いながら儀式主催の四人が最後の打ち合わせを済ませて儀式が始まった
「「一つ積んでは父のため 二つ積んでは母のため 三つ積んでは古里の 兄弟我が身と回向して 昼は一人で遊べども」」
割と長い詠唱の中で四人も同時に地蔵菩薩真言を唱える
「「「「
高い霊力を持ち、ちゃんと鍛えている
異界の天が突如割れて一つの光が二つの供養塔に当たり、その光が二つの光の珠を天に運んでゆく様が見えた……どうやら二人の魂は救われた様だ。大成功だがまだ『最後の仕上げ』が残っている
供養塔の中に巣食う怨念の後始末、という最後のお仕事だ
普通なら戦って祓うのだが……今回はこの怨念を鎮める為の贄は沢山揃っている
穢教鳥の契約含めた全ての身包み剥いで全裸にした後、瘴気が反応した手足の関節や顎を砕いたメシアン畜生らを強制的に蘇生させ、粗製封魔管に封じた悪霊共々供養塔から吹き荒れる瘴気の奔流に投げ捨て瘴気が
恐らくは贄どもの魂を無理矢理取り込み、贄どもの苦痛や非常に長い年月を費やしてこの怨念は浄化されてゆくだろう。最後の工程が終わったらまた元供養塔を呪術的にもコンクリートなどによる物理的にも再封印してから何処かの海溝に棄てる事になっている
ふと気が付けば異界は完全に崩壊していて最早ボロボロに荒れ果てた廃校舎だけが残されていた。少なくともこれで初仕事は終わりだ……全員眠い眼を擦りながら誰ともなく笑い合い、それから運営への仕事成功の報告に入る
皆、非常に疲れて本部の温泉に浸かって眠たいだろうが実は残念な事にこの依頼を〆る最後の仕事がまだ残っている
報告書の記載
全員の最後の激戦が始まる。頑張れ皆、後一歩だぞ!でも翔太達スパルトイテスターチームは更にスパルトイのレポートもあるから後二歩頑張れ!
それと余談だが……この事件に関わって一つ心に思うものを抱えた一人の青年が存在する
「……好きな相手はちゃんと好きだと伝えて激しく大切にしないとな。あんな理不尽は俺だって嫌だ」
実年齢は大学生ぐらいだがどう見ても女顔の中学生ぐらいにしか見えない美少年が一人想う。彼の名は『豆柴ニキ』、もうすぐ嫁シキガミが届く予定の将来有望な俺たちである
しかし……その結果自身の嫁シキガミが『雌カクエン』などという渾名を与えられるほど個性的シキガミに超進化するとは夢にも思ってはいなかった豆柴ニキであった
ちなみにこの怨霊カップルは野生の未覚醒現地民SSRとSRであり……戦闘して倒す場合はオルゴンゴーストやチェフェイみたいなギミックボスになる予定でした。ちなみにギミック解除条件は『彼女を凌辱した者、彼や彼女を殺害した者、主犯の馬鹿女とその血族を全て二体の前で儀式的拷問に掛けて惨殺する』です。更に『二体同時に倒さないと際限なく復活する』というド畜生仕様付き
ついでに言うなら……実はその娘は『この地の名家の祀神の転生体』だったりします。はいその神への重大な裏切りかつ冒涜ですね。最早あの名家やこの地は祀神に完全に見限られていました(その怨みも追加されます)
メシア教のやらかしが最後のトドメとなって怨霊は真面目に強化されてしまっているので更に危険度が爆増している上にどうにか怨みを抑えて深く眠りに付いた怨霊達を叩き起こして冒涜する真似すらやっていたから怨霊達の理性は爆発一歩手間、今この瞬間こそが鎮魂儀式の間に合う最後のチャンスでした
結構な割り合いで既にギミックどもは死んでいるから……まぁ割と真面目に修羅勢召喚案件級、いやむしろ後の事を考えたらギリギリS案件級事件になります。基本的に比翼ネキ&連理ニキ以外は戦力外でした。最悪の状態で戦うと女怨霊は最大80レベル代、男怨霊は最大60レベル代の終末案件になります(本当にその怨みを爆発したらそうなる)
今回の件は後一日でも遅れていたら『怨霊大災害』が発生してしまいました。確実に自衛隊、米軍出動かつ日本でオカルトのヴェールが剥がされる案外になっていたかも知れません
今回出動した皆は間違いなくショタおじ直々にお褒めが掛かるレベルの大金星案件です。まぁ誰もやらなければくそみそニキ辺りが手空きの優秀な黒札達を率いてこの事件を解決していたでしょうけど
日本のメシア教の穏健派(前身)はこの一件で幹部全員胃壁が崩壊する修羅場確定します。自分たちがここまで酷い大災害を引き起こす直前だったらそりゃね……良識や倫理観の無いメシア教でも流石に責任問題はね
ちなみに今回大活躍の地蔵菩薩は稟のペルソナ候補の一つでした