メシアンヘイトネタだけではネタ切れしそうなので新しい開幕小ネタをどうぞ
『何故彼は【聖者】になったのか?』
これは彼らが沖縄に来てから数日ぐらいの頃のお話
琉球「聖者、そう言えばお前何で『聖者』なんて御大層なコテハンにしたんだ?どう考えてもお前の性格で付けるタイプのコテハンじゃないしさ」
聖者「いや、本当は俺も好きな味噌汁の『なめこ』にしようと思っていたんだが……俺って『原作持ち』らしいからスケベ部関連スレが『絶稟*1』ってなぜか付いた渾名を推す祭になっていたんだ。既に手遅れだった八男みたいに」
琉球「だからかー、八男の方は何となくしっくり来たらしいから受け入れたからまだ良いけど……流石に『絶稟』は無いわな。てか同調圧力で押し切られそうになっても自分の意思で決めたなめこはダメになったんか?」
聖者「初期案のなめこは言葉の響きから勝手に変なエロに結びつけられてな……だから目に付いた俺のペルソナの『無銘聖者』から聖者ってコテハンに無理矢理修正して逃げ切ったんだ」
琉球「……今日の飲み会俺が奢るわ」
……そして後日、そのコテハンのせいでメシアンに目をつけられたり、その六人全員が激しい絶倫である事が判明した結果そのおかしなスレはまた変な祭りになったとかならなかったとか?
……特に仲間達にすら被害が来るメシアンの擦り寄りや付き纏いから来る嫌悪や不快感からいっそ『絶稟』を容認した方が良かったのではないかと懊悩する聖者ニキを見てスケベ部内部で大規模な綱紀粛正が発生したとかしないとか?そんな話もあったりするそうだ
初音郷から転移魔法で一瞬にして山梨第一支部の転移魔法用ロビーに到着した沖縄チームはすぐさまちひろネキとの会談に使われる会議室に案内された……其処には『ガイア連合の大蔵大臣』とも評される女傑扱いされる小柄だがスタイルも良く可愛らしい女性、『千川ちひろ』女史が数人のスポンサー代表である西日本が資本の富豪俺たちやそのシキガミと思わしき存在を伴って待っていた、だいたい待ち合わせ十五分前ぐらいの時間である
今回の議題は月一の定期報告会であり、業務成績は彼らが打ち立てた功績のおかげで右肩上がりなので特に問題なく沖縄支部に関する報告は恙無く終わり、後はお互いの状況を報告し合う半ば雑談会の様相となった
山梨第一支部から出た者達の悩みの種……ろくでもない名家や野良悪魔、犯罪異能者などなど様々な外敵が存在するが、その中でも一際厄介な害悪と言えばそうメシア教である
富豪俺たちも先ず身内からメシアンどもに狙われているからまぁ兎に角沖縄支部の面子にも可能な限り出来るメシア教対策を伝授しておくのである……沖縄支部、特に琉球ニキに何かあれば最悪西日本が地獄に変わるのだからそうもする。この面子でも仲の良くない者同士だって存在するが今は決してその態度をおくびにも出さず『非常時に協力し合う仲間』として真摯に振る舞っている……実際、琉球ニキ達が彼らが実は非常に不仲だと知るのはかなり後の話だった。少なくとも終末到来までは隠し通せていたぐらいだし、琉球ニキ達という奇縁と鎹で不仲解消出来た者達も一定数は存在するぐらいである
兎に角、彼らの会談は非常に和やかに進行してゆく……のだが
「……すまん琉球ニキ達。儂らの担当地域の名家達がこの会議直前にまた新しい厄ネタを発見しておったわ。この間のハッカイの件だけでもとんでもない話だというのにな」
口火を切ったのはまるで無理矢理例えるならばドラゴンクエストのキングスライムみたいな
「あれは俺たちからしてもかなりヤバい爆弾処理でしたね……もしかして塩漬けのおかわりですか樽ニキ?」
代表である琉球ニキの言葉に樽ニキは
「ああ、一件だけだが早急な案件で儂の拠点である岡山なら儂や義息子に嫁や子供達家族や配下達でどうにかしておるが、流石に青色吐息じゃが儂らの地元分だけは何とか……いや、あの邪教集団の疚しい拠点らしいから儂等が拠点確認後に直ちに突入したい。もしかしたら今ならまだ助かる被害者もおるかも知れないしのう」
「みなまで言わないで良いですよ樽ニキ、メシアンはきっかけが出来たならなるべく早く潰しておくべき害獣ですしね……うちの連中のガス抜きにもなるし」
『幽☆遊☆白書のとある醜悪で邪悪な金持ち』に瓜二つの容姿の持ち主である樽ニキだが、その実愛妻家子煩悩の善良な好人物という原作から百八十度違った人間性の持ち主であり……その姿で実は富豪俺たちの武闘派代表である『熊殺し』ことマダオニキにも匹敵する『軽気功』使いの猛者だったりするそうだ、まぁ彼が纏う霊気をちゃんと『視る』事ができれば直ぐに分かる話ではあるが
何の因果か子供達は原作で雇っていた護衛(あの兄弟、やはり悪人顔だがどちらも善人)や拉致していた雪女とその兄にそっくりという何とも皮肉と言うか何というかな環境らしい。しかも娘の方には彼と同じ黒札……純情一途なリーゼントで痘痕面のあの不良少年な彼氏が居たりする。彼もある意味執事ニキの同類だろう
そのニキ……今は仮に桑原ニキとしておくが、彼は今彼女や義兄三人、樽ニキの奥方(どう見ても某錬金術シリーズ最初の主人公……樽に纏わる縁だろうか?)や中の義兄の奥方(原作の縁に近く)や桑原ニキの友人達(不良少年と妖狐のデビルシフター)と樽鐘一家と言うかむしろ幽☆遊☆白書チーム+1に岡山や近隣の黒札ほぼ総出でその厄介事の火消しに奔走しているのでこの会合には参加不可能だという
捜索チームが拠点を確認後から直ちに……件の邪教集団ことメシアンのやらかし案件処理に奔走は決定したが、まぁそれなら沖縄支部から厳選した逸材を起用したり、最近ガンスミスニキが漸く実用に漕ぎ着けてショタおじの認可を得た試作兵器を投入するに良い機会だろう
その話を聞いたガンスミスニキは集まったニキネキ達に自作した試作兵器を見せて反応を確かめてみる事にした……大型のジェラルミンケースに納められたそれは、かなり大型ではあるが、銃器の一種に見える
嘗てガンスミスニキが自作した不恰好な信号拳銃擬きと違って『商用品』として通用する様な造形には洗練されたデザインになっている。今試作中の対穢教鳥用金属こと怨嗟鋼製だと説明してくれた
銃器とは言ってもそれは手持ちサイズの単発式大砲……いわゆるグレネードランチャーであり、少なくとも日本人なら一度は見たことがあるだろう『天空の城を舞台にした少年少女の冒険活劇映画』に出てきたあの武器にそっくりな代物だった
その中折れ式の銃身に野球ボールみたいなサイズの弾頭が付いた大きな弾丸を詰め込む仕組みになっており、普通の銃の様に照準を付けて引鉄を引けばその弾丸は射出される寸法である
そしてそのグレネードランチャーの特徴は二つ……一つは銃身にデカデカと象嵌された試作型穢教滅閃砲の文字。そして引鉄の近くに付いた『穢教殺』と『通常』と記載された二段階の自転車変速機にも似たツマミが存在する
これはある種の召喚機……とでも呼ぶべき代物であり、ある特定の非常に邪悪で性質の悪い悪魔を悍ましい拷問にかけて無理矢理封印した特殊な封魔管から射出して強制的に自爆特攻させる苛烈な代物である
その銘は『試作型穢教滅閃砲』、こちらも試作段階の対穢教鳥用呪詛金属である怨嗟鋼をメイン素材にして作成された対
この銃の原型にして初音郷の秘儀である『対穢教鳥殲滅秘儀・穢教滅閃』は威力は絶大だが使うには非常に厳しい召喚士修行の達成が必須という厄介な縛りがあった……しかしこの『銃器と弾丸』という形に組み込めば召喚士以外でもこの術は限定的ながらも使えるという利点が出来る様になるという塩梅だ
一応、ある程度までの威力……琉球ニキ達の初仕事で比翼連理夫妻が見せてくれた時ぐらいの威力までなら連続試射しても平気だったからまぁその辺り迄なら現状でも大丈夫だろう
一応、今は殆ど初音郷がメインの手作業工程で作成される穢教管……この術式のもう一つある欠点である『穢教鳥の加工の手間暇』をどうにかする為に作成された、なるべく手際良く穢教滅閃専用の管に穢教鳥を『加工』して封入する工場……ガイア連合第二支部に有りはするが未だ稼働し始めた段階であり、また天使部かつサイコメトラー*2である少佐ニキという製造部の重鎮や天使部そのものへの良識的配慮も必要である為多分穢教鳥の買取りをメインとした小規模な出張所になるだろう
その分、様々な地方にあるメシア教や穢教鳥に怨みを持つ者達の多い地域……特に実力派の黒札が管理する地域で穢教菅工場は稼働する運びとなった。そしてその正式な追加工場一号は実験稼働も兼ねて沖縄北部の人里離れた山中辺りに作成される予定となった、今はその土地の選定中である
この穢教滅閃砲さえ正式に使用出来る様になり、そして世に行き渡ればある程度は穢教鳥対策も出来るだろう……それ故に穢教鳥には『悍ましく穢れ果てた邪悪な物体』以外の何物にも捉えられない、事実、後々のメシアンからは『涜神砲』と呼ばれてKSJ研の蠱毒皿より更に忌み嫌われる事となる*3
後、つまみの『穢教殺』を選べば自動的に『一番強い穢教鳥に追尾する』し、『通常』を選べば普通に真っ直ぐ撃てる仕様になっている……一応これも天使部への配慮ではある……友軍の天使部が居る中でそんなもんを撃てば間違いなく確定誤射で大惨事故に当然の配慮ではあるだろう
安全性と量産性を確保する為この試作品は今はバカデカい両手持ちハンドグレネードランチャーではあるが、製品版までには魔弾銃*4にダウンサイジングする予定ではある。今は岡山支部の面子に使い勝手を試して貰ったりして改良案を求める為である。沖縄支部だけでは公平な審査が出来ないので色々な支部に試供して使い心地や改善点を洗い出して貰うという寸法だ
「ふむ……悪魔にしか効かないというセキュリティーは確かに有利であり不利でありますな」
「とりあえず異界やメシアンの拠点に打ち込むならまぁ充分ですな」
「セキュリティーの解除は出来るけど条件が鬼畜難易度ですしな……あの試験は絶対お断りですぞ私は」
「いやいや、あの試験突破出来た奴とか薄っぺらい名簿が出来る程度しか存在しないでしょ?悪魔召喚プログラムとか無いから安心できるまでありますわ」
「確か悪魔召喚プログラムは今なおうちですら再現不可能な代物でしたな。デモニカ*5の制作も難航中らしいですしな」
「一応ガワだけのデモニカとかはありますな……MS少女の再現もガワだけありましたな。比翼ネキやそちらのルカさんとかが試作品を使ったりもしてましたな確か」
「いやあれ銀河お嬢様伝説のライトスーツでは?……それはまぁどっちでも構いませんか?」
「あれはつばめしんどろーむじゃないか?マイナーだけどあれ好きだったんだよ。だから俺あの企画に結構投資したんだよ」
何気に内輪だと会話に脱線が入るあたりはまぁこれも富豪陣だろうと
「はいはい、あのスーツは割と試着してくれた女性陣からは割と不評でしたから試作止まりでしたよ。今は試作品の余りを現地民救援に使ってますからね?……そろそろこの会談もお開きにして琉球ニキ達の準備時間にしましょうか?未だ暫くは呼び出しまで時間もありますしね?」
ちひろネキの一声で場は静かになった。やはり『ガイア連合の大蔵大臣』という意味は伊達や酔狂ではない、今は低レベル霊能者ではあるが……それは普段の激務で修行する暇が殆ど無いからであり、ガイア連合でも『分かっている者』なら間違いなく彼女に強い敬意を抱いて接するだろう
大概の『分かっている者達』でもちひろネキは畏怖や畏敬の対象である*6が……琉球ニキ達六人はちひろネキの元ネタなぞ全く知らないからか彼女を『可愛いと綺麗が同居した優しくて何時も頑張っているお姉さん』と認識している為普通に柔らかい感覚で接触するので更にちひろネキは彼らに絆されてゆくらしい。ある意味沖縄チームが癒しになっているのだとか?
まぁ……そんな関係であるが故か後々ナマモノネキに目をつけられて『沖縄チーム×ちひろネキ』の逆ハーレム(一応健全)モノ本や個別ルート十八禁本、逆ハー十八禁本が出たりしたりもした。多分沖縄チームが全員純愛過激派*7だからの最低限の配慮だろう、多分
少なくとも『ちひろネキとなら大いにアリだけど……前のホモ本は絶対許さん、アレのせいでくそみそニキ筆頭にそっち系のニキやお腐れ系ネキ達からケツや股座を厭な目線で舐め回される様に見られるんだが?*8』と割とナマモノネキには怨みはあるが一応その実力や作家魂は認めてはいるのだ
兎も角、良くも悪くも『鉄の女』扱いされるちひろネキにとって沖縄チームは非常に重要な癒しかつ精神安定剤であり、沖縄チームにとってもちひろネキは真面目に大事なパートナーかつ癒しの一つなので彼らは非常に良好な人間関係を構築している訳である
偶に食堂や受付での細やかな雑談をしたり、沖縄チームが沖縄由来の菓子やお茶を差し入れしたりして常に和やかに過ごしたりしているが……周囲はそれすら『沖縄チームは勇者』扱いだから参ったものだ
タルニキの依頼を受注した沖縄チームは……直ぐに沖縄支部に連絡を入れて手空きの対メシアン戦に明るい者達を招集して貰いながら売店で一番品質の良い準修羅勢用クラスの最高品質アセイミイ・ナイフ*9をそれぞれの体躯体格と霊的傾向に合わせたものを購入しながら沖縄支部の収集品を納品してからシキガミカスタマイズについての相談を行うことにした
今日の担当である『ドクトルニキ*10』と名乗る如何にも気難しく偏屈そうな御仁と真面目に……だがこれから何時呼び出しがあるか分からないから手短に楓とシアの大規模なカスタマイズについて相談する
聖者ニキならびにガンスミスニキの場合は所属半年未満の若輩者ではあれどガイア連合貢献度なら非常に高く運営や上層部などの覚え目出度いので人化能力付与だけのシアなら今回の依頼が終わる……いや、シア本人の願う姿になるだけの人化なら今すぐにでも出来るし、費用もガンスミスニキの手持ちのポケットマネー程度で非常に安く出来るそうだ。ガンスミスニキの頭の上でシアもそのプランを望んでいるのが分かった
二人きりになれる部屋で直ちに『人化のカード』をシアに与えてみると、覚醒しているなら水色にも見える様な白い髪に紅い瞳のグラマラスなウサ耳美少女の姿……瞳の色以外は『ありふれた職業で世界最強のシア・ハウリア』そのものだった。しかし今は『喋る能力』に慣れる必要があるので暫くは表情やジェスチャーで彼女の意思は理解しなくてはならないだろう。だいたい数時間程度は*11
しかし、それでもどうにか彼女は
「…ゴ、ゴシュじんさま、ヒトノすがたありがトうごザうまス、コンゴトモヨロシク」
結構情緒の育った娘ではあるのでまぁ数時間後には流暢に会話出来るだろう……後は彼女の為の衣服と装備を買う必要がある。だから二人きりの部屋でカードを与える必要があった訳である
「……ドクトルニキ、すみませんけどシアの為の最低限の衣服はありますか?最悪ローブかジャージだけでも構いませんけど」
『多分必要だろうと彼女の原作仕様の服なら彼女の製作者達が用意して目敏く持ってきてくれていたよ。だけどあれは殆ど水着だから全裸よりはマシという程度だろうな』
「ならそれにローブとか付けてお願いします」
『了解した、琉球ニキのシキガミに持って行かせよう。それと原作通りならば彼女みたいなタイプの場合はちゃんと採寸してからやらないと絶対窮屈させるだろうからな』
「了解です、後で女性陣と服買いに行く際に調べてから来ますよ」
電話越しにドクトルニキとの会話を終わらせてからガンスミスニキは考える。恋人である白崎香織も豊かな方ではあるが……更なる双大霊峰を今は見ない様にしながらガンスミスニキは新しい彼女とどう向き合い、そして現状をどう香織に説明するかを真剣に考慮する。まさか許婚の存在が発覚した琉球ニキより先に二人目の嫁を得る事になろうとは考えてなかった、可愛いペットのうさぎさんの珍しいお願いだからとほいほい引き受けた結果がこれである
「まぁ、後で香織に怒られるとするか」
抱きつく
Q:ちなみに沖縄チームは性犯罪が大嫌いだけど『仮面ライダーレイ◯』については?
A:数少ない例外であるメシアン相手だからむしろいいぞもっとやれ……沖縄チームなら九割殺し後に脳缶ニキに売り飛ばすかその魂を堕天使、魔王系の餌にするだけだし。てか沖縄はメシアン多いから何時でもウェルカム!