今回はグロテスク表現入ります。要は『穢教滅閃の製法』です
メシアン女「黒札様、もう少しでお化粧終わるから待ってて下さい」
黒札「お前に化粧なんか必要ないよ」
メシアン女「まあ、黒札様。本当に? 嬉しいですわ」
黒札「お前に必要なのは地獄への片道切符だけだ(ザクっ!)」
(仕事人系黒札の一仕事風景より)
ガンスミスニキが自身のシキガミの新しい姿のお披露目……と彼女にこの件をどう説明したものかと思案する最中、琉球ニキは今日ガイア連合山梨第二支部にシキガミパーツ移植手術を終えてのリハビリ明けが来た『父の後継』とでも呼ぶべき強者の面会に来ていた
その人物はだいたい三十路半ばと見受けられる眼の辺りに『心眼』と描かれた目隠しを巻いた痩せぎずの男で名は『魚沼宇水*1』、琉球ニキの父の後輩デビルバスターであり失明して尚現場に立ち続けた沖縄有数の猛者にして現沖縄土着霊能者達の前線に於ける束ね役である……当時は身体中の神経や骨、臓器に再起不能なダメージを受けた琉球ニキの両親からその立ち位置を継承した『沖縄一の戦士』である。琉球ニキにとっては父の友人で良く遊びに来るおじさんだったが
「……おや、支部長殿ですか?何やら有りましたかな?」
気配や音だけで琉球ニキの存在を察知して背後から声を掛けてきた。失った両眼窩の代わりに移植した『心眼器』と呼ばれる優れた義眼型シキガミパーツで才能限界も向上したらしく更に伸び代を得た悦びを声色に感じる……嘗てなら
病院の護衛やリハビリ訓練用に設置されている高練度スパルトイ達相手に訓練をしていたらしく、琉球ニキが彼に送った小さな錘*2の付いた短槍ローチンと『丹亀』と呼ばれる亀の悪魔から得た非常に頑丈な亀甲を削り出した小盾ティンペーによる『心眼流』という琉球武術のマイナーな一派の伝統武具でスパルトイ達の猛攻をいなしていた
スパルトイの繰り出すたんぽ槍*3をバックラー*4として取り扱う亀甲で巧みに滑らせいなして返す刀で骸骨兵士にカウンターの一撃を叩き返す。その応酬を華麗に繰り返す激しいラリー状態を重ねてゆく
彼は盲目ながらも今まで沖縄の最前線を支え続けて来た英傑の一人であり、ガイア連合に所属してからも暫くは琉球ニキ達と最前線で活躍してきたか、琉球ニキの両親を筆頭に嘗て再起不能になった同胞達が万全の状態で復帰を果たした為彼もまたガイア連合の医療機関で喪った眼窩の代替となるシキガミパーツの移植手術とオカルト仕様込みの人間ドックを受診してリハビリが今日明けるので迎えに来た訳である
「いやいや宇水さん、今日がお迎えの日でしょう?退院準備は出来てますか?これから手続きだってあるんですから」
「いやはやこれは失敬、何時でも出る支度は済んでいますよ……新しい力の試しに興が乗りすぎましてな」
和やかな感覚で会話する二人。一応は宇水にとっては『何時かは超えたかったライバルの息子……いや、自身もライバルも既に超越した最強クラスの猛者』とでも言うべき存在であり沖縄にとっては『正に救世主』としか言いようのない存在故に内心では既に忠誠を誓ってさえいる
しかしそれは表には出さない……少なくとも政務に於いて必要な時以外には、
偶に沖縄名家のガイア連合との蜜月を強く乞い願い『過ぎる』老人達から『筆頭黒札様に図が高い』などと言われもするが……分かる者は彼の気遣いを理解しているので問題はない。奇しくも彼の『元ネタ』宜しく主君を敬わぬ逆徒の様にも見られるがむしろ沖縄土着霊能組織内部ならば一番の忠臣が彼だろう
「宇水さん、今日明日辺り岡山で大規模なメシアン畜生の疾しい拠点襲撃あるけど……どうだい?」
「それはそれは……勿論、参加致しましょう。メシアン畜生どもを合法的に狩る好機だから私の後輩や部下達も絶対ノリノリで来ますよ。あと穢教滅閃でしたか?アレの素材に狩る穢教鳥の報酬目当てにも分捕り物や報奨金も期待出来そうですからな」
琉球ニキは宇水の顔を見る……予想通り『ニヤリ』と擬音が付く様な悪い笑顔を浮かべている、多分自分の顔もこうだろう。まぁ色々メシアンどもには怨みもあるのでそれも仕方あるまい
琉球ニキと宇水の二人は、それから宇水の退院手続きから沖縄土着霊能者チームの選抜、必要な買い出しと忙しなく働きながらメシアン拠点襲撃準備をこなしていた
一方、銀剣ニキは興味のあった農業部の近くに来ていた。仕事まで未だ幾らかの時間がある状況ではあるので農業部に関わるパンフレットだけでも貰って後日纏まった時間が出来た時に入部を考えている……沖縄関係の諸々や黒札マタギ稼業、修行に私生活と様々に多忙な立場なので何らかの時間的拘束が厳しい場合は入部出来ないだろう、それと今日は飛び入りの大仕事め来たのでせめてもとパンフレット回収に来たのである
『これから直ぐを前提に大仕事だ、パンフレットや資料を集めて調査だけでもやっておきたい……それでなくてもやる事が、やる事が多すぎるけどな』
そんな事を考えながら銀剣ニキは農業部の部室前に来ていた。その部室前に置いてあるパンフレットを回収してから他の用事を済ませる手筈だったが
「おや、お客様ですか?」
銀剣ニキに声を掛けてきた男性が一人、彼は外見的には銀剣ニキとだいたい近い?いや若々しいが幾許か年嵩な年代でコテハンなどは未だ無い一般的な覚醒者俺たちだった……彼は北条という苗字で、この農業部で終末に備えた農業の研究を行う農業ガチ勢の一人らしい
片やガイア連合でも非常に危険だとされている沖縄攻略を任された新鋭気鋭の大型新人、片やガイア連合農業部に所属しながらじっくり修行を重ねる堅実な若手。だがそれは農業に興味を持つ若手と農業ガチ勢には何の関係もない、北条は時間の限られた銀剣ニキの幾らかの疑問に親切に丁寧に……そして『非常に忙しい』彼の事情を察して簡潔に答えてゆく
仕事の準備の為に僅かな時間しか交流は出来なかったが、お互い見入りのある良い交流が出来たと思う。聞けば北条は聖者ニキと同じペルソナ使いらしく、一度『妖怪:タルタロス招き』に遭遇して低階層で地獄を見た経験があったそうだ*5
偶に現れる俺たち系ペルソナ使いや認知異界適合体質者など……まぁ大概一度は通る道ではある。今では笑い話ではあるが当時としては一番件の『妖怪』に対処出来てはいたイナバニキの偉大さを感じ、後々にその『妖怪』ことハム子ネキのメインパーティー兼伴侶となった探究ネキに当時の俺たち系ペルソナ使い達は魂から感謝を捧げたりもしたものだ
そして……その探究ネキが御懐妊、またハム子ネキが『妖怪:タルタロス招き』に戻るかと戦々恐々としていたら、其処に聖者ニキが探究ネキの代役として出稼ぎに来てくれたのである。大概のペルソナ使い達が一度二度で潰れる過酷かつ苛烈な環境下でもあのハム子ネキに追従出来る猛者が現れてくれた訳だから『妖怪:タルタロス招き』の復活に恐怖していたペルソナ使い板はお通夜から祭に変わって大盛り上がりだったらしい
そしてそのペルソナ使いとしての同僚である『乃木坂春香』というタルタロス深層でも通用する最高位のナビ・ペルソナ使いの争奪戦……中には沖縄から引き抜きを目論む者すら出て別の意味でもまた大騒ぎになった
ちなみに……ペルソナ使いの中にごく稀に存在する『ナビ・ペルソナ使い』という存在は非常に稀少ではあるが、現地民による通常の精度の使い手ならまぁ存在しない訳ではないが、ハム子ネキの居るタルタロスでは余りにも深く入り組んだ深度故に今現在の階層では常駐するナビ・ペルソナ使い達全員が力を合わせても非常に精度が不安定かつその日保てば上出来、一度行使すれば数日は使い物にならないというレベルなのである
其処に影時間全てである一時間フルに探索しても鮮明かつクリアにデータを連日でも収集出来る……正に『原作級の専用ナビ・ペルソナ使い枠』になれる逸材が現れた訳だから他の超難易度認知異界探索チームも黙ってはいられないだろう
まぁ、様々なペルソナ使いのチームが乃木坂春香の所属を求めて沖縄支部に……とは決していかなかった。沖縄は沖縄で彼女の存在が非常に重要すぎて引き抜き活動はショタおじから禁止されてしまう。基本的に現地民には無関心なショタおじにしてはやや珍しい采配である、多分琉球ニキ達からの預かりだった彼らがメシア教に襲撃されて全員覚醒してしまった事を気に病んでいるかも知れない。その為か沖縄チームの身内には多少は注意を払ってはいるらしい*6
通信機器すら使えない沖縄のあの異界でも彼女は探索から通信機器の代わり、全体バフ要員として三面六臂の活躍である……沖縄支部とて彼女の存在は正に命綱である上に幹部が一人『執事ニキ』の彼女なので様々な意味で引き抜きなど許される訳もない
故にか、北条も沖縄支部の動向には一介のペルソナ使いとしても深く強く眼を向けていた……しかも、沖縄支部の幹部の一角も農業に興味を持っているという行幸は農業部にとってもありがたい話ではある。農業部のボスであり富豪俺たちとも沖縄支部並みに縁深い『悪役令嬢ネキ』とも呼ばれる『カタリナネキ』もこの報告をさぞ喜ぶ事だろう*7
短い時間ではあったが、それでも実入りある交流が出来た……これは後々沖縄支部が秋田にある魚沼支部との友己を深く結ぶきっかけの一つとなる出会いだった
銀剣ニキと後に『農業ニキ*8』と呼ばれる事になる北条の出会いだった。彼の作成した『ライジュウ農法』と呼ばれる終末後の技術革新によって比較的再現性の高い方法となったが故にメジャーとなる農法の実験協力……銀剣ニキはガイア連合でも非常に珍しい正統派サマナーとしてライジュウの扱い方やら何やらで農業部への協力でこの農法を確立させた協力者として農業部の中でも地位を確立させた*9
そんな訳で銀剣ニキの農業部入部の目処が立ち、後に農業部のボスであるカタリナネキとの面談も恙無く済んで銀剣ニキは『農業部所属』という新しい肩書きを獲得した訳である
これには農業部もありがたい話であるが、沖縄的にもありがたい話である……沖縄土着霊能者でも生産部門に割り振りなどが少しは出来る様になって来たからそのノウハウが手に入る事で沖縄土着霊能者達が生産技能を取り戻す一助になるからである
こうして沖縄支部はガイア連合農業部とも順調にコネを作れた訳である
自身の外套型シキガミである『影法師』を目深に被り、辺りの誰にも認識出来ない様にひっそり移動している執事ニキはガイア連合のとある奥まった部分……製造部のメイン工場から割と離れた場所にあるとある工場、いや規模から言えば工房に来ていた。其処は沖縄支部に今後建築される予定の施設である
近付くにつれて陰鬱で淀んだ瘴気の様な気配が漂い、辺りからは血と脂、そして汚物の微かな悪臭が漂っているのが分かる。それを無視して戸を叩いて合図を行いながら工房の扉に鍵を入れてさっさと中に入る
Eli, Eli, Lema Sabachthani?
その工房内部にはか細いがそういう悲鳴や苦悶が常に充満していた。先程挙げた以上の血脂と汚物、熱気による激しい悪臭が籠るまるで屠殺場の様な工房の奥ではガイア連合が捕獲して喉や舌、四肢の関節を潰したりして最低限『加工済み』の天使……いやメシア教の穢教鳥が拘束されて各所に焼鏝を押し付けられたり手脚や翼を分刻みに切り刻まれていたり、眼球を抉り抜かれたり、鼻を砕かれたり生皮を剥ぎ取られていたり、剥き出しの肉をじわじわ鉋や紙鑢で削り取られていたり、嘗ては性犯罪に使われていた穢らわしいポークビッツを金槌で潰したりと初音郷仕込みの様々かつ苛烈な拷問に掛けられている光景が見える
その穢教鳥屠殺場もとい工房にて穢教鳥どもを拷問する者達の手に握られている針、鎖、鉈、金槌、焼鏝、鋸、錐、ナイフなど様々な……兎に角苦痛を強く与える事に特化した拷問器具はつい最近沖縄支部で開発された『穢教鳥になるべく苦痛と絶望を与える呪詛金属』たる穢れに穢れ果てた鉄こと『怨嗟鉄』で作成された拷問器具である
そして体積が半分未満の『芋虫』と化し、この状況でも未だ死ねない穢教鳥を太く短い造りの禍々しい沖縄支部が開発した新型封魔管……これも怨嗟鉄で造り、中は器用な事に刃や棘だらけになった致命的に粗悪*10な代物、誰が呼んだか『血樽管*11』に無理矢理封じている……これこそが『穢教滅閃』の作成方法である
この恐ろしい管の中でも穢教鳥は死ねずに続く拷問に苛まれて悶え苦しんで果ては解放された瞬間に『救い』を求めて
この工房の職員達は……様々なメシア教や穢教鳥の被害者達であり、今修行しながら穢教鳥を『加工』しつつ何時かはその復讐を果たす為に日々を生きる復讐者達である。沖縄支部的にも『メシア教の実害』を心底理解しているからある意味普通の黒札達よりも話が通じ易いぐらいである
今日は執事ニキが査察を兼ねて自分達の使う『穢教滅閃』の補充に来た訳で、今から必要な魔貨や各地にて血樽管に封じた加工前穢教鳥を対価に購買に来たという寸法だ
「今あるだけの良い管はどれだけだ?」
「今日は糞穢教鳥*13が五羽程加工済みだよ。パワーなら三十ぐらい、プリ糞*14までならまぁまぁあるかな?」
「なら糞穢教鳥は全部、パワー十五にプリ糞五十ぐらいくれ……なるべくキツく痛め付けたのをあるだけ、後ア糞*15なら売れるだけ頼む」
「おいおい執事ニキ、戦争でもやらかす気か?……いや、まさか?」
執事ニキに珈琲と茶菓子を出してもてなしてくれたこの工房の一員で近いうちに事務員以外で沖縄に転属が決まった俺たち一号であるペストマスクの怪人『ペスト医師ニキ』が食い気味に尋ねてきた
「……あぁ、今回穢教滅閃砲の先行試作品の実証テストで岡山でメシアン基地粉砕に行くんだ。だからプリ糞やア糞をもう少し買ってから後は試供品を配る人達用にエ糞*16もあればあるほど嬉しいな」
「そういう事ならお任せあれ、でもその試供品はこちらでも欲しいな?『穢教鳥狩り』が捗るしね」
「……そう言うと思ってガンスミスニキから人数分預かって来た、でもちゃんと使用してからレポートしてくれよ?製品版のフィードバックに必須なんだから」
「沖縄支部謹製の怨嗟シリーズ試作品もうちでは大好評で今すぐ予備が求められるぐらい好評なんだ……まぁ少佐ニキとかこれ見ただけで吐き気に襲われるらしいけどな。あの人サイコメトラーかつ天使が通るだから仕方ないけど」
「……まあ、俺達も天使部に喧嘩売る気はさらさら無いんだ、なるべく無関心中立を維持しないとな。どれだけ穢き、いや天使が嫌いでも」
「あっちもうちには余程の用が無い限りうちには絶対近付かないからまぁ棲み分けは出来ている筈だ……うちでもちゃんと新人教育の初歩中の初歩だしなこの辺りの配慮は」
ガイア連合の中でも特に激しい天使、メシア教ヘイトが集うこの『穢教鳥屠殺場』とも呼ばれる工房でも、流石に彼らも『我々はガイア連合の一員である』という自覚があるので色々な意味で対極に属する天使部への配慮……無関心中立的な棲み分けぐらいはちゃんと行う。故に天使部もメシア教製とはいえ天使の拷問虐殺には苦い顔ではあるがあちらもちゃんと配慮して無関心中立的な立場でこちらに接してくれる。一応出会えばちゃんと会釈するなど礼節はしっかりしながらなるべく関わり合わない様にはしている
そろそろ小休止の時間らしく辺りに飛び散る穢教鳥の肉片や羽根、血などを乱雑に集めて全てドラム缶に詰め込んで運んでゆく……これはこれで他の俺たちが使役しているダーク悪魔のおやつになったり、呪詛系魔法石や状態異常系魔法石の素材、あとこの穢教滅閃工房のトップ人気商品である『マッスルドリンコ〜天使の苦悶味〜』の素材として魔界の悪魔達から大人気のフレーバーになっているらしい。まぁ殆ど酷いデバフ効果ばかりであるが悪魔達からは「濃厚な天使の苦悶と絶望が味わえて最高だ」という評価だそうな*17
穢教鳥の血肉や骨、羽根などを詰めたドラム缶を見送り、執事ニキは血脂と腐臭、そして悍ましい瘴気に塗れ、そして穢教鳥の苦痛と悲鳴と怨嗟と命乞いの雑音が反響するこの室内で珈琲と茶菓子を楽しみながらゆっくり寛いでいる……普段は紅茶党である恋人に合わせてなるべく紅茶を嗜んでいるが時には珈琲も悪くないと考えていた
前にも言ったが沖縄チームは皆何度もショタおじの地獄みたいな厳しい方の修行を越えた実績がある。この穢教鳥どもが受けた拷問より遥かに悲惨な地獄を乗り越えて来た経験だってある……この程度で食欲を失う様な柔な神経は既に無いのである。ついでに穢教鳥やメシア教のやらかしを塩漬け依頼や沖縄の現場で様々見て来たし、そもそも穢教滅閃の作成は
「……さて、動きは今日か明日か?今日の予定はなるべく早く済ませて後は待機か、今日の酒は残念ながらお預けだなこりゃ」
『常在戦場』の心構えで油断なく、されど優雅に穢教鳥屠殺場の中で一人注文した穢教滅閃の管を待ちながらコーヒーブレイクを楽しむ執事ニキであった
『ペスト医師ニキ』
血涙鬼・彼岸オリジナルキャラクター、元ネタは『SCP-049』
身長1.9m、体重95.3kg。良く着る服のせいで一見するとひょろひょろに見えるが実はかなり筋肉質のマッチョマン、三十代半ば、素顔は後述する妹に似た可愛い顔立ち
初登場時だいたいレベル35其処ら
嘗ては琉球ニキ達の様に幸せな家庭で生きていたが……メシア教のせいで家族が離散して妹が穢教鳥の生贄にされた。故に全てのメシア教徒と天使を『疫病の元』と深く怨み憎む復讐者となる
初音郷が見つかってからは其処で修行しながら穢教滅閃を使う為の過酷な修行に挑みながら生きて来た
最近は『山梨第一支部の穢教鳥屠殺場』で技術指導しながら沖縄への異動に備えて更なる鍛錬中
シキガミは治癒、回復、支援に特化したSCP-105『アイリス』に似た西洋美人(但し彼はSCPを知らない、SCPが出来る前に享年を迎えている、成長した妹の姿に似せているらしい……むしろ運良く救出出来た妹の魂がコアだったりする)
古式悪魔召喚士でありメスや様々な拷問器具を使ったバリバリの肉弾派であるが、グレイブ(ゾンビ作成魔法)やネクロマ(アンデッド作成魔法)に状態異常魔法を使いこなすトリッキーな戦い方が得意
治癒、回復魔法の素質は絶望的に無いが医師免許を保有する珍しい黒札の一員、沖縄支部の主治医に内定済み