聖者ニキに哀しき?前世。今は過酷
聖者ニキは前世も中々華やかな経歴持ち……聖者ニキにも嫁追加フラグ成立(原作をある意味原型すら殆ど残さぬ粉砕……でもある意味踏襲かな?)
あるメシア教通り越して一神教ヘイトの黒札が死後、四文字の世界に強制的に連行されて裁判を受けることとなった
その『罪』とやらは『四文字は人妻に催眠托卵NTRするのが大好きなクソッタレの変態性犯罪者で穢教鳥どもは全てが全てケ◯穴狂いの強◯魔ども』という氏の日常的発言からだった
罪状を聞いた時、その黒札は事実を認めた……その罪状とは『天界機密漏洩罪』である
(ガイア連合式メシアンジョーク集の一節より)
先の四人がそれぞれ用事を済ませながら襲撃準備を整える中、残り二人のうち八男ニキは購買部で仲間達の為の予約したアセイミイ・ナイフを買いに来ていた。ついこの間同僚である琉球ニキが愛用していた……霊能者生活の最初でショタおじから貰ったものが再起不能になってしまったので今のレベルに合わせたものを買いに来た訳である。そろそろ彼らの力量に彼らが持っているナイフも付いて行けなくなって来た事もあるし
彼らの戦いにはもう付いて来れなくなった古いナイフは沖縄支部の何処かの武器庫に放り込んだり、必要な誰かにあげるなりはした。琉球ニキが使っていた残骸は流石に愛用品だったからガイア連合内部の武具塚で刀剣供養に出したが、今回はそれぞれが嘗て使っていたナイフと同じ寸法のものを買っておく……琉球ニキや八男ニキはこのナイフは割とメインウェポンなので自分のものは自分で握り具合などを確かめたくて来た訳だ
そんな中で、八男ニキはある楽しい再会をすることとなる
「おや八男ニキ、あの夏の依頼以来ですね」
小柄な、まるで少女か小学生にも見紛う容貌でサバイバルゲームか何かみたいな、だが間違いなく血や泥で汚れた戦装束に身を纏いひたすらゴツい木刀を背負った少年……いや也はこうでも一応は八男ニキよりは年上の大学生だという
「お、久しぶりですね豆柴ニキ*1」
嘗ての初仕事、奇しくももうすぐ始まる予定の仕事と同じくメシア教の大規模やらかし案件で追加人員を募集した際に来てくれた仲間達の一人であり、彼は最近では殆ど山梨を中心に活躍しているという
何でも……他に彼とコンタクトが取れた仲間達によれば単独遠征初依頼でとんでもないババを引いたらしく山梨異界で常に修練の日々だとは聞いている。まぁ元気そうでなによりだ
どうやら今日は異界探索からの帰路らしく、今日は何時も組んでいる面子とのじゃんけんで負けた結果戦利品を購買部に持ち込む役割となったらしい……そして今彼は決して一人ではなく『黒札の
「ゆーちゃんお待たせー、今日の売り上げは中々のもんやったでー!」
何か関西訛り……いやそれに『似非』と付く感じの訛りで話す元気かつ気さくそうな、何処となく大型犬を彷彿とさせる金髪長身爆乳八重歯童顔美女が其処に居た
「おー、それは良いねナナコさん。皆が喜ぶから後で魔貨銀行に何時もの割り合いで振り込み出来た?」
「それぐらいならバッチリや、いや書類仕事は大変やけどね」
享年の都合上その女シキガミこと『ナナコさん』については沖縄チームでも比較的近代が享年である琉球ニキと聖者ニキの二人は『その原作』をうろ覚えでは知ってはいたが……公式より色々盛られていたから初見ではわからなかったらしい、まぁ原作はあれどその原作が分からなくなるまで魔改造されたシキガミや俺たち自身なぞガイア連合には其処彼処に存在するから今更である*2
八男ニキの仲間である琉球ニキも『VOCALOID』なる音楽用アンドロイドをモチーフにした存在を嫁シキガミにしたがその彼曰く『少し盛った』との事だとか?二十世紀終了手前が享年である八男ニキ的にはさっぱりわからない内容だが……ちなみに琉球ニキの場合、最初はルカ以外の候補に豆柴ニキの嫁シキガミと同一世界に存在する『ルカに割と似た娘さん*3』と名前は知らないピンク髪かつナイスバディのグラドル*4かと少し悩んでいたらしい。まぁ人魚ネキの歌声に導かれてルカを採用した訳だが*5
最近のお互いがどうして来たかの交流……八男ニキも他の仲間達伝手には聞いている話だが、どうやら豆柴ニキは地方巡業初回で強い穢教鳥に遭遇してほぼ壊滅的なダメージを受け、しかも依頼主から裏切られたとの事らしい。典型的な地方に沸くメシアン畜生、穢教鳥と糞名家(笑)のやらかしだ
八男ニキ達『黒札マタギ』と呼ばれる者達にとって頭の痛い問題である『メシアン、糞名家問題』のテンプレートそのまんまな事態である……本当の意味での致命的事態には至ってはいないが、今の地方巡業が敬遠される理由にして『黒札またぎ案件』が増加する理由の最たる事例故に沖縄チームや他の黒札マタギ衆、そして何より運営や真っ当な名家が頭を抱えている問題である
メシアン畜生やその手下に堕ちた名家(笑)がやらかしたり、糞名家が保身ややらかし隠しでまたやらかしたりと様々な詐欺依頼が偶に発生したりするせいで黒札達から信頼を失う。大概はそこまで行かなくても非常に不愉快な対応をされたり、ハニートラップを押し付けられたり、時には実家を突き止めての突撃行為や、特に性質の悪い名家だと装備やアガシオン、シキガミを売れ、譲れと物乞いしたり強要したり、中には身内を拉致して脅迫と様々な迷惑行為を仕掛けてくる名家が一定数存在し、故に二度と地方巡業はやりたくないという覚醒して戦線に立てるという才気ある黒札達の卵から嫌厭されてしまう訳である
豆柴ニキもそのケースの内で……開幕特殊個体の穢教鳥に遭遇して満身創痍の瀕死になりながらも撃破に成功はしたが、依頼した名家の裏切りに遭うも即返り討ちというこの界隈では割りとありふれた事件の一つだった
琉球ニキ達黒札マタギなら喚く名家なぞ全て無視して『任務』を果たして帰還するだけだ……被害者へのアフターケアなどは出来る限りかその時の気分や状況次第でというのが普通でありまぁ要はケースバイケースである
ちなみに琉球ニキ達が豆柴ニキのケースに巻き込まれた場合……運営に通報と同時に件の名家を潰してもお咎めはちょっとしたお叱り程度で済むだろう。少なくともやらかした名家に豆柴ニキの嫁シキガミがやった報復ぐらいならお叱りすら無いだろう。運営から認定を受けた黒札マタギはそういう制裁執行権限もある身分故に*6
何処か落ち着かない印象の豆柴ニキの嫁シキガミ……確かルカが『豆嫁』というコテハンを持っていると少々言葉を濁しながら教えてくれた事を思い出す。調べてみたら確かに慎み深いルカにはちょっと説明出来ない内容が目白押しだった*7
この長身の
琉球ニキの場合は……ちゃんと情緒を育てながら育成する、確か少しだけプレイしたことがあった様な気もする『プリンセスメーカー』みたいな?しっかりと育てから忘れもしないあの『自らの進路を覚悟した夜』に非常にロマンティックに結ばれたとは聞いている。そもそも自分達全員がそうだったし
豆柴ニキに特別な背景や事情は無いとは聞いている。少なくとも当人が知る限りでは普通の家庭出身であり『俺たちである事』以外に特別な背景は無い……少なくとも当人や家族が知る限りの話では
八男ニキにとっても『単なる思い過ごし』だとは思う……だが、時々豆柴ニキの身辺には気を配る事も考えた方が良いかも知れないと心にびっしり書き込みだらけのメモ帳にこの件も記載するのであった
豆柴ニキ達に沖縄支部の試供品セットを渡して別れて……直ぐにガンスミスニキがナイフを先に買っていたのを店員さんに教えて貰ったから自分の分だけ追加購入して帰る事になってしまった事は心の内にだけ閉まっておく事にした*8
そして最後になる聖者ニキだが……彼は嘗ての初仕事で出会ったアッーニキとナイスボートニキの二人*9とばったり逢って情報交換の真っ最中だった
「いや久々ですねアッーニキにナイスボートニキ、息災で何よりですよ……ナイスボートニキは結構強くなりました?夏からかなり霊格が上がった様に見えますけど?」
「いやいや君こそ倍近く強くなってない?下手したらうちのアッーニキぐらい?いや下手したらアッーニキ以上の霊格に昇華してない!?」
「俺が言うのも何だが、一体何があったら数ヶ月でこの境地に至れるんだ?半年未満でって君たちはどんな酷い荒業を繰り返した?いや沖縄はそれだけ過酷な環境なんだな……」
「まぁ沖縄がハードな環境なのは間違いないけど俺はタルタロス巡りや塩漬け依頼行脚もやってるからかもね?……一応サマナー資格も持ってはいますけどね」
聖者ニキの言葉に驚愕する二人……それは『タルタロス巡り』と『サマナー修行』と言う単語にだった、『タルタロス巡り』はペルソナ使い達の間では『地獄への誘い』として悪名高く、ショタおじからの『厳しい方の修行』はアッーニキにも幾許かは経験があるから分かるが、それでもその中でも一際過酷である事から悪名高い『サマナー修行』についてはその言葉を聞いた成功失敗問わず経験者達が全員震え出すほど恐ろしい荒業だと有名だ
この『サマナー修行』を成し遂げた者は修羅達やスケベ部エース陣を除けば非常に希少であり……沖縄チーム以外だと岩手支部長であるとある艦娘にそっくりな巨乳美女コンビ辺りが達成者として有名だろう。彼ら以外だと修羅勢やスケベ部員達ばかりが薄っぺらい名簿に記載されるぐらいの数しか存在しない
アッーニキも一応はサマナー資格持ちだからあの修行の悍ましさは骨身で理解している。だから流石に『家族友人恋人を終末から護る為』とあの修行を踏破出来た猛者はそうそう知らないし、しかもそれが彼以外にも五人存在して同じ支部で肩を並べて激戦の日々を過ごしていると言うのだから驚きだ
しかし、この修行を完遂して『ショタおじ公認悪魔召喚士』に成れたならその資格所有者はガイア連合でも更に高い地位を得られるだろう。あの試練を踏破出来た実績はショタおじからだけでなく運営からも非常に高く評価される材料となる
実際、琉球ニキ達沖縄チームがこの資格を獲得した事がきっかけで西日本の富豪俺たちのほぼ全てが彼らに『全てを託す覚悟』を決めさせるきっかけとなった程の代物だ
「アッーニキ、聖者ニキ、召喚士資格試験ってそんなに厳しい代物何ですか?話には聞くけど『厳しい覚醒修行』より遥かにキツいって聞くけど?」
「……すまん、ショタおじから守秘義務によるギアスがあって内容は言えないが、間違いなく『厳しい覚醒修行』より遥かにドギツい代物だとは言える」
「うん、俺たちも達成したら一度全員白髪になっていたぐらいだしね。将来禿げるかも知れん……少なくとも興味本位でやる修行じゃない、最低限レベル20を超えるぐらい強くなってからやるべきだろうね」
そんな会話の中で彼らはお互いの近況を語り合う。アッーニキ達は異界・羅生門と『京都ヤタガラス』なる名家組合みたいなナニカとのゴタゴタや保護した悪魔人間になってしまった少女、新しく迎えられたシキガミについてなどを。聖者ニキは沖縄名家達の誇り高い在り方や沖縄の【銃火暴風怨嗟域】の過酷過ぎる環境、その中でも今必死に収穫を得てこうまで強くなれた事、『集団覚醒事件』から沖縄まで付いて来てくれた家族や友人、恋人達への感謝や惚気、琉球ニキに許嫁が二人居たと今日判明したとかなどお互い話すことは沢山ある……出来れば近くの居酒屋にでも入って一杯やりながら語り合いたいぐらいではあるが残念ながら三人とも忙しい身の上でこれからまた仕事がある
しかしまぁ呼び出しが何時掛かるかはわからないが近くの喫茶店でコーヒーでも嗜みながら語り合う時間ぐらいはある。三人で喫茶店で昼食も兼ねてちょっとした語らいは始まった
「そう言えば聖者ニキ、聖者ニキってその顔と名前で生まれて何かあったか?俺は……まぁ色々あったけど」
三人の注文であるランチメニューを持って来たおそらくは彼らと同じ黒札らしい某白露型駆逐艦娘そっくりな娘さんから手渡された昼食を食べながら語り合う。ナイスボートニキの問いに聖者ニキは
「そうだね、俺はこのコテハンになったきっかけが正にそうだったよ……てか絶稟って何よ?ある意味ナイスボートの意味並みに酷くないかコレ?俺は聖者何て仰々しいコテハンよりなめこニキになりたかったよマジで」
「……確かスケベ部の一部がスレで暴走した結果だったか?んでミナミィネキに仕置きで赤玉出るんじゃないかってぐらい搾られた上にメス堕ちするまでケツを調教されたらしいよなそいつら?」
「うん、幾らか前に俺達の前でアヘ顔全裸土下座しに来たよそいつら。だからスケベ部には苦手意識しかなくてね……あの光景のせいでミナミィネキが怖いんだ俺たち」
「悪魔召喚士に成れた猛者でも以外な弱点があるものなんだね……ミナミィネキって俺たち男からしたら天女様か何かだと思うけどな?童貞の夢と欲望のハッピーセットみたいでさ」
「ならナイスボートニキ、『ハーレム』とか言ってあんたを追って山梨に来た娘さん達の顔を思い出しながらその台詞吐けるか?多分それよりは遥かにマシだけど苦手意識ってそういうもんだぜ?、でもちゃんと良い先輩悪魔召喚士なんだけどねミナミィネキは」
「……マシですまんかった」
「お前らそう言えばスケベ部やミナミィネキ関連で偶に楳図かず◯フェイス化するしな……それだけスケベ部が怖いんだな。確かにある意味非常に怖い集団だけどスケベ部」
「もうスケベ部やミナミィネキは本能で怖いって言うか、あと名前の件で……うちの楓も人間化を希望しているけど『空鍋は嫌だ』とか言っていたな。琉球ニキも詳しくは知らないみたいだけどそもそも空鍋って何なんだ?」
そんな感じで駄弁りながらも互いの近況報告や緊急時の連絡先交換、稼働期間は短くとも精力的に作成された沖縄支部のちょっとした試供品装備*10提供など様々な他支部*11交流を行う。そろそろ交流も
「俺は普通に五十前で身体壊してな……ちゃんと手に職付けて履歴書に書ける職に就きたかったからがんばったんだがな?」
「俺はブラックSEの現場だったから……まぁ不養生の果てにだな。聖者ニキは?」
彼らの言葉に聖者ニキは……
「俺か?俺は火事に遭ってな?祝い事の中で窒息死だったよ……煙にやられたんだ」
何でも……聖者ニキの前世では空手で好成績を収めた高校生で、その成績のおかげで一流企業への就職内定やオリンピック強化選手候補に抜擢される程華やかな経歴があった
その事を祝う為に家族で高級ホテルの超一流レストランで食事に行った際に……とんでもない大火災に遭遇して彼は帰らぬ人となってしまったとの事だ。『俺たち』の中でもかなり珍しい死因ではあるが……
「そう言えば……一緒に火事に巻き込まれた小さな女の子が居たんだよな?何とかその子だけは火災現場から逃がせたけど大丈夫だったかな?」
ガシャッ!
そんな音が背後から聞こえて来た。先程のウェイトレスらしき娘さん……小柄だがメリハリの利いた体躯で黒く長い髪を三つ編みにした非常に可愛らしいお嬢さんが皿を落として割ってしまっていた
「大丈夫ですか?」
「い、いえ申し訳ありませんお客様、わ、私は大丈夫ですので……」
見たところ彼女はそこそこの力量を持つ霊能者らしく、少なくとも今のナイスボートニキ以上……所謂『レベル10の壁』を超えたぐらいの力量はあると見受けられた。この時期*12の十代其処らの若い俺たちとしてなら非常に優秀な範囲だと言える
聖者ニキ達沖縄チームは覚醒から数日でその壁を超えて一月でレベル30を超えた挙げ句の果てに『ガイア連合式悪魔召喚士資格』を獲得して激戦区沖縄行きを拝領したという無理無茶無謀の出鱈目三冠王を制覇したガイア連合でもそうそう存在しない大馬鹿野郎の集団ではあるが、それでも他者の努力を理解出来る常識的感覚はある……ただ自分の事となると一切妥協も自重もしないだけで
「そんな訳でアッーニキ、俺らに房中術のイロハを教えちゃくれないか?ミナミィネキに教わるのは捕食フラグ怖いし探究ネキには気恥ずかしくて……うん」
「構わないが……先に挙げた二人やくそみそニキ程巧くは教えられないけど大丈夫か?」
「くそみそニキだと間違いなく俺たち皆掘られるだろう?最悪沖縄支部すら丸ごと喰いかねないしあの人……ミナミィネキに喰われる方を選ぶよそれやるぐらいなら、てかその前に探究ネキ頼るよアッーニキ頼れないなら」
「琉球ニキに現地民許婚二人って話だったな……確か二人とも現地民の名家にしては非常に高レベルなんだよな?」
「確か……二人ともレベル15の純魔法使い型、未だかなり伸び代があるみたいなんだ。ガイア連合に照会した処によるとガイア連合設立前から地方行脚していたフリーランスデビルバスターで今スケベ部所属俺たちが蒔いた種で二人とも母親違いの姉妹なんだとさ。ちなみに二人ともその事実は知らないみたいだから沖縄到着時に説明される予定らしい、その父親も参加するって」
「俺たちの娘さんか。成る程、だからメシアンに狙われた訳か……しかし珍しいなそいつ、こういう由来で子供作った奴は大概認知なんて殆どやらないのにちゃんと親としての勤めを果たすとか。まぁそういう奴は嫌いじゃないな俺は、確かコテハンはフーテンニキだったな?」
「聞いた話だと女好きだけど手を出した女と出来た子供については責任をしっかり取る主義らしいんですよねフーテンニキ。偶に子供や愛人の処に来て力を貸したり子供に魔法とかを教えたりとか色々やっているって話ですね……ちなみに
「……そりゃ凄い話だな。てかその中に『俺たち』は存在するとか?」
「合流日にショタおじの分身が短時間だけ来て鑑定してくれるそうです……ショタおじの卦に反応があるから多分一人は居るかも?少なくとも春香みたいな『才能が俺たち級』ぐらいは必ず存在する筈です」
そうこう話が進む中アッーニキの携帯電話からの着信。どうやらアッーニキのシキガミであるトモエのメンテナンスが終了した、しかし割と生まれたばかりのシキガミなので迎えに来てあげて欲しいと要望があった。今日はこれでお開きとなる
お互い和やかに今日の出会いを喜び次回の他の仲間達と一緒の再会を約束して爽やかに別れ……とはいかなかった
「……あ、あの、すいませんが貴方は沖縄支部の聖者ニキさんですよね!?」
そんな言葉と一緒に聖者ニキに話しかけて来たのは先程のウェイトレスの娘さんだった
「確かに俺は聖者ニキと名乗る沖縄支部メンバーだが……お嬢さんは何者だい?同じ黒札とは見受けるが?」
聖者ニキの言葉に娘は……
「失礼しました……私の名前は『麻宮 時雨』、しがない一般黒札です。そして聖者ニキはこの×× ××という名前に心当たりがありませんか?」
聖者ニキは絶句した……その名前は彼の『前世の名前』だったからだ
「……私は、貴方に、貴方がついさっき言っていた『前世の火事』で救われた子供でした……私は、貴方をずっと探していました。貴方程の人ならもしかしたら?とずっと、ずっと……」
感極まったか嗚咽する可愛らしい少女をどう慰めるべきかを少し懊悩する聖者ニキだった……そしてこれが聖者ニキの、ひいては沖縄支部の運命が新しく動く鐘音となる運命の出会いだった
白露型二番艦の名称、ボクっ娘……SHUFFLE!知ってるなら彼女が誰の役かは分かる筈ですね?ちなみに体型や服装は改三イメージ
あと楓も間違いなく皆様が想定している姿からは全く別の方向に変異する予定ですね……さて何になるでしょう?