凡庸でありふれた転生者達の小話   作:血涙鬼・彼岸

53 / 62

されどその責務からだろうと『情』を構築するは出来る……但し其れは幸運と意思、そして薄紙を貼り重ねる様な莫大な相互理解の果てだろう

名家の婚姻は中世貴族や大名武家のそれと同じ、根本的に『家と家の繋がり』でしか無い……基本的に普通の家庭である黒札には理解の難しい世界であります。真に名家界隈は苦界に御座います(但しまともな名家に限る)


……掲示板にあった『猫に例えたショタおじ目線の俺たち』で

引きこもり黒札→家飼猫
地方黒札→ちょっと離れた場所で暮らしてる猫
外国黒札→野生で暮らしてる猫

なら沖縄俺たちって半ば野生化した猫?餌付けしている野良猫って分類なのかな?地方と言うには遠く海外と言うには近い沖縄だからかな?猫は猫でも山猫の類いだろう。常に害獣(メシアン)の喉頸を抉り出して飼い主(ちひろネキ辺り)に見せに来る様な?


第二十四話 名家に色恋は無く、婚姻に夢希望は無く。其れは所詮責務に過ぎず

 

犬は人類の最良の友といわれている

その理由は

1:人に忠告することをしない

2:金を貸してくれといわない

3:親類をつれてこない

 

なら逆にメシアンは?

1:人に神神天使様とやかましい

2:常に金や物資の無心

3:更に常にお仲間を引き連れて1、2の繰り返し

 

……そもそもメシアンと比べるとか犬に失礼?それはそう

 

(ガイア連合式メシアンジョーク集の一節より)

 


 

琉球ニキがスケベ部で夜明けまでドキッ!魑魅魍魎(色情魔)だらけのスケベ部夜明かしサバイバル*1していようが、他沖縄チームが外道メシアン狩りに勤しんでいようとも、奥様がたが夜まで生猥談(討論)していようが、件の外道メシアンどもの人生がこの一夜で終わろうが誰にでも必ず()()()()()()()()()()朝はやって来る。日本の霊能環境にもガイア連合という名の夜明けが来た様に

 

その夜明けを迎えた者達の中には……昨日の怒涛の引っ越しによりそれぞれの郷里からオカルト的な意味では現在日本一の忌み地扱いされる魔境沖縄に非常にオカルト的な方法で家財道具を揃えて到着し、それぞれの差し当たり暮らす家屋でそれぞれの夜明けを迎えていた

 

今回、この脱出行に於けるある意味での立役者である二人の少女……『大崎 未亜』と『月守 小夜』の二人、昨日初めて実際に逢えた腹違いの実の姉妹として語り合う予定だったが浦添辺りに存在する適当な両親用仮住まいの高層タワーマンションの一室での引っ越しの準備と今日の重要な幾つかのイベント準備の為にまともに話し合うのは夜明けから件のイベント準備期間の隙間時間だけしか出来なかった

 

 

「……」

「……」

 

 

身を清め、彼女達の一族的にも正に乾坤一擲のお見合い用に地元の老舗着物屋が魂を込めて作った最高の着物に着替えて会場に向かうまでの僅かな時間。二人は車の中で隣り合わせになりながらも会話の糸口を掴めずにいた

 

『舌先から産まれてきた』などと知人から言われている彼女達の実父(フーテンニキ)と違い、そもそもが生来口下手でありお喋りは苦手かつ日々オカルト事件の解決や修行に駆り出される日々を送る境遇故にあまり他人に関わる機会は無かったから仕方ない……学校では『地元の媛にして絶対的な重要人物』として厳重に保護されていた身だから『対等な、大切な友達』なぞ殆ど居ない孤独な境遇だった

 

一応、幼い頃からの変わらない付き合いのある友人達や、本当に大切にしてくれている母、偶にしか来れないが色々『外の世界』についてや魔術の真髄を教えてくれる父など……二人とも間違いなく周囲からは愛されているしそれも自覚は出来ている

 

今の『ガイア連合基準』で言う処の『最大レベル20』ぐらいの非常に凶悪かつ破滅的な異界*2を抑え鎮める強大な霊力を持った乙女たち故に周囲一帯や遠くの目敏い名家や霊能組織からの執拗?しつこい?いや最早見苦しいと評価する他ないラブコールがひっきりなしに来ている

 

見目の良い男を送り込む、金品を積んでやって来る、彼女達の友人にちょっかいをかけて来る……最悪なら暴力沙汰や拉致監禁、オカルト系犯罪に手を出して『既成事実』を狙うクズ名家や霊能組織など様々かつ碌でもないアプローチが日々ひっきりなしだという

 

そんな愚かな馬鹿騒ぎを毎日毎日ギャーギャーやらかしていれば更に今度は特に悪質かつ卑しいハイエナがやって来るだろう。そしてやはり『それ』は呼ばれもしないのにやって来た

 

そしてその騒ぎを聞き付けて来た『悪質で卑しいハイエナ』というのは勿論かの悪名高い世界最悪の淫祠邪教メシア教である。常に穢教鳥や虱売僧どもの孕み袋(マリア様候補)を求める色狂いの害鳥と売僧どもの手先……お小遣いや『おこぼれ』を狙う小判鮫や頭に穢れた羽根を植え込まれた哀れな犠牲者達が尖兵となり色々やらかして来る

 

最初はだいたい善良を気取った恵比寿顔で、そして少しでも気にそぐわなければ差別主義者の本性を剥き出しに即座に乱暴な手段に出る様な破落戸紛いの所業に出たり……いやこのケースは比較的珍しいレアケースであり大概は対象が一人で居る時や夜中などに押し入っての拉致監禁がメシア教の一般的な『勧誘*3』である

 

何故それが分かるのか?それは勿論沖縄チームは常にメシア教施設襲撃の際に、良く見かけるその被害者達を救助して……時には最早救えぬ犠牲者達の介錯を行なって来たからである

 

女性として大切なものや人生を奪われ穢され踏み躙られた女性達の嘆きや絶望、それどころか生きることすら理不尽に奪われ、その介錯に感謝すらしていた女性達を常に見てきた……それが故に沖縄チームは常にメシアンや天使という存在全てを心底憎み軽蔑している。その怒りの『燃料』は日々継ぎ足されている、そして『メシア教被害者の会』の名簿は日々厚く継ぎ足されてゆく*4

 

故に彼らは『可哀想系統』はもうフィクションだろうが即座に性的不能になるぐらい無理で、ついでに言うなら基本悪魔相手には全く経たないぐらい『ショタおじの薫陶』が行き届いた者達でもある*5

 

そんな『薫陶』という名の後遺症……大概の俺たちが求めるであろう『嫁悪魔』という概念を殆ど魂から灼き切り引き摺り出して投げ捨てるぐらい過酷な代償を支払う訓練の果てに彼らは1日で悪魔召喚術を会得した。他の挑戦者も稀に居たが大概は心をバキバキにへし折られて途中リタイヤばかりで踏破者は彼ら以外にはほぼ存在しないそうな

 

ガイア連合に数ある悪名高い地獄修行の中でもとびきり過酷で苛烈な『ショタおじの1日悪魔召喚術会得講習』……ゆっくり時間をおいて学ぶ通常版ですら脱落者続出の『悪魔召喚術講習』、それを様々な秘儀で『たったの1日』で全てを濃縮して会得するという狂気の沙汰そのものなこの荒業という言葉すら通過した現世の地獄を超えられる猛者は先ず滅多に存在しない、そんな最悪の修行の一つに数えられるのがこれだ。これをある種の示威行為に行う黒札も稀に存在するが、大概は心が再起不能に折れてしまうのが普通である*6

 

しかしこれは……地方勢にとっては一つの奇貨である。悪魔相手に対する欲情が欠落するという事は、逆に言えば『殆ど人間しか見ていない』という訳だから少しだけ現地名家らにとっては娘を嫁に貰ってくれる可能性が増すという訳だからありがたい話ではある*7

 

そして先の注釈で挙げた『0.03%の奇跡確定チケット』を得られた非常に豪運な二人の娘さん……琉球ニキの二人の許嫁は今日初めて逢った実の()にどう接すれば良いかがわからない。一応偶に来てくれる父がそれぞれの母親違いの兄弟姉妹の写真を見せてはくれるので顔と父が教えてくれる情報、後は風の噂ぐらいでは知っている、知ってはいるが実際に逢うのは初めてなのでどう会話すれば良いだろうか?

 

まぁ『それだけ』ならば多少蟠りはあれど直ぐに常識と良識を心掛けて真摯に向き合っていれば大丈夫だとは思う……少なくとも彼女達は父を信じてはいるからそれが互いの信用を担保してくれる

 

しかし一番の問題は……今から殆ど見ず知らずの男の元に嫁ぐ事前提でお見合いする事と、間違いなく件の人物に目の前の今日出会った姉妹と一緒に側室として嫁ぐ事だろう

 

彼女達も『名家の娘』であり、この現代社会では時代錯誤にも程がある許嫁やお見合い、側室といった法もへったくれも無い話を普通に受け入れる事は最早常識であり覚悟は決まっている

 

『強い霊力』があるならそれこそほぼ干からびた爺さんと結婚して子作り……でも人間相手だからまだマシな方、名家次第では悪魔の慰みものにされたり他名家のマシな才能持ちの性玩具兼孕み袋にされたりと名家産まれの女性の運命は大概悲惨なものばかりである

 

この姉妹の様に非常に強大な霊力を持つ娘ならば……間違いなく大切に扱われるだろう。無碍な扱いはその貴重なリソースの為に絶対に許されず、ある程度は好きに日常を送れもする*8

 

しかし、今回……いや、暫く前の事情ならば『沖縄の大英雄の子息』とのお見合いだったが、だいたい四か月くらい前から彼は『ガイア連合新鋭気鋭の若手黒札』、『初仕事で国家転覆級オカルト・ハザードを食い止めた猛者の一員』、『ガイア連合沖縄支部長』、『ガイア連合公認悪魔召喚士』、『初手で害鳥の家畜(糞メシアン)どもの穢い澄まし面に一撃ぶち込んだ英雄』など色々ド派手な称号を持つ戦前でもそうそう存在しない猛者になっていた。この年齢でこの実績である

 

一度、彼女達でも手出し不可能なほど危険な封印された複数の異界に彼ら沖縄チームが来た事があるが……その異界は次の日には全て完全瓦解し、彼らはとんでもない量の分捕り物を担いで意気揚々と凱旋して来た。しかもその異界からの分捕り物の殆どを『沖縄名家を今まで支えてくれていたせめてもの御礼に』と寄贈してくれた*9

 

異界産の強力な武具や魔石、魔貨など様々な目も眩みそうな優れた武具財貨を積み上げられて……これがきっかけで二人の実家と協賛名家は側室、いや妾で構わないから沖縄支部長こと『比嘉 翔太』にそれぞれの地域の掛け替えの無い至宝である彼女達二人を託す事を選んだ。琉球ニキ達は図らずも莫大な結納品を既に納めていた、という事になる

 

大概の名家なら『自分達の娘だから』と、彼女達の様な霊力にも容姿にも器量にも人格すらも欠落した御令嬢(笑)を勿体ぶって切り札(笑)として認識し、賭け金すら無い有り様で賭場に赴いて摘み出される様な恥ずかしく情けない無様を晒すのが大概である

 

しかし、今沖縄支部に庇護を求めた名家達はちゃんと『自身らの正しい価値』も『庇護を得られる絶好の機会を見抜く眼』も示せた……そして一番最初にチャンスを掴んでいた未亜と小夜の実家はそのチャンスを間違いなく最高のタイミングで活用出来た

 

彼女達二人が『ガイア連合沖縄支部長:琉球ニキ』に縁を結べるのは間違いなくこのタイミングだけだろう……このチャンスを逃せばほぼ絶対に二度と同じ様な絶好過ぎる好機は来ないだろう。単なる一般黒札であろうと縁を結ぶチャンスは宝くじの高額当選の様に稀少であり、況してや琉球ニキクラスの実力人格容姿全てが水準以上の超優良黒札相手との良縁なぞどれだけの奇跡が必要か考えるだけで眩暈がしそうである

 

名家達は沖縄と繋ぎ続けて来た友好関係と、『比嘉 翔太を二人の許嫁としてちゃんと認めて誠実かつ真っ当な付き合いをし続けていた事』で得た千載一遇の大チャンスに歓喜した……普通の名家ならそれこそ自身の全てを差し出しても対価に釣り合わぬ有り様だが、こうまで真っ当な釣り合いを維持してガイア連合に加入出来るのは先見の明あっての事だ

 

こういう名家はガイア連合の運営にとっても非常にありがたい存在だ……ガイア連合の抱える宿業宿痾とも言える『組織運営に適性のある人材不足』を抑える為の、要は『黒札と名家の中間を抑える中間管理職が出来る優秀な名家』を多数調達出来たからだ*10

 

尤も……それらの優れた名家でも根本的にその真価である影響力は地元限定であり、基本的に戦闘力も大概の他名家とどっこいどっこいでしかない*11

 

彼女達の実家的にも『彼女達という特筆戦力』を対価にはするがそれでも『ガイア連合がケツモチをしてくれる』という金看板を得られる上に『超優良黒札の子』が跡継ぎになってくれるという特典は絶対に逃せない内容だろう……日本霊能者界隈はあの淫祠邪教(メシア教)のせいで殆ど再起不能レベルで壊れてしまったからその補填に黒札の血は必要不可欠な要素なのである

 

まぁ……お見合いするにこう様々な利権利鞘、やるに至る様々なメリットは必要だろう。お見合いというものは根本的に恋愛結婚とは違い『組織()組織()』で結ぶ深めの同盟である、基本的に配偶者同士の相性は二の次三の次で『組織()の利益』で考えるものだ

 

未亜も小夜もそれは『名家の娘』として幼い頃から学び覚悟は出来ている……それこそ脂ぎった醜悪な中年男だろうが穢らわしい狒々爺だろうが関係なく己の意思を封じてその身を穢される覚悟は既に出来ている

 

しかし彼女達の覚悟に反し、彼女達自身の運は間違いなく彼女達に味方した。嘗ての『英雄の子息』でしか無かった頃の単なる『比嘉 翔太』という無名の一少年だった頃から彼は二人の同世代、顔立ちは比較的整った部類、未覚醒者なれど文武両道素行優良な好物件男子だった

 

沖縄名家の強い霊脈を得る目論みからお見合いは成立し、そろそろ正式に顔合わせに入る直前……件の翔太が覚醒し『沖縄の守護神(琉球ニキ)』が爆誕した。故に彼女達の()()は相対的に下落し二人で妾?いや側室に収まる事でどうにかその帳尻合わせと相なった

 

 

「……えっと、小夜ちゃん?」

 

 

未亜はようやく語りかける言葉が頭の中で構築出来たのか小夜にそっと話しかける。そろそろ沖縄の抱える社会問題の一つである深刻かつ慢性的な渋滞他交通問題の数々……今回の沖縄の都会である那覇市の込み入った上に複雑な道路事情を鑑みてもあと十分そこらで目的地であるジュネス那覇に到着するであろう

 

 

「えっと、未亜……さん?何でしょうか?」

 

 

やはりぎこちない。一応は父……『瘋癲(フーテン)*12』だと自嘲する様に自称する、そんな一見お調子者で軽薄な言動だらけの三枚目かつ女房子供の為に常に散財するから大概オケラで憎めない人情家の『車 善七(フーテンニキ)』から互いについては幾許かの話は聞いている。それでもほぼ初対面かつ『これから同じ男性に嫁ぐ』という何とも重く不可思議な事情や背景が存在するからそれは仕方ない

 

未亜も姉……母親違いとはいえ兄弟姉妹の存在は知ってはいても実質殆ど一人っ子として育って来た身ではあるが、一応は『故郷の最終防衛ライン』としてどうにか戦って来た経験はある。彼女自身は知らないが『戦士』としてなら間違いなくガイア連合でも高い技量と精神性を持った存在に至っているのは確かだろう

 

霊能事情から言えば『驢馬が駿馬を産んだ結果』の中でも理想的なケースではあるが……この『理想的なケース』が過ぎれば他のもう後がない・碌でもない名家や最悪あの淫祠邪教(メシア教)のちょっかいが来るから彼女達の父も秘匿する様に指示を出していたりもする

 

しかし、それでも羽根付きのケダモノ畜生とその害鳥どもに寄生する恥知らずな虱売僧どもの情報網……穢教鳥や虱売僧どもの性処理道具(マリア様候補)探しの網に掛かってしまいガイア連合は沖縄支部に身を寄せがてらスピード出世した許嫁の元に嫁入りがてら向かう事になった次第である

 

 

「……いや、私も貴女とどう会話して良いか分からなくて。とりあえずお父様の話を?いえ今は貴女とどう向き合うべきかを少しだけでも話をしないと。と考えて……うん」

 

 

未亜の言葉に小夜は

 

 

「……私も、未亜さん。いやお姉様とどう話して良いか分からなかったからお姉様が最初に話しかけてくれた事がありがたいです。私達の共通の話題なら『お仕事』やお父様の事?いえ今は……」

 

 

二人は一緒にこう言った

 

 

「「旦那(翔太)様の事ですね」」

 

 

これからお見合い……という名の結納に向かう二人の見目麗しい姉妹(少女)達の意思が統一された初めての瞬間だった

 

 

「小夜ちゃん、やはり数日前の翔太様がお仲間達と一緒にかの『銃火暴風怨嗟域の死神』を撃破した様、そしてお父様からの講談は本当に凄かったですわね?」

「ええお姉様、私たち程度では間違いなくどんな数を揃えてもあの悪名高き支配の白騎士(ホワイトライダー)には敵いっこありませんしね……あれはお父様でも命懸け沙汰だと真面目に語ってくれましたもの」

 

 

姉妹は嘗て【銃火暴風怨嗟域】に出た『支配の白騎士(ホワイトライダー)』を沖縄チームがあらゆる手段を尽くして凶悪なハメ殺しに処した際の話をしていた。その話はガイア連合でも今持ちきりであり、あの異界の凄まじさを物語っている……一部の修羅達が『レベルに比較的適合する野生の魔人討伐体験とか真面目に羨ましい』などと宣うているが

 

その話を昨日、少しだけ彼女達の母親と打ち合わせに来ていた彼女達の父親であるフーテンニキが非常に巧い講談調子に噺をしてくれたのである。ついでに噺の最後に何故かくれた飴は紙芝居屋のイメージなのだろうか?

 

普段から江戸っ子弁の伝法口調と言うかべらんめえ口調である彼女達の父親だが、ことこういう講談や啖呵売が非常に巧く冗談抜きでその口先だけでも食って行けるぐらいの代物だ……実際彼の表向きの職業は流しの噺屋でありこの時代には未だあるストリップ劇場や旧い部類のキャバレーなどで前座噺をして場を沸かせているそうな。女体以外に関心なぞ無いおっさん達にも大人気で追っかけのファンも居るとか居ないとか?

 

彼女達が知る『英雄』である父親も太鼓判で認めるガイア連合の若き英雄……肉親の情愛はあれど色恋も恋慕も知らぬ箱入り(おぼこ)娘達故にその実態には未だ明るくはないがそれでも『憧れ』は抱ける。少なくともメシア教や穢教鳥以外の霊能関係者なら小気味良く認識出来るエピソードに事欠かぬだろう

 

そんな若き英雄である比嘉 翔太(琉球ニキ)に憧れ……やや悪い言い回しをするなら『ミーハー気分』で彼と婚姻関係を結ぶことに難色を示す椅子取りゲームの敗者達(お固い偉いさん)らが居るだろうがそれがどうした

 

少なくとも彼女達はどんなに前評判が良かろうが『所詮は殆ど初対面の男に嫁ぎに赴く』のである。ならば先ずはミーハーチックだろうともちゃんとした興味をお互い持てる様にしなくてはならないだろう

 

琉球ニキがこの婚姻を承諾した理由は……彼女達の存在がある意味では『両親が全てを賭けた贈り物』だからという理由である事だ。彼が未だ『唯の比嘉翔太だった頃』に命や生活だけでも護ろうと頑張って遺してくれた、彼ら夫婦が自らの命を引き換えにしてでも遺そうとした最大の贈り物が彼女達である

 

故に彼は仲間達と共に先ずは『この一件に関わるゴミ掃除(メシアン駆除)』を……仲間達に託して自身は沖縄チームの共通認識的にガイア連合施設内部でトップクラスに関わりたく無い『淫魔の巣窟(スケベ部)本拠地・悪魔しょうかん』にて『ドキドキ⭐︎淫魔だらけの魑魅魍魎サバイバルツアー』に『ガイア連合の高位霊能者が現地民婚姻者を迎え入れる為に必須の準備』の為に参加していたわけだ

 

 

『しかし……まさかあの場に人魚ネキが直々に来て更には膝枕で子守唄とはね?他のファンに聞かれたら俺が襲われかねないな。昨日みたいにスケベ部の変態野朗どもだけで満腹だってのに嫉み襲撃とかマジ厄介だぞオイ』

 

 

琉球ニキはその日にスケベ部で有った出来事で一人そう呟く……今回の『房中術式制御装置』はそれぞれの高位霊能者達の詳細なデータが必須であり一晩そこらは寝て調整が必要な仕様になっている為琉球ニキは一人アウェーであるスケベ部は悪魔しょうかんにて魑魅魍魎渦まくサバイバルを敢行していた訳である

 

琉球ニキとて常在戦場の心得で沖縄の地を踏む猛者の一角。例え敵陣の真っ只中であろうとも眠れるぐらいには心身を鍛えてはいるが……それでも『淫行に耽る』という目的一つの為に同じガイア連合黒札の中でも『まさに面妖』としか言いようの無い怪技術や絶技を編み出す究極の変態集団に尻の純潔や股座の御立派様をねっとりと寝取りを目論まれて心安らかには居られない

 

……多分、後々に現れる『仮面の聖咎執行人(マスクド・イクスキュレイター)』に強い反感を抱く女性黒札達*13の気持ちがこの時には理解出来たから彼女達からの批判には殆ど擁護出来ないから困ったものだ*14

 

それこそ後々で言う処の『仮面の聖咎執行人(マスクド・イクスキュレイター)』案件扱いというのは流石に『黒札達の慰安』……いや実際には『己の快楽の追求』が真の主目的ではあれど『黒札達の慰安』を目的に掲げる誇りからミナミィネキ的には堪えるものがあり、今回やらかすだろう色狂い(過ぎ)達への仕置きも考えて()()()()()にした

 

 

「と、言うわけで人魚ネキは本気で歌って欲しいのです。出来れば琉球ニキが最高にリラックス出来る様に琉球ニキに膝枕で」

 

「それはわかりましたが……ルカさんはどうしたんです?琉球ニキなら彼女さえ居れば苦手なスケベ部だって我慢出来そうですし何より彼は忍耐力高いでしょう?」

 

「……今、琉球ニキのところは大規模なイベント準備や勉強会でルカさん達女手は殆ど全員がその準備に追われていますね。だからルカさんも今は居ません。それにこの『悪魔しょうかん』は本来来た人をリラックスさせる場です、だから間違っても今の琉球ニキみたいに激しいストレスを与える場所ではありません」

 

「……なるほど、だから私の歌かつ膝枕ですね?しかし歌は兎も角私なんかの膝枕で喜ぶものでしょうか?」

 

 

最後の人魚ネキの言葉にミナミィネキは内心

 

 

『いや、貴女に膝枕されるとか大概の男からすれば最高のご褒美なんですよね……私だと琉球ニキ達は過剰警戒状態になるから無理だし、何より私では絶対に琉球ニキはリラックス不可能。しかもルカさん禁止だったらもう人魚ネキっていう禁止カード(切り札)ぐらいしか無いですからねぇ』

 

 

そんな事を考えながら……万が一にでも今回琉球ニキにやらかそうとした馬鹿者が出た場合の制裁を空想する。今回は前の聖者ニキにやらかした連中みたいな『甘い』仕置きでは済まさないつもりだ。危険地帯を開拓してくれる優良黒札の一角かつスケベ部をして稀少な古式悪魔召喚術の使い手達との縁は正に値千金、しかもスタンスが適合しなくともちゃんと『ガイア連合の同胞』として非常に誠実に接してくれる逸材達との良縁である。一部の馬鹿者達のせいでその縁が壊れた日には目も当てられない

 

そんなミナミィネキの心中を知ってか知らずか琉球ニキは……眠り難い環境だろうが精神耐性をカット(受け入れ)さえすれば一気に意識を強制的に落とせる『デビルスリープ*15』で意識を手放す算段を整え、収納魔法に仕舞っていたzマークが沢山付いたドクロのマーク付き薬瓶を取り出してそれを一気に飲み干そう……とした時に

 

 

「あら?子守唄は必要無かったですか?」

 

 

その非常に澄んだ声には聴き覚え?いやこの神社での修行時の真夜中には良く厳しい修練の支えだった、そして彼が伴侶(ルカ)を見初め選んだ最も重要なきっかけが其処に居た

 

 

「……え゛っ?何でこんな場所に人魚ネキ*16!?」

 

 

琉球ニキは最初は面食らい……そして直ぐに一つの仮定に行き着いた

 

 

スケベ部の変態どもが人魚ネキに化けて俺を襲いに来た

 

 

……いや、いくら何でもあのミナミィネキの眼を掻い潜ってまでやる事か?と冷静になって考える。スケベ部も部員の民度はそれこそガイア連合そのものよりかは高いが乱高下はある、民度が一番高いのは紛れもなく天使部だが琉球ニキ達沖縄チームとしてはその人格は評価すれどスタンスはスケベ部より遥かに相性最悪なのでそれこそ付き合いはスケベ部より薄いぐらいである

 

だが、ミナミィネキの統率力とその責任感、そしてガイア連合始祖からの大幹部としての力は信頼しているので彼女が一般部員ら程度に惑わされるとは思えない……なら彼女は間違いなく『本物』だろう。少なくとも今ガイア連合の『睡眠』を護る彼女を相手にやらかす馬鹿は居ない。居れば琉球ニキ自身がその手でショタおじが止めてもそいつを完全に殺して悪魔の餌にするだろうから

 

 

「どうしました琉球ニキ?やはり子守唄は……」

 

「いやすまない人魚ネキ!、まさかこんな場所で貴女の姿を見るとは思わなくて吃驚仰天しただけなんだ!!?」

 

 

まるで童貞だった頃*17みたいに挙動不審になる琉球ニキ。貴方も『自身の憧れの歌手が眠れぬ夜中に突如訪問して来た』と考えてみれば琉球ニキの動揺も理解頂けるだろう

 

そして簡単なネタばらしだが……『ミナミィネキには余計な気遣いをさせてしまったな』と一人反省する琉球ニキが居た。勿論子守唄は唄って貰う。こんな絶好のチャンスは無い、人魚ネキの歌を独り占めとか墓場まで持って行く最高の幸運だ

 

 

「ふふふ……良い子良い子……」

 

「ふにゃぁ……」

 

 

スケベ部の施設なので探せば何処にでもあるマットレスの上で人魚ネキの膝枕からの優しい『安眠の為の子守唄』で頭も魂も蕩かせて眠る琉球ニキ……幼い頃の母に抱かれて眠ったあの時の記憶を……

 

 

『……いや俺の母さんまな板だから違うか……でももういしきが……だめだ、おち』

 

 

母に対して失礼な事を考えながら幸せな安眠の世界に堕ちて落ちてゆく琉球ニキだった。しかし明日はある意味非常に長い1日になるだろう……今は『戦士の休息』である。明日は琉球ニキの運命に深く関わる重要なお見合いの日であるからして

 

 

追記:僅かながらも危惧であった変態の襲撃は無かった……これも偏に探究ネキがスケベ部用掲示板に書き込んだ

 

 

『その気が無い人を襲うとか……それはスケベ部ではなくメシアン仕草では?』

 

 

……やはり『お前のその行動、まるでメシアンだな?』は黒札に刺さる最強の警告文だった

 

*1
沖縄チーム並びに専用シキガミ大多数の認識。逆に大概の男黒札ならテーマパーク気分だろうが

*2
黒札基準ならややしょぼい異界ではあるが現地民基準なら間違いなく黒札から見た魔界そのもの扱いだろう

*3
という名の拉致監禁、性犯罪、財産などの強奪等々様々

*4
『俺たち』な被害者もそれこそ間に合う間に合わない含めても多数……『普通の悪魔被害者』がむしろレアケースだと言えるだろう

*5
悪魔関係で唯一経つのが『自身の専用シキガミ』のみという辺り、間違いなく『悪魔と契約』に関する講習会で見た地獄の後遺症だろう

*6
精神力に自信のある三次主人公の方々は好きにこの設定で悪魔召喚士になりましょう……但しこれはどんな精神力だろうが必ず成功失敗問わずチャレンジすれば必ずトラウマの一つは得る荒業です

*7
一発ガチャピックアップ狙い、割合0.01%が0.03%になるぐらいには?

*8
但しそれは『真っ当な名家』に限る

*9
沖縄チームが本当に今必要なもの、名家では危険な呪物だけは流石に持って行ったが

*10
ガイア連合はその性質上『そういう適性』の持ち主は非常に少ない。大概の『支部長や幹部が務まる三次主人公達』が珍重される重要な理由の一つである

*11
未亜や小夜みたいな特筆戦力を除く

*12
『精神疾患者』や『宿無しor無職』という意味がある、要は『和製ヒッピー』

*13
どう言い繕ってもやってる事が事だけにその辺りの反感は凄まじい派閥もあるだろう……メシアン中心に外道限定とはいえ気持ち悪いのは沖縄チームですら変わらない感想だし

*14
勿論、『仮面の聖咎執行人(マスクド・イクスキュレイター)』擁護派としてのスタンスは絶対に崩さない……同じ真性のメシアンスレイヤーとしてのリスペクトは有るし、真に彼らを敵視する『仮面ライダーガチ勢』にも調停を行って怒りを鎮めようと頑張ってさえいる

*15
敵単体を睡眠状態に出来るマジックアイテム。大概はガチャのハズレ品でガチャにハマる者程在庫を抱えて悩むそうな……良く余りに余ったこの品が現地民支援品に入っているのはガチャ中毒者達の在庫処分の結果

*16
黒焦げ様。【カオ転三次】 終末に向けての準備するとある転生者の話 より 人魚のデビルシフターにしてガイア連合最高の歌姫かつ『安眠の庇護者』、琉球ニキはそのかなり初期からのファンであり戦友同士。琉球ニキの技術研究テーマの一つは『人魚ネキの代役が出来る新技術作成』という辺りで琉球ニキの人魚ネキへの内心の思い入れはご理解頂きたい

*17
某豆柴ニキの言葉を借りれば未だ『人間童貞』ではある





『大崎 未亜』

とある地方名家の御令嬢にしてとある黒札の娘の一人。殆ど壊滅的な地方名家がどうにか生き残っていられる原因の一つでもある優れた霊能者にしてその地方名家の跡継ぎ

やや癖毛ながらも長く綺麗な黒髪に茶色の瞳をした、琉球ニキ達と同い年の美少女。その控えめな性格に反してT167.B87.W59.H90と中々のプロポーション持ちだが普段はなるべく体型を隠しているので実はスタイル抜群である事を知る者は少ない

地方名家基準なら真面目に奇跡レベルの霊能(才能限界40超え)持ちだが、『修行を重ねた高位黒札の娘』としては間違いなく霊能非才に分類される範囲……が、それでも霊能以外のセンスを駆使してその才能を活かして戦って来た

基本的に魔術師タイプで多種多様の属性攻撃魔法や支援魔法を使いながら悪魔関係でも最低限護身に使える杖術と体術を履修済み……辺りの異界の性質上安全策に則ればレベル15ぐらいまでしか成長出来なかったが沖縄支部に所属後はメキメキ成長出来るだろう。もう一つ、そして一番重要な事情は『メシア教に目を付けられない様になるべく霊格を高め過ぎない様に』と父の指導が有ったからである

一応、周辺名家に僅かに残ったオカルト技術の断片を再構築したり、父からの僅かな時間の教えを基に幾つか不完全ではあるが魔界魔法などを多少なりともマシなものにリファインして様々な名家に僅かながらも辺り一帯のオカルト戦力を向上させた才媛でもある……勿論ガイア連合の技術と比べれば児戯も児戯でしかないがそれでも名家事情は短期間ながらもかなり助かってはいた

沖縄支部では魔法構築の技術者かつ沖縄支部に魔法を伝える伝道師として後々の沖縄魔法事情を発展させる最高の講師となる……が、家事能力は比較的低め(それでも良妻賢母を名乗る資格レベルにはある)

琉球ニキの許嫁……としては基本的に肯定的に捉えてはいるが、そもそもこの界隈、しかも名家所属故に『それ』が何時破談になるかわからないので深い期待はしていない。けれどこういう『何処か父に似た』雰囲気かつ普通に真面目で性根の良さそうな人物と普通に夫婦やって行きたいという『お嫁さん願望』を刺激されるらしい

……確かに彼は真面目かつ誠実で性根の良い人間だが、天も魔も尽く滅尽滅相するガイア連合でも指折りに凶悪な魔人の一人に超進化するとは思っても見なかったそうな

琉球ニキの許嫁候補に選ばれたのは……琉球ニキの両親がこっそり琉球ニキの秘蔵エロ本(既に処分済み)の中身をこっそり調べた結果が一つの参考になったからという裏話がある

『LUNARシルバースターストーリーのミア=オーサ』がモチーフ……但し何気に盛るペコされているし育った環境が違うので色々なものが結構違うだろう


『月守 小夜』

とある地方名家の御令嬢にしてとある黒札の娘の一人。先に挙げた『大崎 未亜』の実の、そして腹違いの妹にしてその地方鎮守の要にしてその名家の跡継ぎ娘

母方に中華の神仙の血が混じっている為か道士としての才能(仙人骨)がある仙術向き異能者である。腰まである長く艶やかな紫がかった(異能者に覚醒した影響による)銀髪に碧い瞳を持った何気にダイナマイトバディ美少女(T159.B89.W58.H87)。この爆弾バディで未だ中学二年生

優れた黒札の娘としてなら比較的普通の霊的才能……だいたい才能限界50くらいの逸材でありその血に眠る『道士の才能』で幾つかの仙術や武術を使えるが『基本的に現世に大切なものが多すぎる』為に神仙に至る可能性は低め(それでも修行の質次第では昇仙もあり得る)。後述する『元ネタ』の性質上、訓練次第では悪魔召喚士の素質も生えるだろう才覚ギフテッドでもある逸材

父の紹介で珍しく良識的な道士崩れの爺さん(才能限界15ぐらい。イメージは来来キョンシーズの金爺さん)が教えてくれた法術や父の指導で地域最高峰の実力者ではあるが未だ数え14の少女である為周囲から大事に扱われている……この地域がオカルト的に再起する為の重要な雛鳥だからそれは当然だ。やはり近隣の異界事情から15レベル其処らぐらいで止まっていた(勿論、メシア教の目を誤魔化す為でもあるが)

家事万能性格良し、その容姿も相まって周囲からは非常に人気が高い……が『高嶺の花』過ぎて殆ど誰も近寄れない為割とぼっち気味。一応婚約者候補に地元の神社の若神主(慇懃ナンパ男)や地元名家所属の同い年の戦士(熱苦しい熱血野朗)といった『名家の一般エース枠』が居るが話をする機会すら無かった。どちらもレベル5以上10未満はある地方名家としてなら優秀であるが先ず黒札には敵わないだろう

琉球ニキに対しては……第一印象から好感触でありこういう近い年代ながらも落ち着いた性格の彼を気に入っていた。しかし覚醒から即座に穢教鳥やメシアンの屍を積み上げる修羅鬼神と化した彼に『それはそれで』とやはり好感触だった

やはり琉球ニキの秘蔵エロ本の内容が選定基準の一つとなったが……彼の母(まな板)はその件でやや不機嫌になったとかならないとか?
(父:貧乳の良さが解らんとは……翔太もまだまだ子供だ…『これから先は血に汚れて読めなくなっている』)

モチーフは『まもって守護月天!の守護月天小璘』。未亜と同じく『琉球ニキの声のイメージに適合するヒロイン』から選抜された、根本的な背景が違う上にそもそも元から人間、ついでに翔太も太助とは全く違う人格なのでその外見……多分こっちも盛大に盛るペコられているので殆ど原型を維持してはいないだろう。一応声は『國府田マリ子』バージョン


『車 善七』

先に挙げた『大崎 未亜』並びに『月守 小夜』の父親。コテコテの香具師みたいな格好で日本や偶に海外のオカルト事件を解決する流しの超一流デビルバスター。表向きは噺屋や講談師みたいな話芸稼業の流れ芸人

見た目は正に『フーテンの寅さん』であり基本的な言動は正に寅さんそのものだけど喧嘩っ早さややらかし癖などは抜け落ち基本的に女子供には暴力を振るわない紳士

但し女関係にはだらしなく数十人の助けた名家や一般女性に手を出してやはり数十人の子供が存在する……が、裏切られない限り決して手を出した女や子供を見捨てる様な真似はせずに必ず保護して独り立ちするまできちんと養育費を欠かさない責任感の持ち主でもある

『魔神インドラ(帝釈天)』の転生者でインドラに変身出来るデビルシフターでもあり殆どショタおじの訓練無しでレベル40超えを果たした豪運な猛者でもある。ついでにガイア連合地方防衛部の一員かつスケベ部にも在籍している

女房子供の養育費や様々な出費で常にオケラだが周囲からの信頼厚い『ガイア連合借金王同盟』の一員でもある(田舎ニキや百万ニキ、掃除人ネキといった借金に縁ある者達の集まり。カエサルムーブの田舎ニキや金運に見放された掃除人ネキみたいに様々なケースがあるが)

 百万ニキ:『スキルツリーがバグった【俺ら】の現地事情』より。とある非常に厄ネタな原作持ちだが、それを中和する為に近い名前の借金王に近付く為に借金大王にならざるを得なかった不運な俺たち

 掃除人ネキ:『親友が英雄の転生者だった件について』より。とある同人エロゲ主人公な俺たちでその作品の悪因からか金運が欠落している……作中主人公氏が動かなければ風俗嬢やAV女優ルート待った無しだった。聖者ニキやナイスボートニキ、破魔ネキも所属する『エロゲ出身俺たち組合』にも所属している
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。