621ネキの保護・療養は任せろー(バリバリ)
……結構長いスランプ失礼しました。最近仕事が立て込んでまして(土下座)。これは621ネキ関連で必死に頑張って書きましたけどね
時はやはり半終末の初期。沖縄支部では海外支援の食糧についてとおまけでメシアンへの嫌がらせを混ぜ込んで……と。だが絶対に非メシアンだろうが一応メシアンやるしかない巻き込まれた被害者だろうが真っ当なカタギには迷惑をかけないしっかりした支援を考えていた。『メシア教徒である』だけで民間人を虐殺するならそれはもうメシアン以外の何者でもないとい自戒や倫理は沖縄支部にだってちゃんとある。まぁそういう風に半終末対応に追われていた、気分は『台風銀座*1』などと揶揄されていた時代の台風対策に追われている時みたいである
「食糧ならやはりバプテスマ*2推してついでに喜劇*3をガンガン支援物資に推奨しよう」
「うちは塩と砂糖なら売れるぐらいあるしな。内陸かつ岩塩の無い地域用に塩は増産体制に入ろう。最悪、終末で海水が使い物にならなくなる可能性だってあるからな」
「沖縄を守る備蓄は並行してやっている。てか俺たちだって壺中天*4で海を創るぐらいは容易い……いや、それで良い塩は出来ないからそっちは予備プランだな」
「いやいや沖縄の海はニライ=カナイ*5の管轄だから大丈夫だとは思うよ?僕はその塩のリソースはこれからほぼ無尽蔵に必要な怨嗟鋼*6や呵責鋼*7の増産に専念するべきだと思うよ?うちの工場長からも人員増加の嘆願書が来ているからね?」
「……そりゃうちの鋼場は忙しいよな。最近じゃ式神でもスパルトイでも構わないから人員増加要請来ているし……いっそパワーローダー*8付きで未覚醒未経験でも構わないから真面目な人募集中なんだよな」
「俺たち黒札マタギ*9は常に人員不足……最近馬鹿だけど有望な連中*10が不定期にだけど加入してくれたけどそれでもまだまだ追っつかないけどな!」
「「「「「それな!」」」」」
【銃火暴風怨嗟域】の方言札も頭蓋も回収に成功して普通に会話可能になったから手頃なイイモデード*11畑側の空き地でタイトな予定を合わせた沖縄支部創設幹部が六人全員集合して方針会議を行っていた。日本各地津々浦々で見つけたり、メシア教や悪魔から救助した被害者、海外から亡命してきた者達……様々な事情を抱えながらも全員が全員とも『真性のアンチメシアンである』という一点とガイア連合の太いパイプと言うか手厚い支援で纏まりを持つ沖縄支部を統率する六人は常に非常に忙しい
今回は六人でとある目的も兼ねた焚き火を囲んでの方針会議である。とある場所から持ち出した沢山の火口に辺りから吹き出す業火をかけてその上に薪やその火口を焚べての会議である
傍目からは火遊びをする若者達だろうが……この忌々しい火口は必ずこの会議時間中に消費し尽くす必要がある。このナマモノネキのナマモノ同人誌だけは必ず
直ぐ近くでもがもが喚く逆さまに吊るし上げた簀巻きがあるが……会談の途中から全員で目配せしながら
「それでこの簀巻きはどうする?」
「焼く?潰す?それとも射撃の的?」
「面倒だけど埋めるか?いや琉球海溝に沈?」
「沖縄の海を穢す気か?やはり幼女ネキに熨斗付けて送る?」
「いや、黒死ネキの病毒関係対策のモルモットになって貰おうか?……俺たちが黒死ネキ達真の修羅勢に勝つ礎になって貰おうや?」
「面倒だからこっちの炎でキャンプファイヤーしよう……灰は最悪でもちゃんとこいつが参加するイベント後に蘇生させれば問題ない」
その簀巻きを眺めながら彼らは口遊む。その簀巻き……今回はその妄想が彼らの逆鱗に直撃する型で爆発したナマモノネキ*12を囲んでいる、表情は嗤ってはいるが目は全く笑っていない。其れを例えるならば正に『絶対零度の激情』だろう
簀巻きの一部からアンモニアの異臭を放つ液体が漏れている……彼らに関わる凌◯、NTRモノやあのね本を書き腐りやがったこのナマモノネキの粗相に彼らは
「大丈夫だナマモノネキ。今から直ぐに乾燥させてやるからな?」
「大丈夫、大丈夫……骨すら残さずきちんとやってあげるから」
「その前に微塵斬りもサービスしようか?」
「いやいや鉛のキャンディーを全身に浴びる程あげようか?」
「それとも俺のサンドバッグやるかい?……いや、まぁいいや」
「大丈夫、大丈夫。オプションはやらないしちゃんと蘇生はやってやるから……大人しく火葬されようか?」
これから先は……持ち込んだガソリンと地獄の劫火で『以下発禁』
如何わしい本……琉球ニキ達『が』くそみそニキや他スケベ部、穢教鳥や変態悪魔にあれこれ『結嵌学園*13』される気色悪いホ◯本を全てナマモノネキごと焼却処分してからナマモノネキ『だった』灰の塊と魂を保管した藁人形を持ち込んだドラム缶に叩き込んでナマモノネキ支払いでガイア連合山梨本部に放り込んでおしまいだ*14
もしもこれが彼らの妻達へのやらかしだったらナマモノネキは今度はガチで『終身不名誉メシアン扱い』だっただろう。色々な意味で
暫く時間が経過して……適当な沖縄仕様の骨壷に詰め込まれたナマモノネキの身体……だったものと言うかむしろ灰と魂を封じ込めた藁人形*15をきちんとナマモノネキの着払いでガイア連合山梨第一支部のやらかした奴用処罰封印施設に叩き込む準備を整えてからまた会議は続いていた
「そう言えば八男よ。お前の嫁さんが管理する病院の調子はどうよ?」
「あぁ、エリーゼが頑張って切り盛りしてくれているよ……嘆かわしい事に『患者さん』はどしどしやって来るよ。いやお前らも分かるだろ?」
「……そりゃ僕らが救出した被害者達だしね?偶に他からも搬送されて来るからね」
「今日も今日とてまた
「あぁ、やっぱりメシアンや穢教鳥どもに乱暴狼藉を働かれた痕跡があったとさ」
「メシアンや穢教鳥の被害者である天使人間達は今日もうちの病院に……メシアンや穢教鳥は全て滅殺あるのみだわ。やっぱりな
「「「「「それな」」」」」
沖縄支部は日常的に反メシア教で動くガイア連合内の『激しいメシア教嫌い達が集まる支部』として知られている。大概がメシア教被害者達であり……その被害者達とは大概が女子供とその身内である
全財産を奪われただとか性犯罪被害者とかなら本当にまだマシな分類であり、大概は悲惨な虐待などでもうまともな日常生活を送れないが辛うじて生きていた状態の被害者達だった……その犠牲者達でもガイア連合脅威の技術力で再起出来て今では沖縄支部の様々な場所でやはり様々なスタイルで働いている
それより酷い被害者というのは……俗に『天使人間』と呼ばれるメシア教の悪逆非道な人体実験の犠牲者達である
天使人間……それはメシア教の
『悪魔合体を利用した、人間を材料に天使を受肉させる邪法』
人間の持つ最大の特性である『自力で生体マグネタイトを生み出せる』という性質を天使でも得ようとした結果の蛮行……それが『天使人間の作成』である。他所の場所からメシア教の特技である掠奪で得た『悪魔合体知識の断片』を無理矢理一神教式?いやメシア教式で雑かついい加減に組み上げた術式で天使と犠牲者を合体させた結果出来たのがこの天使人間である
そんないい加減な妄想みたいな軽いノリ*17でやらかした蛮行がそうそう上手く行く訳も無く……その実験?むしろ処刑?は殆ど失敗ばかりであった。それはそうだ、そんな出鱈目かつ愚かな実験が普通上手く行くとはまともな思考回路があるなら幼児でももう少し自制して考える*18。勿論その被害者達の中には沢山の拉致された『俺たち』も存在するだろう
しかしこの実験は……夥しい数の犠牲者達を敷石にある程度の成功?その被害総数からすれば大失敗も大失敗だろうがメシアンや穢教鳥どもの基準なら大成功だろう*19
この無駄に犠牲しかない実験でも流石に『世界を牛耳る悪逆非道の
まぁ……そんな人体実験の被害者達は今沖縄支部や初音郷支部が設立した『対メシア教被害者救済用病院:ヒュパティエ医院』というメシア教通り越して基督教にまで飛び火を叩き込むかの様な名前の病院にて手厚く保護されている。運営費用は基本的に沖縄支部や初音郷支部が出してはいるが篤志家な
その病院を運営する要となるのが八男ニキの嫁である『エリーゼ=バウマイスター*21』である。沖縄支部の医療の形式的トップは聖者ニキだが彼はペルソナ使いとして常に日本各地を飛び回る身なので今は彼女が医療に於ける実質的トップとして日々奮戦している*22
この医院では沖縄支部の女性メンバーや医療に適性のある選抜スタッフ、この病院のお世話になった嘗ての被害者達が様々なスタッフとして日々この医院を運営している
この医院に入院出来た不完全な天使人間達は……色々な異常を身体や精神に抱えており、ある者は無理矢理合体させられた穢教鳥の思念でノイローゼを起こし、またある者は身体に生えた歪んだ羽根などで障害を抱えたり、はたまたある者はメシア教に行われた虐待や凌辱で精神を壊していたり、または無理矢理穢教鳥と合体させられたせいで霊質的に不安定な状態となり正に不安定な爆弾みたいな状態になったという者も存在する
その被害者達の中に実は結構存在するのが『アレルギー体質』。穢教鳥との強制的な合体で身体の霊質的に『
このアレルギー的霊質異常は食品からアトピーみたいな皮膚感覚、空気感覚まで様々な症状があり、飲食なら聖者ニキの生成出来る『
特に空間は……メシア教内部の様な『腐臭』みたいな甘ったるい、まるで悪質な麻薬の様に腐敗し歪んで爛れた気配を無理矢理『
この空間は一神教系列の本霊持ちである聖者ニキ……だけでなくオカルト建築の第一認者である脳缶ニキや土方ニキ、八男ニキなど様々なオカルト建築技師達や天使部やスケベ部、医療部の有識者達に更にはショタおじの総力を結集して作成したガイア連合の後世から見ても非常に凄まじい正にオーパーツ扱いの空間になっている
終末後はほぼ重症患者用の医療施設となり、施設が老朽化しようともそれこそ数十世紀は大切に大切に扱われていたそうな*24。正に『終末後の重要文化財』である
兎に角、メシア教被害者達にとって非常にありがたい安息地は初音郷や沖縄に存在する……沖縄支部がメシア教施設強襲などの際に保護した被害者の社会復帰や孤児などの保護といった福祉にも多分全てのガイア連合支部の中でも特に積極的に行う支部としてもまた有名である
まぁ、こういう経緯なので高い異能異才持ちの子供達が沖縄支部が運営する孤児院……望まぬ妊娠をしたメシア教被害者の望まぬ子供や、親をメシア教に殺された子供、沖縄支部に所属するが武運尽きて倒れた戦士の遺児など様々な経由*25で子供達を保護したりもしている
勿論、現在の沖縄支部ではメシア教に『孤児院の運営』や他の福祉に関わる仕事は絶対に任せない。メシア教が社会的信頼を得られる稼業は一切認めないしそもそも仕事を一切与えない、それこそゴミの清掃などの様な汚れ仕事すら与えないスタンスを取っている。沖縄のメシア教教会は殆ど『飼い殺し』か『沖縄支部から隠れて行う畜生働き』であり、少なくとも表向きはガイア連合からの捨て扶持だけで飼われている家畜という訳だ*26
何故沖縄支部がメシアンなどという役にも立たない?いや飼うだけ有害な即刻殺処分した方が良い様な害獣畜生未満を飼っているのか?それはとても簡単な理由でありその理由は『運営への配慮』の一言に尽きる
嘗ての『大和神解放作戦』で一応は日本の穏健派メシア教が協力?はしていた事からの不愉快ながらも存在する密約により追放などがやり辛い状況になっている……勿論沖縄支部も米軍基地のメシアンなぞこの半終末なぞお構い無しにアメリカ本国に強制送還したいという本音と嫌悪感はある
しかし、流石に最早人間の生存出来る環境ではないアメリカ本国に『メシア教徒だから』という理由だけで最早難民同然の有り様である一般人メシア教徒である米兵やその家族を
だから沖縄支部は今の沖縄に存在する『メシア教沖縄支部』の性質……大半が怠惰かつ拝金主義の所謂『世俗派』である事と、ガイア連合沖縄支部が設立される前から好き放題やらかしている証拠を合わせ、今の沖縄支部が持っている『メシア教相手なら本気で情け容赦無い極限の暴力』を以てして
沖縄はメシア教にとっても重要な進軍用の軍備拠点かつ非常に厄介な左遷地区であり……その性質上避けられない深刻な内部腐敗により『沖縄にやらかした事*28』を考えたらその結果残ったのは不真面目かつ欲に塗れた世俗派か『働き者の無能』ぐらいである*29
そんな訳で沖縄支部ではメシアンは追放が出来ないので飼い殺し、米兵や軍属の民間人メシアン達もそのメシアン神官らの情けない有り様からメシア教に幻滅して真っ当な一神教に立ち返って来ている*30
この日本に来る地点で既に還俗して『
沖縄支部に来た者達の中で一番?いや殆ど唯一かもしれないぐらい真っ当に一神教の教徒をやっているのは彼女ぐらいであり、どんどんメシア教のせいで肩身が狭くなる真っ当な一神教徒達が『かなり高レベルな準黒札級霊能者』である彼女に縋る必要があるのはまぁわかる
それ以上に……メシア教被害者である天使人間達のケアに一番適した人材は彼女だろう。モーセの転生者にしてモーセのペルソナ使いである聖者ニキも彼らの糧を生み出しながら日々彼らや沖縄を防衛し、難儀な書類仕事を熟し、様々な修行や勉学に励みつつ認知異界攻略に精を出しつつ時にはメシアンの拠点制圧。一番大切な家族関係をしっかり維持しながら日々奮闘しているが、流石にやる事が多すぎて天使人間達のケアは部下にして戦友の嫁であるエリーゼに頼るしかない
この一神教の尊厳を護る偉業によりエリーゼはこの前『名誉司祭資格』と更に『枢機卿資格』をバチカン本国から送られて来た。彼女の祖父はカトリックの枢機卿だったが歳もあり引退を考えていたが……アメリカを爆心地に半終末が到来した為にカトリックの関係者である彼女の祖父や父、兄はイタリアはバチカンに飛んでこの未曾有の大災厄に一神教の責任者サイドとしてどうにかする手段を模索している
バチカンがガイア連合と多少なりとも良縁を結べたのは偏に黒札の中でも実績により発言力の高い八男ニキの黒札権限かつ協力とエリーゼの実家であるホーエンハイム家の尽力の賜物が大きいだろう
最近のバチカンも非常にキナ臭くなって来た為か、こんな状況でも矢面に立って戦うバチカンに詰める者達は沖縄に家族を預かって貰い『後顧の憂い』を絶って更に状況が悪化してゆくヨーロッパの防衛や日本への亡命支援など様々な活動に殉じて戦うこととなる
一応、イタリアにはゼウスと契約した黒札である皇帝ニキ*31が居るので彼の書類仕事や雑務などの補佐官としてホーエンハイム家の男衆は頑張っているそうな。また他にも転移魔法を扱うのが巧い沖縄支部に所属する者達が余裕がある時ならローテーションで皇帝ニキに力を貸してくれるから皇帝ニキも少しはゆっくり休める環境にはなったらしい*32
イタリア支部の狂雷ことゼウスとは本霊的に相性が非常に悪いガンスミスニキ*33はあまりイタリアには向かわないが……琉球ニキは逆にゼウスとは以外と相性は悪くない様*34だが。いや他の『日本に来ていたゼウス』が破魔ネキや幼女ネキにやらかして色々あったがイタリアのゼウスは沢山の責任を背負っているからか比較的マシな個体だったようで少なくとも沖縄支部とは友好的ではある。流石にガンスミスニキとは『仲の悪い親父』ぐらいの距離感ではあるが『ゼウスと遭遇=即殺し合い』になりかねないぐらい拗れたヘパイストスが本霊であるガンスミスニキ的には間違いなく非常に譲歩出来ているレベルだろう
ともあれ沖縄支部は……今日も今日とて沖縄を護り、色々な海外を支援し、メシア教の秘密基地を襲撃したり悪魔にメシアンを売却したりといつもの日々を繰り返す
「おい琉球、そろそろ穢教滅閃工場で新しい糞穢教鳥加工業務だぞ?」
「いけね!最近使いすぎて工場から補充ちゃんとやれってどやされていたんだよなぁ」
「そろそろ小休止はおしまいだ。工場の転移室に急ごう」
「俺たちのロッカーにはレッドマンスーツを入れてくれている筈だからちゃんと清潔にしてからそれに着替えろよ?」
「ハヌマーンスーツはまだしもチャー研スーツは人気無いもんな。チャー研スーツはクソダサだしな」
「おれはマナ作りと病院から山梨に配送。んで認知異界に直行だから……まぁ皆頑張れよ?」
そんな会話を行いながら彼らはナマモノネキ(骨壷の姿)を抱える聖者ニキを見送る
「ナマモノネキ……いやアレは少しやり過ぎたかな?」
「いや、今回の彼女にはアレぐらいで良いだろうさ」
「俺もアレが丁度だと思うかな?アレよりヌルいと……」
「俺らならあのホモ本をナマモノネキの目の前で燃やして後はショタおじの地獄修行送りで……だけどね?」
「よりによって……あのバカが」
「「「「「よりによって何故俺らの嫁にあんなホモNTR本何て見せてしまったんだ?」」」」」
どうやらあのナマモノネキのホモ本は琉球ニキらの嫁達に見つかってしまった様だ……それこそ赫く禍々しい気配と言うかむしろ『禍ツ気』を放ちながら表情だけは嗤いながら眼からは禍ツ気の赫い燐光を放ちつつ穢教滅閃工場から借りた拷問器具や牡蠣の殻を構えながら各支部でナマモノネキを探しているらしい
とりあえず一足先にナマモノネキを探し出してしっかりお灸を据えてから『黒札としての保護』も兼ねて医療部にほとぼりが醒めるまで置いておいてもらうことにした
その様を見た六人は……皆一様にこう思う
「「「「「「うちの嫁さん達は怒らせちゃいけねぇや。いや本当に」」」」」」
終われ