凡庸でありふれた転生者達の小話   作:血涙鬼・彼岸

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今回は拙作の用語集(その1)です……他作品の用語集増えてくれ(切望)


カオス転生ごちゃまぜサマナー 用語集 その2

 

 アガシオン・スパルトイ

 

 拙作初のオリジナル要素。基本的に低スペックながらも現地民にも使えるアガシオンを白兵戦仕様にカスタマイズしたアガシオンのバリエーション。またシキガミを嫁や婿としての振り幅に舵を切った黒札の為にも作成された経緯もある。黒札仕様なら修練場でも中層ぐらいまでなら充分通用するスペックはある

 

 これはギリシャ神話に存在する『竜の牙を畑に植えれば収穫出来る魔法の兵士』を元に作られた魔物の一種。基本的に骸骨兵士みたいなデザインであり、故に比較的だが人間と同じ様に武装が出来るという特徴と、基本的に最初の設定と搭載メモリ次第だが『物理、精神異常耐性・弱点無し』で武芸に優れた優秀な護衛になるという特性を持つ

 

 しかし、人間と同じ武装が出来るという事は『人間の武装を予め用意しないといけない』という意味でもあるので通常のアガシオンよりその初期投資費用や維持費が余計に嵩むという欠点もある。また武芸や護衛スキルで只でさえ少ないメモリ容量を食う為拡張性が異様に少ないという難点もある。そしてこれが一番厄介な欠点だが……このスパルトイは通常のアガシオンと違い実体が存在する為通常アガシオンの様な携帯性や隠密性が全く無い

 

 一応持ち運びは封魔管操作技術があれば簡単なので黒札や実力派現地民ならばこれを習得してから購入すると良いだろう。拠点防衛用の戦力化や『霊柩車型専用キャリアー』などを使って運用するならその限りではないが

 

一応、ガイア連合が販売するモデルには必ず最低限の衣服*1と低品質ではあるが槍と小剣、粗末な造りの木の丸盾ぐらいは廉価、若しくはサービスオプションで付けてくれるから『理科室の人体模型』みたいな有り様では出されない。流石に作中の試験運用時みたいな無償サービスはそうそう無いがあのレベルの装備ならむしろサービス安価で揃えてくれるからそのサービスを受けた方が良いだろう

 


 

 アセイミィ・ナイフ

 

 白魔女(ウィッカ)らが儀式や護身用に使う純銀製の短剣。刀身や柄にびっしりとルーン文字が刻まれていて、刀身そのものはまるで月の光を集めたかの様な冷たく澄んだ輝きを見せるがこの短剣に刃は無く実際にはレターナイフの類いだったりする

 

 このナイフは純銀から定められた製法で作られ、最後の工程にまる一年ぐらい月の光を浴びせ続けるという工程を経て作成される月の霊力を蓄えた魔術武器の類いかつ護り刀の一種である

 

 基本的には儀式や魔法行使の際に使う魔術武器であり、持っているだけで下手な名家の家伝甲冑より遥かに優秀な魔法防御力を有する護符の類いだが、ちゃんとした製法じゃなくても純銀製かつルーンの配置を間違えていなければこの効果は発揮される

 

 しかし、ちゃんと月の霊力を蓄えたアセイミィ・ナイフならば霊力の刃を放出させて小剣の様に使いこなす事が出来る様になるだろう。純銀製とは書いたが刻まれたルーンの加護によりそこら辺の悪魔が落とす武器よりは頑丈なので超人に至るまでは通常の純銀製なら充分使えるだろう

 

 また、純銀の上位互換にミスリル銀製のアセイミィ・ナイフも存在し、純銀製では使用に耐えられない領域に至った者達が買い替えするのはガイア連合でも偶に見かける光景である

 

 ちなみにこの市販されているものと白魔女が使う専用品は似ている様でまるで別物らしい。基本的に白魔女が余程気に入った者に加護を与える意図で自身の愛用品を渡したものがこのガイア連合で販売されている『市販品アセイミィ・ナイフ』の原型であり、これらはガイア連合脅威の魔術・科学力で作成された白魔女もびっくりの逸品である

 

 その性質と由来から、ガイア連合でも気に入った者や配下などに送ったり配ったりする贈呈品や支給品として人気が高い商品でもある……人望があったり様々な理由で人気な黒札や金札などはこれを沢山在庫を抱えているとか居ないとか?

 


 

 ガイアチャイ

 

 ガイア連合一番の名物であり、ガイア連合に於いて地方勢に送ると一番喜ばれる定番である『ガイアカレー』のバリエーション。同じインド産のスパイスをふんだんに使ったミルクティーであるチャイをガイアカレーの製法を応用して作った

 

 これはこのガイア連合でも間違いなく少数派である『カレーが苦手な者』を中心に『カレーは飲み物じゃない派』、紅茶党や酪農家俺たちなどがジャンニキ監修の元作成された

 

 技術部や頭の疲労が激しい部署、追い込みが入った運営などで『手軽に糖分摂取出来る』と好評だった……が、暴飲による非常に深刻な糖分の過剰摂取による銀時ニキや某もちづきさん化*2が深刻になるという問題が出てややマイナー化する憂き目に遭う

 

 一応は無糖チャイなど様々なバリエーションが出て細々とではあるがガイア連合に長く存在するし、一応は後々に発売される『飲むガイアカレー』の作成に応用もされる

 


 

 魔法石

 

 『◯◯ストーン』と呼ばれる魔法の力が込められた石や宝石。慣れれば適当な魔石と髪一本で造れる*3。最低限『それの使い方』を理解して念を込めれば未覚醒者でも使える霊的な手榴弾

 

 この技法の旧い方法に屑品質の水晶や術式を込めた羊皮紙の断片、簡易的な儀式壇セットを用意すれば一応黒札ならば素人でも使える魔法を込めた魔法石が作れる。またちゃんとした霊地ならば才能の低い現地民でも最低限クラスの魔法石ぐらいなら作れる技法も存在する……この技法を応用すれば才能がロバな現地民でも数を揃えて時間を掛ければ黒札が作る魔法石に遜色ない出来の魔法石が作成可能*4

 

また、この旧い方式で作る魔法石はある程度ではあるが宝石や装飾品としての価値もある為女性……それも貴婦人や令嬢などの地位ある立場の女性の護身具としての需要も存在する

 

 沖縄支部ではこの技法を名物である琉球ガラス……の失敗作や割れた破片などを水晶に置き換えて様々な『琉球ガラス式魔法石』を作成して大規模販売に漕ぎ着けていたりする。ちなみにこの技法は『スレイヤーズ!の第一巻に記載された【宝石の護符の作成方法】』を参考にしている

 

 この技法により殆ど黒札にしか出来ない『その辺の石ころと自身の髪一本だけで行う魔法石作り』以外の『現地民の食い扶持確保』と『沖縄支部の名物作成』が黒札が地上から消えた時代になっても全て同時に成り立っていたりする……多分、他のガラスやビー玉造りに強い県でもこの技法は伝わっているだろう(独占による腐敗や価格高騰対策。要は市場健全化の為に)

 


 

 ガイアフォン

 

 ガイア連合に所属する企業が総力を結集して二十世紀内に作成したスマートフォン。ガイア連合が作ったもの故に『ガイアフォン』と命名される

 

 一応は比較的初期仕様のスマホ程度の機能があり、本来のこのポケベルなどが主流だった1999年(拙作作中)では間違いなく場違いな工芸品(オーパーツ)だと言える代物だがこれからドンドン発展するだろう……これが後々には『COMP』と呼ばれるものの基礎となるのだから

 

 『俺たち専用』という限定モデルもあるが、後述するオプション機能故に偶に身内にあげる者も居るのでそろそろ『俺たち専用モデル』は廃止して民間用現行最高性能モデルを初期支給する案が出始めていたりする

 


 

 エネミー・ソナー

 

 空気中の生体マグネタイトの量と悪魔の内包する生体マグネタイトの気配を測定してグラフィックに投影するアプリの一種

 

 現状(1999年)では基本的に専用の機器を使って動かす代物だが簡易版ならガイアフォンの現行機種のリソースをほぼ全て使えば本当に最低限使える範囲外機動出来る……が、この時代ではそれなり以上の覚醒者の感覚の方が当てになるレベルの精度なので殆ど未覚醒者か非戦闘員の護身器具にしかならない殆ど試作品の範疇に過ぎない

 

 一応、辺りのマグネタイト濃度を測定して周囲がどれだけ危険地帯かを測定する能力があるので地方在住な俺たちは御守り代わりに持っておく方が無難だろう。グラフィック内の色で周囲の危険度が分かるが……現行では『メシア教の天使召喚』みたいなテロ行為には対応出来ないのが痛い処である

 

・青:マグネタイト濃度通常。魔虫も直ぐに消滅するぐらいに安全地帯

・緑:マグネタイト濃度発生。少なくとも所有者が健全な状態なら大概どうにでもなる程度

・黄:マグネタイト濃度上昇。そろそろ危険な水準に差し掛かる為退避推奨

・赤:マグネタイト濃度爆増。今の所有者では間違いなく危険な環境。直ちに撤退するべし

 


 

 魔貨(マッカ)銀行

 

 ガイア連合に於ける魔貨は非常に重要であり、魔貨こそがガイア連合の経済やインフラを回す重要極まりない資源である事は黒札の一般的常識である……重要過ぎるが故に魔貨を稼ぐ筆頭である修羅勢や地方勢などはガチャや装備購入の為に稼いだ魔貨をタンス預金してしまうパターンが多い

 

 故にほぼ死蔵状態であるタンス預金された魔貨で経済を回す為に運営が啓いた銀行システムが魔貨銀行である。この銀行に魔貨を預ければ良い利息が日本円*5という型で支払いされる仕様になっている為、偶に現世都合で現金が必要になった時に修羅勢や地方勢らがこの利息で魔貨を崩さずに必要な現金獲得が出来たり、確定申告や他税金関係で世話になったりするので重宝するだろう

 

 このサービスは俺たちなら誰もが保有するブラックカードか少なくとも銅等級カードがあれば山梨第二支部にある銀行預金出来るが、カードの等級によるサービス格差はえげつないぐらい激しいので黒札と縁の無い顧客はその辺りを覚悟して使うべし

 


 

 収納魔法

 

 とある近年まで封鎖されていた異界シェルターの中で開発されていた特殊な魔術。只でさえ高難易度な『管式悪魔召喚術』と『転移魔法』と『結界魔法』の三つを高い水準で使いこなせて初めて会得できるという非常に面倒臭い魔術

 

 この三つはそれこそ黒札でも全ての素質を満たせる者はそこまで多くなく、特に難易度の高い『管式悪魔召喚術』はガイア連合でも非常に難解な資格を有する代物なので会得者は非常に稀少。下手をすれば『管式悪魔召喚術使い』より更に会得者は稀少だったりする

 

 この術式の会得者は自分の側に異空間で出来た『倉庫』を創ることが出来……その倉庫から自分が収納したものを出し入れ出来る様になる。その収納量は習得者の素質に依って盛大に変化するが最低限でも体育館一つ分、最大記録なら高層ビル数棟分の容量を収納出来るし内部の時間は一切変化しない

 

 また、内部は基本的に時間の概念も無いので全てがそのまま保存出来るが非生物は入れる事が出来ない仕様になっている。この術式は一種の異界作成系スキルだが上位互換に『壺中天』などが存在する。多分条件の難しいこの技法よりは壺中天辺りの方が扱い易い為割と後々には斜陽になるだろう技法でもある

 


 

 シキガミの十戒

 

 嘗て起きた『悪魔しょうかんシキガミ脳破壊暴走事件*6』への反省と犠牲になったシキガミへの哀悼を込めて作られた十ヶ条。『十戒』と銘打たれてはいるが元は『犬の十戒*7』から来ている

 

 シキガミ愛好勢だけでなくスケベ部、引いてはミナミィネキ嫌いな俺たちが推し進めている活動だが……ミナミィネキ自身もあの事件には思う処があり反省しているらしくむしろ彼女自身がその十ヶ条推進派だったりする

 

 そしてその内容は

 

1:私の一生はだいたい貴方と同じです。あなたと離れるのが一番つらいことです。どうか、私と暮らす前にそのことを覚えておいて欲しいのです

 

2:あなたが私に何を求めているのか、私がそれを理解するまで準備と共に待って欲しいのです。私は常に貴方の事を考えて生きています

 

3:私を信頼して欲しい、それが私にとってあなたと共に生活できる幸せなのですから

 

4:私を長い間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。あなたには他にやる事があって、楽しみがあって、友達もいるかもしれない。でも、私にはあなたしかいないのです

 

5:私に飽きても時々話しかけて欲しい。あなたの心さえあれば私はやってゆけます

 

6:あなたの周囲がどのように私を扱ったか、私はそれを決して忘れません。私にも感情はあります

 

7:私を殴ったり、いじめたりする前に覚えておいて欲しいのです。私は強い力であなたを傷つけることができるにもかかわらず、あなたを決して傷つけないと決めているのです。性癖なら全身全霊で受け入れますが殴らせるのだけは心が苦しいです。マゾ性癖を満たすのはシキガミの意義的に厳しい事です

 

8:寝取り寝取られ脳破壊は嫁婿シキガミにとって最悪の虐待です。ミナミィネキの甘言に惑わされないで下さい……悪魔しょうかんは悪い文明

 

9:私は子供を産む為の力はありません、その事だけは忘れないで下さい。それだけは覚悟して私の手を取って下さい

 

10:あなたが側にいてくれるからどんな日も幸せです。忘れないで下さい、私は生涯あなたを一番愛しているのです

 

 基本的にこれを執筆したのは件の事件*8で大のミナミィネキアンチになったシキガミ愛好勢の一人であり、嘗ては8の条項にあった消し線すら無かったそうな

 


 

 穢教滅閃

 

 とあるメシア教に深い怨み憎しみを抱く隠れ郷の霊能者達が編み出した悪魔召喚術の奥義にして邪法……そして天使への限りない憎悪と悪意の結晶。嘗て存在していた初代葛葉狂死(キョウジ)が開眼した陰陽道の流れを汲む『使役する悪魔を文字通りの使い捨てに全てを一発で搾り取って捨てる召喚術』という今では殆ど失伝していた名もない召喚術が原型となっている

 

 この『今生の暇乞い』や『断末魔の力戦』を利用した悪魔召喚術に……その対象を『天使・大天使』に限定し、この術式を組む工程に様々な加工措置*9を重ねてその威力を怨嗟や苦痛で増しに増した正に邪法の奥義にして『害鳥リサイクル』こそがこの『穢教滅閃』である

 

 頑丈だがなるべく中の悪魔(天使)には居心地最悪の造りにした封魔管に無理矢理『弾薬』を押し込め、悪魔召喚術の技法でこれを解放して目標を殲滅する。この製法の都合上基本的に『万能』か『呪殺』のどちらかの属性しか作成出来ないのが玉に瑕だがそれでもアークエンジェルクラス一体で擬似的なメギド・ストーン相応の穢教滅閃が造れるというリサイクル効果が望める*10

 

 また、使用者にも『悪魔召喚術のいろは』が必要である為『使用出来る者もまた限られている』という欠点も存在する……が、沖縄支部の技術改善により悪魔召喚術の技法を納めていない者にも使える様になって来た

 

 基本的に万能・呪殺属性の火箭砲みたいな単発かつ命中地点で爆発させたり貫通させたり、または軌道操作もちゃんと悪魔召喚術を会得して使うなら自由自在となる*11。またその製造過程と由来から『天使、大天使、メシアン特効』かつ『制御しない・出来ないなら自動的にその場に存在する天使、大天使、メシアンの一番強い者に追尾直撃そして爆発する』という仕様になって居たりする*12

 

 ちなみに万能なら『穢教滅閃・ソドム火焔式』、呪殺なら『穢教殲滅・ゴモラ怨嗟式』という正式名称があり、一神教における『ソドムとゴモラの終焉』をモチーフに命名された。『穢教鳥(天使)を灼き打ち据えるなら一番相応しい名前だ』とはこの術式の製作者のコメントである

 

 通常なら儀式的凌遅刑式で作られるが、近年では『エジプトのミイラ作成手順式』や後述する『ホムダイ・スカラベによる全自動作成』や三次創作による『好きな惣菜発表アガシオン方式*13』といった様々な製法が存在するが……やはり一番強力な穢教滅閃を造るにはじっくりと儀式的凌遅刑方式が一番である。高位の糞穢教鳥を加工する際は必ずこの形式にするべきであろう

 

 基本的には本場の『初音郷』や『沖縄支部』辺りの製品が一番ではあるが、アンチメシアンの気風が激しい区域には工房クラスの製作所があるのでその辺りなら低ランクの穢教滅閃なら直ぐに入手出来るだろう。また工房や工場のある建造物には必ず『牡蠣の殻とヒュパディア*14の横顔の紋章』が隠されているのでアンチメシアン達はそれを頼りに穢教滅閃を補給する

 

 様々な欠点……製法がひたすら血腥く悍ましい、正規の使用には管式悪魔召喚術の習得が必須と問題は多いがアンチメシアンかつ悪魔召喚術をちゃんと使えるならむしろ百人力の切り札となるだろう

 

また、この術式は材料にした穢教鳥を魂ごと木っ端微塵に破壊してもう二度と復活出来ない様にする為の技法でもある……穢教鳥は最下級でも魂を取り扱う技術があり、その為魂さえ無事なら味方を再生させたりする事やその見聞きした情報を上の糞穢教鳥どもに持ち帰る事が出来る為、それを徹底的に防ぎ情報隠蔽を図る為にもこの術式は使われる

 


 

 銃火暴風怨嗟域

 

 嘗て沖縄を舞台に行われた最低最悪の戦争の負の遺産……いや、むしろメシア教の悪逆非道と愚かさの産物と言う方が正しい世界規模でも珍しい超大規模異界の一つ

 

 それは沖縄本島と鏡合わせの様な、そんな非常に広大な異界でありその中はまるで嘗ての太平洋戦争が未だに続いているかの様な戦場の様相を見せている。その戦場では屍人や戦争に纏わる悪魔が未来永劫に渡って殺し合いを行っている様が見られる……侵入者を見たら即座にそちらにターゲットを変更するが

 

 異界としては……一つでも存在すればガイア連合ですら『クソ異界』として即座に破壊される案件の厄介極まりないギミックが呆れ返るほど多数、まるでスパゲッティコード*15が殆ど焼け付いた様な有り様になっている。さながらゴルディアスの結び目の様に*16。ガイア連合の一部では『シュバルツバース擬き』などと一時期呼ばれていたが『名前付けの悪影響』を鑑みたショタおじ直々にその呼び方は禁止されている

 

 そのギミックを挙げるだけでも……

・内部の悪魔の耐性強化

・破魔、回復魔法の使用制限

・頻繁かつ突破的な火炎、衝撃、呪殺、銃撃、爆発属性のランダムダメージゾーン化

・出入り口がほぼランダムであり、しかも大気は致命的に汚染されているから未覚醒者が入ればものの数分で肺腑が腐り死ぬ

・『飢餓の呪い』と『貧困の呪い』とでも言うべきギミックがあり、常に酷い空腹や喉の渇きに苛まれ、持ち込む食糧もきちんと専用の措置を取らない限り即座に腐敗する。中の悪魔をたおしても殆どまともな戦利品を落とさないし、この異界内部の物品は持ち出しても只のオカルト汚染物質であり屑鉄もリサイクルさえ不可能な代物しか無い(注:沖縄支部の活躍にてこの項目は執筆現在では解除済み)

・『発話封じの呪い』……読んで字の如く『発音、発話……故に実質魔法を封じ込める呪い』、嘗て日本が沖縄に行った差別政策の一つである『方言札』という下劣な所業による再現的な呪い。この異界の至る所に存在し、中には地中深くに埋もれている『呪物:方言札』なるこの異界内部では決して腐らず壊れない木板をその地域から排除しない限り決して解けない

 この呪いが存在する限り通信、通話機能のある機械は必ず故障する

・この異界の生まれたきっかけである沖縄戦での回収されてない犠牲者の髑髏が至る所にあり、その髑髏を回収してきちんと弔えばその地の汚染が浄化可能となり、またこの大異界の中心に存在する『この異界のボス』を弱体化させるためになるべく回収して供養することがこの異界攻略の鍵となる

 

沖縄支部は先ずこの異界を攻略する必要がある……早ければ後一年そこらでこの異界は限界を迎えて暴走するだろう。そして沖縄本島は決して生物の住めぬ地獄と化してしまう。しかもそれすら『新しい災厄の呼び水』に過ぎないからこの異界攻略はガイア連合からしても重要極まりない案件である

 

現在沖縄支部を担当する者達はガイア連合でも有数の予言者や卜占のスペシャリスト達の満場一致で決まったとある六人の少年達を核に沖縄土着名家や彼らの友人達で協力し合ってこの時限爆弾みたいなクソ異界の中のクソ異界攻略に挑んでいるのが現状

 

一応、この異界を極限まで弱体化させる手段はあるが……その条件というのが『米軍、自衛隊基地の沖縄からの完全撤去』というものなので先ず間違いなくそれはガイア連合の威光でも不可能だろう

 


 

ガイア連合沖縄支部

 

先の銃火暴風怨嗟域で言及した『とある六人の少年達』を基核としたガイア連合の中でも特に特殊な経緯で誕生した支部。沖縄という特殊かつ軍事的に非常に重要な地形に存在する諸島に存在する『銃火暴風怨嗟域』と『与那国島海底遺跡』という非常に危険な異界と米軍基地の影響で莫大な数存在するメシア教の悪影響で混沌と化した日本最悪の魔境……をどうにかする為の支部

 

今まで挙げた通りに正に『存在そのものが塩漬け依頼の権化』みたいな代物だが……その『とある六人の少年達』とその家族友人身内達が開拓に入ってからは色々と状況が改善されて沖縄土着名家達も息を吹き返す事に成功した

 

最初はガイア連合からの補給と就任した支部長達の私財、そして沖縄土着名家の乏しい資材や沖縄企業からの寄付などで運営されていたが……支部長達の活躍で自活の手段が少しづつ確立され始めている。現状なら沖縄土着名家という日本では強い分類の現地民達や支部長達自身が傭兵働きをしたり、銃火暴風怨嗟域のようやく使い道が出来て来た屑鉄をリサイクルして製鉄やそれを活用してのオカルト武器作成、様々な外貨的魔貨獲得手段を構築してまぁ間違いなく成果を上げている*17

 

沖縄土着名家の歴史、この支部設立の由来、支部長達の身内が覚醒した理由……様々な経緯が重なりこの支部は上も下も間違いなく『一枚岩の激しいアンチメシアン思想』の塊であり、むしろ受諾する傭兵稼業の大半は『オカルト犯罪を犯したメシアン狩りと鹵獲メシアンを悪魔に格安売却処分』を秘密裏に行う事や、その際押収した証拠を纏めて様々な手段で保管したり、前述した『穢教滅閃』の技術を研究したり、穢教鳥リサイクル手段も研究したりと様々なアンチメシアンと言うかむしろ非常に凶悪なメシアンスレイヤー支部として闇からメシア教への陰湿で執拗かつ徹底的な復讐手段を常に構築している。それ故に『ガイア連合でも一際血腥い支部』として悪名高い、逆に言えば『身内や仲間への情や義理に篤い支部』とも言える

 

また、メシアンスレイヤー以外の一面に『メシア教被害者救済』という目的も掲げて慈善活動にも積極的である。メシア教の悪行被害者を救助したり、様々な被害者達の保護や再起支援、時には洗脳被害者などの心底悔い改めた元メシアンだった者の更生支援など様々なアンチメシアン的な慈善活動にも積極的。またメシア教被害者の代名詞と言われる『天使人間』を元の人間に戻す研究……の前に出来る限りの社会復帰や治療手段の構築などを研究中。後々『対メシア教被害者救済用病院:ヒュパティエ医院』というメシア教被害者用の専用病院を沖縄に設立する迄に至る。その性質や経緯から沖縄支部は医療関係には積極的かつ貪欲に受け入れる傾向があり、そのガイア連合でも最先端に分類される医療技術でメシア教や悪魔関係の犠牲者救護に強い支部でもある

 

沖縄支部のエンブレムデザインは『六芒星に六つの髑髏』、沖縄支部の核となる六人が結果的に人生神生問わぬ生涯に渡るチームを組んだきっかけであり、後々沖縄支部が一番運用し、沢山製造する『アガシオン・スパルトイ』という骸骨兵士をモチーフにする事が沖縄支部会議で可決された

 

『日本南方の守護者』や『ガイア連合黒札又鬼(マタギ)衆最大手』、『運営の長い手』など様々な通称持ちだが……多分一番有名なのが支部総出のアンチメシアンっぷりだろう。一般的メシア教徒からは一応普通に生活出来る環境ではあるからわりかし普通の支部だと思われているが、少しでも異能に関わるメシア教徒、いやメシアン的にはその内部から伸びる毒棘を少しは認識出来ているからか何処か恐ろしい印象を持たれている*18。また沖縄支部の凶悪かつメシア教への悪意に満ち満ちた本性を察した聡いメシアンは非常に少ない、大概それを察した地点で沖縄支部に『始末』された後だからである

 


 

怨鉄

 

沖縄に存在する『銃火暴風怨嗟域』に無数に存在するスクラップを最低限製錬して出来る粗鉄。このままでは如何なる用途にもまともに使えない瘴気塗れの屑鉄未満なほぼ放射能廃棄物同然の代物。『鉄』とは書いたが鉛や銅、真鍮などの古い兵器や銃器の素材になっている金属なら大概出て来る

 

嘗ては沖縄土着名家が資金獲得の為に必死で研究していたが……殆ど資料も無く人員もどんどん損耗する過酷な状況故にその成果は殆ど無かったが、沖縄支部が設立して直ぐに沖縄支部幹部の一人の恋人である『猪笹王のデビルシフター』がこの怨鉄のリサイクル方法を『自身と共生する猪笹王の意識』から教わりこの怨鉄を普通の鉄鋼として扱う技法を確立した

 

そして沖縄支部は単なる放射能廃棄物の山を豊富な都市鉱山に変換する事に成功し、沖縄支部の財政を支える重要な一歩を踏み出した……そして更にこの怨鉄の特徴である『強烈な瘴気を発する』という本来ならば害にしかならない特性を上手く活用して沖縄支部が今後末代まで重用し、終末以降の世界に必要なオカルト武器の作成にも成功する

 

……これは余談だが、沖縄支部が設立する前にこの怨鉄の浄化方法が解明されていたら。多分?いやほぼ間違いなくメシア教にその製法や権利を掠奪されていただろう。その圧倒的な貪欲さと卑しさ、そして奴らは真性の他責思考と我田引水思考が魂に染み付いたレイシストであるから『主の御為』と使い古しの免罪符を振り翳してやるだろう。絶対に

 


 

呵責鋼

 

『銃火暴風怨嗟域』で出土したスクラップを再製錬して作ったリサイクル鋼材をちょっとした比率で操作して作成した沖縄支部の名物とも言える『対アンデッド金属』。亡者や非実体系悪魔に対してある程度の有効打が与えられる

 

地獄の瘴気を常に浴び続け、更にはその地獄の業火で再製錬した鋼故に正に『地獄で罪人を呵責する鬼』が如き鋼となり、その効果や性質も相まって『呵責の鋼』という訳である。故にこの鋼には『破魔属性』はそもそも存在しない

 

沖縄支部では主に工業刀……要は軍刀や銃剣に加工して使うのがメインだが一般的な武器ならだいたいは作成出来るし、何なら工業レベルで良ければオーダーメイドも受注している

 

元が工業品だけあって霊装としては比較的低級だが、それでも半終末後に大量に発生する亡者対策に世界的ヒットを果たした沖縄支部のベストセラー商品の一つ

 

但し、その性質上常に僅かながらも地獄の瘴気を発し続ける為……この鋼は武器以外には大概不適格というのが欠点と言えば欠点だろう

 


 

怨嗟鋼

 

基本的には呵責鋼と同じだが、これは『対穢教鳥・メシアン金属』であり、製法もまた呵責鋼より複雑なものがある

 

この鋼の製法は……ざっくり言えば『穢教滅閃』を作成する際に余った穢教鳥の手足、むしろ骨をスクラップ鉄を溶かす際に鎔鉱炉に混ぜ入れ、焼き入れの際には穢教鳥の血脂を使うという正に妖刀めいたグロテスクな手法を以て作成される。嘗ては髪なども鎔鉱炉で燃やしていたが、半終末期突入前後で『エンゼルヘアー』という原作アイテムの存在を思い出して不良品以外は他支部に格安で卸す様になった、という沖縄支部的笑い話もある

 

最初の頃は適当な……穢教滅閃作成工程に失敗した『出来損ないの再利用』にそのゴミを鎔鉱炉に放り込んで作成していたが、暫くすれば穢教滅閃作成の工程で出来るモミジ*19で充分だと判明してそれらがメインで活用されている

 

一応、上級の糞穢教鳥パーツを使用したり、穢教鳥そのものを怨嗟鋼専用の拷問にかけた高品質バージョンも存在する。沖縄黒札達が式典などで儀礼的に装着する軍刀やサーベルなどの装飾剣や同じ黒札への贈答品、積極的にメシアンや穢気鳥に立ち向かう金札*20などに供給されたりするのが怨嗟鋼最高品質製武具である。ちなみにこの最高品質製はレベル50以上の糞穢教鳥のモミジや中級以上の穢教鳥丸ごとを素材に作られるレベルの代物*21

 

金属食が出来るシキガミ達によれば『苦くて変に甘ったるくそれらが中途半端にごちゃまぜになった不快な感覚が不味って言うかむしろ嫌』らしいが、それは間違いなく穢教鳥を素材に使っているからだろう……そんなもん不味いに決まっている。人魚ネキのふたごもこんなもん喰ったら涙目になるのも無理はない

 

しかし、半終末期まで穢教鳥が世界中で猛威を振るい、終末後でも少なくない残党が色々やらかす為……その需要は間違いなく数世紀から数十世紀は衰えないだろう

 


 

沖縄土着名家

 

ガイア連合沖縄支部の前身団体……いや実質沖縄霊能者達の寄せ集めとでも言うべきほぼ新興名家の集まりであり、本土の名家は太平洋戦争終結後にメシア教により根切りされた事は嘗て書いたが、沖縄の場合は……少しだけ事情が違う

 

基本的に太平洋戦争に於いて沖縄は『本土防衛の捨て石にされた』という揺らぎない事実があり、『無理矢理あの戦争に巻き込まれた被害者』でもある事から……当時は比較的物事をマシに考えられるメシアンがこう考えた

 

 

「沖縄の霊能者はメシア教に取り込めないか?」

 

 

戦争の狂熱が冷めて沖縄を理性的に取り込む政策が最初は実施されていた。恐らくだが融和政策で沖縄を取り込んでこの戦略的に重要な土地を現地である沖縄に守らせようという計略が最初は有ったらしい。故に沖縄土着名家達がこっそり武器を隠していた事は目溢ししていた様だ……当時の沖縄ではほぼ日常的にあの戦争の犠牲者だった悪霊や屍鬼の類いが頻発していたという理由もある

 

成功すれば確かに最良の計画だったし、世間的アピールにもなったかも知れない。しかし『銃火暴風怨嗟域』……の雛型である異界が発生し、その異界制圧にメシア教が躍起になってしまったのが全てが狂った原因である

 

メシア教がくだらない面子に囚われてあの異界に人員?いやむしろ生贄を大量に送りに送り続けた結果『銃火暴風怨嗟域』という人類史上有数規模の最凶異界が発生した訳である

 

そしてその事実をようやく理解した時には既に手遅れであり、最早米軍基地も当時のアメリカ大統領もメシア教自身も頭を抱える事態に陥っていた。そして本来ならば沖縄をアメリカ領土にする為に動く筈だったが、それを日本に大人しく返還する事にした……要は責任放棄である

 

その残った破滅的負動産こと『銃火暴風怨嗟域』をほぼ自力で抑えることが決まった沖縄土着名家達は……最早逃げ道も無く殆ど沖縄県民達の独力でこの異界を調査し、その厄災を抑える事に努めていた

 

『銃火暴風怨嗟域』の性質上、沖縄名家は殆ど全員が戦士として他の素養があろうともその成長を重視しなくてはならない状況であり、そもそもこの列島では殆ど魔法は使えない……使用した魔力が殆ど回復しない環境である為、稀少な回復魔法適性持ちや祈祷師(ユタ)神女(ノロ)みたいな僅かな術者以外は殆ど魔法とは無縁だったという理由もあり沖縄名家は魔法を中心にオカルト技術には疎いという弱点があるが、代わりに沖縄名家は『即座に悪魔相手に白兵戦を挑んで勝てる』という世界的に見ても間違いなく稀少な素質を持った猛者が沢山存在する組織でもある。世界規模のカルト宗教?テロリスト◯であるメシア教でも『悪魔相手に白兵戦が出来る猛者』は稀少である事からその希少性はご理解頂ける筈だ*22

 

沖縄の霊能者達もあの戦争で失われた人員を補う為に、やはりかなりの数の同胞を失った『乳の親』という沖縄固有の女妖怪達と婚姻を結んでお互いの人口増加に踏み切り……そして此度の銃火暴風怨嗟域をメシア教から押し付けられた事から沖縄土着名家達はまた乳の親との混血政策を短期間で行う羽目に陥る。妖怪の血は何気に濃いので下手をすれば数世代先の沖縄名家の血は殆ど乳の親になりかねない所業故にこの辺りの危惧は深刻だった

 

そして致命的に深刻なのが……作中開始地点でほぼ『銃火暴風怨嗟域が暴走直前状態』だという事だろう。沖縄に調査に来ていたガイア連合の重鎮である『霊視ニキ』の調査でほぼ沖縄が詰んでいた事が判明していた

 

しかし霊視ニキはその調査過程でとある悪質なメシア教施設を発見し、その調査過程で『沖縄や西日本一帯の未来を非常に激しく左右する存在』の発掘に成功した……それからほぼ一月ちょっとで後の『ガイア連合沖縄支部長』に成る少年を見つけたのである

 

そんなこんなで銃火暴風怨嗟域を抑える為に再起不能になっていた沖縄名家達を治療し、豊富な資金や物質、それに何より……沖縄支部の要石となる六人の若き猛者やその親類縁者などの才能ある若人達が到来してくれた事がほぼ破滅が確定していた沖縄土着名家達の希望となった

 

現在のガイア連合沖縄支部では支部長と五人の幹部がトップに立ち、沖縄土着名家の中でも『勇者』と言われた支部長の実父や名家時代の長老達が補佐を担当するシステムになっている。尤も長老達もガイア連合の治療や恐山の冷や水で全盛期に戻って元気に沖縄防衛に突っ走っている有り様らしい……元から単なる戦士系異能者故にそうもなろう。一応神女(ノロ)である(元)お婆ちゃん達が支部長達の知恵袋になってはくれるし、老戦士達も問題には真面目に考えてはくれるので沖縄名家は割と一枚岩状態ではある

 

本土名家とは嘗てから色々付き合いが存在する。外貨獲得の為に流れの霊能者として出稼ぎに赴いたり、時には聡い名家から『胤乞い依頼』を受けたりという事もあった*23。また九十年代後半から沖縄異界の異常が顕著になった時期から『万が一の疎開場所探し』に流れ霊能者として結んだ縁を頼って色々働きかけていたりもする。沖縄のせめて子供だけは救おうと日本各地のまだ良識ある名家達に色々交渉していたのが作中以前の話

 

ガイア連合沖縄支部が設立してからは逆に沖縄がその良識ある名家の疎開先になり、むしろその名家を取り込んでいるという有り様だが……むしろその方が彼らの運命は好転するから良いだろう。大和神族的にも沖縄を日本に留める『碇』になるから大概の大和神達はこの一件を肯定的に見ているそうな

 

沖縄名家を指して『現代のスパルタ戦士』、『銃火暴風怨嗟域に炎門の三百(スリー・ハンドレッド)をキメた英傑集団』など彼らを知る者達は口々にそう語り讃える……この状況をほぼ半世紀耐えられる猛者はそうそう存在しないからその賞賛はメシア教が何を喚こうが奪えない誇り高き彼らの勲章である

 


 

『鬼女:乳の親』

 

沖縄方言で『ちーぬぅや』と発音する沖縄固有妖怪の一種。基本的には姑獲鳥や飴買い幽霊の様な性質を持つ『幼児』に対して非常に縁深い妖怪

 

『水木しげるの絵』では殆ど老婆の様な姿だが、実際の言い伝えでは洗いざらしの様な長い黒髪に非常に豊かな乳房を持つ柔和な女性という姿の妖怪だが、生きている子供を己の世界に攫う(命を奪う)性質と、死んだ子供を愛情を以て育ててくれる性質のある意味反発する性質を兼ねた妖怪

 

悪魔としては治癒・回復に呪殺属性とバフ系魔法を備えたサポート枠。筆者の個人的見解だが乳の親は『零落した地母神』としての性質があるので、育て上げれば何かの地母神系悪魔に昇華すると予定している(ガチ勢黒札の戦いに付いて来るぐらいのガッツがあるなら、だが)

 

嘗ては幽霊に似た性質の妖怪だったが、後の沖縄名家となる霊能者達の血を取り込んで世代を重ねる事で人間に近い性質に変化した珍しいタイプの妖怪であり、またその性質上乳の親は大概が地母神脳であり、アウトサイダーも高い確率で精神すら女性化して完全に乳の親となるケースが後を絶たない

 

ちなみに『【カオ転三次】故郷防衛を頑張る俺たち』の『人類ママ活計画』の触媒になった乳の親は……幕間その1に出て来た『完全にメスって言うかママ落ちした乳の親のアウトサイダーだった元人間』だったりする。今は一応未だ人間だけど実はもう既に乳の親化寸前

 

ちなみに大概の乳の親人間形態は筋骨隆々のガチムチ兄貴だった(カオ転らしいTS要素)……つまりあのダイアナは実は『元男』である!!しかも本来の姿は某所の三羽鴉みたいなムキムキマッチョな益荒男!!!(だった)

 

*1
ドラクエで言う処の『ぬののふく』

*2
ヒント:血糖値

*3
それと要・黒札級の霊的素質

*4
但しちゃんとした知識と参加者全員最低限覚醒済みである事必須

*5
後々にはガイアポイント

*6
アビャゲイルの投下場様を参照

*7
犬を飼う際に理解しておくべき十ヶ条

*8
悪魔しょうかんシキガミ脳破壊暴走事件

*9
巫蠱や厭魅といった左道の技法並びに儀式的凌遅刑の執行

*10
但しその『製法』の都合上、非常に手間暇が掛かるという欠点もある

*11
但し、これはあくまでも『悪魔召喚術による悪魔使役』による効果なのでこういう効果は自分よりレベルの低い弾丸にしか出来ないという事を忘れない様に

*12
『加工済み』が無事な仲間達に助けを求めて駆け寄って……触れたら内部の爆弾化が発動して大爆発というオチである

*13
頓西南北様 ファッション無惨様のごちゃサマライフ。より

*14
ギリシャの女性学徒にしてキリスト教の蛮行の犠牲者。牡蠣の殻は……キリスト教の犯罪者集団にこれで惨殺された件から。初音郷ではメシア教の悪逆非道を示すシンボルとなる

*15
プログラミング用語の一つで、複雑なものが出鱈目に絡まってぐちゃぐちゃになった状態。深刻な整備不良やバグの温床となる

*16
琉球ニキの本霊エピソードがこれかも知れない

*17
但し、それでもまだまだやるべきことやその難易度から運営の支援は必須

*18
多少は霊能があるから沖縄支部の隠している角や本性を感覚で察しているのだろう

*19
切り落とした穢教鳥の指や四肢、ついでに眼球、翼、鼻、耳、臓器といった切り落とし部位各種。鳥を解体する際に出来る足の部位に準えた沖縄支部や初音郷支部固有隠語

*20
例:豆柴ニキの祖母

*21
それ以上の素材で怨嗟鋼を作成しようとすると素体の怨鉄が保たず割れて使い物にならなくなってしまう為現在適合する合金などの製法が研究されている

*22
実際、致命的大失敗に終わった沖縄名家融和計画もその辺りの兵卒獲得を狙った計画でもあった。日本神や日本政府のやらかしをきちんと突いてちゃんとやれば成功の芽は間違いなく有った。いやむしろ本来ならば『失敗する方がおかしいレベルの話』だった

*23
復興期や高度経済成長期辺りは本土では沖縄蔑視がまだ間違いなく存在していた





まだまだ沢山あるのに一万五千字超え……続きは次回に持ち越しです(次回は未定)
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