剣と魔法を極めるのに必要な命の数は?   作:水色の山葵

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冒険者
2「庇護欲」


 

 六度目の人生に転生を果たした俺は『冒険者』をやっている。

 もう女に惑わされるのは御免だ。

 そもそも学校なんて年頃の女が沢山居る場所に行ったのが間違いだった。

 

 だから今度は一人で黙々と目的の達成のために生きる所存である。

 

 冒険者とは『五度目』でも入っていた迷宮に赴き魔獣の核であり魔力貯蔵鉱石である『魔核』や『魔道具』と呼ばれる宝を回収する職業である。

 ただ冒険者が相手をするのは魔術型迷宮とは別の種類に分別される迷宮だ。

 

 迷宮の種類は全部で三つ。

 魔術型迷宮。自然型迷宮。古代型迷宮。

 

 自然型迷宮とは魔術によって故意に瘴気を発生させるのではなく、自然環境が原因で勝手に発生した迷宮のことだ。

 そして古代型迷宮は、古代の人間たちが造ったとされる謎の迷宮であり他二つとは全く違う構造をした金属の迷宮だ。

 

 俺が生まれた『ストゥーレ』という街は自然型巨大迷宮を中心に冒険者が建造した自由都市である。

 力こそ権力という脳筋の集まりだが、俺の趣旨とは合っている。

 

 俺はここで記憶の目覚めた十歳から二十五年間を冒険者として活動している。

 つまり今は三十五歳だ。

 性欲もかなり収まってきて前世の二の舞になることは防げるだろう。

 

「あの……」

「なんだ?」

 

 朝、昼食用の携帯食料を買い揃え、噴水前の広場で朝食のハムサンドを食べていると耳を澄ませないと聞こえないような小さな声を掛けられた。

 

「何かお恵みください……」

 

 ボロい服を着たガキ……

 男か女かも判別できない小汚いそいつの頭には人間のとは違う耳が付いていた。

 獣人……人と獣の特性を併せ持った種族だ。

 

 その見た目の歪さから人間からは冷遇されることが多い。

 物乞いなんてやってるところを見るに親もいないんだろう。

 

 俺のハムサンドを凝視して涎を垂らす獣人に、財布から硬貨を数枚出して渡す。

 色々混ざってるが銀貨三枚分くらいにはなるだろ。

 

「なんか買って勝手に食え。多分一週間くらいは生きられるだろ」

「こんなに……いいんですか?」

「俺の気が変わらない内にさっさと行け」

「あ、ありがとうございます……!」

 

 か細い声でそう言いながら頭を下げたガキは、硬貨を握りしめて走っていった。

 いや、これは煩悩じゃないだろ。

 そもそも男か女かも分からんし。

 つうか今後関わる訳でもない。

 

 ……俺は何に言い訳してんだか。

 

「はぁ、行くか」

 

 この都市に存在する『ストレ大迷宮』と呼ばれる迷宮はこの周辺ではかなり広大な空間量を持つ迷宮である。

 自然型迷宮は発生してから時が経つほど空間を歪める形で自然拡張していく。

 ストレ大迷宮の中は大国の王都並みに広い面積を持つ。

 

 それだけ出現する魔獣のレパートリーも豊富だが、魔道具を発見できる可能性が高いことが人気の理由だろう。

 

 中は森林のような地形になっていて亜人系の魔獣が多く生息している。

 例えば……

 

「ギャギャギャ!」

 

 ゴブリン。

 緑色の肌をした小人のような見た目で、複数で行動する小賢しい魔獣だ。

 それに匂いに敏感で流血している相手を執拗に狙う習性がある。

 

 直剣を構える。

 魔道具でもなんでもない安物だ。

 魔道具は確かに強力な道具だが、それ頼りだと俺の力量が上がらないから今のところ使う予定はなく、発見しても全て売却している。

 

「終奥・龍太刀」

 

 練り上げられた螺旋状の魔力が刀に宿り、一気に解放される。

 振りぬいた直線上が爆裂音を響かせて割断され、真っ二つになったゴブリンの奥の木々が一気に倒れる。

 

 一日一度はこれを使うようにしている。

 隠匿していた師匠には悪いが俺の場合覚えたてだから勘が鈍らないようにしたい。

 二十五年毎日これを使っていることもあって少しは技の感覚に慣れてきた。

 

「ギギ!」

 

 通常群れて行動するゴブリンが一匹で現れた場合、八割以上の確率で伏兵が存在する。

 

 俺の後ろから飛び出してきて頭上から棍棒を振り下ろす一撃を魔力障壁で対処、空中で止まった一瞬で剣を首に突き刺す。

 するとゴブリンの肉体が消失し始め魔核だけがその場に残った。

 それを回収し、俺は探索を続ける。

 

「おら、さっさと行け! じゃねぇと金はやらねぇぞ!」

 

 森の中に怒声が響く。何かあったのかと声の方向へ近付いて行くと鞭を持った男が数人の子供を連れて森を歩いていた。

 ガキ共には鞭で打たれた傷が幾つもあり、そこから血が流れている。

 

 ゴブリンや獣系の魔獣には血の匂いに引き寄せられるという習性がある。

 既に多くのゴブリンが俺と同じような距離感でこいつ等を囲んでいるのが魔力感知で確認できた。

 そして、更に外側を囲むゴブリン以外の魔力も。人間の魔力も感じる。

 

 こいつ等……何をする気だ?

 

 そう思ったのも束の間、痺れを切らしたゴブリンの群れが一気にガキ共へ襲い掛かる。

 しかし鞭を持った男は笑い、少し下がる。

 ゴブリンの狙いは流血している子供たちだ。

 そして一斉に群がるゴブリンの背中から隠れていた冒険者が現れ、簡単にゴブリンを倒していく。

 

 いわゆる『囮』、釣りの戦術だろう。

 

 ゴブリンの数は十匹ほど。

 対して冒険者の数は鞭の男を含めて六人。

 しかし戦闘能力にそれほど優れる訳でもないゴブリン相手なら、完全な後ろを取っての戦闘で負ける冒険者はそうそう居ないだろう。

 

 だが……上手なのはゴブリンだった。

 

 ゴブリンへ飛び掛かった冒険者の裏より更に伏兵が現れる。

 そもそもゴブリン相手に奇策に走るのが間違いだ。

 奇策勝負になれば人生そのものがそれで形成されていると言えるゴブリンの方が有利。

 それにゴブリン相手に策謀で勝つのなら絶対条件がある。

 

 一匹も取り逃がさないってことだ。

 

 あの冒険者たちの様子を見るに初めての作戦じゃないんだろう。

 そしていつかの戦いでゴブリンを逃がしたのだ。

 だから学習された。だから対応された。

 

 増えたゴブリンを入れて合計は二十匹ほど。

 しかし位置関係が悪すぎる。

 背後から奇襲していたはずの冒険者たちがゴブリンに挟撃される形になっている。

 

 あれは死んだな……

 逃げ場もない。全滅だ。

 

 まぁガキ囮にして自分たちは安全に奇襲ってふざけた連中だ。

 死んで妥当。死んだ方が被害者も減るんだから世のためだ。

 助ける気にもならん。

 そもそも俺とは関係ない。

 

「助けて……助けて獣神様……」

 

 知るかよ。金に釣られてきたんだろ。自分の意志だろ。

 

「お願いします。お願いします」

 

 都合いいんだよ。弱者の立場に甘んじて強くなろうともしない。

 そんな奴が自分の命だけは助けて欲しいなんて……

 

「私はどうなっても構いません。だから他の皆は……」

 

 

 

 

 はぁ――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

「【終奥・龍太刀】」

 

 一太刀によって十匹近いゴブリンが吹き飛んだ。冒険者も何人か巻き込んだが知らねぇ。

 更に魔術を起動し火球を操って残ったゴブリン共へ一斉に命中させていく。

 

 性欲が落ち着いてきたと思ったら、今度はこれかよ。

 庇護欲なんてモンが俺にあったとはな……

 

「あ、あんた助けてくれたのか……?」

「お前じゃねぇよ」

 

 すり寄ってきた鞭を持った男の首を刎ね飛ばす。

 そのままガキ共の方へ歩いて行く。

 一応全員生きてるな。冒険者は今ので全滅したけど。

 

「今回だけだ、さっさと行け。迷宮から出られるかは俺の知ったこっちゃねぇ」

 

 睨みつけるとガキ共は急いで逃げていく。

 背中に向けて治癒魔術を掛けてやるとガキ共の傷は治り、いっそう速く走っていった。

 一人を残して。

 

「お前、今朝の……」

「貴方は……今朝の……」

「……なんだよ。行けよ」

「お願いがあります」

「知らねぇよ。行けって」

「もう神に願うのも誰かに搾取されるのも嫌なんです」

 

 そう言いながらそのガキは土下座した。

 

「私、強くなりたいです。なんでもしますから、お願いします。戦い方を教えてください」

 

 確かな意志と覚悟を持ったその瞳に吸い込まれるように、俺は首を縦に振った。

 

 

 ◆

 

 

「あの、ネル様は剣士なんですか?」

「違うよ」

「あの、ネル様は魔術師なんでしょうか?」

「違うよ」

「あの、真面目に答えてください」

「嫌でーす。勝手に見て学んでくださーい」

「そんな子供みたいな……」

「ガキが子供って言うんじゃねぇ」

 

 獣人族。七歳。女。名前をリンカという。

 なんというか思ったよりしっかりした奴だった。

 

 一週間ほど俺の迷宮探索に付き添わせている。

 飯代は倍だし戦えもしないし戦うための武具にも金が掛かる。

 そんなお荷物だ。

 

 でも何故か縁を切れないでいる。

 

「お前さ、孤児にしては言葉遣いとかいいよな」

「両親がそれなりに上位の冒険者だったので」

「へぇ、そんじゃあ遺産とかあるんじゃねぇの?」

「全部盗られました。二年前の話なので、抵抗もできなくて……」

「そうか」

 

 五歳で全部失くした訳か……

 そりゃ大変な人生だな。

 

「夕飯、肉と魚どっちがいい?」

「に……魚で……」

「肉って言いかけただろ今」

「いえ、そんなこと……」

「いいや言ってたね。なんでやめた?」

「……お金、絶対将来返しますから」

「肉も魚も銀貨一枚分くらいしか変わんねぇだろ」

 

 この都市の周囲には大きな川が三つある。

 川魚は結構簡単に獲れるから安い。

 

「銀貨一枚は大金ですよ」

「へぇ……そうか。よし、俺に生意気なこと言った仕返しだ。付いてきな」

 

 俺はリンカを連れてあるレストランに入った。

 

「さぁ、なんでも注文しろ」

「あの……お願いですから、お願いですから! ご無体ですよ!」

「ピーピー喚くな」

「だって水が、ただの水が銀貨二枚します!」

 

 俺が連れてきたのは街で一番高級なレストランだった。

 

「お客様……」

「あぁ、注文はもうちょっと考えさせてくれ」

「いえ、そうではなく……」

 

 やってきたウエイトレスがチラリとリンカを見る。

 リンカは恥ずかしそうに自分の服をギュッと握る。

 ウエイトレスが俺の耳元に口を持ってきて「ドレスコードが……」と囁く。

 ほう、確かに……みすぼらしい恰好だな。

 

「悪いな。次から気を付けるよ」

「申し訳ありませんが、退店していただく決まりになっております」

「はぁ……」

 

 懐から出したカードを一枚、ウエイトレスに見せる。

 冒険者の等級、つまり位を表すためのものだ。

 

「せ……聖銀等級の冒険者様でしたか……」

「そ。俺たち帰ってきたばっかりで疲れてるんだ。今日も服がボロボロになるくらい頑張ちゃってさ。だからちょっとくらい融通してくれても罰は当たらないと思うんだよ?」

 

 聖銀等級とは十段階で評価される冒険者の位の中で上から三つ目のランクだ。

 それ自体が一種の権力を持ち、街での施設利用にも多少の色が付く。

 それだけ都市に貢献している『上等な客』ってことだ。

 

「申し訳ありませんでした。失礼のお詫びに本日のお値段は半額とさせていただきます」

 

 支配人っぽい奴が出てきてそう頭を下げる。

 

「いいよいいよ。困らせてるのはこっちだし、倍額でも払うって」

「いえ、そのようなことは決して。本日は当レストランをご利用いただきありがとうございます」

 

 深々と頭を下げて支配人は下がっていった。

 

「お前の服も買わねぇとな」

「凄い方なんですね……ネル様は……」

 

 剣術だけなら四ランクは下がる。

 魔術だけでも戦闘能力だけ見れば二ランクは下がるだろう。

 俺がこの地位にあるのは『両方使える』って理由が大きい。

 

「で? 何にすんの?」

 

 金貨で値段の書かれたメニュー表を見ながら難しそうな顔をしているリンカを見ていると、自然と笑いが込み上げてくる。

 

「笑わないでくださいよ!」

 

 そう言った瞬間、リンカの腹がグゥと鳴った。

 

「あは、ははははは。お前ウケるなぁ」

「うぅぁぁ!」

 

 

 ◆

 

 

 リンカを拾ってから二年が経った。

 獣人の成長過程は、人間とは違い九歳でも十代前半くらいの体つきをしている。

 だいたい十歳で全盛期の肉体まで成長し、その期間は二十年ほど続くらしい。

 完全なバトル種族ってことだ。

 

 代わりに魔術の才に恵まれる者はあまり多くないらしいが……

 

「身体強化【爆】」

 

 リンカに関しては身体能力を強化するタイプの魔術の飲み込みはかなり早かった。

 足裏に付与した魔力爆発のエンチャントによって通常の【縮地】とは比べ物にならない加速力で突っ込んで行く。

 

 人間離れした動体視力はその速度でも軽やかで器用な動きを可能とし、しなやかな筋肉は人間なら断裂してもおかしくないその速度を完全に制御している。

 

 斬撃や蹴りにもその魔術を上手く応用して敵を薙ぎ倒していく光景の中には、二年前のか弱い存在の姿はどこにもなかった。

 

「終わりました。ネル様」

 

 数十匹のゴブリンを薙ぎ倒したリンカは腰の鞘に小太刀を仕舞いながら俺の方へ戻ってくる。

 通常の直剣に比べると短く設計されたその武器はリンカの速度を活かすためだ。

 

 その歳でこいつは『白銀等級』という俺の二つ下の冒険者ランクを持っている。

 

「ご苦労さん」

「いえ、全ては私に剣術と魔術を教えてくれたネル様のお陰ですから」

「世辞はいいよ。さっさと奥に行くぞ」

「はい」

 

 今日はいつもとは少し違う『依頼』で迷宮に潜っている。

 冒険者を管理する組合からの依頼であり、その内容は『オーガ』の根城の調査だ。

 そこへ向かった上位の冒険者が何人も帰ってきていないらしい。

 

「今更だけど面倒な依頼だよな」

「何かが起こっているのは間違いありませんからね」

 

 俺も何度かオーガの生息地には行ったことがある。

 だがオーガなんて白銀等級以上なら大した敵でもないはずだ。

 それなのに帰ってこない。

 

「まさかロードなんて居ないだろうな……」

 

 種族英雄『ロード』。

 その種を代表する存在が同種からの憧憬や期待を受けることで、そこに魔力の流れが発生し一個体に凝縮した姿。

 要するに最上位の進化種だ。

 

「まさか……そんなことあり得るんですか?」

「ロードは同種が大勢いる環境ならどこでも発生する可能性はある」

「ですが、絶滅の危機のような信仰心が一気に高まる状況にならないと生まれないはずじゃないんですか?」

「そうだよ。だから無尽蔵に魔獣が湧く迷宮でそれが発生することなんてほぼない筈だ……ほぼな……」

「ほぼ……ですか……」

 

 とまぁ、そんなことを話しながら移動したのがやっぱり悪かったんだろ。

 

「グォォォォオオオオオオオオオ!」

「マジで居るじゃん……」

「ネル様が不穏なこと言ったからです。フラグって奴ですよ。シュレディンガーの猫的発想ですよ」

「なにそれ?」

「昔の書物で読んだんです。見るまで答えは確定してないとか、そういう話です。よくは知りません」

「よく知らん話例えに出すなよ」

 

 オーガの存在する山岳地帯。

 そこに踏み入れた瞬間そいつは現れた。

 師匠を殺したのと同じ外見をしているから間違いない。

 

「オーガロード……迫力ありますね……」

「そりゃな。こいつ多分俺より強いし」

「私と二人でも勝てませんか?」

「百回やって九十九回死ぬだけなのが百九十八回死ぬになるだけ」

「計算上の戦力変わってないじゃないですか」

「そうだよ。お前居ても意味ねぇからさっさと逃げて組合に報告してくんね?」

 

 あの時オーガロードに俺が勝てたのは師匠が付けた傷があったからだ。

 そもそもあれは致命傷だったんだ。俺が何もしなくても流血で勝手に死んでた。

 俺が態々手を出したのは村を守るためだ。

 

 でも今回は違う。

 こいつに手傷なんてない。

 可能性があるとすれば【龍太刀】だけだろうが、基本的な剣術の練度が俺は師匠より劣る。

 つまり命中させられるか分からない。

 

 このレベルの相手なら余波だけで倒せる訳もないだろう。

 接近して直に切っ先を命中させる必要がある。

 だが全身の魔力を練り上げる【龍太刀】のモーション中は、俺は魔術を使用できない。

 魔術による補助なしでオーガロードに【龍太刀】を命中させるのは困難と言わざるを得ない。

 

「逃げませんよネル様、私は逃げないために力を付けたんですから」

 

 小太刀を抜きリンカはオーガロードに向けて構える。

 

「馬鹿野郎! 冗談言ってる場合じゃねぇんだよ、さっさと逃げろって言ってんだ!」

「私だって分かってるんですよ。こいつに勝つにはネル様のあの技を命中させるしかない。でもあの技には魔術を併用できないという弱点がある以上、他の誰かが隙を作るしかないんです」

 

 俺が……誰かと協力して敵を倒す?

 意味ないだろそんなこと。

 俺は何度も転生して力を付けるんだ。

 そのために転生しているんだ。

 一人で挑まなければ意味がない。

 一人で倒さなければ意味がない。

 

 なのに……

 

「死んだら殺すからな。リンカ」

「はい」

 

 誰かに期待するなんて考えが俺の中にまだ存在していたことが驚きだ。

 いや、きっとこいつと二年も一緒に居たから芽生えた思考なんだ。

 

 自分が強くなるために。

 そのためならどれだけの他人の命を使い捨てても構わない、そう思っていたはずなのに。

 

 いや、それなら「逃げろ」なんて言った時点で俺はおかしくなってたんだな。

 

「奴に隙を作れ。そうすれば俺が確実に倒す」

「やっと恩返しできるような気がします。だから嬉しい」

 

 そんな言葉を言い残し、リンカは加速して突っ込んだ。

 

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