アイに天才の兄がいたら、上手く行くんじゃね?   作:にゃん໒꒱

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妹は天才的なアイドルじゃなくて、悪魔かもしれない件について

「お前、馬鹿かよ」

 

まじかよ。あー。まじで、今起きたら朝でしたとかない?

 

忠告したに妊娠するってどういうことだよ!

 

「えへへ」

 

本人全く悪いと思ってねぇし。

 

てか、忠告から3ヶ月って。

アイドルに関しては3年ぐらい探してのに?

そんなにも、恋愛は納得行かなかったのか?

いや、今はそもそもそんなことを考えても無駄だろ。

 

「子供は?」

 

「もちろん産むよ!

ちゃんと三人に迷惑をかけるのは分かってる。

でも、できる方法は全部試したいの!

それに、隠し切る。もし、愛せなくても育てる」

 

「はー。じゃあ、アイドルを止めるのか?」

 

「そんなわけないじゃん!」

 

だよな。

 

「じゃあ仕事中は誰が見るんだ?」

 

「それは。

でも、知りたい」

 

生意気な奴。

 

はて。どうするべきか?

アイに言っても絶対堕ろさないだろうし。もし、自分が死んでも産むの一択だろ。

それこそ、俺が腹を殴るなりとか子供を殺さないと生まれるだろう。

それぐらいには、星野 あいを理解しているつもりだ。

 

「父親には?」

 

「言ってない」

 

「ま、最初に俺ってことか」

 

「うん」

 

「そこは褒められるな。一人で突っ走ってどうにもできないことまで、行かれるよりは。

結婚するのか?」

 

「しないよ」

 

「理由は?」

 

「彼はね。

芸能界の闇で限界なんだよ。そこに、ワンちゃん死ぬかもしれない母親と、子供の命までは重いからね」

 

「我儘だな。それは、本当に彼のためになるのか?」

 

「うん。

だって、私彼を愛してるか分からないもん」

 

「用済みは捨てるってことか?」

 

「そういうわけじゃ。

彼が背負えるほど余裕はないんだよ。依存されてるし、この状態はだめなんだと思うんだ」

 

「少なくともアイは、彼に情は持ってるだろ。俺とか斎藤さん達ぐらいしか関心を抱かないくせに」

 

「うーん、でもこれが愛と言われると違うんだよねー。

確かに、彼は違うのはそうなんだけど」

 

「はー。お前は本当に何を求めてるのか。

言っとくが、別れるなんて言うのやめた方がいい」

 

「なんで?

別れれば依存はなくなるよね?」

 

「逆だろ。憎しみになって、何されるかたまったもんじゃない。

それに、アイと似てる。それが、何かは分からないが。どうせ、欠け方が似てるとかだろ。

憎まれなくても、壊れて危害があるかもしれない。

 

この世で一番怖いのは人間だ。精神疾患なんて甘く見るもんじゃねぇ」

 

「えー。じゃあ、どうしたらいいの?」

 

「子供のことは言うとして。そうだ。メール繋がってる?」

 

「電話なら」

 

「個室があるお店に、話したいことがあるって言って呼び出して。対面に座って。

今のメールしたことを伝えろ。その、嘘を消して。それが解決したら社長だな」

 

「えーと。

子供ができたこと。

私には君を愛せるかやっぱ分からないこと。

大切に思ってること。

だから、負担になりたくないっていうこと」

 

「ああ。そして、母親になるなら。命を背負う立場になるなら。

一生連絡を取るな。もし、連絡してきたら、俺に言え」

 

「うん」

 

どうか、この言葉が本当でありますように。

俺がまた眩しさのあまり失点を見えていないことがありませんように。

今度こそ。今度こそ。




アンケートの協力ありがとうございます。
アンケートの結果、12時が一番多いので基本12時に定期更新にします。
今回はアンケート設定のため6時ですが。

そして、またのアンケートのお願いです
この後すぐ次の章になります。
その間に1つ番外編を書こうと思っています。その時の内容をアンケートで決めたいと思います。
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