アイに天才の兄がいたら、上手く行くんじゃね? 作:にゃん໒꒱
「僕を捨てたのはこいつのせいですか?」
「はー。お前ってさ。ほんとに変な才能だよな」
やっぱ、アイは宗教のトップに立つような人だと改めた思い知った。
『やっぱ、アイは可愛いよね。だから、売れるべきだよね』
この言葉ほんと良く聞くようになった。
事務所の内でわざわざ聞こえる音量で言うようになった。
そして、こんなのも増えた。
たまに、アイのライブにいくが。
こんな狂信者が増えてる気がしてやまない。
まあ、アイドルはリア恋を作るのが仕事なんだろうけど。
はたから見ると、恐怖でしかない。
やっぱ、アイドルの才能はやばい人を寄せる才能と紙一重。いや、一緒なのかもしれない。
「誰ですか?あんた」
「貴方には関係ないですよね!
大切にしてるのって嘘だったんだ!」
「もう、お互い関わらないって言ったよね」
「アイは黙れ。これ以上ややしくすんな」
今の発言的に例の事件の彼氏。いや、元彼のことだろう。
はて、一様納得したと言ってたが。
俺と一緒にいるのを見て、疑ったということか。まあ、嘘つきアイだししょうがないか。
にしても、ワンちゃんこれ下だよね?
いや、今はそこじゃない。
このやばいやつをどうするか。精神崩壊者は警察に預けても意味がない。逆効果。
壊れるなら壊していいよな?
とりあえず、怖ければ。
いや、変に擦れたら意味がない。
「なあ、アイ。もう一回」
「俺にもさ関係があるんだよ。
一応、義理といえど妹だからな。
ねえ、君?
なんでアイなの?振られたのにみっともな」
「お前に何が分かるんだ!」
なんか、見ててきしょいな。
いや、同族嫌悪か。
俺より酷いか。いや、もう一つの可能性か。
「アイは、君のじゃないんだよ?
君が生を感じるために、あるんじゃないんだよ?
そもそも好きならさ、アイの言葉。なんで信じないんだ?」
「ふざけんな!
お前のせいだ。全部、全部」
そりゃあ、そうだよな。
唯一の光みたいなもんだから。
「はぁ?なんで、俺のせいなんだよ。
お前が好きだろうが、言うこと疑っている時点で好きじゃないだろ。
それに、自分の命さえ背負えもしない奴が八つ当たりすんな」
はー。これなら、狂信者の方がマシに思えてきたんだが。
こっちはワンチャン実害でそうなんだけど。
「ふざけるな。ふざけるなよ!」
思ってたら早速殴ってきたんだけど。
といっても、避けれたけど。
これ、警察でいいんじゃないか?俺にしかヘイトを向けていないし。
少年院でカウセンリングならないか?
俺にこれ以上できるって、これ殺すしかなくないか?
ぐちゃぐちゃ考えてる間も攻撃が飛んできてるし!
「警察、呼べ!」
この時俺はあることを忘れていた。
どこかによるが、警察署の中には記者クラブがあることを。