アイに天才の兄がいたら、上手く行くんじゃね? 作:にゃん໒꒱
「今のうちにアイを追い抜きましょ!」
「そうだね」
「でも、アイちゃん大丈夫かなー。大きな病気じゃないといいけれど」
「アイが病気になるわけ。平気よ!アイだもの!」
はー。やるか。
アイがいないからって、休憩室で喋っているってさ。
実際、アイが帰ってくるまでにはどうにかしておかないと、いじめとかに発展しそうだし。
まあ、俺がイラつくからというのもあるけど。
というのも、苺プロダクションアイドル部門にはアイだけではなくB小町というアイドルグループがある。
そのメンバーがやばい。
アイに異常に対抗心を露わにしている人と、それに煽られる人。
そして、アイの狂信者。
今の所は実害はないが。
アイが段々軌道に乗ってっきた今、そろそろ危険である。
それからアイを守るという大義名分がある。
だって、社長はあいつらより、売れているアイの方が大切だから。
だとしたら、俺もクビになる確率は少ないという自信はある。
「なあ。事務所の休憩所で同じ事務所の子を言うってさ。常識ねぇの」
「何よ!あの子のおかげで人気を得ているからって!
ただの女装好きな変態は黙って!」
「好きでしてるんじゃねぇーよ。仕事を得たいのに一丁前にプライドを持ってるの?」
「何よ!」
「アイを越すなら、悪口を言ってないで表情の練習でもすれば。
仕事を得られるように脳みそを動かしたら?
才能ですら差があるのに、努力すらしないで追いつくつもりか?」
「何言ってるの!アイは天才だから、私たちが努力したって無理なのよ!」
「天才?確かに、あんたらよりは才能があるだろうけど。
あそこまで伸びてるのは努力のおかげだ。
アイは神様とかじゃねぇーよ。ただ、顔が可愛くて歌がうまくて。
人よりも嘘をついてきただけだ」
「何よそれ、やっぱ才能じゃないの!」
「踊っている時の表情をつくために鏡とどれぐらい向き合う?
笑顔ってといって、何度の口角がいいかって考えたことある?」
正直に言って、何度が可愛いと思うって質問された時は引いたけど。
「何よ!私たちが努力していないみたいじゃないの!」
「努力はしているかもしれないけど、アイには及ばないだけだ。
それに、アイが人気を集めているのはSNSの効果もあることすら分かってないのか?」
「そうかもしれないけど!普通は禁止されているのよ!あんたらが特別に!」
「それに抗議せずにそうですかってしているのはどちら様ですか?」
「抗議って」
「直談判でもして、SNSの許可をとって外への露出を増やして、アイよりも見られる機会を増やせばいい」
「そんなことやたって」
「行動する気がねぇのに負けて悔しい?
可能性があることをしずに、悔しい?
言ってるなら行動しろよ。ばーか」
「何よ!できる可能性なんてないのよ!
出番を増やしたって、変わらない!
誰もがアイに魅了される!」
「ふーん。まあ、別にどうでもいいけど。
悪口を言うなら、行動しなよ?
俺としてもお前ら売れてくれないと曲の収入が中々入らないから。
じゃあね」
ふー、言いたいことを言えてスッキリしたー!
もう1話分続きます。
アンケートについて、執筆時点でほぼ同率1位がある状態です。
流石に、これで多い方となるとあれなので、最終投票を行います。協力お願いします!