アイに天才の兄がいたら、上手く行くんじゃね?   作:にゃん໒꒱

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家族愛編
アイが帰ってきた件について


九州には行かず、曲に関する仕事をやり切れたおかげで、役者の仕事を除けば、結構な休みを取っても大丈夫になった。

 

そして、今日はついにアイが帰ってくる日。

 

「これで、準備は大丈夫よね?」

 

「ネットを見る限りならな」

 

ミヤコさんと一緒に買った赤ちゃんようのものを見ながら答える。

 

ピンポーン

 

来たみたいだ。

 

アイであることを確認して、ドアチェーンを外す。

 

「ただいま〜!」

 

「おかえり。社長もお疲れ様」

 

「ああ」

 

アイと社長が1人ずつ持っていた。

子供は親に似るというが。

あのオーラも遺伝子が関係するのか?と的外れなことを考えながら、名前を聞く。

 

「で、名前結局どうしたんだよ」

 

「え?勿論、ルビーとアクアマリンだよ」

 

「・・・。ごめんな。止められなかったみたいだ」

 

電話越しに止めたが無駄だったらしい。

 

「えー。なんで?可愛い名前じゃーん」

 

「可愛くても、流石に恥ずかしいだろ。ルビーはまだしも、アクアマリンって。言いづらいし」

 

「うー。可愛いから、気にいるよ。ね。アクアマリン」

 

「そっちは、ルビーだ!」

 

つまり、ピンクの服がルビーで、青がアクママリンと。

自分の子供すらこの認識か。どんなに似ていてもとも、服の色と瞳の色全然違うでしょ。

これじゃあ、今回も無理かもな。

 

「自分の子なんだから、ちゃんと見ろよ。ルビー、持ってあげるから。手洗って。アクアはミヤコさんに」

 

「はーい」

 

「ああ」

 

受け取ると、意外と重い。

 

「意外と重いな、、」

 

ネットにあるように首を支えるように持って、リビングに移動して、寝かせる。

 

「わあああああ」

 

「泣くなよ。お腹空いたのか?それとも、おむつ?」

 

「あちゃー。アクア、泣いちゃったか。ほら、トントン」

 

アイが抱っこして、あやすとすぐ泣き止む。

 

「名前を間違っているのさえ、見逃せば凄いな」

 

「え?間違ってた?こっちは」

 

「ルビー。で、床にいるのがアクア」

 

「OK!」

 

「絶対、分かっていないだろ」

 

「あ、これが言ってたやつ!」

 

「うん。赤ちゃんの上にこれを被せると、猫みたいにこのぶら下がっているのに反応するらしい」

 

「へー。早速やってみよう。ルビー、ちょっと床で寝ててねー」

 

 

 

「よし。設置完了!戯れるかな」

 

「さあ?個人によって反応は違うらしいし。今はまだ、目は見えないはずだ」

 

「え?でも、病室で目が合ったと思ったけど?」

 

「気のせいだろ。にしても、反応しないな」

 

「うーん?寝てるのかな?あ!動いた」

 

「確かに、猫みたいだな」

 

「可愛い」

 

パシャ

 

アイが写真を撮る。

 

「しばらくは、それで遊んでるだろうし、新曲の練習でもするか?」

 

「する!新しい曲聴きたい!」

 

「じゃ、流すぞ」

 

アイが復活して一発目の仕事である、音楽番組で新曲を発売する。

 

「そういえば社長ー。MVは?」

 

「1ヶ月後に撮影だ」

 

「はーい」

 

「フンフンフッフン?」

 

アイは、たまに、鼻歌にしながら曲を聞いてる。

 

 

 

「これで終わりだ」

 

「意外と、短めだね」

 

「ああ。一様、長いライブになって行った時に、少し休憩を兼ねて踊れる曲と思って、作っているからな」

 

「ふーん」

 

「ダンスも激しさ落とすんだろ」

 

「そうだな。ファンサタイムも兼ねる予定だ」

 

「ふーん」

 

「ちゃんと聞いてるか?」

 

「えー?ルビーたちが可愛いていうことでしょ?」

 

「違う!」

 

「ごめんて、ちゃんと聞いてたよ。冗談だよー。簡単だから、期間が短くてもできるでしょ?っていうことでしょ!」

 

「ドヤ顔で言うことか?」

「えー!だって、私が自力で読み解いたんだよ。凄いよね!ミヤコさん!」

 

「凄いですね」

 

さしぶりに、4人揃った会話が穏やかなものだった。

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