アイに天才の兄がいたら、上手く行くんじゃね?   作:にゃん໒꒱

28 / 62
謎か深まる双子について

「聞く!聞くの!」

 

はー。めんどくせぇ。うるさい。

 

双子はスクスクと育ち、喋り出した。

そうすると、ルビーが俺の仕事を見たいと喚き出した。

 

調べてみると、ギフテットに値するらしい。

でも、ギフテットだとしても1歳にもなる前にオタ芸をするとか。

それこそ、産まれたての頃からライブで機嫌がいいとか。

リアルか疑うことが多い。でも、これは現実世界。

 

「良いでしょ!見せて!」

 

どうしたものか。前、無視したら泣き叫ぶや、扉を叩くやで大変だった。

集中して脚本を読みたいのだが。

 

「うるさい。アクア、本を読む前に妹どうにかしろ」

 

なんで俺がっていう顔をするアクアから、本を没収する。

 

「おい!

読んでるだろ!」

 

「早く読みたいなら、ルビーをどうにかしてからにしろ」

 

本をアクアでも届く位置に置いて、自室に戻る。

 

 

 

 

「ただいまー⭐︎」

 

アイが帰ってきたということは、夕飯をそろそろ作らねぇと。

 

「おかえり」

 

「真いたんだね!」

 

「そりゃあ、ミヤコさんがお前の仕事についている状況で、俺がいなきゃ双子はどうするんだよ」

 

「そっかー。いつも、ありがとうね」

 

「真、ばか!」

 

はー。幼児が一丁前にチクろうとするなと思いつつ、冷蔵庫を開ける。

 

「1時間後ぐらいに出来るから。

お風呂にでも入れとけ」

 

「はーい。アクアは頼める?」

 

「ん」

 

双子が来てからといっても、基本の生活は変わらない。

本腰を入れて曲を作る時と、演技のレッスン以外は家にいて。

家事は大体俺担当。双子に関して言えば、ルビーのお風呂は基本的にアイの仕事。

 

俺の方が稼いでるのに、家での仕事も俺の方が多いのはアレだが。

アイにやらせると、その分仕事が増えそうだから嫌だ。

 

 

 

「ねー。ルビーに仕事を見せてあげられないの?」

 

マジで告げ口してるのかよ。

 

「喚いたら集中しづらい。

脚本を覚えるのを見せて何になるんだよ」

 

「真は集中力があるし大丈夫だと思うんだけどなー」

 

「そういう問題じゃねぇよ

そもそも、仕事に興味を持つ歳じゃねぇだろ。2歳って」

 

「でも、子役とかいるよ?」

 

「ああいうのは、普通じゃねぇし。

基本、親だよ。親のエゴ。幼稚園児とかにまともな意思があるわけねぇだろ」

 

「でも、興味がありそうだし、良いじゃん!」

 

「良くねぇよ」

 

「良いじゃん!ね?」

 

「そんな顔して許されると思うな」

 

「けちー」

 

「はい、はい。高級アイス、許してるだけ感謝しろ。

低収入」

 

「えー。真が貰いすぎなんだよ!

これでも、着々増えているのに」

 

「もっと増やせ。

演技の仕事、もうそろ入ると思うし。

フェスと」

 

「わーお。

ほら力の差があるから、給料もしょうがないよね?」

 

「はー。

もっと稼げ。仕事が増えるんだから」

 

「はーい!

頑張るよ!

このアイ様に任せなさい⭐︎」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。