アイに天才の兄がいたら、上手く行くんじゃね? 作:にゃん໒꒱
「ふふ。楽しみー!」
「はしゃぎすぎないでくださいね」
「だって、しょうがないじゃん!
真と初めて一緒の仕事だよ!」
アイは五反田監督の映画で一気に人気を得て、地上波進出を果たした。
俺は俺で、恋愛ドラマのオーディションに合格して、相手の役をを獲得。
そのおかげか、性別を問わずどんな演技もできると評価を得られた。
主役とまではいかずとも、そこそこ大きい役のオーディションも受かるようになった。
後、あの監督のせいかというか、おかげというか分からないが。
サイコパス系の役のそこそこでかい主役のオファーをいくつか獲れた。
そうして、SNSでは兄妹の関係は公表して、たまにお互いのことを投稿したおかげか
二人セットでバラエティーに出ることになった。
ちなみに、今日の双子の面倒を見るのは社長である。
アイの戸籍上親であるミヤコさんがやるなら、社長もやるべきという、ミヤコさんの正論により決定した。
「一緒の仕事で嬉しいのは分かりますが、羽目を外さないように」
「はーい」
「真はアイのブレーキをかけてくださいね」
「言われなくても。頑張りはする。だが、結果は知らない」
アイを止められるものはいないだろうなと思いつつ、返答する。
「そんな心配しなくても大丈夫だよ⭐︎
完璧で無欠のアイドルにお任せあれ!」
「お任せあれじゃなねぇ!」
「二人ともついたので、静かに」
「はーい」
「ん」
今回は、大部屋なので、挨拶が最初。
「挨拶だからな?」
「分かってるよ!真の後に続いて、名前を言って。
その後、一緒によろしくお願いします!。
で、話すふうになったら、真がについていって、敬語で話す!」
「正解」
とりあえず、覚えているようで良かった。
「そろそろ前室に移動です」
「了解ー」
「ん、行くぞ」
今回は俺の知り合いの人もいたしそのグループに入りたいが。
「お!真君来たんだ〜」
「摩耶先輩。そりゃあ来ますよ?」
「あ。アイちゃんも真も座れ!」
「失礼しまーす」
「ありがとうございます」
「けど、ほんと真が言うように可愛いよね?」
「ほんと!真がアイのことばっかり話すのわかるよ〜」
それは営業のためだ!
と思いつつ声に出さない。
「そうなの!やった!」
「先輩。こいつ、こうなるとうざいんですけど」
「良いじゃないか!こんな可愛いこと一緒に合法でいられるんだぞ」
「SNSの運用によって、安全にしているくせに」
「実際は嬉しいんだろ!」
「嫌いじゃないっていうわけではないですけど」
「ツンデレじゃん!
また、真君の新たな要素ゲットー!」
「もう、お腹いっぱいです!これ以上増やさないでください!」
「前は武器が増えたって喜んでたのに?」
「まんざらでもないじゃん〜」
「アイは余計なことを言うな!」