アイに天才の兄がいたら、上手く行くんじゃね? 作:にゃん໒꒱
「ついに、ドームだ!」
「当日に騒ぐな」
「別に良いじゃん!はしゃいでるママも可愛い!」
「はい、はい」
「けど、楽しみー!」
「調子はどうだ?」
自分ごとのようにはしゃいでいるルビーに苦笑いしながら、アイに聞けば。
「もちろん!完璧だよ⭐︎
終わった後、控え室来てねー」
「ほんと社長良く許可出したよな」
アクアが呆れたように言えば。
「まあ、あの人アイのこと本当に子供って思っているし。
それに、オタ芸によりSNSデビューしたせいで社長の子供って公表するわけになったからな」
「その話は」
「1歳のことなんて黒歴史って言われねーよ。
まあ、芸能界でたら良い武器になるし良いだろ」
「だから、俺は」
「お兄ちゃんもやろうよ!」
「アクアは向いていると思うけどなー」
「だから、俺は裏方に」
「まあ、好きにさせてやれよ」
その後、迎えが来て車に乗る。
今回、一緒に見学としてかなちゃんとあかねちゃんが来ている。
かなちゃん、事務所違うのにこんなに一緒に居ても良いのかとは疑問には思う。
でも、ご機嫌MAXのあかねちゃんと、特にかなちゃんに布教しようとするルビーを見る限り、まあいいだろ。
実施、事務所にタレントの交友関係を決める権利はないのだから。
会場について俺たちは関係者の場所で待機。
「ねえー。お兄ちゃん!どのグッツ買おうか!?」
「とりあえず、全種類買うとして」
「この年でドルオタとかキッショ!」
「何!アイは誰でも虜できる最強のアイドル!」
「こればかりはかなちゃんに、同意」
「まあ、真先輩とアイ先輩の目線を集める演技は参考なるよ」
「三人ともつれないなー!」
「真に関して言えば。
美人も三日で飽きるっていうでしょ?」
「それなら、こいつらもだろ」
「ほんとね」
「あ!時間だよ!行こう!」
「しょうがないから着いてってあげる」
「かなちゃんは良いよ。楽しくないのに行ってもでしょ?」
「え。あ。急に行きたくなったの!行くわよ!」
「かなちゃん、待って!」
「おい、3人とも急がなくても時間あるだろ。
アクアも優しい眼差しで見てないで、追うぞ」
「ああ」
まだ人がいないといえど、会場でダッシュするんじゃねぇよ!
変装用のマスクのせいで走りずれぇし。
その後無事にグッツを変えて、席に移動する。
そして、すぐ後に関係者以外の一般客が入ってくる。
「皆、楽しそう!」
「まあ、倍率えぐかったらしい、そうなんじゃねぇの」
社長がドームツアーも夢じゃない!って言ってたのを思い出す。
そうやって楽しいライブの時間を過ごした。