アイに天才の兄がいたら、上手く行くんじゃね? 作:にゃん໒꒱
アクア視点
「楽しかったー!!」
「凄かった。キラキラしてて」
「そうね」
「そうだな」
「四人ともそろそろ撤退するぞ」
「もっと余韻を!」
「控室に行くって約束してたのはルビーだろ」
「そうだった!行こ!」
「走るな。アクア、手繋いどけ」
なんで俺がとは思うが。
あそこまで浮かれているルビーが走ると、どっか転けそうで怖い。
「走るな。ルビー」
「なんでよ!早くおねえちゃんに会いたい!」
「駄々をごねるな。すぐ会えるだろ」
「ほんと、仲良いよね。3人」
「まあ、家族だからな」
俺たちは名目上は斉藤家になってるので世間的に言えば弟と妹になっている。
幸い、髪の色は違うし、社長の髪色が金髪ということもあって違和感は持たれていない。
「けど、アイさんとルビーは子供って感じだけど真さんとアクアはどう考えたって父親みたいなだよね」
「老けてると言いたいのかよ」
「お兄ちゃんの言動っておじさんくさいのあるもんねー」
「確かに、ハイチーズってドラマでしか聞かないもの」
「二人までして言わなくて良いだろ」
話してたら控室前までついた。
真がノックしてドアを開ける。
「アイー!」
「ルビー、来たんだね。どうだった?」
「最高だった!
キラキラしてたし、可愛かったー!」
「ありがとう。他の皆はどうだった?楽しかった?」
「はい!勉強にもなったし、とっても綺麗で見てて楽しかったです」
「楽しかったです」
「それは良かったー。真はどうだった?」
「良かったんじゃねぇーの」
「真がそう言うなら満点だね!」
「その謎の信頼、怖」
「だって、超絶ピリ辛じゃん!」
「ちゃんと言って!って最初のライブの時に言ったのは誰だよ」
「そうだけどさー」
「はーお前ら喋りは帰って好きなだけやれ。とっとと撤収するぞ」
「えぇーまだ話足りないのに!斉藤さんのケチ!」
「帰りの車は同じなんだからそこで話せ!おら解散だ解散。
すぐいくから先に車に乗ってろ。ミヤコは少し会場の後始末手伝ってくれ」
「はいはい、さっさと片付けましょう」
社長は真に鍵を渡し、控室から出ていった。
「じゃ。帰るぞ」
「はーい」
「分かりました」
控室から出て、関係者用の通路を抜けて駐車場に入った時。
ミラーに映った人が見えた。
その顔を見て、雨宮吾郎として人生を終えた時がフラッシュバックした。
考える間もなく、叫ぶ。
「ルビー、アイ!避けろ!」
あの時暗かったのもあり、顔を確かに覚えているわけじゃない。
でも、あの先にいるのは雨宮吾郎を突き落とした人だ。
登場人物(更新)
山口真 (24)
この話の主人公
基本的には冷めているし、アイ以外を信頼していない
中性的な顔で、男子女子関係なくモテまくる
でも、身長が低く160cm。服装によっちゃ、美女に見える
作詞作曲、演技に関しての天才
運動神経は普通だけど、運動は好きな方
そこそこの大学を卒業
大喧嘩のうちに、大事にして守り抜く覚悟をやっと決めれた人。
今回も無事に乗り越えられるのか?
星野 アイ (20)
真との間には、ずっとどこか壁があったのが壊れた満足な少女
それもあり、成長をさらに遂げてドームの公演は最高のパフォーマンスだった
愛を自覚してきているが、口に言うのはまだ怖い
ルビー
表では斉藤家の子供として生活している。
たまに、アイをお母さんと言いそうになっている
最近、子役として所属したあかねと仲良くしている
アクア
表では斉藤家の子供として生活している。
家でも外でもアイ呼びで統一している。
俳優になる気はない。最近、子役として所属したあかねと仲良くしている
黒川あかね
真の影響か、アクアのために作られた子役部門は継続されて、オーディションで入ってきた。
たまに、真にも教えてもらっている
かなちゃんのガチオタク
有馬かな
真のおかげで、ガチのオワコンにはならずに済んでいる。
そして、ファンやスッタフさんの大切さを理解して、あかねの初対面も無事に終わった
斉藤夫妻
何とかバレずにドームが成功したことに安心と、喜びでいっぱいな人
この後の悲劇はまだ知らない